JPH04307283A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH04307283A
JPH04307283A JP10041491A JP10041491A JPH04307283A JP H04307283 A JPH04307283 A JP H04307283A JP 10041491 A JP10041491 A JP 10041491A JP 10041491 A JP10041491 A JP 10041491A JP H04307283 A JPH04307283 A JP H04307283A
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JP
Japan
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cam
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erasing
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ribbon
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Pending
Application number
JP10041491A
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English (en)
Inventor
Toyoki Sasaki
豊紀 佐々木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は活字ホイール式印字装置
に関し、特に文字消去時に印字リボンと消去リボンとを
装着したホルダ部材を印字位置から上方に揺動させて消
去し、消去動作の終了時に下方へ揺動させて消去リボン
をステップ送りするようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字ハンマーや活字ホイールや印
字リボンや消去リボン及びこれらの駆動機構をキャリッ
ジに設け、文字の印字及び消去が可能な活字ホイール式
電子タイプライタは周知のものである。この種の電子タ
イプライタにおいては、印字リボンや消去リボンを装着
したホルダ部材を印字時に印字リボンが印字ハンマーに
対向する印字位置と消去時に消去リボンが印字ハンマー
に対向する消去位置とに亙って位置切換えするための位
置切換機構や印字ハンマー駆動機構や印字リボン巻取り
機構を夫々専用のモータで駆動するようになっている。
【0003】ところで、本願の発明者は、ホルダ部材の
位置切換機構や印字ハンマー駆動機構や印字リボン巻取
り機構及び消去リボン巻取り機構をキャリッジ本体に設
けた1台のモータで駆動するようにし、製作コストを低
減でき且つキャリッジをコンパクト化し得る電子タイプ
ライタを提案した。従って、この電子タイプライタにお
いては、前記モータの駆動軸に印字ハンマーを駆動する
為の印字用カムとホルダ部材を消去位置に上昇させる為
の上昇用カムとを一体的に設けるとともに、この上昇用
カムにホルダ部材を印字位置に保持する基準カムと、消
去位置に保持する外周カムと、これら基準カムと外周カ
ム面とを連結した傾斜状の第1及び第2傾斜カムとを形
成し、更にこの上昇用カムに摺動する従動ピンをホルダ
部材に取付け、このモータの正転回動により従動ピンを
基準カムに摺動させてホルダ部材を印字位置に保持した
状態で、印字用カムを介して印字ハンマーを印字動作さ
せる一方、このモータの所定角度の逆転回動及び正転回
動により従動ピンを第1及び第2傾斜カムを経て外周カ
ムに摺動させてホルダ部材を消去位置に保持した状態で
、消去動作させるように構成されている。
【0004】しかも、消去動作後においては、モータの
逆転回動とホルダ部材の自重により従動ピンを外周カム
から第2傾斜カムを経て基準カムに摺動させてホルダ部
材を元の印字位置に下降させるようになっている。更に
、このホルダ部材が元の印字位置に下降するときに、ホ
ルダ部材に設けた消去リボン巻取りスプールのラチェッ
ト歯をキャリッジ本体側に設けた送り爪で1歯分だけ回
転させて、消去リボンを所定量ステップ送りするように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、本願
発明者が提案した電子タイプライタにおいては、消去動
作後にモータを逆転回動させてホルダ部材の自重により
、従動ピンを外周カムから第2傾斜カムを経て基準カム
に摺動させてホルダ部材を元の印字位置に下降させなが
ら、送り爪や消去リボン巻取りスプールのラチェットを
介して消去リボンをステップ送りさせるときに、例えば
消去リボンが供給スプールに多数回巻装されているよう
な場合、ホルダ部材の自重により送り爪でこのラチェッ
ト歯を回転させて消去リボンを巻取る巻取り力よりも消
去リボンによる供給スプールの回転抵抗が大きくなって
、ホルダ部材は、送り爪がラチェット歯に係合した状態
つまり印字位置に完全に下降しない状態で保持される。 その結果、その後においてモータの正転回動により印字
動作が実行されたにも拘わらず、従動ピンが外周カムを
摺動するので消去動作が実行されるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、消去動作の終了時に消去
リボンを確実にステップ送りでき且つホルダ部材を消去
位置から印字位置に確実に下降させ得るようにした印字
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印字装置は
、プラテンに沿って左右方向に往復移動駆動されるキャ
リッジ本体に、活字ホイールと印字ハンマーとを設け、
キャリッジ本体に、印字リボンと消去リボンとをこの順
序で上下方向に連ねて装着する為のホルダ部材を、消去
リボンが所定高さリフトアップして活字ホイールに対向
する消去位置とリフトアップせずに印字リボンが活字ホ
イールに対向する印字位置とに亙って回動可能にて位置
切換自在に装着し、ホルダ部材とキャリッジ本体とにホ
ルダ部材の消去位置から印字位置への下降時に消去リボ
ンをステップ送りする消去リボン巻取り機構を設け、ホ
ルダ部材にカム従動子を設け、このカム従動子がその周
面を摺動することによりホルダ部材が印字位置に保持さ
れる第1カムと、カム従動子がその周面を摺動すること
によりホルダ部材が消去位置に保持される第2カムと、
モータの少なくとも正転方向への回動によりカム従動子
を第1カムから第2カムへ案内するとともにモータの逆
転方向への回動によりカム従動子を第2カムから第1カ
ムへ案内する第3カムとを備えたカム体であってモータ
で回転駆動されるカム体をキャリッジ本体に設け、消去
位置に上昇したホルダ部材を印字位置へ下降させるとき
にカム従動子を第3カムに従動するように案内する案内
部をカム体に設けたものである。
【0008】
【作用】本発明に係る印字装置においては、消去動作の
ときには、キャリッジ本体に設けたモータの回転駆動に
よりカム体が少なくとも正転方向へ回動されて、ホルダ
部材に設けたカム従動子は第1カムから第3カムを経て
第2カムの周面に案内され、このときホルダ部材は、消
去リボンが活字ホイールに対向する消去位置にリフトア
ップされる。一方、消去動作の終了時には、モータの回
転駆動によりカム体が逆転方向へ回動されて、カム従動
子は第2カムから第3カムを経て第1カムの周面に案内
され、このときホルダ部材は自重により、印字リボンが
活字ホイールに対向する印字位置に下降する。しかも、
このホルダ部材の印字位置への下降時に、消去リボンが
消去リボン巻取り機構によりステップ送りされる。この
とき、ホルダ部材の自重による下降動作に伴って、消去
リボン巻取り機構により消去リボンを巻取るときの巻取
り抵抗が大きくて消去リボンをステップ送りできない場
合でも、カム従動子はカム体の逆転方向への回動とカム
体に設けた案内部とにより第3カムに従動するように案
内されて、第2カムから第3カムを経て第1カムに確実
に当接するので、ホルダ部材は印字位置に確実に下降す
るとともに、消去リボン巻取り機構を介して消去リボン
が強制的にステップ送りされる。その結果、ホルダ部材
は印字位置に保持され、その後の印字指令のときには印
字動作が実行される。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る印字装置によれば、〔作用
〕の項で説明したように、消去動作の終了時には、カム
体の逆転回動及びカム体に設けた案内部によりカム従動
子は第3カムに従動して第1カムに確実に案内されるの
で、消去リボン巻取り機構により消去リボンを巻取る巻
取り抵抗の如何に拘わらず、消去リボンを確実にステッ
プ送りでき、且つホルダ部材を確実に印字位置に下降さ
せることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は1つの直流モータで印字動作とこ
れに伴う印字リボンの巻取り動作、消去動作とこれに伴
う消去リボンの巻取り動作を行なうようにした電子タイ
プライタに本発明を適用した場合のものである。図1・
図2に示すように、タイプライタ1のケーシングの内部
の左右両端には夫々側壁板(機枠)2が設けられ、その
1対の側壁板2間に配設されたプラテン3は、そのプラ
テン軸4の両端部近傍において両側壁板2に回転可能に
支持されるとともに、プラテン軸4の左端部に固着した
従動ギヤ(図示略)を介してラインフィードモータ(図
14参照)39及び図示外のプラテン駆動機構により回
転駆動される。
【0011】1対の側壁板2間には、更にガイド軸5と
側面視略U字状のガイド部材6とがプラテン3と平行に
配設されており、これらガイド軸5及びガイド部材6に
左右方向移動可能に支持されたキャリッジ7について、
図1〜図5に基いて説明する。ガイド軸5とガイド部材
6との間において、左右方向に所定距離隔てた板状で且
つ概ね矩形状の1対のメインフレーム8が前後方向向き
に配設され、これら両メインフレーム8は、ガイド軸5
に左右方向移動可能且つ回転可能に支持された支持部材
9の第1支持部10及び第2支持部11の上端部であっ
て、両メインフレーム8間にスペーサとして挿入された
これら両支持部10・11の上端部に外側からピン12
・13で夫々固着されている。尚、これら1対のメイン
フレーム8でキャリッジ本体14が構成されている。
【0012】次に、印字機構15について説明すると、
右側のメインフレーム8には直流モータ16がそれ自身
の回転を防止した状態で支持され、このモータ16の駆
動軸17は両メインフレーム8を夫々挿通して左方へ延
び、この駆動軸17にはモータ16側から、両メインフ
レーム8の内側に位置し側面視略巴形状の印字用カム1
8と、モータ16の回転速度を検出する為のエンコーダ
ディスク19と、印字リボンPRをステップ送りする為
のリボン供給用カム22とホルダ部材32を消去位置に
上昇駆動する為の上昇用カム21とが夫々固着されてい
る。尚、印字用カム18とリボン供給用カム22と上昇
用カム21とでカム体20が構成され、リボン供給用カ
ム22と上昇用カム21とはカム体として一体的に形成
されている。また、図1に印字用カム18の印字開始位
置を点線で示し、原点設定位置を2点鎖線で示す。
【0013】前記エンコーダディスク19の外周部には
図4に示すように、複数のスリット19aがそのスリッ
ト幅と同寸法の間隔毎に環状に形成され、これら複数の
スリット19aの各々を検出する為のフォトインタラプ
タ36が左側のメインフレーム8に固着されている。即
ち、このフォトインタラプタ36はエンコーダディスク
19の回転により移動するスリット19aの各エッジを
検出する毎にスリット信号を制御装置Cの入出力インタ
ーフェイス85に出力する。
【0014】両メインフレーム8の後端部の上端部には
、側面視略く字状の回動レバー23の中央部とリンク2
4の下端部とが夫々ピン25・26で回動可能に枢支さ
れ、プラテン3に対向するように前後方向向きに配設さ
れた印字ハンマー27はその後端部でリンク24の上端
部に回動可能に枢着されるとともに、前後方向の中央部
で回動レバー23の上端部に回動可能に枢着されている
。更に、回動レバー23の前端部にはカムフォロワ28
が回転可能に枢着され、このカムフォロワ28が印字用
カム18のカム面に常に当接するように回動レバー23
の上端部とリンク24の下端部とに引っ張りバネ29が
張架されている。尚、符号30はホイール駆動モータ(
図14参照)37及び図示外のホイール駆動機構により
回転駆動されるディジーホイールであり、符号31は印
字リボンPRを収納したリボンカセットであり、符号3
2はリボンカセット31を載置するとともに、ガイド軸
5に左右方向移動自在に枢支された補助フレーム33に
支持軸34を介して上下に揺動可能なホルダ部材である
。前記キャリッジ7はキャリッジ駆動モータ(図14参
照)38及び図示外の駆動機構により駆動ワイヤを介し
てプラテン3に沿って左右方向に往復移動駆動される。
【0015】従って、モータ16が図1にて印字開始位
置から印字方向Pに所定角度だけ高速で回転されると、
カムフォロワ28が印字用カム18のカム面に沿って上
昇するので、回動レバー23が反時計回転方向に回動し
、印字ハンマー27はディジーホイール30の活字及び
印字リボンPRを介してプラテン3に押圧する。
【0016】ここで、印字ハンマー27からプラテン3
までのストロークを調節できるように、1対の調節用プ
レート41をメインフレーム8に固定する調節式固定機
構について、図1〜図2・図4に基いて簡単に説明する
と、両メインフレーム8の上端部の外側には前後方向に
延びる調節用プレート41が夫々配設され、両調節用プ
レート41の前端部には各メインフレーム8に形成され
た長円孔8aを挿通した支軸42が固着され、また両調
節用プレート41の後端部には長円孔41aが夫々形成
されており、両メインフレーム8と両調節用プレート4
1とはこれら両長円孔41aを挿通したビス43で螺着
されている。一方、前記支軸42に後端部が回動可能に
枢支された当接部材44の前端部にはガイド部材6の後
端部に摺接自在に係合する係合部44aが設けられてい
る。
【0017】従って、ビス43を緩めた後、メインフレ
ーム8に形成した基準孔8bを調節用プレート41に形
成した切欠き41bの基準位置に対して後方或いは前方
へ移動させて、印字ハンマーストロークを調節すること
ができる。
【0018】次に、文字消去時に消去リボンCRを印字
ハンマー27に対向させるためにホルダ部材32を印字
位置から消去位置に上昇させる消去機構50について、
図1〜図5に基いて説明する。前記上昇用カム21とリ
ボン供給用カム22とは一体的なカム体として形成され
ており、このカム体の左側に形成された上昇用カム21
には、このカム21の中心から等半径を有する基準カム
21a(第1カム)と、この基準カム21aから連続し
て半径拡大方向に延びる第1傾斜カム面21bと、この
第1傾斜カム面21bに途中部において連なり且つ外周
カム面21d(第2カム)に連なる第2傾斜カム面21
cと、この第2傾斜カム面21cの右端部から半径拡大
方向に延びる薄肉状の案内壁21eであってこのカム2
1の左端面21fから案内壁21eの薄肉状左端部21
gに亙って徐々に肉厚が減少する案内壁21eと、この
案内壁21eの外周に沿って案内壁21eより左端面2
1f側へ突出状に形成された案内リブ21hであって案
内壁21eから半径が縮小する方向に左端面21fまで
延びた案内リブ21hとが形成されている。尚、第1傾
斜カム面21bと第2傾斜カム面21cとが第3カムに
相当し、案内リブ21hが案内部に相当する。
【0019】更に、この上昇用カム21に当接する従動
ピン(カム従動子)52は、ホルダ部材32の左端部の
側壁32aに上端部が固着された支持部材51の下端部
に左右方向移動可能に支持され、コイルバネ53により
常に右方へ弾性付勢されている。この従動ピン52は、
印字開始時には図4に示すようにホルダ部材32の自重
により、そのピン先端部を基準カム21aに上方から当
接させてホルダ部材32を図1に示す印字位置(基準揺
動位置)に支持するとともに、前記左端面21fに左方
から当接させている。即ち、ホルダ部材32の上下揺動
量はこの従動ピン52の上下方向の移動量により決定さ
れる。ここで、印字開始時における印字用カム18と上
昇用カム21と従動ピン52との位置関係を図4に示す
。但し、この印字開始時の従動ピン52の位置を従動ピ
ン位置52(P0)とする。
【0020】従って、カム体20が図4に示す印字開始
時の位相角からモータ16により印字方向Pと反対方向
(反印字方向という)に所定角度だけ回転したとき、従
動ピン52は第1傾斜カム面21bにより上方へ移動す
るのでホルダ部材32もその上方への移動距離に応じて
上方に揺動し、その後カム体20が印字方向Pに回転さ
れると従動ピン52は第2傾斜カム面21cを経て外周
カム面21dに到達するので、ホルダ部材32は更に上
方に揺動して消去位置に切換えられる。このとき、消去
リボンCRは印字ハンマー27に対向した位置となる。
【0021】次に、印字動作毎に印字リボンPRを所定
量分だけ巻取りスプールに巻取る印字リボン巻取り機構
60について、図3・図6・図7に基いて説明する。ホ
ルダ部材32の下側の左端部には複数の歯を有するラチ
ェット61がピン62で回転可能に枢支され、このピン
62に回転可能に支持され且つ送り爪63aを設けた第
3揺動部材63はホルダ部材32に回動自在に枢着され
た第2揺動部材64に連結ピン65を介して連結され、
この第2揺動部材64は引っ張りバネ66により図6に
おいて反時計回転方向に弾性付勢されている。尚、巻取
りスプール67は前記ピン62に固着されている。一方
、前記略巴形状のリボン供給用カム22の位置には、左
側のメインフレーム8に固着した枢支ピン68に第1揺
動部材69の下端部が回動可能に支持され、この第1揺
動部材69の上端部は第2揺動部材64の基端部近傍に
前方から当接している。更に、この第1揺動部材69に
形成された略円形の孔69aにリボン供給用カム22が
位置し、第1揺動部材69の突起部69bがこのリボン
供給用カム22の一部に常に当接するように、第1揺動
部材69は前記枢支ピン68に外装した巻きバネ70に
より図7にて時計回転方向に弾性付勢されている。
【0022】ところで、このリボン供給用カム22が印
字開始位置から反印字方向に約90°回転したときに、
突起部69bが当接するリボン供給用カム22のカム面
には、第1揺動部材69が所定回動角だけ図7にて時計
回転方向に回動して第1揺動部材69の上端部と第2揺
動部材64との衝突を避けるために、直線状の退避部2
2aが形成されている。
【0023】従って、リボン供給用カム22がモータ1
6により印字方向Pに回転されたとき、第1揺動部材6
9はリボン供給用カム22のカム形状により突起部69
bを介して図7にて反時計方向に回動するので、第2揺
動部材64が図6にて時計方向に回動され且つ第3揺動
部材63が反時計方向に回動して送り爪63aによりラ
チェット61が1歯分だけ回動され、印字直前に巻取り
スプール67により印字リボンPRが所定量だけステッ
プ送りされる。
【0024】次に、消去時に消去リボンCRを所定量分
だけ巻取りスプールに巻取る消去リボン巻取り機構75
について、図2・図6・図8・図10に基いて説明する
。前記ホルダ部材32の後端部の側壁32aには消去リ
ボンCRの供給スプール76が回転自在に枢着され、そ
の右端部には消去リボンCRの巻取りスプール77が回
転自在に枢着されている。この巻取りスプール77には
複数の歯を有するラチェット78が設けられ、このラチ
ェット78の後側には、ラチェット78を1歯分ずつ回
動させる為の送り爪79が補助フレーム33から立設さ
れている。即ち、消去機構50で説明したように、印字
開始時のカム体20の位相角を0°(このときの従動ピ
ン52の位置を従動ピン位置52(P0))としたとき
、図9〜図13に示すように、先ずカム体20を位相角
0°(図10参照)から反印字方向に約55°(以下、
位相角−55°という)回転させたとき、従動ピン52
は位相角約−5°のときから位相角約−43°に亙って
第1傾斜カム面21bに沿って上昇移動した後、第2傾
斜カム面21c上に位置する(図11参照)。このとき
、従動ピン52は基準カム21aの位置に対して約2m
m上昇した位置である。尚、図10〜図13においては
、上昇用カム21を実線で示し、リボン供給用カム22
を1点鎖線で示し、また第1揺動部材69を2点鎖線で
示す。
【0025】そして、ここでカム体20がこの約−55
°から0°に亙って印字方向Pに回転したとき、従動ピ
ン52は第2傾斜カム面21c上を移動した後、外周カ
ム面21dに到達した従動ピン位置52(P3)に移動
する(図12参照)。即ち、このとき、ホルダ部材32
は、消去リボンCRが印字ハンマー27に対向する消去
位置に切換えられる。ここで、この移動途中の位置P1
に対応する従動ピン位置52(P1)において、送り爪
79とラチェット78の現在係合中の歯(点線で図示)
との係合が外れ始め、移動途中の位置P2に対応する従
動ピン位置52(P2)において、これらの係合が完全
に解除され且つ送り爪79と1つ下側の歯に係合可能に
なる。この従動ピン位置52(P3)は基準カム21a
上の従動ピン位置52(P0)に対して約5.7mm上
昇した位置である。
【0026】そして、ここでカム体20がこの0°から
印字方向Pに回転して消去動作の実行後、カム体20が
反印字方向に−90°まで回転したとき、従動ピン位置
52(P3)は外周カム面21dから第2傾斜カム面2
1c上を逆に移動して基準カム21aに到達する(図1
3参照)。ここで、この移動途中の位置P4の従動ピン
位置52(P4)において、送り爪79とラチェット7
8の前記1つ下側の歯との係合が開始され、位置P5の
従動ピン位置52(P5)においてこれらが完全に係合
され、更に位置P6の従動ピン位置52(P6)におい
てホルダ部材32の下方揺動により送り爪79がこの1
つ下側の歯を上方に回動させる。つまり、このときに消
去リボンCRは所定量だけ巻取りスプール77に巻き取
られてステップ送りされる。
【0027】このとき、例えば供給スプール76に消去
リボンCRが多数回巻装されているような場合に、ホル
ダ部材32の自重により送り爪79で巻取りスプール7
7のラチェット78の歯を回転させて消去リボンCRを
巻取る巻取り力よりも消去リボンCRによる供給スプー
ル76の回転抵抗が大きくなって、ホルダ部材32は、
送り爪79がラチェット78に係合した状態つまり従動
ピン52が第2傾斜カム面21cを従動できずに、従動
ピン位置52(P8)に移動した場合でも、カム体20
の反印字方向への回転と案内リブ21hにより案内され
て、従動ピン52には矢印Qで示すように、供給スプー
ル76の回転抵抗よりも大きな従動ピン位置52(P6
)に向かう移動力が作用し、従動ピン52は第2傾斜カ
ム面21cに略従動して従動ピン位置52(P6)に到
達する。その後、従動ピン52はこの位置P6から基準
カム21aに降下して従動ピン位置52(P7)に確実
に移動する。その結果、消去リボンCRを確実にステッ
プ送りできるとともに、ホルダ部材32を確実に印字位
置に下降させることができる。その後、モータ16が駆
動制御されて後述するカム体20の原点設定制御が実行
される。
【0028】更に、図9・図13に示すように、従動ピ
ン52が従動ピン位置52(P7)に到達するまでに、
突起部69bが退避部22aに当接して前述したように
第1揺動部材69の上端部は第2揺動部材64よりも前
方に移動するので、消去動作後にホルダ部材32が印字
位置に下降するときに、第1揺動部材69と第2揺動部
材64との衝突を確実に避けることができる。
【0029】次に、電子タイプライタ1の制御系は図1
4のブロック図に示すように構成されている。前記モー
タ16は、PWM(パルス幅変調)制御によりその回転
数を変更するように構成されている。即ち、制御装置C
は、フォトインタラプタ36から入力したスリット信号
を用いて、設定された回転速度となるようにデューティ
比を決定し、そのデューティ比のパルス信号が駆動回路
81へ供給され、そのパルス信号に対応する駆動電流が
モータ16へ出力される。
【0030】制御装置CはCPU87と、CPU87に
データバスなどのバス86を介して接続された入出力(
I/O)インターフェイス85、ROM88及びRAM
89とから構成されている。ROM88には、印字動作
や消去動作を実行する為にモータ16を駆動する駆動制
御プログラム、印字動作や消去動作に連動して各モータ
37〜39を駆動する駆動制御プログラム、消去動作後
に実行されるカム体20の原点設定制御の制御プログラ
ムなどが格納されている。RAM89には、タイプライ
タ1の制御上必要なデータやCPU87の演算結果を一
時的に格納するバッファ、入力されたスリット信号を原
点設定位置から順次カウントする為のカウンタ及びポイ
ンタなどの種々のメモリが設けられている。
【0031】次に、タイプライタ1の制御装置Cで行な
われるカム体20の原点設定制御のルーチンについて、
図15のフローチャートに基いて説明する。尚、図中、
Si(i=10、11、12・・・)は各ステップであ
る。モータ16が反印字方向に逆転駆動されてカム体2
0の位相角が略−90°となる消去動作終了時にこの制
御が開始され、スリット信号が1.0msec 毎に入
力される回転速度となるように、デューティ比が最大に
近い値(例えば、約80%)となるまでデューティ比を
制御しながらモータ16が連続して逆転駆動される(S
10・S11:No)。その後、印字用カム18の凹部
18a(図4参照)とカムフォロワ28とが係合して印
字用カム18が原点設定位置に到達したとき、印字用カ
ム18が反印字方向に回転できなくなってデューティ比
が最大に近い値になったとき(S11:Yes)、パル
ス信号のデューティ比を100%として供給可能な最大
駆動電流I(約2.8A)でモータ16が逆転駆動され
る(S12)。即ち、このとき、印字用カム18が駆動
系の何らかの支障により実際に原点設定位置に到達して
いないで反印字方向に回転して、スリット信号が入力さ
れたときには(S13:Yes)、S10〜S13が繰
り返されるが、S12において印字用カム18が原点設
定位置に確実に到達しているときには(S13:No)
、RAM89のカウンタのカウンタ値Nが「0」にセッ
トされる(S14)。
【0032】次に、モータ16が正転駆動されるのに伴
ってスリット信号が入力される毎にカウント値Nがイン
クリメントされるが、このカウント値Nがカム体20の
印字開始位置(位相角0°)に対応するカウント値NP
 よりも「10」だけ多くなるまで、スリット信号が2
.5msec 毎に入力される回転速度となるように、
デューティ比を制御しながらモータ16が連続して正転
駆動され(S15)、カウント値NがN=NP +10
となったとき、ブレーキコマンドの指令によりモータ1
6は駆動回路81を介してその逆起電力でブレーキ作動
されて停止する(S16)。更に、カウント値NがN=
NP +7になるまでスリット信号が2.5msec 
毎に入力される回転速度となるように、デューティ比を
制御しながらモータ16が連続して逆転駆動され(S1
7)、カウント値NがN=NP +7となったとき、再
度ブレーキコマンドの指令によりモータ16は駆動回路
81を介してその逆起電力でブレーキ作動され、カム体
20は略印字開始位置に対応して停止する(S18)。
【0033】尚、前記カム体20をモータ16によりギ
ヤ機構を介して間接的に回転駆動することも可能である
。尚、前記上昇用カム21は本実施例の形状に限るもの
ではなく、1つ又は複数の種々のカムを組み合わせて構
成することも可能である。更に、上昇用カム21に形成
した案内リブ21hについても、種々の形状及び構成を
用いることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子タイプライタの内部機構の側面図である。
【図2】図1の2矢視図である。
【図3】電子タイプライタの内部機構の部分正面図であ
る。
【図4】メインフレーム及び調節用プレートの側面図で
ある。
【図5】上昇用カムの斜視図である。
【図6】図1の6矢視図である。
【図7】内部機構の要部側面図である。
【図8】内部機構の要部背面図である。
【図9】従動ピンの運動曲線を示す図である。
【図10】印字開始位置における内部機構の要部側面図
である。
【図11】従動ピンが第2傾斜カム面に移動したときの
図10相当図である。
【図12】ホルダ部材が消去位置に切換えられたときの
図10相当図である。
【図13】カム体を原点設定するときの図10相当図で
ある。
【図14】印字装置の制御系のブロック図である。
【図15】カム体の原点設定制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1    電子タイプライタ 3    プラテン 5    ガイド軸 6    ガイド部材 7    キャリッジ 8    メインフレーム 14    キャリッジ本体 16    直流モータ 18    印字用カム 20    カム体 21    上昇用カム 21a    基準カム 21b    第1傾斜カム面 21c    第2傾斜カム面 21d    外周カム面 21e    案内壁 21h    案内リブ 27    印字ハンマー 30    ディジーホイール 32    ホルダ部材 50    消去機構 52    従動ピン 75    消去リボン巻取り機構 77    巻取りスプール 78    ラチェット 79    送り爪 PR    印字リボン CR    消去リボン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プラテンに沿って左右方向に往復移動
    駆動されるキャリッジ本体に、活字ホイールと印字ハン
    マーとを設け、キャリッジ本体に、印字リボンと消去リ
    ボンとをこの順序で上下方向に連ねて装着する為のホル
    ダ部材を、消去リボンが所定高さリフトアップして活字
    ホイールに対向する消去位置とリフトアップせずに印字
    リボンが活字ホイールに対向する印字位置とに亙って回
    動可能にて位置切換自在に装着し、ホルダ部材とキャリ
    ッジ本体とにホルダ部材の消去位置から印字位置への下
    降時に消去リボンをステップ送りする消去リボン巻取り
    機構を設け、前記ホルダ部材にカム従動子を設け、この
    カム従動子がその周面を摺動することによりホルダ部材
    が印字位置に保持される第1カムと、カム従動子がその
    周面を摺動することによりホルダ部材が消去位置に保持
    される第2カムと、モータの少なくとも正転方向への回
    動によりカム従動子を第1カムから第2カムへ案内する
    とともにモータの逆転方向への回動によりカム従動子を
    第2カムから第1カムへ案内する第3カムとを備えたカ
    ム体であってモータで回転駆動されるカム体をキャリッ
    ジ本体に設け、前記消去位置に上昇したホルダ部材を印
    字位置へ下降させるときに前記カム従動子を第3カムに
    従動するように案内する案内部を前記カム体に設けたこ
    とを特徴とする印字装置。
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