JPH0513045A - 低圧放電灯およびこれを用いた表示装置 - Google Patents
低圧放電灯およびこれを用いた表示装置Info
- Publication number
- JPH0513045A JPH0513045A JP3021057A JP2105791A JPH0513045A JP H0513045 A JPH0513045 A JP H0513045A JP 3021057 A JP3021057 A JP 3021057A JP 2105791 A JP2105791 A JP 2105791A JP H0513045 A JPH0513045 A JP H0513045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display panel
- bulb
- lamp
- liquid crystal
- crystal display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、表示パネルと、この表示パネルの背
面を照射する偏平形の低圧放電灯とを備えた表示装置に
おいて、ランプの熱が表示パネルに逃げるのを防止し
て、ランプの立ち上がり特性を向上させることができ、
かつ点灯中に表示パネルが過熱されるのを軽減すること
を目的とする。 【構成】本発明は、断面が偏平なランプ2のバルブ3端
部を閉塞体5で閉塞するとともに、この閉塞体の周縁を
少なくともバルブの厚み方向外周面から外部へ突出さ
せ、この突出部を表示パネル1の背面に当てることによ
り上記バルブの外面と表示パネルの背面との間に断熱空
間となる隙間10を形成したことを特徴とする。
面を照射する偏平形の低圧放電灯とを備えた表示装置に
おいて、ランプの熱が表示パネルに逃げるのを防止し
て、ランプの立ち上がり特性を向上させることができ、
かつ点灯中に表示パネルが過熱されるのを軽減すること
を目的とする。 【構成】本発明は、断面が偏平なランプ2のバルブ3端
部を閉塞体5で閉塞するとともに、この閉塞体の周縁を
少なくともバルブの厚み方向外周面から外部へ突出さ
せ、この突出部を表示パネル1の背面に当てることによ
り上記バルブの外面と表示パネルの背面との間に断熱空
間となる隙間10を形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷陰極けい光ランプ等
のような低圧放電灯およびこれを光源とした小形液晶表
示装置等のような表示装置に関する。
のような低圧放電灯およびこれを光源とした小形液晶表
示装置等のような表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に液晶表示装置は、液晶表示パネル
と、この表示パネルの背面を照射するバックライトとで
構成されており、バックライト光源としては、直管形け
い光ランプやU字形あるいはW字形のけい光ランプが多
用されている。
と、この表示パネルの背面を照射するバックライトとで
構成されており、バックライト光源としては、直管形け
い光ランプやU字形あるいはW字形のけい光ランプが多
用されている。
【0003】しかしながら、最近、VTRのカラービュ
ーファインダとして小形の液晶表示装置が開発されてお
り、このものは液晶表示パネルが23mm×18mm程度の
大きさであるため上記従来の直管形けい光ランプやU字
形あるいはW字形のけい光ランプでは大き過ぎて使用で
きず、きわめて小さな偏平形の冷陰極けい光ランプを使
用している。偏平形の冷陰極けい光ランプであれば、拡
散板や反射板を用いなくても液晶表示パネルを略均等に
照射することができ、また光源としてランプも薄形にな
るから、表示装置全体の構造が簡素になり、かつ表示装
置全体も薄形化することができる利点がある。
ーファインダとして小形の液晶表示装置が開発されてお
り、このものは液晶表示パネルが23mm×18mm程度の
大きさであるため上記従来の直管形けい光ランプやU字
形あるいはW字形のけい光ランプでは大き過ぎて使用で
きず、きわめて小さな偏平形の冷陰極けい光ランプを使
用している。偏平形の冷陰極けい光ランプであれば、拡
散板や反射板を用いなくても液晶表示パネルを略均等に
照射することができ、また光源としてランプも薄形にな
るから、表示装置全体の構造が簡素になり、かつ表示装
置全体も薄形化することができる利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の場
合、表示装置の小形、薄厚化の目的のため、液晶表示パ
ネルの背面に偏平形冷陰極けい光ランプの偏平なバルブ
を密着して配置するようにしていた。このようにバルブ
の外面を液晶表示パネルの背面に密着させた構造の場
合、ランプの始動時にバルブの熱が液晶表示パネル側に
熱伝導されて逃げてしまい、バルブの温度上昇を阻害す
る不具合がある。また、バルブの上記液晶表示パネルと
密着する面に最冷部が形成されるため、この面に水銀が
面状に凝集して黒い斑点状のしみを発生させ、起動直後
の輝度が不安定になる欠点がある。
合、表示装置の小形、薄厚化の目的のため、液晶表示パ
ネルの背面に偏平形冷陰極けい光ランプの偏平なバルブ
を密着して配置するようにしていた。このようにバルブ
の外面を液晶表示パネルの背面に密着させた構造の場
合、ランプの始動時にバルブの熱が液晶表示パネル側に
熱伝導されて逃げてしまい、バルブの温度上昇を阻害す
る不具合がある。また、バルブの上記液晶表示パネルと
密着する面に最冷部が形成されるため、この面に水銀が
面状に凝集して黒い斑点状のしみを発生させ、起動直後
の輝度が不安定になる欠点がある。
【0005】また、バルブの外面が液晶表示パネルの背
面に密着している場合は、安定点灯時にランプの熱で液
晶表示パネルが加熱され、液晶表示パネルが熱劣化する
不具合もある。
面に密着している場合は、安定点灯時にランプの熱で液
晶表示パネルが加熱され、液晶表示パネルが熱劣化する
不具合もある。
【0006】一方、上記のような光源に使用される偏平
形状のランプは、断面が偏平な形状をなしたガラスチュ
ーブからなるバルブの両端開口部を、冷陰極を取付けた
閉塞部材、例えば平板形状のガラスよりなるステムで封
止する構造を採用したランプを用いる場合がある。この
ようなランプは、フリットガラスと称されるガラス接着
剤により上記ステムをバルブの開口端に接合している
が、この接合に際し加熱により溶融された上記フリット
ガラスが流れ出し、これらステムとバルブの両者に良好
に濡れなくて、接合不良を招く場合がある。
形状のランプは、断面が偏平な形状をなしたガラスチュ
ーブからなるバルブの両端開口部を、冷陰極を取付けた
閉塞部材、例えば平板形状のガラスよりなるステムで封
止する構造を採用したランプを用いる場合がある。この
ようなランプは、フリットガラスと称されるガラス接着
剤により上記ステムをバルブの開口端に接合している
が、この接合に際し加熱により溶融された上記フリット
ガラスが流れ出し、これらステムとバルブの両者に良好
に濡れなくて、接合不良を招く場合がある。
【0007】したがって、本発明の第1の目的は、溶融
したガラス接着剤の流れ出しが軽減されて封着が確実に
なされる低圧放電灯を提供しようとするものである。
したガラス接着剤の流れ出しが軽減されて封着が確実に
なされる低圧放電灯を提供しようとするものである。
【0008】また、本発明の第2の目的は、ランプの熱
が表示パネルに逃げるのを防止して、ランプの立ち上が
り特性を向上させることができ、かつ点灯中に表示パネ
ルが過熱されるのを軽減することができる表示装置を提
供しようとするものである。
が表示パネルに逃げるのを防止して、ランプの立ち上が
り特性を向上させることができ、かつ点灯中に表示パネ
ルが過熱されるのを軽減することができる表示装置を提
供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1番目は、断面
が偏平なバルブの端部を閉塞体で閉塞した低圧放電灯に
おいて、上記閉塞体の周縁を、少なくともバルブの厚み
方向外周面から外部へ突出させたことを特徴とする。
が偏平なバルブの端部を閉塞体で閉塞した低圧放電灯に
おいて、上記閉塞体の周縁を、少なくともバルブの厚み
方向外周面から外部へ突出させたことを特徴とする。
【0010】本発明の2番目は、表示パネルと、この表
示パネルの背面を照射する偏平形の低圧放電灯とを備え
た表示装置において、上記低圧放電灯は、断面が偏平な
バルブの端部を閉塞体で閉塞するとともに、この閉塞体
の周縁を少なくともバルブの厚み方向外周面から外部へ
突出させ、この突出部を表示パネルの背面に当てること
により上記バルブの外面と表示パネルの背面との間に隙
間を形成したことを特徴とする。
示パネルの背面を照射する偏平形の低圧放電灯とを備え
た表示装置において、上記低圧放電灯は、断面が偏平な
バルブの端部を閉塞体で閉塞するとともに、この閉塞体
の周縁を少なくともバルブの厚み方向外周面から外部へ
突出させ、この突出部を表示パネルの背面に当てること
により上記バルブの外面と表示パネルの背面との間に隙
間を形成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の1番目によると、バルブの端部を閉塞
する閉塞体の周縁を、少なくともバルブの厚み方向外周
面から外部へ突出させたので、ガラス接着剤が過熱溶融
された場合にガラス接着剤の流れ出しが閉塞体の周縁の
突出部で阻止され、良好な接着を可能にし、リークを防
止することができる。
する閉塞体の周縁を、少なくともバルブの厚み方向外周
面から外部へ突出させたので、ガラス接着剤が過熱溶融
された場合にガラス接着剤の流れ出しが閉塞体の周縁の
突出部で阻止され、良好な接着を可能にし、リークを防
止することができる。
【0012】また、本発明の2番目によると、低圧放電
灯のバルブ閉塞する閉塞体の周縁を外部へ突出させ、こ
の突出部を表示パネルの背面に当てることにより上記バ
ルブの外面と表示パネルの背面との間に隙間を形成した
ので、この隙間に断熱空間が形成され、バルブの表示パ
ネルと対向する面に最冷部が形成されるのが防止される
とともに、点灯時にバルブの熱で表示パネルを加熱する
割合も少なくなる。
灯のバルブ閉塞する閉塞体の周縁を外部へ突出させ、こ
の突出部を表示パネルの背面に当てることにより上記バ
ルブの外面と表示パネルの背面との間に隙間を形成した
ので、この隙間に断熱空間が形成され、バルブの表示パ
ネルと対向する面に最冷部が形成されるのが防止される
とともに、点灯時にバルブの熱で表示パネルを加熱する
割合も少なくなる。
【0013】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図4に示す
第1の実施例にもとづき説明する。図において1は液晶
表示パネルであり、本実施例では長さ23mm、幅18mm
の平板形状をなしている。2はバックライトであり、低
圧放電灯、具体的には偏平形状の冷陰極けい光ランプで
ある。
第1の実施例にもとづき説明する。図において1は液晶
表示パネルであり、本実施例では長さ23mm、幅18mm
の平板形状をなしている。2はバックライトであり、低
圧放電灯、具体的には偏平形状の冷陰極けい光ランプで
ある。
【0014】冷陰極けい光ランプ2は偏平形状、例えば
断面が長円形をなしたバルブ3を有し、このバルブ3の
内面にはけい光体被膜4が形成されている。偏平形バル
ブ3の開口部は閉塞部材としてのステム5、5で気密に
閉塞されている。ステム5、5はガラス板からなり、平
板形をなしているのでいわゆるボタンステムに属する。
このような平板形ステム5、5は、その周縁部が上記バ
ルブ3の外周よりも大きく形成されており、この平板形
ステム5、5をバルブ3の開口端部を閉塞するように当
てがった場合にこのステム5、5の周囲はバルブ3の外
周面よりも外側に出っ張るようになり、したがって周囲
にはバルブ外形から突出するフランジ部6、6が形成さ
れるようになっている。なお、このような出っ張りは厚
さ方向のみであってもよく、バルブ3の高さがh、ステ
ム5の高さをHとすると、h<Hの関係をなしている。
断面が長円形をなしたバルブ3を有し、このバルブ3の
内面にはけい光体被膜4が形成されている。偏平形バル
ブ3の開口部は閉塞部材としてのステム5、5で気密に
閉塞されている。ステム5、5はガラス板からなり、平
板形をなしているのでいわゆるボタンステムに属する。
このような平板形ステム5、5は、その周縁部が上記バ
ルブ3の外周よりも大きく形成されており、この平板形
ステム5、5をバルブ3の開口端部を閉塞するように当
てがった場合にこのステム5、5の周囲はバルブ3の外
周面よりも外側に出っ張るようになり、したがって周囲
にはバルブ外形から突出するフランジ部6、6が形成さ
れるようになっている。なお、このような出っ張りは厚
さ方向のみであってもよく、バルブ3の高さがh、ステ
ム5の高さをHとすると、h<Hの関係をなしている。
【0015】このようなステム5、5には冷陰極7、7
が取付けられている。冷陰極7、7は、例えば鉄からな
る帯板の表面にニッケルメッキし、この上に水銀合金を
付着させて構成されており、このような冷陰極7は両端
部が給電端子としてのリード線8、8に接合されてい
る。リード線8、8はジュメット線などからなり、上記
ステム5、5を気密に貫通されている。
が取付けられている。冷陰極7、7は、例えば鉄からな
る帯板の表面にニッケルメッキし、この上に水銀合金を
付着させて構成されており、このような冷陰極7は両端
部が給電端子としてのリード線8、8に接合されてい
る。リード線8、8はジュメット線などからなり、上記
ステム5、5を気密に貫通されている。
【0016】このような冷陰極7、7を備えたステム
5、5は、ガラス接着剤9、9を介して上記バルブ3の
端部に接合されている。ガラス接着剤9、9はフリット
ガラスと称するもので、バルブ3の開口面に一致する長
円形リングをなしており、厚みは0.5mm程度のものが
用いられる。フリットガラス9、9はバルブ3の開口面
とステム5、5の内面との間に挾み込まれ、この状態で
外部から加熱されることで溶融し、したがってバルブ3
の開口面とステム5、5の内面との間に跨がって濡れる
ので、ステム5、5をバルブ3の開口部に接合するもの
である。
5、5は、ガラス接着剤9、9を介して上記バルブ3の
端部に接合されている。ガラス接着剤9、9はフリット
ガラスと称するもので、バルブ3の開口面に一致する長
円形リングをなしており、厚みは0.5mm程度のものが
用いられる。フリットガラス9、9はバルブ3の開口面
とステム5、5の内面との間に挾み込まれ、この状態で
外部から加熱されることで溶融し、したがってバルブ3
の開口面とステム5、5の内面との間に跨がって濡れる
ので、ステム5、5をバルブ3の開口部に接合するもの
である。
【0017】なお、冷陰極7、7に取付けられた水銀合
金は、バルブの封止後、外部から加熱することによりバ
ルブ内に蒸発して放出される。
金は、バルブの封止後、外部から加熱することによりバ
ルブ内に蒸発して放出される。
【0018】このような構造の冷陰極けい光ランプ2
は、表示装置全体の薄形化のため液晶表示パネル1の背
面に当接して配置される。この場合、冷陰極けい光ラン
プ2の端部に接合したステム5、5がバルブ3の外周よ
りも外部に出っ張ってフランジ部6、6を構成したか
ら、これらフランジ部6、6が液晶表示パネル1の背面
に当接される。したがって、これらフランジ部6、6が
スペーサとなって、バルブ3の外面と液晶表示パネル1
の背面が直接接触するのが防止され、これらバルブ3の
外面と液晶表示パネル1の背面との間に断熱空間となる
隙間10が形成される。
は、表示装置全体の薄形化のため液晶表示パネル1の背
面に当接して配置される。この場合、冷陰極けい光ラン
プ2の端部に接合したステム5、5がバルブ3の外周よ
りも外部に出っ張ってフランジ部6、6を構成したか
ら、これらフランジ部6、6が液晶表示パネル1の背面
に当接される。したがって、これらフランジ部6、6が
スペーサとなって、バルブ3の外面と液晶表示パネル1
の背面が直接接触するのが防止され、これらバルブ3の
外面と液晶表示パネル1の背面との間に断熱空間となる
隙間10が形成される。
【0019】このような構成の冷陰極けい光ランプおよ
びこれをバックライトとして用いた表示装置の作用を説
明する。
びこれをバックライトとして用いた表示装置の作用を説
明する。
【0020】上記構成の冷陰極けい光ランプ2を組立て
る場合、予め冷陰極7、7を取付けたステム5、5を、
フリットガラス9、9を介してバルブ3の端部に接合す
るが、この際、フリットガラス9、9はバルブ3の開口
端面とステム5、5内面との間に挾み込まれ、この状態
でこれらの部品を不活性ガス雰囲気に保ち、外部から高
周波誘電加熱などの手段で400〜500℃程度に加熱
する。するとフリットガラス9、9が溶融され、これは
バルブ3の開口面とステム5、5とに跨がって濡れるか
らステム5、5をバルブ3の開口部に接合させる。この
場合、ステム5、5の周囲部分がバルブ3の外周面より
も外に突出してフランジ部6、6を形成するから、上記
加熱溶融されたフリットガラス9、9が図4に示される
ように、フランジ部6、6によって支承され、バルブ3
とステム5の接合部の隅部に滞留するようになる。この
ため、溶融したフリットガラス9、9はバルブ3とステ
ム5の両者に跨がって良好に濡れるようになり、確実な
接合が可能になる。
る場合、予め冷陰極7、7を取付けたステム5、5を、
フリットガラス9、9を介してバルブ3の端部に接合す
るが、この際、フリットガラス9、9はバルブ3の開口
端面とステム5、5内面との間に挾み込まれ、この状態
でこれらの部品を不活性ガス雰囲気に保ち、外部から高
周波誘電加熱などの手段で400〜500℃程度に加熱
する。するとフリットガラス9、9が溶融され、これは
バルブ3の開口面とステム5、5とに跨がって濡れるか
らステム5、5をバルブ3の開口部に接合させる。この
場合、ステム5、5の周囲部分がバルブ3の外周面より
も外に突出してフランジ部6、6を形成するから、上記
加熱溶融されたフリットガラス9、9が図4に示される
ように、フランジ部6、6によって支承され、バルブ3
とステム5の接合部の隅部に滞留するようになる。この
ため、溶融したフリットガラス9、9はバルブ3とステ
ム5の両者に跨がって良好に濡れるようになり、確実な
接合が可能になる。
【0021】つまり、フランジ部6が存在しない場合
は、溶融したフリットガラス9が流れ落ちてバルブ3と
ステム5の接合部に滞留せず、接着剤不足による接着不
良が発生する場合があるが、上記のようなフランジ部6
の作用によりこのような不具合が解消され、接着強度が
向上し、リークの発生が防止されるようになる。
は、溶融したフリットガラス9が流れ落ちてバルブ3と
ステム5の接合部に滞留せず、接着剤不足による接着不
良が発生する場合があるが、上記のようなフランジ部6
の作用によりこのような不具合が解消され、接着強度が
向上し、リークの発生が防止されるようになる。
【0022】また、このような構成のけい光ランプ2
を、液晶表示パネル1のバックライトとして用いた上述
の構成によれば、ランプ2を点灯するとバルブ3の全体
が光り、ランプ2の上面側から出た光が液晶表示パネル
1の背面を照らし、この液晶表示パネル1を全体に亘り
照射するものである。
を、液晶表示パネル1のバックライトとして用いた上述
の構成によれば、ランプ2を点灯するとバルブ3の全体
が光り、ランプ2の上面側から出た光が液晶表示パネル
1の背面を照らし、この液晶表示パネル1を全体に亘り
照射するものである。
【0023】この表示装置は、冷陰極けい光ランプ2の
端部に接合したステム5、5のフランジ部6、6が液晶
表示パネル1の背面に当接し、これらフランジ部6、6
がスペーサとなって、バルブ3の外面と液晶表示パネル
1の背面との間に断熱空間となる隙間10を形成したの
で、ランプ2の熱が液晶表示パネル1に逃げるのが防止
される。
端部に接合したステム5、5のフランジ部6、6が液晶
表示パネル1の背面に当接し、これらフランジ部6、6
がスペーサとなって、バルブ3の外面と液晶表示パネル
1の背面との間に断熱空間となる隙間10を形成したの
で、ランプ2の熱が液晶表示パネル1に逃げるのが防止
される。
【0024】このため、ランプ2の始動時に、バルブ3
の熱が液晶表示パネル1側に熱伝導されないから、バル
ブ3の温度上昇が速やかになる。また、バルブ3の上記
液晶表示パネル1と対向する面に最冷部が形成されなく
なり、この面に水銀が面状に凝集して黒い斑点状のしみ
を発生させるなどの不具合が解消され、起動直後の輝度
が安定する。
の熱が液晶表示パネル1側に熱伝導されないから、バル
ブ3の温度上昇が速やかになる。また、バルブ3の上記
液晶表示パネル1と対向する面に最冷部が形成されなく
なり、この面に水銀が面状に凝集して黒い斑点状のしみ
を発生させるなどの不具合が解消され、起動直後の輝度
が安定する。
【0025】また、安定点灯時にランプ2から放出され
る熱が隙間10により断熱されて液晶表示パネル1が加
熱されることが少なくなり、液晶表示パネル1の熱劣化
が防止される。
る熱が隙間10により断熱されて液晶表示パネル1が加
熱されることが少なくなり、液晶表示パネル1の熱劣化
が防止される。
【0026】本実施例の作用効果について、実験により
確かめた結果を説明する。
確かめた結果を説明する。
【0027】ステム5のバルブ外面から突き出ているフ
ランジ部6の出っ張り量s(図4)を0.4mmとし、し
たがってバルブ3の外面と液晶表示パネル1背面との間
の隙間10は間隔を0.4mmとされるものと、出っ張り
(フランジ部6)がなくてバルブ3の外面が液晶表示パ
ネル1背面に密着しているものをそれぞれ作り、その輝
度を測定した。
ランジ部6の出っ張り量s(図4)を0.4mmとし、し
たがってバルブ3の外面と液晶表示パネル1背面との間
の隙間10は間隔を0.4mmとされるものと、出っ張り
(フランジ部6)がなくてバルブ3の外面が液晶表示パ
ネル1背面に密着しているものをそれぞれ作り、その輝
度を測定した。
【0028】両者ともランプを24時間点灯した後、−
5℃の雰囲気に100時間放置し、その後液晶表示パネ
ルを取り外し、上記−5℃の温度下でランプ2を点灯
し、5分後のランプ上面の平均輝度を測定した。この場
合、電極加熱の温度を制御してバルブ3内の水銀放出量
を変えたものについて、それぞれそれぞれ5組づつ作
り、これらの平均値を表1に示す。
5℃の雰囲気に100時間放置し、その後液晶表示パネ
ルを取り外し、上記−5℃の温度下でランプ2を点灯
し、5分後のランプ上面の平均輝度を測定した。この場
合、電極加熱の温度を制御してバルブ3内の水銀放出量
を変えたものについて、それぞれそれぞれ5組づつ作
り、これらの平均値を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】上記表1の結果から、ステム5にフランジ
部6を形成したランプの場合、フランジ部6がスペーサ
となるからランプ2から液晶表示パネル1への熱伝導が
軽減され、相対輝度が高くなり、しかも安定した輝度が
得られることが判る。
部6を形成したランプの場合、フランジ部6がスペーサ
となるからランプ2から液晶表示パネル1への熱伝導が
軽減され、相対輝度が高くなり、しかも安定した輝度が
得られることが判る。
【0031】なお、本発明は上記実施例に制約されるも
のではない。
のではない。
【0032】すなわち、上記実施例では、ステム5とし
て平板ガラス、つまりボタンステムを用いたが本発明は
これに限らず、図5に示す他の実施例にようにキャップ
形の閉塞体20でバルブの開口端部を覆うようにし、こ
のキャップ20の肉厚tにより液晶表示パネル1との間
の隙間10を確保するようにしてもよい。
て平板ガラス、つまりボタンステムを用いたが本発明は
これに限らず、図5に示す他の実施例にようにキャップ
形の閉塞体20でバルブの開口端部を覆うようにし、こ
のキャップ20の肉厚tにより液晶表示パネル1との間
の隙間10を確保するようにしてもよい。
【0033】また、液晶表示パネル1とランプ2の間の
他のスペーサを設けて、液晶表示パネル1とランプ2の
間に断熱空間を確保するようにしてもよい。
他のスペーサを設けて、液晶表示パネル1とランプ2の
間に断熱空間を確保するようにしてもよい。
【0034】ランプは、断面が長円形状の偏平形の外
に、断面が楕円形の偏平形ランプを用いてもよい。
に、断面が楕円形の偏平形ランプを用いてもよい。
【0035】さらに、本発明は、液晶表示パネルを使用
する場合に限らず、通常の透光性表示パネルを使用する
場合であってもよい。
する場合に限らず、通常の透光性表示パネルを使用する
場合であってもよい。
【0036】また、バルブ内に水銀を封入せずに、キセ
ノンやネオン、アルゴン、クリプトンの少なくとも1種
を混合した希ガス放電灯としてもよい。
ノンやネオン、アルゴン、クリプトンの少なくとも1種
を混合した希ガス放電灯としてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の1番目によ
ると、バルブの端部を閉塞する閉塞体の周縁を、少なく
ともバルブの厚み方向外周面から外部へ突出させたの
で、ガラス接着剤が過熱溶融された場合にガラス接着剤
の流れ出しが閉塞体の周縁の突出部で阻止され、良好な
接着を可能にし、リークを防止することができる。
ると、バルブの端部を閉塞する閉塞体の周縁を、少なく
ともバルブの厚み方向外周面から外部へ突出させたの
で、ガラス接着剤が過熱溶融された場合にガラス接着剤
の流れ出しが閉塞体の周縁の突出部で阻止され、良好な
接着を可能にし、リークを防止することができる。
【0038】また、本発明の2番目によると、低圧放電
灯のバルブを閉塞する閉塞体の周縁を外部へ突出させ、
この突出部を表示パネルの背面に当てることにより上記
バルブの外面と表示パネルの背面との間に隙間を形成し
たので、この隙間に断熱空間が形成され、バルブの表示
パネルと対向する面に最冷部が形成されるのが防止さ
れ、このため、始動時に水銀が凝集して黒い斑点のしみ
を発生させるのが解消されるとともに、安定点灯時にバ
ルブの熱で表示パネルを加熱する割合が少なくなり表示
パネルの熱劣化を防止することができる。
灯のバルブを閉塞する閉塞体の周縁を外部へ突出させ、
この突出部を表示パネルの背面に当てることにより上記
バルブの外面と表示パネルの背面との間に隙間を形成し
たので、この隙間に断熱空間が形成され、バルブの表示
パネルと対向する面に最冷部が形成されるのが防止さ
れ、このため、始動時に水銀が凝集して黒い斑点のしみ
を発生させるのが解消されるとともに、安定点灯時にバ
ルブの熱で表示パネルを加熱する割合が少なくなり表示
パネルの熱劣化を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す液晶表示パネルと冷陰
極けい光ランプを分解した斜視図。
極けい光ランプを分解した斜視図。
【図2】同実施例における冷陰極けい光ランプの分解し
た斜視図。
た斜視図。
【図3】同実施例における組立て状態の断面図。
【図4】同実施例におけるバルブとステムの接合部の拡
大した断面図。
大した断面図。
【図5】本発明の他の実施例を示す液晶表示パネルと冷
陰極けい光ランプを分解した斜視図。
陰極けい光ランプを分解した斜視図。
1…液晶表示パネル、2…偏平形けい光ランプ、3…バ
ルブ、5…ステム、6…フランジ部、7…冷陰極、10
…隙間。
ルブ、5…ステム、6…フランジ部、7…冷陰極、10
…隙間。
Claims (3)
- 【請求項1】 断面が偏平なバルブの端部を閉塞体で閉
塞した低圧放電灯において、 上記閉塞体の周縁を、少なくともバルブの厚み方向外周
面から外部へ突出させたことを特徴とする低圧放電灯。 - 【請求項2】 上記閉塞体はガラス接着剤によりバルブ
の端部に接合したことを特徴とする請求項1に記載の低
圧放電灯。 - 【請求項3】 表示パネルと、この表示パネルの背面を
照射する偏平形の低圧放電灯とを備えた表示装置におい
て、 上記低圧放電灯は、断面が偏平なバルブの端部を閉塞体
で閉塞するとともに、この閉塞体の周縁を少なくともバ
ルブの厚み方向外周面から外部へ突出させ、この突出部
を表示パネルの背面に当てることにより上記バルブの外
面と表示パネルの背面との間に隙間を形成したことを特
徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021057A JPH0513045A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 低圧放電灯およびこれを用いた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021057A JPH0513045A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 低圧放電灯およびこれを用いた表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513045A true JPH0513045A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12044280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3021057A Pending JPH0513045A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 低圧放電灯およびこれを用いた表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513045A (ja) |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP3021057A patent/JPH0513045A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6417615B1 (en) | Fluorescent lamp with auxiliary amalgam secured to single lead wire | |
| JP2670714B2 (ja) | 平面形けい光ランプ | |
| JPH0513045A (ja) | 低圧放電灯およびこれを用いた表示装置 | |
| JPH11238489A (ja) | ランプおよび照明装置 | |
| JPS60188974A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0696734A (ja) | 反射鏡付セラミック放電灯 | |
| JP3262168B2 (ja) | 電球形蛍光ランプ | |
| JPH0567452A (ja) | 偏平形けい光ランプ | |
| JPH05258720A (ja) | 偏平形けい光ランプおよびその封止方法 | |
| JPH04167347A (ja) | 偏平形けい光ランプ | |
| JPH11345592A (ja) | 低圧水銀蒸気放電ランプおよび照明装置 | |
| JP3344021B2 (ja) | 冷陰極低圧放電灯 | |
| JP2001283607A (ja) | 電球形蛍光ランプ | |
| JPH05174786A (ja) | 低圧放電灯 | |
| JP4474689B2 (ja) | 傾斜機能材料を用いた放電ランプ、放電装置、点灯装置および液晶プロジェクタ | |
| JPH0515025B2 (ja) | ||
| JPS59130060A (ja) | 水銀蒸気放電灯 | |
| JP3137895B2 (ja) | 平面型蛍光灯 | |
| JPH0589832A (ja) | けい光ランプ | |
| JPH04292835A (ja) | ランプ | |
| JPH03210752A (ja) | 偏平蛍光ランプ | |
| JPH03122962A (ja) | 偏平放電ランプおよびその製造方法 | |
| JPH11162407A (ja) | 放電ランプ及び光源装置 | |
| JPH05217557A (ja) | 冷陰極放電灯 | |
| JPH0582092A (ja) | 低圧放電灯およびこれの取付構造 |