JPH0512839U - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動変速機に用いられる摩擦要素の解除室内
の残留空気量のバラツキをなくすことにより、変速制御
特性のバラツキを抑制する。 【構成】 締結室及び解除室を備え両室の圧力関係によ
って作動状態が切り替えられる摩擦要素を備えた自動変
速機のための制御装置において、前記解除室へのオイル
供給口において、略垂直下方に突出したパイプ部材を前
記解除室内に設ける。
の残留空気量のバラツキをなくすことにより、変速制御
特性のバラツキを抑制する。 【構成】 締結室及び解除室を備え両室の圧力関係によ
って作動状態が切り替えられる摩擦要素を備えた自動変
速機のための制御装置において、前記解除室へのオイル
供給口において、略垂直下方に突出したパイプ部材を前
記解除室内に設ける。
Description
【0001】
本考案は、締結室及び解除室を備えこれら両室の圧力関係によって作動状態が 切り替えられる摩擦要素を備えた自動変速機のための制御装置に関するものであ る。
【0002】
自動変速機では、摩擦要素の係合により、例えばサンギヤ等の歯車を固定する ことが一般に行なわれている(例えば、特開昭61−45157号)。 図1は、通常の自動変速機の例えば2−4ブレーキの断面図であり、400は トランスミッションケースである。図2は、図1の2−4ブレーキのサーボリリ ース装置35の断面図である。2−4ブレーキは、ブレーキバンド403を介し てブレーキドラム401の回転をロツクし、ラージサンギヤを固定する役目を持 つ。ブレーキバンド403はドラム401を巻くようにセットされており、ブレ ーキバンド403の一端はバンドストラット402により固定されており、他端 はピストンステム405に固定されている。サーボピストン35aはサーボリテ ーナ404に挿入されている。サーボリテーナ404とサーボピストン35a間 (ブレーキバンド403締結側)に油圧が作用すると、サーボピストン35aは スプリング36cに打ち勝ってブレーキバンド403に作用し、2−4ブレーキ ドラム401をロツクさせる。サーボピストン35aとケース間(ブレーキバン ド403の開放側)に油圧が作用すると、サーボピストン35aはサーボリテー ナ404側に押される。このためのブレーキバンド403はスプリング36cに よって拡がり、ブレーキドラム401のロツクを解除する。サーボリテーナ40 4とサーボピストン35a間及びサーボピストン35aとケース1間に同時に油 圧が作用すると、二者間の面積差によってサーボピストン35aはリテーナ40 4側に押され2−4ブレーキドラム401のロツクが解除される。図2に示すよ うに、締結用の油圧室35bは開放用の油圧室35cよりも小さい。
【0003】 尚、180aは解除室35cに油圧を供給するパイプライン、73は油圧を供 給するバルブ本体である。
【0004】
このように、2つの室35b,35cに供給される油圧により切り替えられる サーボリリース装置35は、それが解除され/締結されると、ピストン35aの 往復動に伴なってステム405も往復動を行なうので、図2に示すように、ステ ム405とサーボ装置35のケースとの摺動接合部の隙間から空気が入ることが ある。
【0005】 この場合、2速から3速に切り替えられる場合には、解除室35cに油圧が加 えられるので、図3に示すように空気は入らないが、4,3,2速から1速に変 わるときは解除室35cから油圧が抜かれるので、図4に示すように隙間500 から空気が入る可能性が高い。即ち、どのような変速段間のシフトが行なわれる かで、解除室内の空気の量にバラツキが発生する。
【0006】 空気が大量に解除室35c内にあるときは解除タイミングは早まり、空気が少 ししかないときは解除タイミングは遅くなる。従って、解除室35c内の空気量 のバラツキは変速タイミングのバラツキとなって現われる。 かかる問題は、上述の2−4ブレーキのための摩擦要素に限られず、自動変速 機内の全ての摩擦要素において内在する問題である。
【0007】
そこで本考案の目的は、上記従来技術の欠点を解消するために提案されたもの で、締結室及び解除室を備えこれら両室の圧力関係によって作動状態が切り替え られる摩擦要素を備えた自動変速機において、上記解除室内の残留空気量のバラ ツキをなくすことにより、変速制御特性のバラツキを抑制することのできる制御 装置を提案するものである。
【0008】 上記課題を達成するための本考案の自動変速機の制御装置は、締結室及び解除 室を備え両室の圧力関係によって作動状態が切り替えられる摩擦要素を備えた自 動変速機のための制御装置において、前記解除室へのオイル供給口において、略 垂直下方に突出したパイプ部材を前記解除室内に設けることにより、前記解除室 内に安定した量の空気層を確保することを特徴とする。
【0009】
以下添付図面を参照しながら、本考案を、前進4段の自動変速機に適用した実 施例を説明する。この実施例では、油圧駆動要素の一例として、前記従来例と同 じく2−4ブレーキが使われる。自動変速機の構成 図5は、前進4段,後退1段の自動変速機Zを示し、1はエンジン出力軸、2 は該エンジン出力軸1に連結されたポンプ2aと、ステータ2bと、タービン2 cとを備えたトルクコンバータであつて、ステータ2bは、ステータ2bをター ビン2cと逆方向に回転させないためのワンウエイクラツチ3を介してケース4 に固定可能に設けられている。また、5はトルクコンバータ2のタービン2cに 連結したコンバータ出力軸2dに連結された多段変速歯車機構である。
【0010】 上記多段変速歯車機構5は、内部にラビニヨオ型遊星歯車機構7を備え、遊星 歯車機構7は前後に配置した小径サンギヤ8および大径サンギヤ9と、小径サン ギヤ8に噛合するショートピニオンギヤ10と、上記大径サンギヤ9およびショ ートピニオンギヤ10に噛合するロングピニオンギヤ11と、ロングピニオンギ ヤ11に噛合するリングギヤ12とから成る。上記小径サンギヤ8は、その後方 に配置したフォワードクラッチ15及びこのクラッチ15に直列に接続された上 記コンバータ出力軸2dの逆駆動を阻止する第1ワンウエイクラッチ16を介し て上記トルクコンバータ2の出力軸2dに連結されている。そして、上記フォワ ードクラッチ15と第1ワンウエイクラッチ16とを直列に接続した経路には、 コーストクラッチ17が並列に接続配置されている。また、大径サンギヤ9は、 その斜め後方に配置した2−4ブレーキ18および2−4ブレーキ18の後方に 配置したリバースクラッチ19を介して上記トルクコンバータ2の出力軸2dに 連結されている。また、上記ロングピニオンギヤ11には、その後部側キャリア 20を介してロングピニオンギヤ11を固定するロー&リバースブレーキ21と 、ロングピニオンギヤ11のエンジン出力軸1と同方向の回転を許容する第2ワ ンウエイクラッチ22とが並列に接続されていると共に、その前部側にキャリア 23は、3−4クラッチ24を介して上記トルクコンバータ2の出力軸2dに連 結されている。さらに、リングギヤ12は、その前方に配置したアウトプツトギ ヤ25に連結されている。尚、図中、27はエンジン出力軸1とコンバータ出力 軸2dとを直結するロツクアツプクラッチ、28は中間軸29を介してエンジン 出力軸1により駆動されるオイルポンプである。
【0011】 以上の構成において各変速段のクラッチ,ブレーキの作動状態を図6の表に示 す。油圧回路 次に、図7,図8により2−4ブレーキ18等の各摩擦要素に対して作動油を 給排する油圧回路60について説明する。
【0012】 この油圧回路60には、先ず、図5に示すオイルポンプ28からメインライン 100に吐出された作動油の圧力を所定のライン圧に調整するプレッシャ・レギ ユレータバルブ61が設けられている。また、プレッシャ・レギュレータバルブ 61の近傍には、エンジンのスロットル弁開度に応じたスロットル圧を発生させ るスロットルバルブ62と、このスロットル圧を調節するスロットルモデュレー タバルブ63と、上記プレッシャ・レギュレータバルブ61で生成するライン圧 をS及びLレンジの選択時に増圧させるバックアップ圧を発生させるバックアッ プバルブ93とが設けられている。
【0013】 また、油圧回路60には、プレッシャ・レギュレータバルブ61で生成したラ イン圧を、セレクトされたレンジに応じて各油圧ラインに選択的に送り出すマニ ュアルバルブ64と、変速段に応じて作動してライン圧を上記各摩擦要素に選択 的に供給する1−2,2−3,3−4の各シフトバルブ71,72,73が備え られている。
【0014】 マニュアルバルブ64は、メインライン100からライン圧が導入される入力 ポートfと、第1〜第5出力ポートa〜eとを有し、スプール64aの移動によ り、上記入力ポートfが、Dレンジでは第1,第2,第3出力ポートa,b,c に、またRレンジでは第5出力ポートeにそれぞれ連通されるようになつている 。そして、各出力ポートa〜eには、それぞれ第1〜第5出力ライン101〜1 05が接続されている。
【0015】 また、上記1−2,2−3,3−4シフトバルブ71,72,73は、それぞ れスプール71a,72,73aをスプリングにより図面上、右側に付勢すると 共に、これらのスプールの右側に制御ポート71b,72b,73bを設けた構 成である。そして、1−2シフトバルブ71の制御ポート71bには上記メイン ライン100から分岐された第1制御ライン106が、2−3,3−4シフトバ ルブ72,73の制御ポート72b,73bには上記第1出力ライン101から 分岐された第2,第3制御ライン107,108がそれぞれ接続されていると共 に、これらの制御ライン106,107,108には、それぞれ第1,第2,第 3ソレノイドバルブ76,77,78が設けられている。これらのソレノイドバ ルブ76〜78は、それぞれOFFの時に当シフトバルブの制御ポート71B〜 73b内に制御圧を導入させて、スプール71a〜73aを図面上、左側に位置 させ、またONの時に上記制御ポート71b〜73b内の制御圧をドレンさせて 、スプール71a〜73aを右側に位置させるようになつている。
【0016】 ここで、これらのソレノイドバルブ76〜78は、当自動車の車速とエンジン のスロットル弁開度とにより、設定すべき変速段に応じてON,OFF制御され るようになつているが、走行レンジの各変速段における各ソレノイドバルブ76 〜78のON,OFFの組合せパターンは図9に示された表の通りに設定されて いる。
【0017】 一方、上記マニュアルバルブ64における各出力ポートa〜eに接続された第 1〜第5出力ライン101〜105のうち、D,S,Lの各前進レンジでメイン ライン100に連通される第1出力ライン101は、ワンウエイオリフィス80 を介してフォワードクラッチ15に導かれている。従つて、上記D,S,Lレン ジで、フォワードクラッチ15が常時締結されることになる。尚、上記第1出力 ライン101には、フォワードクラッチ締結時の緩衝用のN−Dアキユムレータ 81が設けられている。
【0018】 また、この第1出力ライン101からはライン111が分岐されて上記1−2 シフトバルブ71に導かれていると共に、この分岐ライン111は、上記第1ソ レノイドバルブ76がONになつてスプール71aが右側へ移動した時に、2− 4ブレーキ18のサーボリリース装置35(後述)の油圧アプライ室35bに至 るサーボアプライライン150に連通される。従つて、D,S,Lレンジで第1 ソレノイドバルブ76がONの時、即ち、Dレンジでの2,3,4速、Sレンジ での2,3速、及びLレンジの2速で、上記アプライ室35bにサーボアプライ 圧が導入される。反対に、ソレノイド76がオフになっていれば、上記アプライ 室35bにサーボアプライ圧が導入されない。
【0019】 次に、上記2−4ブレーキ18(摩擦要素)を作動させるサーボリリース装置 35の内部構成を説明する。このサーボリリース装置35は、2−4ブレーキ1 8に連携するピストン35aと、ピストン35aにより図中左右に区画された締 結側油室としての油圧アプライ室35b及び解放側油室としての油圧リリース室 35cと、油圧リリース室35cに縮装されてピストン35aをアプライ室35 b側に付勢するスプリング35dとを有する。そして、上記ピストン35aは、 その受圧面積が、リリース室35cの方で大きく、アプライ室35bで小さくな るよう形成されていて、その受圧面積の差により、アプライ室35bの締結圧( ライン圧)の作用、不作用に拘らず、リリース室35bに解除圧(ライン圧)が 作用すれば、その解除圧でもつてピストン35aを図中左方に移動させて、2− 4ブレーキ18を解放側に動作させる構成としている。一方、2−4ブレーキ1 8の締結要求時には、アプライ室35bに締結圧を導入し且つリリース室35c の解除圧を排圧することにより、ピストン35aを図中右方に移動させて、2− 4ブレーキ18を締結する構成となつている。
【0020】 また、上記サーボリリース装置35のアプライ室35bに連通する締結通路し てのライン150には、ワンウエイオリフィス36が設けられている。ワンウエ イオリフィス36は、ライン150の開口面積よりも少ない面積の開口部36a を有する絞り部36bと、絞り部36bを下流側(サーボリリース装置35への 方向)に付勢するスプリング36cとを備えている。従つて、ワンウエイオリフ ィス36は、サーボリリース装置35のアプライ室35bへの油の供給に対して は絞り作用を発揮し、アプライ室35bの油の排出時には、通常、その油圧でス プリング36cが縮小し絞り部36aが離座するので、絞り作用は無くなる。而 して、上記スプリング36cは、その付勢力が比較的強く、エンジンの減速運転 時には、スロットル弁開度の減少に伴いライン圧(サーボリリース装置35に供 給する締結圧)も低下し、この締結圧が低開度の設定スロットル弁開度値に相当 する値以下の時に付勢力がその締結圧に打勝って絞り部36aを着座させる付勢 力値に設定されていて、この構成により締結力が設定値以下の時にライン150 を絞った状態で締結圧を排圧するようにしている。
【0021】 そして、上記ワンウエイオリフィス36の下流側のライン150bには、サー ボリリース装置35のアプライ室35bへの締結圧の急上昇を押えるピストン側 のアキユムレータ83が配置される。アキユムレータ83は、ピストン83aと 、ライン150の油が流入してピストン83aを図中左方向に移動させる油室8 3bと、油室83bに縮装されたバネ83cとを備え、上記ピストン83aには ライン151を介してライン圧が背圧として作用している。而して、上記バネ8 3cの付勢力は大きな値に設定されていて、その力の分だけライン150の油圧 が小値の段階からピストン83aを移動させることにより、サーボリリース装置 35のピストン35aを徐々に移動させて、2−4ブレーキ18を緩やかに締結 動作させるように構成している。
【0022】 以上が、2−4ブレーキ18を駆動するサーボリリース装置35及びその周辺 の回路構成要素の動作説明である。このサーボリリース装置35の詳細な構造は 図10に示す通りである。 図7,図8において、D,Sレンジでメインライン100に連通する第2出力 ライン102は、2−3シフトバルブ72に導かれている。そして、ライン10 2は、第2ソレノイドバルブ77がOFFでスプール72aが左側に位置する時 にワンウエイオリフィス84を介して3−4クラッチ43のアクチユエータ43 aに至る3−4クラッチライン113に連通される。従つて、D,Sレンジで第 2ソレノイドバルブ77がOFFの時、即ちDレンジの3,4速、及びSレンジ の3速で3−4クラッチ24が締結されることになる。尚、上記3−4クラッチ ライン113には、ワンウエイオリフィス84に並列にバイパスバルブ85と2 −3タイミングバルブ86とが設けられ、3−4クラッチ24の締結タイミング を調整するようになつていると共に、3−4クラッチライン113にも3−4ク ラッチ締結時の緩衝用の2−3アキユムレータ87が備えられている。
【0023】 更に、上記3−4クラッチ113から分岐されたライン114と、上記第1出 力ライン101から分岐されたライン115とが3−4シフトバルブ73に導か れている。そして、第3ソレノイドバルブ78がOFFでスプール73aが左側 に位置する時に3−4クラッチライン113から分岐されたライン114が、ワ ンウエイオリフィス88を介してサーボリリース装置35のリリース出力35c に至るサーボリリースライン116に、また第1出力ライン101から分岐され たライン115が、ワンウエイオリフィス89を介してコーストクラッチ17に 至るコーストクラッチライン117にそれぞれ連通される。従つて、D,Sレン ジで第2,第3ソレノイドバルブ77,78がともにOFFの時、即ちDレンジ の3速及びSレンジの3速で、サーボリリース装置35のリリース室35cにサ ーボリリース圧が導入されて2−4ブレーキ18が解放され、またD,S,Lレ ンジで第3ソレノイドバルブ78がOFFの時、即ちDレンジの3速、Sレンジ の3速、及びLレンジの2速、並びにSレンジのホールドスイツチ操作時におけ る2速及び3速、Lレンジのホールドスイツチ操作時における1速及び2速にお いてコーストクラッチ17が締結されることになる。
【0024】 ここで、上記3−4クラッチライン113と、ライン113から分岐された上 記ライン114との間には、それぞれの分岐ライン118,119を介して3− 4クラッチ圧及びサーボリリース圧の排出タイミングを調整する3−2タイミン グバルブ90と3−2キャパシテイバルブ91とが備えられている。また、上記 コーストクラッチライン117にはワンウエイオリフィス89をバイパスするバ イパスライン120が設けられ、ライン120を開通、遮断する3−4キャパシ テイバルブ92が備えられている。このバルブ92は、上記3−4クラッチ圧が 発生している時、及び上記マニュアルバルブ64がSレンジ又はLレンジにセレ クトされて第3出力ライン103がメインライン100に連通されている時に上 記バイパスライン120を開通させ、コーストクラッチ圧排出タイミングを調整 するようになつている。
【0025】 また、マニュアルバルブ64によりLレンジでメインライン100に連通され る第4出力ライン104は、ローレデュースバルブ94及びライン122を介し て1−2シフトバルブ71に導かれている。そして、ライン122は、第1ソレ ノイドバルブ76がOFFでスプール71aが左側に位置する時に、ワンウエイ オリフィス95及びシャトルバルブ96を介してロー&リバースブレーキ21に 至るロー&リバースブレーキライン123に連通される。したがつて、Lレンジ で第1ソレノイドバルブ76がOFFの時、即ちLレンジの1速でロー&リバー スブレーキ21が締結される。
【0026】 更に、Rレンジでメインライン100に連通する第5出力ライン105は、ワ ンウエイオリフィス97及び上記シャトルバルブ96を介して上記ロー&リバー スブレーキライン123に連通すると共に、第5出力ライン105からはワンウ エイオリフィス98を介してリバースクラッチ19に至るリバースクラッチライ ン124が分岐されている。従つて、Rレンジでは、常にロー&リバースブレー キ21とリバースクラッチ19とが締結される。尚、上記リバースクラッチライ ン124にもリバースクラッチ締結時の緩衝用のN−Rアキュムレータバルブ9 9が備えられている。また、上記第5出力ライン105から分岐されたライン1 25がレギュレータバルブ61の増圧側に導かれ、Rレンジでライン圧を増圧さ せるようになつている。
【0027】 尚、以上の構成に加えて、この油圧回路60には図5に示すトルクコンバータ 2内のロックアップクラッチ26を作動させるためのロックアップバルブ201 が備えられている。このバルブ201には、プレッシャ・レギュレータバルブ6 1からトルクコンバータライン202が導かれていると共に、一端の制御ライン 203として接続されている。そして、制御ライン203に設けられたロックア ップ用ソレノイドバルブ204がONされている時に、制御ポート201b内の 制御圧がドレンされてスプール201aが右側に位置することにより、上記トル クコンバータライン202がトルクコンバータ2内に通じるライン205に連通 し、これによりトルクコンバータ2の内圧が高まってロックアップクラッチ27 が締結される。また、上記ソレノイドバルブ204がOFFとなつて制御ポート 201b内に制御圧が導入されることによりスプール201aが左側へ移動する と、上記トルクコンバータライン202がロックアップ解放ライン206に連通 し、トルクコンバータ2内にロックアップ解放圧が導入されて、ロックアップク ラッチ27が解放されるように構成されている。
【0028】 以上が本実施例の自動変速機の構造及び動作の説明である。次に、図10に従 って、本実施例に特徴的な構造を有するサーボリリース室35について説明する 。 同図において、装置35はバルブ36に装着されている。そして、サーボリリ ース装置35には、3−4シフトバルブ73からライン180aを介してオイル が供給される。本実施例の装置35として特徴的な部分は、ライン180aが解 除室35c内に突出しており、即ち、ライン180aは下向きの突出口180b を有するということである。ここで、下向きとは、重力方向に沿って下向きであ るということであり、図10の装置35については、同図の紙面について下方向 である。
【0029】 図11は突出口180bを設けない装置35の解除室を示すものであり、通常 、隙間500から侵入した空気は、車体の振動やサーボリリース装置35の締結 解除動作によって、同図に示すように、パイプライン180aを通ってバルブ7 3の本体側へ流れていくものが多い。即ち、車体の振動やサーボリリース装置3 5の締結解除動作の頻度(加減速の頻度)によって、解除室35cに溜った空気 量が前述したように変動する量となるのである。
【0030】 しかしながら、図12の構成を有する本実施例では、空気は重力に逆らって上 昇する性質を利用して、空気を解除室35cの上部に集める。しかも、突出口1 80bが下方に伸びているので、上部に集まった空気は空間510にトラツプさ れる。しかも、その空間510内の空気層の底面は突出口180bよりも下には 伸びない。換言すれば、空間510の容積は比較的安定していることになり、そ の結果、サーボリリース装置35の動作が安定する。
【0031】
以上説明したように、本考案は、締結室及び解除室を備え両室の圧力関係によ って作動状態が切り替えられる摩擦要素を備えた自動変速機のための制御装置に おいて、前記解除室へのオイル供給口において、略垂直下方に突出したパイプ部 材を前記解除室内に設けたことを特徴とする。このパイプの長さが空気層の高さ を規定するので、上記解除室内の残留空気量のバラツキをなくすことにより、変 速制御特性のバラツキを抑制することができる。
【図1】 従来例に用いられた2−4ブレーキの構造を
示す図。
示す図。
【図2】 従来例に用いられたサーボリリース装置の構
造を示す図。
造を示す図。
【図3】,
【図4】 従来装置の欠点を説明する図。
【図5】 実施例の変速機の構造を示すスケルトン図。
【図6】 実施例の変速機の各ブレーキ及びクラッチ
の、レンジ毎の動作状態を示す表として示す図。
の、レンジ毎の動作状態を示す表として示す図。
【図7】,
【図8】 実施例の油圧回路の回路図。
【図9】 油圧回路内の3つのソレノイドの状態を表と
して示す図。
して示す図。
【図10】 実施例のサーボリリース装置の構造を説明
する図。
する図。
【図11】,
【図12】 従来例と実施例の動作比較を行なった図。
18…2−4ブレーキ 35…サーボリリース装置 35a…ピストン 35b…締結室 35c…解除室 180b…突出口
Claims (1)
- 【請求項1】 締結室(35b)及び解除室(35c)
を備え両室の圧力関係によって作動状態が切り替えられ
る摩擦要素を備えた自動変速機のための制御装置におい
て、 前記解除室へのオイル供給口において、略垂直下方に突
出したパイプ部材(180b)を前記解除室内に設ける
ことにより、前記解除室内に安定した量の空気層を確保
することを特徴とした自動変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111691U JPH0512839U (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111691U JPH0512839U (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0512839U true JPH0512839U (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=13161789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6111691U Withdrawn JPH0512839U (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512839U (ja) |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP6111691U patent/JPH0512839U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |