JPH0512638B2 - - Google Patents
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- JPH0512638B2 JPH0512638B2 JP62294694A JP29469487A JPH0512638B2 JP H0512638 B2 JPH0512638 B2 JP H0512638B2 JP 62294694 A JP62294694 A JP 62294694A JP 29469487 A JP29469487 A JP 29469487A JP H0512638 B2 JPH0512638 B2 JP H0512638B2
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- nitrogen gas
- nitrogen
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は窒素ガス製造装置に関するものであ
る。
る。
電子工業では極めて多量の窒素ガスが使用され
ている。このため、安価な窒素ガスの供給が望ま
れ、その要望に応えるためにPSA方式が導入さ
れ、それによつて窒素ガスが製造され供給される
ようになつている。このPSA方式による窒素ガ
ス製造装置を第1図に示す。図において、1は空
気取入口、2は空気圧縮機、3はアフタークーラ
ー、3aは冷却水供給路、4は油水セパレーター
である。5は第1の吸着槽、6は第2の吸着槽で
あり、V1およびV2は空気作動弁で、空気圧縮機
2によつて圧縮された空気を弁作用により吸着槽
6に送り込む。V3およびV4は真空弁であり、吸
着槽5,6内を真空ポンプ6aの作用により真空
状態にする。6bは真空ポンプ6aに冷却水を供
給する冷却パイプ、6cはサイレンサー、6dは
その排気パイプである。V5,V6,V7およびV9は
空気作動弁である。7は製品槽であり、パイプ8
により吸着槽5,6に接続されている。7aは製
品窒素ガス取出パイプ、7bは不純物分析計、7
cは流量計である。
ている。このため、安価な窒素ガスの供給が望ま
れ、その要望に応えるためにPSA方式が導入さ
れ、それによつて窒素ガスが製造され供給される
ようになつている。このPSA方式による窒素ガ
ス製造装置を第1図に示す。図において、1は空
気取入口、2は空気圧縮機、3はアフタークーラ
ー、3aは冷却水供給路、4は油水セパレーター
である。5は第1の吸着槽、6は第2の吸着槽で
あり、V1およびV2は空気作動弁で、空気圧縮機
2によつて圧縮された空気を弁作用により吸着槽
6に送り込む。V3およびV4は真空弁であり、吸
着槽5,6内を真空ポンプ6aの作用により真空
状態にする。6bは真空ポンプ6aに冷却水を供
給する冷却パイプ、6cはサイレンサー、6dは
その排気パイプである。V5,V6,V7およびV9は
空気作動弁である。7は製品槽であり、パイプ8
により吸着槽5,6に接続されている。7aは製
品窒素ガス取出パイプ、7bは不純物分析計、7
cは流量計である。
この窒素ガス製造装置は、空気圧縮機2により
空気を圧縮し、この空気圧縮機2に付髄するアフ
タークーラー3によつて圧縮された空気を冷却し
てセパレーター4で凝縮水を除去し、空気作動弁
V1またはV2を経由させて吸着槽5,6に送入す
る。2基の吸着槽5,6はそれぞれ酸素吸着用の
カーボンモレキユラシーブを内蔵しており、これ
らの吸着槽5,6にはプレツシヤースイング方式
により1分間毎に交互に圧縮空気が送り込まれ
る。この場合、圧縮空気の送り込まれていない吸
着槽5,6は真空ポンプ6aの作用により内部が
真空状態にされる。すなわち、空気圧縮機2によ
り圧縮された空気は、一方の吸着槽5内に入りカ
ーボンモレキユラシーブによつてそのなかの酸素
分を吸着除去され、窒素ガスとなつて弁V5,V6,
V9を経て製品槽7に送られパイプ7aから取り
出される。この時、他方の吸着槽6は、空気圧縮
機2からの空気が弁V2の閉成によつて遮断され、
かつ弁V4の開成によつて内部が真空ポンプ6a
により真空吸引される。その結果、カーボンモレ
キユラシーブに吸着された酸素が吸引除去されカ
ーボンモレキユラシーブが再生される。このよう
にして、吸着槽5,6から交互に窒素ガスが製品
槽7に送られ製品窒素ガスが連続的に得られる。
空気を圧縮し、この空気圧縮機2に付髄するアフ
タークーラー3によつて圧縮された空気を冷却し
てセパレーター4で凝縮水を除去し、空気作動弁
V1またはV2を経由させて吸着槽5,6に送入す
る。2基の吸着槽5,6はそれぞれ酸素吸着用の
カーボンモレキユラシーブを内蔵しており、これ
らの吸着槽5,6にはプレツシヤースイング方式
により1分間毎に交互に圧縮空気が送り込まれ
る。この場合、圧縮空気の送り込まれていない吸
着槽5,6は真空ポンプ6aの作用により内部が
真空状態にされる。すなわち、空気圧縮機2によ
り圧縮された空気は、一方の吸着槽5内に入りカ
ーボンモレキユラシーブによつてそのなかの酸素
分を吸着除去され、窒素ガスとなつて弁V5,V6,
V9を経て製品槽7に送られパイプ7aから取り
出される。この時、他方の吸着槽6は、空気圧縮
機2からの空気が弁V2の閉成によつて遮断され、
かつ弁V4の開成によつて内部が真空ポンプ6a
により真空吸引される。その結果、カーボンモレ
キユラシーブに吸着された酸素が吸引除去されカ
ーボンモレキユラシーブが再生される。このよう
にして、吸着槽5,6から交互に窒素ガスが製品
槽7に送られ製品窒素ガスが連続的に得られる。
上記の窒素ガス製造装置は、カーボンモレキユ
ラシーブが酸素を選択的に吸着するという特性を
利用して窒素ガスを製造するため、安価に窒素ガ
スを得ることができる。しかしながら、前記のよ
うに、2基の吸着槽5,6に1分間毎に交互に圧
縮空気を送り、それと同時に、他方の吸着槽内を
真空吸引するため、弁が多数必要になるととも
に、弁操作も煩雑になり故障が多発しやすいとい
う欠点を有している。そのため、2個1組の吸着
槽5,6を2組設け、1組を予備としなければな
らないのが実情である。したがつて、設備費がか
さむという欠点も有している。
ラシーブが酸素を選択的に吸着するという特性を
利用して窒素ガスを製造するため、安価に窒素ガ
スを得ることができる。しかしながら、前記のよ
うに、2基の吸着槽5,6に1分間毎に交互に圧
縮空気を送り、それと同時に、他方の吸着槽内を
真空吸引するため、弁が多数必要になるととも
に、弁操作も煩雑になり故障が多発しやすいとい
う欠点を有している。そのため、2個1組の吸着
槽5,6を2組設け、1組を予備としなければな
らないのが実情である。したがつて、設備費がか
さむという欠点も有している。
他方、従来の深冷液化方式の窒素ガス製造装置
は、圧縮機で圧縮された圧縮原料空気の冷却用熱
交換器の冷却のために、膨脹タービンを用い、こ
れを精留塔内に溜る液体空気(深冷液化分離によ
り低沸点の窒素はガスとして取り出され、残部が
酸素リツチな液体空気となつて溜る)から蒸発し
たガスの圧力で駆動するようになつている。とこ
ろが、膨脹タービンは回転速度が極めて大(数万
回/分)であつて負荷変動(製品窒素の取出量
《需要量》の変動)に対する追従運転が困難であ
るため、負荷変動時に製品の純度がばらつくとい
う難点を有している。また、このものは高速回転
するため機械構造上高精度が要求され、かつ高価
であり、機械が複雑なため特別に養成した要員が
必要という難点も有している。すなわち、膨脹タ
ービンは高速回転部を有するため、上記のような
諸問題を生じるのであり、このような高速回転部
を有する膨脹タービンの除去に対して強い要望が
あつた。
は、圧縮機で圧縮された圧縮原料空気の冷却用熱
交換器の冷却のために、膨脹タービンを用い、こ
れを精留塔内に溜る液体空気(深冷液化分離によ
り低沸点の窒素はガスとして取り出され、残部が
酸素リツチな液体空気となつて溜る)から蒸発し
たガスの圧力で駆動するようになつている。とこ
ろが、膨脹タービンは回転速度が極めて大(数万
回/分)であつて負荷変動(製品窒素の取出量
《需要量》の変動)に対する追従運転が困難であ
るため、負荷変動時に製品の純度がばらつくとい
う難点を有している。また、このものは高速回転
するため機械構造上高精度が要求され、かつ高価
であり、機械が複雑なため特別に養成した要員が
必要という難点も有している。すなわち、膨脹タ
ービンは高速回転部を有するため、上記のような
諸問題を生じるのであり、このような高速回転部
を有する膨脹タービンの除去に対して強い要望が
あつた。
この発明は、外部より取り入れた空気を圧縮す
る空気圧縮手段と、この空気圧縮手段によつて圧
縮された圧縮空気中の炭酸ガスと水分とを除去す
る除去手段と、この除去手段を経た圧縮空気を超
低温に冷却する熱交換手段と、この熱交換手段に
より超低温に冷却された圧縮空気の一部を液化し
て底部に溜め窒素を上部へ上昇させる精留塔を備
えた窒素ガス製造装置において、精留塔の上側に
設けられた液体窒素を溜める分縮器であつて、精
留塔と連通する複数のチユーブが底面から植立し
ていて、各チユーブの間が液体窒素溜めに形成さ
れ各チユーブの上端が内部において開口している
分縮器と、装置外から液体窒素の供給を受けこれ
を貯蔵する液体窒素貯蔵手段と、この液体窒素貯
蔵手段内の液体窒素を冷熱発生用膨脹器からの発
生冷熱に代えて圧縮空気液体用の寒冷源として連
続的に上記精留塔内に導く導入路と、上記精留塔
から気体として取り出される窒素ガスおよび上記
精留塔内において寒冷源としての作用を終え気化
した上記液体窒素を上記熱交換手段を経由させ上
記圧縮空気と熱交換させることにより温度上昇さ
せ製品窒素ガスとする窒素ガス取出路を備えたこ
とを特徴とする窒素ガス製造装置をその要旨とす
るものである。
る空気圧縮手段と、この空気圧縮手段によつて圧
縮された圧縮空気中の炭酸ガスと水分とを除去す
る除去手段と、この除去手段を経た圧縮空気を超
低温に冷却する熱交換手段と、この熱交換手段に
より超低温に冷却された圧縮空気の一部を液化し
て底部に溜め窒素を上部へ上昇させる精留塔を備
えた窒素ガス製造装置において、精留塔の上側に
設けられた液体窒素を溜める分縮器であつて、精
留塔と連通する複数のチユーブが底面から植立し
ていて、各チユーブの間が液体窒素溜めに形成さ
れ各チユーブの上端が内部において開口している
分縮器と、装置外から液体窒素の供給を受けこれ
を貯蔵する液体窒素貯蔵手段と、この液体窒素貯
蔵手段内の液体窒素を冷熱発生用膨脹器からの発
生冷熱に代えて圧縮空気液体用の寒冷源として連
続的に上記精留塔内に導く導入路と、上記精留塔
から気体として取り出される窒素ガスおよび上記
精留塔内において寒冷源としての作用を終え気化
した上記液体窒素を上記熱交換手段を経由させ上
記圧縮空気と熱交換させることにより温度上昇さ
せ製品窒素ガスとする窒素ガス取出路を備えたこ
とを特徴とする窒素ガス製造装置をその要旨とす
るものである。
すなわち、この発明の窒素ガス製造装置は、液
体窒素の蒸発熱を利用して、精留塔に送り込まれ
る圧縮空気を冷却し、圧縮空気の一部を液化分離
して窒素を気体のままで保持し、これを、精留塔
における寒冷源としての作用を終えて気化した液
体窒素と合わせて製品窒素ガスとして取り出すた
め、膨脹タービンが不要になり、膨脹タービンに
起因する上記負荷変動時における純度ばらつき等
の弊害を回避でき、かつ窒素ガスを安価に得るこ
とができるようになる。そのうえ、この装置は、
精留塔とは別個に液体窒素蒸発器を備えており、
精留塔ラインの故障時もしくは精留塔だけでは対
応できないような製品窒素ガスの需要量の大幅な
増加時に、上記液体窒素蒸発器を作動させ、上記
液体窒素貯蔵手段の液体窒素をその液体窒素蒸発
器で製品窒素ガスとして気化させうるため、製品
窒素ガスの供給がとぎれたり、需要量の大幅増加
時における製品窒素ガスの純度低下が生じないの
である。
体窒素の蒸発熱を利用して、精留塔に送り込まれ
る圧縮空気を冷却し、圧縮空気の一部を液化分離
して窒素を気体のままで保持し、これを、精留塔
における寒冷源としての作用を終えて気化した液
体窒素と合わせて製品窒素ガスとして取り出すた
め、膨脹タービンが不要になり、膨脹タービンに
起因する上記負荷変動時における純度ばらつき等
の弊害を回避でき、かつ窒素ガスを安価に得るこ
とができるようになる。そのうえ、この装置は、
精留塔とは別個に液体窒素蒸発器を備えており、
精留塔ラインの故障時もしくは精留塔だけでは対
応できないような製品窒素ガスの需要量の大幅な
増加時に、上記液体窒素蒸発器を作動させ、上記
液体窒素貯蔵手段の液体窒素をその液体窒素蒸発
器で製品窒素ガスとして気化させうるため、製品
窒素ガスの供給がとぎれたり、需要量の大幅増加
時における製品窒素ガスの純度低下が生じないの
である。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
説明する。
第2図はこの発明の一実施例の構成図である。
図において、9は空気圧縮機、10はドレン分離
器、11はフロン冷却器、12は2個1組の吸着
筒である。吸着筒12は内部にモレキユラシーブ
が充填されていて空気圧縮機9により圧縮された
空気中のH2OおよびCO2を吸着除去する作用をす
る。13は第1の熱交換器であり、吸着筒12に
よりH2OおよびCO2を吸着除去された圧縮空気が
送り込まれる。14は第2の熱交換であり、第1
の熱交換器13を経た圧縮空気が送り込まれる。
15は液体窒素を溜めるための分縮器16を塔頂
に備えた精留塔であり、第1および第2の熱交換
器13,14により超低温に冷却された圧縮空気
をさらに冷却し、その一部を液化して底部に溜
め、窒素のみを気体状態で上部から取り出すよう
になつている。すなわち、この精留塔15は、第
1および第2の熱交換器13,14を経て超低温
(約−170℃)に冷却された圧縮空気を、パイプ1
7により精留塔15の底部の貯溜液体空気
(N250〜70%,O230〜50%)18中を通してさら
に冷却し、ついで膨脹弁19を経て内部に噴射さ
せ、精留棚および分縮器16で酸素等を液化し、
窒素を気体のまま残すようになつている。この分
縮器16は、多数のチユーブ20が植設されてい
る仕切板21によつて塔部22と区切られてい
て、仕切板21上には圧縮空気の液化分離の際に
生じた液体窒素および液体窒素貯槽23から第1
の導入路パイプ24を経て供給されれた液体窒素
が貯溜される。そして、上記分縮器16は、精留
棚を経て精留塔15内を上昇する圧縮空気由来の
ガスをチユーブ20内に案内して貯溜液体窒素の
冷熱で冷却し、そのガスを分縮すると同時にその
ガス中の微量酸素(沸点−183℃)等を液化して
流下させ窒素(沸点−196℃)気体のまま上方に
移行させるようになつている。上方に移行した気
体窒素の一部は先に述べたように液化して仕切板
21上の貯溜液体窒素となる。
図において、9は空気圧縮機、10はドレン分離
器、11はフロン冷却器、12は2個1組の吸着
筒である。吸着筒12は内部にモレキユラシーブ
が充填されていて空気圧縮機9により圧縮された
空気中のH2OおよびCO2を吸着除去する作用をす
る。13は第1の熱交換器であり、吸着筒12に
よりH2OおよびCO2を吸着除去された圧縮空気が
送り込まれる。14は第2の熱交換であり、第1
の熱交換器13を経た圧縮空気が送り込まれる。
15は液体窒素を溜めるための分縮器16を塔頂
に備えた精留塔であり、第1および第2の熱交換
器13,14により超低温に冷却された圧縮空気
をさらに冷却し、その一部を液化して底部に溜
め、窒素のみを気体状態で上部から取り出すよう
になつている。すなわち、この精留塔15は、第
1および第2の熱交換器13,14を経て超低温
(約−170℃)に冷却された圧縮空気を、パイプ1
7により精留塔15の底部の貯溜液体空気
(N250〜70%,O230〜50%)18中を通してさら
に冷却し、ついで膨脹弁19を経て内部に噴射さ
せ、精留棚および分縮器16で酸素等を液化し、
窒素を気体のまま残すようになつている。この分
縮器16は、多数のチユーブ20が植設されてい
る仕切板21によつて塔部22と区切られてい
て、仕切板21上には圧縮空気の液化分離の際に
生じた液体窒素および液体窒素貯槽23から第1
の導入路パイプ24を経て供給されれた液体窒素
が貯溜される。そして、上記分縮器16は、精留
棚を経て精留塔15内を上昇する圧縮空気由来の
ガスをチユーブ20内に案内して貯溜液体窒素の
冷熱で冷却し、そのガスを分縮すると同時にその
ガス中の微量酸素(沸点−183℃)等を液化して
流下させ窒素(沸点−196℃)気体のまま上方に
移行させるようになつている。上方に移行した気
体窒素の一部は先に述べたように液化して仕切板
21上の貯溜液体窒素となる。
この場合、精留塔15の塔部22内に噴射され
た圧縮空気は、チユーブ20から流下する液体酸
素と向流的に接触するため、酸素の液化分離が一
層促進される。25は上記分縮器16内の貯溜液
体窒素の液面を一定に保つ液面計であり、分縮器
16内の液体窒素の液面の変動に応じてバルブ2
6を制御し液体窒素貯槽23からの液体窒素の供
給量を制御する。27は分縮器16の上部に溜ま
つた窒素ガスを取り出す取り出しパイプで、超低
温の窒素ガスを第2、第1の熱交換器14,13
内に案内し、そこに送り込まれる圧縮空気と熱交
換させて常温にしメインパイプ28に送り込む作
用をする。29は精留塔15の底部の貯溜液体空
気18を第2および第1の熱交換器14,13に
送り込む送り込みパイプで、29aは保圧弁であ
る。上記第2および第1の熱交換器14,13で
熱交換(熱交換器14,13内の圧縮空気の冷
却)を終えた上記貯溜液体空気は気化して第1の
熱交換器13から矢印Aのように放出されるよう
になつている。30はバツクアツプ系ラインであ
り、液体窒素蒸発器31、これは上記液体窒素貯
槽23から液体窒素を供給する第2の導入路パイ
プ30a、上記液体窒素蒸発器31で気化生成し
た窒素ガスをメインパイプ28に送入する案内パ
イプ30b、この案内パイプ30bに設けられた
圧力調節弁33aから構成されている。上記圧力
調節弁33aは、2次側(使用側)の圧力が設定
圧力より下がると、弁を開き、または弁の開度を
調節し、2次側の圧力が設定圧力を保つよう作用
する。このバツクアツプ系ライン30では、精留
塔ラインが故障したり、または製品窒素ガスの需
要量が大幅に増加したりしてメインパイプ28内
の圧力が下がると、上記圧力調節弁33aが開成
作動するため、上記液体窒素貯槽23から液体窒
素が液体窒素蒸発器31に流れて気化し、その生
成気化窒素ガスが製品窒素ガスとして上記メイン
パイプ28内に流入するようになつている。32
は不純物分析計であり、メインパイプ28から送
り出される製品窒素ガスの純度を分析し、純度の
低いときは、弁34,34aを作動させて製品窒
素ガスを矢印Bのように外部に逃気する作用をす
る。33はメインパイプ28に設けられた圧力調
節弁である。
た圧縮空気は、チユーブ20から流下する液体酸
素と向流的に接触するため、酸素の液化分離が一
層促進される。25は上記分縮器16内の貯溜液
体窒素の液面を一定に保つ液面計であり、分縮器
16内の液体窒素の液面の変動に応じてバルブ2
6を制御し液体窒素貯槽23からの液体窒素の供
給量を制御する。27は分縮器16の上部に溜ま
つた窒素ガスを取り出す取り出しパイプで、超低
温の窒素ガスを第2、第1の熱交換器14,13
内に案内し、そこに送り込まれる圧縮空気と熱交
換させて常温にしメインパイプ28に送り込む作
用をする。29は精留塔15の底部の貯溜液体空
気18を第2および第1の熱交換器14,13に
送り込む送り込みパイプで、29aは保圧弁であ
る。上記第2および第1の熱交換器14,13で
熱交換(熱交換器14,13内の圧縮空気の冷
却)を終えた上記貯溜液体空気は気化して第1の
熱交換器13から矢印Aのように放出されるよう
になつている。30はバツクアツプ系ラインであ
り、液体窒素蒸発器31、これは上記液体窒素貯
槽23から液体窒素を供給する第2の導入路パイ
プ30a、上記液体窒素蒸発器31で気化生成し
た窒素ガスをメインパイプ28に送入する案内パ
イプ30b、この案内パイプ30bに設けられた
圧力調節弁33aから構成されている。上記圧力
調節弁33aは、2次側(使用側)の圧力が設定
圧力より下がると、弁を開き、または弁の開度を
調節し、2次側の圧力が設定圧力を保つよう作用
する。このバツクアツプ系ライン30では、精留
塔ラインが故障したり、または製品窒素ガスの需
要量が大幅に増加したりしてメインパイプ28内
の圧力が下がると、上記圧力調節弁33aが開成
作動するため、上記液体窒素貯槽23から液体窒
素が液体窒素蒸発器31に流れて気化し、その生
成気化窒素ガスが製品窒素ガスとして上記メイン
パイプ28内に流入するようになつている。32
は不純物分析計であり、メインパイプ28から送
り出される製品窒素ガスの純度を分析し、純度の
低いときは、弁34,34aを作動させて製品窒
素ガスを矢印Bのように外部に逃気する作用をす
る。33はメインパイプ28に設けられた圧力調
節弁である。
この装置は、つぎのようにして製品窒素ガスを
製造する。すなわち、空気圧縮機9により空気を
圧縮し、ドレン分離器10により圧縮された空気
中の水分を除去してフロン冷却器11により冷却
し、その状態でモレキユラシーブが充填されてい
る吸着筒12に送り込み、空気中のH2Oおよび
CO2を吸着除去する。ついで、H2O,CO2が吸着
除去された圧縮空気を第1の熱交換器13および
第2の熱交換器14に送り込んで超低温に冷却
し、さらに精留塔15の下部の貯溜液体空気18
で冷却したのち、精留塔15内に噴射させる。そ
して、窒素と酸素の沸点の差(酸素の沸点−183
℃,窒素の沸点−196℃)を利用して空気中の酸
素を液化し、窒素を気体のまま取り出して第1ま
たは第2の熱交換器13,14に送り込み常温近
くまで昇温させメインパイプ28から窒素ガスと
して取り出す。この場合、液体窒素貯槽23内の
液体窒素は、精留塔15の分縮器16の寒冷源と
して作用し、それ自身は気化してメインパイプ2
8内に送り込まれ、上記精留塔15から得られる
空気中の窒素ガスと合わされ製品窒素ガスとして
取り出される。
製造する。すなわち、空気圧縮機9により空気を
圧縮し、ドレン分離器10により圧縮された空気
中の水分を除去してフロン冷却器11により冷却
し、その状態でモレキユラシーブが充填されてい
る吸着筒12に送り込み、空気中のH2Oおよび
CO2を吸着除去する。ついで、H2O,CO2が吸着
除去された圧縮空気を第1の熱交換器13および
第2の熱交換器14に送り込んで超低温に冷却
し、さらに精留塔15の下部の貯溜液体空気18
で冷却したのち、精留塔15内に噴射させる。そ
して、窒素と酸素の沸点の差(酸素の沸点−183
℃,窒素の沸点−196℃)を利用して空気中の酸
素を液化し、窒素を気体のまま取り出して第1ま
たは第2の熱交換器13,14に送り込み常温近
くまで昇温させメインパイプ28から窒素ガスと
して取り出す。この場合、液体窒素貯槽23内の
液体窒素は、精留塔15の分縮器16の寒冷源と
して作用し、それ自身は気化してメインパイプ2
8内に送り込まれ、上記精留塔15から得られる
空気中の窒素ガスと合わされ製品窒素ガスとして
取り出される。
このように、この窒素ガス製造装置によれば、
液体窒素の蒸発熱を利用して圧縮空気を冷却し、
それを精留塔15に送り込んで酸素等を分離し窒
素のみを取り出し、これを寒冷源となつた液体窒
素(気体状になつている)と合わせて製品窒素ガ
スとするため、膨脹タービンに起因する前記弊害
を全く生じず、極めて安価に、かつ高純度の窒素
ガスを得ることができる。
液体窒素の蒸発熱を利用して圧縮空気を冷却し、
それを精留塔15に送り込んで酸素等を分離し窒
素のみを取り出し、これを寒冷源となつた液体窒
素(気体状になつている)と合わせて製品窒素ガ
スとするため、膨脹タービンに起因する前記弊害
を全く生じず、極めて安価に、かつ高純度の窒素
ガスを得ることができる。
すなわち、精留塔15を高精度に設定すること
により、純度99.99%の窒素ガスを純度ばらつき
なく得ることができるようになる。これに対し
て、PSA方式の窒素ガス製造装置では、たかだ
か99.3%の純度のものしか得られないのであり、
膨脹タービンを用いる深冷液化分離装置では負荷
変動時に純度がばらつくのである。そのうえ、こ
の窒素ガス製造装置は、製品窒素ガスの需要量に
変動が生じても、その変動に応じて液面計25が
バルブ26の開度や開閉を制御するため、迅速に
対応できる。そして、液面計25によるバルブ制
御では対応できないような需要量の大幅な増加
時、もしくは精留塔ラインの故障によつて精留塔
15から製品窒素ガスが得られなくなつたりした
時等に、バツクアツプ系ライン30が作動して液
体窒素貯槽23内の液体窒素を直接蒸発器31で
気化し、これを製品窒素ガスとしてメインパイプ
28に流すため、需要量の大幅増加時における製
品窒素ガスの純度低下現象の発生や、製品窒素ガ
ス供給のとだえが回避され、常時安定に製品窒素
ガスを供給しうるのである。これが大きな特徴で
ある。しかも、この装置は、1基の液体窒素貯槽
23を、精留塔ラインとバツクアツプラインの双
方の貯槽として共用するため、設備費を大幅に節
約できると同時に、液体窒素貯槽の設置スペース
を小さくでき、装置全体のコンパクト化を実現で
きるのであり、これも大きな特徴である。
により、純度99.99%の窒素ガスを純度ばらつき
なく得ることができるようになる。これに対し
て、PSA方式の窒素ガス製造装置では、たかだ
か99.3%の純度のものしか得られないのであり、
膨脹タービンを用いる深冷液化分離装置では負荷
変動時に純度がばらつくのである。そのうえ、こ
の窒素ガス製造装置は、製品窒素ガスの需要量に
変動が生じても、その変動に応じて液面計25が
バルブ26の開度や開閉を制御するため、迅速に
対応できる。そして、液面計25によるバルブ制
御では対応できないような需要量の大幅な増加
時、もしくは精留塔ラインの故障によつて精留塔
15から製品窒素ガスが得られなくなつたりした
時等に、バツクアツプ系ライン30が作動して液
体窒素貯槽23内の液体窒素を直接蒸発器31で
気化し、これを製品窒素ガスとしてメインパイプ
28に流すため、需要量の大幅増加時における製
品窒素ガスの純度低下現象の発生や、製品窒素ガ
ス供給のとだえが回避され、常時安定に製品窒素
ガスを供給しうるのである。これが大きな特徴で
ある。しかも、この装置は、1基の液体窒素貯槽
23を、精留塔ラインとバツクアツプラインの双
方の貯槽として共用するため、設備費を大幅に節
約できると同時に、液体窒素貯槽の設置スペース
を小さくでき、装置全体のコンパクト化を実現で
きるのであり、これも大きな特徴である。
上記のように、この発明の窒素ガス製造装置に
よれば高純度の窒素ガスが安定な状態で得られる
ため、それをそのまま電子工業向けにすることが
できる。そして、このガスには炭酸ガスが含まれ
ていない(製造装置内で除去されている)ため、
炭酸ガス用の吸着槽を別個に装備する必要がな
い。さらに、少量の液体窒素を供給するだけで大
量の窒素ガスが得られるようになる。すなわち、
この発明の窒素ガス製造装置によれば、液体窒素
貯槽23から100Nm3(ガス換算)の液体窒素を
分縮器16に送り込むことにより、1000Nm3の製
品窒素ガスを得ることができる。このように、こ
の製造装置によれば少量の液体窒素を供給するだ
けで、その10倍の製品窒素ガスが得られるように
なるのである。したがつて、極めて安価な窒素ガ
スが得られるようになる。また、PSA方式や膨
脹タービン使用の従来の深冷液化分離方式による
窒素ガス製造装置に比べて、装置が簡単であるた
め装置全体が安価であり、かつ多数の弁等も不要
なため、装置の信頼度が大である。また、膨脹タ
ービンに起因する特別な要員も不要になる。
よれば高純度の窒素ガスが安定な状態で得られる
ため、それをそのまま電子工業向けにすることが
できる。そして、このガスには炭酸ガスが含まれ
ていない(製造装置内で除去されている)ため、
炭酸ガス用の吸着槽を別個に装備する必要がな
い。さらに、少量の液体窒素を供給するだけで大
量の窒素ガスが得られるようになる。すなわち、
この発明の窒素ガス製造装置によれば、液体窒素
貯槽23から100Nm3(ガス換算)の液体窒素を
分縮器16に送り込むことにより、1000Nm3の製
品窒素ガスを得ることができる。このように、こ
の製造装置によれば少量の液体窒素を供給するだ
けで、その10倍の製品窒素ガスが得られるように
なるのである。したがつて、極めて安価な窒素ガ
スが得られるようになる。また、PSA方式や膨
脹タービン使用の従来の深冷液化分離方式による
窒素ガス製造装置に比べて、装置が簡単であるた
め装置全体が安価であり、かつ多数の弁等も不要
なため、装置の信頼度が大である。また、膨脹タ
ービンに起因する特別な要員も不要になる。
第3図は他の実施例の構成図である。この窒素
ガス製造装置は、精留塔15の上方に凝縮器35
を付帯させて連通パイプ36により分縮器16の
上部と連通させ、分縮器16の上部に溜められた
窒素ガス(分縮器16によつて酸素が液化分離さ
れ得られた窒素ガス+液体窒素貯槽23から供給
された液体窒素の気化窒素ガス)を凝縮器35内
に入れるように構成している。そして、この窒素
ガスを、一端35bが精留塔15の底部と連通し
他端35cが第2および第1の熱交換器14,1
3を通つて空気中に開放されている冷却パイプ3
5aで冷却して(冷媒は精留塔15底部の貯溜液
体空気)その一部を凝縮させ、生成した液体窒素
37を、ヘツド差を利用して戻しパイプ38から
分縮器16内へ戻し、未凝縮の窒素ガスを第2お
よび第1の熱交換器14,13を通してメインパ
イプ28に送り込むようにしている。それ以外の
部分は前記の実施例と同じであり、同一部分に同
一符号を付している。
ガス製造装置は、精留塔15の上方に凝縮器35
を付帯させて連通パイプ36により分縮器16の
上部と連通させ、分縮器16の上部に溜められた
窒素ガス(分縮器16によつて酸素が液化分離さ
れ得られた窒素ガス+液体窒素貯槽23から供給
された液体窒素の気化窒素ガス)を凝縮器35内
に入れるように構成している。そして、この窒素
ガスを、一端35bが精留塔15の底部と連通し
他端35cが第2および第1の熱交換器14,1
3を通つて空気中に開放されている冷却パイプ3
5aで冷却して(冷媒は精留塔15底部の貯溜液
体空気)その一部を凝縮させ、生成した液体窒素
37を、ヘツド差を利用して戻しパイプ38から
分縮器16内へ戻し、未凝縮の窒素ガスを第2お
よび第1の熱交換器14,13を通してメインパ
イプ28に送り込むようにしている。それ以外の
部分は前記の実施例と同じであり、同一部分に同
一符号を付している。
すなわち、この窒素ガス製造装置は、分縮器1
6の上部から得られる製品窒素ガスを凝縮器35
に導き、その一部を凝縮させて分縮器16内に戻
し、液体窒素貯槽23から供給される液体窒素に
合わせるようにするため、上記凝縮器35が精留
作用を発揮するようになる。したがつて、前記の
実施例の装置に比べて、液体窒素貯槽23に供給
する液体窒素として純度の低いものを用いうると
いう優れた効果を得ることができるようになる。
6の上部から得られる製品窒素ガスを凝縮器35
に導き、その一部を凝縮させて分縮器16内に戻
し、液体窒素貯槽23から供給される液体窒素に
合わせるようにするため、上記凝縮器35が精留
作用を発揮するようになる。したがつて、前記の
実施例の装置に比べて、液体窒素貯槽23に供給
する液体窒素として純度の低いものを用いうると
いう優れた効果を得ることができるようになる。
第4図はさらに他の実施例の構成図である。こ
の窒素ガス製造装置は、戻しパイプ38を分縮器
16ではなく、精留塔15の上部に接続して凝縮
液体窒素を精留塔15の上部へ戻すようにしてい
る。それ以外の部分は第3図の実施例と同じであ
り同一部分に同一符号を付している。
の窒素ガス製造装置は、戻しパイプ38を分縮器
16ではなく、精留塔15の上部に接続して凝縮
液体窒素を精留塔15の上部へ戻すようにしてい
る。それ以外の部分は第3図の実施例と同じであ
り同一部分に同一符号を付している。
この実施例によれば、上記と同様の効果が得ら
れるほか、還流液量が増加するため精留効果の向
上も実現しうるようになる。
れるほか、還流液量が増加するため精留効果の向
上も実現しうるようになる。
以上のように、この発明の窒素ガス製造装置
は、膨脹タービンを用いず、それに代えて何ら回
転部を持たない液体窒素貯槽のような液体窒素貯
槽手段を用いるため、装置全体として回転部がな
くなり故障が全く生じない。しかも膨脹タービン
は高速回転機器であるため、負荷変動(製品窒素
ガスの取出量の変化)に対するきめ細かな追従運
転が困難であるところ、この発明の装置は、膨脹
タービンに代えて液体窒素貯槽を用い、供給量の
きめ細かい調節が可能な液体窒素を寒冷源として
用いるため、負荷変動に対するきめ細かな追従が
可能となり、純度が安定していて極めて高い窒素
ガスを製造しうるようになる。特に、この発明の
装置は精留塔の上部に、液体窒素の冷熱により還
流液をつくり、これを連続的に精留塔に流下させ
る分縮器を設けたため、分縮器内に液体窒素が所
定量溜つたのちはそれ以降生成する液体窒素が還
流液として常時精留塔内に戻るようになる。した
がつて、分縮器からの還流液の流下供給の断続に
起因する製品純度のばらつき(還流液の流下の中
断により上部精留塔では液がなくなりガスの吹抜
け現象を招いて製品純度が下がり、流下の再開時
には一定純度に戻る)を生じず、常時安定した純
度の製品窒素ガスを供給することができる。ま
た、この発明の装置は、精留塔とは別個に液体窒
素蒸発器を備えることができ、これによつて、精
留塔ラインの故障時もしくは精留塔だけでは対応
できないような製品窒素ガスの需要量の大幅な増
加時に、上記液体窒素蒸発器を作動させ、上記液
体窒素貯蔵手段の液体窒素をその液体窒素蒸発器
で製品窒素ガスとし気化させうるため、製品窒素
ガスの供給がとぎれたり、需要量の大幅増加時に
おける製品窒素ガスの純度低下が生じないという
優れた効果を奏するのである。しかも、この装置
では、1基の液体窒素貯蔵手段を、精留塔ライン
とバツクアツプラインの双方の液体窒素貯蔵手段
として共用でき、それによつて、設備費を大幅に
節約できると同時に、液体窒素貯蔵等の液体窒素
貯蔵手段の設置スペースを小さくでき、装置全体
のコンパクト化を実現できる。
は、膨脹タービンを用いず、それに代えて何ら回
転部を持たない液体窒素貯槽のような液体窒素貯
槽手段を用いるため、装置全体として回転部がな
くなり故障が全く生じない。しかも膨脹タービン
は高速回転機器であるため、負荷変動(製品窒素
ガスの取出量の変化)に対するきめ細かな追従運
転が困難であるところ、この発明の装置は、膨脹
タービンに代えて液体窒素貯槽を用い、供給量の
きめ細かい調節が可能な液体窒素を寒冷源として
用いるため、負荷変動に対するきめ細かな追従が
可能となり、純度が安定していて極めて高い窒素
ガスを製造しうるようになる。特に、この発明の
装置は精留塔の上部に、液体窒素の冷熱により還
流液をつくり、これを連続的に精留塔に流下させ
る分縮器を設けたため、分縮器内に液体窒素が所
定量溜つたのちはそれ以降生成する液体窒素が還
流液として常時精留塔内に戻るようになる。した
がつて、分縮器からの還流液の流下供給の断続に
起因する製品純度のばらつき(還流液の流下の中
断により上部精留塔では液がなくなりガスの吹抜
け現象を招いて製品純度が下がり、流下の再開時
には一定純度に戻る)を生じず、常時安定した純
度の製品窒素ガスを供給することができる。ま
た、この発明の装置は、精留塔とは別個に液体窒
素蒸発器を備えることができ、これによつて、精
留塔ラインの故障時もしくは精留塔だけでは対応
できないような製品窒素ガスの需要量の大幅な増
加時に、上記液体窒素蒸発器を作動させ、上記液
体窒素貯蔵手段の液体窒素をその液体窒素蒸発器
で製品窒素ガスとし気化させうるため、製品窒素
ガスの供給がとぎれたり、需要量の大幅増加時に
おける製品窒素ガスの純度低下が生じないという
優れた効果を奏するのである。しかも、この装置
では、1基の液体窒素貯蔵手段を、精留塔ライン
とバツクアツプラインの双方の液体窒素貯蔵手段
として共用でき、それによつて、設備費を大幅に
節約できると同時に、液体窒素貯蔵等の液体窒素
貯蔵手段の設置スペースを小さくでき、装置全体
のコンパクト化を実現できる。
第1図は従来例の構成図、第2図はこの発明の
一実施例の構成図、第3図は他の実施例の構成
図、第4図はさらに他の実施例の構成図である。 9……空気圧縮機、12……吸着筒、13,1
4……熱交換器、15……精留塔、16……分縮
器、18……貯溜液体空気、23……液体窒素貯
槽、24……第1の導入路パイプ、25……液面
計、26……バルブ、27……取り出しパイプ、
28……メインパイプ、30……バツクアツプラ
イン系、30a……第2の導入路パイプ、31…
…液体窒素蒸発器、33,33a……圧力調節
弁。
一実施例の構成図、第3図は他の実施例の構成
図、第4図はさらに他の実施例の構成図である。 9……空気圧縮機、12……吸着筒、13,1
4……熱交換器、15……精留塔、16……分縮
器、18……貯溜液体空気、23……液体窒素貯
槽、24……第1の導入路パイプ、25……液面
計、26……バルブ、27……取り出しパイプ、
28……メインパイプ、30……バツクアツプラ
イン系、30a……第2の導入路パイプ、31…
…液体窒素蒸発器、33,33a……圧力調節
弁。
Claims (1)
- 1 外部より取り入れた空気を圧縮する空気圧縮
手段と、この空気圧縮手段によつて圧縮された圧
縮空気中の炭酸ガスと水分とを除去する除去手段
と、この除去手段を経た圧縮空気を超低温に冷却
する熱交換手段と、この熱交換手段により超低温
に冷却された圧縮空気の一部を液化して底部に溜
め窒素を上部へ上昇させる精留塔を備えた窒素ガ
ス製造装置において、精留塔の上側に設けられた
液体窒素を溜める分縮器であつて、精留塔と連通
する複数のチユーブが底面から植立していて、各
チユーブの間が液体窒素溜めに形成され各チユー
ブの上端が内部において開口している分縮器と、
装置外から液体窒素の供給を受けこれを貯蔵する
液体窒素貯蔵手段と、この液体窒素貯蔵手段内の
液体窒素を冷熱発生用膨脹器からの発生冷熱に代
えて圧縮空気液化用の寒冷源として連続的に上記
精留塔内に導く導入路と、上記精留塔から気体と
して取り出される窒素ガスおよび上記精留塔内に
おいて寒冷源としての作用を終え気化した上記液
体窒素を上記熱交換手段を経由させ上記圧縮空気
と熱交換させることにより温度上昇させ製品窒素
ガスとする窒素ガス取出路を備えたことを特徴と
する窒素ガス製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29469487A JPS63148080A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 窒素ガス製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29469487A JPS63148080A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 窒素ガス製造装置 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2417888A Division JP2540244B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 窒素ガス製造装置 |
| JP5753792A Division JPH0587447A (ja) | 1987-11-20 | 1992-02-10 | 窒素ガス製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63148080A JPS63148080A (ja) | 1988-06-20 |
| JPH0512638B2 true JPH0512638B2 (ja) | 1993-02-18 |
Family
ID=17811095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29469487A Granted JPS63148080A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 窒素ガス製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63148080A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07305952A (ja) * | 1994-12-22 | 1995-11-21 | Daido Hoxan Inc | 窒素ガス製造装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1463075A (en) * | 1973-04-13 | 1977-02-02 | Cryoplants Ltd | Air separation |
| JPS5514351A (en) * | 1978-07-14 | 1980-01-31 | Aisin Warner Ltd | Controller of automatic change gear |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP29469487A patent/JPS63148080A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63148080A (ja) | 1988-06-20 |
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