JPH0512517Y2 - - Google Patents

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JPH0512517Y2
JPH0512517Y2 JP500986U JP500986U JPH0512517Y2 JP H0512517 Y2 JPH0512517 Y2 JP H0512517Y2 JP 500986 U JP500986 U JP 500986U JP 500986 U JP500986 U JP 500986U JP H0512517 Y2 JPH0512517 Y2 JP H0512517Y2
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JP
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piston pin
piston
reinforcing fibers
roller
connecting rod
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ピストンとコンロツドとを連結す
るのに利用されるピストンピンに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、例えば、ピストンとコンロツドを連結す
るピストンピンとしては、第4図ないし第5図に
示すものがあつた。
すなわち、図において、ピストンピン100
は、軸方向にわたつて中央に中空部100aを有
する円筒状をなすものである。
そして、ピストンピン100は、ピストン10
1とコンロツド102との連結にあたつて、ピス
トン101に設けたピストンピン孔101aに貫
通させるとともに、ピストンピン100の内側部
分でコンロツド102の小端部102aに設けた
ピストンピン貫通孔102bに貫通させてピスト
ン101とコンロツド102とを連結している。
したがつて、エンジンの爆発行程における爆発
力をピストン101よりコンロツド102、さら
に図示しないクランクシヤフトへと伝達するもの
であり、そのために、前記ピストン101に設け
たピストンピン孔101aとコンロツド102に
設けたピストンピン貫通孔102bとのあいだで
ピストンピン100に作用する剪断応力、ピスト
ン101およびコンロツド102の貫通部分でピ
ストンピン100に作用する圧縮応力、ピストン
ピン100全体に作用する曲げ応力に対して、い
ずれにも耐えうるものでなければならず、一般的
には、炭素鋼(S40C〜S50C)または合金鋼の調
質材により製作されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような従来のピストンピ
ン100においては、炭素鋼または合金鋼により
製作された一体構造のために、重量が大きく、慣
性力が増大するという問題点があり、エンジンの
高回転化や低燃費化に限界を生じていた。そのた
め、ピストン101およびコンロツド102等の
軽量化とあわせてピストンピン100においても
軽量化することが望まれており、それにともない
ピストンピン100の強度に関しても強化する必
要があり、新技術の開発が望まれていた。
この考案は、前述した従来のピストンピンのも
つ問題点を解決するために考えられたもので、軽
量かつ強靱なピストンピンを提供することを目的
としている。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は、内部において軸方向に補強用繊維
を埋設したピストンピンに関するものであつて、
当該ピストンピンの内部に、軸方向に延びかつ上
下方向で対向する面が平行ないしほぼ平行である
中空部を有し、前記対向する面側におけるピスト
ンピンの内部に前記補強用繊維を集中して設けた
構成としたことを特徴としている。
(実施例) 以下、この考案によるピストンピンを第1図な
いし第3図a,b,c,dに基づいて説明する。
第1図、第2図はこの考案によるピストンピン
1を用いてピストン2とコンロツド3とを組み合
わせた状態を示したものである。
すなわち、ピストンピン1は、相対向する上下
の2個所に平坦部1a,1aを有すると共に中空
部1bを有するパイプ1cをその軸方向に埋設
し、前記平坦部1a,1aの外側におけるピスト
ンピン内部の長手方向にわたつて補強用繊維4を
集中させて設けた構造をなすものである。
そして、このピストンピン1は、ピストン2の
ピストンピン孔2aとコンロツド3のピストンピ
ン貫通孔3aとに、前述の補強用繊維4を上下の
位置に配した状態で貫通させ、ピストン2とコン
ロツド3とを連結する。なお、ピストンピン1の
両端部はピストン2に圧入されたまま保持されて
いるので、補強用繊維4がピストンピン1の上下
部分に集中して設けられている状態でもそのまま
保持される。
このような構造のピストンピン1は、第3図a
ないし第3図dに示す工程により作製される。
すなわち第3図aに示すように、相対向する2
個所(図中においては上下)に平坦部1a,1a
を有しかつ中空部1bを有するパイプ1cを第1
ローラ5と第2ローラ6との中間に長手方向に向
けて配置し、第2ローラ6の外側に設置したリー
ルRより補強用繊維4の端末を引き出して、第2
ローラ6と第1ローラ5との間でほぼ1回半巻い
てその端末を第1ローラ5に係止させる。次い
で、第1ローラ5および第2ローラ6を共に同じ
回転数で同方向に回転させ、パイプ1cの平坦部
1a,1aの外側に補強用繊維4を集中させる。
次に第3図bに示すように、パイプ1cの平坦
部1a,1aに補強用繊維4が適量集中したとこ
ろで、第1ローラ5および第2ローラ6の回転を
停止し、第1ローラ5と第2ローラ6との間に巻
かれた補強用繊維4をパイプ1cに仮固定して第
1ローラ5および第2ローラ6を抜き取る。
つづいて第3図cに示すように、パイプ1cの
平坦部1a,1aに集中している補強用繊維4を
残して、パイプ1cの長さで補強用繊維4の端部
を切断除去することにより、パイプ1cと、パイ
プ1cの平坦部1a,1aに集中した補強用繊維
4とからなる芯材7を形成する。
次いで、前記芯材7を図示しない加圧鋳造装置
の所定位置にセツトし、中空部1bを残して、ア
ルミニウム合金を加圧鋳造することにより、第3
図dに示すような長尺のピストンピン1′を作製
する。そこで、このピストンピン1′を所定の寸
法に切断してピストンピン1を得る。
したがつて、第1図および第2図に示す組み合
わせ状態において、ピストン2のピストンピン孔
2aとコンロツド3のピストンピン貫通孔3aと
のあいだでピストンピン1に作用する剪断応力、
ピストン2およびコンロツド3の貫通部分でピス
トンピン2に作用する圧縮応力、ピストンピン2
全体に作用する曲げ応力に対し、ピストンピン1
は断面二次モーメントIおよび縦弾性係数Eが向
上していて、第1図および第2図に示すy軸回わ
りの曲げ剛さEIが大きくなつているので、前述
の応力に充分耐えうるものとなる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案によるピス
トンピンによれば、内部において軸方向に補強用
繊維を埋設した構造のものにおいて、当該ピスト
ンピンの内部に、軸方向に延びかつ上下方向で対
向する面が平行ないしはほぼ平行である中空部を
有し、前記対向する面側におけるピストンピンの
内部に前記補強用繊維を集中して設けた構成とし
たことから、軽量かつ高強度であるとともに、使
用する繊維に無駄がなく、強度および剛性に対し
て共に著しく安定したものであるという優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるピストンピ
ンを用いてピストンとコンロツドとを組み合わせ
た状態を示す正面断面図、第2図は第1図の側面
断面図、第3図a,b,c,dはこの考案の一実
施例によるピストンピンの製作工程を説明する
各々工程概略図、第4図は従来のピストンピンを
用いてピストンとコンロツドとを組み合わせた状
態を示す正面断面図、第5図は第4図の側面断面
図である。 1……ピストンピン、4……補強用繊維。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部において軸方向に補強用繊維を埋設したピ
    ストンピンであつて、当該ピストンピンの内部
    に、軸方向に延びかつ上下方向で対向する面が平
    行ないしはほぼ平行である中空部を有し、前記対
    向する面側におけるピストンピンの内部に前記補
    強用繊維を集中して設けたことを特徴とするピス
    トンピン。
JP500986U 1986-01-20 1986-01-20 Expired - Lifetime JPH0512517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP500986U JPH0512517Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP500986U JPH0512517Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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Publication Number Publication Date
JPS62117355U JPS62117355U (ja) 1987-07-25
JPH0512517Y2 true JPH0512517Y2 (ja) 1993-03-31

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JP500986U Expired - Lifetime JPH0512517Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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JPS62117355U (ja) 1987-07-25

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