JPH05124017A - 装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法 - Google Patents
装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法Info
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- JPH05124017A JPH05124017A JP31744891A JP31744891A JPH05124017A JP H05124017 A JPH05124017 A JP H05124017A JP 31744891 A JP31744891 A JP 31744891A JP 31744891 A JP31744891 A JP 31744891A JP H05124017 A JPH05124017 A JP H05124017A
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- Japan
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- concrete panel
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工場において一層容易かつ確実な手段で軽量
コンクリートパネル表面への石材、大型タイル、大型陶
板、天然又は人造ガラス、結晶化ガラスなどからなる装
飾板の貼付けを可能とする。 【構成】 硬化後の伸びが10〜300%の室温硬化性
弾性エポキシ樹脂組成物を前もって装飾板の裏面に塗付
し、該樹脂組成物が硬化した後、所定の成形型枠内に所
定数の装飾板を配し、次いで上記成形型枠内に軽量コン
クリートスラリーを流し込み、該軽量コンクリートスラ
リーの硬化後脱型し、その後オートクレーブ養生を経て
上記装飾板を軽量コンクリートパネルの表面に一体的に
貼付する。
コンクリートパネル表面への石材、大型タイル、大型陶
板、天然又は人造ガラス、結晶化ガラスなどからなる装
飾板の貼付けを可能とする。 【構成】 硬化後の伸びが10〜300%の室温硬化性
弾性エポキシ樹脂組成物を前もって装飾板の裏面に塗付
し、該樹脂組成物が硬化した後、所定の成形型枠内に所
定数の装飾板を配し、次いで上記成形型枠内に軽量コン
クリートスラリーを流し込み、該軽量コンクリートスラ
リーの硬化後脱型し、その後オートクレーブ養生を経て
上記装飾板を軽量コンクリートパネルの表面に一体的に
貼付する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石材、大型タイル、大
型陶板、天然又は人造ガラス、結晶化ガラスなどからな
る装飾板を軽量コンクリートパネルに貼付し、主に建物
の外壁体として用いられる装飾板貼付軽量コンクリート
パネルの製造方法に関する。
型陶板、天然又は人造ガラス、結晶化ガラスなどからな
る装飾板を軽量コンクリートパネルに貼付し、主に建物
の外壁体として用いられる装飾板貼付軽量コンクリート
パネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高温高圧のオートクレーブにより
得られる軽量コンクリートパネル(気泡導入によるもの
あるいは骨材により軽量化をはかるもの及び両者併用の
もの)は、製造過程での膨張、収縮が大きく、一体成形
による軽量コンクリートパネル表面への石材、大型タイ
ル、大型陶板、天然又は人造ガラス、結晶化ガラスなど
からなる装飾板の貼付は困難とされていた。
得られる軽量コンクリートパネル(気泡導入によるもの
あるいは骨材により軽量化をはかるもの及び両者併用の
もの)は、製造過程での膨張、収縮が大きく、一体成形
による軽量コンクリートパネル表面への石材、大型タイ
ル、大型陶板、天然又は人造ガラス、結晶化ガラスなど
からなる装飾板の貼付は困難とされていた。
【0003】しかし、近年、軽量コンクリートへの装飾
板の貼付も建材の商品性向上の観点から要求されてい
る。
板の貼付も建材の商品性向上の観点から要求されてい
る。
【0004】タイルを軽量気泡コンクリートの表面に貼
付ける従来技術としては、特開昭58−156657
号公報に記載の発泡体コンクリートへのタイル貼付工法
あるいは特公平1−54165号公報に記載のタイル
貼付軽量気泡コンクリートパネルの製造方法などが知ら
れている。
付ける従来技術としては、特開昭58−156657
号公報に記載の発泡体コンクリートへのタイル貼付工法
あるいは特公平1−54165号公報に記載のタイル
貼付軽量気泡コンクリートパネルの製造方法などが知ら
れている。
【0005】の方法は、硬化した発泡体コンクリート
へのタイルの後貼りのため、工数及び工期を要するもの
であり、建物の壁材として用いられるオートクレーブ養
生による軽量コンクリートパネルへの成形時のタイル貼
付工法としては利用できない。
へのタイルの後貼りのため、工数及び工期を要するもの
であり、建物の壁材として用いられるオートクレーブ養
生による軽量コンクリートパネルへの成形時のタイル貼
付工法としては利用できない。
【0006】の方法は、タイル貼付軽量気泡コンクリ
ートパネルの製造方法であるが、接着剤としてエチレン
系不飽和化合物の重合物やアクリル共重合樹脂エマルジ
ョンなどを用いている。この工法では、軽量気泡コンク
リートパネルの表面に一体的にタイルを貼りつけること
はできるが、接着剤としての初期接着強度不足や耐久性
に乏しいため、建物の壁材として50年以上の長期間に
わたり使用できないという問題があった。
ートパネルの製造方法であるが、接着剤としてエチレン
系不飽和化合物の重合物やアクリル共重合樹脂エマルジ
ョンなどを用いている。この工法では、軽量気泡コンク
リートパネルの表面に一体的にタイルを貼りつけること
はできるが、接着剤としての初期接着強度不足や耐久性
に乏しいため、建物の壁材として50年以上の長期間に
わたり使用できないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記した
従来技術の問題点を解決するために鋭意検討した結果、
オートクレーブ養生をして得られる軽量コンクリートパ
ネルに石材、大型タイル、大型陶板、天然又は人造ガラ
ス、結晶化ガラスなどからなる装飾板を貼付ける場合、
オートクレーブ養生前に、即ち軽量コンクリートパネル
の成形時に、その表面に硬化後の伸びが10〜300%
の室温硬化性エポキシ樹脂組成物を前もって塗付した装
飾板を配すと、意外にも、オートクレーブ養生硬化後、
何らの問題も生じることなく軽量コンクリートパネルの
表面に一体的に装飾板を貼りつけることができることを
見出し、本発明を完成した。
従来技術の問題点を解決するために鋭意検討した結果、
オートクレーブ養生をして得られる軽量コンクリートパ
ネルに石材、大型タイル、大型陶板、天然又は人造ガラ
ス、結晶化ガラスなどからなる装飾板を貼付ける場合、
オートクレーブ養生前に、即ち軽量コンクリートパネル
の成形時に、その表面に硬化後の伸びが10〜300%
の室温硬化性エポキシ樹脂組成物を前もって塗付した装
飾板を配すと、意外にも、オートクレーブ養生硬化後、
何らの問題も生じることなく軽量コンクリートパネルの
表面に一体的に装飾板を貼りつけることができることを
見出し、本発明を完成した。
【0008】本発明は、工場において一層容易且つ確実
な手段で軽量コンクリートパネル表面への石材、大型タ
イル、大型陶板、天然又は人造ガラス、結晶化ガラスな
どからなる装飾板の貼付けを可能とする方法を提供する
こと及び建物の外壁体として好適な装飾板貼付軽量コン
クリートパネルを提供することを目的とする。
な手段で軽量コンクリートパネル表面への石材、大型タ
イル、大型陶板、天然又は人造ガラス、結晶化ガラスな
どからなる装飾板の貼付けを可能とする方法を提供する
こと及び建物の外壁体として好適な装飾板貼付軽量コン
クリートパネルを提供することを目的とする。
【0009】
【0010】上記課題を解決するために、本発明におい
ては、水硬性セメント物質、骨材、発泡剤及び添加剤な
どの原材料を適宜な手段で水と混合して得られる軽量コ
ンクリートスラリーを用い、型枠内に軽量コンクリート
スラリーを流しこみ、該軽量コンクリートスラリーの硬
化後脱型し、その後オートクレーブ養生を経て上記コン
クリートパネルを製造するに際し、まず硬化後の伸びが
10〜300%の室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物を
塗付し硬化させた所定数の装飾板を所定の成形型枠内に
所定間隔で配し、次いで該成形型枠内にコンクリートス
ラリーを流し込み、該軽量コンクリートスラリーの硬化
後脱型し、その後オートクレーブ養生を経て上記装飾板
を軽量コンクリートパネル表面に一体的に貼付けるよう
にしたものである。
ては、水硬性セメント物質、骨材、発泡剤及び添加剤な
どの原材料を適宜な手段で水と混合して得られる軽量コ
ンクリートスラリーを用い、型枠内に軽量コンクリート
スラリーを流しこみ、該軽量コンクリートスラリーの硬
化後脱型し、その後オートクレーブ養生を経て上記コン
クリートパネルを製造するに際し、まず硬化後の伸びが
10〜300%の室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物を
塗付し硬化させた所定数の装飾板を所定の成形型枠内に
所定間隔で配し、次いで該成形型枠内にコンクリートス
ラリーを流し込み、該軽量コンクリートスラリーの硬化
後脱型し、その後オートクレーブ養生を経て上記装飾板
を軽量コンクリートパネル表面に一体的に貼付けるよう
にしたものである。
【0011】本発明において、装飾板貼付の対象となる
軽量コンクリートパネルは、オートクレーブによる養生
硬化を経て製造されるもので、例えば、特開昭49−5
2213号公報、特開昭53−18050号公報、特開
昭53−36490号公報、特開昭57−129857
号公報及び特開平1−208350号公報などに記載さ
れた軽量コンクリートパネルなどが挙げられる。
軽量コンクリートパネルは、オートクレーブによる養生
硬化を経て製造されるもので、例えば、特開昭49−5
2213号公報、特開昭53−18050号公報、特開
昭53−36490号公報、特開昭57−129857
号公報及び特開平1−208350号公報などに記載さ
れた軽量コンクリートパネルなどが挙げられる。
【0012】即ち、本発明方法において、軽量コンクリ
ートの原材料である水硬性セメント物質、骨材、発泡剤
及び添加剤としては、従来公知のものを用いることがで
き、軽量コンクリートの作り方なども従来公知の方法を
採用することができる。
ートの原材料である水硬性セメント物質、骨材、発泡剤
及び添加剤としては、従来公知のものを用いることがで
き、軽量コンクリートの作り方なども従来公知の方法を
採用することができる。
【0013】例えば、水硬性セメント物質としては、ポ
ルトランドセメント、アルミナセメントなどが用いられ
る。骨材としては、通常、パーライト、発泡スチロー
ル、坑火石及び珪石粉末等が用いられる。発泡剤及び添
加剤としては、従来公知の界面活性剤及びその他の化合
物が用いられる。これらの原材料を、適宜な手段によ
り、水と混合することにより、本発明で用いられる軽量
コンクリートスラリーを得ることができる。
ルトランドセメント、アルミナセメントなどが用いられ
る。骨材としては、通常、パーライト、発泡スチロー
ル、坑火石及び珪石粉末等が用いられる。発泡剤及び添
加剤としては、従来公知の界面活性剤及びその他の化合
物が用いられる。これらの原材料を、適宜な手段によ
り、水と混合することにより、本発明で用いられる軽量
コンクリートスラリーを得ることができる。
【0014】本発明において、軽量コンクリートパネル
に貼付ける装飾板としては、従来より建物の壁面に貼付
けられている種々の石材、例えば10〜150cm(縦
幅)×10〜150cm(横幅)×2.5〜50cm
(厚さ)の大きさの花崗岩など、種々のタイル、例えば
1.0〜30cm(縦幅)×1.0〜30cm(横幅)
×0.7〜1.5cm(厚さ)の大きさの磁器タイルな
ど、種々の陶板、例えば10〜100cm(縦幅)×1
0〜100cm(横幅)×0.1〜50cm(厚さ)の
大きさの陶板、種々の天然又は人造ガラス、結晶化ガラ
ス、例えば10〜120cm(縦幅)×10〜120c
m(横幅)×0.7〜2.0cm(厚さ)の大きさのも
の等が用いられる。
に貼付ける装飾板としては、従来より建物の壁面に貼付
けられている種々の石材、例えば10〜150cm(縦
幅)×10〜150cm(横幅)×2.5〜50cm
(厚さ)の大きさの花崗岩など、種々のタイル、例えば
1.0〜30cm(縦幅)×1.0〜30cm(横幅)
×0.7〜1.5cm(厚さ)の大きさの磁器タイルな
ど、種々の陶板、例えば10〜100cm(縦幅)×1
0〜100cm(横幅)×0.1〜50cm(厚さ)の
大きさの陶板、種々の天然又は人造ガラス、結晶化ガラ
ス、例えば10〜120cm(縦幅)×10〜120c
m(横幅)×0.7〜2.0cm(厚さ)の大きさのも
の等が用いられる。
【0015】タイルなどは、通常、施工上便利なように
所定数のタイルを、タイルの貼付間隔に対応した形態で
ビニールシート又は紙などに才貼りされている。
所定数のタイルを、タイルの貼付間隔に対応した形態で
ビニールシート又は紙などに才貼りされている。
【0016】本発明で用いる接着剤としては、オートク
レーブ養生時の温度(140〜200℃)において弾力
性を保持し、なお且つ軽量コンクリートに対して打ち継
ぎ接着性がある室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物が用
いられる。
レーブ養生時の温度(140〜200℃)において弾力
性を保持し、なお且つ軽量コンクリートに対して打ち継
ぎ接着性がある室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物が用
いられる。
【0017】上記室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物と
しては、下記の(a)〜(f)成分を有するものが好ま
しい。(a)エポキシ樹脂、(b)下記式(1)及び式
(2)で示されるケチミンあるいは一分子中に少なくと
も一個のアルコキシシリル基を有するアミン化合物と過
剰量のカルボニル化合物による脱水反応生成物、
しては、下記の(a)〜(f)成分を有するものが好ま
しい。(a)エポキシ樹脂、(b)下記式(1)及び式
(2)で示されるケチミンあるいは一分子中に少なくと
も一個のアルコキシシリル基を有するアミン化合物と過
剰量のカルボニル化合物による脱水反応生成物、
【0018】
【化1】
【0019】
【化2】
【0020】(上記式(1)及び式(2)において、R
1 ,R2 ,R3 及びR4 は水素、炭素数1〜6のアルキ
ル基またはフェニル基、Xは炭素数2〜6のアルキレン
基又は炭素数6〜12の非隣位アリーレン基を示す。)
1 ,R2 ,R3 及びR4 は水素、炭素数1〜6のアルキ
ル基またはフェニル基、Xは炭素数2〜6のアルキレン
基又は炭素数6〜12の非隣位アリーレン基を示す。)
【0021】(c)変性シリコーン樹脂、(d)変性シ
リコーン樹脂用硬化触媒、(e)シラン化合物、(f)
打継ぎ接着性付与剤。
リコーン樹脂用硬化触媒、(e)シラン化合物、(f)
打継ぎ接着性付与剤。
【0022】上記成分(a)のエポキシ樹脂としては、
例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノ
ールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ
樹脂等や上記の水添化したエポキシ樹脂、ノボラック型
エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、ウ
レタン変性エポキシ樹脂、含窒素エポキシ樹脂、アルコ
ール類から誘導されるエポキシ樹脂、ポリブタジエン、
NBR、末端カルボキシル基NBRなどから誘導される
ゴム変性エポキシ樹脂、臭素を含有する難燃型エポキシ
樹脂、脂環式エポキシ樹脂等が挙げられるが、これらに
限定されるものではなく、一般に知られているエポキシ
樹脂であれば使用することができる。
例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノ
ールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ
樹脂等や上記の水添化したエポキシ樹脂、ノボラック型
エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、ウ
レタン変性エポキシ樹脂、含窒素エポキシ樹脂、アルコ
ール類から誘導されるエポキシ樹脂、ポリブタジエン、
NBR、末端カルボキシル基NBRなどから誘導される
ゴム変性エポキシ樹脂、臭素を含有する難燃型エポキシ
樹脂、脂環式エポキシ樹脂等が挙げられるが、これらに
限定されるものではなく、一般に知られているエポキシ
樹脂であれば使用することができる。
【0023】また、上記したエポキシ樹脂の混合物及び
エポキシ樹脂の粘度を低下させるためのモノエポキシ化
合物との混合物も使用することができる。
エポキシ樹脂の粘度を低下させるためのモノエポキシ化
合物との混合物も使用することができる。
【0024】上記成分(b)のケチミンとしては、上記
した式(1)及び式(2)で示されるケチミンが用いら
れる。ケチミンは水分のない状態では安定に存在する
が、水分により第一級アミンになるので、エポキシ樹脂
の硬化剤として機能する。
した式(1)及び式(2)で示されるケチミンが用いら
れる。ケチミンは水分のない状態では安定に存在する
が、水分により第一級アミンになるので、エポキシ樹脂
の硬化剤として機能する。
【0025】上記式(1)に示すケチミンの例として
は、1,2−エチレンビス(イソペンチリデンイミ
ン)、1,2−ヘキシレンビス(イソペンチリデンイミ
ン)、1,2−プロピレンビス(イソペンチリデンイミ
ン)、P,P’−ビフェニレンビス(イソペンチリデン
イミン)、1,2−エチレンビス(イソプロピリデンイ
ミン)、1,3−プロピレンビス(イソプロピリデンイ
ミン)、P−フェニレンビス(イソペンチリデンイミ
ン)などが挙げられる。
は、1,2−エチレンビス(イソペンチリデンイミ
ン)、1,2−ヘキシレンビス(イソペンチリデンイミ
ン)、1,2−プロピレンビス(イソペンチリデンイミ
ン)、P,P’−ビフェニレンビス(イソペンチリデン
イミン)、1,2−エチレンビス(イソプロピリデンイ
ミン)、1,3−プロピレンビス(イソプロピリデンイ
ミン)、P−フェニレンビス(イソペンチリデンイミ
ン)などが挙げられる。
【0026】上記成分(b)としてはケチミンの外に、
一分子中に少なくとも一個のアルコキシシリル基を有す
るアミン化合物とカルボニル化合物による脱水生成物も
使用可能であるが、これについて説明すれば、次の通り
である。
一分子中に少なくとも一個のアルコキシシリル基を有す
るアミン化合物とカルボニル化合物による脱水生成物も
使用可能であるが、これについて説明すれば、次の通り
である。
【0027】アルコキシシリル基を有するアミン化合物
の一例は、下記式(4)で示されるものを挙げることが
できる。
の一例は、下記式(4)で示されるものを挙げることが
できる。
【0028】
【化4】
【0029】(式(4)において、R7 及びR8 は同一
または異なり、それぞれ炭素数1〜4個のアルキル基、
R9 は炭素数1〜4個のアミノアルキル基、n=0,
1,2を意味する。)
または異なり、それぞれ炭素数1〜4個のアルキル基、
R9 は炭素数1〜4個のアミノアルキル基、n=0,
1,2を意味する。)
【0030】上記式(4)に示される化合物の具体例と
しては、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシランなどに代表されるアミノシ
ラン類などを挙げることができる。
しては、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシランなどに代表されるアミノシ
ラン類などを挙げることができる。
【0031】カルボニル化合物としては、公知のものが
含まれ、例えば、アセトアルデヒド、プロピオンアルデ
ヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、
ジエチルアセトアルデヒド、グリオキサール、ベンズア
ルデヒドなどのアルデヒド類、シクロペンタノン、トリ
メチルシクロペンタノン、シクロヘキサノン、トリメチ
ルシクロヘキサノンなどの環状ケトン類、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソ
プロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケ
トン、ジプロピルケトン、ジイソプロピルケトン、ジブ
チルケトン、ジイソブチルケトンなどの脂肪族ケトン類
及び下記式(5)で示されるβ−ジカルボニル化合物、
例えば、アセチルアセトン、アセト酢酸メチル、アセト
酢酸エチル、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、マ
ロン酸メチルエチル、ジベンゾイルメタンなどが挙げら
れる。これらのうち、活性メチレン基を有するβ−ジカ
ルボニル化合物が特に好ましい。
含まれ、例えば、アセトアルデヒド、プロピオンアルデ
ヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、
ジエチルアセトアルデヒド、グリオキサール、ベンズア
ルデヒドなどのアルデヒド類、シクロペンタノン、トリ
メチルシクロペンタノン、シクロヘキサノン、トリメチ
ルシクロヘキサノンなどの環状ケトン類、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソ
プロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケ
トン、ジプロピルケトン、ジイソプロピルケトン、ジブ
チルケトン、ジイソブチルケトンなどの脂肪族ケトン類
及び下記式(5)で示されるβ−ジカルボニル化合物、
例えば、アセチルアセトン、アセト酢酸メチル、アセト
酢酸エチル、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、マ
ロン酸メチルエチル、ジベンゾイルメタンなどが挙げら
れる。これらのうち、活性メチレン基を有するβ−ジカ
ルボニル化合物が特に好ましい。
【0032】
【化5】 R10−CO−CH2 −CO−R11・・・・・・・・・・・・・・(5) (上記式(5)において、R10及びR11は同一または異
なり、それぞれ炭素数1〜16個のアルキル基、炭素数
6〜12個のアリール基または炭素数1〜4個のアルコ
キシル基を意味する。)
なり、それぞれ炭素数1〜16個のアルキル基、炭素数
6〜12個のアリール基または炭素数1〜4個のアルコ
キシル基を意味する。)
【0033】上記(b)成分の使用量は、前記エポキシ
樹脂(a)100重量部に対して1〜60重量部、好ま
しくは5〜30重量部である。
樹脂(a)100重量部に対して1〜60重量部、好ま
しくは5〜30重量部である。
【0034】成分(c)の変性シリコーン樹脂として
は、下記式(3)で示される加水分解性ケイ素官能基を
末端に有するポリエーテル重合体であることが好まし
い。
は、下記式(3)で示される加水分解性ケイ素官能基を
末端に有するポリエーテル重合体であることが好まし
い。
【0035】
【化3】
【0036】(上記式(3)において、R5 は炭素数1
〜12の1価の炭化水素基、R6 は炭素数1〜6の1価
の炭化水素基、nは0〜2の整数である。)
〜12の1価の炭化水素基、R6 は炭素数1〜6の1価
の炭化水素基、nは0〜2の整数である。)
【0037】上記式(3)で示される化合物を具体的に
言えば、ポリ(メチルジメトキシシリルエチルエーテ
ル)などが例示され、市販のものが使用できる。これら
のポリエーテル重合体は、一種類のみを使用してもよい
し、二種類以上を混合して使用してもよい。
言えば、ポリ(メチルジメトキシシリルエチルエーテ
ル)などが例示され、市販のものが使用できる。これら
のポリエーテル重合体は、一種類のみを使用してもよい
し、二種類以上を混合して使用してもよい。
【0038】上記変性シリコーン樹脂(c)は、上記エ
ポキシ樹脂(a)100重量部に対して10〜500重
量部含まれるようにするのが好ましい。
ポキシ樹脂(a)100重量部に対して10〜500重
量部含まれるようにするのが好ましい。
【0039】成分(d)の変性シリコーン樹脂用硬化触
媒としては、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレ
ート、ジブチル錫ジアセテート、オクチル酸錫、ナフテ
ン酸錫などの有機錫化合物とオクチル酸鉛などの公知の
シラノール縮合触媒の一種または二種以上を必要に応じ
て用いればよい。
媒としては、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレ
ート、ジブチル錫ジアセテート、オクチル酸錫、ナフテ
ン酸錫などの有機錫化合物とオクチル酸鉛などの公知の
シラノール縮合触媒の一種または二種以上を必要に応じ
て用いればよい。
【0040】成分(d)の変性シリコーン樹脂用硬化触
媒の使用量は、上記エポキシ樹脂(a)100重量部に
対して0.1〜10重量部含まれるようにするのが好ま
しい。
媒の使用量は、上記エポキシ樹脂(a)100重量部に
対して0.1〜10重量部含まれるようにするのが好ま
しい。
【0041】成分(e)のシラン化合物としては、アミ
ノアルキルアルコキシシラン、エポキシアルキルアルコ
キシシラン、メルカプトアルキルアルコキシシラン、ま
たはこれらの重合体であって分子量が2000以下のア
ルコキシシラン誘導体であることが好ましい。さらに具
体的な化合物としては、アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、アミノプロピルトリメトキシシランとビニルトリ
メトキシシランとの反応生成物、γ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシランとアミノプロピルトリメトキシ
シランとの反応生成物などが例示され、市販のものも使
用できる。
ノアルキルアルコキシシラン、エポキシアルキルアルコ
キシシラン、メルカプトアルキルアルコキシシラン、ま
たはこれらの重合体であって分子量が2000以下のア
ルコキシシラン誘導体であることが好ましい。さらに具
体的な化合物としては、アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、アミノプロピルトリメトキシシランとビニルトリ
メトキシシランとの反応生成物、γ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシランとアミノプロピルトリメトキシ
シランとの反応生成物などが例示され、市販のものも使
用できる。
【0042】上記シラン化合物(e)は、上記エポキシ
樹脂(a)100重量部に対して、0.1〜50重量部
含有されるのが好ましい。
樹脂(a)100重量部に対して、0.1〜50重量部
含有されるのが好ましい。
【0043】成分(f)の打継ぎ接着性付与剤として
は、アルカノールアミン類とそのアルカノールアミン中
の活性水素と反応しうる一分子中に少なくとも一個のア
クリル基、メタクリル基、ビニル基及びエポキシ基を含
有するシラン化合物とから誘導される第三級アミン化合
物あるいはトリエタノールアミンあるいはエポキシ樹脂
潜在性硬化剤などが効果的で、これらの一種類以上を用
いるのが好ましい。
は、アルカノールアミン類とそのアルカノールアミン中
の活性水素と反応しうる一分子中に少なくとも一個のア
クリル基、メタクリル基、ビニル基及びエポキシ基を含
有するシラン化合物とから誘導される第三級アミン化合
物あるいはトリエタノールアミンあるいはエポキシ樹脂
潜在性硬化剤などが効果的で、これらの一種類以上を用
いるのが好ましい。
【0044】上記打継ぎ接着性付与剤は、上記エポキシ
樹脂(a)100重量部に対して1〜50重量部含有さ
れるのが好ましい。
樹脂(a)100重量部に対して1〜50重量部含有さ
れるのが好ましい。
【0045】本発明に接着剤として用いられる硬化後の
伸びが10〜300%の室温硬化性弾性エポキシ樹脂組
成物には、更に必要に応じて水分除去剤、充填剤、老化
防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、増量剤、顔料及びエポ
キシ樹脂と変性シリコーン樹脂とわずかでも相溶性のあ
る樹脂類、溶剤などの添加剤を含有することができる。
これらは必要に応じて任意に添加される。
伸びが10〜300%の室温硬化性弾性エポキシ樹脂組
成物には、更に必要に応じて水分除去剤、充填剤、老化
防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、増量剤、顔料及びエポ
キシ樹脂と変性シリコーン樹脂とわずかでも相溶性のあ
る樹脂類、溶剤などの添加剤を含有することができる。
これらは必要に応じて任意に添加される。
【0046】本発明の装飾板貼付軽量コンクリートパネ
ルの製造方法を実施する場合、まず前記の軽量コンクリ
ートスラリーを調整するとともに、軽量コンクリートパ
ネルの成形型枠内に、予め、前記の装飾板を所定間隔で
敷き、且つ該成形型枠の装飾板の裏面上に前記のごとく
調整した室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物を塗付す
る。この場合の塗付量は100〜1500g/m2 が好
ましい。
ルの製造方法を実施する場合、まず前記の軽量コンクリ
ートスラリーを調整するとともに、軽量コンクリートパ
ネルの成形型枠内に、予め、前記の装飾板を所定間隔で
敷き、且つ該成形型枠の装飾板の裏面上に前記のごとく
調整した室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物を塗付す
る。この場合の塗付量は100〜1500g/m2 が好
ましい。
【0047】接着剤の塗付に先立って、各装飾板間に、
通常、発泡ポリエチレンなどの目地形成材を詰めてお
く。そうすることにより、後述するごとく、脱型後、装
飾板間に目地を形成できるが、本発明においては、目地
形成材を詰めておかなくてもよく、その場合各装飾板間
に多量の接着剤を充填すれば、接着剤が製品の外観上目
地材としての機能を果たす。
通常、発泡ポリエチレンなどの目地形成材を詰めてお
く。そうすることにより、後述するごとく、脱型後、装
飾板間に目地を形成できるが、本発明においては、目地
形成材を詰めておかなくてもよく、その場合各装飾板間
に多量の接着剤を充填すれば、接着剤が製品の外観上目
地材としての機能を果たす。
【0048】次いで、上述のごとく、装飾板上に塗付し
た接着剤が指触乾燥した後、その上に、即ち成形型枠内
に前記軽量コンクリートスラリーを流し込み、所定時間
脱型可能な程度まで硬化させた後、脱型し、表面に装飾
板の貼付いた成形物を得る。
た接着剤が指触乾燥した後、その上に、即ち成形型枠内
に前記軽量コンクリートスラリーを流し込み、所定時間
脱型可能な程度まで硬化させた後、脱型し、表面に装飾
板の貼付いた成形物を得る。
【0049】その後、脱型された成形物から、目地形成
材を詰めておいた場合にはそれを取り除いた後、該成形
物を直ちに140〜200℃で6〜10時間オートクレ
ーブ養生して硬化させる。その結果、軽量コンクリート
表面に装飾板が一体的に貼付けられた装飾板貼付軽量コ
ンクリートパネルが製造される。
材を詰めておいた場合にはそれを取り除いた後、該成形
物を直ちに140〜200℃で6〜10時間オートクレ
ーブ養生して硬化させる。その結果、軽量コンクリート
表面に装飾板が一体的に貼付けられた装飾板貼付軽量コ
ンクリートパネルが製造される。
【0050】上記のごとくして得られる装飾板貼付軽量
コンクリートパネルは、その軽量コンクリート部分がオ
ートクレーブ養生中に加熱され、多量の水分を有する状
態から常温気乾状態になるまでに約0.2%の収縮を起
こすにもかかわらず、装飾板の剥離を生じることなく、
軽量コンクリートパネルの表面に装飾板が一体的に貼付
けられている。
コンクリートパネルは、その軽量コンクリート部分がオ
ートクレーブ養生中に加熱され、多量の水分を有する状
態から常温気乾状態になるまでに約0.2%の収縮を起
こすにもかかわらず、装飾板の剥離を生じることなく、
軽量コンクリートパネルの表面に装飾板が一体的に貼付
けられている。
【0051】これは接着剤の緩衝効果により、そこで軽
量コンクリートの収縮を吸収し、且つ収縮後は、高温で
の養生硬化により軽量コンクリートが装飾板を一体的に
固着することによるものと考えられる。
量コンクリートの収縮を吸収し、且つ収縮後は、高温で
の養生硬化により軽量コンクリートが装飾板を一体的に
固着することによるものと考えられる。
【0052】なお、目地形成材を用いて目地部を形成し
た装飾板貼付軽量コンクリートパネルの目地部には、後
から常法により目地を詰めることができるが、目地部が
浅い場合には目地材を詰めなくとも美麗な外観を呈させ
ることもできる。
た装飾板貼付軽量コンクリートパネルの目地部には、後
から常法により目地を詰めることができるが、目地部が
浅い場合には目地材を詰めなくとも美麗な外観を呈させ
ることもできる。
【0053】本発明方法によって製造された装飾板貼付
軽量コンクリートパネルは、建物の外壁体として極めて
好適なものである。
軽量コンクリートパネルは、建物の外壁体として極めて
好適なものである。
【0054】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものでないことは勿論である。
らに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものでないことは勿論である。
【0055】実施例1〜3及び比較例1及び2 (1)室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物の製造 予め表1に示す割合で、変性シリコーン樹脂としてポリ
(メチルジメトキシシリルえちるエーテル)(鐘淵化学
工業(株)製、商品名MSP300及びS−901)、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ
(株)製、商品名エピコート#828)、酸化チタン
(石原産業(株)製、商品名R680)及び炭酸カルシ
ウム(日東粉化(株)製、N,N−500)など充填剤
を、高粘度用混合攪拌機を使用して加熱減圧(80〜1
00℃、10Torr以下)攪拌し、40℃以下に冷却
後、脱水剤としてビニルトリメトキシシラン(日本ユニ
カー(株)製、商品名A1100)を添加、減圧攪拌
し、またケチミンとして(油化シェルエポキシ(株)
製、商品名H−5S及びγ−アミノプロピルトリエトキ
シシランとメチルイソブチルケトンから誘導される合成
ケチミン)、変性シリコーン樹脂用硬化触媒としてジブ
チル錫オキサイドのフタル酸ジオクチル溶液(三共有機
合成(株)製、商品名No.918)及び接着付与剤と
してエポキシ樹脂の潜在性硬化剤(味の素(株)製、商
品名PN−23)ジエタノールアミンとγ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン(モル比1:1)2付
加反応生成物を同様に添加後、常温で減圧攪拌して一成
分型室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物を製造した。さ
らに、必要に応じてトリエタノールアミンを添加して実
施した。
(メチルジメトキシシリルえちるエーテル)(鐘淵化学
工業(株)製、商品名MSP300及びS−901)、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ
(株)製、商品名エピコート#828)、酸化チタン
(石原産業(株)製、商品名R680)及び炭酸カルシ
ウム(日東粉化(株)製、N,N−500)など充填剤
を、高粘度用混合攪拌機を使用して加熱減圧(80〜1
00℃、10Torr以下)攪拌し、40℃以下に冷却
後、脱水剤としてビニルトリメトキシシラン(日本ユニ
カー(株)製、商品名A1100)を添加、減圧攪拌
し、またケチミンとして(油化シェルエポキシ(株)
製、商品名H−5S及びγ−アミノプロピルトリエトキ
シシランとメチルイソブチルケトンから誘導される合成
ケチミン)、変性シリコーン樹脂用硬化触媒としてジブ
チル錫オキサイドのフタル酸ジオクチル溶液(三共有機
合成(株)製、商品名No.918)及び接着付与剤と
してエポキシ樹脂の潜在性硬化剤(味の素(株)製、商
品名PN−23)ジエタノールアミンとγ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン(モル比1:1)2付
加反応生成物を同様に添加後、常温で減圧攪拌して一成
分型室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物を製造した。さ
らに、必要に応じてトリエタノールアミンを添加して実
施した。
【0056】(2)水硬性セメント物質、骨材、発泡
剤、添加剤及び水を主体として、常法により軽量コンク
リートスラリーを調製した。一方、60cm(縦幅)×
60cm(横幅)×10cm(深さ)の大きさの成形型
枠を水平に置き、そのなかに65mm角タイル(厚さ1
2mm、イナックス(株)製、商品名アガトス)16枚
をそれらの間に幅8mmの目地部を空けて才貼りしたも
のを敷き且つ目地部に目地形成材(発泡ポリエチレン)
を詰めた後、それらの表面に表1に示した室温硬化性エ
ポキシ樹脂組成物の接着剤を塗付量が1kg/m2 とな
るように塗付し、温度20℃、湿度65%の恒温恒湿室
にて1日養生硬化した。
剤、添加剤及び水を主体として、常法により軽量コンク
リートスラリーを調製した。一方、60cm(縦幅)×
60cm(横幅)×10cm(深さ)の大きさの成形型
枠を水平に置き、そのなかに65mm角タイル(厚さ1
2mm、イナックス(株)製、商品名アガトス)16枚
をそれらの間に幅8mmの目地部を空けて才貼りしたも
のを敷き且つ目地部に目地形成材(発泡ポリエチレン)
を詰めた後、それらの表面に表1に示した室温硬化性エ
ポキシ樹脂組成物の接着剤を塗付量が1kg/m2 とな
るように塗付し、温度20℃、湿度65%の恒温恒湿室
にて1日養生硬化した。
【0057】次いで、上記成形型枠のタイル上に上記軽
量コンクリートスラリーを流し込み、常温で1日硬化さ
せた後、脱型し、目地形成材を取り除いてから直ちにオ
ートクレーブ養生を行った。オートクレーブ養生終了
後、表面にタイルが一体的に貼付いており、タイル剥離
のおそれはなく、軽量コンクリートのひび割れなども認
められなかったので、さらに常温で3日養生後、タイル
の引張接着強さ試験を建研式接着力試験器(山本重機
(株)製)にて実施した結果を表1に示した。
量コンクリートスラリーを流し込み、常温で1日硬化さ
せた後、脱型し、目地形成材を取り除いてから直ちにオ
ートクレーブ養生を行った。オートクレーブ養生終了
後、表面にタイルが一体的に貼付いており、タイル剥離
のおそれはなく、軽量コンクリートのひび割れなども認
められなかったので、さらに常温で3日養生後、タイル
の引張接着強さ試験を建研式接着力試験器(山本重機
(株)製)にて実施した結果を表1に示した。
【0058】
【表1】
【0059】(表1において、CF:接着剤の凝集破
壊、AF:軽量コンクリートでの界面破壊である。)
壊、AF:軽量コンクリートでの界面破壊である。)
【0060】表1の実施例1〜3と比較例1及び2の結
果で明らかなように、実施例1〜3は極めて良好な接着
強さを示しているが、接着付与剤が含まれない比較例1
及び2の場合には、引張り接着強さは極端に低下する。
果で明らかなように、実施例1〜3は極めて良好な接着
強さを示しているが、接着付与剤が含まれない比較例1
及び2の場合には、引張り接着強さは極端に低下する。
【0061】実施例4及び5 実施例1〜3、比較例1及び2と同様に、表2に示す配
合例で接着剤組成物を作成し、同様の試験を行い結果を
表2に示した。実施例4及び5ともに極めて良好な接着
強さを示した。
合例で接着剤組成物を作成し、同様の試験を行い結果を
表2に示した。実施例4及び5ともに極めて良好な接着
強さを示した。
【0062】比較例3〜5 比較例3はエポキシ−ポリアミド系接着剤、比較例4は
エポキシ−ポリサルファイド系接着剤(二成分型室温硬
化エポキシ樹脂)、比較例5は一成分型変性シリコーン
系接着剤を用いて実施例と同様な試験体を作成して同様
の接着性試験を実施し、結果を表2に示した。
エポキシ−ポリサルファイド系接着剤(二成分型室温硬
化エポキシ樹脂)、比較例5は一成分型変性シリコーン
系接着剤を用いて実施例と同様な試験体を作成して同様
の接着性試験を実施し、結果を表2に示した。
【0063】但し、配合剤としては、エポキシ樹脂硬化
剤(富士化成工業(株)製、商品名トーマイド#225
X)、エポキシ樹脂硬化剤(東レチオコール(株)製、
商品名チオコールLP−3)、硬化促進剤(日本火薬
(株)製、商品名TAP)を使用した。比較例3、4に
ついては高粘度用混合攪拌機を使用し、エポキシ樹脂、
酸化チタン及び炭酸カルシウムを予め常温で減圧攪拌し
た後、エポキシ樹脂硬化剤をそれぞれ添加混合し、接着
剤として供試した。また、比較例5については、実施例
1〜3と同様にして接着剤組成物を作成し、同様の接着
性能試験を実施した。
剤(富士化成工業(株)製、商品名トーマイド#225
X)、エポキシ樹脂硬化剤(東レチオコール(株)製、
商品名チオコールLP−3)、硬化促進剤(日本火薬
(株)製、商品名TAP)を使用した。比較例3、4に
ついては高粘度用混合攪拌機を使用し、エポキシ樹脂、
酸化チタン及び炭酸カルシウムを予め常温で減圧攪拌し
た後、エポキシ樹脂硬化剤をそれぞれ添加混合し、接着
剤として供試した。また、比較例5については、実施例
1〜3と同様にして接着剤組成物を作成し、同様の接着
性能試験を実施した。
【0064】変性シリコーンが含まれていない場合(比
較例3〜5)では硬度が高くなって、伸びがなく、変形
に追従できないため、接着界面に応力集中が発生し接着
性が十分でないことがわかる。
較例3〜5)では硬度が高くなって、伸びがなく、変形
に追従できないため、接着界面に応力集中が発生し接着
性が十分でないことがわかる。
【0065】
【表2】
【0066】(表2において、CF:接着剤の凝集破
壊、AF:軽量コンクリートでの界面破壊である。)
壊、AF:軽量コンクリートでの界面破壊である。)
【0067】
【発明の効果】以上のべたごとく、本発明によれば、工
場において一層容易且つ確実な手段で軽量コンクリート
パネル表面への石材、大型タイル、大型陶板、天然又は
人造ガラス、結晶化ガラスなどからなる装飾板の貼付け
が可能となり、かつ建物の外壁体として好適な装飾板貼
付軽量コンクリートパネルを得ることができるものであ
る。
場において一層容易且つ確実な手段で軽量コンクリート
パネル表面への石材、大型タイル、大型陶板、天然又は
人造ガラス、結晶化ガラスなどからなる装飾板の貼付け
が可能となり、かつ建物の外壁体として好適な装飾板貼
付軽量コンクリートパネルを得ることができるものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83/00 LRY 8319−4J C09J 163/00 JFP 8416−4J E04C 2/04 C 8504−2E (72)発明者 渡邊 一弘 埼玉県草加市旭町2丁目5番28号401
Claims (9)
- 【請求項1】 硬化後の伸びが10〜300%の室温硬
化性弾性エポキシ樹脂組成物を前もって装飾板の裏面に
塗付し、該樹脂組成物が硬化した後、所定の成形型枠内
に所定数の装飾板を配し、次いで上記成形型枠内に軽量
コンクリートスラリーを流し込み、該軽量コンクリート
スラリーの硬化後脱型し、その後オートクレーブ養生を
経て上記装飾板を軽量コンクリートパネルの表面に一体
的に貼付することを特徴とする装飾板貼付軽量コンクリ
ートパネルの製造方法。 - 【請求項2】 上記室温硬化性弾性エポキシ樹脂組成物
が下記の(a)〜(f)成分を有するものであることを
特徴とする請求項1記載の装飾板貼付軽量コンクリート
パネルの製造方法。 (a)エポキシ樹脂、 (b)下記式(1)及び式(2)で示されるケチミンあ
るいは一分子中に少なくとも一個のアルコキシシリル基
を有するアミン化合物と過剰量のカルボニル化合物によ
る脱水反応生成物、 【化1】 【化2】 (上記式(1)及び式(2)において、R1 ,R2,R
3 及びR4 は水素、炭素数1〜6のアルキル基またはフ
ェニル基、Xは炭素数2〜6のアルキレン基又は炭素数
6〜12の非隣位アリーレン基を示す。) (c)変性シリコーン樹脂、 (d)変性シリコーン樹脂用硬化触媒、 (e)シラン化合物、 (f)打継ぎ接着性付与剤。 - 【請求項3】 上記変性シリコーン樹脂が下記式(3)
で示される加水分解性ケイ素官能基を末端に有するポリ
エーテル重合体であることを特徴とする請求項1又は2
記載の装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法。 【化3】 (上記式(3)において、R5 は炭素数1〜12の1価
の炭化水素基、R6 は炭素数1〜6の1価の炭化水素
基、nは0〜2の整数である。) - 【請求項4】 上記変性シリコーン樹脂が、上記エポキ
シ樹脂100重量部に対して10〜500重量部含まれ
ていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
記載の装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法。 - 【請求項5】 上記シラン化合物がアミノアルキルアル
コキシシラン、エポキシアルキルアルコキシシラン、メ
ルカプトアルキルアルコキシシラン、またはこれらの重
合体であって分子量が2000以下のアルコキシシラン
誘導体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1項に記載の装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造
方法。 - 【請求項6】 上記シラン化合物が上記エポキシ樹脂1
00重量部に対して、0.1〜50重量部含有されてい
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
の装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法。 - 【請求項7】 上記打継ぎ接着性付与剤がアルカノール
アミン類とそのアルカノールアミン中の活性水素と反応
しうる一分子中に少なくとも一個のアクリル基、メタク
リル基、ビニル基及びエポキシ基を含有するシラン化合
物とから誘導される第三級アミン化合物あるいはトリエ
タノールアミンあるいはエポキシ樹脂潜在性硬化剤であ
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
の装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法。 - 【請求項8】 上記打継ぎ接着性付与剤が上記エポキシ
樹脂100重量部に対して1〜50重量部含有されてい
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
の装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法。 - 【請求項9】 上記請求項1〜8に記載された方法によ
って製造された装飾板貼付軽量コンクリートパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31744891A JPH05124017A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31744891A JPH05124017A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05124017A true JPH05124017A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18088338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31744891A Pending JPH05124017A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 装飾板貼付軽量コンクリートパネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05124017A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998058007A1 (fr) * | 1997-06-17 | 1998-12-23 | Konishi Co., Ltd. | Procede de preparation de resines urethannes et de compositions de resines urethannes |
| JP2003128907A (ja) * | 2001-10-17 | 2003-05-08 | Konishi Co Ltd | 一液湿気硬化型可撓性樹脂組成物 |
| CN100365081C (zh) * | 2002-05-30 | 2008-01-30 | 关西涂料株式会社 | 涂料组合物 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP31744891A patent/JPH05124017A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998058007A1 (fr) * | 1997-06-17 | 1998-12-23 | Konishi Co., Ltd. | Procede de preparation de resines urethannes et de compositions de resines urethannes |
| US7208560B1 (en) | 1997-06-17 | 2007-04-24 | Konishi Co., Ltd. | Process for the preparation of urethane resins and urethane resin compositions |
| JP2003128907A (ja) * | 2001-10-17 | 2003-05-08 | Konishi Co Ltd | 一液湿気硬化型可撓性樹脂組成物 |
| CN100365081C (zh) * | 2002-05-30 | 2008-01-30 | 关西涂料株式会社 | 涂料组合物 |
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