JPH07127785A - 自動変速機のアキュムレータ - Google Patents
自動変速機のアキュムレータInfo
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- JPH07127785A JPH07127785A JP5272235A JP27223593A JPH07127785A JP H07127785 A JPH07127785 A JP H07127785A JP 5272235 A JP5272235 A JP 5272235A JP 27223593 A JP27223593 A JP 27223593A JP H07127785 A JPH07127785 A JP H07127785A
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- Japan
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- pressure
- chamber
- accumulator
- piston
- stroke
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/04—Devices damping pulsations or vibrations in fluids
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/04—Smoothing ratio shift
- F16H61/06—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
- F16H61/065—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
- F16H61/067—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means using an accumulator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】作動油圧を制御するものに着目し、構造を複雑
化させることなくシンプルで、かつ棚圧の設定時間を長
く確保し得るコンパクトなアキュムレータを提供する。 【構成】ライン圧が供給される背圧室301 と、3−4ク
ラッチ24の締結に供される作動油を蓄圧する蓄圧室302
と、該背圧室301 および蓄圧室302 の間を区画しつつス
トロークするピストン303 とを備えた2−3アキュムレ
ータ87において、上記ピストン303 の背圧室301 側への
ストロークにより主蓄圧室302a内の作動油をオリフィス
314 を介して制限しつつドレン通路313 に排出する制限
排圧手段315 を設ける。そして、制限排圧手段315 によ
り、ピストン303 のストローク途中からストロークエン
ド付近までの間、主蓄圧室302aに対して第3ポート316
を連通させて主蓄圧室302a内の作動油をコ字状管318 内
のオリフィス314 により制限しつつ副蓄圧室302bを介し
てドレン通路313 に排出する。
化させることなくシンプルで、かつ棚圧の設定時間を長
く確保し得るコンパクトなアキュムレータを提供する。 【構成】ライン圧が供給される背圧室301 と、3−4ク
ラッチ24の締結に供される作動油を蓄圧する蓄圧室302
と、該背圧室301 および蓄圧室302 の間を区画しつつス
トロークするピストン303 とを備えた2−3アキュムレ
ータ87において、上記ピストン303 の背圧室301 側への
ストロークにより主蓄圧室302a内の作動油をオリフィス
314 を介して制限しつつドレン通路313 に排出する制限
排圧手段315 を設ける。そして、制限排圧手段315 によ
り、ピストン303 のストローク途中からストロークエン
ド付近までの間、主蓄圧室302aに対して第3ポート316
を連通させて主蓄圧室302a内の作動油をコ字状管318 内
のオリフィス314 により制限しつつ副蓄圧室302bを介し
てドレン通路313 に排出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のアキュム
レータの改良に関する。
レータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機のアキュムレータに
おいては、元圧が供給される背圧室と、変速時の締結に
供される摩擦締結要素の作動油を蓄圧する蓄圧室と、該
背圧室および蓄圧室の容積が相対変化可能となるよう区
画しつつストロークするピストンとを備え、該ピストン
の背圧室側へのストロークにより背圧室の容積を縮小さ
せつつ蓄圧室の容積を拡大させて該蓄圧室に作動油を蓄
圧すると共に、その蓄圧された作動油をドレン通路を介
して排出することによって摩擦締結要素の締結を行うよ
うにしている。この場合、蓄圧室内に供給される作動油
圧(蓄圧)が背圧室内の元圧に勝る、つまり作動油圧が
元圧よりも高くなることにより、ピストンが背圧室側へ
ストロークして、背圧室の容積を縮小させつつ蓄圧室の
容積を拡大させ、この蓄圧室の容積拡大に伴い作動油を
ドレン通路を介して排出し、ピストンが背圧室側へスト
ロークする所定領域において、時間に対する作動油圧の
上昇特性を横這い状態にする棚圧を設定し、クラッチの
締結をスムーズに行うようにしている(図4の破線部分
側を参照)。
おいては、元圧が供給される背圧室と、変速時の締結に
供される摩擦締結要素の作動油を蓄圧する蓄圧室と、該
背圧室および蓄圧室の容積が相対変化可能となるよう区
画しつつストロークするピストンとを備え、該ピストン
の背圧室側へのストロークにより背圧室の容積を縮小さ
せつつ蓄圧室の容積を拡大させて該蓄圧室に作動油を蓄
圧すると共に、その蓄圧された作動油をドレン通路を介
して排出することによって摩擦締結要素の締結を行うよ
うにしている。この場合、蓄圧室内に供給される作動油
圧(蓄圧)が背圧室内の元圧に勝る、つまり作動油圧が
元圧よりも高くなることにより、ピストンが背圧室側へ
ストロークして、背圧室の容積を縮小させつつ蓄圧室の
容積を拡大させ、この蓄圧室の容積拡大に伴い作動油を
ドレン通路を介して排出し、ピストンが背圧室側へスト
ロークする所定領域において、時間に対する作動油圧の
上昇特性を横這い状態にする棚圧を設定し、クラッチの
締結をスムーズに行うようにしている(図4の破線部分
側を参照)。
【0003】また、このほかの自動変速機のアキュムレ
ータとしては、蓄圧室にオリフィスを介して作動油を蓄
圧する一方、ピストンの背圧室側へのストローク初期に
のみピストン内部でストロークする制御弁によってオリ
フィスの上流側よりバイパス油路を介して作動油を蓄圧
室に供給し、ピストンのストロークを利用して作動油圧
を制御するようにしたものもある(特開平3−2349
22号公報参照)。
ータとしては、蓄圧室にオリフィスを介して作動油を蓄
圧する一方、ピストンの背圧室側へのストローク初期に
のみピストン内部でストロークする制御弁によってオリ
フィスの上流側よりバイパス油路を介して作動油を蓄圧
室に供給し、ピストンのストロークを利用して作動油圧
を制御するようにしたものもある(特開平3−2349
22号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アキュムレ
ータにより設定される棚圧は、その設定時間が長いほど
クラッチの締結が変速ショックを抑えつつスムーズに行
われることから、棚圧の設定時間を長くしたいという要
求がある。その場合、棚圧がピストンの背圧室側へのス
トロークに依存して設定されるため、クラッチの締結を
よりスムーズに行う上でより長い棚圧設定時間を確保す
るには、ピストンのストローク量を拡大させたり、作動
油圧当たりのピストンの受圧面積を拡大してピストンの
ストローク時間を遅延させたりすれば良いのであるが、
いずれにおいてもアキュムレータが大型化することが否
めないものであった。
ータにより設定される棚圧は、その設定時間が長いほど
クラッチの締結が変速ショックを抑えつつスムーズに行
われることから、棚圧の設定時間を長くしたいという要
求がある。その場合、棚圧がピストンの背圧室側へのス
トロークに依存して設定されるため、クラッチの締結を
よりスムーズに行う上でより長い棚圧設定時間を確保す
るには、ピストンのストローク量を拡大させたり、作動
油圧当たりのピストンの受圧面積を拡大してピストンの
ストローク時間を遅延させたりすれば良いのであるが、
いずれにおいてもアキュムレータが大型化することが否
めないものであった。
【0005】一方、上記の如き作動油圧を制御するもの
では、ピストン内部の構造が複雑なものとなり、アキュ
ムレータの構造が複雑化することが否めない。
では、ピストン内部の構造が複雑なものとなり、アキュ
ムレータの構造が複雑化することが否めない。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、上記の作動油圧を制御す
るものに着目し、構造を複雑化させることなくシンプル
で、かつ棚圧の設定時間を長く確保し得るコンパクトな
アキュムレータを提供することにある。
で、その目的とするところは、上記の作動油圧を制御す
るものに着目し、構造を複雑化させることなくシンプル
で、かつ棚圧の設定時間を長く確保し得るコンパクトな
アキュムレータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、元圧が供
給される背圧室と、変速時の締結に供される摩擦締結要
素の作動油を蓄圧する蓄圧室と、該背圧室および蓄圧室
の容積が相対変化可能となるよう区画しつつストローク
するピストンとを備え、該ピストンの背圧室側へのスト
ロークにより背圧室の容積を縮小させつつ蓄圧室の容積
を拡大させて該蓄圧室に作動油を蓄圧すると共に、その
蓄圧された作動油をドレン通路を介して排出することに
より摩擦締結要素の締結を行うようにした自動変速機の
アキュムレータを前提とする。そして、上記ピストンの
背圧室側へのストロークにより蓄圧室内の作動油をオリ
フィスを介して制限しつつドレン通路に排出する制限排
圧手段を設ける。さらに、上記制限排圧手段を、ピスト
ンの背圧室側へのストローク開始時に、ドレン通路に開
口させる一方、ピストンの背圧室側へのストロークエン
ドでドレン通路に対して閉塞させるようにする構成とし
たものである。
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、元圧が供
給される背圧室と、変速時の締結に供される摩擦締結要
素の作動油を蓄圧する蓄圧室と、該背圧室および蓄圧室
の容積が相対変化可能となるよう区画しつつストローク
するピストンとを備え、該ピストンの背圧室側へのスト
ロークにより背圧室の容積を縮小させつつ蓄圧室の容積
を拡大させて該蓄圧室に作動油を蓄圧すると共に、その
蓄圧された作動油をドレン通路を介して排出することに
より摩擦締結要素の締結を行うようにした自動変速機の
アキュムレータを前提とする。そして、上記ピストンの
背圧室側へのストロークにより蓄圧室内の作動油をオリ
フィスを介して制限しつつドレン通路に排出する制限排
圧手段を設ける。さらに、上記制限排圧手段を、ピスト
ンの背圧室側へのストローク開始時に、ドレン通路に開
口させる一方、ピストンの背圧室側へのストロークエン
ドでドレン通路に対して閉塞させるようにする構成とし
たものである。
【0008】また、請求項2記載の発明が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の発明の制限排圧手段を特定
し、ピストンの背圧室側へのストローク途中で蓄圧室に
対してドレン通路を開口させる一方、ピストンの背圧室
側へのストロークエンドでドレン通路を蓄圧室に対して
閉塞させるようにする構成としたものである。
段は、上記請求項1記載の発明の制限排圧手段を特定
し、ピストンの背圧室側へのストローク途中で蓄圧室に
対してドレン通路を開口させる一方、ピストンの背圧室
側へのストロークエンドでドレン通路を蓄圧室に対して
閉塞させるようにする構成としたものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
制限排圧手段は、ピストンの背圧室側へのストローク開
始時に、ドレン通路に開口して、ピストンの背圧室側へ
のストロークによって蓄圧室内の作動油がオリフィスを
介して制限されつつドレン通路に排出される一方、ピス
トンの背圧室側へのストロークエンドでドレン通路に対
して閉塞されて、蓄圧室内の作動油がオリフィスを介し
てドレン通路に排出されることを禁止している。
制限排圧手段は、ピストンの背圧室側へのストローク開
始時に、ドレン通路に開口して、ピストンの背圧室側へ
のストロークによって蓄圧室内の作動油がオリフィスを
介して制限されつつドレン通路に排出される一方、ピス
トンの背圧室側へのストロークエンドでドレン通路に対
して閉塞されて、蓄圧室内の作動油がオリフィスを介し
てドレン通路に排出されることを禁止している。
【0010】これによって、ピストンの背圧室側へのス
トローク開始時に、蓄圧室内に蓄圧される作動油の増加
が緩慢なものとなってピストンを背圧室側へストローク
させるスピードが遅延することになる。このため、ピス
トンの背圧室側へのストロークに依存する棚圧の設定時
間が、かなり長い時間に亘って設定されることになる。
トローク開始時に、蓄圧室内に蓄圧される作動油の増加
が緩慢なものとなってピストンを背圧室側へストローク
させるスピードが遅延することになる。このため、ピス
トンの背圧室側へのストロークに依存する棚圧の設定時
間が、かなり長い時間に亘って設定されることになる。
【0011】しかも、制限排圧手段は、アキュムレータ
の蓄圧室とドレン通路との間に設けられたものであるこ
とから、長い棚圧設定時間を確保する上で、ピストンの
ストローク量を拡大させたり、作動油圧当たりのピスト
ンの受圧面積を拡大してピストンのストローク時間を遅
延させる必要がなく、アキュムレータがコンパクトなも
のになる。
の蓄圧室とドレン通路との間に設けられたものであるこ
とから、長い棚圧設定時間を確保する上で、ピストンの
ストローク量を拡大させたり、作動油圧当たりのピスト
ンの受圧面積を拡大してピストンのストローク時間を遅
延させる必要がなく、アキュムレータがコンパクトなも
のになる。
【0012】さらに、制限排圧手段は、蓄圧室とドレン
通路との間にオリフィスを介在させる簡単な構成で済む
ことから、作動油圧を制御するに当たって、ピストンの
内部構造を複雑にすることがなく、アキュムレータの構
造がシンプルなものとなる。
通路との間にオリフィスを介在させる簡単な構成で済む
ことから、作動油圧を制御するに当たって、ピストンの
内部構造を複雑にすることがなく、アキュムレータの構
造がシンプルなものとなる。
【0013】また、請求項2記載の発明では、制限排圧
手段により、ピストンの背圧室側へのストローク途中で
蓄圧室に対してドレン通路を開口させて蓄圧室内の作動
油がオリフィスを介して制限されつつドレン通路に排出
されるので、ピストンの背圧室側へのストローク開始時
には、蓄圧室内に蓄圧される作動油の増加が迅速に行わ
れてピストンを背圧室側へストロークさせるスピードが
速くなり、変速時のクラッチの締結動作に移向する反応
が迅速なものとなる。
手段により、ピストンの背圧室側へのストローク途中で
蓄圧室に対してドレン通路を開口させて蓄圧室内の作動
油がオリフィスを介して制限されつつドレン通路に排出
されるので、ピストンの背圧室側へのストローク開始時
には、蓄圧室内に蓄圧される作動油の増加が迅速に行わ
れてピストンを背圧室側へストロークさせるスピードが
速くなり、変速時のクラッチの締結動作に移向する反応
が迅速なものとなる。
【0014】一方、ピストンを背圧室側へストロークさ
せるスピードが、そのストローク途中でのみ遅延するこ
とになり、棚圧の設定時間は、ストローク途中からスト
ロークエンド付近までの間でかなり長い時間に亘って設
定される。
せるスピードが、そのストローク途中でのみ遅延するこ
とになり、棚圧の設定時間は、ストローク途中からスト
ロークエンド付近までの間でかなり長い時間に亘って設
定される。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る自動変速機のアキュムレータによれば、ピストンの背
圧室側へのストローク開始時に、蓄圧室内の作動油をオ
リフィスを介して制限しつつドレン通路に排出させたの
で、ピストンの背圧室側へのストローク開始時からスト
ロークエンド付近までの間に蓄圧室内の作動油の増加を
緩慢にしてピストンのストロークスピードを遅延させ、
棚圧設定時間をかなり長い時間に亘って設定することが
できると共に、既存するアキュムレータの蓄圧室に付設
した簡単な構成の制限排圧手段によってアキュムレータ
をコンパクトでかつ構造のシンプルなものにできる。
る自動変速機のアキュムレータによれば、ピストンの背
圧室側へのストローク開始時に、蓄圧室内の作動油をオ
リフィスを介して制限しつつドレン通路に排出させたの
で、ピストンの背圧室側へのストローク開始時からスト
ロークエンド付近までの間に蓄圧室内の作動油の増加を
緩慢にしてピストンのストロークスピードを遅延させ、
棚圧設定時間をかなり長い時間に亘って設定することが
できると共に、既存するアキュムレータの蓄圧室に付設
した簡単な構成の制限排圧手段によってアキュムレータ
をコンパクトでかつ構造のシンプルなものにできる。
【0016】また、請求項2記載の発明における自動変
速機のアキュムレータによれば、ピストンの背圧室側へ
のストローク途中で蓄圧室内の作動油をオリフィスを介
して制限しつつドレン通路に排出させて、ピストンの背
圧室側へのストローク開始時における蓄圧室内への作動
油の増加を迅速に行ってピストンのストロークスピード
を速くしたので、変速時のクラッチの締結動作に移向す
る反応を迅速にできる一方、ピストンのストロークスピ
ードをストローク途中でのみ遅延させて棚圧の設定時間
をストローク途中からストロークエンド付近までの間で
かなり長い時間に亘って設定することができる。
速機のアキュムレータによれば、ピストンの背圧室側へ
のストローク途中で蓄圧室内の作動油をオリフィスを介
して制限しつつドレン通路に排出させて、ピストンの背
圧室側へのストローク開始時における蓄圧室内への作動
油の増加を迅速に行ってピストンのストロークスピード
を速くしたので、変速時のクラッチの締結動作に移向す
る反応を迅速にできる一方、ピストンのストロークスピ
ードをストローク途中でのみ遅延させて棚圧の設定時間
をストローク途中からストロークエンド付近までの間で
かなり長い時間に亘って設定することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0018】図5は前進4段、後退1段の自動変速機Z
を示し、1はエンジン出力軸、2は、該エンジン出力軸
1に連結されたポンプ2aと、ステータ2bと、タービ
ン2cとを備えたトルクコンバータであって、ステータ
2bは、該ステータ2bをタービン2cと逆方向に回転
させないためのワンウェイクラッチ3を介してケース4
に固定可能に設けられている。また、5はトルクコンバ
ータ2のタービン2cに連結したコンバータ出力軸2d
に連結される多段変速歯車機構である。
を示し、1はエンジン出力軸、2は、該エンジン出力軸
1に連結されたポンプ2aと、ステータ2bと、タービ
ン2cとを備えたトルクコンバータであって、ステータ
2bは、該ステータ2bをタービン2cと逆方向に回転
させないためのワンウェイクラッチ3を介してケース4
に固定可能に設けられている。また、5はトルクコンバ
ータ2のタービン2cに連結したコンバータ出力軸2d
に連結される多段変速歯車機構である。
【0019】上記多段変速歯車機構5は、内部にラビニ
ョオ型遊星歯車機構7を備え、該遊星歯車機構7は、前
後に配置した小径サンギヤ8および大径サンギヤ9と、
該小径サンギヤ8に噛合するショートピニオンギヤ10
と、上記大径サンギヤ9およびショートピニオンギヤ1
0に噛合するロングピニオンギヤ11と、該ロングピニ
オンギヤ11に噛合するリングギヤ12とからなる。上
記小径サンギヤ8は、その後方に配置したフォワードク
ラッチ15及び該クラッチ15に直列に接続された上記
コンバータ出力軸2dの逆駆動を阻止する第1ワンウェ
イクラッチ16を介して上記トルクコンバータ2の出力
軸2dに連結されている。そして、上記フォワードクラ
ッチ15と第1ワンウェイクラッチ16とを直列に接続
した系路には、コーストクラッチ17が並列に接続配置
されている。また、上記大径サンギヤ9は、その斜め後
方に配置した2−4ブレーキ18および該2−4ブレー
キ18の後方に配置したリバースクラッチ19を介して
上記トルクコンバータ2の出力軸2dに連結されてい
る。また、上記ロングピニオンギヤ11には、その後部
側キャリア20を介して該ロングピニオンギヤ11を固
定するロー&リバースブレーキ21と、ロングピニオン
ギヤ11のエンジン出力軸1と同方向の回転を許容する
第2ワンウェイクラッチ22とが並列に接続されている
と共に、その前部側キャリア23は、3−4クラッチ2
4を介して上記トルクコンバータ2の出力軸2dに連結
されている。さらに、リングギヤ12は、その前方に配
置したアウトプットギヤ25に連結されている。尚、図
中、27はエンジン出力軸1とコンバータ出力軸2dと
を直結するロックアップクラッチ、28は中間軸29を
介してエンジン出力軸1により駆動されるオイルポンプ
である。
ョオ型遊星歯車機構7を備え、該遊星歯車機構7は、前
後に配置した小径サンギヤ8および大径サンギヤ9と、
該小径サンギヤ8に噛合するショートピニオンギヤ10
と、上記大径サンギヤ9およびショートピニオンギヤ1
0に噛合するロングピニオンギヤ11と、該ロングピニ
オンギヤ11に噛合するリングギヤ12とからなる。上
記小径サンギヤ8は、その後方に配置したフォワードク
ラッチ15及び該クラッチ15に直列に接続された上記
コンバータ出力軸2dの逆駆動を阻止する第1ワンウェ
イクラッチ16を介して上記トルクコンバータ2の出力
軸2dに連結されている。そして、上記フォワードクラ
ッチ15と第1ワンウェイクラッチ16とを直列に接続
した系路には、コーストクラッチ17が並列に接続配置
されている。また、上記大径サンギヤ9は、その斜め後
方に配置した2−4ブレーキ18および該2−4ブレー
キ18の後方に配置したリバースクラッチ19を介して
上記トルクコンバータ2の出力軸2dに連結されてい
る。また、上記ロングピニオンギヤ11には、その後部
側キャリア20を介して該ロングピニオンギヤ11を固
定するロー&リバースブレーキ21と、ロングピニオン
ギヤ11のエンジン出力軸1と同方向の回転を許容する
第2ワンウェイクラッチ22とが並列に接続されている
と共に、その前部側キャリア23は、3−4クラッチ2
4を介して上記トルクコンバータ2の出力軸2dに連結
されている。さらに、リングギヤ12は、その前方に配
置したアウトプットギヤ25に連結されている。尚、図
中、27はエンジン出力軸1とコンバータ出力軸2dと
を直結するロックアップクラッチ、28は中間軸29を
介してエンジン出力軸1により駆動されるオイルポンプ
である。
【0020】以上の構成において各変速段のクラッチ、
ブレーキの作動状態を表1に示す。
ブレーキの作動状態を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】次に、図6ないし図9により上記2−4ブ
レーキ18等の各摩擦締結要素に対して作動油を給排す
る油圧回路について説明する。
レーキ18等の各摩擦締結要素に対して作動油を給排す
る油圧回路について説明する。
【0023】この油圧回路60には、先ず、図5に示す
オイルポンプ28からメインライン100に吐出された
作動油の圧力を所定のライン圧に調整するプレッシャ・
レギュレータバルブ61が設けられている。また、該プ
レッシャ・レギュレータバルブ61の近傍には、エンジ
ンのスロットル弁開度に応じたスロットル圧を発生させ
るスロットルバルブ62と、このスロットル圧を調整す
るスロットルモデュレータバルブ63と、上記プレッシ
ャ・レギュレータバルブ61で生成するライン圧をS及
びLレンジの選択時に増圧させるバックアップ圧を発生
するバックアップバルブ93とが設けられている。
オイルポンプ28からメインライン100に吐出された
作動油の圧力を所定のライン圧に調整するプレッシャ・
レギュレータバルブ61が設けられている。また、該プ
レッシャ・レギュレータバルブ61の近傍には、エンジ
ンのスロットル弁開度に応じたスロットル圧を発生させ
るスロットルバルブ62と、このスロットル圧を調整す
るスロットルモデュレータバルブ63と、上記プレッシ
ャ・レギュレータバルブ61で生成するライン圧をS及
びLレンジの選択時に増圧させるバックアップ圧を発生
するバックアップバルブ93とが設けられている。
【0024】また、油圧回路60には、プレッシャ・レ
ギュレータバルブ61で生成したライン圧を、セレクト
されたレンジに応じて各油圧ラインに選択的に送り出す
マニュアルバルブ64と、変速段に応じて作動してライ
ン圧を上記各摩擦締結要素に選択的に供給する1−2、
2−3、3−4の各シフトバルブ71、72、73が備
えられている。
ギュレータバルブ61で生成したライン圧を、セレクト
されたレンジに応じて各油圧ラインに選択的に送り出す
マニュアルバルブ64と、変速段に応じて作動してライ
ン圧を上記各摩擦締結要素に選択的に供給する1−2、
2−3、3−4の各シフトバルブ71、72、73が備
えられている。
【0025】上記マニュアルバルブ64は、メインライ
ン100からライン圧が導入される入力ポートfと、第
1〜第5出力ポートa〜eとを有し、スプール64aの
移動により、上記入力ポートfが、Dレンジでは第1、
第2、第3出力ポートa,b,cに、またRレンジでは
第5出力ポートeにそれぞれ連通されるようになってい
る。そして、各出力ポートa〜eには、それぞれ第1〜
第5出力ライン101〜105が接続されている。
ン100からライン圧が導入される入力ポートfと、第
1〜第5出力ポートa〜eとを有し、スプール64aの
移動により、上記入力ポートfが、Dレンジでは第1、
第2、第3出力ポートa,b,cに、またRレンジでは
第5出力ポートeにそれぞれ連通されるようになってい
る。そして、各出力ポートa〜eには、それぞれ第1〜
第5出力ライン101〜105が接続されている。
【0026】また、上記1−2、2−3、3−4シフト
バルブ71、72、73は、それぞれスプール71a,
72a,73aをスプリングにより図面上、右側に付勢
すると共に、これらのスプール71a,72a,73a
の右側に制御ポート71b,72b,73bを設けた構
成である。そして、1−2シフトバルブ71の制御ポー
ト71bには上記メインライン100から分岐された第
1制御ライン106が、、2−3、3−4シフトバルブ
72、73の制御ポート72b,73bには上記第1出
力ライン101から分岐された第2、第3制御ライン1
07、108がそれぞれ接続されていると共に、これら
の制御ライン106、107、108には、それぞれ第
1、第2、第3ソレノイドバルブ76、77、78が設
けられている。これらのソレノイドバルブ76〜78
は、それぞれOFFの時に当該シフトバルブの制御ポー
ト71b〜73b内に制御圧を導入させて、スプール7
1a〜73aを図面上、左側に位置させ、またONの時
に上記制御ポート71b〜73b内の制御圧をドレンさ
せて、スプール71a〜73aを右側に位置させるよう
になっている。
バルブ71、72、73は、それぞれスプール71a,
72a,73aをスプリングにより図面上、右側に付勢
すると共に、これらのスプール71a,72a,73a
の右側に制御ポート71b,72b,73bを設けた構
成である。そして、1−2シフトバルブ71の制御ポー
ト71bには上記メインライン100から分岐された第
1制御ライン106が、、2−3、3−4シフトバルブ
72、73の制御ポート72b,73bには上記第1出
力ライン101から分岐された第2、第3制御ライン1
07、108がそれぞれ接続されていると共に、これら
の制御ライン106、107、108には、それぞれ第
1、第2、第3ソレノイドバルブ76、77、78が設
けられている。これらのソレノイドバルブ76〜78
は、それぞれOFFの時に当該シフトバルブの制御ポー
ト71b〜73b内に制御圧を導入させて、スプール7
1a〜73aを図面上、左側に位置させ、またONの時
に上記制御ポート71b〜73b内の制御圧をドレンさ
せて、スプール71a〜73aを右側に位置させるよう
になっている。
【0027】ここで、これらのソレノイドバルブ76〜
78は、当該自動車の車速とエンジンのスロットル弁開
度とにより、設定すべき変速段に応じてON、OFF制
御されるようになっているが、走行レンジの各変速段に
おける各ソレノイドバルブ76〜78のON、OFFの
組合せパターンは、表2の通りに設定されている。
78は、当該自動車の車速とエンジンのスロットル弁開
度とにより、設定すべき変速段に応じてON、OFF制
御されるようになっているが、走行レンジの各変速段に
おける各ソレノイドバルブ76〜78のON、OFFの
組合せパターンは、表2の通りに設定されている。
【0028】
【表2】
【0029】一方、上記マニュアルバルブ64における
各出力ポートa〜eに接続された第1〜第5出力ライン
101〜105のうち、D、S、Lの各前進レンジでメ
インライン100に連通される第1出力ライン101
は、ワンウェイオリフィス80を介してフォワードクラ
ッチ15に導かれている。従って、上記D、S、Lレン
ジで、フォワードクラッチ15が常時締結されることに
なる。尚、上記第1出力ライン101には、フォワード
クラッチ締結時の緩衝用のN−Dアキュムレータ81が
設けられている。
各出力ポートa〜eに接続された第1〜第5出力ライン
101〜105のうち、D、S、Lの各前進レンジでメ
インライン100に連通される第1出力ライン101
は、ワンウェイオリフィス80を介してフォワードクラ
ッチ15に導かれている。従って、上記D、S、Lレン
ジで、フォワードクラッチ15が常時締結されることに
なる。尚、上記第1出力ライン101には、フォワード
クラッチ締結時の緩衝用のN−Dアキュムレータ81が
設けられている。
【0030】また、この第1出力ライン101からはラ
イン111が分岐されて上記1−2シフトバルブ71に
導かれていると共に、この分岐ライン111は、上記第
1ソレノイドバルブ76がONになってスプール71a
が右側へ移動した時に、2−4ブレーキ18のサーボ機
構35(後述)の油圧アプライ室35bに至るサーボプ
ライライン150に連通される。従って、D、S、Lレ
ンジで第1ソレノイドバルブ76がONの時、即ち、D
レンジでの2、3、4速、Sレンジの2、3速、及びL
レンジの2速で、上記アプライ室35bにサーボアプラ
イ圧が導入される。
イン111が分岐されて上記1−2シフトバルブ71に
導かれていると共に、この分岐ライン111は、上記第
1ソレノイドバルブ76がONになってスプール71a
が右側へ移動した時に、2−4ブレーキ18のサーボ機
構35(後述)の油圧アプライ室35bに至るサーボプ
ライライン150に連通される。従って、D、S、Lレ
ンジで第1ソレノイドバルブ76がONの時、即ち、D
レンジでの2、3、4速、Sレンジの2、3速、及びL
レンジの2速で、上記アプライ室35bにサーボアプラ
イ圧が導入される。
【0031】次に、上記2−4ブレーキ18(摩擦締結
要素)を作動させるサーボ機構35の内部構成を説明す
る。このサーボ機構35は、2−4ブレーキ18に連携
するピストン35aと、該ピストン35aにより図中左
右に区画された締結側油室としての油圧アプライ室35
b及び解放側油室としての油圧リリース室35cと、該
油圧リリース室35cに縮装されてピストン35aをア
プライ室35b側に付勢するスプリング35dとを有す
る。そして、上記ピストン35aは、その受圧面積が、
リリース室35cの方で大きく、アプライ室35bで小
さくなるよう形成されていて、その受圧面積の差によ
り、アプライ室35bの締結圧(ライン圧)の作用、不
作用に拘らず、リリース室35bに解除圧(ライン圧)
が作用すれば、その解除圧でもってピストン35aを図
中左方に移動させて、2−4ブレーキ18を開放側に動
作させる構成としている。一方、2−4ブレーキ18の
締結要求時には、アプライ室35bに締結圧を導入し且
つリリース室35cの解除圧を排圧することにより、ピ
ストン35aを図中右方に移動させて、2−4ブレーキ
18を締結する構成となっている。
要素)を作動させるサーボ機構35の内部構成を説明す
る。このサーボ機構35は、2−4ブレーキ18に連携
するピストン35aと、該ピストン35aにより図中左
右に区画された締結側油室としての油圧アプライ室35
b及び解放側油室としての油圧リリース室35cと、該
油圧リリース室35cに縮装されてピストン35aをア
プライ室35b側に付勢するスプリング35dとを有す
る。そして、上記ピストン35aは、その受圧面積が、
リリース室35cの方で大きく、アプライ室35bで小
さくなるよう形成されていて、その受圧面積の差によ
り、アプライ室35bの締結圧(ライン圧)の作用、不
作用に拘らず、リリース室35bに解除圧(ライン圧)
が作用すれば、その解除圧でもってピストン35aを図
中左方に移動させて、2−4ブレーキ18を開放側に動
作させる構成としている。一方、2−4ブレーキ18の
締結要求時には、アプライ室35bに締結圧を導入し且
つリリース室35cの解除圧を排圧することにより、ピ
ストン35aを図中右方に移動させて、2−4ブレーキ
18を締結する構成となっている。
【0032】また、上記サーボ機構35のアプライ室3
5bに連通する締結通路してのライン150には、ワン
ウェイオリフィス36が設けられている。該ワンウェイ
オリフィス36は、ライン150の開口面積よりも少な
い面積の開口部36aを有する絞り部36bと、該絞り
部36bを下流側(サーボ機構35への方向)に付勢す
るスプリング36cとを備えている。従って、該ワンウ
ェイオリフィス36は、サーボ機構35のアプライ室3
5bへの油の供給に対しては絞り作用を発揮し、アプラ
イ室35bの油の排出時には、通常、その油圧でスプリ
ング36cが縮小し絞り部36aが離座するので、絞り
作用は無くなる。而して、上記スプリング36cは、そ
の付勢力が比較的強く、エンジンの減速運転時には、ス
ロットル弁開度の減少に伴いライン圧(サーボ機構35
に供給する締結圧)も低下し、この締結圧が低開度の設
定スロットル弁開度値に相当する値以下の時に付勢力が
その締結圧に打勝って絞り部36aを着座させる付勢力
値に設定されていて、この構成により締結力が設定値以
下の時にライン150を絞った状態で締結圧を排圧する
ようにしている。
5bに連通する締結通路してのライン150には、ワン
ウェイオリフィス36が設けられている。該ワンウェイ
オリフィス36は、ライン150の開口面積よりも少な
い面積の開口部36aを有する絞り部36bと、該絞り
部36bを下流側(サーボ機構35への方向)に付勢す
るスプリング36cとを備えている。従って、該ワンウ
ェイオリフィス36は、サーボ機構35のアプライ室3
5bへの油の供給に対しては絞り作用を発揮し、アプラ
イ室35bの油の排出時には、通常、その油圧でスプリ
ング36cが縮小し絞り部36aが離座するので、絞り
作用は無くなる。而して、上記スプリング36cは、そ
の付勢力が比較的強く、エンジンの減速運転時には、ス
ロットル弁開度の減少に伴いライン圧(サーボ機構35
に供給する締結圧)も低下し、この締結圧が低開度の設
定スロットル弁開度値に相当する値以下の時に付勢力が
その締結圧に打勝って絞り部36aを着座させる付勢力
値に設定されていて、この構成により締結力が設定値以
下の時にライン150を絞った状態で締結圧を排圧する
ようにしている。
【0033】そして、上記ワンウェイオリフィス36の
下流側のライン150bには、サーボ機構35のアプラ
イ室35bへの締結圧の急上昇を抑えるピストン側のア
キュムレータ83が配置される。該アキュムレータ83
は、ピストン83aと、ライン150の油が流入してピ
ストン83aを図中左方向に移動させる油室83bと、
該油室83bに縮装されたバネ83cとを備え、上記ピ
ストン83aにはライン151を介してライン圧が背圧
として作用している。而して、上記バネ83cの付勢力
は大きな値に設定されていて、その力の分だけライン1
50の油圧が小値の段階からピストン83aを移動させ
ることにより、サーボ機構35のピストン35aを徐々
に移動させて、2−4ブレーキ18を緩やかに締結動作
させるように構成している。
下流側のライン150bには、サーボ機構35のアプラ
イ室35bへの締結圧の急上昇を抑えるピストン側のア
キュムレータ83が配置される。該アキュムレータ83
は、ピストン83aと、ライン150の油が流入してピ
ストン83aを図中左方向に移動させる油室83bと、
該油室83bに縮装されたバネ83cとを備え、上記ピ
ストン83aにはライン151を介してライン圧が背圧
として作用している。而して、上記バネ83cの付勢力
は大きな値に設定されていて、その力の分だけライン1
50の油圧が小値の段階からピストン83aを移動させ
ることにより、サーボ機構35のピストン35aを徐々
に移動させて、2−4ブレーキ18を緩やかに締結動作
させるように構成している。
【0034】また、図6ないし図9において、D、Sレ
ンジでメインライン100に連通する上記第2出力ライ
ン102は、2−3シフトバルブ72に導かれている。
そして、該ライン102は、第2ソレノイドバルブ77
がOFFでスプール72aが左側に位置する時にワンウ
ェイオリフィス84を介して3−4クラッチ43のアク
チュエータ43aに至る3−4クラッチライン113に
連通される。従って、D、Sレンジで第2ソレノイドバ
ルブ77がOFFの時、即ちDレンジの3、4速、及び
Sレンジの3速で3−4クラッチ24が締結されること
になる。尚、上記3−4クラッチライン113には、ワ
ンウェイオリフィス84に並列にバイパスバルブ85と
2−3タイミングバルブ86とが設けられ、3−4クラ
ッチ24の締結タイミングを調整するようになっている
と共に、該3−4クラッチライン113にも3−4クラ
ッチ締結時の緩衝用の2−3アキュムレータ87が備え
られている。
ンジでメインライン100に連通する上記第2出力ライ
ン102は、2−3シフトバルブ72に導かれている。
そして、該ライン102は、第2ソレノイドバルブ77
がOFFでスプール72aが左側に位置する時にワンウ
ェイオリフィス84を介して3−4クラッチ43のアク
チュエータ43aに至る3−4クラッチライン113に
連通される。従って、D、Sレンジで第2ソレノイドバ
ルブ77がOFFの時、即ちDレンジの3、4速、及び
Sレンジの3速で3−4クラッチ24が締結されること
になる。尚、上記3−4クラッチライン113には、ワ
ンウェイオリフィス84に並列にバイパスバルブ85と
2−3タイミングバルブ86とが設けられ、3−4クラ
ッチ24の締結タイミングを調整するようになっている
と共に、該3−4クラッチライン113にも3−4クラ
ッチ締結時の緩衝用の2−3アキュムレータ87が備え
られている。
【0035】更に、上記3−4クラッチ113から分岐
されたライン114と、上記第1出力ライン101から
分岐されたライン115とが3−4シフトバルブ73に
導かれている。そして、第3ソレノイドバルブ78がO
FFでスプール73aが左側に位置する時に3−4クラ
ッチライン113から分岐されたライン114が、ワン
ウェイオリフィス88を介してサーボ機構35のリリー
ス室35cに至るサーボリリースライン116に、また
第1出力ライン101から分岐されたライン115が、
ワンウェイオリフィス89を介してコーストクラッチ1
7に至るコーストクラッチライン117にそれぞれ連通
される。従って、D、Sレンジで第2、第3ソレノイド
バルブ77、78がともにOFFの時、即ちDレンジの
3速及びSレンジの3速で、サーボ機構35のリリース
室35cにサーボリリース圧が導入されて2−4ブレー
キ18が解放され、またD、S、L、レンジで第3ソレ
ノイドバルブ78がOFFの時、即ちDレンジの3速、
Sレンジの3速、及びLレンジの2速、並びにSレンジ
のホールドスイッチ操作時における2速及び3速、Lレ
ンジのホールドスイッチ操作時における1速及び2速に
おいてコーストクラッチ17が締結されることになる。
されたライン114と、上記第1出力ライン101から
分岐されたライン115とが3−4シフトバルブ73に
導かれている。そして、第3ソレノイドバルブ78がO
FFでスプール73aが左側に位置する時に3−4クラ
ッチライン113から分岐されたライン114が、ワン
ウェイオリフィス88を介してサーボ機構35のリリー
ス室35cに至るサーボリリースライン116に、また
第1出力ライン101から分岐されたライン115が、
ワンウェイオリフィス89を介してコーストクラッチ1
7に至るコーストクラッチライン117にそれぞれ連通
される。従って、D、Sレンジで第2、第3ソレノイド
バルブ77、78がともにOFFの時、即ちDレンジの
3速及びSレンジの3速で、サーボ機構35のリリース
室35cにサーボリリース圧が導入されて2−4ブレー
キ18が解放され、またD、S、L、レンジで第3ソレ
ノイドバルブ78がOFFの時、即ちDレンジの3速、
Sレンジの3速、及びLレンジの2速、並びにSレンジ
のホールドスイッチ操作時における2速及び3速、Lレ
ンジのホールドスイッチ操作時における1速及び2速に
おいてコーストクラッチ17が締結されることになる。
【0036】ここで、上記3−4クラッチライン113
と、該ライン113から分岐された上記ライン114と
の間には、それぞれの分岐ライン118、119を介し
て3−4クラッチ圧及びサーボリリース圧の排出タイミ
ングを調整する3−2タイミングバルブ90と3−2キ
ャパシティバルブ91とが備えられている。また、上記
コーストクラッチライン117にはワンウェイオリフィ
ス89をバイパスするバイパスライン120が設けら
れ、該ライン120を開通、遮断する3−4キャパシテ
ィバルブ92が備えられている。このバルブ92は、上
記3−4クラッチ圧が発生している時、及び上記マニュ
アルバルブ64がSレンジ又はLレンジにセレクトされ
て第3出力ライン103がメインライン100に連通さ
れている時に上記バイパスライン120を開通させ、コ
ーストクラッチ圧排出タイミングを調整するようになっ
ている。
と、該ライン113から分岐された上記ライン114と
の間には、それぞれの分岐ライン118、119を介し
て3−4クラッチ圧及びサーボリリース圧の排出タイミ
ングを調整する3−2タイミングバルブ90と3−2キ
ャパシティバルブ91とが備えられている。また、上記
コーストクラッチライン117にはワンウェイオリフィ
ス89をバイパスするバイパスライン120が設けら
れ、該ライン120を開通、遮断する3−4キャパシテ
ィバルブ92が備えられている。このバルブ92は、上
記3−4クラッチ圧が発生している時、及び上記マニュ
アルバルブ64がSレンジ又はLレンジにセレクトされ
て第3出力ライン103がメインライン100に連通さ
れている時に上記バイパスライン120を開通させ、コ
ーストクラッチ圧排出タイミングを調整するようになっ
ている。
【0037】また、マニュアルバルブ64によりLレン
ジでメインライン100に連通される第4出力ライン1
04は、ローレデュースバルブ94及びライン122を
介して1−2シフトバルブ71に導かれている。そし
て、該ライン122は、第1ソレノイドバルブ76がO
FFでスプール71aが左側に位置する時に、ワンウェ
イオリフィス95及びシャトルバルブ96を介してロー
&リバースブレーキ21に至るロー&リバースブレーキ
ライン123に連通される。したがって、Lレンジで第
1ソレノイドバルブ76がOFFの時、即ちLレンジの
1速でロー&リバースブレーキ21が締結される。
ジでメインライン100に連通される第4出力ライン1
04は、ローレデュースバルブ94及びライン122を
介して1−2シフトバルブ71に導かれている。そし
て、該ライン122は、第1ソレノイドバルブ76がO
FFでスプール71aが左側に位置する時に、ワンウェ
イオリフィス95及びシャトルバルブ96を介してロー
&リバースブレーキ21に至るロー&リバースブレーキ
ライン123に連通される。したがって、Lレンジで第
1ソレノイドバルブ76がOFFの時、即ちLレンジの
1速でロー&リバースブレーキ21が締結される。
【0038】更に、Rレンジでメインライン100に連
通する第5出力ライン105は、ワンウェイオリフィス
97及び上記シャトルバルブ96を介して上記ロー&リ
バースブレーキライン123に連通すると共に、該第5
出力ライン105からはワンウェイオリフィス98を介
してリバースクラッチ19に至るリバースクラッチライ
ン124が分岐されている。従って、Rレンジでは、常
にロー&リバースブレーキ21とリバースクラッチ19
とが締結される。尚、上記リバースクラッチライン12
4にもリバースクラッチ締結時の緩衝用のN−Rアキュ
ムレータバルブ99が備えられている。また、上記第5
出力ライン105から分岐されたライン125がレギュ
レータバルブ61の増圧側に導かれ、Rレンジでライン
圧を増圧させるようになっている。
通する第5出力ライン105は、ワンウェイオリフィス
97及び上記シャトルバルブ96を介して上記ロー&リ
バースブレーキライン123に連通すると共に、該第5
出力ライン105からはワンウェイオリフィス98を介
してリバースクラッチ19に至るリバースクラッチライ
ン124が分岐されている。従って、Rレンジでは、常
にロー&リバースブレーキ21とリバースクラッチ19
とが締結される。尚、上記リバースクラッチライン12
4にもリバースクラッチ締結時の緩衝用のN−Rアキュ
ムレータバルブ99が備えられている。また、上記第5
出力ライン105から分岐されたライン125がレギュ
レータバルブ61の増圧側に導かれ、Rレンジでライン
圧を増圧させるようになっている。
【0039】尚、以上の構成に加えて、この油圧回路6
0には図5に示すトルクコンバータ2内のロックアップ
クラッチ26を作動させるためのロックアップバルブ2
01が備えられている。このバルブ201には、プレッ
シャ・レギュレータバルブ61からトルクコンバータラ
イン202が導かれていると共に、一端の制御ライン2
03として接続されている。そして、該制御ライン20
3に設けられたロックアップ用ソレノイドバルブ204
がONされている時に、制御ポート201b内の制御圧
がドレンされてスプール201aが右側に位置すること
により、上記トルクコンバータライン202がトルクコ
ンバータ2内に通じるライン205に連通し、これによ
り該トルクコンバータ2の内圧が高まってロックアップ
クラッチ27が締結される。また、上記ソレノイドバル
ブ204がOFFとなって制御ポート201b内に制御
圧が導入されることによりスプール201aが左側へ移
動すると、上記トルクコンバータライン202がロック
アップ解放ライン206に連通し、トルクコンバータ2
内にロックアップ解放圧が導入されて、ロックアップク
ラッチ27が解放されるように構成されている。
0には図5に示すトルクコンバータ2内のロックアップ
クラッチ26を作動させるためのロックアップバルブ2
01が備えられている。このバルブ201には、プレッ
シャ・レギュレータバルブ61からトルクコンバータラ
イン202が導かれていると共に、一端の制御ライン2
03として接続されている。そして、該制御ライン20
3に設けられたロックアップ用ソレノイドバルブ204
がONされている時に、制御ポート201b内の制御圧
がドレンされてスプール201aが右側に位置すること
により、上記トルクコンバータライン202がトルクコ
ンバータ2内に通じるライン205に連通し、これによ
り該トルクコンバータ2の内圧が高まってロックアップ
クラッチ27が締結される。また、上記ソレノイドバル
ブ204がOFFとなって制御ポート201b内に制御
圧が導入されることによりスプール201aが左側へ移
動すると、上記トルクコンバータライン202がロック
アップ解放ライン206に連通し、トルクコンバータ2
内にロックアップ解放圧が導入されて、ロックアップク
ラッチ27が解放されるように構成されている。
【0040】そして、本発明の特徴部分として、図1な
いし図3に拡大詳示するように、上記各アキュムレータ
81,83,87,99のうち、2−3アキュムレータ
87は、アキュムレータハウジング300Bの内部に、
図で右側に位置する小径の背圧室301と、図で左側に
位置する大径の蓄圧室302と、上記背圧室301およ
び蓄圧室302の容積が相対変化可能となるよう区画し
つつストロークするピストン303と、上記蓄圧室30
2内に縮装され、上記ピストン303を背圧室301側
に付勢する大径および小径の2つのアキュムレータスプ
リング304,305とを備えている。
いし図3に拡大詳示するように、上記各アキュムレータ
81,83,87,99のうち、2−3アキュムレータ
87は、アキュムレータハウジング300Bの内部に、
図で右側に位置する小径の背圧室301と、図で左側に
位置する大径の蓄圧室302と、上記背圧室301およ
び蓄圧室302の容積が相対変化可能となるよう区画し
つつストロークするピストン303と、上記蓄圧室30
2内に縮装され、上記ピストン303を背圧室301側
に付勢する大径および小径の2つのアキュムレータスプ
リング304,305とを備えている。
【0041】上記2−3アキュムレータ87は、ライン
151からのライン圧を第1ポート310を介して供給
する上記背圧室301と、3速および4速への変速時の
締結に供される摩擦締結要素としての3−4クラッチ2
4からの作動油を第2ポート311から供給して蓄圧す
る上記蓄圧室302と、上記背圧室301の内周面に摺
接する小径摺接部303aを背圧室301側に、上記蓄
圧室302の内周面に摺接する大径摺接部303bを蓄
圧室302側にそれぞれ有してなる上記ピストン303
と、一端が上記蓄圧室302のドレンポート312に連
通接続され、他端が上記ケース4内に開口するドレン通
路313とを備え、上記ピストン303の背圧室301
側へのストロークにより背圧室301の容積を縮小させ
つつ蓄圧室302の容積を拡大させて該蓄圧室302に
作動油を蓄圧すると共に、その蓄圧された作動油をドレ
ン通路313を介して排出することによって3−4クラ
ッチ24の締結を行うようにしている。上記蓄圧室30
2は、第2ポート311が常時連通する主蓄圧室302
aと、ピストン303の大径摺接部303bにより区画
され、ドレンポート312が常時連通する副蓄圧室30
2bとからなる。
151からのライン圧を第1ポート310を介して供給
する上記背圧室301と、3速および4速への変速時の
締結に供される摩擦締結要素としての3−4クラッチ2
4からの作動油を第2ポート311から供給して蓄圧す
る上記蓄圧室302と、上記背圧室301の内周面に摺
接する小径摺接部303aを背圧室301側に、上記蓄
圧室302の内周面に摺接する大径摺接部303bを蓄
圧室302側にそれぞれ有してなる上記ピストン303
と、一端が上記蓄圧室302のドレンポート312に連
通接続され、他端が上記ケース4内に開口するドレン通
路313とを備え、上記ピストン303の背圧室301
側へのストロークにより背圧室301の容積を縮小させ
つつ蓄圧室302の容積を拡大させて該蓄圧室302に
作動油を蓄圧すると共に、その蓄圧された作動油をドレ
ン通路313を介して排出することによって3−4クラ
ッチ24の締結を行うようにしている。上記蓄圧室30
2は、第2ポート311が常時連通する主蓄圧室302
aと、ピストン303の大径摺接部303bにより区画
され、ドレンポート312が常時連通する副蓄圧室30
2bとからなる。
【0042】また、上記第2ポート311およびドレン
ポート312の間には、上記ピストン303の背圧室3
01側へのストロークにより主蓄圧室302a内の作動
油をオリフィス314を介して制限しつつドレン通路3
13に排出する制限排圧手段315が設けられている。
該制限排圧手段315は、上記第2ポート311寄りに
開口する第3ポート316を一端に、上記ドレンポート
312寄りに開口する第4ポート317を他端にそれぞ
れ有する縦断側面視で略コ字状となるコ字状管318に
よりなり、ピストン303の背圧室301側へのストロ
ーク開始後のストローク途中からストロークエンド付近
までの間でのみ、ドレン通路313(副蓄圧室302
b)を主蓄圧室302aに対して連通(開口)させる一
方、ピストン303の背圧室301側へのストロークエ
ンドでドレン通路313を主蓄圧室302aに対して非
連通(閉塞)させるようにしている。また、上記オリフ
ィス314は、ケース4とアキュムレータハウジング3
00Bとの間に介在されるセパレートプレート319に
一体的に設けられていて、コ字状管318(制限排圧手
段315)の管径よりも小さな径に形成されてなる。
ポート312の間には、上記ピストン303の背圧室3
01側へのストロークにより主蓄圧室302a内の作動
油をオリフィス314を介して制限しつつドレン通路3
13に排出する制限排圧手段315が設けられている。
該制限排圧手段315は、上記第2ポート311寄りに
開口する第3ポート316を一端に、上記ドレンポート
312寄りに開口する第4ポート317を他端にそれぞ
れ有する縦断側面視で略コ字状となるコ字状管318に
よりなり、ピストン303の背圧室301側へのストロ
ーク開始後のストローク途中からストロークエンド付近
までの間でのみ、ドレン通路313(副蓄圧室302
b)を主蓄圧室302aに対して連通(開口)させる一
方、ピストン303の背圧室301側へのストロークエ
ンドでドレン通路313を主蓄圧室302aに対して非
連通(閉塞)させるようにしている。また、上記オリフ
ィス314は、ケース4とアキュムレータハウジング3
00Bとの間に介在されるセパレートプレート319に
一体的に設けられていて、コ字状管318(制限排圧手
段315)の管径よりも小さな径に形成されてなる。
【0043】ここで、3−4クラッチ24の締結に供さ
れるピストン303のストロークに応じた2−3アキュ
ムレータ87の作動油圧の特性を図4に基づいて説明す
る。
れるピストン303のストロークに応じた2−3アキュ
ムレータ87の作動油圧の特性を図4に基づいて説明す
る。
【0044】先ず、図1に示すように、3−4クラッチ
24の締結に供される作動油が3−4クラッチライン1
13を介して第2ポート311より主蓄圧室302a内
に供給され始めると、主蓄圧室302a内の作動油と各
アキュムレータスプリング304,305の付勢力との
和よりも勝るつまり高圧な背圧室301内の圧油(ライ
ン圧)が、主蓄圧室302a内で作動油が蓄圧されて上
記関係を逆転させることにより第1ポート310を介し
て逆流(排出)し始める。このときには、ピストン30
3の大径摺接部303bがコ字状管318の一端つまり
第3ポート316よりも主蓄圧室302a側に位置して
いる関係上、コ字状管318は、主蓄圧室302aに対
して非連通状態にあるため、主蓄圧室302aへの蓄圧
に応じてピストン303がストロークし、図4に実線で
示す第1領域の如く作動油圧特性が得られる。
24の締結に供される作動油が3−4クラッチライン1
13を介して第2ポート311より主蓄圧室302a内
に供給され始めると、主蓄圧室302a内の作動油と各
アキュムレータスプリング304,305の付勢力との
和よりも勝るつまり高圧な背圧室301内の圧油(ライ
ン圧)が、主蓄圧室302a内で作動油が蓄圧されて上
記関係を逆転させることにより第1ポート310を介し
て逆流(排出)し始める。このときには、ピストン30
3の大径摺接部303bがコ字状管318の一端つまり
第3ポート316よりも主蓄圧室302a側に位置して
いる関係上、コ字状管318は、主蓄圧室302aに対
して非連通状態にあるため、主蓄圧室302aへの蓄圧
に応じてピストン303がストロークし、図4に実線で
示す第1領域の如く作動油圧特性が得られる。
【0045】次いで、ピストン303が図1の状態から
背圧室301側にストロークすると、そのストローク途
中より第3ポート316が主蓄圧室302aに連通し始
め、主蓄圧室302aに蓄圧されつつある作動油が、第
3ポート316よりコ字状管318内に排出され、オリ
フィス314により制限されつつ第4ポート317より
副蓄圧室302bを介してドレンポート312よりドレ
ン通路313に排出され始める。これにより、主蓄圧室
302aへの蓄圧に応じたピストン303のストローク
スピードが若干鈍り、図4に実線で示す第2領域の如く
棚圧を形成し始める作動油圧特性が得られる。
背圧室301側にストロークすると、そのストローク途
中より第3ポート316が主蓄圧室302aに連通し始
め、主蓄圧室302aに蓄圧されつつある作動油が、第
3ポート316よりコ字状管318内に排出され、オリ
フィス314により制限されつつ第4ポート317より
副蓄圧室302bを介してドレンポート312よりドレ
ン通路313に排出され始める。これにより、主蓄圧室
302aへの蓄圧に応じたピストン303のストローク
スピードが若干鈍り、図4に実線で示す第2領域の如く
棚圧を形成し始める作動油圧特性が得られる。
【0046】そして、図2に示すように、ピストン30
3がさらに背圧室301側にストロークすると、第3ポ
ート316が主蓄圧室302aに確実に連通し、主蓄圧
室302aに蓄圧された作動油が、第3ポート316よ
りコ字状管318内に排出され、オリフィス314によ
り制限されつつ第4ポート317より副蓄圧室302b
を介してドレン通路313に排出される。これにより、
ピストン303のストロークスピードが大幅に遅延し、
図4に実線で示す第3領域の如く本格的な横這い状態の
棚圧を形成する作動油圧特性が得られる。
3がさらに背圧室301側にストロークすると、第3ポ
ート316が主蓄圧室302aに確実に連通し、主蓄圧
室302aに蓄圧された作動油が、第3ポート316よ
りコ字状管318内に排出され、オリフィス314によ
り制限されつつ第4ポート317より副蓄圧室302b
を介してドレン通路313に排出される。これにより、
ピストン303のストロークスピードが大幅に遅延し、
図4に実線で示す第3領域の如く本格的な横這い状態の
棚圧を形成する作動油圧特性が得られる。
【0047】その後、図3に示すように、ピストン30
3がさらに背圧室301側にストロークしてストローク
エンドに近付くと、大径摺接部303bが第4ポート3
17を通り越して主蓄圧室302aと副蓄圧室302b
とを非連通にし、主蓄圧室302aに蓄圧された作動油
のドレン通路313への排出を禁止し、ピストン303
はストロークエンドに向かって速いストロークスピード
で到達する。これにより、ピストン303のストローク
スピードが増速されて図4に実線で示す第4領域の如く
作動油圧特性が得られ、2−3アキュムレータ87によ
る3−4クラッチ24の締結を完了する。
3がさらに背圧室301側にストロークしてストローク
エンドに近付くと、大径摺接部303bが第4ポート3
17を通り越して主蓄圧室302aと副蓄圧室302b
とを非連通にし、主蓄圧室302aに蓄圧された作動油
のドレン通路313への排出を禁止し、ピストン303
はストロークエンドに向かって速いストロークスピード
で到達する。これにより、ピストン303のストローク
スピードが増速されて図4に実線で示す第4領域の如く
作動油圧特性が得られ、2−3アキュムレータ87によ
る3−4クラッチ24の締結を完了する。
【0048】したがって、上記実施例においては、制限
排圧手段315により、ピストン303が背圧室301
側にストロークし始めたストローク途中より主蓄圧室3
02aに対して第3ポート316が連通し、主蓄圧室3
02aに蓄圧された作動油が第3ポート316よりコ字
状管318内に排出され、オリフィス314により制限
されつつ第4ポート317より副蓄圧室302bを介し
てドレン通路313に排出される。一方、ピストン30
3の背圧室301側へのストロークエンドに近付くと、
大径摺接部303bが第4ポート317を通り越して主
蓄圧室302aと副蓄圧室302bとを非連通にし、主
蓄圧室302aに蓄圧された作動油のドレン通路313
への排出が禁止される。
排圧手段315により、ピストン303が背圧室301
側にストロークし始めたストローク途中より主蓄圧室3
02aに対して第3ポート316が連通し、主蓄圧室3
02aに蓄圧された作動油が第3ポート316よりコ字
状管318内に排出され、オリフィス314により制限
されつつ第4ポート317より副蓄圧室302bを介し
てドレン通路313に排出される。一方、ピストン30
3の背圧室301側へのストロークエンドに近付くと、
大径摺接部303bが第4ポート317を通り越して主
蓄圧室302aと副蓄圧室302bとを非連通にし、主
蓄圧室302aに蓄圧された作動油のドレン通路313
への排出が禁止される。
【0049】これにより、ピストン303の背圧室30
1側へのストローク途中からストロークエンド付近まで
の間、主蓄圧室302a内に蓄圧される作動油の増加が
緩慢なものとなってピストン303を背圧室301側へ
ストロークさせるスピードが遅延することになる。この
ため、ピストン303の背圧室301側へのストローク
に依存する棚圧設定時間が図4の第2領域頭から第3領
域を経て第4領域に至る長いものとなり、かなり長い時
間に亘って棚圧を設定することができる。
1側へのストローク途中からストロークエンド付近まで
の間、主蓄圧室302a内に蓄圧される作動油の増加が
緩慢なものとなってピストン303を背圧室301側へ
ストロークさせるスピードが遅延することになる。この
ため、ピストン303の背圧室301側へのストローク
に依存する棚圧設定時間が図4の第2領域頭から第3領
域を経て第4領域に至る長いものとなり、かなり長い時
間に亘って棚圧を設定することができる。
【0050】しかも、ピストン303の背圧室301側
へのストローク開始時には、主蓄圧室302aと副蓄圧
室302bとを連通させるコ字状管318が遮断されて
いるので、主蓄圧室302a内に蓄圧される作動油の増
加が迅速に行われてピストン303を背圧室301側へ
ストロークさせるスピードが速くなり、変速時の3−4
クラッチ24の締結動作に移行する際の反応速度を迅速
なものにすることができる。
へのストローク開始時には、主蓄圧室302aと副蓄圧
室302bとを連通させるコ字状管318が遮断されて
いるので、主蓄圧室302a内に蓄圧される作動油の増
加が迅速に行われてピストン303を背圧室301側へ
ストロークさせるスピードが速くなり、変速時の3−4
クラッチ24の締結動作に移行する際の反応速度を迅速
なものにすることができる。
【0051】また、制限排圧手段315はコ字状管31
8よりなり、既存する2−3アキュムレータ87の蓄圧
室302とドレン通路313との間に設けられるもので
あることから、長い棚圧設定時間を確保する上で、ピス
トンのストローク量を拡大させたり、作動油圧に対する
ピストンの受圧面積を拡大してピストンのストローク時
間を遅延させる必要がなく、2−3アキュムレータ87
のコンパクト化を図ることができる。
8よりなり、既存する2−3アキュムレータ87の蓄圧
室302とドレン通路313との間に設けられるもので
あることから、長い棚圧設定時間を確保する上で、ピス
トンのストローク量を拡大させたり、作動油圧に対する
ピストンの受圧面積を拡大してピストンのストローク時
間を遅延させる必要がなく、2−3アキュムレータ87
のコンパクト化を図ることができる。
【0052】さらに、制限排圧手段315は、蓄圧室3
02とドレン通路313との間に介設したコ字状管31
8にオリフィス314を設ける簡単な構成で済むことか
ら、作動油圧を制御するに当たって、ピストン303の
内部構造を複雑にすることがなく、2−3アキュムレー
タ87の構造をシンプルにすることができる。
02とドレン通路313との間に介設したコ字状管31
8にオリフィス314を設ける簡単な構成で済むことか
ら、作動油圧を制御するに当たって、ピストン303の
内部構造を複雑にすることがなく、2−3アキュムレー
タ87の構造をシンプルにすることができる。
【0053】尚、上記実施例では、2−3アキュムレー
タ87に適用した場合について述べたが、ドレン通路を
有するN−Dアキュムレータなどにも適用できるのは勿
論である。
タ87に適用した場合について述べたが、ドレン通路を
有するN−Dアキュムレータなどにも適用できるのは勿
論である。
【図1】ピストンの背圧室側へのストローク前の状態を
示す2−3アキュムレータの縦断側面図である。
示す2−3アキュムレータの縦断側面図である。
【図2】図1に係る背圧室側へのストローク途中の状態
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図1に係る背圧室側へのストロークエンドの状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図4】時間に対する締結圧の上昇特性を示す図であ
る。
る。
【図5】自動変速機の概略構成図である。
【図6】自動変速機の油圧制御回路のうち、変速機本体
付近を示す油圧回路図である。
付近を示す油圧回路図である。
【図7】同じくマニュアルバルブ付近を示す油圧回路図
である。
である。
【図8】同じく1−2,2−3シフトバルブ付近を示す
油圧回路図である。
油圧回路図である。
【図9】同じく3−4シフトバルブ付近を示す油圧回路
図である。
図である。
24 3−4クラッチ(摩擦締結要素) 87 2−3アキュムレータ(アキュムレータ) 301 排圧室 302 蓄圧室 303 ピストン 313 ドレン通路 314 オリフィス 315 該制限排圧手段 Z 自動変速機
Claims (2)
- 【請求項1】 元圧が供給される背圧室と、変速時の締
結に供される摩擦締結要素の作動油を蓄圧する蓄圧室
と、該背圧室および蓄圧室の容積が相対変化可能となる
よう区画しつつストロークするピストンとを備え、該ピ
ストンの背圧室側へのストロークにより背圧室の容積を
縮小させつつ蓄圧室の容積を拡大させて該蓄圧室に作動
油を蓄圧すると共に、その蓄圧された作動油をドレン通
路を介して排出することによって摩擦締結要素の締結を
行うようにした自動変速機のアキュムレータにおいて、
上記ピストンの背圧室側へのストロークにより蓄圧室内
の作動油をオリフィスを介して制限しつつドレン通路に
排出する制限排圧手段が設けられており、該制限排圧手
段は、ピストンの背圧室側へのストローク開始時には、
ドレン通路に開口する一方、ピストンの背圧室側へのス
トロークエンドでドレン通路に対して閉塞されるように
したことを特徴とする自動変速機のアキュムレータ。 - 【請求項2】 制限排圧手段は、ピストンの背圧室側へ
のストローク途中で蓄圧室に対してドレン通路を開口さ
せる一方、ピストンの背圧室側へのストロークエンドで
ドレン通路を蓄圧室に対して閉塞させるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の自動変速機のアキュムレー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5272235A JPH07127785A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動変速機のアキュムレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5272235A JPH07127785A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動変速機のアキュムレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07127785A true JPH07127785A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17511010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5272235A Withdrawn JPH07127785A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動変速機のアキュムレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07127785A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1122771A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Aisin Aw Co Ltd | アキュムレータ用スプリング組立体及びそれを用いたアキュムレータ |
| WO2000060257A1 (de) * | 1999-04-07 | 2000-10-12 | Zf Friedrichshafen Ag | Kupplungssystem in einem getriebe |
| CN103574019A (zh) * | 2012-08-03 | 2014-02-12 | 卡特彼勒公司 | 蓄能器和具有该蓄能器的液压控制系统、机器及换档方法 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5272235A patent/JPH07127785A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1122771A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Aisin Aw Co Ltd | アキュムレータ用スプリング組立体及びそれを用いたアキュムレータ |
| WO2000060257A1 (de) * | 1999-04-07 | 2000-10-12 | Zf Friedrichshafen Ag | Kupplungssystem in einem getriebe |
| US6530463B1 (en) | 1999-04-07 | 2003-03-11 | Zf Friedrichshafen Ag | Clutch system installed in a transmission |
| CN103574019A (zh) * | 2012-08-03 | 2014-02-12 | 卡特彼勒公司 | 蓄能器和具有该蓄能器的液压控制系统、机器及换档方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |