JPH051230B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051230B2 JPH051230B2 JP20842385A JP20842385A JPH051230B2 JP H051230 B2 JPH051230 B2 JP H051230B2 JP 20842385 A JP20842385 A JP 20842385A JP 20842385 A JP20842385 A JP 20842385A JP H051230 B2 JPH051230 B2 JP H051230B2
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- Japan
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- coating
- cement
- alkoxide
- inorganic board
- film
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
(技術分野)
本発明は内外装用の水硬性無機質板の表面被覆
に関するもので、高耐久、高硬度の無機系の被覆
を低温焼成によつて達成するためのものである。 (背景技術) 内外装用の建材の高耐久性が要求されるに従つ
て、表面の有機高分子系のコーテイング剤は、耐
候性、キズつきやすさ、燃えるなどの点から最
近、無機系コーテイング剤が注目されてきた。し
かしながら、従来の水ガラス系やシリカゾル系に
は、いろいろ問題がある。すなわち、水ガラス系
は、ポーラスでエフロや外観が問題となり、シリ
カゾル系では、密着、光沢などの点において問題
がある。 それに対し、金属アルコキシド系は、透明で光
沢のある高硬度、高耐久な膜ができることで、Si
(OC2H5)4の加水分解液がプラスチツクなどのハ
ードコート剤として展開されている。従つてこの
Si(OC2H5)4をセメント系のハードコート剤とし
て展開を考えると、セメント基板のアルカリの影
響で充分なコーテイング膜ができないのが現状で
あり、アルカリの問題で有機系のものをプライマ
ーに用いると、硬度の低下や耐久性の低下を招
く。また、ホーローのような釉薬では700〜800℃
の焼成が必要で、そのため、セメント基板を特殊
な配合、および特殊な処理が必要である。 (発明の目的) 本発明は上記の欠点を改善するために提案され
たもので、セメント等水硬性の無機質板の表面
に、高耐久、高硬度な保護膜、かつ透明性のある
無機系コーテイング膜を施し、セメント系の硬さ
を生かし、かつセメントの耐薬品性をカバーし、
釉薬調のコーテイングを300℃以下の低温で達成
することを目的とする。 (発明の開示) 本発明は、セメント系水硬性物質の無機質板の
表面に高耐久,高硬度の無機系コーテイングを施
す塗装方法に関するものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 セメント系水硬性物質の押出基板はかなり表面
が緻密であるが、セメント自身が耐酸性がなく、
また、そのまま大気中にさらせば、エフロレツセ
ンスの問題等が生じる。 そのため、コーテイングを施こすが、有機高分
子系では、硬さ、耐候性面で充分ではない。そこ
で、透明性のある無機コーテイングを施し、保護
膜プラス化粧性をもたせるものである。その材料
として、プラスチツクスのハードコート剤の応用
が考えられる。 その一例として、特公昭50−39449号公報に示
されている例や、日板研究所の商品名グラスカ90
等があるが、セメントのアルカリのため、うまく
コーテイングできなかつたり、密着性に問題があ
る。その改良法として、他の組成のプライマー処
理が考えられるが、有機高分子系では、硬度や耐
久性が低下する欠点がある。 そこで、耐アルカリ性のあるZrO2をSiO2系膜
に添加することにより、耐アルカリ性のある膜を
つくり、密着性、耐アルカリ性を改良するもので
ある。 ZrO2−SiO2中のZrO2/ZrO2+SiO2モル比は、
0.1以上、好ましくは0.2以上がよい。0.1以下で
は、耐アルカリ性が問題で、充分な密着性がでな
い。 また、膜厚としては、0.2μm以上、好ましくは
0.5μm以上がよく、好ましくは重ね塗りがよい。
0.1μm以下では充分な膜がセメント基板上ででき
ない。 また、ZrO2−SiO2系の多成分化は、アルコキ
シドを利用して行える。その方法は、野上(大工
試)らによつて報告されている。 この上に、仕上塗装として顔料がはいつたSiア
ルコキシド系のコーテイング、更に顔料のはいつ
ていないSiアルコキシド系のコーテイングを施す
ことで、密着性のよい透明性、光沢のある釉薬調
のコーテイング膜もできる(シリカゾル併用でも
よい)。 このZrO2−SiO2系のアルコキシドおよびSiO2
系のアルコキシドは、コーテイングしたのち、風
乾し、100℃以上、好ましくは150℃で10分以上熱
処理することで、硬化する(シリカゾル併用系も
同じ)。100℃以下では充分な性能がでないか、充
分な性能がでるのに時間がかかる。 (実施例) 次に実施例について述べる。 (基板の調製) 市販のアスベストセメント押出基板(ノザワ
製)を60℃−24時間乾燥したものを用いた。(Zr
変性Siアルコキシドの加水分解物の調整)(大工
試 野上氏の文献参照) (イ) Si(OC2H5)4に少量の水(H2O/Si(OC2H5)4
=1前後)を加え、HCl触媒中で加水分解す
る。 (ロ) その上にエタノールを加え、更にZr
(OC3H7)4を所定のモル比になるように加えて、
加水分解する。 (ハ) 上記のように調製した液をコーテイング用に
使用する。 配合及び処理状況は第1表のとおりである。
に関するもので、高耐久、高硬度の無機系の被覆
を低温焼成によつて達成するためのものである。 (背景技術) 内外装用の建材の高耐久性が要求されるに従つ
て、表面の有機高分子系のコーテイング剤は、耐
候性、キズつきやすさ、燃えるなどの点から最
近、無機系コーテイング剤が注目されてきた。し
かしながら、従来の水ガラス系やシリカゾル系に
は、いろいろ問題がある。すなわち、水ガラス系
は、ポーラスでエフロや外観が問題となり、シリ
カゾル系では、密着、光沢などの点において問題
がある。 それに対し、金属アルコキシド系は、透明で光
沢のある高硬度、高耐久な膜ができることで、Si
(OC2H5)4の加水分解液がプラスチツクなどのハ
ードコート剤として展開されている。従つてこの
Si(OC2H5)4をセメント系のハードコート剤とし
て展開を考えると、セメント基板のアルカリの影
響で充分なコーテイング膜ができないのが現状で
あり、アルカリの問題で有機系のものをプライマ
ーに用いると、硬度の低下や耐久性の低下を招
く。また、ホーローのような釉薬では700〜800℃
の焼成が必要で、そのため、セメント基板を特殊
な配合、および特殊な処理が必要である。 (発明の目的) 本発明は上記の欠点を改善するために提案され
たもので、セメント等水硬性の無機質板の表面
に、高耐久、高硬度な保護膜、かつ透明性のある
無機系コーテイング膜を施し、セメント系の硬さ
を生かし、かつセメントの耐薬品性をカバーし、
釉薬調のコーテイングを300℃以下の低温で達成
することを目的とする。 (発明の開示) 本発明は、セメント系水硬性物質の無機質板の
表面に高耐久,高硬度の無機系コーテイングを施
す塗装方法に関するものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 セメント系水硬性物質の押出基板はかなり表面
が緻密であるが、セメント自身が耐酸性がなく、
また、そのまま大気中にさらせば、エフロレツセ
ンスの問題等が生じる。 そのため、コーテイングを施こすが、有機高分
子系では、硬さ、耐候性面で充分ではない。そこ
で、透明性のある無機コーテイングを施し、保護
膜プラス化粧性をもたせるものである。その材料
として、プラスチツクスのハードコート剤の応用
が考えられる。 その一例として、特公昭50−39449号公報に示
されている例や、日板研究所の商品名グラスカ90
等があるが、セメントのアルカリのため、うまく
コーテイングできなかつたり、密着性に問題があ
る。その改良法として、他の組成のプライマー処
理が考えられるが、有機高分子系では、硬度や耐
久性が低下する欠点がある。 そこで、耐アルカリ性のあるZrO2をSiO2系膜
に添加することにより、耐アルカリ性のある膜を
つくり、密着性、耐アルカリ性を改良するもので
ある。 ZrO2−SiO2中のZrO2/ZrO2+SiO2モル比は、
0.1以上、好ましくは0.2以上がよい。0.1以下で
は、耐アルカリ性が問題で、充分な密着性がでな
い。 また、膜厚としては、0.2μm以上、好ましくは
0.5μm以上がよく、好ましくは重ね塗りがよい。
0.1μm以下では充分な膜がセメント基板上ででき
ない。 また、ZrO2−SiO2系の多成分化は、アルコキ
シドを利用して行える。その方法は、野上(大工
試)らによつて報告されている。 この上に、仕上塗装として顔料がはいつたSiア
ルコキシド系のコーテイング、更に顔料のはいつ
ていないSiアルコキシド系のコーテイングを施す
ことで、密着性のよい透明性、光沢のある釉薬調
のコーテイング膜もできる(シリカゾル併用でも
よい)。 このZrO2−SiO2系のアルコキシドおよびSiO2
系のアルコキシドは、コーテイングしたのち、風
乾し、100℃以上、好ましくは150℃で10分以上熱
処理することで、硬化する(シリカゾル併用系も
同じ)。100℃以下では充分な性能がでないか、充
分な性能がでるのに時間がかかる。 (実施例) 次に実施例について述べる。 (基板の調製) 市販のアスベストセメント押出基板(ノザワ
製)を60℃−24時間乾燥したものを用いた。(Zr
変性Siアルコキシドの加水分解物の調整)(大工
試 野上氏の文献参照) (イ) Si(OC2H5)4に少量の水(H2O/Si(OC2H5)4
=1前後)を加え、HCl触媒中で加水分解す
る。 (ロ) その上にエタノールを加え、更にZr
(OC3H7)4を所定のモル比になるように加えて、
加水分解する。 (ハ) 上記のように調製した液をコーテイング用に
使用する。 配合及び処理状況は第1表のとおりである。
【表】
【表】
各コーテイングはコーテイング後150℃×15分
の加熱処理を行なつた。 次に温水密着テスト結果を示す。 60℃の温水に浸漬し、コーテイング膜の状況を
目視した。その結果は第2表のとおりである。
の加熱処理を行なつた。 次に温水密着テスト結果を示す。 60℃の温水に浸漬し、コーテイング膜の状況を
目視した。その結果は第2表のとおりである。
【表】
【表】
上述のデータの通り、密着性が改善されること
がわかつた。 (発明の効果) 以上のように本発明によれば、セメント等の水
硬性の無機質板の表面に、Zr変性のSiアルコキシ
ドの加水分解液をコーテイングすることにより、
セメント基板に密着性の高い高耐久、高硬度な被
膜を形成できる効果を有するものである。
がわかつた。 (発明の効果) 以上のように本発明によれば、セメント等の水
硬性の無機質板の表面に、Zr変性のSiアルコキシ
ドの加水分解液をコーテイングすることにより、
セメント基板に密着性の高い高耐久、高硬度な被
膜を形成できる効果を有するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 セメント等の水硬性の無機質板の表面に、
Zr変性のSiアルコキシドの加水分解液をコーテイ
ングすることを特徴とする水硬性無機質板の表面
処理方法。 2 ZrとSiの比率をモル%で少くともZr/(Zr
+Si)=0.1以上とすることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の水硬性無機質板の表面処理方
法。 3 無機質板の表面にZr変性のSiアルコキシドの
加水分解液のコーテイングした上で、300℃以下
の温度で焼成することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の水硬性無機質板の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20842385A JPS6270281A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 水硬性無機質板の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20842385A JPS6270281A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 水硬性無機質板の表面処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6270281A JPS6270281A (ja) | 1987-03-31 |
| JPH051230B2 true JPH051230B2 (ja) | 1993-01-07 |
Family
ID=16555972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20842385A Granted JPS6270281A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 水硬性無機質板の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6270281A (ja) |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP20842385A patent/JPS6270281A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6270281A (ja) | 1987-03-31 |
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