JPH05131721A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

Info

Publication number
JPH05131721A
JPH05131721A JP10041591A JP10041591A JPH05131721A JP H05131721 A JPH05131721 A JP H05131721A JP 10041591 A JP10041591 A JP 10041591A JP 10041591 A JP10041591 A JP 10041591A JP H05131721 A JPH05131721 A JP H05131721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
printing
motor
driven
ribbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10041591A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Kabetani
紀昭 壁谷
Toyoki Sasaki
豊紀 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP10041591A priority Critical patent/JPH05131721A/ja
Publication of JPH05131721A publication Critical patent/JPH05131721A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カム従動子がカム体の何れの位置に位置して
いても、ホルダ部材を印字位置に確実に下降でき且つモ
ータに対する初期設定が確実に行える印字装置を提供す
ること。 【構成】 電源投入時やトップカバーの開閉時にモータ
16に対する初期設定指令が出力され、先ずデューティ
比が最大に近い値となるまでデューティ比を制御しなが
らモータ16が連続して逆転駆動される(S10・S1
1:No)。デューティ比が最大に近い値まで増大した
とき(S11:Yes)、最大駆動電流Iでモータ16
がさらに逆転駆動される(S12)。スリット信号が入
力されなくなると(S13:No)、一旦モータ16を
所定量正転駆動した後(S15)、前記S10〜S14
と同様にS16〜S20が実行され、従動ピン52が従
動ピン位置52(P4)に移動し、ホルダ部材32が印
字位置に確実に下降する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は活字ホイール式印字装置
に関し、特に印字ハンマー及びカム体を駆動するモータ
の初期設定時に初期設定制御を2回実行するようにした
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字ハンマーや活字ホイールや印
字リボンや消去リボン及びこれらの駆動機構をキャリッ
ジに設け、文字の印字及び消去が可能な活字ホイール式
電子タイプライタは周知のものである。この種の電子タ
イプライタにおいては、印字リボンや消去リボンを装着
したホルダ部材を印字時に印字リボンが印字ハンマーに
対向する印字位置と消去時に消去リボンが印字ハンマー
に対向する消去位置とに亙って位置切換えするための位
置切換機構や印字ハンマー駆動機構や印字リボン巻取り
機構を夫々専用のモータで駆動するようになっている。
【0003】ところで、本願の発明者は、ホルダ部材の
位置切換機構や印字ハンマー駆動機構や印字リボン巻取
り機構及び消去リボン巻取り機構をキャリッジ本体に設
けた1台のモータで駆動するようにし、製作コストを低
減でき且つキャリッジをコンパクト化し得る電子タイプ
ライタを提案した。従って、この電子タイプライタにお
いては、前記モータの駆動軸に印字ハンマーを駆動する
為の印字用カムとホルダ部材を消去位置に上昇させる為
の上昇用カムとを一体的に設けるとともに、この上昇用
カムにホルダ部材を印字位置に保持する基準カムと、消
去位置に保持する外周カムと、これら基準カムと外周カ
ムとを連結した傾斜状の第1及び第2傾斜カムとを形成
し、更にこの上昇用カムに摺動する従動ピンをホルダ部
材に取付け、このモータの正転回動により従動ピンを基
準カムに摺動させてホルダ部材を印字位置に保持した状
態で、印字用カムとこの印字用カムに摺動するカムフォ
ロワとを介して印字ハンマーを印字動作させる一方、こ
のモータの所定角度の逆転回動及び正転回動により従動
ピンを第1及び第2傾斜カムを経て外周カムに摺動させ
てホルダ部材を消去位置に保持した状態で、消去動作さ
せるように構成されている。
【0004】しかも、消去動作後においては、モータの
逆転回動とホルダ部材の自重により従動ピンを外周カム
から第2傾斜カムを経て基準カムに摺動させてホルダ部
材を元の印字位置に下降させるようになっている。更
に、従動ピンと上昇用カムとの摺動抵抗が何らかの理由
により大きくなってホルダ部材がその自重だけでは元の
印字位置に下降しないときでも、従動ピンを第3カムに
強制的に従動するように案内して、ホルダ部材を元の印
字位置に確実に下降させる為の案内リブが上昇用カムに
設けられている。
【0005】更に、電源を投入したとき或いは印字リボ
ンや消去リボンや活字ホイールを交換する為にトップカ
バーを開閉したときには、印字動作や消去動作が実行さ
れないように、モータを逆転回動させて印字用カムをカ
ムフォロワに当接させ、その後モータを正転回動させて
カム体を正規の印字開始位置に復帰回転させるようにし
たモータに対する初期設定制御が実行されるようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、本願
発明者が提案した電子タイプライタにおいては、例えば
印字リボンを交換するためにトップカバーを開け、印字
リボンを収納したリボンカセットを上方へ持ち上げたと
き、これに伴ってホルダ部材が消去位置を越えて大きく
上方に揺動するとともに、モータの回転がフリーの状態
になっているので上昇用カムが何らかの理由で反印字方
向に回転可能であり、その結果リボンカセットの交換完
了時に従動ピンが案内リブ上に移動していたときには、
前記初期設定制御の実行により、先ず案内リブに沿って
初期設定位置まで移動し、その後モータの正転回動によ
り案内リブ上を逆移動して第2傾斜カムに移動する。従
って、従動ピンは初期設定後には第2傾斜カム上に位置
しており、その後においてモータの正転回動により印字
動作が実行されたにも拘わらず、従動ピンが外周カムを
摺動するので消去動作が実行されるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、カム従動子がカム体の何
れの位置に位置していても、ホルダ部材を印字位置に確
実に下降でき且つモータに対する初期設定が確実に行な
えるようにした印字装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印字装置
は、プラテンに沿って左右方向に往復移動駆動されるキ
ャリッジ本体に、活字ホイールと印字ハンマーとを設
け、キャリッジ本体に、印字リボンと消去リボンとをこ
の順序で上下方向に連ねて装着する為のホルダ部材を、
少なくとも、消去リボンが所定高さリフトアップして活
字ホイールに対向する消去位置とリフトアップせずに印
字リボンが活字ホイールに対向する印字位置とに亙って
回動可能にて位置切換自在に装着し、印字ハンマーを駆
動するモータを初期設定する為にモータの初期設定時に
キャリッジ側の係止部材で係止される係合部材をモータ
の出力軸に設け、ホルダ部材にカム従動子を設け、モー
タで回転駆動され且つカム従動子が上方より当接するカ
ム体であって、カム従動子を介してホルダ部材を印字位
置に保持する第1カムと、カム従動子を介してホルダ部
材を消去位置に保持する第2カムと、少なくとも正転方
向への回動によりカム従動子を第1カムから第2カムへ
案内し且つ逆転方向への回動によりカム従動子を第2カ
ムから第1カムへ案内する第3カムとを備えたカム体を
出力軸に設け、ホルダ部材を消去位置から印字位置へ下
降させるときにカム従動子を第3カムに従動するように
案内する案内部をカム体に設け、モータを逆転方向へ回
動させて係合部材を係止部材に当接させ次に正転方向へ
所定角度回動させるモータに対する初期設定制御を連続
して2回行なわせる制御手段を設けたものである。
【0009】
【作用】本発明に係る印字装置においては、制御手段に
よりモータに対する1回目の初期設定制御が実行された
とき、モータはその出力軸に設けられた係合部材がキャ
リッジ側の係止部材で係止される初期設定位置まで逆転
方向へ回動され、その後正転方向へ所定角度回動され
る。このとき、カム従動子がカム体の案内部上に位置し
ている場合、モータの逆転方向への回動によりカム従動
子は案内部上を移動した後、モータの正転方向への回動
により案内部を逆移動して第2カムに当接し、またカム
従動子がカム体の第2カム上に位置している場合、第2
カムから第3カムを経て第1カム上に移動した後、第1
カムに当接し、更にカム従動子が第1カム上に位置して
いる場合には同様に第1カムに当接している。ここで、
制御手段によりモータに対する2回目の初期設定制御が
実行されたとき、カム従動子が第2カム上に位置してい
る場合、第2カムから第3カムを経て第1カム上に移動
した後、第1カムに当接し、更にカム従動子が第1カム
上に位置している場合には同様に第1カムに当接してい
る。その結果、カム従動子はカム体の何れの位置に位置
していても確実に第1カムに当接するので、ホルダ部材
も確実に印字位置に下降され、同時にモータの初期設定
が完了している。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る印字装置によれば、〔作
用〕の項で説明したように、モータに対する初期設定制
御が連続して2回行なわれるので、カム従動子が特に案
内部上に位置しているときでも第1カムに確実に移動さ
れ、これによりホルダ部材を確実に印字位置に下降で
き、しかも同時にモータの初期設定を確実に行なわせる
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は1つの直流モータで印字動作とこ
れに伴う印字リボンの巻取り動作、消去動作とこれに伴
う消去リボンの巻取り動作を行なうようにした電子タイ
プライタに本発明を適用した場合のものである。図1・
図2に示すように、タイプライタ1のケーシングの内部
の左右両端には夫々側壁板(機枠)2が設けられ、その
1対の側壁板2間に配設されたプラテン3は、そのプラ
テン軸4の両端部近傍において両側壁板2に回転可能に
支持されるとともに、プラテン軸4の左端部に固着した
従動ギヤ(図示略)を介してラインフィードモータ(図
8参照)39及び図示外のプラテン駆動機構により回転
駆動される。
【0012】1対の側壁板2間には、更にガイド軸5と
側面視略U字状のガイド部材6とがプラテン3と平行に
配設されており、これらガイド軸5及びガイド部材6に
左右方向移動可能に支持されたキャリッジ7について、
図1〜図5に基いて説明する。ガイド軸5とガイド部材
6との間において、左右方向に所定距離隔てた板状で且
つ概ね矩形状の1対のメインフレーム8が前後方向向き
に配設され、これら両メインフレーム8は、ガイド軸5
に左右方向移動可能且つ回転可能に支持された支持部材
9の第1支持部10及び第2支持部11の上端部であっ
て、両メインフレーム8間にスペーサとして挿入された
これら両支持部10・11の上端部に外側からピン12
・13で夫々固着されている。尚、これら1対のメイン
フレーム8でキャリッジ本体14が構成されている。
【0013】次に、印字機構15について説明すると、
右側のメインフレーム8には直流モータ16がそれ自身
の回転を防止した状態で支持され、このモータ16の駆
動軸17は両メインフレーム8を夫々挿通して左方へ延
び、この駆動軸17にはモータ16側から、両メインフ
レーム8の内側に位置し側面視略巴形状の印字用カム1
8と、モータ16の回転速度を検出する為のエンコーダ
ディスク19と、印字リボンPRをステップ送りする為
のリボン供給用カム22とホルダ部材32を消去位置に
上昇駆動する為の上昇用カム(カム体に相当)21とが
夫々固着されている。尚、印字用カム18とリボン供給
用カム22と上昇用カム21とでカム体20が構成さ
れ、リボン供給用カム22と上昇用カム21とは一体的
に形成されている。また、図1に印字用カム18の印字
開始位置を点線で示し、原点設定位置を2点鎖線で示
す。
【0014】前記エンコーダディスク19の外周部には
図4に示すように、複数のスリット19aがそのスリッ
ト幅と同寸法の間隔毎に環状に形成され、これら複数の
スリット19aの各々を検出する為のフォトインタラプ
タ36が左側のメインフレーム8に固着されている。即
ち、このフォトインタラプタ36はエンコーダディスク
19の回転により移動するスリット19aの各エッジを
検出する毎にスリット信号を制御装置Cの入出力インタ
ーフェイス85に出力する。また、カム体20が初期設
定位置に回動したときにフォトインタラプタ36に対応
するエンコーダディスク19の外周部の部分には、カム
体20の初期設定時にカム体20が微妙に振動(チャタ
リング)して、フォトインタラプタ36がこのチャタリ
ングによる不要なスリット信号を出力しないように、2
つ分のスリット19aを設けていない非検出部19bが
形成されている。
【0015】両メインフレーム8の後端部の上端部に
は、側面視略く字状の回動レバー23の中央部とリンク
24の下端部とが夫々ピン25・26で回動可能に枢支
され、プラテン3に対向するように前後方向向きに配設
された印字ハンマー27はその後端部でリンク24の上
端部に回動可能に枢着されるとともに、前後方向の中央
部で回動レバー23の上端部に回動可能に枢着されてい
る。更に、回動レバー23の前端部にはカムフォロワ2
8が回転可能に枢着され、このカムフォロワ28が印字
用カム18の外側の湾曲状カム面に常に当接するように
回動レバー23の上端部とリンク24の下端部とに引っ
張りバネ29が張架されている。
【0016】ところで、前記カムフォロワ28は、モー
タ16の初期設定時には係止部材として作用し、印字用
カム18の内側の湾曲状凹部には、図4に示すようにモ
ータ16の初期設定時にカムフォロワ28で係止される
係合部(係合部材)18aが形成されている。尚、符号
30はホイール駆動モータ(図8参照)37及び図示外
のホイール駆動機構により回転駆動されるディジーホイ
ールであり、符号31は印字リボンPRを収納したリボ
ンカセットであり、符号32はリボンカセット31を載
置するとともに、ガイド軸5に左右方向移動自在に枢支
された補助フレーム33に支持軸34を介して上下に揺
動可能なホルダ部材である。前記キャリッジ7はキャリ
ッジ駆動モータ(図8参照)38及び図示外の駆動機構
により駆動ワイヤを介してプラテン3に沿って左右方向
に往復移動駆動される。
【0017】前記印字用カム18の外側の湾曲状カム面
は図4に示すように、カムフォロワ28が摺動する摺動
範囲において、その略前半部分では半径拡大率が大きく
なっており、印字ハンマー27がプラテン3を打撃する
ときにカムフォロワ28が摺動する打撃部分を含むその
略後半部分では半径拡大率が微少になっている。しか
も、印字用カム18には、印字ハンマー27の打撃後に
おいてもカムフォロワ28がこのカム面から外れないよ
うに、摺動範囲より所定長さだけ湾曲状カムが延出され
ている。
【0018】従って、モータ16が図1にて印字開始位
置から印字方向Pに所定角度だけ高速で回転されると、
カムフォロワ28が印字用カム18の湾曲状カム面に沿
って上昇するので、回動レバー23が反時計回転方向に
回動し、印字ハンマー27はディジーホイール30の活
字及び印字リボンPRを介してプラテン3に押圧する。
【0019】前記両メインフレーム8の上端部の外側に
は前後方向に延びる調節用プレート41が夫々配設さ
れ、両調節用プレート41の前端部には各メインフレー
ム8に形成された長円孔8aを挿通した支軸42が固着
されている。一方、前記支軸42に後端部が回動可能に
枢支された当接部材44の前端部にはガイド部材6の後
端部に摺接自在に係合する係合部44aが設けられてい
る。
【0020】次に、文字消去時に消去リボンCRを印字
ハンマー27に対向させるためにホルダ部材32を印字
位置から消去位置に上昇させる消去機構50について、
図1〜図5に基いて説明する。前記上昇用カム21とリ
ボン供給用カム22とは一体的なカム体として形成され
ており、このカム体の左側に形成された上昇用カム21
には、図5に示すように、このカム21の中心から等半
径を有する基準カム21a(第1カム)と、この基準カ
ム21aから連続して半径拡大方向に延びる第1傾斜カ
ム面21bと、この第1傾斜カム面21bに途中部にお
いて連なり且つ外周カム面21d(第2カム)に連なる
第2傾斜カム面21cと、この第2傾斜カム面21cの
右端部から半径拡大方向に延びる薄肉状の案内壁21e
であってこのカム21の左端面21fから案内壁21e
の薄肉状左端部21gに亙って徐々に肉厚が減少する案
内壁21eと、この案内壁21eの外周に沿って案内壁
21eより左端面21f側へ突出状に形成された案内リ
ブ21hであって案内壁21eから半径が縮小する方向
に左端面21fまで延びた案内リブ21hとが形成され
ている。尚、第1傾斜カム面21bと第2傾斜カム面2
1cとが第3カムに相当し、案内リブ21hが案内部に
相当する。
【0021】更に、この上昇用カム21に当接する従動
ピン(カム従動子)52は、ホルダ部材32の左端部の
側壁32aに上端部が固着された支持部材51の下端部
に左右方向移動可能に支持され、コイルバネ53により
常に右方へ弾性付勢されている。この従動ピン52は、
印字開始時には図4に示すようにそのピン先端部を基準
カム21aに上方から当接させてホルダ部材32を図1
に示す印字位置(基準揺動位置)に支持するとともに、
前記左端面21fに左方から当接させている。即ち、ホ
ルダ部材32の上下揺動量はこの従動ピン52の上下方
向の移動量により決定される。ここで、印字開始時にお
ける印字用カム18と上昇用カム21と従動ピン52と
の位置関係を図4に示す。但し、この印字開始時の従動
ピン52の位置を従動ピン位置52(P0)とする。
【0022】従って、図4・図6に示すように印字開始
時のカム体20の位相角を0°(このときの従動ピン5
2の位置を従動ピン位置52(P0))としたとき、印
字動作のときには、モータ16の正転回動によりカム体
20が位相角0°から印字方向Pに回転されて印字ハン
マー27により印字リボンPRを介して印字され、モー
タ16の逆転回動によりカム体20が位相角0°に復帰
する。
【0023】一方、消去動作のときには、先ずモータ1
6の逆転回動によりカム体20が位相角0°から印字方
向Pと反対方向(反印字方向という)に約55°(以
下、位相角−55°という)だけ回転したとき、従動ピ
ン52は従動ピン位置52(P0)から第1傾斜カム面
21bにより上方へ移動するのでホルダ部材32もその
上方への移動距離に応じて上方に揺動する。そして、モ
ータ16の正転回動によりカム体20がこの位相角−5
5°から位相角0°に亙って印字方向Pに回転したと
き、従動ピン52は第2傾斜カム面21c上の従動ピン
位置52(P1)を経た後、外周カム面21dに到達し
た従動ピン位置52(P2)に移動する。即ち、ホルダ
部材32は、消去リボンCRが印字ハンマー27に対向
する消去位置に切換えられる。
【0024】そして、ここでカム体20がこの位相角0
°から印字方向Pに回転して消去動作の実行後、カム体
20が反印字方向に位相角−90°まで回転したとき、
従動ピン52は従動ピン位置52(P2)、52(P
1)、52(P3)を経て、図7に示すようにカム体2
0の初期設定位置と同様の基準カム21a上の従動ピン
位置52(P4)に到達する。更に、カム体20が位相
角0°まで印字方向Pに回転して、従動ピン52は従動
ピン位置52(P0)に移動する。
【0025】ここで、何らかの理由により従動ピン52
が第2傾斜カム面21cを従動できずに、従動ピン位置
52(P8)に移動した場合でも、カム体20の反印字
方向への回転と案内リブ21hにより案内されて、従動
ピン52には矢印Qで示すように、従動ピン位置52
(P4)に向かう移動力が作用し、従動ピン52は第2
傾斜カム面21cに略従動して従動ピン位置52(P
4)に到達する。
【0026】ここで、印字動作毎に印字リボンPRを所
定量分だけ巻取りスプールに巻取る印字リボン巻取り機
構及び消去時に消去リボンCRを所定量分だけ巻取りス
プールに巻取る消去リボン巻取り機構が設けられている
が、本発明に直接関係しないので、その説明を省略す
る。尚、符号61は印字リボンPRの巻取りスプール6
7に連結されたラチェット、符号76は消去リボンCR
を巻装した供給スプール、符号77は消去リボンCRの
巻取りスプール、符号78は巻取りスプール77に連結
されたラチェットである。
【0027】次に、電子タイプライタ1の制御系は図8
のブロック図に示すように構成されている。前記モータ
16は、PWM(パルス幅変調)制御によりその回転数
を変更するように構成されている。即ち、制御装置C
は、フォトインタラプタ36から入力したスリット信号
を用いて、設定された回転速度となるように所定時間内
におけるモータ16へ駆動電流を供給する時間の割合、
即ちデューティ比を決定し、そのデューティ比のパルス
信号が駆動回路81へ供給され、そのパルス信号に対応
する駆動電流がモータ16へ出力される。
【0028】制御装置CはCPU87と、CPU87に
データバスなどのバス86を介して接続された入出力
(I/O)インターフェイス85、ROM88及びRA
M89とから構成されている。ROM88には、印字動
作や消去動作を実行する為にモータ16を駆動する駆動
制御プログラム、印字動作や消去動作に連動して各モー
タ37〜39を駆動する駆動制御プログラム、カム体2
0の初期設定制御の制御プログラムなどが格納されてい
る。RAM89には、タイプライタの制御上必要なデー
タやCPU87の演算結果を一時的に格納するバッフ
ァ、入力されたスリット信号を初期設定位置から順次カ
ウントする為のカウンタ及びポインタなどの種々のメモ
リが設けられている。
【0029】次に、タイプライタ1の制御装置Cで行な
われるモータ16つまりカム体20に対する初期設定制
御のルーチンについて、図9のフローチャートに基いて
説明する。尚、図中、Si(i=10、11、12・・
・)は各ステップである。また、この制御には、S10
〜S15からなる1回目の初期設定処理制御とS16〜
S24からなる2回目の初期設定処理制御とが含まれて
いる。このタイプライタ1に電源が投入されたときやデ
ィジーホイール30或いはリボンカセット31を交換す
るためにトップカバー(図示略)が開閉されたとき、モ
ータ16に対する初期設定指令が出力されてこの制御が
開始され、先ずスリット信号が1.0msec 毎に入力される
回転速度となるように、デューティ比が最大に近い値
(例えば、約80%)となるまでデューティ比を制御し
ながらモータ16が連続して逆転駆動される(S10・
S11:No)。ここで、図6に示すように、従動ピン
52が基準カム21a上に位置しているときには、従動
ピン位置52(P0)、第1傾斜カム面21b、第2傾
斜カム面21c、従動ピン位置52(P3)を経て従動
ピン位置52(P4)へ移動する。また、従動ピン52
が外周カム面21d上に位置しているときには、従動ピ
ン位置52(P2)、第2傾斜カム面21c、従動ピン
位置52(P3)を経て従動ピン位置52(P4)へ移
動する。
【0030】ところで、例えばリボンカセット31の交
換時に、リボンカセット31を上方へ持ち上げたとき、
ホルダ部材32が消去位置を越えて大きく上方に揺動す
るとともに、モータ16の回転がフリーの状態になって
いるのでカム体20が何らかの理由で反印字方向に回転
可能であり、その結果リボンカセット31の交換完了時
に従動ピン52が案内リブ21h上の従動ピン位置52
(P5)に移動していたときには、従動ピン52は案内
リブ21hに沿って従動ピン位置52(P6)に移動す
る。従って、従動ピン52が何れの従動ピン位置52
(P4・P6)であっても、図6・図7に示すように印
字用カム18の係合部18aがカムフォロワ28で係止
されたカム体20の初期設定位相角のときには、印字用
カム18が反印字方向に回転できなくなってデューティ
比が最大に近い値まで増大したとき(S11:Ye
s)、パルス信号のデューティ比を100%として供給
可能な最大駆動電流I(約2.8A)でモータ16が更
に逆転駆動される(S12)。
【0031】しかし、このとき、印字用カム18が駆動
系の何らかの支障により実際に初期設定位置に到達して
いないで反印字方向に回転して、スリット信号が入力さ
れたときには(S13:Yes)、S10〜S13が繰
り返されるが、S12において印字用カム18が初期設
定位置に確実に到達しているときにはスリット信号が入
力されなくなり(S13:No)、RAM89のカウン
タのカウンタ値Nが「0」にセットされる(S14)。
ここで、カム体20の初期設定時に係合部18aがカム
フォロワ28で係止されるときの衝撃でカム体20つま
りエンコーダディスク19が微妙に振動しても、フォト
インタラプタ36に対応するエンコーダディスク19に
は非検出部19bが設けられているので、フォトインタ
ラプタ36は不要なスリット信号を出力せず、カム体2
0の初期設定をスムーズに且つ確実に行なうことができ
る。
【0032】次に、モータ16が正転駆動されるのに伴
ってスリット信号が入力される毎にカウント値Nがイン
クリメントされるが、このカウント値Nがカム体20の
印字開始位置(位相角0°)に対応するカウント値NP
になるまで、スリット信号が2.5msec 毎に入力される回
転速度となるように、デューティ比を制御しながらモー
タ16が連続して正転駆動される(S15)。即ち、従
動ピン52が従動ピン位置52(P6)のときには、従
動ピン位置52(P5)を経て矢印Rで示すように案内
リブ21hの後端部を通過して従動ピン位置52(P
2)に移動する。また、従動ピン52が従動ピン位置5
2(P4)のときには、基準カム21a上を移動して従
動ピン位置52(P0)に移動する。
【0033】次に、前記S10〜S14と同様にS16
〜S20が実行される。即ち、従動ピン52が従動ピン
位置52(P2)のときには、前述したように第2傾斜
カム面21c、従動ピン位置52(P3)を経て従動ピ
ン位置52(P4)へ移動する。また、従動ピン52が
従動ピン位置52(P0)に位置しているときには、前
述したように、第1傾斜カム面21b、従動ピン位置5
2(P3)を経て従動ピン位置52(P4)へ移動す
る。次に、カウント値Nがカウント値NP よりも「1
0」だけ多くなるまで、スリット信号が2.5msec 毎に入
力される回転速度となるように、デューティ比を制御し
ながらモータ16が連続して正転駆動される(S2
1)。カウント値NがN=NP +10となったとき、従
動ピン52が従動ピン位置52(P0)を幾分通過した
位置に移動しており、ブレーキコマンドの指令によりモ
ータ16は駆動回路81を介してその逆起電力でブレー
キ作動されて停止する(S22)。更に、カウント値N
がN=NP +7になるまでスリット信号が2.5msec 毎に
入力される回転速度となるように、デューティ比を制御
しながらモータ16が連続して逆転駆動され(S2
3)、カウント値NがN=NP +7となったとき、再度
ブレーキコマンドの指令によりモータ16はブレーキ作
動され、カム体20は略印字開始位置つまり従動ピン5
2が従動ピン位置52(P0)に正確に停止する(S2
4)。
【0034】以上説明したように、モータ16に対する
初期設定制御が連続して2回行なわれるので、従動ピン
52が特に案内リブ21h上に位置しているときでも基
準カム21aに確実に移動され、これによりホルダ部材
32を確実に印字位置に下降でき、しかも同時にモータ
16の初期設定を確実に完了させることができる。
【0035】ここで、カム体20の初期設定制御を図1
0に示すように、S100〜S104を前記初期設定制
御の先頭部分に追加して変更し、印字時或いは消去時に
印字用カム18が印字ハンマー27の打撃後反印字方向
へ復帰回転不能になったときでも、カム体20を初期設
定制御できるように構成するようにしてもよい。即ち、
前述したように、印字用カム18の打撃部分に対応する
カム形状は、カム面の半径拡大率が微少となる形状なの
で、印字或いは消去時に印字ハンマー27の打撃によ
り、印字用カム18のカム面にはカムフォロワ28を介
して大きな抵抗力を受け、この抵抗力の為に印字用カム
18が所謂食い込みの状態となって反印字方向へ復帰回
転不能になることがある。この状態のときには、制御装
置Cにより「エラー」が検出されてこの初期設定制御が
開始される。
【0036】この制御が開始されると、先ず前記実施例
の初期設定制御のS10〜S12と同様にS100〜S
102が実行されるが、この制御の実行にも拘わらず、
印字用カム18の食い込み状態が継続されていてスリッ
ト信号が入力されないときには(S103:No)、約
10msec間だけモータ16の駆動が停止される(S10
4)。従って、このモータ16の駆動停止により、印字
用カム18に作用する抵抗力が印字用カム18を回転さ
せる回転力つまり引っ張り力よりも小さくなり、印字用
カム18の食い込み状態を解除できる場合が多い。そし
て、この食い込み状態が解除された後、S10以降の制
御により実際の初期設定制御が実行される。
【0037】尚、前記カム体20をモータ16によりギ
ヤ機構を介して間接的に回転駆動することも可能であ
る。尚、前記上昇用カム21は本実施例の形状に限るも
のではなく、1つ又は複数の種々のカムを組み合わせて
構成することも可能である。更に、上昇用カム21に形
成した案内リブ21hについても、種々の形状及び構成
を用いることが可能である。尚、モータ16の初期設定
時に、係合部18aをキャリッジ本体14に設けた種々
の係止部材に当接させるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子タイプライタの内部機構の側面図である。
【図2】図1の2矢視図である。
【図3】電子タイプライタの内部機構の部分正面図であ
る。
【図4】カム体が印字開始位置のときのキャリッジ本体
の側面図である。
【図5】上昇用カムの斜視図である。
【図6】従動ピンの運動曲線を示す図である。
【図7】カム体が初期設定位置のときの図4相当図であ
る。
【図8】印字装置の制御系のブロック図である。
【図9】カム体の初期設定制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図10】変形例に係るカム体の初期設定制御のルーチ
ンの概略フローチャートである。
【符号の説明】
1 電子タイプライタ 3 プラテン 5 ガイド軸 6 ガイド部材 7 キャリッジ 14 キャリッジ本体 16 直流モータ 18 印字用カム 18a 係合部 20 カム体 21 上昇用カム 21a 基準カム 21b 第1傾斜カム面 21c 第2傾斜カム面 21d 外周カム面 21h 案内リブ 27 印字ハンマー 28 カムフォロワ 30 ディジーホイール 32 ホルダ部材 36 フォトインタラプタ 52 従動ピン 87 CPU 88 ROM 89 RAM C 制御装置 PR 印字リボン CR 消去リボン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに沿って左右方向に往復移動駆
    動されるキャリッジ本体に、活字ホイールと印字ハンマ
    ーとを設け、 キャリッジ本体に、印字リボンと消去リボンとをこの順
    序で上下方向に連ねて装着する為のホルダ部材を、少な
    くとも、消去リボンが所定高さリフトアップして活字ホ
    イールに対向する消去位置とリフトアップせずに印字リ
    ボンが活字ホイールに対向する印字位置とに亙って回動
    可能にて位置切換自在に装着し、 前記印字ハンマーを駆動するモータを初期設定する為に
    モータの初期設定時にキャリッジ側の係止部材で係止さ
    れる係合部材をモータの出力軸に設け、 前記ホルダ部材にカム従動子を設け、 前記モータで回転駆動され且つカム従動子が上方より当
    接するカム体であって、前記カム従動子を介してホルダ
    部材を印字位置に保持する第1カムと、カム従動子を介
    してホルダ部材を消去位置に保持する第2カムと、少な
    くとも正転方向への回動によりカム従動子を第1カムか
    ら第2カムへ案内し且つ逆転方向への回動によりカム従
    動子を第2カムから第1カムへ案内する第3カムとを備
    えたカム体を前記出力軸に設け、 前記ホルダ部材を消去位置から印字位置へ下降させると
    きにカム従動子を第3カムに従動するように案内する案
    内部をカム体に設け、 前記モータを逆転方向へ回動させて係合部材を係止部材
    に当接させ次に正転方向へ所定角度回動させるモータに
    対する初期設定制御を連続して2回行なわせる制御手段
    を設けたことを特徴とする印字装置。
JP10041591A 1991-04-04 1991-04-04 印字装置 Pending JPH05131721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10041591A JPH05131721A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10041591A JPH05131721A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05131721A true JPH05131721A (ja) 1993-05-28

Family

ID=14273354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10041591A Pending JPH05131721A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05131721A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4616945A (en) Correction feed mechanism in a correction tape cartridge
JPH0253233B2 (ja)
US4395149A (en) Ribbon drive mechanism
JPH05131721A (ja) 印字装置
US5250885A (en) Servo motor control device
JPS625874A (ja) 印字装置
US5024545A (en) Multi-impact character erasing apparatus with control of correction ribbon feed
US5244289A (en) Printer having device for adjusting print hammer stroke
US5171094A (en) Printing apparatus having high impact erasing mechanism
JPS61279573A (ja) 印字装置
US5350247A (en) Printer having erasing mechanism for repeated erasure
JPH04307283A (ja) 印字装置
JPH025970Y2 (ja)
JPS5978883A (ja) 印字装置
JPH04372590A (ja) モータ制御装置
JPH04235082A (ja) 印字装置
EP0273751A2 (en) Print and correction ribbon mechanism for a typewriter
JPH04334467A (ja) 印字装置
JPH061046A (ja) 印字装置
JPH0624095A (ja) 印字装置
JPH04345874A (ja) 印字装置
JPH04124666U (ja) 印字装置
JPH0397579A (ja) 印字装置の自動紙厚調整機構
JPS625872A (ja) 電子タイプライタ
JP2592230B2 (ja) プリンタ