JPH05124582A - 二重反転プロペラ装置 - Google Patents

二重反転プロペラ装置

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JPH05124582A
JPH05124582A JP26414391A JP26414391A JPH05124582A JP H05124582 A JPH05124582 A JP H05124582A JP 26414391 A JP26414391 A JP 26414391A JP 26414391 A JP26414391 A JP 26414391A JP H05124582 A JPH05124582 A JP H05124582A
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JP
Japan
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propeller
counter
propellers
rotating
engine output
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26414391A
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English (en)
Inventor
Masahiko Mori
正彦 森
Taisuke Okamoto
泰典 岡本
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP26414391A priority Critical patent/JPH05124582A/ja
Publication of JPH05124582A publication Critical patent/JPH05124582A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重反転プロペラ装置の小型化、軽量化を図
る。 【構成】 同軸上に配置された前側プロペラ2と、後側
プロペラ3のプロペラ翼2a、3aの面積、ピッチ角、
回転数を調整して、各プロペラ2、3の負担トルクの比
率を1:1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同軸上に配置された
2つのプロペラを互いに逆方向へ回転させる二重反転プ
ロペラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船舶の推進用のプロペラ装置とし
て、例えば図1に示すように、船体1の後尾に左ピッチ
角のプロペラ翼2aを有して左方向に回転する前側プロ
ペラ2と、右ピッチ角のプロペラ翼3aを有して右方向
に回転する後側プロペラ3とが前後に同軸上に配置され
てなり、両プロペラ2,3の回転によって船体1の前方
向へのスラスト(推力)を発生させるとともに、前側プ
ロペラ2の後流の回転流成分を後側プロペラ3によって
打ち消すことにより、プロペラ装置後方の回転流れをな
くして効率の向上を図った二重反転プロペラ装置が知ら
れている。
【0003】ここで、この種の二重反転プロペラ装置で
は、図2に示すように船舶の主機関4の機関出力軸4a
と後側プロペラ3とを内側プロペラ軸5によって直結す
る一方で、前側プロペラ2を機関出力軸4aと反転機構
6を介して連結することにより、前後プロペラ2、3を
互いに逆方向へ回転させるようになっている。なお、反
転機構6は、船舶の構造に応じて任意に設計されるもの
であるが、図示の例では前側プロペラ2の中心部に嵌合
される中空円筒状の外側プロペラ軸7を、反転歯車8a
〜8d、弾性継ぎ手9を介して機関出力軸4aと連結し
た構成とされている。
【0004】そして、上述した従来の二重反転プロペラ
装置では、主機関4の出力が前後プロペラ2、3に均等
に割り振られるように、すなわち各プロペラ2、3の馬
力負担比が1:1となるようにプロペラ翼2a、3aの
面積やピッチ角及び各プロペラ2、3の回転数が定めら
れている。また、前側プロペラ2の直径は後側プロペラ
3よりも幾らか大きく設計され、各プロペラ2、3の回
転数は、後側プロペラ3の回転数の方が前側プロペラ2
の回転数よりも高く設定されている。なお、前側プロペ
ラ2の直径を大きくする理由は、前側プロペラ2の外周
側で発生した気泡が後側プロペラ3に接することによる
効率低下を防止するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
前後プロペラの馬力負担比が1:1に設定され、かつ、
後側プロペラの回転数の方が前側プロペラの回転数より
も高く設定されてなる従来の二重反転プロペラ装置で
は、前側プロペラの負担トルクが後側プロペラの負担ト
ルクよりも大きくなる。すなわち、主機関の出力をP
(PS)、前後プロペラの負担馬力をP1、P2(P
S)、負担トルクをT1、T2(kgf・m)、回転数をN1
2(r.p.m.)とすれば、これらの間には、 P=P1+P2 ……(a) T1=(2250・P1)/(π・N1) ……(b) T2=(2250・P2)/(π・N2) ……(c) なる関係が成立する。そして、前側プロペラの回転数N
1と後側プロペラの回転数N2とは先にも述べた通りN1
<N2なる関係にあり、馬力負担比1:1よりP1=P2
であるから、前側プロペラの負担トルクT1が後側プロ
ペラの負担トルクT2よりも大きくなるのである。
【0006】そして、このように前側プロペラの負担ト
ルクが大きいままで装置を設計すれば、前側プロペラと
連結された反転機構の構成要素、例えば図2に示す装置
では反転機構6の反転歯車8a〜8dや弾性継ぎ手9な
どの強度を上げる必要が生じ、この結果、二重反転プロ
ペラ装置の大型化、重量増加が避けられないという問題
が生じる。
【0007】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、従来の馬力負担比1:1の二重反転プロペラ
装置と比較して小型化、軽量化を実現できる二重反転プ
ロペラ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、前後プロペラのトルク負担比を1:1に
設定したものである。
【0009】
【作用】本発明では、前後プロペラのトルク負担比
1:T2=1:1としているため、上式(a)〜(c)におい
て主機関出力P、前後プロペラ回転数N1、N2を従来と
同一に設定したとすれば、負担トルクT1=T2を実現す
るためには、N1<N2の関係から、前側プロペラの負担
馬力P1が後側プロペラの負担馬力P2よりも小さくなる
必要がある。この結果、前側プロペラの負担馬力P1
主機関出力Pの1/2よりも小さくなり、これらの間に
はP1<P/2<P2なる関係が成立する。ここにおい
て、従来の馬力負担比1:1の下ではP1=P2=P/2
であったため、主機関出力Pが一定であれば前側プロペ
ラの負担馬力P1は、本発明の方が従来よりも小さくな
る。そして、負担馬力P1が減少し、回転数N1が同じで
あれば上式(b)から明らかなように負担トルクT1も減少
する。従って、本発明では、前側プロペラと機関出力軸
との間に介在される反転機構の構成要素に要求される強
度が小さくて足りることとなり、この結果、装置の小型
化、軽量化が達成される。
【0010】
【実施例】以下、図2に示す二重反転プロペラ装置にお
いて、前側プロペラ2の負担トルクT1と後側プロペラ
3の負担トルクT2との比率が1:1となるようにプロ
ペラ翼2a、3aの翼面積及びピッチ角を変化させた場
合の各プロペラ2、3の負担トルクを、馬力負担比1:
1に設定される従来例との対比において説明する。な
お、前後プロペラ2、3の直径は、本実施例でも従来と
同様に前側プロペラ2の方が後側プロペラ3よりも大き
くなるように設定した。また、各プロペラ2、3の回転
数は、機関出力軸4aと直結される後側プロペラ3が機
関出力軸4aと同速度に設定される一方で、前側プロペ
ラ2が反転歯車8a〜8dによって機関出力4aの回転
数よりも減速されている。そして、前後プロペラ2、3
の回転数比N1:N2は、1:1.1に設定されている。
【0011】以上の条件で機関出力軸4aの出力Pを2
5000PS、回転数を63r.p.m.とした場合、各プロ
ペラ2、3の回転数N1、N2は、 N1=63/1.1≒57r.p.m., N2=63r.p.m. これらを上式(b),(c)に代入すれば、 T1=(2250・P1)/57π ……(d) T2=(2250・P2)/63π ……(e) 各プロペラ2、3の負担トルクT1=T2を利用して(d),
(e)式をまとめると、 P1/P2=57/63 ……(f) また、上式(a)にP=25000(PS)を代入して、 P1+P2=25000 ……(g) (f),(g)式を連立させてP1、P2について解けば、 P1=11875(PS), P2=13125(PS)
を得る。 これらの結果を上式(d),(e)に代入すれば、 T1=T2=149(Ton・m) を得る。
【0012】一方、馬力負担比1:1の従来例では、P
1=P2=P/2=12500(PS)だから、これを上
式(d),(e)に代入すればプロペラ2、3の負担トルク
1、T2は、 T1=2250×12500/57π≒157(Ton・m) T2=2250×12500/63π≒142(Ton・m) を得る。
【0013】以上の結果から明らかなように、本実施例
の二重反転プロペラ装置によれば、前側プロペラ2の負
担トルクT1が従来よりも8Ton・m、比率にして5%程度
減少している。従って、前側プロペラ2の駆動系に配設
される反転機構6の構成要素である反転歯車8a〜8
d、弾性継ぎ手9などの負荷が減少する。このため、反
転機構6の構成要素に要求される強度を従来より小さく
することができ、これにより前側プロペラ2の反転機構
6を小型化して二重反転プロペラ装置全体の小型軽量化
を図ることができる。なお、以上の例では、前側プロペ
ラ2の負担トルクが減少する一方で、後側プロペラ3の
負担トルクが従来よりも増加するので、後側プロペラ3
の駆動系に影響が及ぶことも考えられなくはない。しか
しながら、後側プロペラ3は機関出力軸4aと内側プロ
ペラ軸5によって直結されているので構成部品も少な
く、たとえ後側プロペラ3の駆動系の強度を上げたとこ
ろで二重反転プロペラ装置全体の大型化をもたらす程の
影響は生じない。
【0014】本実施例では、前後プロペラ2、3の負担
トルクを1:1とするために、プロペラ翼2a、3aの
面積、ピッチ角を変更したが、本発明はこれに限らず、
両プロペラ2、3の回転数、翼数を調整することによっ
て負担トルク1:1を実現するようにしても良い。ま
た、図2に示す二重反転プロペラ装置の具体的構成はあ
くまで一例であって、本発明がこのような構成に限定さ
れないのは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、前側プロペラの負担トルクが、馬力負担比1:1で
設計されていた従来と比較して減少するので、前側プロ
ペラと機関出力軸との間に介在される反転機構の構成要
素の強度が従来よりも小さくて足りることとなり、この
結果、反転機構の小型化が可能となって二重反転プロペ
ラ装置全体の小型化、軽量化を実現できる。そして、装
置の小型軽量化により、船体内におけるプロペラ装置の
設置スペースに余裕が生じて有効利用を図ることがで
き、さらにはプロペラ装置の組立、分解時の作業性も向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】二重反転プロペラ装置の外観を示す斜視図であ
る。
【図2】二重反転プロペラ装置の構成を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
2 前側プロペラ 3 後側プロペラ 4a 機関出力軸 6 反転機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸上に配置される前側プロペラ及び後
    側プロペラを備え、前側プロペラが船舶の機関出力軸と
    反転機構を介して連結されて上記機関出力軸と逆方向へ
    回転可能に設けられる一方で、上記後側プロペラは上記
    機関出力軸と直結されて該機関出力軸と同一方向へ回転
    可能に設けられてなる二重反転プロペラ装置において、
    上記前側プロペラと後側プロペラのトルク負担比を1:
    1に設定したことを特徴とする二重反転プロペラ装置。
JP26414391A 1991-10-11 1991-10-11 二重反転プロペラ装置 Withdrawn JPH05124582A (ja)

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JP26414391A JPH05124582A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 二重反転プロペラ装置

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JP26414391A JPH05124582A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 二重反転プロペラ装置

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JPH05124582A true JPH05124582A (ja) 1993-05-21

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ID=17399061

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JP26414391A Withdrawn JPH05124582A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 二重反転プロペラ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012517933A (ja) * 2009-02-13 2012-08-09 ザ・ボーイング・カンパニー 逆回転ファン構成を有する飛行体の推進システム及びノイズの低減方法
TWI809990B (zh) * 2022-07-21 2023-07-21 般若科技股份有限公司 船用加速型螺旋槳

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107