JPH05124480A - ストラツプを具備したエアーバツグ用二層織地 - Google Patents
ストラツプを具備したエアーバツグ用二層織地Info
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- JPH05124480A JPH05124480A JP3286728A JP28672891A JPH05124480A JP H05124480 A JPH05124480 A JP H05124480A JP 3286728 A JP3286728 A JP 3286728A JP 28672891 A JP28672891 A JP 28672891A JP H05124480 A JPH05124480 A JP H05124480A
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はエアーバッグの作動時に確実に上層
織地と下層織地との間隔を規定できると共に、安価に製
造することができるストラップを具備したエアーバッグ
用二層織地を提供することを目的とする。 【構成】 二層の織地(3、4)を間隔あけて製織する
際に両層を連結する接合径糸(5)をインフレータ取付
開口部(9)からほぼ同一の距離において他層に延びる
ように二層の織地にそれぞれ織込む。前記立上り点
(8)の近傍の緯糸を物理的外力又は化学的処理によっ
て接合径糸(5)との交絡を解除できる糸(7)にす
る。
織地と下層織地との間隔を規定できると共に、安価に製
造することができるストラップを具備したエアーバッグ
用二層織地を提供することを目的とする。 【構成】 二層の織地(3、4)を間隔あけて製織する
際に両層を連結する接合径糸(5)をインフレータ取付
開口部(9)からほぼ同一の距離において他層に延びる
ように二層の織地にそれぞれ織込む。前記立上り点
(8)の近傍の緯糸を物理的外力又は化学的処理によっ
て接合径糸(5)との交絡を解除できる糸(7)にす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアーバッグ用二層織
地に関する。より詳しくはエアーバッグの膨張時に上層
の織地と下層の織地が所定の間隔以上に離間することを
防ぐために上層織地と下層織地との間にストラップを具
備したエアーバッグ用二層織地に関する。
地に関する。より詳しくはエアーバッグの膨張時に上層
の織地と下層の織地が所定の間隔以上に離間することを
防ぐために上層織地と下層織地との間にストラップを具
備したエアーバッグ用二層織地に関する。
【0002】
【従来の技術】現在自動車の乗員保護のためにエアーバ
ッグシステムが用いられている。エアーバッグシステム
は、自動車が他の物体への接近を感知するセンサ、セン
サから信号に基づいて作動するインフレータ及びインフ
レータから発生するガスを収容して乗員保護のために膨
張するエアーバッグから成る。エアーバッグはコンパク
トに畳まれて車体(ドライバシート用エアーバッグの場
合はハンドル)に収容される必要があるので、内側に袋
状空間が形成されるように製造された可撓性の布帛から
成る。例えばドライバシート用エアーバッグでは直径約
70cmの2枚のほぼ円形の布帛の周縁を縫製等で接合す
るか、又は袋織によって袋体を作り、この袋体にインフ
レータ取付孔、さらに必要あればベンチレータ孔を設け
て形成されている。
ッグシステムが用いられている。エアーバッグシステム
は、自動車が他の物体への接近を感知するセンサ、セン
サから信号に基づいて作動するインフレータ及びインフ
レータから発生するガスを収容して乗員保護のために膨
張するエアーバッグから成る。エアーバッグはコンパク
トに畳まれて車体(ドライバシート用エアーバッグの場
合はハンドル)に収容される必要があるので、内側に袋
状空間が形成されるように製造された可撓性の布帛から
成る。例えばドライバシート用エアーバッグでは直径約
70cmの2枚のほぼ円形の布帛の周縁を縫製等で接合す
るか、又は袋織によって袋体を作り、この袋体にインフ
レータ取付孔、さらに必要あればベンチレータ孔を設け
て形成されている。
【0003】このような例えば直径約70cmの袋体を作
動時にガスによって膨張させると袋体は球状に膨らむ傾
向があり、このように球状に膨らむと乗員を車体(この
場合にはハンドル)に対して安全且つ確実に保護できな
くなる。そこでエアーバッグの膨張時に上層の織地と下
層の織地が所定の間隔以上に離間することを防いで、そ
れによってエアーバッグが平たい形状で膨らむように上
層織地と下層織地との間にストラップを設けることが行
われている。
動時にガスによって膨張させると袋体は球状に膨らむ傾
向があり、このように球状に膨らむと乗員を車体(この
場合にはハンドル)に対して安全且つ確実に保護できな
くなる。そこでエアーバッグの膨張時に上層の織地と下
層の織地が所定の間隔以上に離間することを防いで、そ
れによってエアーバッグが平たい形状で膨らむように上
層織地と下層織地との間にストラップを設けることが行
われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来公知のストラップ
の設置はテープ状の織地をエアーバッグの内側において
上層織地と下層織地に縫付けるか、あるいはストラップ
用の織地を第3層として上層織地および下層織地と共に
製織し、前記上層織地か下層織地の何れかから連続する
ストラップ用織地から複数枚のストラップを切り出し、
その一端を他層の織地に縫い付けるかしている。これら
公知の方法ではストラップの挿入のために縫製工程を必
要とするためにエアーバッグの製造工程を複雑にしてコ
スト高にすると共に、縫製を用いることによってストラ
ップの上層織地又は下層織地への固定が不確実であると
いう問題点を有する。
の設置はテープ状の織地をエアーバッグの内側において
上層織地と下層織地に縫付けるか、あるいはストラップ
用の織地を第3層として上層織地および下層織地と共に
製織し、前記上層織地か下層織地の何れかから連続する
ストラップ用織地から複数枚のストラップを切り出し、
その一端を他層の織地に縫い付けるかしている。これら
公知の方法ではストラップの挿入のために縫製工程を必
要とするためにエアーバッグの製造工程を複雑にしてコ
スト高にすると共に、縫製を用いることによってストラ
ップの上層織地又は下層織地への固定が不確実であると
いう問題点を有する。
【0005】本発明は従来公知のストラップの有する問
題点を解消して、エアーバッグの作動時に確実に上層織
地との下層織地と間隔を規定できると共に、安価に製造
することができるストラップを具備したエアーバッグ用
二層織地を提供することを目的とする。
題点を解消して、エアーバッグの作動時に確実に上層織
地との下層織地と間隔を規定できると共に、安価に製造
することができるストラップを具備したエアーバッグ用
二層織地を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は上下二層
の織地から成るエアーバッグ用二層織地であって、該二
層の織地の少なくとも3箇所の区域に、二層の織地に間
隔を与えるようにそれぞれの織地の緯糸を複数回連結す
る少なくとも1本の接合経糸が設けられており、前記接
合経糸をそれぞれの区域で織地に交絡させる緯糸とし
て、物理的外力あるいは化学的処理によって接合経糸と
の交絡を解除することができる緯糸を用いており、前記
接合経糸交絡用緯糸が解除された時の前記接合経糸の前
記二層の織地のそれぞれからの立上り点がエアーバッグ
のインフレータ取付開口部が設けられる際の該開口部の
中心と同心円上に配置されていることを特徴とするエア
ーバッグ用二層織地によって達成される。
の織地から成るエアーバッグ用二層織地であって、該二
層の織地の少なくとも3箇所の区域に、二層の織地に間
隔を与えるようにそれぞれの織地の緯糸を複数回連結す
る少なくとも1本の接合経糸が設けられており、前記接
合経糸をそれぞれの区域で織地に交絡させる緯糸とし
て、物理的外力あるいは化学的処理によって接合経糸と
の交絡を解除することができる緯糸を用いており、前記
接合経糸交絡用緯糸が解除された時の前記接合経糸の前
記二層の織地のそれぞれからの立上り点がエアーバッグ
のインフレータ取付開口部が設けられる際の該開口部の
中心と同心円上に配置されていることを特徴とするエア
ーバッグ用二層織地によって達成される。
【0007】前記エアーバッグ用二層織地を円形に裁断
しその周縁を縫製すればドライバシート用エアーバッグ
を製造することができ、又矩形に裁断して平行する二辺
で上層織地と下層織地を縫製し、且つ他の平行する二辺
を拡げて端面布を縫い付ければ助手席シート用エアーバ
ッグを形成することができる。前記接合経糸は上層織地
から下層織地にかけて連続して配置されており、所定の
間隔を与えて製織された上層織地と下層織地に対して複
数回にわたって上層織地と下層織地の間を往復して延び
ているので、接合経糸を上層織地又は下層織地に交絡す
る緯糸を解除することにより、上層織地と下層織地の間
の間隔を前記所定の間隔の複数倍にすることができる。
この接合経糸の交絡を解除するための処理はエアーバッ
グ製造時に行ってもよいが、前記緯糸として比較的弱い
糸を用いる場合にはエアーバッグ製造時には解除処理を
行わず、エアーバッグ膨張時の力によって緯糸を切断さ
せてもよい。
しその周縁を縫製すればドライバシート用エアーバッグ
を製造することができ、又矩形に裁断して平行する二辺
で上層織地と下層織地を縫製し、且つ他の平行する二辺
を拡げて端面布を縫い付ければ助手席シート用エアーバ
ッグを形成することができる。前記接合経糸は上層織地
から下層織地にかけて連続して配置されており、所定の
間隔を与えて製織された上層織地と下層織地に対して複
数回にわたって上層織地と下層織地の間を往復して延び
ているので、接合経糸を上層織地又は下層織地に交絡す
る緯糸を解除することにより、上層織地と下層織地の間
の間隔を前記所定の間隔の複数倍にすることができる。
この接合経糸の交絡を解除するための処理はエアーバッ
グ製造時に行ってもよいが、前記緯糸として比較的弱い
糸を用いる場合にはエアーバッグ製造時には解除処理を
行わず、エアーバッグ膨張時の力によって緯糸を切断さ
せてもよい。
【0008】前記接合経糸はエアーバッグ作動時におい
て上層織地又は下層織地に連続しているので用いる接合
経糸の糸種及び本数を適切に選定することにより、エア
ーバッグの膨張力に充分に耐えて、上層織地と下層織地
との間隔を確実に保つことができる。又ストラップの設
置に際して縫製工程を必要としないのでストラップを具
備したエアーバッグの製造を安価に行うことができる。
て上層織地又は下層織地に連続しているので用いる接合
経糸の糸種及び本数を適切に選定することにより、エア
ーバッグの膨張力に充分に耐えて、上層織地と下層織地
との間隔を確実に保つことができる。又ストラップの設
置に際して縫製工程を必要としないのでストラップを具
備したエアーバッグの製造を安価に行うことができる。
【0009】
【実施例】本発明のストラップを具備したエアーバッグ
用二層織地の一例を示す添付図面を参照して本発明を以
下詳述する。なお以下の説明はドライバシート用エアー
バッグについて行うが、本発明がドライバシート用エア
ーバッグに限定されるものではないことは明らかであ
る。図1に本発明によるストラップを具備したエアーバ
ッグ用二層織地の略示横断面を示す。図1に示すエアー
バッグ用二層織地1はそれぞれが経糸(図示せず)およ
び緯糸(立上り点の緯糸6のみを示す)によって構成さ
れた上層織地3と下層織地4とから成り、接合経糸5は
上層織地3の右側部分3aでは上層織地3に織込まれて
おり、右側部分3aの左端の立上り点の緯糸6を経て下
層織地4側の物理的外力あるいは化学的処理によって接
合経糸との交絡を解除することができる緯糸7(以下被
解除緯糸と称す)、および上層織地3側の被解除緯糸7
を廻って下層織地4の立上り点の緯糸6に達し、緯糸6
を廻って下層織地4の中央部分4aに織込まれて左側の
立上り点の緯糸6に達し、右側部分と同様に左側におい
ても上層織地3の被解除緯糸7および下層織地4の被解
除緯糸7を廻って上層織地3の立上り点の緯糸6に達
し、さらに上層織地3の左側部分3bに織込まれてい
る。したがって接合経糸5は上層織地3および下層織地
4に確実に固定されていることになる。
用二層織地の一例を示す添付図面を参照して本発明を以
下詳述する。なお以下の説明はドライバシート用エアー
バッグについて行うが、本発明がドライバシート用エア
ーバッグに限定されるものではないことは明らかであ
る。図1に本発明によるストラップを具備したエアーバ
ッグ用二層織地の略示横断面を示す。図1に示すエアー
バッグ用二層織地1はそれぞれが経糸(図示せず)およ
び緯糸(立上り点の緯糸6のみを示す)によって構成さ
れた上層織地3と下層織地4とから成り、接合経糸5は
上層織地3の右側部分3aでは上層織地3に織込まれて
おり、右側部分3aの左端の立上り点の緯糸6を経て下
層織地4側の物理的外力あるいは化学的処理によって接
合経糸との交絡を解除することができる緯糸7(以下被
解除緯糸と称す)、および上層織地3側の被解除緯糸7
を廻って下層織地4の立上り点の緯糸6に達し、緯糸6
を廻って下層織地4の中央部分4aに織込まれて左側の
立上り点の緯糸6に達し、右側部分と同様に左側におい
ても上層織地3の被解除緯糸7および下層織地4の被解
除緯糸7を廻って上層織地3の立上り点の緯糸6に達
し、さらに上層織地3の左側部分3bに織込まれてい
る。したがって接合経糸5は上層織地3および下層織地
4に確実に固定されていることになる。
【0010】図2に被解除緯糸7が物理的外力あるいは
化学的処理によって解除された状態のエアーバッグ用二
層織地2を示す。図1においては接合経糸5は上層織地
3と下層織地4との間を1回半往復しているので、図2
の状態では上層織地3と下層織地4との間で接合経糸5
は上層織地3の立上り点の緯糸6から下層織地4の立上
り点の緯糸6に直接延び、その結果上層織地3と下層織
地4との間の間隔は当初の織上り生地(図1)での間隔
の約3倍となる。
化学的処理によって解除された状態のエアーバッグ用二
層織地2を示す。図1においては接合経糸5は上層織地
3と下層織地4との間を1回半往復しているので、図2
の状態では上層織地3と下層織地4との間で接合経糸5
は上層織地3の立上り点の緯糸6から下層織地4の立上
り点の緯糸6に直接延び、その結果上層織地3と下層織
地4との間の間隔は当初の織上り生地(図1)での間隔
の約3倍となる。
【0011】図3に図1に示したエアーバッグ用二層織
地の対応する部分の平面図を示す。図3において9はイ
ンフレータ取付開口部を示し、破線で示す円10はイン
フレータ取付開口部の中心と同心の仮想円を示す。接合
経糸5の上層織地3の緯糸6又は下層織地4の緯糸6に
よって規定される立上り点8は前記仮想円10上に4箇
所配置されており、その結果4本の接合経糸5が二層間
に延びることになる。したがってインフレータ取付開口
部9に取付けられたインフレータから排出するガスによ
ってエアーバッグが膨張する時に4本の接合経糸5が均
等に上層織地3と下層織地4間の間隔を規制することに
なる。
地の対応する部分の平面図を示す。図3において9はイ
ンフレータ取付開口部を示し、破線で示す円10はイン
フレータ取付開口部の中心と同心の仮想円を示す。接合
経糸5の上層織地3の緯糸6又は下層織地4の緯糸6に
よって規定される立上り点8は前記仮想円10上に4箇
所配置されており、その結果4本の接合経糸5が二層間
に延びることになる。したがってインフレータ取付開口
部9に取付けられたインフレータから排出するガスによ
ってエアーバッグが膨張する時に4本の接合経糸5が均
等に上層織地3と下層織地4間の間隔を規制することに
なる。
【0012】図4に本発明によるエアーバッグ用二層織
地から作られたエアーバッグの一例を膨張した状態で示
す。このエアーバッグにおいて上層織地3と下層織地4
の周縁に縫製によって接合されており、且つインフレー
タ取付開口部9の近傍に配置した接合経糸5によって膨
張が規制され、その結果膨張時の断面を楕円形にとどめ
ることができ、膨張時の乗員の保護を確実にすることが
できる。
地から作られたエアーバッグの一例を膨張した状態で示
す。このエアーバッグにおいて上層織地3と下層織地4
の周縁に縫製によって接合されており、且つインフレー
タ取付開口部9の近傍に配置した接合経糸5によって膨
張が規制され、その結果膨張時の断面を楕円形にとどめ
ることができ、膨張時の乗員の保護を確実にすることが
できる。
【0013】エアーバッグ用織地は通常高強力合成繊維
フィラメント系、例えばナイロン66 840d程度の
糸を経糸、緯糸に用いて製織される。接合経糸5として
は上層織地、下層織地を構成する経糸と同種の糸を用
い、二層間の間隔を規制するのに充分耐えるように複数
本引揃え又は合撚して用いてもよく、又前記円心円10
上に立上り点8が配置されるように複数本の接合経糸5
を用いてもよい。又接合経糸5としてエアーバッグ織地
を形成する糸種以外のより高強力の糸、例えばアラミド
繊維糸を用いてもよい。
フィラメント系、例えばナイロン66 840d程度の
糸を経糸、緯糸に用いて製織される。接合経糸5として
は上層織地、下層織地を構成する経糸と同種の糸を用
い、二層間の間隔を規制するのに充分耐えるように複数
本引揃え又は合撚して用いてもよく、又前記円心円10
上に立上り点8が配置されるように複数本の接合経糸5
を用いてもよい。又接合経糸5としてエアーバッグ織地
を形成する糸種以外のより高強力の糸、例えばアラミド
繊維糸を用いてもよい。
【0014】被解除緯糸7としては解除を物理的外力で
行う場合に細い糸、弱い繊維(例えばビスコースレーヨ
ン糸)から成る糸を用いればよい。又化学的処理で解除
を行う場合には、例えば水溶性ポリビニールアルコール
糸その他を用いることができる。
行う場合に細い糸、弱い繊維(例えばビスコースレーヨ
ン糸)から成る糸を用いればよい。又化学的処理で解除
を行う場合には、例えば水溶性ポリビニールアルコール
糸その他を用いることができる。
【0015】図1に示した例では接合経糸5は上層織地
3と下層織地4間で1.5回往復している。この往復回
数は初期の二層織地の対応する間隔とエアーバッグの膨
張時に規制される間隔に基づいて任意に選定すればよ
い。又図3に示した例では立上り点8は4個であるがそ
の数は3個以上であれば良く任意に選定できる。立上り
点8の数は多い程均一に二層間の間隔を規制できるが、
数が多すぎると製織が繁雑になり好ましくない。
3と下層織地4間で1.5回往復している。この往復回
数は初期の二層織地の対応する間隔とエアーバッグの膨
張時に規制される間隔に基づいて任意に選定すればよ
い。又図3に示した例では立上り点8は4個であるがそ
の数は3個以上であれば良く任意に選定できる。立上り
点8の数は多い程均一に二層間の間隔を規制できるが、
数が多すぎると製織が繁雑になり好ましくない。
【0016】本発明によるエアーバッグ用二層織地は通
常の多層織物用織機を用い、ドビー装置等を用いて所定
の位置で接合経糸が上層織地から下層織地に、あるいは
その逆の方向に移動してそれぞれの織地に織込まれるよ
うにし、且つ被解除緯糸を緯打ちできるようにすること
によって製織することができる。
常の多層織物用織機を用い、ドビー装置等を用いて所定
の位置で接合経糸が上層織地から下層織地に、あるいは
その逆の方向に移動してそれぞれの織地に織込まれるよ
うにし、且つ被解除緯糸を緯打ちできるようにすること
によって製織することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明のエアーバッグ用二層織地では被
解除緯糸で交絡された状態で接合経糸を配置しているの
で任意の間隔を二層の織地間に形成することができ、そ
れによって所望の間隔を規定できるストラップを製織作
業だけで設けることができる。したがってストラップ設
置のための縫製作業を必要とせず、その結果確実にスト
ラップを上層織地と下層織地に固定できると共に、この
織地を用いてストラップを具備したエアーバッグを安価
に製造することができる。
解除緯糸で交絡された状態で接合経糸を配置しているの
で任意の間隔を二層の織地間に形成することができ、そ
れによって所望の間隔を規定できるストラップを製織作
業だけで設けることができる。したがってストラップ設
置のための縫製作業を必要とせず、その結果確実にスト
ラップを上層織地と下層織地に固定できると共に、この
織地を用いてストラップを具備したエアーバッグを安価
に製造することができる。
【図1】本発明のストラップを具備したエアーバッグ用
二層織地の一例を示す略示断面図である。
二層織地の一例を示す略示断面図である。
【図2】図1に示したエアーバッグ用二層織地の被解除
緯糸を解除して上層織地を下層織地から引離した状態を
示す断面図である。
緯糸を解除して上層織地を下層織地から引離した状態を
示す断面図である。
【図3】図1に示したエアーバッグ用二層織地の平面図
である。
である。
【図4】本発明によるエアーバッグ用二層織地から作ら
れたエアーバッグの一例を示す断面図である。
れたエアーバッグの一例を示す断面図である。
1、2…エアーバッグ用二層織地 3…上層織地 4…下層織地 5…接合経糸 6…立上り点の緯糸 7…被解除緯糸 8…立上り点 9…インフレータ取付開口部 10…仮想円 11…エアーバッグ
Claims (1)
- 【請求項1】 上下二層の織地から成るエアーバッグ用
二層織地であって、該二層の織地の少なくとも3箇所の
区域に、二層の織地に間隔を与えるようにそれぞれの織
地の緯糸を複数回連結する少なくとも1本の接合経糸が
設けられており、前記接合経糸をそれぞれの区域で織地
に交絡させる緯糸として、物理的外力あるいは化学的処
理によって接合経糸との交絡を解除することができる緯
糸を用いており、前記接合経糸交絡用緯糸が解除された
時の前記接合経糸の前記二層の織地のそれぞれからの立
上り点がエアーバッグのインフレータ取付開口部が設け
られる際の該開口部の中心と同心円上に配置されている
ことを特徴とするエアーバッグ用二層織地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286728A JPH05124480A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | ストラツプを具備したエアーバツグ用二層織地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286728A JPH05124480A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | ストラツプを具備したエアーバツグ用二層織地 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05124480A true JPH05124480A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17708251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3286728A Withdrawn JPH05124480A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | ストラツプを具備したエアーバツグ用二層織地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05124480A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001138852A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-05-22 | Trw Occupant Restraint Syst Gmbh & Co Kg | ガスバッグ |
| JP2003510469A (ja) * | 1999-09-24 | 2003-03-18 | ミリケン・アンド・カンパニー | 膨張可能な織物 |
| US6712389B2 (en) | 2002-02-01 | 2004-03-30 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Air bag with tether |
| CN108532093A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-09-14 | 江南大学 | 一种变间距机织间隔织物的方法 |
| JP2019515835A (ja) * | 2016-06-29 | 2019-06-13 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車両用エアバッグ |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3286728A patent/JPH05124480A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001138852A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-05-22 | Trw Occupant Restraint Syst Gmbh & Co Kg | ガスバッグ |
| JP2003510469A (ja) * | 1999-09-24 | 2003-03-18 | ミリケン・アンド・カンパニー | 膨張可能な織物 |
| US6712389B2 (en) | 2002-02-01 | 2004-03-30 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Air bag with tether |
| JP2019515835A (ja) * | 2016-06-29 | 2019-06-13 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車両用エアバッグ |
| CN108532093A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-09-14 | 江南大学 | 一种变间距机织间隔织物的方法 |
| CN108532093B (zh) * | 2018-04-12 | 2020-05-08 | 江南大学 | 一种变间距机织间隔织物的方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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