JPH05126490A - 蒸発式の水冷塔用の飛沫型の充填バー - Google Patents
蒸発式の水冷塔用の飛沫型の充填バーInfo
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- JPH05126490A JPH05126490A JP4107473A JP10747392A JPH05126490A JP H05126490 A JPH05126490 A JP H05126490A JP 4107473 A JP4107473 A JP 4107473A JP 10747392 A JP10747392 A JP 10747392A JP H05126490 A JPH05126490 A JP H05126490A
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- filling
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F25/00—Component parts of trickle coolers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F25/00—Component parts of trickle coolers
- F28F25/02—Component parts of trickle coolers for distributing, circulating, and accumulating liquid
- F28F25/08—Splashing boards or grids, e.g. for converting liquid sprays into liquid films; Elements or beds for increasing the area of the contact surface
- F28F25/082—Spaced elongated bars, laths; Supports therefor
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S261/00—Gas and liquid contact apparatus
- Y10S261/11—Cooling towers
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却塔の冷却能力を高める充填バーを提供す
る。 【構成】 飛沫バー32は、ポリ塩化ビニールから一体
に形成され、ドーム型の断面形状を有している。飛沫バ
ー32は、前後方向に伸長する無孔の頂点部分36と、
下方かつ外方に広がる有孔の一対の側壁部38、40と
を備える。側壁部38、40は、二股状の足部分42、
44で終端となる。側壁部38、40の孔50は、円形
状であり、充填構造体を下降する温水の分散を極力良好
にするために互い違いに配列される。飛沫バー32は、
直交流式の冷却塔で用いるのが好ましい。従って、冷却
塔に流入する冷却空気流の流れ方向に対してこれを横断
する向きで配列される。足部分42、44で立った時の
飛沫バー32の垂直方向の高さYを、対向して隣接する
内側壁部46、46の間の横方向の距離2Xの半分より
も大きくする。これにより、飛沫バー32の最適な水分
散特性が得られる。
る。 【構成】 飛沫バー32は、ポリ塩化ビニールから一体
に形成され、ドーム型の断面形状を有している。飛沫バ
ー32は、前後方向に伸長する無孔の頂点部分36と、
下方かつ外方に広がる有孔の一対の側壁部38、40と
を備える。側壁部38、40は、二股状の足部分42、
44で終端となる。側壁部38、40の孔50は、円形
状であり、充填構造体を下降する温水の分散を極力良好
にするために互い違いに配列される。飛沫バー32は、
直交流式の冷却塔で用いるのが好ましい。従って、冷却
塔に流入する冷却空気流の流れ方向に対してこれを横断
する向きで配列される。足部分42、44で立った時の
飛沫バー32の垂直方向の高さYを、対向して隣接する
内側壁部46、46の間の横方向の距離2Xの半分より
も大きくする。これにより、飛沫バー32の最適な水分
散特性が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、蒸発式の水冷塔
において充填部材として用いられるタイプの予成形され
た合成樹脂製の飛沫バーに関する。より詳細には、低コ
ストで製造できると共に使用の際に冷却塔に改善された
性能を与えるように特殊な形状で構成された充填飛沫バ
ーに関する。この点に関して、本発明の飛沫バーは、前
後方向に伸長する最上方の頂点部分と、下方かつ外方に
広がる有孔の一対の側壁部を画成するドーム型の形状を
特徴としており、上記各々の側壁部は、その最下方の端
部に本体用のサポートを画成している。本体が隔置され
た足部分で立った時に、該本体の垂直方向の高さが、上
記足部分の間の横方向の距離の半分よりも大きいことが
極めて重要である。本発明の飛沫バーを用いて通常の従
来技術のバーとの比較テスト行った結果、冷却塔は改善
された性能を示し、これと同時に充填材のコストが低下
することがわかった。
において充填部材として用いられるタイプの予成形され
た合成樹脂製の飛沫バーに関する。より詳細には、低コ
ストで製造できると共に使用の際に冷却塔に改善された
性能を与えるように特殊な形状で構成された充填飛沫バ
ーに関する。この点に関して、本発明の飛沫バーは、前
後方向に伸長する最上方の頂点部分と、下方かつ外方に
広がる有孔の一対の側壁部を画成するドーム型の形状を
特徴としており、上記各々の側壁部は、その最下方の端
部に本体用のサポートを画成している。本体が隔置され
た足部分で立った時に、該本体の垂直方向の高さが、上
記足部分の間の横方向の距離の半分よりも大きいことが
極めて重要である。本発明の飛沫バーを用いて通常の従
来技術のバーとの比較テスト行った結果、冷却塔は改善
された性能を示し、これと同時に充填材のコストが低下
することがわかった。
【0002】
【従来の技術】一般に蒸発式の水冷塔は、開口を有する
分配槽あるいはこれと同等の上部温水分配装置と、該分
配装置の下に延在する最下方の冷水収集槽とを備える。
一般に、飛沫型の水分散充填構造体が、分配装置と冷水
収集槽との間に設けられる。その充填構造体は一般に、
直立する格子構造によって、間隔を置いた位置で支持さ
れかつ水平方向に配設された複数の細長い飛沫バーを備
えている。使用の際には、分配装置に供給された温水が
重力によって充填構造体を流れ落ち、この充填構造体に
おいて効果的に液滴の形態に分散される。これと同時
に、モータ駆動型のファンにより、又は自然通風型のハ
イパボリック(hyperbolic)冷却塔を用いる
ことによって、冷却空気流が充填構造体を通して吸引さ
れる。
分配槽あるいはこれと同等の上部温水分配装置と、該分
配装置の下に延在する最下方の冷水収集槽とを備える。
一般に、飛沫型の水分散充填構造体が、分配装置と冷水
収集槽との間に設けられる。その充填構造体は一般に、
直立する格子構造によって、間隔を置いた位置で支持さ
れかつ水平方向に配設された複数の細長い飛沫バーを備
えている。使用の際には、分配装置に供給された温水が
重力によって充填構造体を流れ落ち、この充填構造体に
おいて効果的に液滴の形態に分散される。これと同時
に、モータ駆動型のファンにより、又は自然通風型のハ
イパボリック(hyperbolic)冷却塔を用いる
ことによって、冷却空気流が充填構造体を通して吸引さ
れる。
【0003】充填構造体は一般に、冷却塔唯一かつ最も
重要な要素であると考えられるが、その理由は、充填構
造体が、最初に熱い水と冷却空気流との間の熱交換媒体
として作用するからである。水滴が充填領域に形成され
るにしたがって、相対的に暖かい水と冷却空気との間の
温度差により水滴表面での蒸発が生じ、これにより水が
急速に冷却される。しかしながら、個々の水滴の表面温
度が周囲の空気の湿球温度に近づくにしたがい、冷却現
象は低下し、水滴の内側から水滴表面の外側への熱伝達
速度に依存するようになる。従って、水滴を充填バーに
当てることにより個々の水滴の落下を邪魔し、これによ
り、水の新しい表面を瞬間的に露呈させ、場合によって
は水滴を更に小さな水滴に再分割し、従って通過する空
気に露呈される水の有効な全表面積を増大させることが
望ましい。
重要な要素であると考えられるが、その理由は、充填構
造体が、最初に熱い水と冷却空気流との間の熱交換媒体
として作用するからである。水滴が充填領域に形成され
るにしたがって、相対的に暖かい水と冷却空気との間の
温度差により水滴表面での蒸発が生じ、これにより水が
急速に冷却される。しかしながら、個々の水滴の表面温
度が周囲の空気の湿球温度に近づくにしたがい、冷却現
象は低下し、水滴の内側から水滴表面の外側への熱伝達
速度に依存するようになる。従って、水滴を充填バーに
当てることにより個々の水滴の落下を邪魔し、これによ
り、水の新しい表面を瞬間的に露呈させ、場合によって
は水滴を更に小さな水滴に再分割し、従って通過する空
気に露呈される水の有効な全表面積を増大させることが
望ましい。
【0004】理解され得るように、満足すべき運転及び
性能を確保するためには、どのような充填構造体の飛沫
バーの特性も幾つかの条件を満足しなければならない。
第一に、飛沫バーは、操業の際に一般に受けるある範囲
の水の負荷量にわたって、水を一貫して予測可能な状態
で分散させかつ水滴を形成する必要がある。冷却行程を
向上させるために、下降する水滴は比較的細かい水滴粒
子に均一に砕かれ、広範囲に広げられるのが好ましい。
この点に関して、水滴の形成は効果的な冷却のためには
必須であるが、この現象が細かい霧を形成する程にまで
にならないように注意する必要がある。そのような霧
は、冷却空気流の中に捕捉され、これにより、霧を除去
するための特別な手段を講じない限り、周囲の大気に排
出されてしまう。従って、飛沫バーの設計者の重要な目
標は、バーが、霧を形成することなく適切な水滴を確実
に形成するようにすることである。
性能を確保するためには、どのような充填構造体の飛沫
バーの特性も幾つかの条件を満足しなければならない。
第一に、飛沫バーは、操業の際に一般に受けるある範囲
の水の負荷量にわたって、水を一貫して予測可能な状態
で分散させかつ水滴を形成する必要がある。冷却行程を
向上させるために、下降する水滴は比較的細かい水滴粒
子に均一に砕かれ、広範囲に広げられるのが好ましい。
この点に関して、水滴の形成は効果的な冷却のためには
必須であるが、この現象が細かい霧を形成する程にまで
にならないように注意する必要がある。そのような霧
は、冷却空気流の中に捕捉され、これにより、霧を除去
するための特別な手段を講じない限り、周囲の大気に排
出されてしまう。従って、飛沫バーの設計者の重要な目
標は、バーが、霧を形成することなく適切な水滴を確実
に形成するようにすることである。
【0005】更に、飛沫バーの構造は、ファンの所要馬
力及び運転コストを比較的低いレベルに維持するため
に、最小量の空気の圧力損失を生ずるようなものでなけ
ればならない。この点に関して、均一な水滴を形成する
という目的は、与えられた充填構造体の前後における圧
力損失を最小にするという要件とは幾分競合するもので
あるように見受けられる。
力及び運転コストを比較的低いレベルに維持するため
に、最小量の空気の圧力損失を生ずるようなものでなけ
ればならない。この点に関して、均一な水滴を形成する
という目的は、与えられた充填構造体の前後における圧
力損失を最小にするという要件とは幾分競合するもので
あるように見受けられる。
【0006】また、飛沫バーは、隣接する直立した支持
格子の間の距離を横断するに十分な構造的な強度を有す
る必要がある。その理由は、バーが撓むと、水がバーの
低い部分に向かって流れ、これにより、通過する空気流
にわたっての不均一な水の分散が生ずると共に、望まし
くない水の流れの合流が起こるからである。バーの撓み
により生ずるこの問題は勿論、バーを合成樹脂材料から
形成した時により一般的なものであり、その理由は、そ
のようなバーは往々にして、冷却すべき温水の高い温度
を受けると、強度及び剛性を失うからである。
格子の間の距離を横断するに十分な構造的な強度を有す
る必要がある。その理由は、バーが撓むと、水がバーの
低い部分に向かって流れ、これにより、通過する空気流
にわたっての不均一な水の分散が生ずると共に、望まし
くない水の流れの合流が起こるからである。バーの撓み
により生ずるこの問題は勿論、バーを合成樹脂材料から
形成した時により一般的なものであり、その理由は、そ
のようなバーは往々にして、冷却すべき温水の高い温度
を受けると、強度及び剛性を失うからである。
【0007】考慮すべき他の重要な事項は、充填バーの
コストである。例えば、大型のハイパボリック型吸引通
風式の冷却塔は、約1.2m(4フィート)の長さの飛
沫バーを2,000,000本程度用いる。その結果、
高価な金属材料により形成されたバーの使用は、金属製
のバーは極めて適正な冷却性能を提供することができる
が、一般的には経済的に受け入れることができない。
コストである。例えば、大型のハイパボリック型吸引通
風式の冷却塔は、約1.2m(4フィート)の長さの飛
沫バーを2,000,000本程度用いる。その結果、
高価な金属材料により形成されたバーの使用は、金属製
のバーは極めて適正な冷却性能を提供することができる
が、一般的には経済的に受け入れることができない。
【0008】飛沫バーの設計において考慮する他の要因
は、汚染有機体(飛沫バーの開口を閉塞することがあ
る)、汚れた空気の流入、及び寒冷地における運転休止
期間中に生ずる可能性のある氷の発生に対処する能力で
ある。
は、汚染有機体(飛沫バーの開口を閉塞することがあ
る)、汚れた空気の流入、及び寒冷地における運転休止
期間中に生ずる可能性のある氷の発生に対処する能力で
ある。
【0009】過去においては、飛沫バーは往々にして、
細長く矩形断面を有するセカイヤメスギ又は加工したダ
グラススギ等の木材のバーから形成されていた。しかし
ながら、木材製の飛沫バーは、通常の耐腐食性はある
が、水流中の化学物質によって劣化することがある。ま
た、水の流れが中断し、バーに残留する湿分が蒸発して
しまうと、木材製のバーは火災を起こすという深刻な危
険性を有している。
細長く矩形断面を有するセカイヤメスギ又は加工したダ
グラススギ等の木材のバーから形成されていた。しかし
ながら、木材製の飛沫バーは、通常の耐腐食性はある
が、水流中の化学物質によって劣化することがある。ま
た、水の流れが中断し、バーに残留する湿分が蒸発して
しまうと、木材製のバーは火災を起こすという深刻な危
険性を有している。
【0010】過去においてはまた、ポリ塩化ビニール
(PVC)等の合成樹脂材料から形成された種々の形状
の飛沫バーを用いることが知られていた。例えば、デフ
ロン(DeFlon)の米国特許第3,389,895
号明細書は、逆V字型のバー、ほぼ三日月形状のバー、
及び横方向に伸びる波型を有するシート材料を含む多く
の飛沫バーの形状を開示している。また、ある飛沫バー
は、中空で管状のPVC押し出し成形体により構成さ
れ、この飛沫バーにおいては、頂部の水係合面は水平方
向においてほぼ半円形であり、底部は上方に向かって変
形され、隔置された一対の下側面を画成する。
(PVC)等の合成樹脂材料から形成された種々の形状
の飛沫バーを用いることが知られていた。例えば、デフ
ロン(DeFlon)の米国特許第3,389,895
号明細書は、逆V字型のバー、ほぼ三日月形状のバー、
及び横方向に伸びる波型を有するシート材料を含む多く
の飛沫バーの形状を開示している。また、ある飛沫バー
は、中空で管状のPVC押し出し成形体により構成さ
れ、この飛沫バーにおいては、頂部の水係合面は水平方
向においてほぼ半円形であり、底部は上方に向かって変
形され、隔置された一対の下側面を画成する。
【0011】米国特許第4,663,092号は、他の
タイプの押し出し成形された合成樹脂製の飛沫バーを開
示している。この米国特許に開示されるバーは、断面が
弧状の一対の側方縁部と、該側方縁部と相互に連結する
細長く、水平で平坦な頂部部分とを備えている。このバ
ーの側方縁部の曲率中心は、本体の下側に位置してい
る。この飛沫バーの全体的な形状は比較的平坦であり、
その高さは、バーの有効幅の半分よりもかなり小さい。
タイプの押し出し成形された合成樹脂製の飛沫バーを開
示している。この米国特許に開示されるバーは、断面が
弧状の一対の側方縁部と、該側方縁部と相互に連結する
細長く、水平で平坦な頂部部分とを備えている。このバ
ーの側方縁部の曲率中心は、本体の下側に位置してい
る。この飛沫バーの全体的な形状は比較的平坦であり、
その高さは、バーの有効幅の半分よりもかなり小さい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、最適なバーのほぼ総ての要件を満た
す新規な充填バーに関する。すなわち、本発明の飛沫バ
ーは、低コストであるにもかかわらず、冷却塔の充填部
分の前後で過度の圧力損失を生ずることなく冷却塔の性
能を改善する。更に、本充填バーの特異なデザインは、
水の中に発生する微生物による汚染に対する耐久性を有
し、充填体を損傷することなく汚れた水及び氷の発生を
許容する。
の手段】本発明は、最適なバーのほぼ総ての要件を満た
す新規な充填バーに関する。すなわち、本発明の飛沫バ
ーは、低コストであるにもかかわらず、冷却塔の充填部
分の前後で過度の圧力損失を生ずることなく冷却塔の性
能を改善する。更に、本充填バーの特異なデザインは、
水の中に発生する微生物による汚染に対する耐久性を有
し、充填体を損傷することなく汚れた水及び氷の発生を
許容する。
【0013】一般的に言えば、本発明の充填バーは、ポ
リ塩化ビニール等の合成樹脂材料から形成されるのが好
ましい細長い有孔の本体の形態をなし、この本体は、前
後方向に伸長する再上部の頂点部分と、該頂点部分の側
方縁部から伸長すると共に下方かつ外方に広がる一対の
側壁部を画成する。側壁部は、その最下方の端部におい
て、横方向に隔置された細長い一対の足部分を画成し、
これら足部分は、使用の際に本体を支持する。各々の側
壁部の断面を弧状とし、また該側壁部に一連の貫通孔を
形成するのが極めて重要なことである。更に、上記足部
分で立った時に、本体の垂直方向の高さは、上記足部分
の間の横方向の距離の半分よりも大きい。このようにす
ると、バーは、冷却空気流と完全に交差する関係となる
ことを確実にする適切な高さを有する。
リ塩化ビニール等の合成樹脂材料から形成されるのが好
ましい細長い有孔の本体の形態をなし、この本体は、前
後方向に伸長する再上部の頂点部分と、該頂点部分の側
方縁部から伸長すると共に下方かつ外方に広がる一対の
側壁部を画成する。側壁部は、その最下方の端部におい
て、横方向に隔置された細長い一対の足部分を画成し、
これら足部分は、使用の際に本体を支持する。各々の側
壁部の断面を弧状とし、また該側壁部に一連の貫通孔を
形成するのが極めて重要なことである。更に、上記足部
分で立った時に、本体の垂直方向の高さは、上記足部分
の間の横方向の距離の半分よりも大きい。このようにす
ると、バーは、冷却空気流と完全に交差する関係となる
ことを確実にする適切な高さを有する。
【0014】特に好ましい態様においては、前後方向に
伸長する頂点部分は無孔であって、効果的に水滴を分散
する頂部を提供する。また、頂点部分は、細長く、下方
に伸長し、上記側壁部の間に配置される短い中央のリブ
を備えているので効果的である。このリブは本体に剛性
を与えて使用の際の該本体の撓みを防止するだけではな
く、貯蔵及び運搬の際の充填バーの入れ子式の積み重ね
を可能とする。
伸長する頂点部分は無孔であって、効果的に水滴を分散
する頂部を提供する。また、頂点部分は、細長く、下方
に伸長し、上記側壁部の間に配置される短い中央のリブ
を備えているので効果的である。このリブは本体に剛性
を与えて使用の際の該本体の撓みを防止するだけではな
く、貯蔵及び運搬の際の充填バーの入れ子式の積み重ね
を可能とする。
【0015】弧状の側壁部は、互いにほぼ鏡像関係にす
るのが効果的であり、実際には、仮想円の扇形部を画成
し、該仮想円の中心同士は相互に横方向に隔置される。
るのが効果的であり、実際には、仮想円の扇形部を画成
し、該仮想円の中心同士は相互に横方向に隔置される。
【0016】実際には、本発明の充填バーには、それぞ
れの側壁部を貫通するほぼ円形の開口が設けられるが、
他の形状の開口を設けることもできる。側壁部の開口は
更に、互い違いの配列にされる。すなわち側壁部の長さ
に沿って隣接する孔同士は互いに垂直方向に隔置され
る。水滴の形成及び冷却塔の性能を確実に適切なものと
するために、孔の寸法及び配列は、約20%乃至40%
の正味の傾向面積、最も好ましいのは約30%の正味の
開口面積、を本体に与えるように決定される。
れの側壁部を貫通するほぼ円形の開口が設けられるが、
他の形状の開口を設けることもできる。側壁部の開口は
更に、互い違いの配列にされる。すなわち側壁部の長さ
に沿って隣接する孔同士は互いに垂直方向に隔置され
る。水滴の形成及び冷却塔の性能を確実に適切なものと
するために、孔の寸法及び配列は、約20%乃至40%
の正味の傾向面積、最も好ましいのは約30%の正味の
開口面積、を本体に与えるように決定される。
【0017】
【実施例】次に図面、特に図1を参照すると、機械通風
型の直交流式の冷却塔10が概略的に示されている。冷
却塔10は、直立した中央の隔室12を備えており、該
隔室の上方には開口した頂壁部14が設けられ、該頂壁
部にはベンチュリ型のファン用の筒16が装着されてい
る。機械的に駆動されるファン18が、通常の態様で筒
16の中に設けられている。冷却塔10全体としては更
に、横方向に隔置された一対の温水分配槽20、22を
備えており、これら温水分配槽は冷却すべき温水を受容
し、各々の温水分配槽の一部を形成する開口した底壁部
を介して上記温水を分配する。下方に延在する共通の冷
水収集槽24が、槽20、22及び隔室12の下に位置
している。符号26、28によって全体的に表す一対の
充填アセンブリが、対応する分配槽20又は22の下方
において隔置されかつ対向した関係で設けられており、
該一対の充填アセンブリは隔室12に連通している。各
々の充填アセンブリ26、28は実質的に同一であって
直立した格子アセンブリ30を備えており、この格子ア
センブリは、上方に延在する槽から下降して来る温水を
砕く役割を果たす複数の細長い飛沫バー32を支持して
いる。それぞれの充填アセンブリは、通常の内側のドリ
フト・エリミネータ34を備えることができ、このドリ
フト・エリミネータは、充填部分を出る空気流から捕捉
された水を除去する役割を果たす。
型の直交流式の冷却塔10が概略的に示されている。冷
却塔10は、直立した中央の隔室12を備えており、該
隔室の上方には開口した頂壁部14が設けられ、該頂壁
部にはベンチュリ型のファン用の筒16が装着されてい
る。機械的に駆動されるファン18が、通常の態様で筒
16の中に設けられている。冷却塔10全体としては更
に、横方向に隔置された一対の温水分配槽20、22を
備えており、これら温水分配槽は冷却すべき温水を受容
し、各々の温水分配槽の一部を形成する開口した底壁部
を介して上記温水を分配する。下方に延在する共通の冷
水収集槽24が、槽20、22及び隔室12の下に位置
している。符号26、28によって全体的に表す一対の
充填アセンブリが、対応する分配槽20又は22の下方
において隔置されかつ対向した関係で設けられており、
該一対の充填アセンブリは隔室12に連通している。各
々の充填アセンブリ26、28は実質的に同一であって
直立した格子アセンブリ30を備えており、この格子ア
センブリは、上方に延在する槽から下降して来る温水を
砕く役割を果たす複数の細長い飛沫バー32を支持して
いる。それぞれの充填アセンブリは、通常の内側のドリ
フト・エリミネータ34を備えることができ、このドリ
フト・エリミネータは、充填部分を出る空気流から捕捉
された水を除去する役割を果たす。
【0018】当業者には理解できるように、冷却塔10
の使用に際しては、最初に温水を槽20、22に供給す
る。その後温水は重力の影響を受けて充填アセンブリ2
6、28の中に下降しこれを通過する。水は充填アセン
ブリの中において、水を小さな液滴に砕く役割を果たす
飛沫バー32に遭遇する。これと同時に、ファン18の
作用により、それぞれの充填アセンブリの外側面を通っ
て直交流式の空気流が流入し、これにより、この空気流
は、下降する液滴と熱交換関係に交差することになる。
そのような空気流は、各々の充填アセンブリ26、28
及び内側のドリフト・エリミネータ34を通過し、その
後隔室12の中で混合され、筒16を介して大気に排出
される。それぞれの充填アセンブリから重力落下する冷
却された水は次に、槽24の中に収集されて再使用され
る。
の使用に際しては、最初に温水を槽20、22に供給す
る。その後温水は重力の影響を受けて充填アセンブリ2
6、28の中に下降しこれを通過する。水は充填アセン
ブリの中において、水を小さな液滴に砕く役割を果たす
飛沫バー32に遭遇する。これと同時に、ファン18の
作用により、それぞれの充填アセンブリの外側面を通っ
て直交流式の空気流が流入し、これにより、この空気流
は、下降する液滴と熱交換関係に交差することになる。
そのような空気流は、各々の充填アセンブリ26、28
及び内側のドリフト・エリミネータ34を通過し、その
後隔室12の中で混合され、筒16を介して大気に排出
される。それぞれの充填アセンブリから重力落下する冷
却された水は次に、槽24の中に収集されて再使用され
る。
【0019】本発明の飛沫バーは直交流式の冷却塔にお
いて特に有用であるが、本発明は直交流式の冷却塔に対
する用途にのみ限定されるものではない。すなわち、本
発明のバーは、必要であれば向流式の塔類にも使用する
ことができる。更に、本発明の飛沫バーは低コストでか
つ容易に製造できるために、既設の塔類に新しい充填ア
センブリ要素を再取り付けする塔改修計画に特に適して
いる。
いて特に有用であるが、本発明は直交流式の冷却塔に対
する用途にのみ限定されるものではない。すなわち、本
発明のバーは、必要であれば向流式の塔類にも使用する
ことができる。更に、本発明の飛沫バーは低コストでか
つ容易に製造できるために、既設の塔類に新しい充填ア
センブリ要素を再取り付けする塔改修計画に特に適して
いる。
【0020】次に図2を参照すると、この図は、直交流
式の冷却塔充填における本発明の飛沫バー32の使用を
より詳細に示している。図2から、流入する冷却空気流
(図2において「空気流」と記す)に対してこの空気流
を横切る方向にバー32が配向されており、これらバー
は両端部付近において直立した格子アセンブリ30によ
って支持されているのが分かるであろう。図2に示す飛
沫バーのこの向きが好ましいが、必要に応じて、本発明
のバーを空気流に対して平行な状態、すなわち飛沫バー
の長手方向の軸線が流入する冷却空気流の移動方向に対
して平行となる状態で使用することができる。
式の冷却塔充填における本発明の飛沫バー32の使用を
より詳細に示している。図2から、流入する冷却空気流
(図2において「空気流」と記す)に対してこの空気流
を横切る方向にバー32が配向されており、これらバー
は両端部付近において直立した格子アセンブリ30によ
って支持されているのが分かるであろう。図2に示す飛
沫バーのこの向きが好ましいが、必要に応じて、本発明
のバーを空気流に対して平行な状態、すなわち飛沫バー
の長手方向の軸線が流入する冷却空気流の移動方向に対
して平行となる状態で使用することができる。
【0021】図3及び図4は、好ましい飛沫バー32の
構造を詳細に示している。すなわち、飛沫バー32は、
実質的にドーム型の形状を有しており、前後方向に伸長
する細長い頂点部分36を備えている。この頂点部分3
6は、垂下する積み重ね及び補強用の短いリブ37を有
している。飛沫バー32は更に、頂点部分36の側方縁
部から伸長し、下方かつ外方に広がると共に、弧状の断
面を有する一対の側壁部38、40を備えている。各々
の側壁部38、40は、最下方にある二股の足部分42
又は44で終端となっており、これら各々の足部分は、
短い内側の垂下壁46、及び該内側の垂下壁と対向しか
つこれから僅かに隔置されている外側の垂下壁48から
構成されている。再度図4を参照すると、内側の垂下壁
46及び外側の垂下壁48は、短い遷移部分によって、
対応する側壁部に関して若干外方に隔置されているのが
分かる。
構造を詳細に示している。すなわち、飛沫バー32は、
実質的にドーム型の形状を有しており、前後方向に伸長
する細長い頂点部分36を備えている。この頂点部分3
6は、垂下する積み重ね及び補強用の短いリブ37を有
している。飛沫バー32は更に、頂点部分36の側方縁
部から伸長し、下方かつ外方に広がると共に、弧状の断
面を有する一対の側壁部38、40を備えている。各々
の側壁部38、40は、最下方にある二股の足部分42
又は44で終端となっており、これら各々の足部分は、
短い内側の垂下壁46、及び該内側の垂下壁と対向しか
つこれから僅かに隔置されている外側の垂下壁48から
構成されている。再度図4を参照すると、内側の垂下壁
46及び外側の垂下壁48は、短い遷移部分によって、
対応する側壁部に関して若干外方に隔置されているのが
分かる。
【0022】好ましい形態においては、本発明の充填バ
ーは、足部分42、44で立たせた時に、これら足部分
の隣接する内側面の間の横方向の距離の半分よりも幾分
大きい垂直方向の高さを示すように構成される。この状
況は、図4において距離「2X」及び「Y」によって特
に示されている。従って、垂直方向の寸法「Y」は寸法
「2X」の半分よりも大きい。
ーは、足部分42、44で立たせた時に、これら足部分
の隣接する内側面の間の横方向の距離の半分よりも幾分
大きい垂直方向の高さを示すように構成される。この状
況は、図4において距離「2X」及び「Y」によって特
に示されている。従って、垂直方向の寸法「Y」は寸法
「2X」の半分よりも大きい。
【0023】また、側壁部38、40には一連の貫通孔
50が形成されているのが分かる。バー32を最初に形
成する際には、これらバーは先ず平坦な素材すなわちブ
ランク(図5参照)として形成されるが、この状態にお
いては孔50は真円である。製造の最終段階において
は、最初に形成した平坦な素材を、図3及び図4に示す
ドーム型の形状を呈するように成形する。この状態にお
いては、孔50は幾分楕円形である。また、それぞれの
側壁部38、40の最下方の領域には実質的に孔が形成
されておらず、孔50は、それぞれの側壁部のより中央
かつ上方の部分に位置しているのが分かる。いずれにし
ても、各々の側壁部38、40の各々の側部に直角な方
向における正味の自由開口面積が約20%となるよう
に、孔50の寸法及び配列が決定されるが、一方、充填
バーの上方に投影した水平面における上記正味の自由開
口面積は約23%である。この構成は、米国特許第3,
389,895号の図3乃至図4に示されているような
連続的な菱形の開口を有する三角形状の開口面積、すな
わちそれぞれ49%及び37%、とは対照的である。こ
のように、本発明のバーは、従来技術の対比されるバー
よりもかなり小さな正味の開口面積を有している。
50が形成されているのが分かる。バー32を最初に形
成する際には、これらバーは先ず平坦な素材すなわちブ
ランク(図5参照)として形成されるが、この状態にお
いては孔50は真円である。製造の最終段階において
は、最初に形成した平坦な素材を、図3及び図4に示す
ドーム型の形状を呈するように成形する。この状態にお
いては、孔50は幾分楕円形である。また、それぞれの
側壁部38、40の最下方の領域には実質的に孔が形成
されておらず、孔50は、それぞれの側壁部のより中央
かつ上方の部分に位置しているのが分かる。いずれにし
ても、各々の側壁部38、40の各々の側部に直角な方
向における正味の自由開口面積が約20%となるよう
に、孔50の寸法及び配列が決定されるが、一方、充填
バーの上方に投影した水平面における上記正味の自由開
口面積は約23%である。この構成は、米国特許第3,
389,895号の図3乃至図4に示されているような
連続的な菱形の開口を有する三角形状の開口面積、すな
わちそれぞれ49%及び37%、とは対照的である。こ
のように、本発明のバーは、従来技術の対比されるバー
よりもかなり小さな正味の開口面積を有している。
【0024】好ましい形態においては、本発明の飛沫バ
ー32は、約1.3mm(約0.05インチ)の公称厚
みを有する通常のポリ塩化ビニールの合成樹脂材料を用
いて形成される。勿論他の適宜な材料を用いることもで
きるが、製造コスト及び製造の容易さの理由から、合成
樹脂が好ましい。
ー32は、約1.3mm(約0.05インチ)の公称厚
みを有する通常のポリ塩化ビニールの合成樹脂材料を用
いて形成される。勿論他の適宜な材料を用いることもで
きるが、製造コスト及び製造の容易さの理由から、合成
樹脂が好ましい。
【0025】図9及び図10は、上述のデフロン(De
Flon)の米国特許第3,389,895号明細書に
記載されているタイプの商業的に入手可能なV−1充填
バーを用いた場合を示している。詳細に言えば、これら
図面は、直立した格子アセンブリ30と共に複数の三角
形のV−1充填バー52を用いた場合を示しており、該
充填バー52は、図2に示すのと同様の態様、すなわち
充填バーの長手方向の軸線が流入する冷却空気流(図8
参照)を横断する状態、で支持されている。充填バー5
2の1つの部分的な詳細図が図10に示されており、こ
の図においては、バーにはその各々の広がった側壁を貫
通する菱形の複数の開口54が設けられており、またバ
ーは、下縁部の足部56と、中央の最上方の頂部分58
とを備えているのが分かる。上述の如く、これら従来技
術のバーにより提供される有効な正味の開口面積は、本
発明のバーよりもかなり大きい。従って、当業者は通
常、これら従来技術のバーが本発明のバーよりも、より
効率的であると考えるであろう。
Flon)の米国特許第3,389,895号明細書に
記載されているタイプの商業的に入手可能なV−1充填
バーを用いた場合を示している。詳細に言えば、これら
図面は、直立した格子アセンブリ30と共に複数の三角
形のV−1充填バー52を用いた場合を示しており、該
充填バー52は、図2に示すのと同様の態様、すなわち
充填バーの長手方向の軸線が流入する冷却空気流(図8
参照)を横断する状態、で支持されている。充填バー5
2の1つの部分的な詳細図が図10に示されており、こ
の図においては、バーにはその各々の広がった側壁を貫
通する菱形の複数の開口54が設けられており、またバ
ーは、下縁部の足部56と、中央の最上方の頂部分58
とを備えているのが分かる。上述の如く、これら従来技
術のバーにより提供される有効な正味の開口面積は、本
発明のバーよりもかなり大きい。従って、当業者は通
常、これら従来技術のバーが本発明のバーよりも、より
効率的であると考えるであろう。
【0026】次に図12及び図13を参照すると、これ
ら図面は、逆三角形断面を有する従来技術のV−1バー
に対する、本発明のバー(「オメガ」バーと呼称する)
の相対的な効率を判定するために行った直接比較可能な
テストの結果をグラフで示している。いずれの場合にお
いても、「改善パーセント」と「困難度」の関係をプロ
ットすることにより結果を示している。この点に関し
て、「困難度」は図面に示すように、任意のスケール定
数Cに基準状態における比L/Gを掛け、この積を、与
えられた状態における比L/Gによって除したものに等
しい。この点に関し、基準状態は、種々の変化する条件
を比較するために一定に維持された任意の温水温度、冷
水温度及び湿球温度である。反対に与えられた状態は、
上記基準状態の各温度とは異なる、任意の温水温度、冷
水温度及び湿球温度である。従って、基準状態における
ファクタL/Gは、充填アセンブリが基準状態において
達成する必要のある液体(水)の気体(空気)に対する
質量比である。最後に、与えられた状態におけるファク
タL/Gは、与えられた状態において充填アセンブリが
達成する必要のある液体(水)の気体(空気)に対する
質量比である。
ら図面は、逆三角形断面を有する従来技術のV−1バー
に対する、本発明のバー(「オメガ」バーと呼称する)
の相対的な効率を判定するために行った直接比較可能な
テストの結果をグラフで示している。いずれの場合にお
いても、「改善パーセント」と「困難度」の関係をプロ
ットすることにより結果を示している。この点に関し
て、「困難度」は図面に示すように、任意のスケール定
数Cに基準状態における比L/Gを掛け、この積を、与
えられた状態における比L/Gによって除したものに等
しい。この点に関し、基準状態は、種々の変化する条件
を比較するために一定に維持された任意の温水温度、冷
水温度及び湿球温度である。反対に与えられた状態は、
上記基準状態の各温度とは異なる、任意の温水温度、冷
水温度及び湿球温度である。従って、基準状態における
ファクタL/Gは、充填アセンブリが基準状態において
達成する必要のある液体(水)の気体(空気)に対する
質量比である。最後に、与えられた状態におけるファク
タL/Gは、与えられた状態において充填アセンブリが
達成する必要のある液体(水)の気体(空気)に対する
質量比である。
【0027】充填バーを空気流に対して直角に配設した
場合の直交流式の冷却塔における比較結果を示す図12
を特に参照すると、V−1充填バーの性能が、ファン馬
力が125及び200の両方の場合に対する基準0.0
として示される水平な線60によって示されているのが
分かる。反対に、本発明の充填バーは、上記2つのファ
ン馬力定格に対してプロット62及びプロット64で示
されている。本発明のバーは、十分に商業的なほぼ総て
の用途において、V−1バーに比較してかなり改善され
た冷却性能を示している。すなわち、大部分の商業的な
用途における困難度は1から約4であり、この重要な領
域において、本発明のバーは、通常のV−1バーに比較
して改善された結果を示している。困難度が4乃至5の
間にある少数の用途(2%以下の冷却塔)においては、
本発明の充填バーの性能は低下し、125馬力のファン
定格の場合には、V−1バーよりも劣った性能を示す。
しかしながら、実質的に総ての通常の商業的な状況に対
しては、本発明のバーは優れていることが理解されよ
う。
場合の直交流式の冷却塔における比較結果を示す図12
を特に参照すると、V−1充填バーの性能が、ファン馬
力が125及び200の両方の場合に対する基準0.0
として示される水平な線60によって示されているのが
分かる。反対に、本発明の充填バーは、上記2つのファ
ン馬力定格に対してプロット62及びプロット64で示
されている。本発明のバーは、十分に商業的なほぼ総て
の用途において、V−1バーに比較してかなり改善され
た冷却性能を示している。すなわち、大部分の商業的な
用途における困難度は1から約4であり、この重要な領
域において、本発明のバーは、通常のV−1バーに比較
して改善された結果を示している。困難度が4乃至5の
間にある少数の用途(2%以下の冷却塔)においては、
本発明の充填バーの性能は低下し、125馬力のファン
定格の場合には、V−1バーよりも劣った性能を示す。
しかしながら、実質的に総ての通常の商業的な状況に対
しては、本発明のバーは優れていることが理解されよ
う。
【0028】上記点に関して、小さな割合に見える充填
体の性能の改善は、大規模な商業的な冷却塔を考えた場
合には、非常に大きなものであることを理解する必要が
ある。すなわち、ある時間当たりに数万立法メートル
(数百万ガロン)の流入する温水を処理する場合には、
コストを実質的に何等増大させることなく、流出する冷
水の温度を低下させることができる能力は、電力設備等
の冷却塔の使用者に対して実質的な恩恵を与える。電力
設備の場合には、その出力電力のより少ない部分を冷却
ファンの運転に当てて所望の冷却効果を達成することが
でき、これに比例してより多くの電力を需要家に販売す
ることができる。
体の性能の改善は、大規模な商業的な冷却塔を考えた場
合には、非常に大きなものであることを理解する必要が
ある。すなわち、ある時間当たりに数万立法メートル
(数百万ガロン)の流入する温水を処理する場合には、
コストを実質的に何等増大させることなく、流出する冷
水の温度を低下させることができる能力は、電力設備等
の冷却塔の使用者に対して実質的な恩恵を与える。電力
設備の場合には、その出力電力のより少ない部分を冷却
ファンの運転に当てて所望の冷却効果を達成することが
でき、これに比例してより多くの電力を需要家に販売す
ることができる。
【0029】図13は図12に極めて類似しているが、
直交流式の冷却塔の中で、それぞれの充填バーを流入す
る空気流に対して平行に配向した場合の直接的に比較で
きるテスト結果を示している。すなわち、V−1バーの
性能を、ここでも基準0.0として示される水平な線6
6としてプロットし、一方オメガ・バーの性能を、それ
ぞれ200及び125のファン馬力定格に対するプロッ
ト68及び70として示している。このグラフにおいて
も、事実上総ての商業的な困難度において、本発明のバ
ーは従来技術のバーに比較して優れていることが分か
る。
直交流式の冷却塔の中で、それぞれの充填バーを流入す
る空気流に対して平行に配向した場合の直接的に比較で
きるテスト結果を示している。すなわち、V−1バーの
性能を、ここでも基準0.0として示される水平な線6
6としてプロットし、一方オメガ・バーの性能を、それ
ぞれ200及び125のファン馬力定格に対するプロッ
ト68及び70として示している。このグラフにおいて
も、事実上総ての商業的な困難度において、本発明のバ
ーは従来技術のバーに比較して優れていることが分か
る。
【0030】本発明の飛沫バー32の改善された性能
は、その大部分が水分散特性に起因するものであると考
えられる。特に図7及び図11を比較して参照すると、
本発明のバー32と、従来技術の通常のV−1バー52
に対する上述の水分散特性が概略的に示されている。バ
ー32の場合には、側壁部38、40の最上部の弧状の
表面に当たる下降する温水は、多数の小さな水滴となっ
て分散する傾向があり、その結果冷却効率が増大する。
これは、同様に下降し、従来技術の充填バーの一定の角
度の平坦な表面に当たる下降温水と比較すべきであっ
て、この場合にはより少ない液滴が形成される。同時
に、本発明のバーにおける孔50の工夫された配列によ
り、水滴がそれぞれのバーの中央領域に流れることがで
き、これにより、バーの外側及び内側の両方において最
大の冷却効果が達成される。
は、その大部分が水分散特性に起因するものであると考
えられる。特に図7及び図11を比較して参照すると、
本発明のバー32と、従来技術の通常のV−1バー52
に対する上述の水分散特性が概略的に示されている。バ
ー32の場合には、側壁部38、40の最上部の弧状の
表面に当たる下降する温水は、多数の小さな水滴となっ
て分散する傾向があり、その結果冷却効率が増大する。
これは、同様に下降し、従来技術の充填バーの一定の角
度の平坦な表面に当たる下降温水と比較すべきであっ
て、この場合にはより少ない液滴が形成される。同時
に、本発明のバーにおける孔50の工夫された配列によ
り、水滴がそれぞれのバーの中央領域に流れることがで
き、これにより、バーの外側及び内側の両方において最
大の冷却効果が達成される。
【図1】対向するそれぞれの充填領域の中に設けられた
本発明の充填バーを備える代表的な機械通風型の直交流
式の冷却塔を、内部を明らかにするために一部を破断し
て示す概略的な垂直方向の断面図である。
本発明の充填バーを備える代表的な機械通風型の直交流
式の冷却塔を、内部を明らかにするために一部を破断し
て示す概略的な垂直方向の断面図である。
【図2】直交流式の冷却塔の中に設けられ、本発明の飛
沫バーを備えた充填アセンブリの一部を示す斜視図であ
る。
沫バーを備えた充填アセンブリの一部を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の好ましい充填バーを一部切除して示す
平面図である。
平面図である。
【図4】好ましい充填バーの端面図である。
【図5】予め熱成形し打ち抜きを行った後でかつ飛沫バ
ーの最終的な形状であるドーム型に成形する前の平坦な
充填素材を一部切除して示す平面図である。
ーの最終的な形状であるドーム型に成形する前の平坦な
充填素材を一部切除して示す平面図である。
【図6】本発明の飛沫バーを充填格子上に支持している
状態の充填構造体の一部を示す端面図である。
状態の充填構造体の一部を示す端面図である。
【図7】本発明の飛沫バーの水滴形成作用を、飛沫バー
の一部を切除しかつ拡大して示す垂直方向の断面図であ
る。
の一部を切除しかつ拡大して示す垂直方向の断面図であ
る。
【図8】通常の逆V字型の飛沫バーを用いている充填構
造体の斜視図である。
造体の斜視図である。
【図9】通常の逆V字型の飛沫バーにより構成された充
填アセンブリを示す、図6と同様の端面図である。
填アセンブリを示す、図6と同様の端面図である。
【図10】図9の線10−10に沿って従来技術の飛沫
バーの構造を詳細に示す図である。
バーの構造を詳細に示す図である。
【図11】従来技術の飛沫バーの水滴形成作用を、該飛
沫バーの一部を切除しかつ大幅に拡大して示す、図7と
同様の垂直方向の断面図である。
沫バーの一部を切除しかつ大幅に拡大して示す、図7と
同様の垂直方向の断面図である。
【図12】本発明の飛沫バーを図8乃至図11に示す逆
V字型の飛沫バーと比較するために、総てのバーを流入
する冷却空気流を横断する方向に配設した状態で行っ
た、一連の比較テストの結果を表すグラフである。
V字型の飛沫バーと比較するために、総てのバーを流入
する冷却空気流を横断する方向に配設した状態で行っ
た、一連の比較テストの結果を表すグラフである。
【図13】本発明の飛沫バーの性能を逆V字型のバーと
比較して判定するために、総てのバーを流入する冷却空
気流に対して平行に配設した状態で行った、一連の比較
テストの結果を表す図12と同様のグラフである。
比較して判定するために、総てのバーを流入する冷却空
気流に対して平行に配設した状態で行った、一連の比較
テストの結果を表す図12と同様のグラフである。
32 充填バー 36 頂点部分 38、40 側壁部 42、44 足部分 50 孔 Y 垂直方向の高さ 2X 横方向の距離
Claims (10)
- 【請求項1】 蒸発式の水冷塔用の飛沫型の充填バーに
おいて、 前後方向に伸長する最上方の頂点部分と、該頂点部分か
ら伸長して下方かつ外方に広がる一対の側壁部とを有す
る細長い本体を備え、前記各々の側壁部は、その最下方
の端部に、細長く横方向に隔置された前記本体のための
一対の足部分を画成し、前記各々の側壁部の断面は弧状
であり、また前記各々の側壁部はこれら側壁部を貫通す
る一連の孔を有しており、前記足部分で立った場合の前
記本体の垂直方向の高さは、前記足部分の隣接しかつ対
向する内側面の間の横方向の距離の半分よりも大きいこ
とを特徴とする充填バー。 - 【請求項2】 請求項1の充填バーにおいて、前記頂点
部分が無孔であることを特徴とする充填バー。 - 【請求項3】 請求項1の充填バーにおいて、前記頂点
部分は、前記側壁部の間に設けられて下方に伸長し、細
長くかつ短い中央リブを有することを特徴とする充填バ
ー。 - 【請求項4】 請求項1の充填バーにおいて、前記側壁
部は、相互にほぼ鏡像関係にあることを特徴とする充填
バー。 - 【請求項5】 請求項1の充填バーにおいて、前記各々
の側壁部は、仮想円の扇形部を画成し、前記仮想円の中
心が互いに隔置されていることを特徴とする充填バー。 - 【請求項6】 請求項1の充填バーにおいて、前記本体
は一体であり、また合成樹脂材料から形成されることを
特徴とする充填バー。 - 【請求項7】 請求項1の充填バーにおいて、前記各々
の側壁部が、該側壁部を貫通するほぼ円形の一連の開口
を有することを特徴とする充填バー。 - 【請求項8】 請求項1の充填バーにおいて、前記側壁
部の長さに沿って隣接する孔が垂直方向において相互に
隔置され、これにより、これら孔が互い違いに配列され
ることを特徴とする充填バー。 - 【請求項9】 請求項1の充填バーにおいて、前記孔
は、前記本体を貫通する約20%から40%の正味開口
面積を、前記本体に与えるような寸法及び配置になされ
ることを特徴とする充填バー。 - 【請求項10】 請求項1の充填バーにおいて、前記各
々の足部分が、前後方向に伸長し、短くかつ僅かに隔置
された一対の底壁部を有することを特徴とする充填バ
ー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/691,135 US5112537A (en) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | Perforated arch-shaped fill bar for splash type water cooling tower |
| US691135 | 1991-04-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05126490A true JPH05126490A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=24775297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4107473A Pending JPH05126490A (ja) | 1991-04-25 | 1992-04-27 | 蒸発式の水冷塔用の飛沫型の充填バー |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5112537A (ja) |
| EP (1) | EP0510387A1 (ja) |
| JP (1) | JPH05126490A (ja) |
| KR (1) | KR920020180A (ja) |
| AU (1) | AU1128192A (ja) |
| BR (1) | BR9201511A (ja) |
| CA (1) | CA2065705C (ja) |
| MX (1) | MX9201803A (ja) |
| ZA (1) | ZA921557B (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5227096A (en) * | 1992-08-27 | 1993-07-13 | The Marley Cooling Tower Company | Circular rehabilitated industrial crossflow water cooling tower and method of rehabilitation thereof |
| US5279774A (en) * | 1992-12-14 | 1994-01-18 | Remy Helmut L | Contact filling for cooling towers |
| US5460755A (en) * | 1993-06-23 | 1995-10-24 | T. C. Watermeyer Group, Inc. | Packing elements, a pack, a method of constructing a pack, and a method for installing a packing in an evaporative cooler |
| US6083441A (en) * | 1998-09-14 | 2000-07-04 | Nsw Corporation | Method for making a stackable and inexpensively transportable splash bar structure |
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