JPH1150531A - トラス部材の接合システム - Google Patents

トラス部材の接合システム

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JPH1150531A
JPH1150531A JP21064197A JP21064197A JPH1150531A JP H1150531 A JPH1150531 A JP H1150531A JP 21064197 A JP21064197 A JP 21064197A JP 21064197 A JP21064197 A JP 21064197A JP H1150531 A JPH1150531 A JP H1150531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
truss
joining
truss member
frp
hollow
Prior art date
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Pending
Application number
JP21064197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Takahashi
泰彦 高橋
Kozo Kimura
耕三 木村
Yoshikazu Uchiumi
良和 内海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Publication of JPH1150531A publication Critical patent/JPH1150531A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラス構造体の強度を十分に確保しつつ、こ
のトラス構造体の大幅な軽量化を図ることができるトラ
ス部材の接合システムを提供する。 【解決手段】 1つの接合部材10に対して複数のトラ
ス部材11を接続し、この接合部分12を複数配置する
ことにより、全体として立体トラス構造を組み立てる。
トラス部材11を、FRP素材によって中空状に形成さ
れるFRPパイプとして構成する一方、接合部材10に
トラス部材11を一直線状に対向させて接合し、これら
対向するトラス部材11の中空部11a内および接合部
材10を貫通してFRP製ロッド13を設け、このFR
P製ロッド13に引張り力を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接合部材を用いて
トラス部材を順次結合することによりトラス構造体を組
み立てるようにしたトラス部材の接合システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】滑節架構であるトラスを構成するにあた
って、近年では標準部品として工業化された接合部品を
用いて組み立てるようになったシステムトラスがある。
このシステムトラスでは、棒状のトラス部材を球体接合
部に順次接合することにより、トラス構造体を簡単に組
み立てることができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のシステムトラスでは、一般の構造材料として多用
される鉄やアルミ等の金属材料が用いられるため、トラ
ス構造体全体の重量が著しく大きくなって各種不具合が
生じる。つまり、上記トラス構造体を取り付ける際に
は、地上で組みた立てて所定の取付け位置まで揚重する
ようになっているが、この揚重時に大型の重機を用いる
必要があり、場合によってはトラス構造体を複数に分割
して揚重する必要がある。また、トラス構造体を取り付
けた場合に、これを支持する構築物の強度を大きくする
必要がある等の各種課題があった。
【0004】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、トラス構造体の強度を十分に確保しつつ、このトラ
ス構造体の大幅な軽量化を図ることができるトラス部材
の接合システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の請求項1に示すトラス部材の接合システム
にあっては、1つの接合部材に対して複数のトラス部材
を接合しつつ、この接合部分を複数配置することによ
り、トラス構造体として組み立てるようにしたトラス部
材の接合システムにおいて、上記トラス部材をFRP素
材によって中空状に形成する一方、上記接合部材に上記
トラス部材を一直線状に対向させて接合し、これら対向
するトラス部材の中空部内および上記接合部材を貫通し
てFRP製ロッドを設け、このFRP製ロッドに引張り
力を付加する。
【0006】また、本発明の請求項2に示すトラス部材
の接合システムにあっては、中空状に形成した上記トラ
ス部材の内側に、軽量部材で形成される補強材を密接し
て嵌着する。
【0007】以上の構成により本発明の作用を以下述べ
ると、請求項1ではFRP素材で形成された中空状のト
ラス部材を接合部材に接合し、これらトラス部材と接合
部材を貫通するFRP製ロッドに引張り力を付加するこ
とにより、トラス部材には圧縮力が付加されてトラス構
造体全体の結合が維持される。このとき、上記トラス構
造体の主体を成す上記トラス部材は、FRP素材によっ
て中空状に形成されるため、このFRP素材の特徴によ
り大幅な軽量化が達成される。ところで、中空のFRP
製とした上記トラス部材は引張り応力に対して圧縮応力
が著しく大きくなるが、その応力が大きくなる圧縮方向
に上記FRPロッドの引張り力の反力となる圧縮力が作
用するため、該トラス部材の小径化を可能とし、この点
からも軽量化に寄与することができる。
【0008】また、請求項2では、中空状に形成した上
記トラス部材の内側に、軽量部材で形成される補強材を
密接して嵌着したので、該補強材によりトラス部材の座
屈耐力を増大することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1,図2は本発明のト
ラス部材の接合システムの第1実施形態を示し、図1は
トラス部材を接合した状態の要部を示す斜視図、図2は
トラス部材の接合部分の要部断面図である。
【0010】即ち、本実施形態のトラス部材の接合シス
テムは、図1に示すように1つの接合部材10に対して
複数のトラス部材11が接続されるようになっており、
この接合部分12を複数配置することにより、全体とし
て立体トラス構造として組み立てられるようになってい
る。ここで、本発明では基本的には上記トラス部材11
を、FRP素材によって中空状に形成されるFRPパイ
プとして構成する一方、上記接合部材10に上記トラス
部材11を一直線状に対向させて接合し、これら対向す
るトラス部材11の中空部11a内および上記接合部材
10を貫通してFRP製ロッド13を設け、このFRP
製ロッド13に引張り力を付加するようになっている。
【0011】上記トラス部材11は長尺に形成され、該
トラス部材11の両端部を上記接合部材10に順次接合
し、かつ、1つのトラス部材11に対して複数のトラス
部材11が放射状に接合されることにより、立体トラス
構造が構成される。該トラス部材11を形成するFRP
素材は繊維強化プラスチックで、ガラス繊維や炭素繊維
等の強化繊維を合成樹脂で固化して形成される。
【0012】上記接合部材10は球状の本体部分10a
を備え、この本体部分10aに上記トラス部材11が接
合される部分に接合筒10bが放射状に突設される。該
接合筒10bは上記トラス部材11より大径に形成さ
れ、図2に示すように接合筒10bの内側にトラス部材
11の端部外側が密接嵌合される。また、同図に示すよ
うに接合筒10bの内側の適宜位置にはストッパー10
cが固設され、嵌合されたトラス部材11の先端がこの
ストッパー10cに当接される。
【0013】上記FRP製ロッド13は、上記トラス部
材11と同様に繊維強化プラスチックにより形成される
が、特に該FRP製ロッド13は繊維方向を軸方向に沿
って配置する等して引張りに対して大きな強度を備える
ように形成される。そして、該FRP製ロッド13は、
接合部材10に順次直線状に接合されたトラス部材11
の中空部11a内を連続して挿通され、このFRP製ロ
ッド13の両端部に図外のナットを螺合して締め付ける
ことにより、このFRP製ロッド13に引張り力を付加
するようになっている。尚、この引張り力の付加手段と
しては、螺合による締め付けに限ることなくその他の引
張り手段を用いることもできる。
【0014】また、上記トラス部材11の先端部には中
空部11a内側に、軽量部材で形成される補強材14を
密接して嵌着するようになっている。この補強材14と
しては、発砲材(例えば発砲スチロール),超軽量な材
料(無機系,有機系いずれでもよい),軽量な金属製材
料等によって、軽量でかつ強度を備えた材料で形成され
る。
【0015】以上の構成により本実施形態のトラス部材
の接合システムにあっては、複数のトラス部材11を接
合部材10を介して順次接合し、かつ、トラス部材11
に挿通したFRP製ロッド13の両端部を締め付けて引
張り力を付加することにより、それぞれのトラス部材1
1は立体的に組み付けられ、全体として立体トラス構造
が形成される。このとき、上記FRP製ロッド13の引
張り力によりトラス部材11には圧縮力が作用し、それ
ぞれのトラス部材11の端部が接合部材10に強く押し
つけられることにより、全体の立体トラス構造の結合状
態が維持される。
【0016】上記立体トラス構造の主体を成す上記トラ
ス部材11は、FRP素材によって中空状に形成される
ため、このFRP素材の特徴により該トラス部材11の
大幅な軽量化を達成することができる。また、トラス部
材11を中空にしたことによっても軽量化に寄与する。
更に、上記トラス部材11を貫通するロッド13もFR
P製であるため、このFRP製ロッド13によってトラ
ス構造の重量が増加されるのを抑制することができる。
従って、本実施形態ではFRPという素材の強度を活か
して軽量化することが可能となり、トラス構造体を据え
付けるにあたって、これを揚重したり取り付けたりする
場合の施工性を向上することができる。ところで、中空
のFRP製とした上記トラス部材11は引張り応力に対
して圧縮応力が著しく大きくなるが、その応力が大きく
なる圧縮方向に上記FRPロッド13の引張り力の反力
となる圧縮力が作用するため、該トラス部材11の小径
化を可能とし、この点からも軽量化に寄与することがで
きる。
【0017】また、上記トラス部材11が接合筒10b
に嵌合される先端部の中空部11a内側に、軽量部材で
形成される補強材14を密接して嵌着したので、この補
強材14によりトラス部材11の端部の座屈耐力を増大
することができる。このため、トラス部材11に圧縮力
が作用した際の座屈を防止することができ、延いては、
FRP製とした上記トラス部材11のより高い耐力を期
待することができる。上記補強材14はトラス部材11
の端部に限ることなく、中央部分若しくは全体に設けて
もよい。
【0018】ここで、上記実施形態では接合筒10bの
内側にストッパー10cを設けて、このストッパー10
cにトラス部材11の先端を当接させて圧縮力を受け止
めるようにした場合を開示したが、これに限ることなく
図3に示すようにテーパ状ストッパー部15を設けて、
このテーパ状ストッパー部15によってトラス部材11
に作用する圧縮力を受け止めるようにしてもよい。即
ち、上記テーパ状ストッパー部15は、トラス部材11
の先端部外周に形成される先細りのテーパ15aと、上
記接合筒10bの先端部内周に形成される逆テーパ15
bとによって構成される。
【0019】従って、この図3に示した実施形態にあっ
ても、トラス部材11の圧縮力を上記テーパ状ストッパ
ー部15によって受け止めることができるのは勿論のこ
と、該トラス部材11が先細りであり、かつ接合筒10
bの開口部が拡径されることにより、両者間の差し込み
を簡単にしてトラス部材11の組み付けが容易になる。
上記テーパ状ストッパー部15は、トラス部材11のテ
ーパ15aまたは接合筒10bの逆テーパ15bのいず
れか一方のみで構成することもできる。
【0020】図4から図6は本発明の第2実施形態を示
し、図4は組み付け途中の接合部分の斜視図、図5は組
み付け完了状態の接合部分の斜視図、図6は接合部分を
横断した断面斜視図で、この実施形態を上記第1実施形
態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省
略して述べる。
【0021】即ち、この実施形態では接合部材10の本
体部分10aを中空の正六面体に形成し、その対向する
2組の側面10dから接合柱10eを突設し、これら接
合柱10eの外側に中空のトラス部材11の内側を密接
して嵌合させるようになっている。この場合、トラス部
材11の先端は上記側面10dに当接されて、このトラ
ス部材11に作用する圧縮力を受け止めるようになって
いる。勿論、この実施形態にあっても、トラス部材11
の中空部11aおよび上記接合柱10dおよび本体部分
10aを貫通してFRP製ロッド13が挿通されるよう
になっており、かつ、トラス部材11はFRP素材によ
り中空状に形成されている。
【0022】従って、この実施形態にあってもトラス部
材11を接合部材10の接合柱10dに嵌合し、そし
て、FRP製ロッド13に引張り力を付加することによ
り、簡単にトラス構造体を組み立てることができると共
に、FRPによって全体の軽量化を達成することができ
る。
【0023】ところで、本発明はトラス部材11をFR
P素材により中空状に形成し、かつ、FRP製ロッド1
3に引張り力を付加することよって、該トラス部材11
に作用させることを特徴としたもので、接合部材10の
本体部分10aの形状は各種選択できると共に、接合筒
10bや接合柱10d等のトラス部材11を嵌合する部
分の構造を任意に選択することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示すトラス部材の接合システムでは、FRP素材で形成
された中空状のトラス部材を接合部材に接合し、これら
トラス部材と接合部材を貫通するFRP製ロッドに引張
り力を付加するようにしたので、このFRP製ロッドの
引張り力の反力としてトラス部材に圧縮力が付加され
て、トラス構造体全体の結合を維持することができる。
そして、上記トラス構造体の主体を成す上記トラス部材
はFRP素材によって中空状に形成されるため、このF
RP素材の特徴により大幅な軽量化を達成することがで
きる。また、中空のFRP製とした上記トラス部材は引
張り応力に対して圧縮応力が著しく大きくなり、その応
力が大きくなる圧縮方向に上記FRPロッドの引張り力
の反力となる圧縮力を作用させることができるため、該
トラス部材の小径化を可能とし、この点からも軽量化に
寄与することができる。更に、このようにトラス構造体
の軽量化を可能とするため、該トラス構造体を揚重した
り取り付けたりするための施工性が大幅に向上される。
【0025】また、本発明の請求項2に示すトラス部材
の接合システムでは、中空状に形成した上記トラス部材
の内側に、軽量部材で形成される補強材を密接して嵌着
したので、該補強材によりトラス部材の座屈耐力を増大
することができ、延いてはトラス構造体の強度を高くす
ることができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すトラス部材を接合
した状態の要部の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示すトラス部材の接合
部分の要部断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の他の実施形態を示すト
ラス部材の接合部分の要部断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示すトラス部材の組み
付け途中の接合部分の斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示すトラス部材の組み
付け完了状態の接合部分の斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示すトラス部材の接合
部分を横断した断面斜視図である。
【符号の説明】
10 接合部材 11 トラス部材 12 接合部分 13 FRP製ロッド 14 補強材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの接合部材に対して複数のトラス部
    材を接合しつつ、この接合部分を複数配置することによ
    り、トラス構造体として組み立てるようにしたトラス部
    材の接合システムにおいて、上記トラス部材をFRP素
    材によって中空状に形成する一方、上記接合部材に上記
    トラス部材を一直線状に対向させて接合し、これら対向
    するトラス部材の中空部内および上記接合部材を貫通し
    てFRP製ロッドを設け、このFRP製ロッドに引張り
    力を付加したことを特徴とするトラス部材の接合システ
    ム。
  2. 【請求項2】 中空状に形成した上記トラス部材の内側
    に、軽量部材で形成される補強材を密接して嵌着したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のトラス部材の接合シス
    テム。
JP21064197A 1997-08-05 1997-08-05 トラス部材の接合システム Pending JPH1150531A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011503399A (ja) * 2007-11-12 2011-01-27 ユーリッヒ ライセデル バータイプの支持用フレームワーク
KR101256983B1 (ko) 2010-05-04 2013-04-19 김성원 트러스용 접합부 구조
CN110512724A (zh) * 2019-08-29 2019-11-29 同济大学 一种采用螺栓球节点连接的复合构件
CN110512738A (zh) * 2019-08-29 2019-11-29 同济大学 一种预应力聚氨酯-铝合金复合构件

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