JPH05127544A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH05127544A JPH05127544A JP3311462A JP31146291A JPH05127544A JP H05127544 A JPH05127544 A JP H05127544A JP 3311462 A JP3311462 A JP 3311462A JP 31146291 A JP31146291 A JP 31146291A JP H05127544 A JPH05127544 A JP H05127544A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer material
- separation
- transfer
- detection
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置内の雰囲気に応じて適切な転写電流値及
び分離電圧のピークトゥピーク値が得られるようにす
る。 【構成】 雰囲気の温度および湿度を検知する検知手段
701,702を備え、検知手段701,702による
検知量を記憶する記憶手段703を有し、転写の高圧出
力を制御する制御手段704を有し、検知手段701,
702による少なくとも2つの検知時刻を異にする検知
量と現時点で検知された検知量とによって転写および分
離の高圧出力を補正することを特徴とする。
び分離電圧のピークトゥピーク値が得られるようにす
る。 【構成】 雰囲気の温度および湿度を検知する検知手段
701,702を備え、検知手段701,702による
検知量を記憶する記憶手段703を有し、転写の高圧出
力を制御する制御手段704を有し、検知手段701,
702による少なくとも2つの検知時刻を異にする検知
量と現時点で検知された検知量とによって転写および分
離の高圧出力を補正することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写材の状態を、雰囲
気の変化から推測し、転写帯電器の高圧出力を制御する
画像形成装置の転写分離装置に関するものである。
気の変化から推測し、転写帯電器の高圧出力を制御する
画像形成装置の転写分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置のポスト,転写・分離帯電
は各々感光体上のトナー像に外部より電荷を付与し、転
写紙にトナー像を転写し、転写紙を感光体から剥離する
ための工程を受け持つ。特に高速機においては、これら
の工程は感光体上のトナー特性(=トナーの電荷量),
トナーの量(原稿の状態に依存),転写紙の種類,転写
紙の含水状態,本体の搬送速度,各帯電器の汚れ等の要
因を考慮し、各帯電器出力の設定値を複雑な実験の繰り
返しにより得てきた。しかし一般に単一の設定値で上記
の要因のフレをカバーすることはできずサーヴィス反応
による出力レベルの切り換え、もしくはセンサーと連動
した出力の自動設定等が成されてきた。
は各々感光体上のトナー像に外部より電荷を付与し、転
写紙にトナー像を転写し、転写紙を感光体から剥離する
ための工程を受け持つ。特に高速機においては、これら
の工程は感光体上のトナー特性(=トナーの電荷量),
トナーの量(原稿の状態に依存),転写紙の種類,転写
紙の含水状態,本体の搬送速度,各帯電器の汚れ等の要
因を考慮し、各帯電器出力の設定値を複雑な実験の繰り
返しにより得てきた。しかし一般に単一の設定値で上記
の要因のフレをカバーすることはできずサーヴィス反応
による出力レベルの切り換え、もしくはセンサーと連動
した出力の自動設定等が成されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例ではサーヴィス反応による出力レベルの切り換えはサ
ーヴィス性の煩雑さと切り換えタイミング(時期)の判
断の困難さがある。また、温度,湿度センサーによる出
力の自動切り換えは、検知している温湿度が、実際のト
ナー及び転写紙の含水率と対応しているとは限らず(一
般には、外気湿度変化は、ある程度の遅れ時間をもって
トナー・転写紙に作用する)最適な出力値が得られてい
ない欠点があった。
例ではサーヴィス反応による出力レベルの切り換えはサ
ーヴィス性の煩雑さと切り換えタイミング(時期)の判
断の困難さがある。また、温度,湿度センサーによる出
力の自動切り換えは、検知している温湿度が、実際のト
ナー及び転写紙の含水率と対応しているとは限らず(一
般には、外気湿度変化は、ある程度の遅れ時間をもって
トナー・転写紙に作用する)最適な出力値が得られてい
ない欠点があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、装置内の雰囲気に
応じて適切な転写及び分離の高圧出力が得られる画像形
成装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、装置内の雰囲気に
応じて適切な転写及び分離の高圧出力が得られる画像形
成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、感光体上に静電潜像を形成し、該
潜像を転写材上に可視像として転写する画像形成装置に
おいて、雰囲気の温度および湿度を検知する検知手段を
備え、該検知手段による検知量を記憶する記憶手段を有
し、転写の高圧出力を制御する制御手段を有し、前記検
知手段による少なくとも2つの検知時刻を異にする検知
量と、現時点で検知された検知量とによって転写の高圧
出力を補正することを特徴とする。
に本発明にあっては、感光体上に静電潜像を形成し、該
潜像を転写材上に可視像として転写する画像形成装置に
おいて、雰囲気の温度および湿度を検知する検知手段を
備え、該検知手段による検知量を記憶する記憶手段を有
し、転写の高圧出力を制御する制御手段を有し、前記検
知手段による少なくとも2つの検知時刻を異にする検知
量と、現時点で検知された検知量とによって転写の高圧
出力を補正することを特徴とする。
【0006】また、転写材の種類を検知する判別手段を
有し、転写材の種類に応じて転写の高圧出力の補正値を
変化させるようにするのが望ましい。
有し、転写材の種類に応じて転写の高圧出力の補正値を
変化させるようにするのが望ましい。
【0007】また、感光体上に静電潜像を形成し、該潜
像を転写材上に可視像として転写する画像形成装置にお
いて、雰囲気の温度および湿度を検知する検知手段を備
え、該検知手段による検知量を記憶する記憶手段を有
し、分離の高圧出力を制御する制御手段を有し、前記検
知手段による少なくとも2つの検知時刻を異にする検知
量と、現時点で検知された検知量とによって分離の高圧
出力を補正することを特徴とする。
像を転写材上に可視像として転写する画像形成装置にお
いて、雰囲気の温度および湿度を検知する検知手段を備
え、該検知手段による検知量を記憶する記憶手段を有
し、分離の高圧出力を制御する制御手段を有し、前記検
知手段による少なくとも2つの検知時刻を異にする検知
量と、現時点で検知された検知量とによって分離の高圧
出力を補正することを特徴とする。
【0008】また、転写材の種類を検知する判別手段を
有し、転写材の種類に応じて分離の高圧出力の補正値を
変化させるようにするのが望ましい。
有し、転写材の種類に応じて分離の高圧出力の補正値を
変化させるようにするのが望ましい。
【0009】また、分離の高圧出力が分離のAC高圧電
圧のピークトゥピーク値であるようにしてもよい。
圧のピークトゥピーク値であるようにしてもよい。
【0010】また、転写材の種類を検知する判別手段を
有し、転写材の種類に応じて分離のAC高圧電圧のピー
クトゥピーク値の補正値を変化させるようにするのが望
ましい。
有し、転写材の種類に応じて分離のAC高圧電圧のピー
クトゥピーク値の補正値を変化させるようにするのが望
ましい。
【0011】また、転写材の種類を検知する判別手段
が、圧力センサーであるようにしても良い。
が、圧力センサーであるようにしても良い。
【0012】また、転写材の種類を検知する判別手段
が、光検知手段であるようにしてもよい。
が、光検知手段であるようにしてもよい。
【0013】また、光検知手段がOHP用紙を検知した
場合のみ補正を行なわないようにするのが好ましい。
場合のみ補正を行なわないようにするのが好ましい。
【0014】
【作用】上記構成の本発明にあっては、雰囲気変化を検
知手段により検知して、記憶手段に取り込み、その値に
応じて転写の高圧出力を変化させることにより、より適
正な転写の高圧出力が得られる。
知手段により検知して、記憶手段に取り込み、その値に
応じて転写の高圧出力を変化させることにより、より適
正な転写の高圧出力が得られる。
【0015】また、転写材の種類を判別する判別手段を
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、転写の
高圧出力制御の要素の一つに加えられる。
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、転写の
高圧出力制御の要素の一つに加えられる。
【0016】また、雰囲気変化を検知手段により検知し
て記憶手段に取り込み、その値に応じて分離の高圧出力
を変化させることにより、より適正な分離の高圧出力が
得られる。
て記憶手段に取り込み、その値に応じて分離の高圧出力
を変化させることにより、より適正な分離の高圧出力が
得られる。
【0017】また、転写材の種類を判別する判別手段を
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、分離の
高圧出力制御の要素の一つに加えられる。
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、分離の
高圧出力制御の要素の一つに加えられる。
【0018】また、雰囲気変化を検知手段により検知し
て記憶手段に取り込み、その値に応じて分離帯電器に印
加する分離の高圧出力としての分離電圧のピークトゥピ
ーク値を変化させることにより、より適正な分離電圧の
ピークトゥピーク値が得られる。
て記憶手段に取り込み、その値に応じて分離帯電器に印
加する分離の高圧出力としての分離電圧のピークトゥピ
ーク値を変化させることにより、より適正な分離電圧の
ピークトゥピーク値が得られる。
【0019】また、転写材の種類を判別する判別手段を
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、分離電
圧のピークトゥピーク値制御の要素の一つに加えられ
る。
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、分離電
圧のピークトゥピーク値制御の要素の一つに加えられ
る。
【0020】
(第1の実施例)図1に示す様に本体100において、
101は原稿を載置する原稿台ガラス、103は原稿照
明する照明ランプ(露光ランプ)、105,107,1
09はそれぞれ原稿の反射光の光路を変更する走査用反
射ミラー(走査ミラー)、111は合焦および変倍機能
を有するレンズ、113は光路を変更する第4の反射ミ
ラー(走査ミラー)である。115は光学系を駆動する
光学系モータ、117,119,121はそれぞれセン
サである。
101は原稿を載置する原稿台ガラス、103は原稿照
明する照明ランプ(露光ランプ)、105,107,1
09はそれぞれ原稿の反射光の光路を変更する走査用反
射ミラー(走査ミラー)、111は合焦および変倍機能
を有するレンズ、113は光路を変更する第4の反射ミ
ラー(走査ミラー)である。115は光学系を駆動する
光学系モータ、117,119,121はそれぞれセン
サである。
【0021】131は感光体としての感光ドラム、13
3は感光ドラム131を駆動するメインモータ、135
は高圧ユニット、137はブランク露光ユニット、13
9は現像器、141は転写帯電器、147は分離帯電
器、および145はクリーニング装置である。
3は感光ドラム131を駆動するメインモータ、135
は高圧ユニット、137はブランク露光ユニット、13
9は現像器、141は転写帯電器、147は分離帯電
器、および145はクリーニング装置である。
【0022】151は上段カセット、153は下段カセ
ット、171は手差し給紙口、155および157は給
紙ローラ、159はレジストローラである。また、16
1は画像記録された記録紙を定着側へ搬送する搬送ベル
ト、163は搬送されてきた記録紙を熱定着で定着させ
る定着器である。
ット、171は手差し給紙口、155および157は給
紙ローラ、159はレジストローラである。また、16
1は画像記録された記録紙を定着側へ搬送する搬送ベル
ト、163は搬送されてきた記録紙を熱定着で定着させ
る定着器である。
【0023】上述の感光ドラム131の表面は光導電体
と導電体を用いたシームレス感光体から成り、このドラ
ム131は回動可能に軸支されて、複写開始キーの押下
に応答して作動するメインモータ133により、本図の
矢印の方向に回転を開始する。次いで、ドラム131の
所定回転制御および電位制御処理(前処理)が終了する
と、原稿台ガラス101上に置かれた原稿は、第1走査
ミラー105と一体に構成された照明ランプ103によ
り照明され、その原稿の反射光は第1走査ミラー10
5,第2走査ミラー107,第3走査ミラー109,レ
ンズ111、および第4走査ミラー113を経てドラム
131上に結像する。
と導電体を用いたシームレス感光体から成り、このドラ
ム131は回動可能に軸支されて、複写開始キーの押下
に応答して作動するメインモータ133により、本図の
矢印の方向に回転を開始する。次いで、ドラム131の
所定回転制御および電位制御処理(前処理)が終了する
と、原稿台ガラス101上に置かれた原稿は、第1走査
ミラー105と一体に構成された照明ランプ103によ
り照明され、その原稿の反射光は第1走査ミラー10
5,第2走査ミラー107,第3走査ミラー109,レ
ンズ111、および第4走査ミラー113を経てドラム
131上に結像する。
【0024】ドラム131は高圧ユニット135により
コロナ帯電される。その後、照明ランプ103により照
射された像(原稿画像)がスリット露光され、公知のカ
ールソンプロセスでドラム131上に静電潜像が形成さ
れる。
コロナ帯電される。その後、照明ランプ103により照
射された像(原稿画像)がスリット露光され、公知のカ
ールソンプロセスでドラム131上に静電潜像が形成さ
れる。
【0025】次に、感光ドラム131上の静電潜像は、
現像器139の現像ローラ140により現像され、トナ
ー像として可視化され、そのトナー像が転写帯電器14
1により後述のように転写紙上に転写される。
現像器139の現像ローラ140により現像され、トナ
ー像として可視化され、そのトナー像が転写帯電器14
1により後述のように転写紙上に転写される。
【0026】すなわち、上段カセット151もしくは下
段カセット153内の転写紙、又は手差し給紙口171
にセットされた転写紙は、給紙ローラ155もしくは1
57により本体装置内に送られ、潜像先端と転写紙の先
端とが一致される。その後、転写帯電器141とドラム
131との間の転写紙が通過することにより、本体10
0の外へ排出される。
段カセット153内の転写紙、又は手差し給紙口171
にセットされた転写紙は、給紙ローラ155もしくは1
57により本体装置内に送られ、潜像先端と転写紙の先
端とが一致される。その後、転写帯電器141とドラム
131との間の転写紙が通過することにより、本体10
0の外へ排出される。
【0027】転写後のドラム131は、そのまま回転を
続行して、クリーニングローラおよび弾性ブレードで構
成されたクリーニング装置145により、その表面が清
掃される。
続行して、クリーニングローラおよび弾性ブレードで構
成されたクリーニング装置145により、その表面が清
掃される。
【0028】ここで、さらに転写工程について詳しく説
明する。
明する。
【0029】図2に転写電流値を変化させたときのDm
ax(最大濃度)の変化を示した。複写機本体を混合比
(空気1kg中の水分重量)3g / kgの環境下に放置し、
転写材を混合比23g / kgの環境下に十分放置した後、
混合比3g / kgの環境下に移動させた。移動してからの
時間をTとすると、T=0(すなわち移動直後)T=1
時間 T=3時間 T=6時間 T=12時間 T=2
4時間 T=48時間の場合を示してある。
ax(最大濃度)の変化を示した。複写機本体を混合比
(空気1kg中の水分重量)3g / kgの環境下に放置し、
転写材を混合比23g / kgの環境下に十分放置した後、
混合比3g / kgの環境下に移動させた。移動してからの
時間をTとすると、T=0(すなわち移動直後)T=1
時間 T=3時間 T=6時間 T=12時間 T=2
4時間 T=48時間の場合を示してある。
【0030】また図3には23g / kgの環境下に十分放
置した転写材を13g / kg及び3g/ kgの環境下に移動
した場合と、13g / kgの環境下に十分放置した転写材
を3g / kgの環境下に移動した場合について、移動させ
てからの時間に対する転写材の変化(放置相当)を示し
た。
置した転写材を13g / kg及び3g/ kgの環境下に移動
した場合と、13g / kgの環境下に十分放置した転写材
を3g / kgの環境下に移動した場合について、移動させ
てからの時間に対する転写材の変化(放置相当)を示し
た。
【0031】また同様に、図4に3g / kgの環境下に十
分放置した転写材を13g / kg,23g / kgの環境下に
移動した場合と、13g / kgの環境下に十分放置した転
写材を23g / kgの環境下に移動した場合について示し
た。
分放置した転写材を13g / kg,23g / kgの環境下に
移動した場合と、13g / kgの環境下に十分放置した転
写材を23g / kgの環境下に移動した場合について示し
た。
【0032】これらのグラフより混合比の変化が大きい
ほど転写材の状態変化が早く、吸湿過程の方が乾燥過程
の方より早いことがわかる。
ほど転写材の状態変化が早く、吸湿過程の方が乾燥過程
の方より早いことがわかる。
【0033】環境変化に対する適正な転写電流は雰囲気
の温度,湿度変化の履歴により異なる。すなわち濃度の
安定した電流値が転写効率に対する適正値である。ま
た、図5に示す様に分離工程において転写電流値が低い
ほど分離ラティチュードは広がる(斜線部)。ここで分
離ラティチュードとは分離差電流値に対して安定に感光
ドラム131から転写材が分離し、かつ、画像欠陥(画
像白抜け)が発生しない電流領域である。従って転写効
率が安定し、かつ低い転写電流値が適正転写電流値であ
る。
の温度,湿度変化の履歴により異なる。すなわち濃度の
安定した電流値が転写効率に対する適正値である。ま
た、図5に示す様に分離工程において転写電流値が低い
ほど分離ラティチュードは広がる(斜線部)。ここで分
離ラティチュードとは分離差電流値に対して安定に感光
ドラム131から転写材が分離し、かつ、画像欠陥(画
像白抜け)が発生しない電流領域である。従って転写効
率が安定し、かつ低い転写電流値が適正転写電流値であ
る。
【0034】十分雰囲気になじんだ転写材の適正転写電
流値を図6に示す。
流値を図6に示す。
【0035】図7に示した検知手段としての温度センサ
ー701及び湿度センサー702からの信号を記憶手段
としてのCPU703にとり込み混合比を得る。現時点
の混合比をχ0 ,ある時刻例えば1時間前の混合比をχ
1 ,2時間前の混合比をχ2,n時間前の混合比をχn
とする。図6に示した様に十分雰囲気になじんだ転写材
に対する適正転写電流値をI(χn)とし、雰囲気の変化
に対する転写電流値の補正係数をan 又はbn とする。
an は混合比変化が負、bn は混合比変化が正の場合で
ある。この場合の転写電流値Iout は数1により決定さ
れる。
ー701及び湿度センサー702からの信号を記憶手段
としてのCPU703にとり込み混合比を得る。現時点
の混合比をχ0 ,ある時刻例えば1時間前の混合比をχ
1 ,2時間前の混合比をχ2,n時間前の混合比をχn
とする。図6に示した様に十分雰囲気になじんだ転写材
に対する適正転写電流値をI(χn)とし、雰囲気の変化
に対する転写電流値の補正係数をan 又はbn とする。
an は混合比変化が負、bn は混合比変化が正の場合で
ある。この場合の転写電流値Iout は数1により決定さ
れる。
【0036】
【数1】 例えば補正係数は以下の様に求めた。まず図8に示した
様に、混合比23g /kgに十分放置された転写材を13g
/ kgに移動させてからの時間に対する転写材の変化曲
線A−1を用いた。経過時間が0の場合の転写電流値を
IS 、飽和した時すなわち混合比13g / kgの場合の転
写電流値をIE 、経過時間が1時間の場合の転写電流値
をI(1) とし、数2とする。
様に、混合比23g /kgに十分放置された転写材を13g
/ kgに移動させてからの時間に対する転写材の変化曲
線A−1を用いた。経過時間が0の場合の転写電流値を
IS 、飽和した時すなわち混合比13g / kgの場合の転
写電流値をIE 、経過時間が1時間の場合の転写電流値
をI(1) とし、数2とする。
【0037】
【数2】 a1 1 =|(I(1) −IE )/(IS −IE )| 同様に混合比13g / kgに十分放置された転写材を3g
/ kgに移動させてからの時間に対する転写材の変化曲線
A−2を用いて数3を求める。
/ kgに移動させてからの時間に対する転写材の変化曲線
A−2を用いて数3を求める。
【0038】
【数3】 a2 1 =|(I(1) −IE )/(IS −IE )| 補正係数a1 は数4とした。
【0039】
【数4】a1 =(a1 1 +a2 1 )/2 以下同様にして、a2 ,a3 ,…と決めた。
【0040】また補正係数bn に関しては、混合比3g
/ kgに十分放置された転写材を13g / kgに移動させて
からの時間に対する転写材の変化曲線と混合比13g /
kgに十分放置された転写材を23g / kgに移動させてか
らの時間に対する転写材の変化曲線を用いて決定した。
/ kgに十分放置された転写材を13g / kgに移動させて
からの時間に対する転写材の変化曲線と混合比13g /
kgに十分放置された転写材を23g / kgに移動させてか
らの時間に対する転写材の変化曲線を用いて決定した。
【0041】この様にして求めた補正係数an ,bn を
表1に示した。
表1に示した。
【0042】
【表1】 また補正は等間隔の時間である必要はなく、ここでは、
1時間前(n=1) 3時間前(n=2) 6時間前(n=3) 12時間前
(n=4) 24時間前(n=5)のデータについて補
正を行った。またCPUには24時間前に対して1時間
間隔で混合比データをメモリーしている。転写電流値は
本体電源投入時及び投入後1時間ごとに、複写動作に影
響を与えない時間を用いて計算される。
1時間前(n=1) 3時間前(n=2) 6時間前(n=3) 12時間前
(n=4) 24時間前(n=5)のデータについて補
正を行った。またCPUには24時間前に対して1時間
間隔で混合比データをメモリーしている。転写電流値は
本体電源投入時及び投入後1時間ごとに、複写動作に影
響を与えない時間を用いて計算される。
【0043】この様にして転写電流値は決定され、転写
材背面に転写電荷を制御手段としての転写高圧制御基板
704にて制御して付与し、トナー像を転写材に転写す
る。その後分離帯電器147により転写材と感光ドラム
131間の静電吸着力を弱め転写材を感光ドラム131
から分離し、定着器163へと搬送し、トナー像を転写
材に定着し、複写工程は終了する。 (第2の実施例)図9に混合比23g / kgに十分放置し
た転写材を混合比13g / kgに移動した場合、転写材の
坪量40g /m2 A,64g /m2 B,105g /m2 Cにつ
いて移動させてからの時間に対する転写材の変化(放置
紙相当)を示した。
材背面に転写電荷を制御手段としての転写高圧制御基板
704にて制御して付与し、トナー像を転写材に転写す
る。その後分離帯電器147により転写材と感光ドラム
131間の静電吸着力を弱め転写材を感光ドラム131
から分離し、定着器163へと搬送し、トナー像を転写
材に定着し、複写工程は終了する。 (第2の実施例)図9に混合比23g / kgに十分放置し
た転写材を混合比13g / kgに移動した場合、転写材の
坪量40g /m2 A,64g /m2 B,105g /m2 Cにつ
いて移動させてからの時間に対する転写材の変化(放置
紙相当)を示した。
【0044】これより転写材の坪量が大きいほど環境変
化に対してなじむのに時間がかかることがわかる。従っ
て電流の出力値Ioutは例えば数5により決定され
る。なお、ここでは実施例1で用いた記号を用いる。
化に対してなじむのに時間がかかることがわかる。従っ
て電流の出力値Ioutは例えば数5により決定され
る。なお、ここでは実施例1で用いた記号を用いる。
【0045】
【数5】 Cn は補正係数であり、図10(a) に示した判別手段と
しての圧力センサー900からの信号により決定され
る。
しての圧力センサー900からの信号により決定され
る。
【0046】155,157は給紙ローラーであり、2
00は搬送ローラーであり、159はレジストローラー
である。コピー動作開始にともなって転写材は例えば紙
カセット201,202から搬送ローラー200により
送られ、レジストローラー159につきあてられる。こ
の際給紙ローラー155,157とレジストローラー1
59間で図10(b) の様に転写材Pにループを作る。9
00は圧力センサーであり、転写材はループを作られた
ことにより圧力センサーに当接する。図11(a) に転写
材の坪量とセンサー信号の関係を示した。坪量が増加す
るとセンサー信号が大きくなるのは坪量が増加すると紙
厚が増し、こしが強くなるため、圧力センサー900へ
の当接圧が強まり坪量が検知できるのである。
00は搬送ローラーであり、159はレジストローラー
である。コピー動作開始にともなって転写材は例えば紙
カセット201,202から搬送ローラー200により
送られ、レジストローラー159につきあてられる。こ
の際給紙ローラー155,157とレジストローラー1
59間で図10(b) の様に転写材Pにループを作る。9
00は圧力センサーであり、転写材はループを作られた
ことにより圧力センサーに当接する。図11(a) に転写
材の坪量とセンサー信号の関係を示した。坪量が増加す
るとセンサー信号が大きくなるのは坪量が増加すると紙
厚が増し、こしが強くなるため、圧力センサー900へ
の当接圧が強まり坪量が検知できるのである。
【0047】坪量に対する補正係数Cn は例えば表2の
様にする。
様にする。
【0048】
【表2】 ここでは、坪量64g /m2 を基準にとり、坪量の小さい
場合は現在に近い履歴に対して影響を受け、坪量の大き
い場合は坪量64g /m2 の場合に較べ、過去の履歴から
影響を受ける。 (第3の実施例)混合比23g / kgに十分放置したOH
P用フィルムと普通紙を混合比3g / kgに移動した場
合、混合比3g / kgに十分放置した同種の転写材と同等
の転写特性を示す移動してからの時間を比較すると、O
HPフィルムはほとんど無視できる時間である。
場合は現在に近い履歴に対して影響を受け、坪量の大き
い場合は坪量64g /m2 の場合に較べ、過去の履歴から
影響を受ける。 (第3の実施例)混合比23g / kgに十分放置したOH
P用フィルムと普通紙を混合比3g / kgに移動した場
合、混合比3g / kgに十分放置した同種の転写材と同等
の転写特性を示す移動してからの時間を比較すると、O
HPフィルムはほとんど無視できる時間である。
【0049】従って例えば図11(b) の様に光透過セン
サー,光反射センサー等の判別手段としての光検知手段
1200を給紙ローラーとレジストローラー間に設け、
OHPフィルムは光が透過し、普通紙は光が透過しずら
いことを利用し紙種がどちらであるか判断しOHPフィ
ルムの場合は環境変化の履歴の補正は行なわない。すな
わち第1の実施例で示したan =bn =0とする。 (第4の実施例)次に分離工程について詳しく説明す
る。
サー,光反射センサー等の判別手段としての光検知手段
1200を給紙ローラーとレジストローラー間に設け、
OHPフィルムは光が透過し、普通紙は光が透過しずら
いことを利用し紙種がどちらであるか判断しOHPフィ
ルムの場合は環境変化の履歴の補正は行なわない。すな
わち第1の実施例で示したan =bn =0とする。 (第4の実施例)次に分離工程について詳しく説明す
る。
【0050】分離帯電器147は転写工程で転写材背面
に付与された電荷により転写材が感光ドラム131に静
電吸着した力を弱めて、転写材を感光ドラム131から
分離するため、AC除電を行なう。そのため、分離帯電
器147には例えば1000Hz,Vpp(電流のピーク
トゥピーク)12.4KVの矩形波定電圧AC電圧と、
正極電流と負極電流の絶対値の差であるいわゆる分離差
電流を一定に保つDC電圧が重畳されて印加される。一
般的には転写電流と逆極性に偏寄させた差電流値、例え
ば−100μAが設定される。分離のVppを小さくする
と、転写材背面電荷の除電不良となり、転写材が感光ド
ラム131から、設計位置よりも遅れて分離する、いわ
ゆる分離不良となる。また分離のVppを大きくすると転
写したトナー像が、感光ドラム131側に逆転写され、
画像抜けとなる、いわゆる再転写が発生する。従って、
分離の差電流値にはラティチュードがある。またVppを
大きくするとコロナ放電からアーク放電に移り、いわゆ
るリークが発生する。
に付与された電荷により転写材が感光ドラム131に静
電吸着した力を弱めて、転写材を感光ドラム131から
分離するため、AC除電を行なう。そのため、分離帯電
器147には例えば1000Hz,Vpp(電流のピーク
トゥピーク)12.4KVの矩形波定電圧AC電圧と、
正極電流と負極電流の絶対値の差であるいわゆる分離差
電流を一定に保つDC電圧が重畳されて印加される。一
般的には転写電流と逆極性に偏寄させた差電流値、例え
ば−100μAが設定される。分離のVppを小さくする
と、転写材背面電荷の除電不良となり、転写材が感光ド
ラム131から、設計位置よりも遅れて分離する、いわ
ゆる分離不良となる。また分離のVppを大きくすると転
写したトナー像が、感光ドラム131側に逆転写され、
画像抜けとなる、いわゆる再転写が発生する。従って、
分離の差電流値にはラティチュードがある。またVppを
大きくするとコロナ放電からアーク放電に移り、いわゆ
るリークが発生する。
【0051】図12分離ラティチュードの例として複写
機本体を混合比(空気1kg中の水分重量)3g / kgの環
境下に放置し、転写材を混合比23g / kgの環境下に十
分放置した後、混合比3g / kgの環境下に移動してから
の経過時間と、分離ラティチュードの例を示した。実線
Aが分離不良境界線、実線Bが再転写発生境界線であ
り、実線Aと実線Bに囲まれた領域がラティチュードで
ある。
機本体を混合比(空気1kg中の水分重量)3g / kgの環
境下に放置し、転写材を混合比23g / kgの環境下に十
分放置した後、混合比3g / kgの環境下に移動してから
の経過時間と、分離ラティチュードの例を示した。実線
Aが分離不良境界線、実線Bが再転写発生境界線であ
り、実線Aと実線Bに囲まれた領域がラティチュードで
ある。
【0052】また、リーク現象は、転写材の条件よりも
分離帯電器147の雰囲気に依存する。リーク発生電圧
と雰囲気の混合比との関係を図13に示した。
分離帯電器147の雰囲気に依存する。リーク発生電圧
と雰囲気の混合比との関係を図13に示した。
【0053】環境変化に対する適正な分離のVppは雰囲
気の温度・湿度変化の履歴により異なる。十分雰囲気に
なじんだ転写材の適正分離のVppを図14に示す。
気の温度・湿度変化の履歴により異なる。十分雰囲気に
なじんだ転写材の適正分離のVppを図14に示す。
【0054】図15に示した温度センサー701及び湿
度センサー702からの信号をCPU703に取り込み
混合比を得る。
度センサー702からの信号をCPU703に取り込み
混合比を得る。
【0055】また図14に示した様に図12から得られ
る分離再転写ラティチュードから得られる十分雰囲気に
なじんだ転写材に対する適正分離VppをVpp(χn)とす
る。雰囲気の変化に対する分離Vppの補正係数をan 又
はbn とする。an は混合比変化が負の場合、bn は混
合比変化が正の場合である。この場合の分離Vppoutは
数6により決定される。Vppth(χ0)は図13で示した
混合比χ0でのリーク開始電圧である。その他の記号に
ついては先の実施例と同じものを用いる。
る分離再転写ラティチュードから得られる十分雰囲気に
なじんだ転写材に対する適正分離VppをVpp(χn)とす
る。雰囲気の変化に対する分離Vppの補正係数をan 又
はbn とする。an は混合比変化が負の場合、bn は混
合比変化が正の場合である。この場合の分離Vppoutは
数6により決定される。Vppth(χ0)は図13で示した
混合比χ0でのリーク開始電圧である。その他の記号に
ついては先の実施例と同じものを用いる。
【0056】
【数6】 但し、Vppout >Vppth(χ0)の場合Vppout=Vppth
(χ0)とする。
(χ0)とする。
【0057】例えば補正係数は以下の様に求めた。ま
ず、図8に示した様に、混合比23g/ kgに十分放置さ
れた転写材を13g / kgに移動させてからの時間に対す
る転写材の変化曲線A−1を用いた。経過時間が0の場
合の分離VppをVppS 、飽和した時すなわち混合比13
g /kgの場合の分離VppをVppE 、経過時間が1時間の
場合の分離VppをVpp(1) とし、数7とする。
ず、図8に示した様に、混合比23g/ kgに十分放置さ
れた転写材を13g / kgに移動させてからの時間に対す
る転写材の変化曲線A−1を用いた。経過時間が0の場
合の分離VppをVppS 、飽和した時すなわち混合比13
g /kgの場合の分離VppをVppE 、経過時間が1時間の
場合の分離VppをVpp(1) とし、数7とする。
【0058】
【数7】 a1 1 =|(Vpp(1) −VppE )/(VppS −VppE )| 同様に混合比13g / kgに十分放置された転写材を3g
/ kgに移動させてからの時間に対する転写材の変化曲線
A−2を用いて数8を求める。
/ kgに移動させてからの時間に対する転写材の変化曲線
A−2を用いて数8を求める。
【0059】
【数8】 a2 1 =|(Vpp(1) −VppE )/(VppS −VppE )| 補正係数a1 は数9とした。
【0060】
【数9】a1 =(a1 1 +a2 1 )/2 以下同様にして、a2 ,a3 ,…と決めた。
【0061】また補正係数bn に関しては、混合比3g
/ kgに十分放置された転写材を13g / kgに移動させて
からの時間に対する転写材の変化曲線と混合比13g /
kgに十分放置された転写材を、23g / kgに移動させて
からの時間に対する転写材の変化曲線を用いて決定し
た。
/ kgに十分放置された転写材を13g / kgに移動させて
からの時間に対する転写材の変化曲線と混合比13g /
kgに十分放置された転写材を、23g / kgに移動させて
からの時間に対する転写材の変化曲線を用いて決定し
た。
【0062】この様にして求めた補正係数an ,bn を
表3に示した。
表3に示した。
【0063】
【表3】 また先の実施例と同様補正は等間隔の時間である必要は
なくここでは、1時間前(n=1) 3時間前(n=2)
6時間前(n=3) 12時間前(n=4) 24時間前(n=5)のデータについて補正を行った。
またCPUには24時間前に対して1時間間隔で混合比
データをメモリーしている。
なくここでは、1時間前(n=1) 3時間前(n=2)
6時間前(n=3) 12時間前(n=4) 24時間前(n=5)のデータについて補正を行った。
またCPUには24時間前に対して1時間間隔で混合比
データをメモリーしている。
【0064】分離Vppは本体電源投入時及び投入後、1
時間ごとに、複写動作に影響を与えない時間を用いて計
算される。
時間ごとに、複写動作に影響を与えない時間を用いて計
算される。
【0065】この様にして分離Vppは決定され、制御手
段としての分離高圧制御基板705に制御された分離帯
電器147により転写材と感光ドラム131間の静電吸
着力を弱め、転写材を感光ドラム131から分離し、定
着器163へと搬送し、トナー像を転写材に定着し、複
写工程は終了する。 (第5の実施例)第2の実施例で説明したように、転写
材の坪量が大きいほど、環境変化に対してなじむのに、
時間がかかることがわかる。従って分離Vppの出力値V
ppout は例えば数10により決定される。
段としての分離高圧制御基板705に制御された分離帯
電器147により転写材と感光ドラム131間の静電吸
着力を弱め、転写材を感光ドラム131から分離し、定
着器163へと搬送し、トナー像を転写材に定着し、複
写工程は終了する。 (第5の実施例)第2の実施例で説明したように、転写
材の坪量が大きいほど、環境変化に対してなじむのに、
時間がかかることがわかる。従って分離Vppの出力値V
ppout は例えば数10により決定される。
【0066】
【数10】 但し、Vppout >Vppth(χ0)の場合Vppout=Vppth
( χ0)とする。
( χ0)とする。
【0067】Cn は補正係数であり、図10(a) に示し
た圧力センサー900からの信号により決定される。1
55,157は給紙ローラーであり200は搬送ローラ
ーであり159はレジストローラーである。コピー動作
開始にともなって転写材は例えば紙カセット201,2
02から搬送ローラー200により送られ、レジストロ
ーラー159に突き当てられる。
た圧力センサー900からの信号により決定される。1
55,157は給紙ローラーであり200は搬送ローラ
ーであり159はレジストローラーである。コピー動作
開始にともなって転写材は例えば紙カセット201,2
02から搬送ローラー200により送られ、レジストロ
ーラー159に突き当てられる。
【0068】坪量に対する補正係数Cn は例えば表4の
様にする。
様にする。
【0069】
【表4】 (第6の実施例)第3の実施例と同様にして紙種が普通
紙とOHP用フィルムのどちらであるか判断し、OHP
フィルムの場合は、環境変化の履歴の補正は行なわな
い。すなわち第1の実施例で示したan =bn =0とす
る。 (第7の実施例)ここでさらに分離工程についてつけ加
える。一般的には転写電流と逆極性に偏寄させた差電流
値が設定される。先に述べたようにここでは転写電流値
は正極で行ったが、分離の差電流値を正極に近づける
と、転写材背面電荷の除電不良となり、転写材が感光ド
ラム131から、設計位置よりも遅れて分離する、いわ
ゆる分離不良となる。また分離の差電流値を負極側に強
めると、転写したトナー像が、感光ドラム131側に逆
転写され、画像抜けとなる、いわゆる再転写が発生す
る。従って、分離の差電流値にはラティチュードがあ
る。
紙とOHP用フィルムのどちらであるか判断し、OHP
フィルムの場合は、環境変化の履歴の補正は行なわな
い。すなわち第1の実施例で示したan =bn =0とす
る。 (第7の実施例)ここでさらに分離工程についてつけ加
える。一般的には転写電流と逆極性に偏寄させた差電流
値が設定される。先に述べたようにここでは転写電流値
は正極で行ったが、分離の差電流値を正極に近づける
と、転写材背面電荷の除電不良となり、転写材が感光ド
ラム131から、設計位置よりも遅れて分離する、いわ
ゆる分離不良となる。また分離の差電流値を負極側に強
めると、転写したトナー像が、感光ドラム131側に逆
転写され、画像抜けとなる、いわゆる再転写が発生す
る。従って、分離の差電流値にはラティチュードがあ
る。
【0070】図16に分離ラティチュードの例として複
写機本体を混合比(空気1kg中の水分重量)3g / kgの
環境下に放置し、転写材を混合比23g / kgの環境下に
十分放置した後、混合比3g / kgの環境下に移動してか
らの経過時間と、分離ラティチュードの例を示した。実
線Aが分離不良境界線、実線Bが再転写発生境界線であ
り、実線Aと実線Bに囲まれた領域がラティチュードで
ある。
写機本体を混合比(空気1kg中の水分重量)3g / kgの
環境下に放置し、転写材を混合比23g / kgの環境下に
十分放置した後、混合比3g / kgの環境下に移動してか
らの経過時間と、分離ラティチュードの例を示した。実
線Aが分離不良境界線、実線Bが再転写発生境界線であ
り、実線Aと実線Bに囲まれた領域がラティチュードで
ある。
【0071】環境変化に対する適正な分離差電流値は雰
囲気の温度,湿度変化の履歴により異なる。
囲気の温度,湿度変化の履歴により異なる。
【0072】十分雰囲気になじんだ転写材の適正分離差
電流値を図17に示す。
電流値を図17に示す。
【0073】そして適正分離差電流値を得るための補正
係数は第1の実施例で転写電流値の補正係数を求めた時
と同様にして次のように求まる。
係数は第1の実施例で転写電流値の補正係数を求めた時
と同様にして次のように求まる。
【0074】まず図18に示した様に、混合比23g /
kgに十分放置された転写材を13g/ kgに移動させてか
らの時間に対する転写材の変化曲線A−1を用いた。経
過時間が0の場合の転写電流値をIS 、飽和した時すな
わち混合比13g / kgの場合の転写電流値をIE 、経過
時間が1時間の場合の転写電流値をI(1) とし、数11
とする。
kgに十分放置された転写材を13g/ kgに移動させてか
らの時間に対する転写材の変化曲線A−1を用いた。経
過時間が0の場合の転写電流値をIS 、飽和した時すな
わち混合比13g / kgの場合の転写電流値をIE 、経過
時間が1時間の場合の転写電流値をI(1) とし、数11
とする。
【0075】
【数11】 a1 1 =|(I(1) −IE )/(IS −IE )| 同様に混合比13g / kgに十分放置された転写材を3g
/ kgに移動させてからの時間に対する転写材の変化曲線
A−2を用いて数12を求める。
/ kgに移動させてからの時間に対する転写材の変化曲線
A−2を用いて数12を求める。
【0076】
【数12】 a2 1 =|(I(1) −IE )/(IS −IE )| 補正係数a1 は数13とした。
【0077】
【数13】a1 =(a1 1 +a2 1 )/2 以下同様にして、a2 ,a3 ,…と決めた。
【0078】また補正係数bn に関しては、混合比3g
/ kgに十分放置された転写材を13g / kgに移動させて
からの時間に対する転写材の変化曲線と混合比13g /
kgに十分放置された転写材を23g / kgに移動させてか
らの時間に対する転写材の変化曲線を用いて決定した。
/ kgに十分放置された転写材を13g / kgに移動させて
からの時間に対する転写材の変化曲線と混合比13g /
kgに十分放置された転写材を23g / kgに移動させてか
らの時間に対する転写材の変化曲線を用いて決定した。
【0079】この様にして求めた補正係数an ,bn を
表5に示した。
表5に示した。
【0080】
【表5】 そして第1の実施例の時と同様に、現在時点の混合比を
χ0 ,ある時刻例えば1時間前の混合比をχ1 ,2時間
前の混合比をχ2 ,n時間前の混合比をχn とし、図1
7に示した様に十分雰囲気になじんだ転写材に対する適
正分離差電流値をI(χn)とする。又、雰囲気の変化に
対する分離差電流値の補正係数をan 又はbn とする。
an は混合比変化が負の場合、bn は混合比変化が正の
場合である。この場合の分離差電流値Iout は数14に
より決定される。
χ0 ,ある時刻例えば1時間前の混合比をχ1 ,2時間
前の混合比をχ2 ,n時間前の混合比をχn とし、図1
7に示した様に十分雰囲気になじんだ転写材に対する適
正分離差電流値をI(χn)とする。又、雰囲気の変化に
対する分離差電流値の補正係数をan 又はbn とする。
an は混合比変化が負の場合、bn は混合比変化が正の
場合である。この場合の分離差電流値Iout は数14に
より決定される。
【0081】
【数14】 また補正は等間隔の時間である必要はなく、ここでは、
1時間前(n=1) 3時間前(n=2) 6時間前(n=3) 12時間前
(n=4) 24時間前(n=5)のデータについて補
正を行った。またCPUには24時間前に対して1時間
間隔で混合比データをメモリーしている。
1時間前(n=1) 3時間前(n=2) 6時間前(n=3) 12時間前
(n=4) 24時間前(n=5)のデータについて補
正を行った。またCPUには24時間前に対して1時間
間隔で混合比データをメモリーしている。
【0082】分離差電流値は本体電源投入時及び投入後
1時間ごとに、複写動作に影響を与えない時間を用いて
計算される。
1時間ごとに、複写動作に影響を与えない時間を用いて
計算される。
【0083】この様にして分離差電流値は決定され、分
離帯電器147により転写材と感光ドラム131間の静
電吸着力を弱め転写材を感光ドラム131から分離し、
定着器163へと搬送し、トナー像を転写材に定着し、
複写工程は終了する。 (第8の実施例)第2の実施例より、転写材の坪量が大
きいほど環境変化に対してなじむのに時間がかかること
がわかる。従って分離差電流の出力値Ioutは例えば
数15により決定される。なお、ここでは実施例1で用
いた記号を用いる。
離帯電器147により転写材と感光ドラム131間の静
電吸着力を弱め転写材を感光ドラム131から分離し、
定着器163へと搬送し、トナー像を転写材に定着し、
複写工程は終了する。 (第8の実施例)第2の実施例より、転写材の坪量が大
きいほど環境変化に対してなじむのに時間がかかること
がわかる。従って分離差電流の出力値Ioutは例えば
数15により決定される。なお、ここでは実施例1で用
いた記号を用いる。
【0084】
【数15】 Cn は坪量に対する補正係数であり、図10(a) に示し
た判別手段としての圧力センサー900からの信号によ
り第2の実施例で説明したようにして決定される。
た判別手段としての圧力センサー900からの信号によ
り第2の実施例で説明したようにして決定される。
【0085】坪量に対する補正係数Cn は例えば表6の
様にする。
様にする。
【0086】
【表6】 ここでは、坪量64g /m2 を基準にとり、坪量の小さい
場合は現在に近い履歴に対して影響を受け、坪量の大き
い場合は坪量64g /m2 の場合に較べ、過去の履歴から
影響を受ける。 (第9の実施例)ここでも第3の実施例と同様OHPフ
ィルムの場合は環境変化の履歴の補正は行なわない。す
なわち第1の実施例で示したan =bn=0とする。
場合は現在に近い履歴に対して影響を受け、坪量の大き
い場合は坪量64g /m2 の場合に較べ、過去の履歴から
影響を受ける。 (第9の実施例)ここでも第3の実施例と同様OHPフ
ィルムの場合は環境変化の履歴の補正は行なわない。す
なわち第1の実施例で示したan =bn=0とする。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
雰囲気変化を検知手段により検知して、記憶手段に取り
込み、その値に応じて転写の高圧出力を変化させること
により、より適正な転写の高圧出力を得ることができ
る。
雰囲気変化を検知手段により検知して、記憶手段に取り
込み、その値に応じて転写の高圧出力を変化させること
により、より適正な転写の高圧出力を得ることができ
る。
【0088】また、転写材の種類を判別する判別手段を
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、転写電
流値制御の要素の一つに加えられるので、さらに適正な
転写の高圧出力を得ることできる。
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、転写電
流値制御の要素の一つに加えられるので、さらに適正な
転写の高圧出力を得ることできる。
【0089】また、雰囲気変化を検知手段により検知し
て記憶手段に取り込み、その値に応じて分離の高圧出力
を変化させることにより、より適正なの分離の高圧出力
を得ることができる。
て記憶手段に取り込み、その値に応じて分離の高圧出力
を変化させることにより、より適正なの分離の高圧出力
を得ることができる。
【0090】また、転写材の種類を判別する判別手段を
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、分離の
高圧出力制御の要素の一つに加えられるので、さらに適
正な転写の高圧出力を得ることできる。
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、分離の
高圧出力制御の要素の一つに加えられるので、さらに適
正な転写の高圧出力を得ることできる。
【0091】また、雰囲気変化を検知手段により検知し
て記憶手段に取り込み、その値に応じて分離帯電器に印
加する分離電圧のピークトゥピーク値を変化させること
により、より適正な分離電圧のピークトゥピーク値を得
ることができる。
て記憶手段に取り込み、その値に応じて分離帯電器に印
加する分離電圧のピークトゥピーク値を変化させること
により、より適正な分離電圧のピークトゥピーク値を得
ることができる。
【0092】また、転写材の種類を判別する判別手段を
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、分離電
圧のピークトゥピーク値制御の要素の一つに加えられる
ので、さらに適正な分離電圧のピークトゥピーク値を得
ることができる。
設けると、転写材の種類に拠って異なる履歴が、分離電
圧のピークトゥピーク値制御の要素の一つに加えられる
ので、さらに適正な分離電圧のピークトゥピーク値を得
ることができる。
【0093】このように、雰囲気の変化に応じて転写及
び分離の高圧出力を制御することにより、環境変化によ
るサービス対応も不要となり、画質も安定に維持できる
ようになる。
び分離の高圧出力を制御することにより、環境変化によ
るサービス対応も不要となり、画質も安定に維持できる
ようになる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の概
略断面図である。
略断面図である。
【図2】同装置における転写電流値と転写濃度との関係
を示した図である。
を示した図である。
【図3】同装置における転写材の環境変化例を示す図で
ある。
ある。
【図4】同装置における転写材の環境変化例を示す図で
ある。
ある。
【図5】同装置における転写電流と分離ラティチュード
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図6】同装置において環境変化に対する適正転写電流
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図7】同装置の制御系を示すブロック図である。
【図8】同装置における補正係数の求め方を示す図であ
る。
る。
【図9】同装置に用いられる転写材の坪量が異った場合
の転写材の環境変化例を示す図である。
の転写材の環境変化例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の
要部概略構成を示す図である。
要部概略構成を示す図である。
【図11】(a) は同装置における転写材の坪量と圧力セ
ンサー信号との関係を示すグラフ、(b) は本発明の第3
の実施例に係る画像形成装置の要部概略構成を示す図で
ある。
ンサー信号との関係を示すグラフ、(b) は本発明の第3
の実施例に係る画像形成装置の要部概略構成を示す図で
ある。
【図12】同装置における分離電圧のラティチュードと
環境変化との関係を示した図である。
環境変化との関係を示した図である。
【図13】同装置の分離帯電器がリークする分離電圧の
ピークトゥピーク値を示すグラフである。
ピークトゥピーク値を示すグラフである。
【図14】同装置の環境変化に対する適正分離電圧のピ
ークトゥピーク値を示すグラフである。
ークトゥピーク値を示すグラフである。
【図15】同装置の制御系を示すブロック図である。
【図16】同装置における分離差電流値のラティチュー
ドと環境変化との関係を示した図である。
ドと環境変化との関係を示した図である。
【図17】同装置において環境変化に対する適正分離差
電流値の関係を示す図である。
電流値の関係を示す図である。
【図18】同装置における分離差電流値に関する補正係
数の求め方を示す図である。
数の求め方を示す図である。
131 感光ドラム(感光体) 701 温度センサー(検知手段) 702 湿度センサー(検知手段) 703 CPU(記憶手段) 704 転写高圧制御基板(制御手段) 705 分離高圧制御基板(制御手段) 900 圧力センサー(判別手段) 1200 光検知手段(判別手段)
Claims (9)
- 【請求項1】 感光体上に静電潜像を形成し、該潜像を
転写材上に可視像として転写する画像形成装置におい
て、 雰囲気の温度および湿度を検知する検知手段を備え、該
検知手段による検知量を記憶する記憶手段を有し、転写
の高圧出力を制御する制御手段を有し、 前記検知手段による少なくとも2つの検知時刻を異にす
る検知量と、現時点で検知された検知量とによって転写
の高圧出力を補正することを特徴とした画像形成装置。 - 【請求項2】 転写材の種類を検知する判別手段を有
し、転写材の種類に応じて転写の高圧出力の補正値を変
化させる請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 感光体上に静電潜像を形成し、該潜像を
転写材上に可視像として転写する画像形成装置におい
て、 雰囲気の温度および湿度を検知する検知手段を備え、該
検知手段による検知量を記憶する記憶手段を有し、分離
の高圧出力を制御する制御手段を有し、 前記検知手段による少なくとも2つの検知時刻を異にす
る検知量と、現時点で検知された検知量とによって分離
の高圧出力を補正することを特徴とした画像形成装置。 - 【請求項4】 転写材の種類を検知する判別手段を有
し、転写材の種類に応じて分離の高圧出力の補正値を変
化させる請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 分離の高圧出力が分離のAC高圧電圧の
ピークトゥピーク値である請求項3記載の画像形成装
置。 - 【請求項6】 転写材の種類を検知する判別手段を有
し、転写材の種類に応じて分離のAC高圧電圧のピーク
トゥピーク値の補正値を変化させる請求項5記載の画像
形成装置。 - 【請求項7】 転写材の種類を検知する判別手段が、圧
力センサーである請求項2、4又は6記載の画像形成装
置。 - 【請求項8】 転写材の種類を検知する判別手段が、光
検知手段である請求項2、4又は6記載の画像形成装
置。 - 【請求項9】 OHP用紙を検知した場合のみ補正を行
なわない請求項8記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3311462A JPH05127544A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3311462A JPH05127544A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05127544A true JPH05127544A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18017517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3311462A Withdrawn JPH05127544A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05127544A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011237467A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-24 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
| US8521044B2 (en) | 2010-05-17 | 2013-08-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3311462A patent/JPH05127544A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011237467A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-24 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
| US8521044B2 (en) | 2010-05-17 | 2013-08-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |