JPH05130976A - 立体測光器−眼及び視神経の疾患の検知装置 - Google Patents

立体測光器−眼及び視神経の疾患の検知装置

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JPH05130976A
JPH05130976A JP3236534A JP23653491A JPH05130976A JP H05130976 A JPH05130976 A JP H05130976A JP 3236534 A JP3236534 A JP 3236534A JP 23653491 A JP23653491 A JP 23653491A JP H05130976 A JPH05130976 A JP H05130976A
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bob
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eye
ballerina
pendulum
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JP3236534A
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Albert J Hofeldt
ジエイ ホウフエルト アルバート
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B3/02Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient
    • A61B3/08Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient for testing binocular or stereoscopic vision, e.g. strabismus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H5/00Exercisers for the eyes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 眼及び視神経の疾患を、容易に検知すること
ができる装置を提供することである。 【構成】 プルフリッヒ立体幻覚現象を経験することが
できる人々における眼及び視神経の疾患を診断するのに
有用な装置であって、二つの接眼レンズ(10)を有す
る外枠(1)と、ボブ(22)及びボブに関する基準点
(24)であって、前記ボブ(22)は、基準点(2
4)の頂の下であるが、検査を受ける患者が装置の前に
立っている時に基準点(24)のやや前に位置するもの
と、ボブ(22)及び基準点(24)の前方にある照明
手段(29)と、接眼レンズ(10)を通してボブ(2
2)及び基準点(24)を視るための反射手段(35)
と、接眼レンズ(10)を通し、検査を受ける患者の各
々の眼により個々に感知される光の量を変化させるため
の手段(14a、15a、16a)と、照明の量を変化
させるための手段(20a、20b)と、ボブ(22)
に、基準点(24)の前で振り子運動で、弧を描かせる
ための手段(27)とを、備えている構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、眼及び視神経の疾患を、容易に
検知することができる装置に関する。プルフリッヒ(Plu
frich)立体幻覚は、立体両眼中心視に依存する精神物理
学的反応である。両眼に等しくない照明を施して視た場
合の楕円軌道を運動して見える前面振動物体(frontal p
lane oscillating object)のプルフリッヒ立体幻覚現象
が、1922年カール・フォン・プルフリッヒ(Carl Von Pu
lfrich)により説明された。上から視ると、軌道の方向
は、左眼により感知される像の方が薄暗い場合には時計
回り、右眼により感知される像の方が薄暗い場合には反
時計回りである。軌道の見掛けの深さは、両眼網膜の照
度(illumination)及び観察者から振り子ボブまでの距離
と正比例して変化し、背景の照明レベルと反比例して変
化することが分っている。
【0002】プルフリッヒは、立体効果が、薄暗い方の
像を感知する眼の求心性経路の間の視覚(vision)の長い
潜在期間の結果として起ったと仮定した。エピスコティ
スター(episcotistor)、ランダムドットステレオムービ
ー(random dot stereo-movie)、及び視覚誘発反応を私
用するその後の研究者は、網膜の照度が低下するに従
い、視覚の潜在期間が長くなることを確認した。対応す
る網膜の点から生じるインパルスが同時に伝導される
と、これらのステレオペア(stereo-pairs)の同時感知に
おける不均衡が生じ、そのため観察者に対して深さに関
する虚偽の感覚を与える。
【0003】通常の立体幻覚を認識するのに必要な最小
限の視覚及び立体明瞭度(stereoscopic acuities)が、
初めて本発明者により、オキュラー・インフラメーショ
ン・セラピー(1983年)第1号117〜123ページにおける
「プルフリッヒ現象の臨床的応用」{"Clinical Applic
ations of the Pulfrich phenomenon" in Ocular Infla
mmation Ther. 1:117-123(1983)}、及び1988年6月15
日に公告されたヨーロッパ特許出願第87402784.0号に説
明された。
【0004】上記の文献において、プルフリッヒ立体幻
覚の認識は、通常の視覚のみによるのではなく、観察者
としての個人の熟練にもよることが示唆された。したが
って、視覚の明瞭度及び立体視以外の要因が立体幻覚の
認識に影響すると考えられたので、フィルターを眼の前
に置くことによって通常の立体幻覚を誘発できないこと
は、疾患のしるしではないと考えられた。しかしなが
ら、本発明の装置を用いて、本発明者は、全ての正常な
視覚を有する人は、立体幻覚を見ることができ、実際、
検査条件下では正常な視覚を有する人が立体幻覚を見る
のを止めることができないことを示した。
【0005】プルフリッヒ立体幻覚を利用して、本発明
者は、中心明瞭度(central acuity)、立体視、又は右眼
及び左眼の視覚経路により感知された像の明度の等しさ
に差し障り、視覚系を冒す疾患の存在を確かめる立体測
光器と呼ぶ装置を開発した。感知された明度が低下して
いることは、網膜前、網膜、又は視神経の疾患の結果で
ありうる。右眼及び左眼の視覚経路の明度の不均衡の原
因になる解剖学的部位を無視すると、明るい方の像を感
知する眼の前に置かれた修正中性フィルターが、右及び
左眼の視覚経路を平衡にする。立体測光器の開発におい
て、プルフリッヒ立体幻覚の原理を感覚的明度平衡とし
て応用し、右眼及び左眼の視覚経路へのインプットを比
較し、測定した。立体測光器は、立体幻覚に影響するこ
とが知られている他の全ての変数を一定に維持しなが
ら、可変中性フィルターを用いて各眼に対する輝度を正
確に制御し、測定する。二つの眼(眼内)の間の輝度差
は、測定した各眼に対する輝度から計算される。以下の
場合には、視覚系に疾患がある。(1)何れの眼に対し
ても輝度を弱めることなしに、被検者には立体幻覚が見
える場合、(2)立体幻覚を誘発する輝度の低下が、各
々の眼で異なり、正常な範囲を逸脱している場合(非対
称に誘発された反応)、(3)誘発された立体幻覚を中
性化する標準値中性フィルターによる輝度の低下が、各
々の眼で異なり、正常な範囲を逸脱している場合(非対
称な中性化反応)、(4)一方の眼の前に置かれている
が、もう一方の眼の前には置かれていない閾下中性フィ
ルターが、立体幻覚を誘発する場合、又は、(5)立体
幻覚が、いかなる眼内輝度差においても誘発されない場
合(誘発不可反応)。
【0006】同時反応は、薄暗い方の像を感知する経路
を指示する特定の方向付け、即ち、左眼の経路に関する
時計回り、及び右眼の経路に関する反時計回りの方向付
けを有する。立体測光器で検査を行うと、明るい方の像
を感知する眼の前にある進行中性フィルター(progressi
ve neutral density filter)で、右眼及び左眼の視覚経
路の間の明度の不均衡を、終点に達するまで平衡化する
ことにより、同時反応を、正確に定量化することができ
る。終点は、振り子ボブの運動が、基準点の周りの回転
運動から平面運動へと変る瞬間である。 同時反応は、
周囲観察条件を変ずに人に見え、右眼及び左眼の視覚経
路の間の明度の不均衡が限界差(threshold difference)
を越えた場合に起きる。オキュラー・インフラメーショ
ン・セラピー(1983年)第1号117〜123ページにおける
「プルフリッヒ現象の臨床的応用」、及びアメリカン・
ジャーナル・オブ・オフタルモロジー、1985年、第100
号、576〜580ページの「角膜斑の奬液性感覚網膜剥離に
おけるプルフリッヒ立体幻覚現象」{"Pulfrich Stereo
-illusion Phenomenon in Serous Sensory Retinal Det
achment of the Macula", Amer. J. Ophthalmol. 100,:
576-580(1985)}、並びに1988年6月15日に公告された
ヨーロッパ特許出願第87402784.0号で、本発明者が報告
したように、同時反応は、瞳孔の不揃い又は内部混濁(m
edia opacity)を惹き起こす網膜前の疾患、網膜内の神
経機能障害を惹き起こす網膜の疾患、又は神経伝導速度
の遅れの原因になる視神経の疾患において起こる。
【0007】一方の視覚経路の明度認識が、もう一方の
視覚経路よりも劣るが、同時反応を起こす程ではないと
いう疾患の状態がある。この閾下明度不均衡は、誘発及
び中性化技術により検知することができる。明度認識
が、二つの側で等しくない場合には、誘発又は中性化の
終点は、各々の側で異なり、眼内差(interocular diffe
rence)が大きいほど明度の不均衡が大きくなる。閾下明
度欠陥を検知する別の誘発技術は、正常な視覚を有する
人々の立体幻覚を誘発するのに必要な濃度より低濃度の
中性フィルターを用いることである。この閾下フィルタ
ーを閾下欠陥のある眼の前に置くと、この組合せは、立
体幻覚を起こす閾値レベルをもたらす。この同じ閾下フ
ィルターを反対側の眼の前に置いた場合には、この眼は
相対的に高い明度レベルで機能しているはずであり、正
常な視覚を有する人の立体幻覚を誘発するのに必要な濃
度よりも高い濃度のフィルターを必要とするので、閾値
レベルには達しない。
【0008】振り子ボブ及び基準点の設計は、観察者に
対する立体幻覚効果を最大限にするのに重要である。振
り子の運動の中心に位置する固定ターゲットは、空間に
おけるボブの位置に関する基準点、及び幻覚軌道の経路
の位置に対する基準点を与える。固定ターゲットは、ボ
ブが固定ターゲットを横切る各々の時にボブが見えなく
ならないように、ボブの後に位置するのが最も良い。
【0009】本発明者は、正立の円錐(erect cone)が、
特に好適な固定ターゲットであり、振り子ボブに関して
は、逆立ちした円錐の形が、大きなボブ及び固定ターゲ
ットのサイズの最適な所望の組合せを得るための形状に
関する要求を最も良く満たし、最大のボブ及び固定ター
ゲットは距離がオーバーラップし、最小のボブ及び固定
ターゲットは面積がオーバーラップすることを発見し
た。オーバーラップする面積は、観察者が空間における
ボブの近接を位置決めすることを可能にするのに十分な
大きさであるべきだが、幻覚の軌道を描いている間にボ
ブが固定ターゲットの後に姿を消さないという可視の目
印によって立体幻覚から逸れないために十分に小さいこ
とが必要である。本発明の一実施態様によれば、ボブは
バレリーナである。このバレリーナは、逆立ちした円錐
に形が似ており、観察者にとって親しみのある楽しい対
象物である。バレリーナは、片方の伸ばした脚が円錐状
の固定ターゲットとオーバーラップするように位置して
いる。オーバーラップする領域の色は、異なっており、
容易に空間的に認識することが可能であるが、立体幻覚
の観察の間におけるボブの現実の平面運動に関する可視
の目印を希薄にする(reduce)ように十分に似ている。一
実施例においては、バレリーナの伸ばした脚は黒で、円
錐の薄紫(lilac)の部分とオーバーラップし、バレリー
ナのスカートは、薄紫で、円錐の黒い先端とオーバーラ
ップする。
【0010】本発明の装置の接眼レンズを通して視る際
に、バレリーナの前に照明が設けられており好ましい。
18%の反射率のコダック社のグレーカード(25)が、
バレリーナ(22)の好適な背景としての役割をする。
バレリーナは、コーン(24)の前で、一定の運動速度
で振り子運動をする。本発明の装置のバレリーナと接眼
レンズ(10)との間には、鏡(35)等の反射面があ
り、この反射面は、バレリーナ及びコーンを照明した時
に、反射面からの像の反射により本装置の前側に位置す
る接眼レンズ(10)を通して像が視られるように角を
なしている。接眼レンズは、クリアレンズ(11)を含
み、回動中性フィルター(14a、15a、及び16
a)等の各レンズを通過することになる光の量を制御す
るための追加の手段とともにクリアレンズの後側に配置
された回転中性フィルターホイール(13a、13b)
を有している。本装置は、接眼レンズにおける輝度に関
連する回転フィルターホイールの位置をデジタル式に表
示するための手段を含んでいる。
【0011】本発明の好ましい実施態様によれば、本発
明の装置は、プリンター(18)を含み、検査の間に患
者が可視の終点(visual endpoint)を送信する瞬間のデ
ジタル表示(17a、17b)を記録する。中性フィル
ターには、単一値中性フィルターホイール及び円状可変
中性フィルターホイールの二種類のものがある。各単一
値フィルターは、何れの眼の前でも同じフィルターが回
転することを可能にするピボットに設置されている。単
一値フィルターは、超閾(superthreshold)又は閾下、即
ち、立体幻覚を起こすのに必要な濃度より上であっても
又は下であっても良い。0.1、0.3及び0.6NDの三つの単
一値フィルターを組合せて配置し、0.1NDのとびで0.1か
ら0.9NDまで眼内中性濃度を変化させることができる。
円状可変中性フィルターホイールは、各接眼レンズの後
側に設けられ、光を直線的に0から2.0NDに弱める。二つ
の回転フィルターホイール(13a、13b)は、それ
ぞれ電位差計(37a)及び(37b)に直接連結され
た電動機(36a)及び(36b)にシャフトによって
接続されている。電位差計からの電気信号は、データを
処理してホイールの位置を0〜230度の角度で表示するコ
ンピュータ(17)に送られる。より詳細には、図面:
図1〜図7を参照することにより、本発明の装置を容易
に理解及び認識することができる。
【0012】
【実施例】図1から分るように、本発明の装置は、各々
がクリアレンズ(clear lens)11を有する接眼レンズ1
0、検眼レンズを据えるためのスロット10a及び10
b、額当て12、並びに円形の可変、好ましくは0.0〜
2.0ND(中性濃度)において可変で電動機36a及び3
6bにより駆動する中性フィルターホイール13a及び
13b(図3に最もよく示されている)を設けた外枠1
を備えている。フィルター13a及び13bの後には、
それぞれ0.6、0.3及び0.1NDである単一値中性フィルタ
ー14a、15a及び16aを視野のラインにおいて回転
させる回動制御ノブ14、15及び16がある。
【0013】外枠1の側部には、円形の可変中性フィル
ターホイール13a及び13bを前進させ、停止させ、
後退させて各眼により観察される明るさ/暗さ(dimnes
s)のレベルを調節する左眼照明調節装置20a及び右
眼照明調節装置20bが示されている。コンピュータ1
7が、操作釦17c、17d、17e、17f及び19
を有することが好ましい。操作釦17cを押すと、プリ
ンター18が、日付、名前、自動的(spontaneous)C
(時計回りを表わす)及びCC(反時計回りを表わ
す)、及び誘発された左及び右の語からなる表題の打出
しを開始する。操作釦17dは、標準の語の打出しを開
始させ、操作釦17eは、閾値の語の打出しを開始さ
せ、操作釦17fは、中性化(neutralization)の語の打
出しを開始させる。発光ダイオード表示装置17aは、
フィルターホイール13aの位置を角度(degree)で表示
し、表示装置17bは、フィルターホイール13bの位
置を表示する。患者が保持するトリガースイッチである
操作釦19を押すことにより、フィルターホイールは回
転を停止し、デジタル表示装置17a及び17bはロッ
クされ、プリンターは、操作釦17d、17e又は17
fを押すことにより先に選択した適当な表題の下に表示
された数字を打出す。コンピュータの後部パネルには、
フィルターホイールの回転速度を調整するステップスイ
ッチ(34)がある。
【0014】クリアレンズを通して視ると、レンズか
ら、バレリーナ(ballerina)22及びコーン(cone)の像
を観察者へと反射させる鏡35等の反射面に至る視野ラ
インがある(図2参照)。図1及び図2に示す実施態様
によれば、クリアレンズから反射面への視野ラインは、
304.8 〜2032.0cm(12〜60インチ)である。反射面から
バレリーナまでの好適な距離は、外枠の大きさにより左
右される。視野ラインが、例えば、1320.8cm(52 イン
チ) 場合には、反射面からバレリーナまでの距離は約55
8.8 cm(22 インチ) が好都合である。これらの距離は、
装置の大きさ及び構成とともに変化させ、都合のよい寸
法の外枠で本発明の装置を最適に利用することができ
る。
【0015】バレリーナ22は、可動であり、透明なプ
ラスチックリング23に固定されてバレリーナ22が振
り子式に(pendulous manner)運動することができるのが
好ましい。リング23は、転心26の近くに固定された
好適な動力手段により駆動する。図6に示す磁気手段2
7等の手段が、振り子を短い弧を描いて運動させる。磁
気動力手段が特に有益であることが、本発明者により見
出されたが、他の機能的に均等な動力手段も使用するこ
とができる。ここで重要な点は、バレリーナが、振り子
式に一定の速度で運動することである。
【0016】コーン24又は他の適当な基準点が、動力
手段、即ち磁気手段27を含んでいてもよい適当な透明
なベース28に固定されている。バレリーナ及びコーン
を照明するため、図2及び図6に示す蛍光燈29等の適
当な可変の光源が備っている。これらの光源は、図1に
最も良く示されているスイッチ21を通して従来の電気
回路により制御される。
【0017】図3に最も良く示すように、円形の可変中
性フィルターホイール13a及び13bは、ジオプトリ
ーが+0.75のクリアレンズの後に配置されている。図4
は、検査の間、患者の左及び右眼の前に据えるため、フ
ィルターホイールの後でノブ14により制御される0.6N
Dのフィルター14aを示している。図5は、制御ノブ
16、及び一方の眼からもう一方の眼へと回転させるこ
とのできる0.1NDのフィルター16aを示している。
【0018】本発明の装置の使用法を、図面に示す好ま
しい一実施態様を参照し、本装置に関するその実施態様
が稼働している際に、正常な視覚を有する人が観察する
ものを理解することにより、本発明の装置の使用法を、
より速やかに認識することができる。どちらの眼に対し
ても光を弱めることがなければ、正常な視覚を有する人
は、コーンの前で平面的な振り子運動をするバレリーナ
を観察するであろう。この観察を行ったならば、検査装
置は、フィルター14aを一方の眼の視野ライン上に回
転させて、コーンの周りに時計回りに(左眼に関するフ
ィルター)又は反時計回り(右眼に関するフィルター)
に軌道を描くボブ(バレリーナ)の動き(sensation)を
起こすことにより、限外単一値中性フィルター(superth
resholdsingle value neutral densit filter)で光を
弱めることによって生理的(即ち、正常な)立体幻覚を
誘発させることを含む次の段階へと進む。被検者が、限
外フィルターによる立体幻覚を認めたのち、検査装置
は、今度は、0.1NDの限外フィルター(16a)をどち
らかの眼の前へ回転させる。被検者が、一方の眼の前の
限外フィルターによる立体幻覚を経験し、もう一方の眼
の前の限外フィルターによる立体幻覚を経験しないので
あれば、立体幻覚のセンセーションの間にフィルターに
覆われていた眼には、明暗知覚における欠陥がある。
【0019】立体幻覚の誘発及び中性化に関する閾値の
評価は、二つの方法のうちの一つにより行うことができ
る。第一の方法は、中性フィルターホイールを用い、第
二の方法は、回動固定濃度中性フィルター(pivoting fi
xed density neutral density filters)を用いるもので
ある。第一の方法では、検査官は、フィルター14a、
15a及び16aを視野ラインから外して置き、スイッ
チ20a又は20bを前方の位置に動かすことによって
それぞれフィルターホイール13a(左側)又は13b
(右側)を作動させる。被検者は、フィルターホイール
を停止させるとともにプリンター18による打出しまで
フィルターホイールの位置のデジタル表示をロックする
手持ちスイッチ19を押すことにより、立体幻覚が見え
た瞬間(誘発)を指示する。しかる後、フィルターホイ
ールを、スイッチ20a(左側)又は20b(右側)を
逆回転位置にすることにより、逆回転させる。被検者
は、立体幻覚の消える瞬間(中性化)にスイッチ19を
押すように指示を受け、これらの数字は、印字されるま
でロックされる。第二の方法では、0.1から0.9NDまで0.
1のとびで変化する所望の眼内中性濃度差(interocular
neutral density difference)を達成するため、回動フ
ィルター14a、15a及び16aが、種々の組合せで
位置決めされる。誘発及び中性化の終点は、スイッチ1
9を押すことにより送信され、値が検査官により記録さ
れる。
【0020】この装置で立体幻覚を見るためには、20/6
0以上の眼の明瞭度(acuity)及び弧の少なくとも3000秒
の立体視(stereopsis)が必要である。どちらかの眼につ
いて、限外に光を弱めた場合、被検者が、バレリーナが
コーンの周りを明らかに回転するプルフリッヒ(Pulfric
h)幻覚現象を見ない場合は、眼の明瞭度を20/60未満
に、又は弧の立体視を3000秒未満に低下させる疾患を表
わすものである。
【0021】本発明の装置は、両眼視を妨げる疾患の検
知に有用な診断用具である。検査の仕方は、先に説明し
たように、簡単でしかも速い。四歳の子供が、2分で確
実に検査を済ませることができる。検査が、簡単で、速
く、しかも信頼性があるため、大人数の人達が、容易
に、視覚の差し障りになる疾患、又は視神経機能を阻害
する疾患の検診を受けることができる。例えば、全ての
一年生についてこの検査を行い、これを行わなければ眼
の明瞭度検査、立体視検査、眼筋協調検査、視覚誘発電
位検査(visual evoked potentiontesting)を含む型どお
りの眼科検診が必要な疾病を検知することもできる。
【0022】スクリーニングテストに好適であることに
加え、本発明の装置は、以下の点でも有用である。 (1)神経系の疾患の疑いのある患者の視神経の障害(i
nvolvement)を検知すること。本発明の装置は、視神経
障害を探査するのに視覚誘発電位検査を用いる場合に使
用することもできる。
【0023】(2)病気の進行又は改善の経過をたどる
ため、可変中性フィルター又は偏光フィルターにより、
視覚又は視神経の障害を数量化すること。 (3)失明を訴える悪性の疾患を有する人を検査するこ
と。本発明の装置に関する更に別の変更及び使用法が、
視覚及び神経生理科学における当業者によれば、より十
分に認識されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】選択可能なプリンターを備えた本発明の装置の
前面及び側面を示す図である。
【図2】図1の線2−2に沿う断面図である。
【図3】円状可変中性フィルターホイールを示す図2の
線3−3に沿う断面図である。
【図4】フィルター操作ノブ14、単一値中性フィルタ
ー14a及び電動機36a及び36bを示す図2の線4
−4に沿う断面図である。
【図5】フィルター操作ノブ16及び単一値中性フィル
ター16aを示す図2の線5−5に沿う断面図である。
【図6】固定コーンの前に位置する透明なプラスチック
リングに取り付けられたバレリーナ振り子ボブ及び半円
プラットホームステージの拡大図である。光源29が、
ボブ及びコーンの前方に位置している。
【図7】円状可変中性フィルターホイール13a及び1
3bを進行させ、停止させ、後退させる制御スイッチ2
0を示す図である。
【符合の説明】
1…外枠 10…接眼レンズ 11…クリアレンズ 13a、13b…中性フィルターホイール 14a、15a、16a…中性フィルター 20a、20b…照明調節手段 22…ボブ(バレリーナ) 24…基準点 27…動力手段(磁気手段) 29…光源 35…反射手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの接眼レンズを有する外枠と、 ボブ及びボブに関する基準点であって、前記ボブは、基
    準点の頂の下であるが、検査を受ける患者が装置の前に
    立っている時に基準点のやや前に位置するものと、 ボブ及び基準点の前方にある照明手段と、 接眼レンズを通してボブ及び基準点を視るための反射手
    段と、 接眼レンズを通し、検査を受ける患者の各々の眼により
    個々に感知される光の量を変化させるための手段と、 照明の量を変化させるための手段と、 ボブに、基準点の前で振り子運動で、弧を描かせるため
    の手段とを、備えていることを特徴とするプルフリッヒ
    立体幻覚現象を経験することができる人々における眼及
    び視神経の疾患を診断するのに有用な装置。
  2. 【請求項2】 ボブに弧を描かせるための手段が、ボブ
    の円滑で規則正しい振り子式運動を提供することを特徴
    とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記手段が、前記ボブに、最初にある方
    向へ動き、次いで所望の時に停止し、今度は反対の方向
    に動いて見えるようにするための手段を含むことを特徴
    とする請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 左眼及び右眼用可変照明手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 検査の過程において、所望の点をデジタ
    ル式に記録するための手段ことを特徴とする請求項1記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 記録手段が、プリンターを含むことを特
    徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 表示装置を備えていることを特徴とする
    請求項5記載の装置。
  8. 【請求項8】 ボブが、バレリーナであることを特徴と
    する請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 バレリーナが、振り子に固定されている
    ことを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 振り子が、磁気手段により所望の弧を
    描いて動くことを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 ボブが、振り子に固定されたバレリー
    ナよりも明るい色のドレスを着たバレリーナを有する逆
    円錐構造であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  12. 【請求項12】 基準点がコーンであることを特徴とす
    る請求項1記載の装置。
  13. 【請求項13】 検査を受ける人を請求項1乃至12の
    うちの何れか一項に記載の装置の接眼レンズのところに
    位置させる工程と、 ボブ、基準点、及び外枠内の背景を照明する工程と、 ボブを賦勢する工程と、 被検者が、両眼で全視覚光量(full vision)で、基準点
    の前を平面的経路で横切るボブを見るかどうかを決定す
    る工程と、 一方の眼が受ける光の量を少なくする工程と、 一方の眼が受ける光の量を変化させた時に、被検者に、
    ボブが基準点に関してどのように見えるかを決定する工
    程と、 第一の眼に対して全視覚光量を回復させる工程と、 もう一方の眼が受ける光の量を、同様の仕方で少なくす
    る工程と、 被検者に、もう一方の眼で、ボブが基準点に関してどの
    ように見えるかを決定する工程と、 感知される光の量を変化させるための手段を用いて前記
    工程を繰返し、立体幻覚の誘発と中性化の終点を記録す
    る工程とを、含むことを特徴とする眼及び視神経の疾患
    の診断方法。
JP3236534A 1990-09-14 1991-09-17 立体測光器−眼及び視神経の疾患の検知装置 Pending JPH05130976A (ja)

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