JPH05133351A - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
- Publication number
- JPH05133351A JPH05133351A JP3322587A JP32258791A JPH05133351A JP H05133351 A JPH05133351 A JP H05133351A JP 3322587 A JP3322587 A JP 3322587A JP 32258791 A JP32258791 A JP 32258791A JP H05133351 A JPH05133351 A JP H05133351A
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- JP
- Japan
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- vane chamber
- vane
- chamber
- cam ring
- rotor
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベーンポンプのベーン室が吐出ポートに連通
する際に両者の圧力差を極めて小さくすることにより吐
出時の衝撃波の発生を防止する。 【構成】 2枚のベーン18間に形成されるベーン室2
2が、吸込ポート26から遮断された後吐出ポート28
に連通する迄の間いずれのポートにも連通しないロータ
14回転域を設ける。この領域内ではベーン室の容積が
減少するようなカム形状とする。カムリング内に変形可
能な素材から成る弁体を配置し、その外側には吐出油圧
を導き内側は小径穴を介してカムリング内に連通する。
小径穴はベーン室が吐出ポートに連通する直前の位置に
おけるベーン室の後方端に開口している。
する際に両者の圧力差を極めて小さくすることにより吐
出時の衝撃波の発生を防止する。 【構成】 2枚のベーン18間に形成されるベーン室2
2が、吸込ポート26から遮断された後吐出ポート28
に連通する迄の間いずれのポートにも連通しないロータ
14回転域を設ける。この領域内ではベーン室の容積が
減少するようなカム形状とする。カムリング内に変形可
能な素材から成る弁体を配置し、その外側には吐出油圧
を導き内側は小径穴を介してカムリング内に連通する。
小径穴はベーン室が吐出ポートに連通する直前の位置に
おけるベーン室の後方端に開口している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のパワーステアリ
ング装置等に用いられるベーンポンプに関するものであ
る。
ング装置等に用いられるベーンポンプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ベーンポンプは図6に示すように、内周
にほぼ楕円形のカム面100aを有するカムリング10
0と、カムリング100内で回転するロータ102と、
ロータ102の外周側に円周方向等間隔で形成されたス
リット内に進退動可能に挿入された多数枚のベーン10
4と、カムリング100およびロータ102を両側から
挾持するのプレート(図示せず)とを備えており、ロー
タ102の回転に伴って各ベーン104がカムリング1
00に摺接し、隣接する2枚のベーン104間に形成さ
れるベーン室106の容積を増減させることにより、吸
込ポート108および吐出ポート110を介してオイル
の吸込・吐出を行うようになっている。
にほぼ楕円形のカム面100aを有するカムリング10
0と、カムリング100内で回転するロータ102と、
ロータ102の外周側に円周方向等間隔で形成されたス
リット内に進退動可能に挿入された多数枚のベーン10
4と、カムリング100およびロータ102を両側から
挾持するのプレート(図示せず)とを備えており、ロー
タ102の回転に伴って各ベーン104がカムリング1
00に摺接し、隣接する2枚のベーン104間に形成さ
れるベーン室106の容積を増減させることにより、吸
込ポート108および吐出ポート110を介してオイル
の吸込・吐出を行うようになっている。
【0003】上記ベーン室106の容積は、図7に示す
ように、ロータ102の回転に応じてVmin からVmax
の間で変動し、Vmin からVmax への増大行程で吸込ポ
ート108からオイルを吸入し、Vmax からVmin への
縮小行程で吐出ポート110からオイルを吐出する。そ
して、ベーン室106の容積が最大になった時に吐出ポ
ート110に連通すると、吐出ポート110の圧力とベ
ーン室106内の圧力とに差が生じている場合には、瞬
間的にオイルの流入または流出が生じて衝撃波が発生
し、騒音の原因となるという問題があった。
ように、ロータ102の回転に応じてVmin からVmax
の間で変動し、Vmin からVmax への増大行程で吸込ポ
ート108からオイルを吸入し、Vmax からVmin への
縮小行程で吐出ポート110からオイルを吐出する。そ
して、ベーン室106の容積が最大になった時に吐出ポ
ート110に連通すると、吐出ポート110の圧力とベ
ーン室106内の圧力とに差が生じている場合には、瞬
間的にオイルの流入または流出が生じて衝撃波が発生
し、騒音の原因となるという問題があった。
【0004】図8は、吐出ポート110に続く配管内で
測定した脈動波形であり、吐出ポート110の圧力がベ
ーン室106の圧力よりも高い場合のもので、吐出ポー
ト110とベーン室106とが連通した瞬間(イ),
(ロ)において急激な圧力降下を生ずる。なお、ベーン
室106の圧力が吐出ポート110の圧力よりも高い場
合には、図8と逆に(イ),(ロ)において急激な昇圧
が発生する。
測定した脈動波形であり、吐出ポート110の圧力がベ
ーン室106の圧力よりも高い場合のもので、吐出ポー
ト110とベーン室106とが連通した瞬間(イ),
(ロ)において急激な圧力降下を生ずる。なお、ベーン
室106の圧力が吐出ポート110の圧力よりも高い場
合には、図8と逆に(イ),(ロ)において急激な昇圧
が発生する。
【0005】上述のような吐出ポートの圧力とベーン室
の圧力との差を減少させるため、あるいは瞬間的な連通
を避けて急激な圧力変動を生じさせないために、従来は
下記のような方法がとられている。(1)ベーン室の圧
力を吐出ポート圧に昇圧した後吐出ポートに連通させる
ために、ベーン室の容積が最大になった後に吸込ポート
および吐出ボートのいずれにも連通しないロータ回転域
を設け、かつ、この領域ではベーン室の容積が減少する
ようにカム形状を設計する。すなわち、吐出を開始する
前に予圧縮を行いベーン室内の圧力を上昇させる。この
場合の昇圧値は、一般的には最大吐出圧力の半分程度と
する。(2)吐出ポートとベーン室との瞬間的な連通を
避けるため、切欠き等を用いて、吐出ポートにベーン室
が近づいた段階で徐々に吐出ポートからベーン室にオイ
ルを流入させ、両者の圧力差を小さくする。
の圧力との差を減少させるため、あるいは瞬間的な連通
を避けて急激な圧力変動を生じさせないために、従来は
下記のような方法がとられている。(1)ベーン室の圧
力を吐出ポート圧に昇圧した後吐出ポートに連通させる
ために、ベーン室の容積が最大になった後に吸込ポート
および吐出ボートのいずれにも連通しないロータ回転域
を設け、かつ、この領域ではベーン室の容積が減少する
ようにカム形状を設計する。すなわち、吐出を開始する
前に予圧縮を行いベーン室内の圧力を上昇させる。この
場合の昇圧値は、一般的には最大吐出圧力の半分程度と
する。(2)吐出ポートとベーン室との瞬間的な連通を
避けるため、切欠き等を用いて、吐出ポートにベーン室
が近づいた段階で徐々に吐出ポートからベーン室にオイ
ルを流入させ、両者の圧力差を小さくする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】自動車のパワーステア
リング装置に用いられるベーンポンプは、吐出圧力が0
〜60kg/m2 の範囲で変動し、また、ポンプ回転速
度も700〜3000rpmと変動するため、上記従来
の方法では、ある吐出圧またはある回転速度においては
効果があるが、その値から離れるにつれ効果が低下する
という問題があった。
リング装置に用いられるベーンポンプは、吐出圧力が0
〜60kg/m2 の範囲で変動し、また、ポンプ回転速
度も700〜3000rpmと変動するため、上記従来
の方法では、ある吐出圧またはある回転速度においては
効果があるが、その値から離れるにつれ効果が低下する
という問題があった。
【0007】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、ベーン室の圧力と吐出ポートの圧力とが極めて近
い状態で両者を連通させることにより、衝撃波が発生せ
ず騒音の少ないベーンポンプを提供することを目的とす
る。
ので、ベーン室の圧力と吐出ポートの圧力とが極めて近
い状態で両者を連通させることにより、衝撃波が発生せ
ず騒音の少ないベーンポンプを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るベーンポン
プは、内面にカムが形成されたカムリングと、このカム
リング内で回転するロータと、このロータの外周に円周
方向等間隔で形成されたスリット内に進退動可能に挿入
されたベーンと、カムリングおよびロータを両側から挾
持するプレートとを備え、隣接する2枚のベーン間に形
成されるベーン室の容積を、ロータの回転に伴って増減
させることにより、このベーン室内に吸込ポートからオ
イルを吸込み、吐出ポートを介して吐出するものであっ
て、さらに、上記ベーン室の容積が最大となった後に、
このベーン室が上記両ポートのいずれにも連通しないロ
ータ回転域を設け、この領域内でベーン室の容積を減少
させるカム形状にするとともに、ベーン室が吐出ポート
に連通を開始する直前の位置におけるベーン室の回転方
向後部側のカムリングに、変形可能な素材から成る弁体
を設け、この弁体の外側に吐出油圧を導き、かつ、弁体
の内側とカムリング内面とを小孔により連通したもので
ある。
プは、内面にカムが形成されたカムリングと、このカム
リング内で回転するロータと、このロータの外周に円周
方向等間隔で形成されたスリット内に進退動可能に挿入
されたベーンと、カムリングおよびロータを両側から挾
持するプレートとを備え、隣接する2枚のベーン間に形
成されるベーン室の容積を、ロータの回転に伴って増減
させることにより、このベーン室内に吸込ポートからオ
イルを吸込み、吐出ポートを介して吐出するものであっ
て、さらに、上記ベーン室の容積が最大となった後に、
このベーン室が上記両ポートのいずれにも連通しないロ
ータ回転域を設け、この領域内でベーン室の容積を減少
させるカム形状にするとともに、ベーン室が吐出ポート
に連通を開始する直前の位置におけるベーン室の回転方
向後部側のカムリングに、変形可能な素材から成る弁体
を設け、この弁体の外側に吐出油圧を導き、かつ、弁体
の内側とカムリング内面とを小孔により連通したもので
ある。
【0009】
【作用】上記ベーンポンプでは、ベーン室が吐出ポート
に連通する前に予圧縮されて室内の圧力が上昇され、し
かも、このベーン室内の圧力が吐出ポート側の圧力と差
がある場合には、両者間に介在されている弁体の微少な
変形によって両者の圧力がほぼ等しい値に調整される。
に連通する前に予圧縮されて室内の圧力が上昇され、し
かも、このベーン室内の圧力が吐出ポート側の圧力と差
がある場合には、両者間に介在されている弁体の微少な
変形によって両者の圧力がほぼ等しい値に調整される。
【0010】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例に係るベーンポンプの要部の断
面図、図2はそのII−II線に沿う断面図であり、フ
ロントボディ2とリアボディ4とから成るポンプボディ
6内にポンプカートリッジ8が収容されている。ポンプ
カートリッジ8は、内周にほぼ楕円形のカム面10aを
有するカムリング10と、駆動軸12に連結され、カム
リング10内で回転するロータ14と、ロータ14の外
周寄りに形成された放射状のスリット16内に挿入され
て進退動する多数枚のベーン18とを備えている。
図1は本発明の一実施例に係るベーンポンプの要部の断
面図、図2はそのII−II線に沿う断面図であり、フ
ロントボディ2とリアボディ4とから成るポンプボディ
6内にポンプカートリッジ8が収容されている。ポンプ
カートリッジ8は、内周にほぼ楕円形のカム面10aを
有するカムリング10と、駆動軸12に連結され、カム
リング10内で回転するロータ14と、ロータ14の外
周寄りに形成された放射状のスリット16内に挿入され
て進退動する多数枚のベーン18とを備えている。
【0011】これらカムリング10、ロータ14および
ベーン18は、上記リアボディ4とフロントボディ2内
に配置されたサイドプレート20とによって挟持されて
おり、ロータ14の回転に伴って、隣接する2枚のベー
ン18間に形成されるベーン室22の容積を増減させ、
吸込通路24および吸込ポート26からこのベーン室2
2内にオイルを吸入し、このオイルを吐出ポート28を
介して高圧室30内に吐出する。
ベーン18は、上記リアボディ4とフロントボディ2内
に配置されたサイドプレート20とによって挟持されて
おり、ロータ14の回転に伴って、隣接する2枚のベー
ン18間に形成されるベーン室22の容積を増減させ、
吸込通路24および吸込ポート26からこのベーン室2
2内にオイルを吸入し、このオイルを吐出ポート28を
介して高圧室30内に吐出する。
【0012】上記カムリング10の外周側には円孔32
が形成され、この円孔32内にゴム等の変形可能な素材
から成る弁体34が圧入されている。この弁体34の外
側は通路36および37を介して吐出ポート28に連通
し、内側は小径の穴38を介してカムリング10の内面
10a側に連通している。なお、39は押えリングであ
る。
が形成され、この円孔32内にゴム等の変形可能な素材
から成る弁体34が圧入されている。この弁体34の外
側は通路36および37を介して吐出ポート28に連通
し、内側は小径の穴38を介してカムリング10の内面
10a側に連通している。なお、39は押えリングであ
る。
【0013】本実施例に係るベーンポンプでは、2枚の
隣接するベーン18間のベーン室22が吸込ポート26
および吐出ポート28のいずれにも連通しないロータ1
4の回転域を有している。すなわち、図4の実線に示す
位置にベーン18が達した時にベーン室22は吸込ポー
ト26から遮断され、この時には、未だ吐出ポート28
の先端V溝40に連通せず、同図の一点鎖線の位置にベ
ーン18が達するとベーン室22が吐出ポート28のV
溝40に連通する。しかも、ベーン18が実線の位置で
ベーン室22の容積が最大になり、一点鎖線の位置に移
動する間にベーン室22の容積が次第に圧縮されるよう
なカム形状を有している。
隣接するベーン18間のベーン室22が吸込ポート26
および吐出ポート28のいずれにも連通しないロータ1
4の回転域を有している。すなわち、図4の実線に示す
位置にベーン18が達した時にベーン室22は吸込ポー
ト26から遮断され、この時には、未だ吐出ポート28
の先端V溝40に連通せず、同図の一点鎖線の位置にベ
ーン18が達するとベーン室22が吐出ポート28のV
溝40に連通する。しかも、ベーン18が実線の位置で
ベーン室22の容積が最大になり、一点鎖線の位置に移
動する間にベーン室22の容積が次第に圧縮されるよう
なカム形状を有している。
【0014】また、上記弁体34の内側とカムリング1
0の内面10aとを連通する小径穴38は、ベーン室2
2が吐出ポート28(そのV溝40)に連通する直前に
おいて、そのベーン室22の回転方向後方側ベーン18
の僅かに前方側に開口する位置に設けられている。
0の内面10aとを連通する小径穴38は、ベーン室2
2が吐出ポート28(そのV溝40)に連通する直前に
おいて、そのベーン室22の回転方向後方側ベーン18
の僅かに前方側に開口する位置に設けられている。
【0015】以上の構成に係るベーンポンプの作用につ
いて説明する。ロータ14が回転すると、ベーン18が
カムリング10の内面に摺接しつつ移動し、カム10a
の形状に従ってベーン室22の容積が増減する。ベーン
室22の容積が増加する行程では、このベーン室22は
吸込ポート26に連通しオイルの吸込を行う。さらにロ
ータ14が回転してこのベーン室22が吸込ポートから
遮断された瞬間にはまだ吐出ポート28には連通せず、
その後、吐出ポート28に連通する迄の間ベーン室22
の容積が次第に圧縮され、ベーン室22内の圧力が最大
吐出圧力に迄昇圧される。次いで、そのベーン室22が
吐出ポート28に連通してオイルが吐出される。
いて説明する。ロータ14が回転すると、ベーン18が
カムリング10の内面に摺接しつつ移動し、カム10a
の形状に従ってベーン室22の容積が増減する。ベーン
室22の容積が増加する行程では、このベーン室22は
吸込ポート26に連通しオイルの吸込を行う。さらにロ
ータ14が回転してこのベーン室22が吸込ポートから
遮断された瞬間にはまだ吐出ポート28には連通せず、
その後、吐出ポート28に連通する迄の間ベーン室22
の容積が次第に圧縮され、ベーン室22内の圧力が最大
吐出圧力に迄昇圧される。次いで、そのベーン室22が
吐出ポート28に連通してオイルが吐出される。
【0016】ベーン室22が吸込ポート26および吐出
ポート28のいずれにも連通しない領域においてベーン
室22内の圧力が吐出圧力よりも高い場合には、弁体3
4が外側へ押されてベーン室22内の圧力を吐出ポート
28の圧力にほぼ等しい値に迄低下させる。結局、吐出
ポート28の圧力とベーン室22の圧力とがほぼ等しい
状態でベーン室22を吐出ポート28に連通させること
ができ、脈動を低下させ騒音の発生を防止することがで
きる。
ポート28のいずれにも連通しない領域においてベーン
室22内の圧力が吐出圧力よりも高い場合には、弁体3
4が外側へ押されてベーン室22内の圧力を吐出ポート
28の圧力にほぼ等しい値に迄低下させる。結局、吐出
ポート28の圧力とベーン室22の圧力とがほぼ等しい
状態でベーン室22を吐出ポート28に連通させること
ができ、脈動を低下させ騒音の発生を防止することがで
きる。
【0017】また、吐出ポート28に連通したベーン室
22の次のベーン室22が上記小径穴38に連通した瞬
間には、このベーン室22が吸込行程にあるため、弁体
34が吐出ポート28の圧力の影響を受けてたわむこと
によりベーン室22内へのオイルの流れが発生するが、
小径穴38のオリフィス効果およびバルブ特性等によっ
て急激な変動にはならず、衝撃波はきわめて小さいもの
であり、さらに、この小さな衝撃波はパワーステアリン
グ側へは伝達されずタンク側へ向かう為騒音等の発生に
つながるおそれはない。
22の次のベーン室22が上記小径穴38に連通した瞬
間には、このベーン室22が吸込行程にあるため、弁体
34が吐出ポート28の圧力の影響を受けてたわむこと
によりベーン室22内へのオイルの流れが発生するが、
小径穴38のオリフィス効果およびバルブ特性等によっ
て急激な変動にはならず、衝撃波はきわめて小さいもの
であり、さらに、この小さな衝撃波はパワーステアリン
グ側へは伝達されずタンク側へ向かう為騒音等の発生に
つながるおそれはない。
【0018】図5は第2の実施例のバルブ部分を示すも
のであり、この実施例では、弁体34をしめ代を与えて
円孔32内に圧入するとともに、その外側に環状のバッ
クアップ部材42を圧入してシール性を向上させたもの
であり、上記実施例と同様の効果を奏することができ
る。なお、圧力平衡型のポンプの場合には、吸込ポート
および吐出ポートが対称位置に2組設けられており、こ
の場合には、上記弁体も2個設けられていることは勿論
である。
のであり、この実施例では、弁体34をしめ代を与えて
円孔32内に圧入するとともに、その外側に環状のバッ
クアップ部材42を圧入してシール性を向上させたもの
であり、上記実施例と同様の効果を奏することができ
る。なお、圧力平衡型のポンプの場合には、吸込ポート
および吐出ポートが対称位置に2組設けられており、こ
の場合には、上記弁体も2個設けられていることは勿論
である。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ベー
ン室と吐出ポート側との間に介在された弁体の微少な変
形によって、ベーン室の圧力を吐出ポートの圧力に極め
て近い状態にして吐出ポートに連通させることができる
ので、両者の連通時における衝撃波の発生を防止するこ
とができる。
ン室と吐出ポート側との間に介在された弁体の微少な変
形によって、ベーン室の圧力を吐出ポートの圧力に極め
て近い状態にして吐出ポートに連通させることができる
ので、両者の連通時における衝撃波の発生を防止するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例に係るベーンポンプの要部の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図2のA方向矢視図である。
【図4】ベーン室の移動に伴う連通遮断状態を説明する
図である。
図である。
【図5】第2の実施例の要部断面図である。
【図6】従来のベーンポンプの横断面を簡略化して示す
図である。
図である。
【図7】ベーン室の容積の変動を示すグラフである。
【図8】吐出油圧の脈動を示すグラフである。
4 プレート(リアボディ) 10 カムリング 10a カム 14 ロータ 16 スリット 18 ベーン 20 プレート(サイドプレート) 22 ベーン室 26 吸込ポート 28 吐出ポート 34 弁体 38 小孔(小径穴)
Claims (1)
- 【請求項1】 内面にカムが形成されたカムリングと、
このカムリング内で回転するロータと、このロータの外
周に円周方向等間隔で形成されたスリット内に進退動可
能に挿入されたベーンと、カムリングおよびロータを両
側から挾持するプレートとを備え、隣接する2枚のベー
ン間に形成されるベーン室の容積を、ロータの回転に伴
って増減させることにより、このベーン室内に吸込ポー
トからオイルを吸込み、吐出ポートを介して吐出するベ
ーンポンプにおいて、上記ベーン室の容積が最大となっ
た後に、このベーン室が上記両ポートのいずれにも連通
しないロータ回転域を設け、この領域内でベーン室の容
積を減少させるカム形状にするとともに、ベーン室が吐
出ポートに連通を開始する直前の位置におけるベーン室
の回転方向後部側のカムリングに、変形可能な素材から
成る弁体を設け、この弁体の外側に吐出油圧を導き、か
つ、弁体の内側とカムリング内面とを小孔により連通し
たことを特徴とするベーンポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3322587A JPH05133351A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3322587A JPH05133351A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ベーンポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133351A true JPH05133351A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18145364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3322587A Pending JPH05133351A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ベーンポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05133351A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020019149A (ko) * | 2000-09-05 | 2002-03-12 | 이계안 | 기어식 오일펌프 |
| WO2005005837A1 (ja) * | 2003-07-09 | 2005-01-20 | Unisia Jkc Steering Systems Co., Ltd. | ベーンポンプ |
| EP1577556A3 (de) * | 2004-03-18 | 2005-11-30 | DaimlerChrysler AG | Flügelzellenpumpe |
| JP2018178884A (ja) * | 2017-04-17 | 2018-11-15 | ジヤトコ株式会社 | 平衡ベーンポンプ |
| CN110685854A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-01-14 | 郑杰 | 一种液压马达壳体 |
| CN116920251A (zh) * | 2023-06-19 | 2023-10-24 | 威高奋威健康科技发展(上海)有限公司 | 灌注装置 |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP3322587A patent/JPH05133351A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020019149A (ko) * | 2000-09-05 | 2002-03-12 | 이계안 | 기어식 오일펌프 |
| WO2005005837A1 (ja) * | 2003-07-09 | 2005-01-20 | Unisia Jkc Steering Systems Co., Ltd. | ベーンポンプ |
| CN100425837C (zh) * | 2003-07-09 | 2008-10-15 | 尤尼西亚Jkc控制系统株式会社 | 叶片泵 |
| EP1577556A3 (de) * | 2004-03-18 | 2005-11-30 | DaimlerChrysler AG | Flügelzellenpumpe |
| JP2018178884A (ja) * | 2017-04-17 | 2018-11-15 | ジヤトコ株式会社 | 平衡ベーンポンプ |
| CN110685854A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-01-14 | 郑杰 | 一种液压马达壳体 |
| CN110685854B (zh) * | 2019-10-31 | 2021-06-18 | 济宁力源液压股份有限公司 | 一种液压马达壳体 |
| CN116920251A (zh) * | 2023-06-19 | 2023-10-24 | 威高奋威健康科技发展(上海)有限公司 | 灌注装置 |
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