JPH05129098A - 同軸型高周波カプラーの内部導体冷却装置 - Google Patents

同軸型高周波カプラーの内部導体冷却装置

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JPH05129098A
JPH05129098A JP32005091A JP32005091A JPH05129098A JP H05129098 A JPH05129098 A JP H05129098A JP 32005091 A JP32005091 A JP 32005091A JP 32005091 A JP32005091 A JP 32005091A JP H05129098 A JPH05129098 A JP H05129098A
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JP
Japan
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inner conductor
conductor
space
hole
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP32005091A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sudo
宏之 須藤
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同軸型高周波カプラーにおいて、内外導体間
の空間に冷却配管を通すことなく内部導体端部の冷却を
行なう。 【構成】 内外導体22,24間の空間25に仕切板5
2を配置して真空封止部材28との間に遮へい空間50
を形成する。この遮へい空間50の位置で内外導体2
2,24に穴58,56を開ける。内部導体22内には
パイプ60を収容する。パイプの一端開口部60aは内
部導体端面31に臨み、他端開口部60bは穴58に連
通している。穴56からポンプ62で吸引すると、空気
は内外導体22,24の連結部20a等から流入し、内
部導体22内を通ってその端面31を冷却し、パイプ6
0中を通って穴58、遮へい空間50、穴56を通って
排気される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粒子加速器の高周波
加速空洞等に高周波エネルギを供給するための同軸型高
周波カプラーにおいて、その内部導体を冷却するための
装置に関し、内外導体間の空間の高周波電場を乱すこと
なく冷却空気を供給できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】同軸型高周波カプラーは、例えばシンク
ロトロン装置において、高周波加速空洞にマイクロ波の
エネルギを供給するのに利用される。シンクロトロン装
置の高周波加速空洞に用いられている同軸型高周波カプ
ラーを図2に示す。高周波加速空洞10は、電子ビーム
が周回している真空容器(蓄積リング)12の途中に設
けられている。高周波加速空洞本体14は電子ビームの
軌道位置を中心軸とした円筒状容器で構成されている。
高周波加速空洞本体14には、円筒状の加速電極16,
18が対向配置されている。また、高周波加速空洞本体
14の側面には同軸導波管20の先端部の同軸型高周波
カプラー21が差し込まれ固定されている。同軸導波管
20は内部導体22と外部導体24を同軸上に具え、内
部導体22と外部導体24の先端部はカプリングループ
26で電気的に接続されて高周波加速空洞本体14内に
臨んでいる。内部導体22と外部導体24間との間の空
間25および内部導体22内の空間27は大気圧下であ
り、真空容器12との真空封止のため、セラミック等の
真空封止部材28が内部導体22と外部導体24との間
にろう付けにより接合されている。内部導体22の先端
部も真空容器12に対して真空封止されている。
【0003】マイクロ波が同軸導波管20の内部導体2
2と外部導体24との間を伝播してくると、その先端部
のカプリングループ26から放射されて、カプリングル
ープ26の回りに磁界10を生じさせる。そして、この
磁界30に共鳴して高周波加速空洞10内に磁界32を
生じさせ、この磁界32により加速電極16,18間に
電界34を生じさせて真空容器12中の電子ビームを加
速する。
【0004】高周波加速空洞本体14の別の側面部分に
は共振周波数を調整するためのチューナ36が配設され
ている。チューナ36は凹所38内にプランジャ40が
収容され、駆動部42によるモータ駆動により、矢印A
で示すように移動して、空洞11内に進入、退出して共
振周波数を調整する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】同軸型高周波カップラ
21は内部導体22の先端部が高周波エネルギで加熱さ
れる。そこで、水や空気で内部導体22を冷却すること
が考えられる。しかし、冷却用の配管を外部から内外導
体22,24間を貫通して内部導体22内空間25に導
くようにすると、この配管が内外導体22,24間の空
間27を通過するので、この空間27に形成される高周
波電場を乱し、短絡、放電、発熱等を生じるおそれがあ
った。
【0006】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、内外導体間の空間の高周波電場を乱すこ
となく冷却空気を内部導体内に供給してその先端部の冷
却を行なえるようにした同軸型高周波カプラーの内部導
体冷却装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、内部導体と
外部導体を同軸上に配し、その先端部付近でこれら両導
体間の空間を真空封止部材で封止した同軸型高周波カプ
ラーにおいて、前記内部導体と外部導体との間の空間を
軸方向に仕切って前記真空封止部材との間に遮へい空間
を形成する仕切板と、前記遮へい空間の位置で前記内部
導体に形成された穴と、前記遮へい空間の位置で前記外
部導体に形成された穴と、前記内部導体内に収容されて
一端開口部は当該内部導体の端面に臨み、他端開口部は
前記内部導体に形成された穴に連通するパイプと、前記
内部導体内を通ってその端面に至り、そこから前記パイ
プ内を通って前記内部導体の穴から前記遮へい空間に抜
け、さらにそこから前記外部導体の穴を通ってその外側
に至る経路またはその逆の経路で空気を流す空気供給手
段とを具備してなるものである。
【0008】
【作用】この発明によれば、内部導体内を通ってその端
面に至り、そこから前記パイプ内を通って前記内部導体
の穴から前記遮へい空間に抜け、さらにそこから前記外
部導体の穴を通ってその外側に至る経路またはその逆の
経路で空気が流されるので、内部導体の端部を効果的に
冷却することができる。そして、これによれば、仕切板
は円板状のテフロン等で内外導体間の空間の全周に均一
に配設することができるので、冷却用配管を内外導体間
の空間に部分的に通す場合のように高周波電場を乱すこ
となく、短絡等を防止することができる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1に示す。同軸導波
管20は内部導体22と外部導体24を同軸上に具え、
内部導体22と外部導体24の先端部の同軸型高周波カ
プラー21はカプリングループ26で電気的に接続され
て高周波加速空洞本体14内に臨んでいる。内部導体2
2と外部導体24間との間の空間25および内部導体2
2内の空間27は大気圧下であり、高周波加速空洞本体
14内との真空封止のため、セラミック等の真空封止部
材28が内部導体22と外部導体24との間にろう付け
29により接合されている。内部導体22の端面31も
高周波加速空洞14に対して真空封止されている。
【0010】マイクロ波は同軸導波管20の内部導体2
2と外部導体24との間を伝播してきて、同軸型高周波
カプラー21のカプリングループ26から放射されて、
これに共鳴して高周波加速空洞本体14内に磁界を生じ
させて真空容器12(図2)中の電子ビームを加速す
る。
【0011】真空封止部材28の上側(大気側)の内外
導体22,24間の空間25にはこの空間25を軸方向
に仕切って真空封止部材28との間に遮へい空間50を
形成するための仕切板52が配設されている。この仕切
板52は例えば図3に平面図を示すように、テフロン等
の円板を半割構造にしたもの52a,52bを内部導体
22の溝54にはめ込んで構成されている。なお、この
仕切板52は、内外導体22,24を同軸上に支持する
ために空間25内に通常配設されている円板状の支持板
を兼用することもできる。この支持板は通常空気抜きの
ために上下方向に貫通孔が形成されているが、ここでは
この貫通孔を塞いで用いる。
【0012】図1の遮へい空間50の位置において、内
外導体22,24にはそれぞれ穴58,56が開設され
ている。また、内部導体22内には、銅やビニール製の
パイプ60が配設されている。パイプ60の一端開口部
60aは内部導体端面31に臨み、他端開口部60bは
内部導体22の穴58に連通している。また、外部導体
24の穴56には吸引ポンプ62が連通している。
【0013】以上の構成において、ポンプ62を吸引す
ると、空気68が同軸導波管20の連結部20aのすき
間等から流入する。すなわち、連結部20aでは内外導
体22,24は筒状の連結具64,66等のはめ込みに
よって連結されているが、多少のすき間があるので空気
がそこから入り込む。あるいは、仕切板52よりも上の
いずれかの位置で内外導体22,24に空気取込用の孔
を開設して空気をそこから取り込むようにしてもよい。
【0014】外から取り込まれた空気68は、内部導体
22内を通ってその端部付近を冷却してパイプ60の下
端開口部60aからパイプ60内を通って穴58、遮へ
い空間50、穴56を通って排気される。
【0015】以上の構成によれば内外導体22,24間
の空間25に冷却用配管を通す必要がなく、内外導体を
同軸上に支持する支持板と同様に空間25内全体に均一
に配設されている仕切板52をこの空間25に配設すれ
ばよいので、この空間25内の高周波電界を乱すことが
なく、短絡等を防止することができる。
【0016】なお、図1ではポンプ62を吸引ポンプと
したが、吐出ポンプとしてもよい。その場合は、空気6
8は上記と逆の経路で流れる。また、この場合には、パ
イプ60を複数個用意し、内部導体22に開口部60b
が複数一定間隔で並ぶよう配置し、その向きが真空封止
部材28に向くようにすれば、流速の大きな空気が真空
封止部材28に吹きつけることとなり、真空封止部材2
8の冷却効率の向上も期待できる。
【0017】
【他の実施例】前記図1の実施例では穴56から空気を
吸引または吐出させるようにしたが、図4に示すよう
に、内外導体22,24の連結部20aを包囲するよう
にキャビティ70を形成し、このキャビティ70をポン
プ62で吸引または吐出して空気68を流すこともでき
る。この場合、同軸導波管20の他の連結部その他の開
口部から空気が流入または流出する場合は、仕切板52
と同様の仕切板72を配設すればよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、内部導体内を通ってその端面に至り、そこから前記
パイプ内を通って前記内部導体の穴から前記遮へい空間
に抜け、さらにそこから前記外部導体の穴を通ってその
外側に至る経路またはその逆の経路で空気が流されるの
で、内部導体の端部を効果的に冷却することができる。
そして、これによれば、仕切板は円板状のテフロン等で
内外導体間の空間の全周に均一に配設することができる
ので、冷却用配管を内外導体間の空間に部分的に通す場
合のように高周波電場を乱すことなく、短絡等を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】高周波加速空洞の構造を示す断面図である。
【図3】図1の仕切板52の分解平面図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
21 同軸型高周波カプラー 22 内部導体 24 外部導体 25 内外導体間の空間 28 真空封止部材 50 遮へい空間 52 仕切板 56 外部導体に形成された穴 58 内部導体の形成された穴 60 パイプ 60a 一端開口部 60b 他端開口部 62 ポンプ(空気供給手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部導体と外部導体を同軸上に配し、その
    先端部付近でこれら両導体間の空間を真空封止部材で封
    止した同軸型高周波カプラーにおいて、 前記内部導体と外部導体との間の空間を軸方向に仕切っ
    て前記真空封止部材との間に遮へい空間を形成する仕切
    板と、 前記遮へい空間の位置で前記内部導体に形成された穴
    と、 前記遮へい空間の位置で前記外部導体に形成された穴
    と、 前記内部導体内に収容されて一端開口部は当該内部導体
    の端面に臨み、他端開口部は前記内部導体に形成された
    穴に連通するパイプと、 前記内部導体内を通ってその端面に至り、そこから前記
    パイプ内を通って前記内部導体の穴から前記遮へい空間
    に抜け、さらにそこから前記外部導体の穴を通ってその
    外側に至る経路またはその逆の経路で空気を流す空気供
    給手段とを具備してなる同軸型高周波カプラーの内部導
    体冷却装置。
JP32005091A 1991-11-07 1991-11-07 同軸型高周波カプラーの内部導体冷却装置 Pending JPH05129098A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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