JPH05125027A - アルキル又はアルケニルコハク酸誘導体及びその製造方法、並びに該化合物からなる界面活性剤 - Google Patents
アルキル又はアルケニルコハク酸誘導体及びその製造方法、並びに該化合物からなる界面活性剤Info
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- JPH05125027A JPH05125027A JP3286083A JP28608391A JPH05125027A JP H05125027 A JPH05125027 A JP H05125027A JP 3286083 A JP3286083 A JP 3286083A JP 28608391 A JP28608391 A JP 28608391A JP H05125027 A JPH05125027 A JP H05125027A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式(I)で表されるアルキル又はアルケ
ニルコハク酸誘導体。 【化1】 〔式中、R は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアルキル
基又はアルケニル基、X及びY のうち、一方は、 【化2】 、他方は−COOMを示す。ここで、p 及びq は同一又は異
なって1〜3の数、M はH 、アルカリ金属、アンモニウ
ム、総炭素数2〜12のアルカノールアンモニウム、又は
総炭素数1〜12のアルキルアンモニウムを示す。〕 【効果】 優れた界面活性能を有すると共に、皮膚に対
してはマイルドで耐硬水性に優れ、生分解性が良好であ
り、繊維の汚れに対しては液体タイプでも優れた洗浄力
を持ち、更に、安価で、且つ容易に入手可能な原料から
合成できる。
ニルコハク酸誘導体。 【化1】 〔式中、R は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアルキル
基又はアルケニル基、X及びY のうち、一方は、 【化2】 、他方は−COOMを示す。ここで、p 及びq は同一又は異
なって1〜3の数、M はH 、アルカリ金属、アンモニウ
ム、総炭素数2〜12のアルカノールアンモニウム、又は
総炭素数1〜12のアルキルアンモニウムを示す。〕 【効果】 優れた界面活性能を有すると共に、皮膚に対
してはマイルドで耐硬水性に優れ、生分解性が良好であ
り、繊維の汚れに対しては液体タイプでも優れた洗浄力
を持ち、更に、安価で、且つ容易に入手可能な原料から
合成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なアルキル又はアル
ケニルコハク酸誘導体及びその製造方法に関するもので
ある。更に詳しくは界面活性剤として有用なアミド基を
有するポリカルボン酸型活性剤及びその製造方法に関す
る。
ケニルコハク酸誘導体及びその製造方法に関するもので
ある。更に詳しくは界面活性剤として有用なアミド基を
有するポリカルボン酸型活性剤及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】界面活
性剤は疎水部と親水部からなり、水と油、水と汚れ、水
と金属等の分散を効率的に行い、これらの乳化、湿潤、
分散状態を利用して種々の工業的、家庭的機能を得よう
とするものである。特に汚れの分散による洗浄の場合、
硬水中のカルシウム、マグネシウム、鉄、アルミニウム
などの多価金属イオンの影響を受け、起泡性、洗浄力の
低下が問題になる。特に、ガラスや陶器等の無機質を洗
浄する場合には、これら金属イオンの影響が大きく、耐
硬水性に優れていることが必要となる。
性剤は疎水部と親水部からなり、水と油、水と汚れ、水
と金属等の分散を効率的に行い、これらの乳化、湿潤、
分散状態を利用して種々の工業的、家庭的機能を得よう
とするものである。特に汚れの分散による洗浄の場合、
硬水中のカルシウム、マグネシウム、鉄、アルミニウム
などの多価金属イオンの影響を受け、起泡性、洗浄力の
低下が問題になる。特に、ガラスや陶器等の無機質を洗
浄する場合には、これら金属イオンの影響が大きく、耐
硬水性に優れていることが必要となる。
【0003】又、表面洗浄後の美観に関しては、水との
親和性が大きく、無機質の親水性表面への吸着力が高く
なることにより、水を保持した界面活性剤皮膜(液晶)
を形成し、透明感のある無機質表面を得ることが必要で
あるが、従来の界面活性剤は必ずしもこれらの条件を満
足するとは言えなかった。一方、界面活性剤を、シャン
プー、身体洗浄剤に使用する場合には、起泡性、耐硬水
性に優れ、皮膚に対してマイルドで、且つ生分解性が良
く、無公害であるものが望まれているが、充分に満足し
うるものは提供されていない。また、液体衣料洗剤でも
多価金属イオンの影響を受けずに、洗浄力を得ようとす
るには種々の組成物が必要となるが、必ずしも満足な製
品が開発されていない。
親和性が大きく、無機質の親水性表面への吸着力が高く
なることにより、水を保持した界面活性剤皮膜(液晶)
を形成し、透明感のある無機質表面を得ることが必要で
あるが、従来の界面活性剤は必ずしもこれらの条件を満
足するとは言えなかった。一方、界面活性剤を、シャン
プー、身体洗浄剤に使用する場合には、起泡性、耐硬水
性に優れ、皮膚に対してマイルドで、且つ生分解性が良
く、無公害であるものが望まれているが、充分に満足し
うるものは提供されていない。また、液体衣料洗剤でも
多価金属イオンの影響を受けずに、洗浄力を得ようとす
るには種々の組成物が必要となるが、必ずしも満足な製
品が開発されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる状況において本発
明者は鋭意検討を行った結果、下記一般式(I)で表さ
れる化合物が優れた界面活性能を有すると共に、洗浄後
の無機質表面を透明感のあるものとし、皮膚に対しては
マイルドで耐硬水性に優れ、生分解性が良好であり、繊
維の汚れに対しては液体タイプでも優れた洗浄力を持
ち、更に、しかも、安価で、且つ容易に入手可能な原料
から合成できることを見出し、本発明を完成した。すな
わち本発明は、一般式(I)で表されるアルキル又はア
ルケニルコハク酸誘導体及びその製造方法、並びにこの
アルキル又はアルケニルコハク酸誘導体からなる界面活
性剤を提供するものである。
明者は鋭意検討を行った結果、下記一般式(I)で表さ
れる化合物が優れた界面活性能を有すると共に、洗浄後
の無機質表面を透明感のあるものとし、皮膚に対しては
マイルドで耐硬水性に優れ、生分解性が良好であり、繊
維の汚れに対しては液体タイプでも優れた洗浄力を持
ち、更に、しかも、安価で、且つ容易に入手可能な原料
から合成できることを見出し、本発明を完成した。すな
わち本発明は、一般式(I)で表されるアルキル又はア
ルケニルコハク酸誘導体及びその製造方法、並びにこの
アルキル又はアルケニルコハク酸誘導体からなる界面活
性剤を提供するものである。
【0005】
【化4】
【0006】〔式中、R :直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜
18のアルキル基又はアルケニル基を示す。
18のアルキル基又はアルケニル基を示す。
【0007】X及びY:X 及びY のうち、一方は、
【0008】
【化5】
【0009】を示し、他方は−COOMを示す。ここで、p
及びqは同一又は異なって1〜3の数を示す。M はH 、
アルカリ金属、アンモニウム、総炭素数2〜12のアルカ
ノールアンモニウム、又は総炭素数1〜12のアルキルア
ンモニウムを示す。〕以下本発明について詳細に説明す
る。前記一般式(I)で表される本発明化合物におい
て、R で示される直鎖若しくは分岐鎖の炭素数8〜18の
アルキル基若しくはアルケニル基としては、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ラウリル基、
ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基などのアル
キル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウン
デセニル基、ドデセニル基、アラキジル基、オレイル
基、リノール基などのアルケニル基が挙げられる。
及びqは同一又は異なって1〜3の数を示す。M はH 、
アルカリ金属、アンモニウム、総炭素数2〜12のアルカ
ノールアンモニウム、又は総炭素数1〜12のアルキルア
ンモニウムを示す。〕以下本発明について詳細に説明す
る。前記一般式(I)で表される本発明化合物におい
て、R で示される直鎖若しくは分岐鎖の炭素数8〜18の
アルキル基若しくはアルケニル基としては、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ラウリル基、
ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基などのアル
キル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウン
デセニル基、ドデセニル基、アラキジル基、オレイル
基、リノール基などのアルケニル基が挙げられる。
【0010】又、M は水素原子、アルカリ金属、アンモ
ニウム、総炭素数2〜12のアルカノールアンモニウム、
又は総炭素数1〜12のアルキルアンモニウムを示すが、
ここで、総炭素数2〜12のアルカノールアンモニウムの
例としては、モノエタノールアンモニウム、ジエタノー
ルアンモニウム、トリエタノールアンモニウム等が挙げ
られ、総炭素数1〜12のアルキルアンモニウムの例とし
ては、メチルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、ト
リメチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、ト
リエチルアンモニウム等が挙げられる。前記一般式
(I)で表される本発明化合物の具体例としては、例え
ば次の式で表される化合物が挙げられる。尚、一連の式
中、R 、Mは前記の意味を示す。
ニウム、総炭素数2〜12のアルカノールアンモニウム、
又は総炭素数1〜12のアルキルアンモニウムを示すが、
ここで、総炭素数2〜12のアルカノールアンモニウムの
例としては、モノエタノールアンモニウム、ジエタノー
ルアンモニウム、トリエタノールアンモニウム等が挙げ
られ、総炭素数1〜12のアルキルアンモニウムの例とし
ては、メチルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、ト
リメチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、ト
リエチルアンモニウム等が挙げられる。前記一般式
(I)で表される本発明化合物の具体例としては、例え
ば次の式で表される化合物が挙げられる。尚、一連の式
中、R 、Mは前記の意味を示す。
【0011】
【化6】
【0012】本発明化合物(I)は、次式に従って製造
される。
される。
【0013】
【化7】
【0014】(式中、R 、X 、Y 、M 、p 及びq は前記
の意味を示す。)出発物質である一般式(II)で表され
る化合物は、例えば公知の方法によりα−オレフィンと
無水マレイン酸を不活性ガス雰囲気中、エン反応により
アルケニルコハク酸無水物とすることができる。又、α
−オレフィンとコハク酸ジエステルをラジカル反応によ
りアルキルコハク酸エステルとした後に、無水物化する
ことによりアルキルコハク酸無水物とすることができ
る。尚、アルケニルコハク酸無水物を水添することによ
ってもアルキルコハク酸無水物が得られる。一般式(II
I)で表される化合物は、例えばグリシンとモノクロロ酢
酸ソーダを反応させることにより得られる。また NH3を
原料として、エチレンオキサイド付加によりエタノール
アミンを得た後に、酸化することによっても得られる。
の意味を示す。)出発物質である一般式(II)で表され
る化合物は、例えば公知の方法によりα−オレフィンと
無水マレイン酸を不活性ガス雰囲気中、エン反応により
アルケニルコハク酸無水物とすることができる。又、α
−オレフィンとコハク酸ジエステルをラジカル反応によ
りアルキルコハク酸エステルとした後に、無水物化する
ことによりアルキルコハク酸無水物とすることができ
る。尚、アルケニルコハク酸無水物を水添することによ
ってもアルキルコハク酸無水物が得られる。一般式(II
I)で表される化合物は、例えばグリシンとモノクロロ酢
酸ソーダを反応させることにより得られる。また NH3を
原料として、エチレンオキサイド付加によりエタノール
アミンを得た後に、酸化することによっても得られる。
【0015】化合物(II)と化合物(III)の反応は、ル
イス塩基触媒存在下、一括仕込みによる反応、又は化合
物(III)を溶媒中に分散又は溶解させて、昇温後、化合
物(II)を滴下する方法、又は逆に化合物(II)を溶媒
中に溶解し、昇温後、化合物(III)を加え反応させる方
法により行われる。本発明において、化合物(II)と化
合物(III)のモル比は通常、化合物(II)/化合物(II
I)=1/0.8〜1/1.3の範囲である。この反応において
用いられる触媒としてはルイス塩基が好ましく、ルイス
塩基としてはトリエチルアミン、トリメチルアミン、ピ
リジン、ピロリン、ルチジン、ジメチルホルムアミドな
どの含窒素化合物、ジオキサンなどのエーテル化合物、
トリブチルホスフェートなどのリン酸エステル化合物な
どが挙げられる。反応触媒を使用する場合、使用量は化
合物(II)に対して 0.1モル%以上である。
イス塩基触媒存在下、一括仕込みによる反応、又は化合
物(III)を溶媒中に分散又は溶解させて、昇温後、化合
物(II)を滴下する方法、又は逆に化合物(II)を溶媒
中に溶解し、昇温後、化合物(III)を加え反応させる方
法により行われる。本発明において、化合物(II)と化
合物(III)のモル比は通常、化合物(II)/化合物(II
I)=1/0.8〜1/1.3の範囲である。この反応において
用いられる触媒としてはルイス塩基が好ましく、ルイス
塩基としてはトリエチルアミン、トリメチルアミン、ピ
リジン、ピロリン、ルチジン、ジメチルホルムアミドな
どの含窒素化合物、ジオキサンなどのエーテル化合物、
トリブチルホスフェートなどのリン酸エステル化合物な
どが挙げられる。反応触媒を使用する場合、使用量は化
合物(II)に対して 0.1モル%以上である。
【0016】反応温度は50〜150 ℃、反応時間は1〜46
時間程度で反応を完結させることができる。又、この反
応において用いられる溶媒としてはグリコールエーテル
や環状エーテル等のエーテル類等の不活性溶媒が挙げら
れる。尚、触媒として用いるルイス塩基を溶媒として用
いることもできる。反応終了後、反応生成物より溶媒や
触媒を減圧乾燥等の公知の手法により除去することによ
り本発明化合物(I)が得られる。この化合物(I)は
そのまま使用することもできるが、有機溶媒や透析等を
用い公知の方法により精製を行い純度を上げることが出
来る。本発明化合物(I)は水に容易に溶解し、塩基性
化合物により中和塩とすることもできる。この場合用い
られる塩基性化合物としては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等のアルカリ金属水酸化物やアンモニア、及
びトリエチルアミン等の低級アルキルアミン類、モノエ
タノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられ
る。
時間程度で反応を完結させることができる。又、この反
応において用いられる溶媒としてはグリコールエーテル
や環状エーテル等のエーテル類等の不活性溶媒が挙げら
れる。尚、触媒として用いるルイス塩基を溶媒として用
いることもできる。反応終了後、反応生成物より溶媒や
触媒を減圧乾燥等の公知の手法により除去することによ
り本発明化合物(I)が得られる。この化合物(I)は
そのまま使用することもできるが、有機溶媒や透析等を
用い公知の方法により精製を行い純度を上げることが出
来る。本発明化合物(I)は水に容易に溶解し、塩基性
化合物により中和塩とすることもできる。この場合用い
られる塩基性化合物としては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等のアルカリ金属水酸化物やアンモニア、及
びトリエチルアミン等の低級アルキルアミン類、モノエ
タノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられ
る。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0018】実施例1
【0019】
【化8】
【0020】〔式中、R1:1−ドデセニル基及び1−テ
トラデセニル基の混合基(1−ドデセニル基/1−テト
ラデセニル基=1/1)を示す。
トラデセニル基の混合基(1−ドデセニル基/1−テト
ラデセニル基=1/1)を示す。
【0021】X1及びY1:X1及びY1のうち、一方は、
【0022】
【化9】
【0023】を示し、他方は−COONa を示す。〕撹拌
機、冷却管、温度計を備えた 500ml容4つ口フラスコに
アルケニル(R1=1−ドデセニル基/1−テトラデセニ
ル基=1/1の混合基)コハク酸無水物30.0g(0.11 モ
ル)、イミノ二酢酸14.6g(0.11 モル) 、ピリジン200
mlを仕込み、攪拌しながら還流した。30時間後、ガスク
ロマトグラフィーにて目的物の生成が終了したことを確
認し、反応を停止した。反応液を放冷後、ロータリーエ
バポレーターにてピリジンを留去し、粗生成物54.7gを
得た。この粗生成物をシリカゲルカラムにより精製した
後、油脂分析、IR分析、質量分析により上記化合物(I
-1)24.1gを得た。
機、冷却管、温度計を備えた 500ml容4つ口フラスコに
アルケニル(R1=1−ドデセニル基/1−テトラデセニ
ル基=1/1の混合基)コハク酸無水物30.0g(0.11 モ
ル)、イミノ二酢酸14.6g(0.11 モル) 、ピリジン200
mlを仕込み、攪拌しながら還流した。30時間後、ガスク
ロマトグラフィーにて目的物の生成が終了したことを確
認し、反応を停止した。反応液を放冷後、ロータリーエ
バポレーターにてピリジンを留去し、粗生成物54.7gを
得た。この粗生成物をシリカゲルカラムにより精製した
後、油脂分析、IR分析、質量分析により上記化合物(I
-1)24.1gを得た。
【0024】<分析結果> ・油脂分析 表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】・IR分析 2924, 2852cm-1: C−H 伸縮振動 1732 cm-1: C=O 伸縮振動(カルボン酸) 1644 cm-1: C=O 伸縮振動(アミド) ・質量分析 400, 428: M+ 実施例2
【0027】
【化10】
【0028】〔式中、R1:前記の意味を示す。
【0029】X2及びY2:X2及びY2のうち、一方は、
【0030】
【化11】
【0031】を示し、他方は−COONa を示す。〕撹拌
機、冷却管、温度計を備えた1リットル容4つ口フラス
コに、 N−カルボキシメチルアラニン16.2g(0.11 モ
ル) 、エチレングリコールジメチルエーテル400 g、ピ
リジン100 mlを仕込み、攪拌しながら加熱した。還流が
始まったところで、アルケニル(R1=1−ドデセニル基
/1−テトラデセニル基=1/1の混合基)コハク酸無
水物30.0g(0.11 モル)を10時間かけて滴下し、還流
下、10時間熟成を行った。20時間後、ガスクロマトグラ
フィーにて目的物の生成が終了したことを確認し、反応
を停止した。反応液を放冷後、ロータリーエバポレータ
ーにて溶媒及びピリジンを留去し、粗生成物56.1gを得
た。この粗生成物をシリカゲルカラムにより精製した
後、油脂分析、IR分析、質量分析により上記化合物(I
-2)23.5gを得た。
機、冷却管、温度計を備えた1リットル容4つ口フラス
コに、 N−カルボキシメチルアラニン16.2g(0.11 モ
ル) 、エチレングリコールジメチルエーテル400 g、ピ
リジン100 mlを仕込み、攪拌しながら加熱した。還流が
始まったところで、アルケニル(R1=1−ドデセニル基
/1−テトラデセニル基=1/1の混合基)コハク酸無
水物30.0g(0.11 モル)を10時間かけて滴下し、還流
下、10時間熟成を行った。20時間後、ガスクロマトグラ
フィーにて目的物の生成が終了したことを確認し、反応
を停止した。反応液を放冷後、ロータリーエバポレータ
ーにて溶媒及びピリジンを留去し、粗生成物56.1gを得
た。この粗生成物をシリカゲルカラムにより精製した
後、油脂分析、IR分析、質量分析により上記化合物(I
-2)23.5gを得た。
【0032】<分析結果> ・油脂分析 表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】・IR分析 2921, 2854cm-1: C−H 伸縮振動 1735 cm-1: C=O 伸縮振動(カルボン酸) 1638 cm-1: C=O 伸縮振動(アミド) ・質量分析 415, 443: M+ 試験例1(起泡力及び表面張力の測定) 実施例1〜2で得られた化合物(I-1)及び(I-2)0.25g
をイオン交換水25mlに溶解し、目盛り付きの250 mlシリ
ンダーに入れ、20回振とうした直後の起泡量を測定し
た。また実施例1〜2で得られた化合物(I-1)及び(I-
2)の1重量%及び0.1 重量%水溶液の室温における表
面張力を、Willhelmy 型表面張力計を用いて測定した。
結果を表3に示す。
をイオン交換水25mlに溶解し、目盛り付きの250 mlシリ
ンダーに入れ、20回振とうした直後の起泡量を測定し
た。また実施例1〜2で得られた化合物(I-1)及び(I-
2)の1重量%及び0.1 重量%水溶液の室温における表
面張力を、Willhelmy 型表面張力計を用いて測定した。
結果を表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】
【発明の効果】本発明化合物(I)は新規化合物であり
無機質表面の洗い上がりを透明感のあるものとするなど
優れた界面活性能を有すると共に、皮膚に対してはマイ
ルドで耐硬水性に優れ、生分解性が良好であり、繊維の
汚れに対しては液体タイプでも優れた洗浄力を持ち、更
に、安価で、且つ容易に入手可能な原料から合成するこ
とができる。
無機質表面の洗い上がりを透明感のあるものとするなど
優れた界面活性能を有すると共に、皮膚に対してはマイ
ルドで耐硬水性に優れ、生分解性が良好であり、繊維の
汚れに対しては液体タイプでも優れた洗浄力を持ち、更
に、安価で、且つ容易に入手可能な原料から合成するこ
とができる。
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】・IR分析 2921, 2854cm-1: C−H 伸縮振動 1735 cm-1: C=O 伸縮振動(カルボン酸) 1638 cm-1: C=O 伸縮振動(アミド) ・質量分析 415, 443: M+ 試験例1(起泡力及び表面張力の測定) 実施例1〜2で得られた化合物(I-1)及び(I-2)0.25g
をイオン交換水25mlに溶解し、目盛り付きの250 mlシリ
ンダーに入れ、20回振とうした直後の起泡量を測定し
た。また実施例1〜2で得られた化合物(I-1)及び(I-
2)の1重量%及び0.1 重量%水溶液の室温における表
面張力を、Wilhelmy型表面張力計を用いて測定した。結
果を表3に示す。
をイオン交換水25mlに溶解し、目盛り付きの250 mlシリ
ンダーに入れ、20回振とうした直後の起泡量を測定し
た。また実施例1〜2で得られた化合物(I-1)及び(I-
2)の1重量%及び0.1 重量%水溶液の室温における表
面張力を、Wilhelmy型表面張力計を用いて測定した。結
果を表3に示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I)で表されるアルキル又はア
ルケニルコハク酸誘導体。 【化1】 〔式中、R :直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアルキル
基又はアルケニル基を示す。X及びY:X 及びY のうち、
一方は、 【化2】 を示し、他方は−COOMを示す。ここで、p 及びq は同一
又は異なって1〜3の数を示す。M はH 、アルカリ金
属、アンモニウム、総炭素数2〜12のアルカノールアン
モニウム、又は総炭素数1〜12のアルキルアンモニウム
を示す。〕 - 【請求項2】 下記一般式(II)で表されるアルキル又
はアルケニルコハク酸無水物と、下記一般式(III) で表
される化合物とを、ルイス塩基存在下に反応させること
を特徴とする、請求項1記載の一般式(I)で表される
アルキル又はアルケニルコハク酸誘導体の製造方法。 【化3】 - 【請求項3】 請求項1記載のアルキル又はアルケニル
コハク酸誘導体からなる界面活性剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286083A JPH05125027A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | アルキル又はアルケニルコハク酸誘導体及びその製造方法、並びに該化合物からなる界面活性剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286083A JPH05125027A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | アルキル又はアルケニルコハク酸誘導体及びその製造方法、並びに該化合物からなる界面活性剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05125027A true JPH05125027A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17699724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3286083A Pending JPH05125027A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | アルキル又はアルケニルコハク酸誘導体及びその製造方法、並びに該化合物からなる界面活性剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05125027A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000119344A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-04-25 | Chevron Chem Co Llc | ポリアルキレンポリスクシンイミドおよびその後処理誘導体 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3286083A patent/JPH05125027A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000119344A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-04-25 | Chevron Chem Co Llc | ポリアルキレンポリスクシンイミドおよびその後処理誘導体 |
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