JPH05126290A - 既設弁の取替装置 - Google Patents

既設弁の取替装置

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JPH05126290A
JPH05126290A JP28828591A JP28828591A JPH05126290A JP H05126290 A JPH05126290 A JP H05126290A JP 28828591 A JP28828591 A JP 28828591A JP 28828591 A JP28828591 A JP 28828591A JP H05126290 A JPH05126290 A JP H05126290A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば地中埋設の送水管路に接続された既設
弁を、該管路を断水することなく取替えることができる
装置を提供すること。 【構成】 着脱可能に設けられ、既設弁2を含む該弁付
近の送水管路1を上下から挾持して水密的に覆う1対の
上下部カバー体5,6を具えている。取外した既設弁2
やこれに代えて取付ける取替弁を吊り上げる吊り具40や
吊り棒41を設けている。上部カバー体5内を上部室33と
下部室34に形成し、両室間に開閉弁体28を設けている。
また両室間を連通するバイパス管路32を設け、バイパス
管路にバイパス管路内を開閉する第1、第2弁36,37を
設けるとともに、該両弁間にバイパス管路内を流れる水
を外部に排出する分岐管路部32bを設け、この分岐管路
部に分岐管路部内を開閉する第3弁38を設けている。さ
らに下部カバー体6に排水弁61を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば地中埋設の送
水管路に接続された既設弁を、該管路を断水することな
く取替えることができる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記のような送水管路に接続された既設
弁が故障したり、老巧化した場合に新しい弁に取替える
必要があるが、従来、このような場合には送水管路を断
水して取替え作業をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、送水が停
止して需要者に不便を強いることに加え、取替え後に送
水を再開すると、管路内のよどみに溜っていた錆などが
流れ出すことによって起こる赤水の発生、管路内に空気
が吸い込まれることによって水が白く濁る白濁現象が発
生するという問題点があった。
【0004】そこでこの発明は、前記のような従来の問
題点を解決し、送水管路を断水することなく既設弁を取
替えることができる装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、着脱可能に設けられ、既設弁を含む該
弁付近の送水管路を上下から挾持して水密的に覆う1対
の上下部カバー体を具えている。上部カバー体の上壁は
着脱可能に取付けられている。この上壁を水密的に貫通
して取外した既設弁を取外した上壁とともに上部カバー
体の上方位置まで吊り上げるとともに、この吊り上げた
既設弁の代わりに取替弁を吊り上げて既設弁が取外され
た跡へ配置する吊り上げ部材を上下動可能に設けてい
る。取替弁には伸縮可能な管継手と該管継手を伸縮させ
る作動部材を設けている。上部カバー体の中間部内面に
は弁座を設け、この弁座より上方の上部カバー内を吊り
上げ部材により吊り上げた既設弁又は取替弁を収容可能
な大きさの上部室に形成するとともに、弁座より下方の
上部カバー体内を下部室に形成している。上部カバー体
には弁座に設けた弁口を開閉する開閉弁を設けている。
また上部室と下部室を連通するバイパス管路を設け、こ
のバイパス管路にはバイパス管路内を開閉する第1、第
2弁を設けるとともに、該両弁間にはバイパス管路内を
流れる水を外部に排出する分岐管路部を設けている。分
岐管路部には分岐管路部内を開閉する第3弁を設けてい
る。下部カバー体に排水弁を設けている。
【0006】
【作用】既設弁を取替える手順の一例を説明する。既設
弁を取替えるときは、まず、既設弁に吊り上げ部材を取
付けるとともに、既設弁を含む該弁付近の送水管路の下
部に下部カバー体を配置する。次に、既設弁と送水管路
のボルト等による接続を解いた後、上部カバー体を上方
から下部カバー体に送水管路を挾持するように合わせて
取り付ける。これにより既設弁の周囲は上下部カバー体
によって水密的に覆われる。次に、吊り上げ部材で既設
弁を吊り上げて管路から抜き出し、既設弁を上部カバー
体の上部室まで吊り上げる。吊り上げ後、開閉弁により
弁口を閉鎖するとともに、バイパス管路の下部室側とな
る例えば第2弁を閉じ、第1弁および分岐管路部の第3
弁を開くことにより上部室内の水を分岐管路部から排出
する。次に、上部カバー体の上壁を取外し、吊り上げ部
材によって既設弁とともに上部カバー体の上方位置に吊
り上げたうえ、既設弁を吊り上げ部材から取り外す。
【0007】しかる後、今度は既設弁に代え取替弁を吊
り上げ部材に取り付けて吊り上げ、上部カバー体の上部
室に収容するとともに、上壁を上部カバー体に取付け
る。次に、分岐管路部の第3弁を閉じ、バイパス管路の
第1、第2弁を開くことにより下部室からバイパス管路
を経て上部室に水を流し、両室を均圧にする。しかる
後、開閉弁により弁口を開放し、吊り上げた取替弁を上
部室から下部室に吊り降ろし、その軸線を管路の軸線に
一致するように配置する。配置後、取替弁に設けた作動
部材により管継手を伸長し、その両側開口面を管路の開
口面に当接させる。当接させた後、排水弁を開き、上下
部カバー体内の水を外部に排出する。次に、上部カバー
体を下部カバー体から取外し、取替弁と送水管路をボル
ト等によって接続する。そののちに下部カバー体を取り
除けば、取替え作業が完了する。
【0008】前記において、送水管路内の水は取外した
既設弁の間から外部に流出しようとするが、上下部カバ
ー体により流出が防止されて外部に洩れることがなく、
したがって断水ない状態で既設弁を取替えることができ
る。
【0009】
【実施例】図1ないし図4はこの発明を地中に埋設した
既設弁を取替える装置に実施した一例を示す。図1は前
記実施例のボンネット部分を一部省略した縦断正面図、
図2はシリンダ部分を一部省略した縦断側面図、図3は
図1のA部拡大図、図4はキーパ部の部分拡大斜視図で
ある。尚、図1で省略した部分の、省略しないときの寸
法を図2に示し、図2で省略した部分の、省略しないと
きの寸法を図1に示したので、両図を見比べれば全体の
寸法が理解されよう。
【0010】1は地中に埋設された送水管路、2は該管
路に短管3を介して接続された既設弁である。4は既設
弁2を含む該弁付近の送水管路1の周囲に掘削されたピ
ットで、既設弁2の取替作業はこのピット内で行なわれ
る。
【0011】5,6はピット4内において既設弁2と送
水管路1を上下から挾持して水密的に覆う1対の筒状上
下部カバー体で、上部カバー体5は下カバー体部5aと
弁箱部5bと上カバー体部5cとからなり、これらは上方
向に順次、その接合した対向フランジ同士がボルト等で
結合されて一体に組み立てられている。また、上部カバ
ー体5の下カバー体部5aと下部カバー体6はその対向
する周囲の上下端部で外向きに張出したフランジ7,8
を接合し、かつ該フランジの送水管路1を向いて対向す
る部分に設けたキーパ10,11を介してボルト等により着
脱可能に設けられている。
【0012】キーパ10,11は図3,4に詳示したように
下部カバー体6の上端中央部においてフランジ8に送水
管路1の下半部を被覆可能に形成された半円部12、フラ
ンジ8の反対側(内部側)に一体に張出し半円部12と連
続して送水管路1の下半部を被覆可能に形成された半円
部13、内部側において半円部13の両側からフランジ8と
面一に一体に延びたフランジ部14からなるキーパ部15
と、上部カバー体5の下カバー体部5aの下端中央部に
おいてフランジ7に送水管路1の上半部を被覆可能に形
成された半円部16からなるキーパ部17と、キーパ部17と
は別体で上部カバー体5の下カバー体部5aのフランジ
7の反対側(内部側)においてキーパ部15に着脱可能に
設けられ、送水管路1の上半部を被覆可能に形成された
半円部18と内部側においてその両側から延びたフランジ
部19からなるキーパ部20とを有している。キーパ部15,
17の上下部カバー体5,6の壁に沿う内面にはそれぞれ
水密パッキン22,23が設けられている。これらキーパ部
15,17のフランジ7,8部をボルト24等で締め付けるこ
とにより上下部カバー体5,6で、内部の既設弁2等を
水密的に被覆できるようになっている。
【0013】25は下部カバー体6の湾曲状に凹んだ底面
に所定の間隔をおいて設けられた1対のステイで、送水
管路1を動かないように支持している。
【0014】弁箱部5bの上端にはその中央部に下方に
延びる筒状弁座26が設けられ、該弁座には弁口27が設け
られている。28は弁口27を開閉する弁体で、支持軸29に
アーム30を介してスイング可能に取付けられている。図
2で31は弁体操作用ハンドルである。図1で実線で示し
た32はバイパス管路で、弁口27が弁体28で閉じられたと
き、弁座26より上方の上カバー体部5cで形成される上
部室33と、弁座26より下方の下部カバー体6および上部
カバー体5の下カバー体部5a、弁箱部5bで形成される
下部室34を連通可能なようになっている。尚、上部室33
は後記するように吊り具40等で吊り上げた既設弁2又は
取替弁74が一時的に収容可能な大きさを有している。バ
イパス管路32には弁箱部5b外に出た外部管路部32aがあ
り、ここにバイパス管路32内を開閉する1対の弁36,37
が間隔をおいて設けられている。外部管路部32aの両弁3
6,37間にはバイパス管路32内を流れる水を外部に排出
する分岐管路部32bが設けられ、ここには分岐管路部32b
内を開閉する弁38が設けられている。
【0015】40は既設弁2に取付けられた吊り具、41は
上カバー体部5cの着脱可能に取付けられた上壁42を水
密的に貫通して上カバー体部5c内に上下動可能に設け
られた吊り棒で、下端部が連結ボルト43を介して吊り具
40の上端部に取付けられている。上カバー体部5cの上
壁42には板状のボンネット45が1対、間隔をおいて立設
され、該ボンネット45上には複動シリンダ46がタイボル
ト47をボンネット45の上壁48と吊りプレート51を貫通し
て倒立設置されている。そして、複動シリンダ46のボン
ネット45間を通るタイボルト47の下端部にはブラケット
52を介して前記吊り棒41の上端部が連結されている。ま
た、複動シリンダ46はピストンロッド53(図5参照)
の先端が吊りプレート51に連結され、吊りプレート51
はボンネット45の上壁48に図示しないボルト等により取
付けられている。54は吊りプレート51に設けられたアイ
ボルトである。
【0016】56は複動シリンダ46とフレキシブル性の送
油管57で連結された手動の油圧ポンプ、58,59は上カバ
ー体部5cに設けられた貫通孔と蓋で、吊り具40と吊り
棒41の連結の際に開蓋した貫通孔58を介して連結ボルト
43の挿通と取り付けを行なえるようになっている。61は
下部カバー体6に設けられた排水弁、62は上カバー体部
5cに設けられた給排気弁である。上壁42およびバイパ
ス管路32において、63,64は後記する送水管77とバイパ
ス管路32を形成する管を水密をたもって通すための接続
部である。また65は吊り孔である。
【0017】この実施例の作用を図5ないし図9を参照
して順次説明する。図1,2の状態から既設弁2を取替
えるときは、 A) 既設弁2に吊り具40を取付けるとともに、下部カバ
ー体6を既設弁2を含む該弁付近の送水管路1の下部に
配置し、キーパ部15とキーパ部20を結合して送水管路1
に下部カバー体6を固定し、1対のステイ25で送水管路
1を動かないように支持する。 B) 既設弁2と送水管路1のボルト等による接続を解
く。 C) 上部カバー体5の下カバー体部5aを上方から下部
カバー体6に送水管路1を挾持するように合わせ、キー
パ部15,17のフランジ7,8部をボルト24等で締め付け
ることによって取り付ける。同様にして上部カバー体5
の弁箱部5bを上方から下カバー体部5aに合わせて取付
けるとともに、上部カバー体5の上カバー体部5cを上
方から弁箱部5bに合わせて取付ける。これにより既設
弁2の周囲は上下部カバー体5,6によって水密的に覆
われる。なお、このとき下部カバー体6と上部カバー体
5の下カバー体部5a、下カバー体部5aと弁箱部5b、
および弁箱部5bと上カバー体部5cのそれぞれ対向フラ
ンジには図示しないシートパッキンを介在させておくこ
とは言うまでもない。 D) 蓋59を取外し、貫通孔58を利用して吊り具40の上端
部と上部カバー体5の上壁42を貫通した吊り棒41の下端
部を連結ボルト43で連結する。連結後、蓋59を取り付け
るとともに、吊りプレート51をボンネット45の上壁48に
ボルト等により取付ける。
【0018】E) 排水弁61を閉じ、バイパス管路32の分
岐管路部32bの弁38を閉じ、かつ給排気弁62を開いてか
ら油圧ポンプ56を操作し、複動シリンダ46を伸長して既
設弁2を送水管路1から抜き出し、図5,6のように上
部室33まで吊り上げる。既設弁2の抜き出しにより上部
室33に水が充満したら、給排気弁62を閉じる。 F) 操作用ハンドル31によって弁体28を上方へスイング
させ、弁口27を閉鎖する。しかる後、給排気弁62を開く
とともに、バイパス管路32の外部管路部32aの弁37を閉
じ、外部管路部32aの弁36と分岐管路部32bの弁38を開
き、上部室33の水をバイパス管路32と外部管路部32aお
よび分岐管路部32bを経て外部へ排出する。 G) 上部カバー体5の上壁42のボルト等による取り付け
を解いた後、アイボルト54にワイヤ71を掛け、さらにこ
れにクレーンフック72を引っ掛けてクレーンで吊り上げ
ることにより、図7のように既設弁2を上部室33からピ
ット4外に完全に取り出す。
【0019】H) 前記のようにして取り出した既設弁2
を吊り具40から取り外す。取り外した吊り具40に今度は
図8に示すような取替弁74を取付ける。取替弁74は送水
管路1に接続されるその一側開口側に管継手75を有し、
この管継手を両側に設けたスプリングバック式シリンダ
76により該開口面を伸縮させられるようになっている。
また、シリンダ76にフレキシブル性の送水管77の一端を
接続するとともに、該管の他端を上壁42の接続部63を下
から通して水圧ポンプ78に接続する。 I) そして、既設弁2と同様にクレーンで吊り上げて上
部カバー体5の上方位置まで運び、上壁42が上部カバー
体5の上カバー体部5cの上端に当接するように徐々に
降ろし、上壁42を取付ける。このとき、取替弁74は上部
室33内に位置する。 J) アイボルト54からワイヤ71を外した後、バイパス管
路32の分岐管路部32bの弁38を閉じ、外部管路部32aの弁
36,37を開き、下部室34の水をバイパス管路32を経て上
部室33へ流す。上部室33が水で充満したら、給排気弁62
を閉じ、上部室33と下部室34が均圧となるようにする。
【0020】K) 均圧後、弁体28を下方にスイングさ
せ、弁口27を開放する。 L) 油圧ポンプ56を操作し、シリンダ46のピストンロッ
ド53を縮めることによりタイボルト47、吊り棒41および
吊り具40を介して垂下した取替弁74をさらに下方へ降ろ
し、取替弁74を既設弁2の跡に配置し、その軸線を管路
1の軸線に一致させる。 M) 水圧ポンプ78を操作し、シリンダ76に圧力水を送
り、管継手75を伸長させ、取替弁74の両側開口面間を伸
長してそれぞれ管路1の開口面に当接させ、図9のよう
に取替弁74を短管3を介して管路1に水密的に挾持され
た状態とする。 N) 排水弁61および給排気弁62を開いて上下部カバー体
5,6内(上下部室33,34内)の水を外部に排出する。
排水後、蓋59を取外して連結ボルト43を外し、吊り具40
と吊り棒41の連結を外す。しかる後、上部カバー体5の
上カバー体部5cを弁箱部5bから取外し、弁箱部5bを
下カバー体部5aから取外したうえ、下カバー体部5aの
キーパ部15とキーパ部17の結合を解いて下カバー体部5
aを下部カバー体6から取外し、取替弁74と送水管路1
をボルト等によって接続する。そののちにキーパ部15と
キーパ部20の結合を解いて下部カバー体6を取り除く。
これにより、取替え作業は完了する。
【0021】この取替え作業において、送水管路1内の
水は取外した既設弁2の間から外部に流出しようとする
が、上下部カバー体5,6により流出が防止されて外部
に洩れることがなく、したがって断水ない状態で既設弁
2を取替えることができる。
【0022】尚、前記取替え作業の手順は一例を示した
にすぎず、これ以外の手順で作業を行なってもよいこと
は言うまでもない。
【0023】図10ないし図13は下部カバー体6の小型化
と装置の高さを低くすることを図ったこの発明の別の実
施例を示す。図10はその一部を省略した縦断正面図、図
11は図10の縦断側面図、図12は平面図、図13は正面図で
ある。
【0024】この実施例では下部カバー体6と上部カバ
ー体5の下カバー体部5aを小さくし、キーパ10,11に
よることなく、当接する部分にシールパッキン81を介装
して水密を保っている。短管3は下部カバー体6の外に
出ている。82,83は送水管路1を左右から挾持して支持
する1対の挾み部材で、その半円弧状部の外面から横向
きに張出した張出片84,85間に設けられた連結棒86によ
って連結されている。連結棒86の両端部にはねじ87が設
けられており、該ねじにダブルナット88を螺合して固定
することができるようになっている。
【0025】下カバー体部5aの上端と上カバー体部5c
の下端には両端間に弁室89を形成する弁座90,91が設け
られ、これら弁座には弁口92が設けられている。したが
って、この例では前記実施例のような弁箱部はない。93
は弁室89内を水平方向にスライドして弁口92を開閉する
弁体で、後端に設けためねじ部94が駆動ねじ軸95に螺合
して取付けられ、駆動ねじ軸95を操作ハンドル96によっ
て回転すると、めねじ部94により前後方向(図10で左右
方向)にスライドするようになっている。その他の構成
はほぼ前記実施例と同様となっているので、同様の部分
には同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】この実施例における作用は前記実施例とほ
ぼ同様である。多少異なる点を説明すれば次の通りであ
る。すなわち、既設弁2に吊り具40を取り付け、挾み部
材82,83で送水管路1を挾持し、既設弁2と送水管路1
のボルト等による接続を解いた後、下部カバー体6と上
部カバー体5の下カバー体部5aをシールパッキン81を
介して水密的に接続する。
【0027】また、弁口92を閉鎖するために弁体93をス
ライドさせるには、ハンドル96によって駆動ねじ軸95を
回転する。この駆動ねじ軸の回転により弁体93が駆動ね
じ軸95の軸線に沿って弁室89内を前方にスライドし、弁
口92を閉じるに至る。弁口92を開放するときはハンドル
96を反対方向に回転すればよい。
【0028】この実施例では連結棒86のねじ87に螺合さ
れたダブルナット88を調整することによって、挾み部材
82,83の間における送水管路1をわずかに伸縮させるこ
とが可能である。そのため、既設弁2の取外しのとき、
既設弁2と送水管路1との接続部から漏水が生じたら、
管路1を縮めて漏水を防止するとか、既設弁2の抜き出
しが困難な場合は、管路1を伸長して抜き出しが容易に
できるようにすることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明は前記のような構成からなるの
で、送水管路を断水することなく既設弁を取替えること
ができる。したがって、送水が停止して需要者に不便を
強いることがなく、赤水の発生、水が白く濁る白濁現象
が発生するというトラブルから解放されるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すボンネット部分を一
部省略した縦断正面図である。
【図2】シリンダ部分を一部省略した縦断側面図であ
る。
【図3】図1のA部拡大図である。
【図4】キーパ部の部分拡大斜視図である。
【図5】既設弁を抜き出している状態を示す図1と対応
する図である。
【図6】既設弁を抜き出している状態を示す図2と対応
する図である。
【図7】既設弁を抜き出した状態を示す図である。
【図8】取替弁を既設弁の跡に入れている状態を示す図
である。
【図9】取替弁を既設弁の跡に入れた状態を示す図であ
る。
【図10】別の実施例を示す要部の縦断正面図である。
【図11】同上の要部の縦断側面図である。
【図12】同上の要部の平面図である。
【図13】同上の要部の正面図である。
【符号の説明】
1 送水管路 2 既設弁 3 短管 4 ピット 5 上部カバー体 6 下部カバー体 7,8 フランジ 10,11 キーパ 40 吊り具 41 吊り棒 43 連結ボルト 45 ボンネット 46 複動シリンダ 47 タイボルト 51 吊りプレート 56 油圧ポンプ 57 送油管 58 貫通孔 59 蓋 61 排水弁 71 ピストンロッド 74 取替弁 75 管継手 76 シリンダ 77 送水管 78 水圧ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送水管路に接続された既設弁を、該管路
    を断水することなく取替える装置であって、着脱可能に
    設けられ、既設弁を含む該弁付近の送水管路を上下から
    挾持して水密的に覆う1対の上下部カバー体を具え、こ
    の上部カバー体の上壁は着脱可能に取付けられており、
    この上壁を水密的に貫通して取外した既設弁を前記取外
    した上壁とともに上部カバー体の上方位置まで吊り上げ
    るとともに、この吊り上げた既設弁の代わりに取替弁を
    吊り上げて前記既設弁が取外された跡へ配置する吊り上
    げ部材を上下動可能に設け、前記取替弁に伸縮可能な管
    継手と該管継手を伸縮させる作動部材を設け、前記上部
    カバー体の中間部内面に弁座を設け、この弁座より上方
    の上部カバー内を吊り上げ部材により吊り上げた既設弁
    又は取替弁を収容可能な大きさの上部室に形成するとと
    もに、弁座より下方の上部カバー体内を下部室に形成
    し、前記上部カバー体に前記弁座に設けた弁口を開閉す
    る開閉弁を設けるとともに、上部室と下部室を連通する
    バイパス管路を設け、このバイパス管路にバイパス管路
    内を開閉する第1,第2弁を設けるとともに、該両弁間
    にバイパス管路内を流れる水を外部に排出する分岐管路
    部を設け、この分岐管路部に分岐管路部内を開閉する第
    3弁を設け、前記下部カバー体に排水弁を設けたことを
    特徴とする既設弁の取替装置。
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