JPH0513663Y2 - - Google Patents
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- JPH0513663Y2 JPH0513663Y2 JP15327188U JP15327188U JPH0513663Y2 JP H0513663 Y2 JPH0513663 Y2 JP H0513663Y2 JP 15327188 U JP15327188 U JP 15327188U JP 15327188 U JP15327188 U JP 15327188U JP H0513663 Y2 JPH0513663 Y2 JP H0513663Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- cylinder body
- piston
- master cylinder
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本考案は、各種ブレーキ装置等に使用されるマ
スタシリンダに関する。
スタシリンダに関する。
b 従来の技術
従来のタンデムマスタシリンダとしては、例え
ば第3図に示すものがある。このマスタシリンダ
51は一端開口のシリンダ本体52を有し、該シ
リンダ本体52の内部にはプライマリピストン5
3の先端部およびセカンダリピストン54がピス
トンガイド55,56を介して摺動自在に配設さ
れていると共に、シリンダ本体52の開口部は螺
着させたキヤツプ57にて閉塞されている。ま
た、シリンダ本体52の内部には、プライマリピ
ストン53とスリーブ58とによつて第1圧力室
59が形成され、セカンダリピストン54とシリ
ンダ本体52の内壁面とによつて第2圧力室60
が形成されており、第1圧力室59および第2圧
力室60にはそれぞれスプリング機構61,62
が配設されている。
ば第3図に示すものがある。このマスタシリンダ
51は一端開口のシリンダ本体52を有し、該シ
リンダ本体52の内部にはプライマリピストン5
3の先端部およびセカンダリピストン54がピス
トンガイド55,56を介して摺動自在に配設さ
れていると共に、シリンダ本体52の開口部は螺
着させたキヤツプ57にて閉塞されている。ま
た、シリンダ本体52の内部には、プライマリピ
ストン53とスリーブ58とによつて第1圧力室
59が形成され、セカンダリピストン54とシリ
ンダ本体52の内壁面とによつて第2圧力室60
が形成されており、第1圧力室59および第2圧
力室60にはそれぞれスプリング機構61,62
が配設されている。
そして、スリーブ58の側壁には圧力逃し溝6
3が形成されており、該逃し溝63はブレーキ作
動を解除するときに作用する。すなわち、ブレー
キペダルを急激に離すと、スプリング機構61に
よりプライマリピストン53が急激に左行しよう
とする。このとき、スリーブ58内には真空が発
生し、プライマリピストン53の右行を妨げる
が、逃し溝63を介してリザーバ64内の作動液
がスリーブ58内に流入することにより真空が解
除されると同時に、プライマリピストン53は円
滑に右行できるようになる。なお、ピストンガイ
ド55,56およびスリーブ58は環状のシール
部材65,66によつて固定配置されている。
3が形成されており、該逃し溝63はブレーキ作
動を解除するときに作用する。すなわち、ブレー
キペダルを急激に離すと、スプリング機構61に
よりプライマリピストン53が急激に左行しよう
とする。このとき、スリーブ58内には真空が発
生し、プライマリピストン53の右行を妨げる
が、逃し溝63を介してリザーバ64内の作動液
がスリーブ58内に流入することにより真空が解
除されると同時に、プライマリピストン53は円
滑に右行できるようになる。なお、ピストンガイ
ド55,56およびスリーブ58は環状のシール
部材65,66によつて固定配置されている。
このようなマスタシリンダ51は、プライマリ
ピストン53およびセカンダリピストン54がそ
れぞれ第1圧力室59および第2圧力室60内に
押込まれると、圧力室59,60内の作動液は送
出口67,68から図示しないブレーキ系統に圧
送されるように構成されている。
ピストン53およびセカンダリピストン54がそ
れぞれ第1圧力室59および第2圧力室60内に
押込まれると、圧力室59,60内の作動液は送
出口67,68から図示しないブレーキ系統に圧
送されるように構成されている。
c 考案が解決しようとする課題
上述の如く、従来のマスタシリンダ51にあつ
ては、ネジ式のキヤツプ57を用いてシリンダ本
体52の開口部を閉塞し、内部の各構成部品が抜
け出ないようにしているので、新規組立時や定期
点検時(マスタシリンダは車検時にゴムやシール
類の交換が義務づけられている)にボツクスレン
チ等の通常の工具でキヤツプ57を締付けてシリ
ンダ本体52に螺着させなければならず、特に規
定トルク以外で締付ける定期点検時において必要
以上のトルクでキヤツプ57をネジ込むおそれが
ある。
ては、ネジ式のキヤツプ57を用いてシリンダ本
体52の開口部を閉塞し、内部の各構成部品が抜
け出ないようにしているので、新規組立時や定期
点検時(マスタシリンダは車検時にゴムやシール
類の交換が義務づけられている)にボツクスレン
チ等の通常の工具でキヤツプ57を締付けてシリ
ンダ本体52に螺着させなければならず、特に規
定トルク以外で締付ける定期点検時において必要
以上のトルクでキヤツプ57をネジ込むおそれが
ある。
キヤツプ57が設定以上のトルクでネジ込まれ
ると、ピストンガイド55,56およびスリーブ
58は樹脂製であるため、ストツパとなるA部の
みならずB部およびC部がキヤツプ57に押圧さ
れて第4図〜第6図に示す如く変形する。すなわ
ち、A部においてはピストンガイド56の左側部
が変形し、またB部においてはピストンガイド5
6およびスリーブ58が圧接して変形し、さらに
C部においてはスリーブ58の逃し溝63が変形
する。ピストンガイド55,56およびスリーブ
58の変形に伴つて、これら構成部品の軸方向の
長さが短くなり、ロスストローク(マスタシリン
ダのあそびを意味する)が大きくなると共に、プ
ライマリピストン53およびセカンダリピストン
54が左側の位置に移動するため、マスタシリン
ダ51の機能低下およびフイーリング低下を招く
という欠点があつた。
ると、ピストンガイド55,56およびスリーブ
58は樹脂製であるため、ストツパとなるA部の
みならずB部およびC部がキヤツプ57に押圧さ
れて第4図〜第6図に示す如く変形する。すなわ
ち、A部においてはピストンガイド56の左側部
が変形し、またB部においてはピストンガイド5
6およびスリーブ58が圧接して変形し、さらに
C部においてはスリーブ58の逃し溝63が変形
する。ピストンガイド55,56およびスリーブ
58の変形に伴つて、これら構成部品の軸方向の
長さが短くなり、ロスストローク(マスタシリン
ダのあそびを意味する)が大きくなると共に、プ
ライマリピストン53およびセカンダリピストン
54が左側の位置に移動するため、マスタシリン
ダ51の機能低下およびフイーリング低下を招く
という欠点があつた。
また、B部においてはシール部材65も変形す
るため、セカンダリピストン54への摺動抵抗が
大きくなると共にシール性能が悪くなり、マスタ
シリンダ51の機能に支障を来たすおそれがあつ
た。それに加えて、C部においては逃がし溝63
が狭くなつてエア抜き等が困難となり、真空解除
ができないことが起こるため、製品の信頼性に欠
けていた。
るため、セカンダリピストン54への摺動抵抗が
大きくなると共にシール性能が悪くなり、マスタ
シリンダ51の機能に支障を来たすおそれがあつ
た。それに加えて、C部においては逃がし溝63
が狭くなつてエア抜き等が困難となり、真空解除
ができないことが起こるため、製品の信頼性に欠
けていた。
本考案はこのような実情に鑑みてなされたもの
であつて、その目的は、上述の如く欠点を解消し
得るマスタシリンダを提供することにある。
であつて、その目的は、上述の如く欠点を解消し
得るマスタシリンダを提供することにある。
d 課題を解決するための手段
上記従来技術の有する課題を解決するために、
本考案においては、シリンダ本体の開口側端部に
キヤツプを螺合させ、該キヤツプにて前記シリン
ダ本体の開口部を閉塞するマスタシリンダにおい
て、前記シリンダ本体とキヤツプのネジ締付部の
一部にそれぞれ段部を設け、前記キヤツプを過度
に締付けたときに前記段部を互いに係合させるこ
とにより、前記キヤツプのシリンダ本体側への移
動を阻止している。
本考案においては、シリンダ本体の開口側端部に
キヤツプを螺合させ、該キヤツプにて前記シリン
ダ本体の開口部を閉塞するマスタシリンダにおい
て、前記シリンダ本体とキヤツプのネジ締付部の
一部にそれぞれ段部を設け、前記キヤツプを過度
に締付けたときに前記段部を互いに係合させるこ
とにより、前記キヤツプのシリンダ本体側への移
動を阻止している。
e 作用
本考案に係るマスタシリンダでは、通常の工具
でキヤツプを過度に締付けたときにシリンダ本体
およびキヤツプのネジ締付部に設けた段部が互い
に係合するため、キヤツプがシリンダ本体側に向
かつて移動することができず、キヤツプによつて
シリンダ本体内の構成部品が破壊されることがな
くなる。
でキヤツプを過度に締付けたときにシリンダ本体
およびキヤツプのネジ締付部に設けた段部が互い
に係合するため、キヤツプがシリンダ本体側に向
かつて移動することができず、キヤツプによつて
シリンダ本体内の構成部品が破壊されることがな
くなる。
f 実施例
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
もので、図において1はタンデムマスタシリンダ
であつて、このマスタシリンダ1は図外のブレー
キアクチユエータを介してブレーキペダルと連動
して作動し、ペダルを踏むとその力が液圧となつ
て各ホイールシリンダに送り出されるようになつ
ている。マスタシリンダ1は一端開口のシリンダ
本体2を有し、開口部3はシリンダ本体2に螺着
させたキヤツプ4によつて閉塞されている。この
シリンダ本体2の外面には第1および第2補給口
5,6が形成されており、これら補給口5,6と
対応する箇所にはリザーバ7が取付けられてい
る。そして、リザーバ7の底部には貫通孔8,9
が穿設され、貫通孔8,9はそれぞれ補給口5,
6に連通している。
もので、図において1はタンデムマスタシリンダ
であつて、このマスタシリンダ1は図外のブレー
キアクチユエータを介してブレーキペダルと連動
して作動し、ペダルを踏むとその力が液圧となつ
て各ホイールシリンダに送り出されるようになつ
ている。マスタシリンダ1は一端開口のシリンダ
本体2を有し、開口部3はシリンダ本体2に螺着
させたキヤツプ4によつて閉塞されている。この
シリンダ本体2の外面には第1および第2補給口
5,6が形成されており、これら補給口5,6と
対応する箇所にはリザーバ7が取付けられてい
る。そして、リザーバ7の底部には貫通孔8,9
が穿設され、貫通孔8,9はそれぞれ補給口5,
6に連通している。
上記シリンダ本体2およびキヤツプ4の内部に
は、リング状ピストンガイド10,11およびス
リーブ12が配設されており、これらピストンガ
イド10,11およびスリーブ12にはプライマ
リピストン13およびセカンダリピストン14が
それぞれ挿通されている。しかして、両ピストン
13,14は軸方向へ摺動自在に配設され、ピス
トンガイド10,11とスリーブ12によつて案
内支持されている。また、上記プライマリピスト
ン13およびセカンダリピストン14は、先端に
開口する凹部を有しており、その凹部を形成する
周壁にはそれぞれ小孔15,16が穿設されてい
る。そしてピストンガイド10,11には、その
半径方向に縦孔17,18が設けられており、こ
れら縦孔17,18の一端はピストン13,14
の摺接面に開口し、他端はキヤツプ4の内壁面と
スリーブ12の外周との間に形成した補給液通路
19あるいは第2補給口6に連通されている。
は、リング状ピストンガイド10,11およびス
リーブ12が配設されており、これらピストンガ
イド10,11およびスリーブ12にはプライマ
リピストン13およびセカンダリピストン14が
それぞれ挿通されている。しかして、両ピストン
13,14は軸方向へ摺動自在に配設され、ピス
トンガイド10,11とスリーブ12によつて案
内支持されている。また、上記プライマリピスト
ン13およびセカンダリピストン14は、先端に
開口する凹部を有しており、その凹部を形成する
周壁にはそれぞれ小孔15,16が穿設されてい
る。そしてピストンガイド10,11には、その
半径方向に縦孔17,18が設けられており、こ
れら縦孔17,18の一端はピストン13,14
の摺接面に開口し、他端はキヤツプ4の内壁面と
スリーブ12の外周との間に形成した補給液通路
19あるいは第2補給口6に連通されている。
また、上記シリンダ本体2の内部には、プライ
マリピストン13とスリーブ12の内壁面とによ
つて第1圧力室20が形成され、セカンダリピス
トン14とシリンダ本体2の内壁面とによつて第
2圧力室21が形成されており、第1圧力室20
および第2圧力室21にはそれぞれプライマリピ
ストン13およびセカンダリピストン14を原位
置に復帰させるスプリング機構22,23が配設
されている。しかして、第1圧力室20は、第1
図に示すマスタシリンダ1の非作動状態におい
て、プライマリピストン13の小孔、ピストンガ
イド10の縦孔17、補給液通路19および第1
補給口5を介してリザーバ7に連通している。ま
た第2圧力室21は、同状態において、セカンダ
リピストン14の小孔16、ピストンガイド11
の縦孔18および第2補給口6を介してリザーバ
7に連通している。なお、ピストンガイド10,
11およびスリーブ12は、両側部に配設された
環状のシール部材24,25によつて位置決め固
定されている。
マリピストン13とスリーブ12の内壁面とによ
つて第1圧力室20が形成され、セカンダリピス
トン14とシリンダ本体2の内壁面とによつて第
2圧力室21が形成されており、第1圧力室20
および第2圧力室21にはそれぞれプライマリピ
ストン13およびセカンダリピストン14を原位
置に復帰させるスプリング機構22,23が配設
されている。しかして、第1圧力室20は、第1
図に示すマスタシリンダ1の非作動状態におい
て、プライマリピストン13の小孔、ピストンガ
イド10の縦孔17、補給液通路19および第1
補給口5を介してリザーバ7に連通している。ま
た第2圧力室21は、同状態において、セカンダ
リピストン14の小孔16、ピストンガイド11
の縦孔18および第2補給口6を介してリザーバ
7に連通している。なお、ピストンガイド10,
11およびスリーブ12は、両側部に配設された
環状のシール部材24,25によつて位置決め固
定されている。
上記キヤツプ4は、外周面が多角形状の係合部
26と大径の締付部27を有する断面略コ字状に
形成され、ボツクスレンチ等の締付工具を係合部
26に係合させて締付けることによりシリンダ本
体2の開口部3に螺着されている。しかして、シ
リンダ本体2内の構成部品は、キヤツプ4にてマ
スタシリンダ1から抜け出ないようになつてい
る。このため、キヤツプ4の締付部27には雄ネ
ジ部28が形成されていると共に、シリンダ本体
2の内周壁に設けられた締付部29にはキヤツプ
4の雄ネジ部28と螺合する雌ネジ部30が形成
されている。また、キヤツプ4の締付部27とシ
リンダ本体2の締付部29の一部には、第2図に
示す如く段部31,32が対応する位置にそれぞ
れ形成されており、これら段部31,32はキヤ
ツプ4を過度に締付けたときに互いに係合するよ
うになつている。一方、キヤツプ4の中央部には
プライマリピストン13を挿通する挿通孔33が
穿設されている。
26と大径の締付部27を有する断面略コ字状に
形成され、ボツクスレンチ等の締付工具を係合部
26に係合させて締付けることによりシリンダ本
体2の開口部3に螺着されている。しかして、シ
リンダ本体2内の構成部品は、キヤツプ4にてマ
スタシリンダ1から抜け出ないようになつてい
る。このため、キヤツプ4の締付部27には雄ネ
ジ部28が形成されていると共に、シリンダ本体
2の内周壁に設けられた締付部29にはキヤツプ
4の雄ネジ部28と螺合する雌ネジ部30が形成
されている。また、キヤツプ4の締付部27とシ
リンダ本体2の締付部29の一部には、第2図に
示す如く段部31,32が対応する位置にそれぞ
れ形成されており、これら段部31,32はキヤ
ツプ4を過度に締付けたときに互いに係合するよ
うになつている。一方、キヤツプ4の中央部には
プライマリピストン13を挿通する挿通孔33が
穿設されている。
なお、第1図において符号34はピストンガイ
ド10側に位置するスリーブ12の側壁に形成さ
れた圧力逃し溝であり、この逃し溝34は一端が
シール部材25側に開口し、他端は補給液通路1
9に連通されている。逃し溝34は、開口面積が
スリーブ12の内側を小さく、外側を大きくした
テーパ状に形成されており、これによつてプレー
キ作動時にスリーブ12内の液圧が上昇し、シー
ル部材25がスリーブ12の端部およびピストン
ガイド10の左側側壁に押付けられてもシール部
材25の隅部が逃し溝34に食い込まないように
なつている。また、符号35と36はシリンダ本
体2の内壁面に設けられた送出口であつて、これ
ら送出口35,36を介して第1および第2圧力
室20,21が図外のブレーキ系統(例えばホイ
ールシリンダ)に連通されている。
ド10側に位置するスリーブ12の側壁に形成さ
れた圧力逃し溝であり、この逃し溝34は一端が
シール部材25側に開口し、他端は補給液通路1
9に連通されている。逃し溝34は、開口面積が
スリーブ12の内側を小さく、外側を大きくした
テーパ状に形成されており、これによつてプレー
キ作動時にスリーブ12内の液圧が上昇し、シー
ル部材25がスリーブ12の端部およびピストン
ガイド10の左側側壁に押付けられてもシール部
材25の隅部が逃し溝34に食い込まないように
なつている。また、符号35と36はシリンダ本
体2の内壁面に設けられた送出口であつて、これ
ら送出口35,36を介して第1および第2圧力
室20,21が図外のブレーキ系統(例えばホイ
ールシリンダ)に連通されている。
上記構成のマスタシリンダ1においては、ブレ
ーキペダルを踏むことによつてプライマリピスト
ン13に圧力が加えられると、これに伴つてプラ
イマリピストン13およびセカンダリピストン1
4が第1図において左方向に押送され、小孔1
5,16を介する液通路がシール部材25によつ
て遮断される。この液通路が遮断されると、第1
および第2圧力室20,21内の作動液は送出口
35,36からブレーキ系統に圧送される。ま
た、ブレーキペダルを離して解除すると、プライ
マリピストン13およびセカンダリピストン14
はスプリング機構22,23の附勢力によつて右
方向に移動し、第1図に示す原位置に復帰する。
これに伴つて、両ピストン13,14の小孔1
5,16とピストンガイド10,11の縦孔1
7,18とが連通し、リザーバ7から作動液が貫
通孔8,9、補給口5,6および補給液通路19
を通り、縦孔17,18および小孔15,16を
経て第1圧力室20と第2圧力室21内に補給さ
れる。
ーキペダルを踏むことによつてプライマリピスト
ン13に圧力が加えられると、これに伴つてプラ
イマリピストン13およびセカンダリピストン1
4が第1図において左方向に押送され、小孔1
5,16を介する液通路がシール部材25によつ
て遮断される。この液通路が遮断されると、第1
および第2圧力室20,21内の作動液は送出口
35,36からブレーキ系統に圧送される。ま
た、ブレーキペダルを離して解除すると、プライ
マリピストン13およびセカンダリピストン14
はスプリング機構22,23の附勢力によつて右
方向に移動し、第1図に示す原位置に復帰する。
これに伴つて、両ピストン13,14の小孔1
5,16とピストンガイド10,11の縦孔1
7,18とが連通し、リザーバ7から作動液が貫
通孔8,9、補給口5,6および補給液通路19
を通り、縦孔17,18および小孔15,16を
経て第1圧力室20と第2圧力室21内に補給さ
れる。
このように構成したマスタシリンダ1によれ
ば、通常の締付工具を用いてキヤツプ4をシリン
ダ本体2の開口部3に螺合させる際に、必要以上
のトルクでキヤツプ4を過度に締付けて雄ネジ部
28をシリンダ本体2の雌ネジ部30にネジ込ん
でも、キヤツプ4の締付部27に設けた段部31
がシリンダ本体2の締付部29に設けた段部32
に当接して互いに係合するため、キヤツプ4の移
動は阻止されて当該係合位置で停止し、キヤツプ
4はシリンダ本体2の内方へ向かつて(図中左方
向)それ以上ネジ込むことが不可能となる。
ば、通常の締付工具を用いてキヤツプ4をシリン
ダ本体2の開口部3に螺合させる際に、必要以上
のトルクでキヤツプ4を過度に締付けて雄ネジ部
28をシリンダ本体2の雌ネジ部30にネジ込ん
でも、キヤツプ4の締付部27に設けた段部31
がシリンダ本体2の締付部29に設けた段部32
に当接して互いに係合するため、キヤツプ4の移
動は阻止されて当該係合位置で停止し、キヤツプ
4はシリンダ本体2の内方へ向かつて(図中左方
向)それ以上ネジ込むことが不可能となる。
以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考
案は既述の実施例に限定されるものではなく、例
えばシリンダ本体2の開口側端部外周面に雄ネジ
部を形成し、キヤツプ4の内周面に雌ネジ部を形
成することにより、キヤツプ4をシリンダ本体2
に螺合させたマスタシリンダに適用できることは
言う迄もない。
案は既述の実施例に限定されるものではなく、例
えばシリンダ本体2の開口側端部外周面に雄ネジ
部を形成し、キヤツプ4の内周面に雌ネジ部を形
成することにより、キヤツプ4をシリンダ本体2
に螺合させたマスタシリンダに適用できることは
言う迄もない。
g 考案の効果
上述の如く、本考案に係るマスタシリンダは、
シリンダ本体とキヤツプのネジ締付部の一部にそ
れぞれ段部を設け、キヤツプを過度に締付けたと
きに上記段部を互いに係合させることにより、キ
ヤツプのシリンダ本体側への移動を阻止したの
で、特に市場サービスにおいて、一定のトルクで
締付け可能な特殊な締付工具を用いることなく通
常の工具によつてキヤツプを容易かつ確実にシリ
ンダ本体に取付けることができ、組立作業の能率
向上が図れると共に、作業コストを低減できる。
また、本考案のマスタシリンダは、キヤツプを万
一に過度に締付けてもネジ込まれたキヤツプによ
つてシリンダ本体内の構成部品が破壊されること
はないので、マスタシリンダの能率低下およびフ
イーリング低下という事態は起こらず、製品の信
頼性が高い。
シリンダ本体とキヤツプのネジ締付部の一部にそ
れぞれ段部を設け、キヤツプを過度に締付けたと
きに上記段部を互いに係合させることにより、キ
ヤツプのシリンダ本体側への移動を阻止したの
で、特に市場サービスにおいて、一定のトルクで
締付け可能な特殊な締付工具を用いることなく通
常の工具によつてキヤツプを容易かつ確実にシリ
ンダ本体に取付けることができ、組立作業の能率
向上が図れると共に、作業コストを低減できる。
また、本考案のマスタシリンダは、キヤツプを万
一に過度に締付けてもネジ込まれたキヤツプによ
つてシリンダ本体内の構成部品が破壊されること
はないので、マスタシリンダの能率低下およびフ
イーリング低下という事態は起こらず、製品の信
頼性が高い。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第1図はマスタシリンダの断面
図、第2図はキヤツプ4をシリンダ本体に螺着さ
せた状態の部分拡大断面図、第3図〜第6図は従
来例を示すものであつて、第3図はマスタシリン
ダの断面図、第4図は変形した状態の第3図にお
けるA部拡大断面図、第5図は変形した状態の第
3図におけるB部拡大断面図、第6図は変形した
状態の第3図におけるC部拡大断面図である。 1……マスタシリンダ、2……シリンダ本体、
3……開口部、4……キヤツプ、27……キヤツ
プの締付部、28……雄ネジ部、29……シリン
ダ本体の締付部、30……雌ネジ部、31……キ
ヤツプの段部、32……シリンダ本体の段部。
ものであつて、第1図はマスタシリンダの断面
図、第2図はキヤツプ4をシリンダ本体に螺着さ
せた状態の部分拡大断面図、第3図〜第6図は従
来例を示すものであつて、第3図はマスタシリン
ダの断面図、第4図は変形した状態の第3図にお
けるA部拡大断面図、第5図は変形した状態の第
3図におけるB部拡大断面図、第6図は変形した
状態の第3図におけるC部拡大断面図である。 1……マスタシリンダ、2……シリンダ本体、
3……開口部、4……キヤツプ、27……キヤツ
プの締付部、28……雄ネジ部、29……シリン
ダ本体の締付部、30……雌ネジ部、31……キ
ヤツプの段部、32……シリンダ本体の段部。
Claims (1)
- シリンダ本体2の開口側端部にキヤツプ4を螺
合させ、該キヤツプにて前記シリンダ本体の開口
部を閉塞するマスタシリンダにおいて、前記シリ
ンダ本体とキヤツプのネジ締付部の一部にそれぞ
れ段部31,32を設け、前記キヤツプを過度に
締付けたときに前記段部を互いに係合させること
により、前記キヤツプのシリンダ本体側への移動
を阻止したことを特徴とするマスタシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15327188U JPH0513663Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15327188U JPH0513663Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0296258U JPH0296258U (ja) | 1990-07-31 |
| JPH0513663Y2 true JPH0513663Y2 (ja) | 1993-04-12 |
Family
ID=31428960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15327188U Expired - Lifetime JPH0513663Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513663Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP15327188U patent/JPH0513663Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0296258U (ja) | 1990-07-31 |
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