JPH05133394A - 遠心圧縮機 - Google Patents
遠心圧縮機Info
- Publication number
- JPH05133394A JPH05133394A JP29545991A JP29545991A JPH05133394A JP H05133394 A JPH05133394 A JP H05133394A JP 29545991 A JP29545991 A JP 29545991A JP 29545991 A JP29545991 A JP 29545991A JP H05133394 A JPH05133394 A JP H05133394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- diaphragm
- impeller
- groove
- diffuser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】羽根車3の相互間の静止流路を構成するダイア
フラム15の半割面に、溝16,17を設け、溝の内径
側端を羽根車3とダイアフラム15とが相対する空間に
連結,開放する。このようにすることにより、ダイアフ
ラム15の半割面の主流壁面の流れは、わずかな半割面
すきまを通って溝内に吸込まれる。 【効果】ダイアフラム半割面すきまから噴き出す流れを
なくすことができ、主流壁面の境界層を吸込むこともで
きるので、主流流れを安定化することができ、圧縮機の
流体性能を向上することができる。
フラム15の半割面に、溝16,17を設け、溝の内径
側端を羽根車3とダイアフラム15とが相対する空間に
連結,開放する。このようにすることにより、ダイアフ
ラム15の半割面の主流壁面の流れは、わずかな半割面
すきまを通って溝内に吸込まれる。 【効果】ダイアフラム半割面すきまから噴き出す流れを
なくすことができ、主流壁面の境界層を吸込むこともで
きるので、主流流れを安定化することができ、圧縮機の
流体性能を向上することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一軸多段形遠心圧縮機の
内部構造に係り、特に、流体性能を高める装置に関す
る。
内部構造に係り、特に、流体性能を高める装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】遠心圧縮機の一例を図3ないし図5によ
り説明する。図3は、一軸多段遠心圧縮機の縦断面図を
示す。ケーシング1内に複数枚の羽根車3を装着した回
転軸2があり、また、各羽根車間を仕切り、羽根車から
出た流れが次段羽根車に導かれるまでの静止流路を形成
するダイアフラム5がある。吸込ノズル6から吸込まれ
た流体は、羽根車で昇圧され、ダイアフラム5で形成さ
れた静止流路を通り、次段羽根車に吸込まれ、順次、昇
圧されて最終的には、吐出ノズル7から吐出される。回
転軸2は両端の軸受9で支持されて回転する。また取扱
流体は軸端の軸封装置10によりシールされている。
り説明する。図3は、一軸多段遠心圧縮機の縦断面図を
示す。ケーシング1内に複数枚の羽根車3を装着した回
転軸2があり、また、各羽根車間を仕切り、羽根車から
出た流れが次段羽根車に導かれるまでの静止流路を形成
するダイアフラム5がある。吸込ノズル6から吸込まれ
た流体は、羽根車で昇圧され、ダイアフラム5で形成さ
れた静止流路を通り、次段羽根車に吸込まれ、順次、昇
圧されて最終的には、吐出ノズル7から吐出される。回
転軸2は両端の軸受9で支持されて回転する。また取扱
流体は軸端の軸封装置10によりシールされている。
【0003】更に図4は、任意段の羽根車とダイアフラ
ムとによる流路形状の詳細を示す。羽根車3から半径方
向に出た流れは、ダイアフラム5で形成された流路を通
り、リターンして、再び、半径方向流れとなり次段羽根
車に吸込まれる。流路内の圧力分布は、流路を進むに従
い動圧が静圧に回復していくことにより、高くなる。従
って軸貫通部分のシールがラビリンス12によってなさ
れている。
ムとによる流路形状の詳細を示す。羽根車3から半径方
向に出た流れは、ダイアフラム5で形成された流路を通
り、リターンして、再び、半径方向流れとなり次段羽根
車に吸込まれる。流路内の圧力分布は、流路を進むに従
い動圧が静圧に回復していくことにより、高くなる。従
って軸貫通部分のシールがラビリンス12によってなさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ダイアフラム5は羽根
車3間に設けるため、半割構造である。従って、圧力変
形や熱変形などによって半割面に僅かなすきまが生じ
る。この半割面のすきまを通り、リターン側通路(以下
リターンチャンネルという)から、前側(ディフューザ
部分)の流路に漏れ流れが生じる。この漏れ流れは、図
5に示すようにディフューザの主流と混合するが、壁面
流れを剥離するような効果を持っている。ディフューザ
の流れが乱れると下流、即ち、リターンチャンネルの流
れも乱れることになり、圧縮機の効率を損うことにな
る。
車3間に設けるため、半割構造である。従って、圧力変
形や熱変形などによって半割面に僅かなすきまが生じ
る。この半割面のすきまを通り、リターン側通路(以下
リターンチャンネルという)から、前側(ディフューザ
部分)の流路に漏れ流れが生じる。この漏れ流れは、図
5に示すようにディフューザの主流と混合するが、壁面
流れを剥離するような効果を持っている。ディフューザ
の流れが乱れると下流、即ち、リターンチャンネルの流
れも乱れることになり、圧縮機の効率を損うことにな
る。
【0005】特に、高圧圧縮機の場合には、リターンチ
ャンネルとディフューザとの差圧が大きくなり、かつ、
流路幅が狭いため漏れ流れの影響が大きい。
ャンネルとディフューザとの差圧が大きくなり、かつ、
流路幅が狭いため漏れ流れの影響が大きい。
【0006】そこで、このダイアフラム半割面からディ
フューザ側へ漏れ込む流れをなくすことによって、圧縮
機の効率を向上させる。
フューザ側へ漏れ込む流れをなくすことによって、圧縮
機の効率を向上させる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本目的を達成するため
に、ダイアフラムの半割面に溝を設け、この溝の内径側
端を羽根車3出口とステージラビリンス12との間に開
放,連結する。
に、ダイアフラムの半割面に溝を設け、この溝の内径側
端を羽根車3出口とステージラビリンス12との間に開
放,連結する。
【0008】
【作用】このような溝を設けることにより、次のように
してリターンチャンネル側からディフューザへの漏れ流
れを防止する。
してリターンチャンネル側からディフューザへの漏れ流
れを防止する。
【0009】羽根車出口の流れは、次式であらわされ
る。
る。
【0010】 P*=P+γv2/(2g) …(数1) ここで、P* ;全圧,P;静圧,γ;比質量,v;流速
である。
である。
【0011】羽根車出口の流れが、ディフューザ,リタ
ーンチャンネルと進むに従い、流速vが低下し、静圧P
が大きくなる。従って、羽根車出口からリターンチャン
ネル出口までの間、静止圧力が徐々に増加しているの
で、羽根車出口と連通しているダイアフラム内側の静止
圧力が最も低い。
ーンチャンネルと進むに従い、流速vが低下し、静圧P
が大きくなる。従って、羽根車出口からリターンチャン
ネル出口までの間、静止圧力が徐々に増加しているの
で、羽根車出口と連通しているダイアフラム内側の静止
圧力が最も低い。
【0012】従って、溝内の圧力はほほダイアフラム内
側の圧力になるので、半割面の漏れ流れは、リターンチ
ャンネルからの流れはディフューザに到達しないで溝内
を流れ、ディフューザからも溝の方へ漏れ込むことにな
る。即ち、ディフューザ壁面に噴出する流れはなくな
る。逆にディフューザ壁面の境界層を吸込むような流れ
が生じるため、主流の安定化にもなる。
側の圧力になるので、半割面の漏れ流れは、リターンチ
ャンネルからの流れはディフューザに到達しないで溝内
を流れ、ディフューザからも溝の方へ漏れ込むことにな
る。即ち、ディフューザ壁面に噴出する流れはなくな
る。逆にディフューザ壁面の境界層を吸込むような流れ
が生じるため、主流の安定化にもなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2により
説明する。図1は一軸多段遠心圧縮機の任意段の羽根車
出口から次段羽根車入口までの流路構造を縦断面で示し
たものである。断面はダイアフラムの半割面と一致させ
てある。
説明する。図1は一軸多段遠心圧縮機の任意段の羽根車
出口から次段羽根車入口までの流路構造を縦断面で示し
たものである。断面はダイアフラムの半割面と一致させ
てある。
【0014】羽根車3から半径方向に出た流れは、ダイ
アフラム15で形成された流路を通り、リターンして、
再び、半径方向流れとなり次段羽根車に吸込まれる。ダ
イアフラム15の軸貫通部はラビリンス12によってシ
ールされている。ダイアフラム15の半割面には溝16
が設けてある。溝16の外径方向端はダイアフラム15
の先端付近まで至るが、流路には貫通していない。他
方、内径側端は、羽根車3とステージラビリンス12と
の間の空間に連結し、開放されている。
アフラム15で形成された流路を通り、リターンして、
再び、半径方向流れとなり次段羽根車に吸込まれる。ダ
イアフラム15の軸貫通部はラビリンス12によってシ
ールされている。ダイアフラム15の半割面には溝16
が設けてある。溝16の外径方向端はダイアフラム15
の先端付近まで至るが、流路には貫通していない。他
方、内径側端は、羽根車3とステージラビリンス12と
の間の空間に連結し、開放されている。
【0015】図2は本発明のダイアフラム15半割面の
流れを示す。溝内の圧力は、羽根車出口に連通する空間
の圧力となり、ディフューザからリターンチャンネル内
の静圧よりも低い。従って、リターンチャンネル側から
の漏れ流れは、ディフューザに至らず、溝内を流れる。
同様にディフューザ壁面側からも半割面の漏れ流れが、
溝に至り、溝内を流れて羽根車心板とダイアフラム相対
空間に至る。
流れを示す。溝内の圧力は、羽根車出口に連通する空間
の圧力となり、ディフューザからリターンチャンネル内
の静圧よりも低い。従って、リターンチャンネル側から
の漏れ流れは、ディフューザに至らず、溝内を流れる。
同様にディフューザ壁面側からも半割面の漏れ流れが、
溝に至り、溝内を流れて羽根車心板とダイアフラム相対
空間に至る。
【0016】ダイアフラム半割面すきまの流れは上述の
ようになるので、ディフューザの主流を乱すことがなく
なり、引いては下流のリターンチャンネル内流れも改善
され、損失が少なくなる。
ようになるので、ディフューザの主流を乱すことがなく
なり、引いては下流のリターンチャンネル内流れも改善
され、損失が少なくなる。
【0017】また、半割面すきまの漏れ流れにより、デ
ィフューザやリターンチャンネル流路面の境界層を吸い
込む効果も生じ、流れを安定化することができる。
ィフューザやリターンチャンネル流路面の境界層を吸い
込む効果も生じ、流れを安定化することができる。
【0018】また、上述の効果は、次段羽根車出口のデ
ィフューザと前段のリターンチャンネルとの間のダイア
フラム半割面に設けた溝17でも同様に得られる。図1
の実施例にこの溝17も合せて記してある。
ィフューザと前段のリターンチャンネルとの間のダイア
フラム半割面に設けた溝17でも同様に得られる。図1
の実施例にこの溝17も合せて記してある。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、一軸多段遠心圧縮機の
ダイアフラム半割面のすきまを通って、静止流路に吹き
出す流れをなくすことができ、主流の乱れを防止できる
ので、圧縮機の流体性能を向上できる。
ダイアフラム半割面のすきまを通って、静止流路に吹き
出す流れをなくすことができ、主流の乱れを防止できる
ので、圧縮機の流体性能を向上できる。
【図1】本発明の一実施例で、一軸多段遠心圧縮機の流
路部分の縦断面図。
路部分の縦断面図。
【図2】本発明の作用の説明図。
【図3】一軸多段遠心圧縮機の縦断面図。
【図4】図3の流路部分の説明図。
【図5】図4の半割面流れの説明図。
2…回転軸、3…羽根車、11…羽根車マウスラビリン
ス、12…ステージラビリンス、15…ダイアフラム、
16,17…半割面溝。
ス、12…ステージラビリンス、15…ダイアフラム、
16,17…半割面溝。
Claims (1)
- 【請求項1】複数枚の羽根車をもったロータと、前記羽
根車間を仕切るダイアフラムとを含む遠心圧縮機におい
て、前記ダイアフラムの半割面に溝を設け、前記溝を前
段羽根車と前記ダイアフラムとが相対して形成される空
間に連結したことを特徴とする遠心圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29545991A JPH05133394A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 遠心圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29545991A JPH05133394A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 遠心圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133394A true JPH05133394A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17820865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29545991A Pending JPH05133394A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 遠心圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05133394A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010043648A (ja) * | 2006-07-13 | 2010-02-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧縮機およびその運転制御方法 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP29545991A patent/JPH05133394A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010043648A (ja) * | 2006-07-13 | 2010-02-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧縮機およびその運転制御方法 |
| JP2012072775A (ja) * | 2006-07-13 | 2012-04-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧縮機およびその運転制御方法 |
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