JPH0513700A - 半導体集積回路装置及びその形成方法 - Google Patents
半導体集積回路装置及びその形成方法Info
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- JPH0513700A JPH0513700A JP3162914A JP16291491A JPH0513700A JP H0513700 A JPH0513700 A JP H0513700A JP 3162914 A JP3162914 A JP 3162914A JP 16291491 A JP16291491 A JP 16291491A JP H0513700 A JPH0513700 A JP H0513700A
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- misfet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】下地の段差上部にMISFETを配置した半導
体集積回路装置において、前記MISFETの電気的信
頼性を向上する。 【構成】下地絶縁体(4、8等)の第1領域上に下層突
起物(7、13、8、15等)が配置され、この下層突
起物上及び前記下地絶縁体の第1領域と隣接しかつ異な
る第2領域上に渡って、MISFETQのチャネル形成
領域26Nとして使用される半導体層(多結晶珪素膜)
が配置される半導体集積回路装置において、前記MIS
FETQのチャネル形成領域26Nとして使用される半
導体層の第1領域での高さと第2領域での高さとの差を
前記下層突起物の高さに比べて小さく構成する。
体集積回路装置において、前記MISFETの電気的信
頼性を向上する。 【構成】下地絶縁体(4、8等)の第1領域上に下層突
起物(7、13、8、15等)が配置され、この下層突
起物上及び前記下地絶縁体の第1領域と隣接しかつ異な
る第2領域上に渡って、MISFETQのチャネル形成
領域26Nとして使用される半導体層(多結晶珪素膜)
が配置される半導体集積回路装置において、前記MIS
FETQのチャネル形成領域26Nとして使用される半
導体層の第1領域での高さと第2領域での高さとの差を
前記下層突起物の高さに比べて小さく構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
関し、基板上に半導体素子の半導体層を構成する半導体
集積回路装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。特に、本発明は SRAM(Static Random Acce
ss Memory)を備えた半導体集積回路装置に適用して有
効な技術に関するものである。
関し、基板上に半導体素子の半導体層を構成する半導体
集積回路装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。特に、本発明は SRAM(Static Random Acce
ss Memory)を備えた半導体集積回路装置に適用して有
効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】公知技術ではないが、先に出願された特
願平2−30451号乃至特願平2−30454号の夫
々に記載されるSRAMは 4[Mbit]の大容量を備え
る。このSRAMの 1[bit]の情報を記憶するメモリ
セルは、相補型デ−タ線とワ−ド線との交差部毎に配置
され、フリップフロップ回路及び2個の転送用MOSF
ETで構成される。
願平2−30451号乃至特願平2−30454号の夫
々に記載されるSRAMは 4[Mbit]の大容量を備え
る。このSRAMの 1[bit]の情報を記憶するメモリ
セルは、相補型デ−タ線とワ−ド線との交差部毎に配置
され、フリップフロップ回路及び2個の転送用MOSF
ETで構成される。
【0003】このメモリセルの転送用MOSFETは、
フリップフロップ回路の入出力端子に一方の半導体領域
を接続し、相補性データ線に他方の半導体領域を接続
し、ワード線にゲート電極を接続する。
フリップフロップ回路の入出力端子に一方の半導体領域
を接続し、相補性データ線に他方の半導体領域を接続
し、ワード線にゲート電極を接続する。
【0004】前記フリップフロップ回路は、情報蓄積部
として構成され、2個の駆動用MOSFET及び2個の
負荷素子で構成される。
として構成され、2個の駆動用MOSFET及び2個の
負荷素子で構成される。
【0005】駆動用MOSFETは、一方の転送用MO
SFETの一方の半導体領域にドレイン領域を接続し、
基準電源(接地電位)にソース領域を接続する。駆動用
MOSFETのゲート電極は他方の転送用MOSFET
の一方の半導体領域に接続される。駆動用MOSFET
はnチャネル導電型で構成される。
SFETの一方の半導体領域にドレイン領域を接続し、
基準電源(接地電位)にソース領域を接続する。駆動用
MOSFETのゲート電極は他方の転送用MOSFET
の一方の半導体領域に接続される。駆動用MOSFET
はnチャネル導電型で構成される。
【0006】負荷素子は、低消費電力化を主目的とし
て、pチャネルMOSFETが使用される。つまり、メ
モリセルは完全CMOS(フルCMOS)で構成され
る。このpチャネルMOSFETは、一方の転送用MO
SFETの一方の半導体領域にドレイン領域を接続し、
動作電源(電源電位)にソース領域を接続する。pチャ
ネルMOSFETのゲート電極は他方の転送用MOSF
ETの一方の半導体領域に接続される。
て、pチャネルMOSFETが使用される。つまり、メ
モリセルは完全CMOS(フルCMOS)で構成され
る。このpチャネルMOSFETは、一方の転送用MO
SFETの一方の半導体領域にドレイン領域を接続し、
動作電源(電源電位)にソース領域を接続する。pチャ
ネルMOSFETのゲート電極は他方の転送用MOSF
ETの一方の半導体領域に接続される。
【0007】前記SRAMは、4層のゲート材及び2層
の配線材、合計6層の導電層を備えて構成される。
の配線材、合計6層の導電層を備えて構成される。
【0008】メモリセルの転送用MOSFET、駆動用
MOSFETはいずれも半導体基板の主面(実際にはウ
エル領域の主面)に構成され、転送用MOSFETの一
方の半導体領域、駆動用MOSFETのドレイン領域の
夫々は共用される。駆動用MOSFETのゲート電極は
製造プロセスにおける第1層目ゲート材形成工程で形成
される。転送用MOSFETのゲート電極及びワード線
は第2層目ゲート材形成工程で形成される。
MOSFETはいずれも半導体基板の主面(実際にはウ
エル領域の主面)に構成され、転送用MOSFETの一
方の半導体領域、駆動用MOSFETのドレイン領域の
夫々は共用される。駆動用MOSFETのゲート電極は
製造プロセスにおける第1層目ゲート材形成工程で形成
される。転送用MOSFETのゲート電極及びワード線
は第2層目ゲート材形成工程で形成される。
【0009】負荷素子であるpチャネルMOSFET
は、駆動用MOSFET上に配置され、ゲート電極を第
3層目ゲート材形成工程で形成し、チャネル形成領域、
ソース領域及びドレイン領域を第4層目ゲート材形成工
程で形成する。pチャネルMOSFETのゲート電極
(第3層目ゲート材)とチャネル形成領域、ソース領域
及びドレイン領域(第4層目ゲート材)との間にはゲー
ト絶縁膜が形成される。
は、駆動用MOSFET上に配置され、ゲート電極を第
3層目ゲート材形成工程で形成し、チャネル形成領域、
ソース領域及びドレイン領域を第4層目ゲート材形成工
程で形成する。pチャネルMOSFETのゲート電極
(第3層目ゲート材)とチャネル形成領域、ソース領域
及びドレイン領域(第4層目ゲート材)との間にはゲー
ト絶縁膜が形成される。
【0010】このように構成されるSRAMは、メモリ
セルの転送用MOSFET、駆動用MOSFETの各々
の一部が共用され、しかも負荷素子としてのpチャネル
MOSFETが駆動用MOSFETの上部に配置される
ので、メモリセルの占有面積が縮小され、高集積化を図
れる特徴がある。
セルの転送用MOSFET、駆動用MOSFETの各々
の一部が共用され、しかも負荷素子としてのpチャネル
MOSFETが駆動用MOSFETの上部に配置される
ので、メモリセルの占有面積が縮小され、高集積化を図
れる特徴がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前述の大
容量を備えたSRAMの開発に先き立ち、下記の問題点
を見出した。
容量を備えたSRAMの開発に先き立ち、下記の問題点
を見出した。
【0012】(1)前記SRAMのメモリセルの負荷素
子としてのpチャネルMOSFETは、ソース領域−ド
レイン領域間のリーク電流量の低減を主目的として、チ
ャネル形成領域が薄膜化例えば転送用MOSFETのゲ
ート電極に比べて薄膜化される。つまり、チャネル形成
領域、ソース領域及びドレイン領域を形成する、製造プ
ロセスにおける第4層目ゲート材自体が薄膜化される。
第4層目ゲート材はCVD法で堆積された多結晶珪素膜
が使用される。
子としてのpチャネルMOSFETは、ソース領域−ド
レイン領域間のリーク電流量の低減を主目的として、チ
ャネル形成領域が薄膜化例えば転送用MOSFETのゲ
ート電極に比べて薄膜化される。つまり、チャネル形成
領域、ソース領域及びドレイン領域を形成する、製造プ
ロセスにおける第4層目ゲート材自体が薄膜化される。
第4層目ゲート材はCVD法で堆積された多結晶珪素膜
が使用される。
【0013】このpチャネルMOSFETのチャネル形
成領域は、下地段差形状、特に駆動用MOSFETのゲ
ート電極(第2層目ゲート材)、pチャネルMOSFE
Tのゲート電極(第3層目ゲート材)等の下層突起物の
膜厚に相当する段差形状(下層突起物の上面及び側面)
に沿って形成される。前述のSRAMのメモリセルは、
駆動用MOSFETのゲート電極を一方の電極とし、p
チャネルMOSFETのゲート電極を他方の電極とし、
両者間に誘電体膜を介在した容量素子が構成される。こ
の容量素子は情報蓄積部の情報蓄積電荷量の増加を主目
的として構成され、この容量素子の誘電体膜は電荷蓄積
量の増加を目的として薄膜化される。この結果、前述の
下層突起物の形状が忠実に上層に転写され、チャネル形
成領域の下地の段差形状つまりpチャネルMOSFET
のゲート絶縁膜の表面の段差が大きくなる。
成領域は、下地段差形状、特に駆動用MOSFETのゲ
ート電極(第2層目ゲート材)、pチャネルMOSFE
Tのゲート電極(第3層目ゲート材)等の下層突起物の
膜厚に相当する段差形状(下層突起物の上面及び側面)
に沿って形成される。前述のSRAMのメモリセルは、
駆動用MOSFETのゲート電極を一方の電極とし、p
チャネルMOSFETのゲート電極を他方の電極とし、
両者間に誘電体膜を介在した容量素子が構成される。こ
の容量素子は情報蓄積部の情報蓄積電荷量の増加を主目
的として構成され、この容量素子の誘電体膜は電荷蓄積
量の増加を目的として薄膜化される。この結果、前述の
下層突起物の形状が忠実に上層に転写され、チャネル形
成領域の下地の段差形状つまりpチャネルMOSFET
のゲート絶縁膜の表面の段差が大きくなる。
【0014】このため、pチャネルMOSFETのチャ
ネル形成領域が下地の段差形状の段差の領域に渡って形
成されると、段差の高さに段差を渡った数を乗じた分、
チャネル形成領域の長さ(チャネル長)が変動する。
ネル形成領域が下地の段差形状の段差の領域に渡って形
成されると、段差の高さに段差を渡った数を乗じた分、
チャネル形成領域の長さ(チャネル長)が変動する。
【0015】前記pチャネルMOSFETは、ソース領
域−ドレイン領域間のパンチスルー耐圧を向上し、メモ
リセルの占有面積の縮小を主目的として、ドレイン領域
側にオフセット構造が採用される。前述のpチャネルM
OSFETのチャネル形成領域の長さの変動は、オフセ
ット構造を採用するpチャネルMOSFETにおいて、
オフセット長の変動になる。
域−ドレイン領域間のパンチスルー耐圧を向上し、メモ
リセルの占有面積の縮小を主目的として、ドレイン領域
側にオフセット構造が採用される。前述のpチャネルM
OSFETのチャネル形成領域の長さの変動は、オフセ
ット構造を採用するpチャネルMOSFETにおいて、
オフセット長の変動になる。
【0016】このpチャネルMOSFETのオフセット
長が変動により長くなる場合、メモリセルの情報蓄積部
への電源の供給が不足し、記憶された情報が反転する
等、データリテンション特性の不良が発生し、SRAM
の動作上の信頼性が低下する。また、pチャネルMOS
FETのオフセット長が変動により短くなる場合、メモ
リセルの情報蓄積部へ電流が過剰に流れ、スタンバイ電
流量が増大するので、SRAMの消費電力が増大する。
長が変動により長くなる場合、メモリセルの情報蓄積部
への電源の供給が不足し、記憶された情報が反転する
等、データリテンション特性の不良が発生し、SRAM
の動作上の信頼性が低下する。また、pチャネルMOS
FETのオフセット長が変動により短くなる場合、メモ
リセルの情報蓄積部へ電流が過剰に流れ、スタンバイ電
流量が増大するので、SRAMの消費電力が増大する。
【0017】(2)前述のように、メモリセルの負荷素
子としてのpチャネルMOSFETは、チャネル形成領
域が薄膜化されるが、これに併せて、ゲート電極からの
電界効果を高め、導通特性(ON特性)を向上する目的
で、ゲート絶縁膜も薄膜化される。pチャネルMOSF
ETのチャネル形成領域、ソース領域及びドレイン領域
を形成する多結晶珪素膜は下地の段差形状に沿ってほぼ
均一な膜厚で形成される。しかしながら、この結果、多
結晶珪素膜は、平担な領域つまり下地の段差形状の上
面、下面のいずれの領域においても薄い膜厚で形成され
るが、段差の領域においては、下層突起物の高さに相当
する分、膜厚が見かけ上厚くなる。
子としてのpチャネルMOSFETは、チャネル形成領
域が薄膜化されるが、これに併せて、ゲート電極からの
電界効果を高め、導通特性(ON特性)を向上する目的
で、ゲート絶縁膜も薄膜化される。pチャネルMOSF
ETのチャネル形成領域、ソース領域及びドレイン領域
を形成する多結晶珪素膜は下地の段差形状に沿ってほぼ
均一な膜厚で形成される。しかしながら、この結果、多
結晶珪素膜は、平担な領域つまり下地の段差形状の上
面、下面のいずれの領域においても薄い膜厚で形成され
るが、段差の領域においては、下層突起物の高さに相当
する分、膜厚が見かけ上厚くなる。
【0018】前記多結晶珪素膜はフォトリソグラフィ技
術及び微細化を主目的としてRIE等の異方性エッチン
グ技術でパターンニングされるので、多結晶珪素膜の下
地の段差形状に基づく膜厚のばらつきは、不要領域の完
全な除去を目的としてオーバエッチングが必要となる。
このため、多結晶珪素膜のパターンニング工程におい
て、多結晶珪素膜の平担な領域の不要領域を除去した
後、この除去された領域に露出する薄膜化されたゲート
絶縁膜にオーバエッチングが行われ、さらに下地の絶縁
膜にもオーバエッチングが行われる。
術及び微細化を主目的としてRIE等の異方性エッチン
グ技術でパターンニングされるので、多結晶珪素膜の下
地の段差形状に基づく膜厚のばらつきは、不要領域の完
全な除去を目的としてオーバエッチングが必要となる。
このため、多結晶珪素膜のパターンニング工程におい
て、多結晶珪素膜の平担な領域の不要領域を除去した
後、この除去された領域に露出する薄膜化されたゲート
絶縁膜にオーバエッチングが行われ、さらに下地の絶縁
膜にもオーバエッチングが行われる。
【0019】本発明者が行った試作の結果によれば、多
結晶珪素膜のパターンニングに約350〜450[%]
のオーバエッチング量が必要とされ、ゲート絶縁膜及び
その下層の絶縁膜ではエッチングストッパ層としての機
能を確保できない事実が確認された。
結晶珪素膜のパターンニングに約350〜450[%]
のオーバエッチング量が必要とされ、ゲート絶縁膜及び
その下層の絶縁膜ではエッチングストッパ層としての機
能を確保できない事実が確認された。
【0020】前述のゲート絶縁膜にオーバエッチングが
行われると、pチャネルMOSFETのゲート電極が露
出し、又下地の絶縁膜にオーバエッチングが行われる
と、転送用MOSFET若しくは駆動用MOSFETの
ゲート電極が露出する。この結果、これらの露出された
ゲート電極のいずれかと、pチャネルMOSFETのチ
ャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域のいずれか
との間で短絡等の不良が発生する。
行われると、pチャネルMOSFETのゲート電極が露
出し、又下地の絶縁膜にオーバエッチングが行われる
と、転送用MOSFET若しくは駆動用MOSFETの
ゲート電極が露出する。この結果、これらの露出された
ゲート電極のいずれかと、pチャネルMOSFETのチ
ャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域のいずれか
との間で短絡等の不良が発生する。
【0021】(3)前述のように、メモリセルの負荷素
子としてのpチャネルMOSFETは、下地の段差形状
の段差の領域において、チャネル形成領域、ソース領
域、ドレイン領域のいずれかを形成する多結晶珪素膜の
膜厚が見かけ上厚く形成される。チャネル形成領域とし
て使用される多結晶珪素膜にはpチャネルMOSFET
のしきい値電圧をエンハンスメント型に設定するn型不
純物が導入される。ソース領域(ソース配線)、ドレイ
ン領域の夫々に使用される多結晶珪素膜には抵抗値を低
減するp型不純物が導入される。いずれの不純物も、不
純物濃度の制御性が高いイオン打込みで導入される。
子としてのpチャネルMOSFETは、下地の段差形状
の段差の領域において、チャネル形成領域、ソース領
域、ドレイン領域のいずれかを形成する多結晶珪素膜の
膜厚が見かけ上厚く形成される。チャネル形成領域とし
て使用される多結晶珪素膜にはpチャネルMOSFET
のしきい値電圧をエンハンスメント型に設定するn型不
純物が導入される。ソース領域(ソース配線)、ドレイ
ン領域の夫々に使用される多結晶珪素膜には抵抗値を低
減するp型不純物が導入される。いずれの不純物も、不
純物濃度の制御性が高いイオン打込みで導入される。
【0022】このため、多結晶珪素膜の下地の段差形状
の段差の領域の厚い膜厚の部分において、チャネル形成
領域として使用される多結晶珪素膜にn型不純物が導入
されないので、pチャネルMOSFETのしきい値電圧
の制御が困難になる。また、同様に、ソース領域、ドレ
イン領域のいずれかとして使用される多結晶珪素膜にp
型不純物が導入されないので、部分的に高抵抗となり、
見かけ上断線不良となる。
の段差の領域の厚い膜厚の部分において、チャネル形成
領域として使用される多結晶珪素膜にn型不純物が導入
されないので、pチャネルMOSFETのしきい値電圧
の制御が困難になる。また、同様に、ソース領域、ドレ
イン領域のいずれかとして使用される多結晶珪素膜にp
型不純物が導入されないので、部分的に高抵抗となり、
見かけ上断線不良となる。
【0023】本発明の目的は、下記のとおりである。
【0024】(1)下地の段差上部にMISFETを配
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
の電気的信頼性を向上する。
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
の電気的信頼性を向上する。
【0025】(2)下地の段差上部にメモリセルの負荷
素子としてのMISFETを配置するSRAMを備えた
半導体集積回路装置において、前記SRAMの低消費電
力化、動作信頼性の向上の少なくともいずれかを図る。
素子としてのMISFETを配置するSRAMを備えた
半導体集積回路装置において、前記SRAMの低消費電
力化、動作信頼性の向上の少なくともいずれかを図る。
【0026】(3)前記目的(2)に加え、前記SRA
Mの集積度を向上する。
Mの集積度を向上する。
【0027】(4)下地の段差上部に半導体層を抵抗素
子とする半導体集積回路装置において、電気的信頼性を
向上する。
子とする半導体集積回路装置において、電気的信頼性を
向上する。
【0028】(5)下地の段差上部にMISFETを配
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
のチャネル形成領域、ソース領域及びドレイン領域のパ
ターンニングの際に最適化を図る。
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
のチャネル形成領域、ソース領域及びドレイン領域のパ
ターンニングの際に最適化を図る。
【0029】(6)下地の段差上部にMISFETを配
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
のチャネル形成領域、ソース領域及びドレイン領域のい
ずれかに不純物を導入する際に最適化を図る。
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
のチャネル形成領域、ソース領域及びドレイン領域のい
ずれかに不純物を導入する際に最適化を図る。
【0030】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0031】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記のとおりである。
【0032】(1)下地絶縁体の第1領域上に下層突起
物が配置され、この下層突起物上及び前記下地絶縁体の
第1領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、MI
SFETのチャネル形成領域として使用される半導体層
が配置される半導体集積回路装置において、前記MIS
FETのチャネル形成領域として使用される半導体層の
第1領域での高さと第2領域での高さとの差が、前記下
層突起物の高さに比べて小さく構成される。
物が配置され、この下層突起物上及び前記下地絶縁体の
第1領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、MI
SFETのチャネル形成領域として使用される半導体層
が配置される半導体集積回路装置において、前記MIS
FETのチャネル形成領域として使用される半導体層の
第1領域での高さと第2領域での高さとの差が、前記下
層突起物の高さに比べて小さく構成される。
【0033】(2)前記手段(1)のMISFETは、
SRAMのメモリセルのフリップフロップ回路の負荷素
子である。
SRAMのメモリセルのフリップフロップ回路の負荷素
子である。
【0034】(3)前記手段(2)のMISFETは、
そのゲート電極のドレイン領域側の端面からドレイン領
域のゲート電極側の端部を離隔したオフセット構造で構
成される。
そのゲート電極のドレイン領域側の端面からドレイン領
域のゲート電極側の端部を離隔したオフセット構造で構
成される。
【0035】(4)前記手段(2)又は手段(3)のM
ISFETのチャネル形成領域として使用される半導体
層は、前記下層突起物の高さに比べて薄い膜厚で構成さ
れる。
ISFETのチャネル形成領域として使用される半導体
層は、前記下層突起物の高さに比べて薄い膜厚で構成さ
れる。
【0036】(5)前記手段(4)のMISFETのチ
ャネル形成領域として使用される半導体層は、30〜5
0[nm]の範囲内に膜厚が設定される。
ャネル形成領域として使用される半導体層は、30〜5
0[nm]の範囲内に膜厚が設定される。
【0037】(6)前記手段(1)乃至手段(5)のい
ずれかの下地絶縁体の第2領域とMISFETのチャネ
ル形成領域として使用される半導体層との間には、前記
下層突起物の高さとほぼ同等若しくはそれに比べて若干
低くなる膜厚の絶縁体が構成される。
ずれかの下地絶縁体の第2領域とMISFETのチャネ
ル形成領域として使用される半導体層との間には、前記
下層突起物の高さとほぼ同等若しくはそれに比べて若干
低くなる膜厚の絶縁体が構成される。
【0038】(7)前記手段(1)乃至(5)のいずれ
かの下地絶縁体とMISFETのチャネル形成領域とし
て使用される半導体層との間には、前記第1領域の下層
突起物と前記半導体層との間の膜厚が薄く、かつ第2領
域の下地絶縁体と前記半導体層との間の膜厚が厚い絶縁
体が構成される。
かの下地絶縁体とMISFETのチャネル形成領域とし
て使用される半導体層との間には、前記第1領域の下層
突起物と前記半導体層との間の膜厚が薄く、かつ第2領
域の下地絶縁体と前記半導体層との間の膜厚が厚い絶縁
体が構成される。
【0039】(8)下地絶縁体の第1領域上に下層突起
物が配置され、この下層突起物上及び前記下地絶縁体の
第1領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、抵抗
層として使用される半導体層が配置される半導体集積回
路装置において、前記抵抗層として使用される半導体層
の第1領域での高さと第2領域での高さとの差が、前記
下層突起物の高さに比べて小さく構成される。
物が配置され、この下層突起物上及び前記下地絶縁体の
第1領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、抵抗
層として使用される半導体層が配置される半導体集積回
路装置において、前記抵抗層として使用される半導体層
の第1領域での高さと第2領域での高さとの差が、前記
下層突起物の高さに比べて小さく構成される。
【0040】(9)下地絶縁体の第1領域上に下層突起
物が配置され、この下層突起物上及び下地絶縁体の第1
領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、MISF
ETのゲート絶縁膜を介在し、このMISFETのチャ
ネル形成領域として使用される半導体層が配置される半
導体集積回路装置の形成方法において、下記の工程
(A)乃至工程(E)を備える。
物が配置され、この下層突起物上及び下地絶縁体の第1
領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、MISF
ETのゲート絶縁膜を介在し、このMISFETのチャ
ネル形成領域として使用される半導体層が配置される半
導体集積回路装置の形成方法において、下記の工程
(A)乃至工程(E)を備える。
【0041】(A)前記下地絶縁体の第1領域上に下層
突起物を形成する工程、 (B)前記下地絶縁体の第2領域上に前記下層突起物の
高さとほぼ同等若しくはそれに比べて若干低くなる膜厚
の絶縁体、又は前記下地絶縁体の第2領域とMISFE
Tのチャネル形成領域として使用される半導体層との間
にその膜厚が前記第1領域の下層突起物と前記半導体層
との間の膜厚に比べて厚い絶縁体を形成する工程、 (C)前記絶縁体の前記第1領域及び第2領域を含む全
面に前記MISFETのゲート絶縁膜を形成する工程、 (D)前記ゲート絶縁膜上の全面に前記MISFETの
チャネル形成領域として使用される半導体層を形成する
工程、 (E)少なくとも前記半導体層に第1領域及び第2領域
に渡って残存するパターンニングを施し、MISFET
のチャネル形成領域を形成する工程。
突起物を形成する工程、 (B)前記下地絶縁体の第2領域上に前記下層突起物の
高さとほぼ同等若しくはそれに比べて若干低くなる膜厚
の絶縁体、又は前記下地絶縁体の第2領域とMISFE
Tのチャネル形成領域として使用される半導体層との間
にその膜厚が前記第1領域の下層突起物と前記半導体層
との間の膜厚に比べて厚い絶縁体を形成する工程、 (C)前記絶縁体の前記第1領域及び第2領域を含む全
面に前記MISFETのゲート絶縁膜を形成する工程、 (D)前記ゲート絶縁膜上の全面に前記MISFETの
チャネル形成領域として使用される半導体層を形成する
工程、 (E)少なくとも前記半導体層に第1領域及び第2領域
に渡って残存するパターンニングを施し、MISFET
のチャネル形成領域を形成する工程。
【0042】(10)下地絶縁体の第1領域上に下層突
起物が配置され、この下層突起物上及び下地絶縁体の第
1領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、MIS
FETのチャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域
のいずれかとして使用される半導体層が配置される半導
体集積回路装置の形成方法において、下記の工程(A)
乃至工程(D)を備える。
起物が配置され、この下層突起物上及び下地絶縁体の第
1領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、MIS
FETのチャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域
のいずれかとして使用される半導体層が配置される半導
体集積回路装置の形成方法において、下記の工程(A)
乃至工程(D)を備える。
【0043】(A)前記下地絶縁体の第1領域上に下層
突起物を形成する工程、 (B)前記下地絶縁体の第2領域上に前記下層突起物の
高さとほぼ同等若しくはそれに比べて若干低くなる膜厚
の絶縁体、又は前記下地絶縁体の第2領域とMISFE
Tのチャネル形成領域として使用される半導体層との間
にその膜厚が前記第1領域の下層突起物と前記半導体層
との間の膜厚に比べて厚い絶縁体を形成する工程、 (C)前記絶縁体上であって、前記第1領域及び第2領
域を含む全面に前記MISFETのチャネル形成領域、
ソース領域、ドレイン領域のいずれかとして使用される
半導体層を形成する工程、 (D)前記半導体層のチャネル形成領域、ソース領域、
ドレイン領域のいずれかの領域にこのいずれかを形成す
る不純物をイオン打込みで導入する工程。
突起物を形成する工程、 (B)前記下地絶縁体の第2領域上に前記下層突起物の
高さとほぼ同等若しくはそれに比べて若干低くなる膜厚
の絶縁体、又は前記下地絶縁体の第2領域とMISFE
Tのチャネル形成領域として使用される半導体層との間
にその膜厚が前記第1領域の下層突起物と前記半導体層
との間の膜厚に比べて厚い絶縁体を形成する工程、 (C)前記絶縁体上であって、前記第1領域及び第2領
域を含む全面に前記MISFETのチャネル形成領域、
ソース領域、ドレイン領域のいずれかとして使用される
半導体層を形成する工程、 (D)前記半導体層のチャネル形成領域、ソース領域、
ドレイン領域のいずれかの領域にこのいずれかを形成す
る不純物をイオン打込みで導入する工程。
【0044】
【作用】上述した手段(1)によれば、前記MISFE
Tのチャネル形成領域(半導体層)の下層突起物の高さ
に基づく長さのばらつき量を低減し、ソース領域とドレ
イン領域との間に流れる電流量のばらつきを低減できる
ので、前記MISFETの電気的特性を向上し、半導体
集積回路装置の電気的信頼性を向上できる。
Tのチャネル形成領域(半導体層)の下層突起物の高さ
に基づく長さのばらつき量を低減し、ソース領域とドレ
イン領域との間に流れる電流量のばらつきを低減できる
ので、前記MISFETの電気的特性を向上し、半導体
集積回路装置の電気的信頼性を向上できる。
【0045】上述した手段(2)によれば、前記メモリ
セルのフリップフロップ回路の負荷素子が電源から情報
蓄積ノード領域へ供給される電流量のばらつきを低減で
きるので、SRAMにおいて、電流の過剰供給を低減
し、スタンバイ電流量を低減できる、又は電流の供給不
足を低減し、データリテンション不良を低減できる。前
記スタンバイ電流量の低減化はSRAMの消費電力化を
図れ、又前記データリテンション不良の低減化はSRA
Mの動作信頼性を向上できる。
セルのフリップフロップ回路の負荷素子が電源から情報
蓄積ノード領域へ供給される電流量のばらつきを低減で
きるので、SRAMにおいて、電流の過剰供給を低減
し、スタンバイ電流量を低減できる、又は電流の供給不
足を低減し、データリテンション不良を低減できる。前
記スタンバイ電流量の低減化はSRAMの消費電力化を
図れ、又前記データリテンション不良の低減化はSRA
Mの動作信頼性を向上できる。
【0046】上述した手段(3)によれば、前記負荷素
子としてのMISFETのソース領域とドレイン領域と
の間のパンチスルー耐圧を向上でき、このMISFET
の平面サイズを縮小できるので、メモリセルの占有面積
を縮小し、SRAMの集積度を向上できる。
子としてのMISFETのソース領域とドレイン領域と
の間のパンチスルー耐圧を向上でき、このMISFET
の平面サイズを縮小できるので、メモリセルの占有面積
を縮小し、SRAMの集積度を向上できる。
【0047】上述した手段(4)又は手段(5)によれ
ば、前記負荷素子としてのMISFETのソース領域と
ドレイン領域との間のリーク電流を低減できるので、ス
タンバイ電流量を低減し、SRAMの低消費電力化を図
れる。
ば、前記負荷素子としてのMISFETのソース領域と
ドレイン領域との間のリーク電流を低減できるので、ス
タンバイ電流量を低減し、SRAMの低消費電力化を図
れる。
【0048】上述した手段(6)又は手段(7)によれ
ば、前記下地絶縁体の第2領域において、前記第1領域
の下層突起物の高さに相当する分、MISFETのチャ
ネル形成領域として使用される半導体層の高さを高くで
きる(第1領域での半導体層の高さと同等若しくはそれ
に近づけられる、つまり下地を平担化できる)ので、前
記手段(1)乃至(5)のいずれかの作用効果が得られ
る。
ば、前記下地絶縁体の第2領域において、前記第1領域
の下層突起物の高さに相当する分、MISFETのチャ
ネル形成領域として使用される半導体層の高さを高くで
きる(第1領域での半導体層の高さと同等若しくはそれ
に近づけられる、つまり下地を平担化できる)ので、前
記手段(1)乃至(5)のいずれかの作用効果が得られ
る。
【0049】上述した手段(8)によれば、前記抵抗層
(半導体層)の下層突起物の高さに基づく長さのばらつ
き量を低減し、抵抗層の抵抗値のばらつきを低減できる
ので、抵抗層に流れる電流量を安定化し、半導体集積回
路装置の電気的信頼性を向上できる。
(半導体層)の下層突起物の高さに基づく長さのばらつ
き量を低減し、抵抗層の抵抗値のばらつきを低減できる
ので、抵抗層に流れる電流量を安定化し、半導体集積回
路装置の電気的信頼性を向上できる。
【0050】上述した手段(9)によれば、前記工程
(B)で形成される絶縁体で下層突起物に基づく段差が
低減され、前記工程(C)で形成されるゲート絶縁膜の
表面が平担化され、前記工程(D)で形成される半導体
層の前記下層突起物に基づく段差に沿った見かけ上膜厚
の厚い部分がなくなるので、半導体層の第1領域、第2
領域のいずれかの平担な領域の膜厚に応じたエッチング
条件で前記工程(E)の半導体層のパターンニングが行
え、前記半導体層のオーバエッチング量を低減できる。
この半導体層のオーバエッチング量の低減化は、半導体
層の下層のゲート絶縁膜のエッチング、導体層(例え
ば、下層突起物)に達するエッチングのいずれも防止で
きるので、この下層の導体層と半導体層との間の短絡不
良を防止できる。
(B)で形成される絶縁体で下層突起物に基づく段差が
低減され、前記工程(C)で形成されるゲート絶縁膜の
表面が平担化され、前記工程(D)で形成される半導体
層の前記下層突起物に基づく段差に沿った見かけ上膜厚
の厚い部分がなくなるので、半導体層の第1領域、第2
領域のいずれかの平担な領域の膜厚に応じたエッチング
条件で前記工程(E)の半導体層のパターンニングが行
え、前記半導体層のオーバエッチング量を低減できる。
この半導体層のオーバエッチング量の低減化は、半導体
層の下層のゲート絶縁膜のエッチング、導体層(例え
ば、下層突起物)に達するエッチングのいずれも防止で
きるので、この下層の導体層と半導体層との間の短絡不
良を防止できる。
【0051】上述した手段(10)によれば、前記工程
(B)で形成される絶縁体で下層突起物に基づく段差が
低減され、前記工程(C)で形成される半導体層の下地
が平担化され、この半導体層の前記下層突起物に基づく
段差に沿った見かけ上膜厚の厚い部分がなくなるので、
前記半導体層の第1領域、第2領域、第1領域と第2領
域との間の領域のいずれの領域の膜厚もほぼ均一に形成
でき、前記工程(D)で半導体層のいずれかの領域に不
純物を均一に導入できる。この半導体層に不純物を均一
に導入できることは、チャネル形成領域に不純物を導入
する場合、半導体層の下層突起物に基づく膜厚の厚い領
域がなくなり、不純物が導入されない領域がなくなるの
で、しきい値電圧の制御を安定にできる等、MISFE
Tの電気的信頼性を向上できる。また、半導体層に不純
物を均一に導入できることは、ソース領域、ドレイン領
域のいずれかの領域に不純物を導入する場合、半導体層
の下層突起物に基づく膜厚の厚い領域がなくなり、不純
物が導入されない領域がなくなるので、断線不良を防止
でき、MISFETの電気的信頼性を向上できる。
(B)で形成される絶縁体で下層突起物に基づく段差が
低減され、前記工程(C)で形成される半導体層の下地
が平担化され、この半導体層の前記下層突起物に基づく
段差に沿った見かけ上膜厚の厚い部分がなくなるので、
前記半導体層の第1領域、第2領域、第1領域と第2領
域との間の領域のいずれの領域の膜厚もほぼ均一に形成
でき、前記工程(D)で半導体層のいずれかの領域に不
純物を均一に導入できる。この半導体層に不純物を均一
に導入できることは、チャネル形成領域に不純物を導入
する場合、半導体層の下層突起物に基づく膜厚の厚い領
域がなくなり、不純物が導入されない領域がなくなるの
で、しきい値電圧の制御を安定にできる等、MISFE
Tの電気的信頼性を向上できる。また、半導体層に不純
物を均一に導入できることは、ソース領域、ドレイン領
域のいずれかの領域に不純物を導入する場合、半導体層
の下層突起物に基づく膜厚の厚い領域がなくなり、不純
物が導入されない領域がなくなるので、断線不良を防止
でき、MISFETの電気的信頼性を向上できる。
【0052】以下、本発明の構成について、メモリセル
の情報蓄積部としてのフリップフロップ回路を完全CM
OSで構成するSRAMに本発明を適用した、一実施例
とともに説明する。
の情報蓄積部としてのフリップフロップ回路を完全CM
OSで構成するSRAMに本発明を適用した、一実施例
とともに説明する。
【0053】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0054】
【実施例】(実 施 例 1)本発明の実施例1であるS
RAMのメモリセルの構成を図5(等価回路図)で示
す。
RAMのメモリセルの構成を図5(等価回路図)で示
す。
【0055】図5に示すように、SRAMのメモリセル
は第1ワード線WL1及び第2ワード線WL2と第1デ
ータ線DL1及び第2データ線DL2との交差部に配置
される。メモリセルはフリップフロップ回路と2個の転
送用MISFETQt1及びQt2とで構成される。フ
リップフロップ回路は情報蓄積部として構成され、この
メモリセルは 1[bit]の1情報又は0情報を記憶する。
は第1ワード線WL1及び第2ワード線WL2と第1デ
ータ線DL1及び第2データ線DL2との交差部に配置
される。メモリセルはフリップフロップ回路と2個の転
送用MISFETQt1及びQt2とで構成される。フ
リップフロップ回路は情報蓄積部として構成され、この
メモリセルは 1[bit]の1情報又は0情報を記憶する。
【0056】前記メモリセルの2個の転送用MISFE
TQt1、Qt2の夫々はフリップフロップ回路の一対
の入出力端子の夫々に一方の半導体領域を接続する。転
送用MISFETQt1の他方の半導体領域は第1デー
タ線DL1に接続され、ゲート電極は第1ワード線WL
1に接続される。転送用MISFETQt2の他方の半
導体領域は第2データ線DL2に接続され、ゲート電極
は第2ワード線WL2に接続される。この2個の転送用
MISFEETQt1、Qt2の夫々はnチャネル導電
型で構成される。
TQt1、Qt2の夫々はフリップフロップ回路の一対
の入出力端子の夫々に一方の半導体領域を接続する。転
送用MISFETQt1の他方の半導体領域は第1デー
タ線DL1に接続され、ゲート電極は第1ワード線WL
1に接続される。転送用MISFETQt2の他方の半
導体領域は第2データ線DL2に接続され、ゲート電極
は第2ワード線WL2に接続される。この2個の転送用
MISFEETQt1、Qt2の夫々はnチャネル導電
型で構成される。
【0057】前記フリップフロップ回路は2個の駆動用
MISFETQd1及びQd2と2個の負荷用MISF
ETQp1及びQp2とで構成される。駆動用MISF
ETQd1、Qd2の夫々はnチャネル導電型で構成さ
れる。負荷用MISFETQp1、Qp2の夫々はpチ
ャネル導電型で構成される。つまり、本実施例のSRA
Mのメモリセルは完全CMOS(フルCMOS)構造で
構成される。
MISFETQd1及びQd2と2個の負荷用MISF
ETQp1及びQp2とで構成される。駆動用MISF
ETQd1、Qd2の夫々はnチャネル導電型で構成さ
れる。負荷用MISFETQp1、Qp2の夫々はpチ
ャネル導電型で構成される。つまり、本実施例のSRA
Mのメモリセルは完全CMOS(フルCMOS)構造で
構成される。
【0058】前記駆動用MISFETQd1、負荷用M
ISFETQp1の夫々は、互いのドレイン領域を接続
しかつ互いのゲート電極を接続し、CMOSを構成す
る。同様に、駆動用MISFETQd2、負荷用MIS
FETQp2の夫々は、互いのドレイン領域を接続しか
つ互いのゲート電極を接続し、CMOSを構成する。駆
動用MISFETQd1、負荷用MISFETQp1の
夫々のドレイン領域(入出力端子)は、転送用MISF
ETQt1の一方の半導体領域に接続されるとともに、
駆動用MISFETQd2、負荷用MISFETQp2
の夫々のゲート電極に接続される。駆動用MISFET
Qd2、負荷用MISFETQp2の夫々のドレイン領
域(入出力端子)は、転送用MISFETQt2の一方
の半導体領域に接続されるとともに、駆動用MISFE
TQd1、負荷用MISFETQp1の夫々のゲート電
極に接続される。
ISFETQp1の夫々は、互いのドレイン領域を接続
しかつ互いのゲート電極を接続し、CMOSを構成す
る。同様に、駆動用MISFETQd2、負荷用MIS
FETQp2の夫々は、互いのドレイン領域を接続しか
つ互いのゲート電極を接続し、CMOSを構成する。駆
動用MISFETQd1、負荷用MISFETQp1の
夫々のドレイン領域(入出力端子)は、転送用MISF
ETQt1の一方の半導体領域に接続されるとともに、
駆動用MISFETQd2、負荷用MISFETQp2
の夫々のゲート電極に接続される。駆動用MISFET
Qd2、負荷用MISFETQp2の夫々のドレイン領
域(入出力端子)は、転送用MISFETQt2の一方
の半導体領域に接続されるとともに、駆動用MISFE
TQd1、負荷用MISFETQp1の夫々のゲート電
極に接続される。
【0059】駆動用MISFETQd1、Qd2の夫々
のソース領域は基準電圧Vss(例えば0[V])が供給さ
れる。この方式に限定されないが、本実施例のSRAM
は降圧電源回路を内蔵し、周辺回路の一部(例えば入出
力回路)に高い電源電圧Vccを供給し、メモリセルアレ
イを主体に降圧された低い電源電圧Vccを供給する。つ
まり、負荷用MISFETQp1、Qp2の夫々のソー
ス領域は降圧された低い電源電圧Vcc(例えば3〜4
[V])が供給される。
のソース領域は基準電圧Vss(例えば0[V])が供給さ
れる。この方式に限定されないが、本実施例のSRAM
は降圧電源回路を内蔵し、周辺回路の一部(例えば入出
力回路)に高い電源電圧Vccを供給し、メモリセルアレ
イを主体に降圧された低い電源電圧Vccを供給する。つ
まり、負荷用MISFETQp1、Qp2の夫々のソー
ス領域は降圧された低い電源電圧Vcc(例えば3〜4
[V])が供給される。
【0060】本実施例のSRAMはデバイデッドワード
ライン方式が採用される。デバイデッドワードライン方
式は、Xデコーダ回路でメインワード線(MWL)を介
してメモリブロック毎に配置された複数個のうちの1つ
のワードデコーダ回路を選択し、この選択されたワード
デコーダ回路でメモリブロックに配置された複数個のう
ちの所定数のメモリセルアレイに延在する第1ワード線
WL1及び第2ワード線WL2を選択する。また、前記
ワードデコーダ回路とメモリセルアレイに延在する第1
ワード線WL1、第2ワード線WL2の夫々はサブワー
ド線(SWL)を介在して接続される。
ライン方式が採用される。デバイデッドワードライン方
式は、Xデコーダ回路でメインワード線(MWL)を介
してメモリブロック毎に配置された複数個のうちの1つ
のワードデコーダ回路を選択し、この選択されたワード
デコーダ回路でメモリブロックに配置された複数個のう
ちの所定数のメモリセルアレイに延在する第1ワード線
WL1及び第2ワード線WL2を選択する。また、前記
ワードデコーダ回路とメモリセルアレイに延在する第1
ワード線WL1、第2ワード線WL2の夫々はサブワー
ド線(SWL)を介在して接続される。
【0061】次に、前記SRAMのメモリセルの具体的
な構造について説明する。メモリセルの完成状態の平面
構造は図2(平面図)に、製造プロセス中の各製造工程
毎の平面構造は図3及び図4(平面図)に夫々示す。メ
モリセルの完成状態の断面構造は図1(図2のIーI切
断線で切った断面図)に示す。
な構造について説明する。メモリセルの完成状態の平面
構造は図2(平面図)に、製造プロセス中の各製造工程
毎の平面構造は図3及び図4(平面図)に夫々示す。メ
モリセルの完成状態の断面構造は図1(図2のIーI切
断線で切った断面図)に示す。
【0062】図1及び図2に示すように、SRAMは単
結晶珪素からなるp-型半導体基板1を主体に構成され
る。このp- 型半導体基板1の一部の領域の主面部には
p型ウエル領域2が構成される。p- 型半導体基板1の
他の領域の主面部にはn型ウエル領域(図示しない)が
構成される。p型ウエル領域2はnチャネルMISFE
TQnの形成領域つまりメモリセルアレイの形成領域及
び周辺回路の一部の領域において構成される。n型ウエ
ル領域はpチャネルMISFETQpの形成領域つまり
周辺回路の他の領域において構成される。
結晶珪素からなるp-型半導体基板1を主体に構成され
る。このp- 型半導体基板1の一部の領域の主面部には
p型ウエル領域2が構成される。p- 型半導体基板1の
他の領域の主面部にはn型ウエル領域(図示しない)が
構成される。p型ウエル領域2はnチャネルMISFE
TQnの形成領域つまりメモリセルアレイの形成領域及
び周辺回路の一部の領域において構成される。n型ウエ
ル領域はpチャネルMISFETQpの形成領域つまり
周辺回路の他の領域において構成される。
【0063】本実施例のSRAMは、前述のように降圧
電源回路を内蔵し、メモリセルアレイに降圧された低い
電源電圧Vccを供給するので、p型ウエル領域2のう
ち、メモリセルアレイの領域はその他の領域に対して電
気的に分離され、電気的に独立に構成される。このp型
ウエル領域2の分離は、p- 型半導体基板1とp型ウエ
ル領域2との間に形成された埋込型のn型半導体領域1
A(p型ウエル領域2の底部)及びn型ウエル領域(p
型ウエル領域2の側部)で行われる。
電源回路を内蔵し、メモリセルアレイに降圧された低い
電源電圧Vccを供給するので、p型ウエル領域2のう
ち、メモリセルアレイの領域はその他の領域に対して電
気的に分離され、電気的に独立に構成される。このp型
ウエル領域2の分離は、p- 型半導体基板1とp型ウエ
ル領域2との間に形成された埋込型のn型半導体領域1
A(p型ウエル領域2の底部)及びn型ウエル領域(p
型ウエル領域2の側部)で行われる。
【0064】前記SRAMのメモリセルはp型ウエル領
域2の活性領域の主面に構成される。メモリセルのう
ち、2個の駆動用MISFETQd1、Qd2の夫々
は、図1、図2及び図3に示すように、素子分離絶縁膜
4及びp型チャネルストッパ領域5で周囲を規定された
領域内において、p型ウエル領域2の主面に構成され
る。駆動用MISFETQd1、Qd2の夫々はp型ウ
エル領域2、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7、ソース領
域及びドレイン領域を主体に構成される。
域2の活性領域の主面に構成される。メモリセルのう
ち、2個の駆動用MISFETQd1、Qd2の夫々
は、図1、図2及び図3に示すように、素子分離絶縁膜
4及びp型チャネルストッパ領域5で周囲を規定された
領域内において、p型ウエル領域2の主面に構成され
る。駆動用MISFETQd1、Qd2の夫々はp型ウ
エル領域2、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7、ソース領
域及びドレイン領域を主体に構成される。
【0065】前記p型ウエル領域2は駆動用MISFE
TQd1、Qd2の夫々のチャネル形成領域を構成す
る。ゲート絶縁膜6は、例えば、熱酸化法で形成した酸
化珪素膜で形成され、10〜15[nm]程度の膜厚で
形成される。
TQd1、Qd2の夫々のチャネル形成領域を構成す
る。ゲート絶縁膜6は、例えば、熱酸化法で形成した酸
化珪素膜で形成され、10〜15[nm]程度の膜厚で
形成される。
【0066】ゲート電極7は、第1層目のゲート材形成
工程で形成され、例えばCVD法で堆積した単層構造の
多結晶珪素膜で形成される。この多結晶珪素膜には抵抗
値を低減するn型不純物例えばP(又はAs)が導入され
る。多結晶珪素膜は、その膜厚を薄膜化し、上層の導電
層の下地となる層間絶縁膜の表面の平担化を主目的とし
て、例えば80〜120[nm]程度の膜厚で形成され
る。
工程で形成され、例えばCVD法で堆積した単層構造の
多結晶珪素膜で形成される。この多結晶珪素膜には抵抗
値を低減するn型不純物例えばP(又はAs)が導入され
る。多結晶珪素膜は、その膜厚を薄膜化し、上層の導電
層の下地となる層間絶縁膜の表面の平担化を主目的とし
て、例えば80〜120[nm]程度の膜厚で形成され
る。
【0067】ソース領域、ドレイン領域の夫々は低い不
純物濃度のn型半導体領域10及びその主面部に設けら
れた高い不純物濃度のn+ 型半導体領域11で構成され
る。この不純物濃度が異なる2種類のn型半導体領域1
0、n+型半導体領域11の夫々は、前記ゲート電極7
及びその側壁に形成されたサイドウォールスペーサ9に
対して自己整合で形成される。つまり、駆動用MISF
ETQd1、Qd2の夫々のソース領域及びドレイン領
域は所謂2重ドレイン(DDD:Double Diffused D
rain)構造で構成される。この2重ドレイン構造を採用
する駆動用MISFETQd1、Qd2の夫々は、ソー
ス領域、ドレイン領域の夫々のpn接合部に付加される
寄生容量を低減できるので、駆動能力(ドライバビリテ
ィ)を高くできる。
純物濃度のn型半導体領域10及びその主面部に設けら
れた高い不純物濃度のn+ 型半導体領域11で構成され
る。この不純物濃度が異なる2種類のn型半導体領域1
0、n+型半導体領域11の夫々は、前記ゲート電極7
及びその側壁に形成されたサイドウォールスペーサ9に
対して自己整合で形成される。つまり、駆動用MISF
ETQd1、Qd2の夫々のソース領域及びドレイン領
域は所謂2重ドレイン(DDD:Double Diffused D
rain)構造で構成される。この2重ドレイン構造を採用
する駆動用MISFETQd1、Qd2の夫々は、ソー
ス領域、ドレイン領域の夫々のpn接合部に付加される
寄生容量を低減できるので、駆動能力(ドライバビリテ
ィ)を高くできる。
【0068】前記ゲート電極7のゲート長方向の側壁に
はサイドウォールスペーサ9が構成され、上部には絶縁
膜8が構成される。サイドウォールスペーサ9、絶縁膜
8のいずれも、例えばCVD法で堆積された酸化珪素膜
で形成され、120〜160[nm]程度の膜厚で形成
される。
はサイドウォールスペーサ9が構成され、上部には絶縁
膜8が構成される。サイドウォールスペーサ9、絶縁膜
8のいずれも、例えばCVD法で堆積された酸化珪素膜
で形成され、120〜160[nm]程度の膜厚で形成
される。
【0069】メモリセルのうち、2個の転送用MISF
ETQt1、Qt2の夫々は、図1、図2及び図3に示
すように、素子分離絶縁膜4及びp型チャネルストッパ
領域5で周囲を規定された領域内において、p型ウエル
領域2の主面に構成される。転送用MISFETQt
1、Qt2の夫々はp型ウエル領域2、ゲート絶縁膜1
2、ゲート電極13、ソース領域及びドレイン領域を主
体に構成される。
ETQt1、Qt2の夫々は、図1、図2及び図3に示
すように、素子分離絶縁膜4及びp型チャネルストッパ
領域5で周囲を規定された領域内において、p型ウエル
領域2の主面に構成される。転送用MISFETQt
1、Qt2の夫々はp型ウエル領域2、ゲート絶縁膜1
2、ゲート電極13、ソース領域及びドレイン領域を主
体に構成される。
【0070】前記p型ウエル領域2は転送用MISFE
TQt1、Qt2の夫々のチャネル形成領域を構成す
る。ゲート絶縁膜12は、例えば熱酸化法で形成された
酸化珪素膜で形成され、10〜15[nm]程度の膜厚
で形成される。
TQt1、Qt2の夫々のチャネル形成領域を構成す
る。ゲート絶縁膜12は、例えば熱酸化法で形成された
酸化珪素膜で形成され、10〜15[nm]程度の膜厚
で形成される。
【0071】ゲート電極13は、第2層目のゲート材形
成工程で形成され、例えば多結晶珪素膜13A及びその
上に積層された高融点金属珪化膜13Bで形成された積
層構造(ポリサイド構造)で構成される。下層の多結晶
珪素膜13Aは、CVD法で堆積され、抵抗値を低減す
るn型不純物例えばP(又はAs)が導入される。この下
層の多結晶珪素膜13Aは、上層の導電層の下地となる
層間絶縁膜の表面の平担化を主目的として、薄い膜厚例
えば60〜80[nm]程度の膜厚で形成される。上層
の高融点金属珪化膜13Bは、例えばスパッタ法若しく
はCVD法で堆積したWSi2膜で形成される。上層の高
融点金属珪化膜13Bは、下層の多結晶珪素膜13Aに
比べて比抵抗値が小さいので、信号伝達速度の高速化を
図れる。上層の高融点金属珪化膜13Bは例えば70〜
90[nm]程度の膜厚で形成される。なお、ゲート電
極13の上層の高融点金属珪化膜13BとしてはMoSi
2膜、TiSi2膜、TaSi2膜のいずれに変えてもよい。
成工程で形成され、例えば多結晶珪素膜13A及びその
上に積層された高融点金属珪化膜13Bで形成された積
層構造(ポリサイド構造)で構成される。下層の多結晶
珪素膜13Aは、CVD法で堆積され、抵抗値を低減す
るn型不純物例えばP(又はAs)が導入される。この下
層の多結晶珪素膜13Aは、上層の導電層の下地となる
層間絶縁膜の表面の平担化を主目的として、薄い膜厚例
えば60〜80[nm]程度の膜厚で形成される。上層
の高融点金属珪化膜13Bは、例えばスパッタ法若しく
はCVD法で堆積したWSi2膜で形成される。上層の高
融点金属珪化膜13Bは、下層の多結晶珪素膜13Aに
比べて比抵抗値が小さいので、信号伝達速度の高速化を
図れる。上層の高融点金属珪化膜13Bは例えば70〜
90[nm]程度の膜厚で形成される。なお、ゲート電
極13の上層の高融点金属珪化膜13BとしてはMoSi
2膜、TiSi2膜、TaSi2膜のいずれに変えてもよい。
【0072】ソース領域、ドレイン領域の夫々は高い不
純物濃度のn+ 型半導体領域18及びそれとチャネル形
成領域との間に設けられた低い不純物濃度のn型半導体
領域17で構成される。この不純物濃度が異なる2種類
のうち、n型半導体領域17はゲート電極13のゲート
長方向の側部においてこのゲート電極13に対して自己
整合で形成される。n+ 型半導体領域18はゲート電極
13のゲート長方向の側部においてサイドウォールスペ
ーサ16(図9参照)に対して自己整合で形成される。
つまり、転送用MISFETQt1、Qt2の夫々はL
DD(LightlyDoped Drain)構造で構成される。L
DD構造を採用する転送用MISFETQt1、Qt2
の夫々は、ドレイン領域の近傍において電界強度を緩和
できるので、ホットキャリアの発生量を低減し、経時的
なしきい値電圧の変動を低減できる。
純物濃度のn+ 型半導体領域18及びそれとチャネル形
成領域との間に設けられた低い不純物濃度のn型半導体
領域17で構成される。この不純物濃度が異なる2種類
のうち、n型半導体領域17はゲート電極13のゲート
長方向の側部においてこのゲート電極13に対して自己
整合で形成される。n+ 型半導体領域18はゲート電極
13のゲート長方向の側部においてサイドウォールスペ
ーサ16(図9参照)に対して自己整合で形成される。
つまり、転送用MISFETQt1、Qt2の夫々はL
DD(LightlyDoped Drain)構造で構成される。L
DD構造を採用する転送用MISFETQt1、Qt2
の夫々は、ドレイン領域の近傍において電界強度を緩和
できるので、ホットキャリアの発生量を低減し、経時的
なしきい値電圧の変動を低減できる。
【0073】前記ゲート電極13の上面には絶縁膜8が
構成され、側壁にはサイドウォールスペーサ16が構成
される。絶縁膜8、サイドウォールスペーサ13のいず
れも、例えばCVD法で堆積された酸化珪素膜で形成さ
れ、180〜270[nm]程度の膜厚で形成される。
構成され、側壁にはサイドウォールスペーサ16が構成
される。絶縁膜8、サイドウォールスペーサ13のいず
れも、例えばCVD法で堆積された酸化珪素膜で形成さ
れ、180〜270[nm]程度の膜厚で形成される。
【0074】前記転送用MISFETQt1、Qt2の
夫々のゲート電極13は、前記同図1、図2及び図3に
示すように、そのゲート幅方向において、ワード線(W
L)13に接続される。ワード線13は、ゲート電極1
3と一体に構成され、同一導電層で構成される。メモリ
セルMCのうち、転送用MISFETQt1のゲート電
極13には第1ワード線(WL1)13が接続され、転
送用MISFETQt2のゲート電極13には第2ワー
ド線(WL2)13が接続される。
夫々のゲート電極13は、前記同図1、図2及び図3に
示すように、そのゲート幅方向において、ワード線(W
L)13に接続される。ワード線13は、ゲート電極1
3と一体に構成され、同一導電層で構成される。メモリ
セルMCのうち、転送用MISFETQt1のゲート電
極13には第1ワード線(WL1)13が接続され、転
送用MISFETQt2のゲート電極13には第2ワー
ド線(WL2)13が接続される。
【0075】前記第1ワード線13、第2ワード線13
の夫々の間には駆動用MISFETQd1、Qd2の夫
々のソース領域(n+ 型半導体領域11)に接続される
基準電圧線(Vss)13が配置される。この基準電圧線
13は前記ワード線13と同一導電層で形成される。基
準電圧線13と駆動用MISFETQdのソース領域と
の接続は、下層の多結晶珪素膜13Aに形成された接続
孔14及び前記ゲート絶縁膜12と同一層の絶縁膜12
に形成された接続孔14の夫々を通して、上層の高融点
金属珪化膜13Bをソース領域に直接々続することで行
われる。
の夫々の間には駆動用MISFETQd1、Qd2の夫
々のソース領域(n+ 型半導体領域11)に接続される
基準電圧線(Vss)13が配置される。この基準電圧線
13は前記ワード線13と同一導電層で形成される。基
準電圧線13と駆動用MISFETQdのソース領域と
の接続は、下層の多結晶珪素膜13Aに形成された接続
孔14及び前記ゲート絶縁膜12と同一層の絶縁膜12
に形成された接続孔14の夫々を通して、上層の高融点
金属珪化膜13Bをソース領域に直接々続することで行
われる。
【0076】前記メモリセルの2個の負荷用MISFE
TQp1、Qp2の夫々は、同図1、図2及び図4に示
すように、駆動用MISFETQdの領域上に構成され
る。負荷用MISFETQp1は駆動用MISFETQ
d2の領域上に構成され、負荷用MISFETQp2は
駆動用MISFETQd1上に構成される。負荷用MI
SFETQp1、Qp2の夫々は駆動用MISFETQ
d1、Qd2の夫々のゲート長方向にゲート長方向をほ
ぼ直交させ配置される。この負荷用MISFETQp
1、Qp2の夫々は、n型チャネル形成領域26N、ゲ
ート絶縁膜24、ゲート電極23、ソース領域26P及
びドレイン領域26Pを主体に構成される。
TQp1、Qp2の夫々は、同図1、図2及び図4に示
すように、駆動用MISFETQdの領域上に構成され
る。負荷用MISFETQp1は駆動用MISFETQ
d2の領域上に構成され、負荷用MISFETQp2は
駆動用MISFETQd1上に構成される。負荷用MI
SFETQp1、Qp2の夫々は駆動用MISFETQ
d1、Qd2の夫々のゲート長方向にゲート長方向をほ
ぼ直交させ配置される。この負荷用MISFETQp
1、Qp2の夫々は、n型チャネル形成領域26N、ゲ
ート絶縁膜24、ゲート電極23、ソース領域26P及
びドレイン領域26Pを主体に構成される。
【0077】前記ゲート電極23は、第3層目のゲート
材形成工程で形成され、例えばCVD法で堆積された多
結晶珪素膜で形成される。この多結晶珪素膜は、抵抗値
を低減するn型不純物例えばP(又はAs)が導入さ
れ、上層の導電層の下地となる層間絶縁膜の表面の平担
化を主目的として、例えば60〜80[nm]程度の薄
い膜厚で形成される。ゲート電極23の一部は中間導電
層23として構成され、この中間導電層23は、その下
層の絶縁膜21に形成された接続孔22を通して、転送
用MISFETQtの一方のn+ 型半導体領域18、駆
動用MISFETQdのドレイン領域に相当するn+ 型
半導体領域11及びゲート電極7に接続される。
材形成工程で形成され、例えばCVD法で堆積された多
結晶珪素膜で形成される。この多結晶珪素膜は、抵抗値
を低減するn型不純物例えばP(又はAs)が導入さ
れ、上層の導電層の下地となる層間絶縁膜の表面の平担
化を主目的として、例えば60〜80[nm]程度の薄
い膜厚で形成される。ゲート電極23の一部は中間導電
層23として構成され、この中間導電層23は、その下
層の絶縁膜21に形成された接続孔22を通して、転送
用MISFETQtの一方のn+ 型半導体領域18、駆
動用MISFETQdのドレイン領域に相当するn+ 型
半導体領域11及びゲート電極7に接続される。
【0078】前記ゲート絶縁膜24は前記ゲート電極2
3上に構成される。ゲート絶縁膜24は、例えば、無機
シラン(SiH4)及び N2OをソースガスとするCVD
法で堆積した酸化珪素膜で形成される。この酸化珪素膜
は、負荷用MISFETQpのゲート電極23からの電
界効果を高め、導通特性(ON特性)の向上を主目的と
して、薄い膜厚例えば35〜45[nm]程度の膜厚で
形成される。
3上に構成される。ゲート絶縁膜24は、例えば、無機
シラン(SiH4)及び N2OをソースガスとするCVD
法で堆積した酸化珪素膜で形成される。この酸化珪素膜
は、負荷用MISFETQpのゲート電極23からの電
界効果を高め、導通特性(ON特性)の向上を主目的と
して、薄い膜厚例えば35〜45[nm]程度の膜厚で
形成される。
【0079】このゲート絶縁膜24の表面は、下層突起
物で生成される段差形状が絶縁膜21で緩和されるの
で、平担化される。下層突起物は、下層の転送用MIS
FETQtのゲート電極13及びその上面に形成された
絶縁膜15、駆動用MISFETQdのゲート電極7及
びその上面に形成された絶縁膜8の少なくともいずれか
で形成される。
物で生成される段差形状が絶縁膜21で緩和されるの
で、平担化される。下層突起物は、下層の転送用MIS
FETQtのゲート電極13及びその上面に形成された
絶縁膜15、駆動用MISFETQdのゲート電極7及
びその上面に形成された絶縁膜8の少なくともいずれか
で形成される。
【0080】n型チャネル形成領域26Nは前記ゲート
電極23上にゲート絶縁膜24を介して構成される。n
型チャネル形成領域26Nはそのゲート長方向を駆動用
MISFETQdのゲート幅方向にほぼ一致させ配置さ
れる。n型チャネル形成領域26Nは、第4層目のゲー
ト材形成工程で形成され、例えばCVD法で堆積された
多結晶珪素膜で構成される。多結晶珪素膜には負荷用M
ISFETQpのしきい値電圧をエンハンスメント型に
設定するn型不純物(例えばP)が導入される。負荷用
MISFETQpは、動作時(ON動作時)、ソース領
域26Pとドレイン領域26Pとの間が導通状態になる
ので、情報蓄積ノード領域に降圧された低い電源電圧V
ccを充分に供給でき、情報の安定な保持ができる。ま
た、負荷用MISFETQpは、非動作時(OFF動作
時)、ソース領域26Pとドレイン領域26Pとの間が
非導通状態となるので、情報蓄積ノード領域への降圧さ
れた低い電源電圧Vccの供給がほぼ確実に遮断され、ス
タンバイ電流量を低減できる。この点、負荷用MISF
ETQpは負荷用高抵抗素子に比べて異なる。
電極23上にゲート絶縁膜24を介して構成される。n
型チャネル形成領域26Nはそのゲート長方向を駆動用
MISFETQdのゲート幅方向にほぼ一致させ配置さ
れる。n型チャネル形成領域26Nは、第4層目のゲー
ト材形成工程で形成され、例えばCVD法で堆積された
多結晶珪素膜で構成される。多結晶珪素膜には負荷用M
ISFETQpのしきい値電圧をエンハンスメント型に
設定するn型不純物(例えばP)が導入される。負荷用
MISFETQpは、動作時(ON動作時)、ソース領
域26Pとドレイン領域26Pとの間が導通状態になる
ので、情報蓄積ノード領域に降圧された低い電源電圧V
ccを充分に供給でき、情報の安定な保持ができる。ま
た、負荷用MISFETQpは、非動作時(OFF動作
時)、ソース領域26Pとドレイン領域26Pとの間が
非導通状態となるので、情報蓄積ノード領域への降圧さ
れた低い電源電圧Vccの供給がほぼ確実に遮断され、ス
タンバイ電流量を低減できる。この点、負荷用MISF
ETQpは負荷用高抵抗素子に比べて異なる。
【0081】前記ソース領域26Pは前記n型チャネル
形成領域26Nの一端側(ソース領域側)に一体に構成
されかつ同一導電層で構成される。つまり、ソース領域
26Pは第4層目のゲート材形成工程で形成された多結
晶珪素膜で形成され、この多結晶珪素膜にはp型不純物
(例えばBF2 )が導入される。ソース領域26Pは、
図2、図4の夫々において符号26Pを付けて一点鎖線
で囲まれた領域内において構成される(一部は電源電圧
線26Pとして構成される)。前記ドレイン領域26P
は、n型チャネル形成領域26Nの他端側(ドレイン
側)に一体に構成され、ソース領域26Pと同様に、同
一導電層で形成され、p型不純物が導入される。つま
り、前記n型チャネル形成領域26Nはソース領域26
P及びドレイン領域26Pと同一導電層で形成され、一
点鎖線で囲まれた領域26P内においてソース領域26
P及びドレイン領域26Pが形成され、それ以外の一点
鎖線で囲まれた領域26Pの周囲においてn型チャネル
形成領域26Nが形成される。
形成領域26Nの一端側(ソース領域側)に一体に構成
されかつ同一導電層で構成される。つまり、ソース領域
26Pは第4層目のゲート材形成工程で形成された多結
晶珪素膜で形成され、この多結晶珪素膜にはp型不純物
(例えばBF2 )が導入される。ソース領域26Pは、
図2、図4の夫々において符号26Pを付けて一点鎖線
で囲まれた領域内において構成される(一部は電源電圧
線26Pとして構成される)。前記ドレイン領域26P
は、n型チャネル形成領域26Nの他端側(ドレイン
側)に一体に構成され、ソース領域26Pと同様に、同
一導電層で形成され、p型不純物が導入される。つま
り、前記n型チャネル形成領域26Nはソース領域26
P及びドレイン領域26Pと同一導電層で形成され、一
点鎖線で囲まれた領域26P内においてソース領域26
P及びドレイン領域26Pが形成され、それ以外の一点
鎖線で囲まれた領域26Pの周囲においてn型チャネル
形成領域26Nが形成される。
【0082】前記負荷用MISFETQp1のドレイン
領域26Pは、転送用MISFETQt1の一方のn+
型半導体領域18(若しくは11)、駆動用MISFE
TQd1のドレイン領域に相当するn+ 型半導体領域1
1及び駆動用MISFETQd2のゲート電極7に接続
される。同様に、負荷用MISFETQp2のドレイン
領域26Pは、転送用MISFETQt2の一方のn+
半導体領域18、駆動用MISFETQd2のドレイン
領域に相当するn+ 型半導体領域11及び駆動用MIS
FETQd1のゲート電極7に接続される。これらの接
続は負荷用MISFETQpのゲート電極23と一体に
構成された中間導電層23を介在して行われる。
領域26Pは、転送用MISFETQt1の一方のn+
型半導体領域18(若しくは11)、駆動用MISFE
TQd1のドレイン領域に相当するn+ 型半導体領域1
1及び駆動用MISFETQd2のゲート電極7に接続
される。同様に、負荷用MISFETQp2のドレイン
領域26Pは、転送用MISFETQt2の一方のn+
半導体領域18、駆動用MISFETQd2のドレイン
領域に相当するn+ 型半導体領域11及び駆動用MIS
FETQd1のゲート電極7に接続される。これらの接
続は負荷用MISFETQpのゲート電極23と一体に
構成された中間導電層23を介在して行われる。
【0083】また、負荷用MISFETQpのドレイン
領域26Pのn型チャネル形成領域26N側の端部はゲ
ート電極23のドレイン領域26P側の端部から離隔さ
れる。換言すれば、負荷用MISFETQpはゲート電
極23とドレイン領域26Pとが重なりを持たずに離隔
される。つまり、負荷用MISFETQpのドレイン領
域26P側はオフセット構造で構成される。このオフセ
ット構造が採用される負荷用MISFETQpはn型チ
ャネル形成領域26N−ドレイン領域26P間のブレー
クダウン耐圧を向上できる。すなわち、このオフセット
構造は、ドレイン領域26Pとゲート電極23によって
チャージが誘起されるn型チャネル形成領域26Nとを
離隔することによって、ドレイン領域26Pとn型チャ
ネル形成領域26Nとのpn接合部のブレークダウン耐
圧を向上できる。本実施例のSRAMのメモリセルにお
いて、負荷用MISFETQpのオフセット長(オフセ
ット寸法)は約 0.4[μm]に設定される。
領域26Pのn型チャネル形成領域26N側の端部はゲ
ート電極23のドレイン領域26P側の端部から離隔さ
れる。換言すれば、負荷用MISFETQpはゲート電
極23とドレイン領域26Pとが重なりを持たずに離隔
される。つまり、負荷用MISFETQpのドレイン領
域26P側はオフセット構造で構成される。このオフセ
ット構造が採用される負荷用MISFETQpはn型チ
ャネル形成領域26N−ドレイン領域26P間のブレー
クダウン耐圧を向上できる。すなわち、このオフセット
構造は、ドレイン領域26Pとゲート電極23によって
チャージが誘起されるn型チャネル形成領域26Nとを
離隔することによって、ドレイン領域26Pとn型チャ
ネル形成領域26Nとのpn接合部のブレークダウン耐
圧を向上できる。本実施例のSRAMのメモリセルにお
いて、負荷用MISFETQpのオフセット長(オフセ
ット寸法)は約 0.4[μm]に設定される。
【0084】前記負荷用MISFETQpのソース領域
26Pは、同図1、図2及び図4に示すように、電源電
圧線(Vcc)26Pに一体に接続されかつ同一導電層で
構成される。電源電圧線26Pは第4層目のゲート材形
成工程で形成された多結晶珪素膜で形成され、この多結
晶珪素膜にはソース領域26P、ドレイン領域26Pの
夫々と同様にp型不純物が導入される。
26Pは、同図1、図2及び図4に示すように、電源電
圧線(Vcc)26Pに一体に接続されかつ同一導電層で
構成される。電源電圧線26Pは第4層目のゲート材形
成工程で形成された多結晶珪素膜で形成され、この多結
晶珪素膜にはソース領域26P、ドレイン領域26Pの
夫々と同様にp型不純物が導入される。
【0085】この負荷用MISFETQpのn型チャネ
ル形成領域26N、ソース領域26P及びドレイン領域
26Pを構成する多結晶珪素膜は、ソース領域26Pと
ドレイン領域26Pとの間のリーク電流量の低減を主目
的として、薄い膜厚具体的には30〜50[nm]程度
の膜厚で形成される。多結晶珪素膜は、膜厚が約50
[nm]を境にそれ以下の膜厚になると、極端にリーク
電流量が低減される。また、多結晶珪素膜は約30[n
m]以上の膜厚にならないと膜を生成しない。このリー
ク電流量の低減は、負荷用MISFETQpの非動作時
において、無駄な電源の供給を抑え、スタンバイ電流量
を低減できる。
ル形成領域26N、ソース領域26P及びドレイン領域
26Pを構成する多結晶珪素膜は、ソース領域26Pと
ドレイン領域26Pとの間のリーク電流量の低減を主目
的として、薄い膜厚具体的には30〜50[nm]程度
の膜厚で形成される。多結晶珪素膜は、膜厚が約50
[nm]を境にそれ以下の膜厚になると、極端にリーク
電流量が低減される。また、多結晶珪素膜は約30[n
m]以上の膜厚にならないと膜を生成しない。このリー
ク電流量の低減は、負荷用MISFETQpの非動作時
において、無駄な電源の供給を抑え、スタンバイ電流量
を低減できる。
【0086】このように構成される負荷用MISFET
Qpのn型チャネル形成領域26Nは、図1及び図6
(要部をモデル化した拡大断面図)に示すように、下地
のゲート絶縁膜24の表面がその下層の絶縁膜21によ
り平担化され、下層突起物に基づく段差形状に影響され
ない状態において構成される。図6は、本発明の原理を
理解し易くするために、負荷用MISFETQpのn型
チャネル形成領域26Nの下地の段差形状が転送用MI
SFETQtのゲート電極13及びその上面の絶縁膜1
5で生成された場合を示す。図7(平担化がされない状
態の要部をモデル化した拡大断面図)に、絶縁膜21で
平担化されない状態、つまり下地の段差形状が負荷用M
ISFETQpのゲート絶縁膜24の表面に転写され、
このゲート絶縁膜24上にn型チャネル形成領域26N
が形成された状態を示す。
Qpのn型チャネル形成領域26Nは、図1及び図6
(要部をモデル化した拡大断面図)に示すように、下地
のゲート絶縁膜24の表面がその下層の絶縁膜21によ
り平担化され、下層突起物に基づく段差形状に影響され
ない状態において構成される。図6は、本発明の原理を
理解し易くするために、負荷用MISFETQpのn型
チャネル形成領域26Nの下地の段差形状が転送用MI
SFETQtのゲート電極13及びその上面の絶縁膜1
5で生成された場合を示す。図7(平担化がされない状
態の要部をモデル化した拡大断面図)に、絶縁膜21で
平担化されない状態、つまり下地の段差形状が負荷用M
ISFETQpのゲート絶縁膜24の表面に転写され、
このゲート絶縁膜24上にn型チャネル形成領域26N
が形成された状態を示す。
【0087】図7に示すように、負荷用MISFETQ
pのn型チャネル形成領域26Nは、下地の段差形状に
沿って、つまり下層の転送用MISFETQtのゲート
電極13の上面の絶縁膜15の表面及びゲート電極13
が配置されない領域に渡って配置されるとともに、それ
らの間のゲート電極13の側面のサイドウォールスペー
サ16の表面に(段差に)沿って配置される。図7に示
すn型チャネル形成領域26Nの長さ(チャネル長)L
g’は平面的には図6に示すn型チャネル形成領域26
Nの長さLgと同等である(パターンニング寸法に変化
はない)。ところが、図7に示すn型チャネル形成領域
26Nの実効的な長さLg’は、段差の高さつまり下層
突起物の高さ(ゲート電極13の膜厚及び絶縁膜15の
膜厚の合計の膜厚)Lhに段差を渡る数を乗じた分、図
6に示すn型チャネル形成領域26Nの長さLgに比べ
て長くなる。換言すれば、図6に示すn型チャネル形成
領域26Nの長さLgは、下地の段差形状が絶縁膜21
で緩和されるので、下地の段差形状の影響による寸法の
変動が低減される。
pのn型チャネル形成領域26Nは、下地の段差形状に
沿って、つまり下層の転送用MISFETQtのゲート
電極13の上面の絶縁膜15の表面及びゲート電極13
が配置されない領域に渡って配置されるとともに、それ
らの間のゲート電極13の側面のサイドウォールスペー
サ16の表面に(段差に)沿って配置される。図7に示
すn型チャネル形成領域26Nの長さ(チャネル長)L
g’は平面的には図6に示すn型チャネル形成領域26
Nの長さLgと同等である(パターンニング寸法に変化
はない)。ところが、図7に示すn型チャネル形成領域
26Nの実効的な長さLg’は、段差の高さつまり下層
突起物の高さ(ゲート電極13の膜厚及び絶縁膜15の
膜厚の合計の膜厚)Lhに段差を渡る数を乗じた分、図
6に示すn型チャネル形成領域26Nの長さLgに比べ
て長くなる。換言すれば、図6に示すn型チャネル形成
領域26Nの長さLgは、下地の段差形状が絶縁膜21
で緩和されるので、下地の段差形状の影響による寸法の
変動が低減される。
【0088】本実施例の負荷用MISFETQpは、ド
レイン領域26P側にオフセット構造が採用されるの
で、前述の図7に示すn型チャネル形成領域26Nの実
効的な長さLg’の変動は、オフセット長の変動にな
る。図8(ソース−ドレイン間電流とオフセット長との
関係図)に、負荷用MISFETQpのソース領域26
Pとドレイン領域26Pとの間に流れる電流量(IDS)
とオフセット長との関係を示す。図8において、横軸は
ゲート電圧[V]、縦軸はソース−ドレイン間電流(lo
g IDS)[A]の夫々を示す。
レイン領域26P側にオフセット構造が採用されるの
で、前述の図7に示すn型チャネル形成領域26Nの実
効的な長さLg’の変動は、オフセット長の変動にな
る。図8(ソース−ドレイン間電流とオフセット長との
関係図)に、負荷用MISFETQpのソース領域26
Pとドレイン領域26Pとの間に流れる電流量(IDS)
とオフセット長との関係を示す。図8において、横軸は
ゲート電圧[V]、縦軸はソース−ドレイン間電流(lo
g IDS)[A]の夫々を示す。
【0089】図8に示すように、負荷用MISFETQ
pのオフセット長(フォトリソグラフィ技術を使用した
加工寸法)を400[nm]に設定した場合、下地の段
差形状の影響で実効的なオフセット長が600[nm]
に増加すると、ソース−ドレイン間電流量が減少する。
このソース−ドレイン間電流量の減少は、メモリセルの
情報蓄積ノード領域への降圧された低い電源電圧Vccの
供給が不充分となり、データリテンション特性の不良が
発生する。また、下地の段差形状の影響で実効的なオフ
セット長が100[nm]に減少すると、ソース−ドレ
イン間電流量が増大する。このソース−ドレイン間電流
量の増大は、メモリセルの情報蓄積ノード領域に過剰に
降圧された低い電源電圧Vccが供給されるので、スタン
バイ電流量が増大する。
pのオフセット長(フォトリソグラフィ技術を使用した
加工寸法)を400[nm]に設定した場合、下地の段
差形状の影響で実効的なオフセット長が600[nm]
に増加すると、ソース−ドレイン間電流量が減少する。
このソース−ドレイン間電流量の減少は、メモリセルの
情報蓄積ノード領域への降圧された低い電源電圧Vccの
供給が不充分となり、データリテンション特性の不良が
発生する。また、下地の段差形状の影響で実効的なオフ
セット長が100[nm]に減少すると、ソース−ドレ
イン間電流量が増大する。このソース−ドレイン間電流
量の増大は、メモリセルの情報蓄積ノード領域に過剰に
降圧された低い電源電圧Vccが供給されるので、スタン
バイ電流量が増大する。
【0090】本実施例の負荷用MISFETQpは、前
述のように、下地の段差形状が緩和されるので、オフセ
ット長の実効的な変動が低減され、予じめ設定されたオ
フセット長を確保できるので、データリテンション特性
の不良、スタンバイ電流量の増大のいずれも発生しな
い。
述のように、下地の段差形状が緩和されるので、オフセ
ット長の実効的な変動が低減され、予じめ設定されたオ
フセット長を確保できるので、データリテンション特性
の不良、スタンバイ電流量の増大のいずれも発生しな
い。
【0091】このように負荷用MISFETQpの下地
の段差形状を緩和する絶縁膜21の具体的な材料及び形
成方法については、後の形成方法において説明する。
の段差形状を緩和する絶縁膜21の具体的な材料及び形
成方法については、後の形成方法において説明する。
【0092】前記メモリセルの転送用MISFETQt
の他方のn+ 型半導体領域18は、前記図1及び図2に
示すように、中間導電層23、29、埋込み型導電層3
2の夫々を順次介在し、データ線(DL)33に接続さ
れる。
の他方のn+ 型半導体領域18は、前記図1及び図2に
示すように、中間導電層23、29、埋込み型導電層3
2の夫々を順次介在し、データ線(DL)33に接続さ
れる。
【0093】前記中間導電層29は層間絶縁膜27上に
構成され、中間導電層29の一端側は層間絶縁膜27に
形成された接続孔28を通して前記中間導電層23に接
続される。この中間導電層23は転送用MISFETQ
tの他方のn+型半導体領域18に直接々続される。中
間導電層29の他端側は、ワード線13の延在方向に引
き出され、層間絶縁膜30に形成された接続孔31内に
埋込まれた埋込型導電層32に接続される。この埋込型
導電層32はデータ線33に直接々続される。
構成され、中間導電層29の一端側は層間絶縁膜27に
形成された接続孔28を通して前記中間導電層23に接
続される。この中間導電層23は転送用MISFETQ
tの他方のn+型半導体領域18に直接々続される。中
間導電層29の他端側は、ワード線13の延在方向に引
き出され、層間絶縁膜30に形成された接続孔31内に
埋込まれた埋込型導電層32に接続される。この埋込型
導電層32はデータ線33に直接々続される。
【0094】前記中間導電層29は、製造プロセスにお
ける第1層目の金属配線材形成工程で形成され、例えば
高融点金属膜で形成される。この高融点金属膜は、例え
ばスパッタ法若しくはCVD法で堆積したW膜で形成さ
れ、250〜350[nm]程度の膜厚で形成される。
ける第1層目の金属配線材形成工程で形成され、例えば
高融点金属膜で形成される。この高融点金属膜は、例え
ばスパッタ法若しくはCVD法で堆積したW膜で形成さ
れ、250〜350[nm]程度の膜厚で形成される。
【0095】この中間導電層29の下地となる層間絶縁
膜27は例えば酸化珪素膜27A、BPSG膜27Bの
夫々を順次積層した複合膜で構成される。下層の酸化珪
素膜27Aは上層のBPSG膜27Bに添加されたP若
しくはBの漏れの防止を主目的として形成される。上層
のBPSG膜27Bは、リフローが施され、表面の平担
化を主目的として形成される。
膜27は例えば酸化珪素膜27A、BPSG膜27Bの
夫々を順次積層した複合膜で構成される。下層の酸化珪
素膜27Aは上層のBPSG膜27Bに添加されたP若
しくはBの漏れの防止を主目的として形成される。上層
のBPSG膜27Bは、リフローが施され、表面の平担
化を主目的として形成される。
【0096】前記埋込型導電層32は、層間絶縁膜30
に形成された接続孔31内において、中間導電層29上
に選択的に構成される。この埋込型導電層32は、接続
孔31で発生する急峻な段差形状を吸収し、上層のデー
タ線33の段差部分での断線不良が防止できる。埋込型
導電層32は、例えば選択CVD法で堆積したW膜で形
成する。
に形成された接続孔31内において、中間導電層29上
に選択的に構成される。この埋込型導電層32は、接続
孔31で発生する急峻な段差形状を吸収し、上層のデー
タ線33の段差部分での断線不良が防止できる。埋込型
導電層32は、例えば選択CVD法で堆積したW膜で形
成する。
【0097】層間絶縁膜30は、図1に示すように、堆
積型の酸化珪素膜30A、塗布型の酸化珪素膜30B、
堆積型の酸化珪素膜30Cの夫々を順次積層した3層の
積層構造で構成される。下層の酸化珪素膜30A、上層
の酸化珪素膜30Cの夫々は、例えば、テトラエソキシ
シラン(TEOS:TetraEthoxy Silane)ガスをソー
スガスとするプラズマCVD法で堆積される。中間層の
酸化珪素膜30Bは、スピンオングラス(Spin On G
lass)法で塗布され、ベーク処理が施された後、全面エ
ッチング(エッチバック)される。この中間層の酸化珪素
膜30Bは層間絶縁膜30の表面の平担化を図れる。中
間層の酸化珪素膜30Bは、基本的に前述の中間導電層
29とデータ線33とを接続する接続孔31の領域を除
く、下層の酸化珪素膜30Aの表面上の段差部分に形成
される。
積型の酸化珪素膜30A、塗布型の酸化珪素膜30B、
堆積型の酸化珪素膜30Cの夫々を順次積層した3層の
積層構造で構成される。下層の酸化珪素膜30A、上層
の酸化珪素膜30Cの夫々は、例えば、テトラエソキシ
シラン(TEOS:TetraEthoxy Silane)ガスをソー
スガスとするプラズマCVD法で堆積される。中間層の
酸化珪素膜30Bは、スピンオングラス(Spin On G
lass)法で塗布され、ベーク処理が施された後、全面エ
ッチング(エッチバック)される。この中間層の酸化珪素
膜30Bは層間絶縁膜30の表面の平担化を図れる。中
間層の酸化珪素膜30Bは、基本的に前述の中間導電層
29とデータ線33とを接続する接続孔31の領域を除
く、下層の酸化珪素膜30Aの表面上の段差部分に形成
される。
【0098】前記データ線(DL)33は、図1に示すよ
うに、層間絶縁膜30上に構成される。データ線33
は、第2層目の金属配線材形成工程で形成され、例えば
バリア性金属膜33A、アルミニウム合金膜33Bの夫
々を順次積層した2層の積層構造で構成される。前記バ
リア性金属膜33Aは、基本的に、転送用MISFET
Qtの他方のn+ 型半導体領域18や中間導電層23の
Si、アルミニウム合金膜33BのAlの夫々の相互拡
散の防止を主目的として形成される。バリア性金属膜3
3Aは、例えばスパッタ法で堆積したTiW膜で形成さ
れ、150〜250[nm]程度の膜厚で形成される。
アルミニウム合金膜33Bは、例えばCu、Siの少な
くともいずれかが添加されたアルミニウムで形成され、
700〜900[nm]程度の膜厚で形成される。な
お、データ線33は単層のアルミニウム合金膜若しくは
アルミニウム膜で構成してもよい。
うに、層間絶縁膜30上に構成される。データ線33
は、第2層目の金属配線材形成工程で形成され、例えば
バリア性金属膜33A、アルミニウム合金膜33Bの夫
々を順次積層した2層の積層構造で構成される。前記バ
リア性金属膜33Aは、基本的に、転送用MISFET
Qtの他方のn+ 型半導体領域18や中間導電層23の
Si、アルミニウム合金膜33BのAlの夫々の相互拡
散の防止を主目的として形成される。バリア性金属膜3
3Aは、例えばスパッタ法で堆積したTiW膜で形成さ
れ、150〜250[nm]程度の膜厚で形成される。
アルミニウム合金膜33Bは、例えばCu、Siの少な
くともいずれかが添加されたアルミニウムで形成され、
700〜900[nm]程度の膜厚で形成される。な
お、データ線33は単層のアルミニウム合金膜若しくは
アルミニウム膜で構成してもよい。
【0099】前記メモリセル上には、前記図1及び図2
に示すように、メインワード線(MWL)29及びサブ
ワード線(SWL1)29が配置される。メインワード
線29、サブワード線29の夫々は、同一導電層で構成
され、前述の中間導電層29と同一導電層で構成される
(第1層目の金属配線材形成工程で形成される)。
に示すように、メインワード線(MWL)29及びサブ
ワード線(SWL1)29が配置される。メインワード
線29、サブワード線29の夫々は、同一導電層で構成
され、前述の中間導電層29と同一導電層で構成される
(第1層目の金属配線材形成工程で形成される)。
【0100】前記メモリセルのデータ線33上を含む基
板全面(外部端子の領域は除く)には、図1に示すよう
に、最終保護膜34が構成される。この最終保護膜34
は、その構造を詳細に示していないが、酸化珪素膜、窒
化珪素膜、樹脂膜の夫々を順次積層した3層の積層構造
で構成される。最終保護膜34の下層の酸化珪素膜はテ
トラエソキシシランガスをソースガスとするCVD法で
堆積される。中間層の窒化珪素膜はプラズマCVD法で
堆積される。上層の樹脂膜は例えばポリイミド系樹脂で
形成される。
板全面(外部端子の領域は除く)には、図1に示すよう
に、最終保護膜34が構成される。この最終保護膜34
は、その構造を詳細に示していないが、酸化珪素膜、窒
化珪素膜、樹脂膜の夫々を順次積層した3層の積層構造
で構成される。最終保護膜34の下層の酸化珪素膜はテ
トラエソキシシランガスをソースガスとするCVD法で
堆積される。中間層の窒化珪素膜はプラズマCVD法で
堆積される。上層の樹脂膜は例えばポリイミド系樹脂で
形成される。
【0101】次に、前述のSRAMの形成方法の一部、
具体的にはメモリセルの負荷用MISFET及びその下
地の形成方法について、図9乃至図11(製造工程毎に
示す要部断面図)を使用し、簡単に説明する。
具体的にはメモリセルの負荷用MISFET及びその下
地の形成方法について、図9乃至図11(製造工程毎に
示す要部断面図)を使用し、簡単に説明する。
【0102】まず、p- 型半導体基板1のp型ウエル領
域2の主面に、メモリセルの駆動用MISFETQd及
び転送用MISFETQtを形成する。駆動用MISF
ETQdのゲート電極7の上面には絶縁膜8が、側面に
はサイドウォールスペーサ9が夫々形成される。また、
転送用MISFETQtのゲート電極13(ワード線1
3等も同様)の上面には絶縁膜15が、側面にはサイド
ウォールスペーサ16が夫々形成される。
域2の主面に、メモリセルの駆動用MISFETQd及
び転送用MISFETQtを形成する。駆動用MISF
ETQdのゲート電極7の上面には絶縁膜8が、側面に
はサイドウォールスペーサ9が夫々形成される。また、
転送用MISFETQtのゲート電極13(ワード線1
3等も同様)の上面には絶縁膜15が、側面にはサイド
ウォールスペーサ16が夫々形成される。
【0103】次に、図9に示すように、基板全面に、前
記駆動用MISFETQdのゲート電極7、転送用MI
SFETQtのゲート電極13等の下層突起物に基づく
段差形状の緩和を主目的として、絶縁膜21を形成す
る。絶縁膜21は、例えばスピンオングラス法で塗布さ
れ、この後にベーク処理で硬化され、そして、全面に異
方性エッチングを施し(エッチバック処理を施し)て形
成された酸化珪素膜で形成される。この酸化珪素膜は、
例えば約200[nm]程度の膜厚で塗布した後、反応
性スパッタエッチング(RIE)を使用し、堆積した膜
厚に相当する分、表面をエッチングする。
記駆動用MISFETQdのゲート電極7、転送用MI
SFETQtのゲート電極13等の下層突起物に基づく
段差形状の緩和を主目的として、絶縁膜21を形成す
る。絶縁膜21は、例えばスピンオングラス法で塗布さ
れ、この後にベーク処理で硬化され、そして、全面に異
方性エッチングを施し(エッチバック処理を施し)て形
成された酸化珪素膜で形成される。この酸化珪素膜は、
例えば約200[nm]程度の膜厚で塗布した後、反応
性スパッタエッチング(RIE)を使用し、堆積した膜
厚に相当する分、表面をエッチングする。
【0104】このように形成される絶縁膜21の表面
は、同図9に示すように、転送用MISFETQtのゲ
ート電極13の上面の絶縁膜15の表面とほぼ同等の高
さで形成される。結果的に、絶縁膜21は、負荷用MI
SFETQpの下地の段差形状を生成する下層突起物の
間に埋込まれる。換言すれば、絶縁膜21は、下層突起
物の高さに相当する膜厚で、若しくは下層突起物の高に
比べて若干低い程度の膜厚において、下層突起物の間に
形成される。
は、同図9に示すように、転送用MISFETQtのゲ
ート電極13の上面の絶縁膜15の表面とほぼ同等の高
さで形成される。結果的に、絶縁膜21は、負荷用MI
SFETQpの下地の段差形状を生成する下層突起物の
間に埋込まれる。換言すれば、絶縁膜21は、下層突起
物の高さに相当する膜厚で、若しくは下層突起物の高に
比べて若干低い程度の膜厚において、下層突起物の間に
形成される。
【0105】なお、この絶縁膜21は、特に下地の段差
形状が生長するメモリセルアレイにのみ形成してもよい
し、メモリセルアレイに限らず周辺回路の領域を含む基
板全面に形成してもよい。
形状が生長するメモリセルアレイにのみ形成してもよい
し、メモリセルアレイに限らず周辺回路の領域を含む基
板全面に形成してもよい。
【0106】次に、前記絶縁膜21に接続孔22を形成
した後、図10に示すように、負荷用MISFETQp
のゲート電極23及び中間導電層23を形成する。
した後、図10に示すように、負荷用MISFETQp
のゲート電極23及び中間導電層23を形成する。
【0107】次に、前記ゲート電極23上、中間導電層
23上のいずれをも含む絶縁膜21上に負荷用MISF
ETQpのゲート絶縁膜24を形成する。このゲート絶
縁膜24の表面は、下層突起物に基づく下地の段差形状
が緩和されているので、平担化される。
23上のいずれをも含む絶縁膜21上に負荷用MISF
ETQpのゲート絶縁膜24を形成する。このゲート絶
縁膜24の表面は、下層突起物に基づく下地の段差形状
が緩和されているので、平担化される。
【0108】次に、図11に示すように、ゲート絶縁膜
23上に、負荷用MISFETQpのn型チャネル形成
領域26N、ソース領域26P、ドレイン領域26P及
び電源電圧線26Pを形成する。これらの領域は、ま
ず、CVD法で堆積された多結晶珪素膜の全面にn型チ
ャネル形成領域26Nのしきい値電圧を調整するn型不
純物を導入し、この後、多結晶珪素膜の所定の領域にソ
ース領域26P等を形成するp型不純物を導入し、そし
て、所定の形状にパターンニングされ、形成される。前
記n型不純物の導入はイオン打込みで行われる。p型不
純物の導入は、フォトリソグラフィ技術で形成されるマ
スク(図2、図4の夫々に一点鎖線で囲まれ符号26P
を付けた領域内が開口されるマスク)を使用し、同様に
イオン打込みで行われる。多結晶珪素膜のパターンニン
グは、フォトリソグラフィ技術で形成されたマスクを使
用し、微細化を図るために、異方性エッチングで行われ
る。
23上に、負荷用MISFETQpのn型チャネル形成
領域26N、ソース領域26P、ドレイン領域26P及
び電源電圧線26Pを形成する。これらの領域は、ま
ず、CVD法で堆積された多結晶珪素膜の全面にn型チ
ャネル形成領域26Nのしきい値電圧を調整するn型不
純物を導入し、この後、多結晶珪素膜の所定の領域にソ
ース領域26P等を形成するp型不純物を導入し、そし
て、所定の形状にパターンニングされ、形成される。前
記n型不純物の導入はイオン打込みで行われる。p型不
純物の導入は、フォトリソグラフィ技術で形成されるマ
スク(図2、図4の夫々に一点鎖線で囲まれ符号26P
を付けた領域内が開口されるマスク)を使用し、同様に
イオン打込みで行われる。多結晶珪素膜のパターンニン
グは、フォトリソグラフィ技術で形成されたマスクを使
用し、微細化を図るために、異方性エッチングで行われ
る。
【0109】この多結晶珪素膜のパターンニング工程
は、下地の段差形状が緩和されているので、多結晶珪素
膜の平担な領域での膜厚に相当するエッチングに若干の
オーバエッチングを加える程度で行える。また、多結晶
珪素膜に不純物を導入する工程は、同様に下地の段差形
状が緩和されているので、ほぼ全域に確実に不純物が導
入される。
は、下地の段差形状が緩和されているので、多結晶珪素
膜の平担な領域での膜厚に相当するエッチングに若干の
オーバエッチングを加える程度で行える。また、多結晶
珪素膜に不純物を導入する工程は、同様に下地の段差形
状が緩和されているので、ほぼ全域に確実に不純物が導
入される。
【0110】この後、層間絶縁膜27、第1層目の金属
配線材(29)、層間絶縁膜30、第2層目の金属配線
材(33)等を形成することにより、前記図1及び図2
に示す、本実施例のSRAMは完成する。
配線材(29)、層間絶縁膜30、第2層目の金属配線
材(33)等を形成することにより、前記図1及び図2
に示す、本実施例のSRAMは完成する。
【0111】本実施例1のSRAMは、下記の作用効果
が得られる。
が得られる。
【0112】(1)下地絶縁体(素子分離絶縁膜4、絶
縁膜8等)の第1領域上に下層突起物(ゲート電極7、
13、絶縁膜8、15等)が配置され、この下層突起物
上及び前記下地絶縁体の第1領域と隣接しかつ異なる第
2領域上に渡って、負荷用MISFETQpのn型チャ
ネル形成領域26Nとして使用される半導体層(多結晶
珪素膜)が配置されるメモリセルを備えたSRAMにお
いて、前記メモリセルの負荷用MISFETQpのn型
チャネル形成領域26Nとして使用される半導体層の第
1領域での高さと第2領域での高さとの差が、前記下層
突起物の高さに比べて小さく構成される。この構成によ
り、前記メモリセルのフリップフロップ回路の電源電圧
Vccから情報蓄積ノード領域へ供給される電流量のばら
つきを低減できるので、SRAMにおいて、電流の過剰
供給を低減し、スタンバイ電流量を低減できる、又は電
流の供給不足を低減し、データリテンション特性の不良
を低減できる。前記スタンバイ電流量の低減化はSRA
Mの消費電力化を図れ、又前記データリテンション不良
の低減化はSRAMの動作信頼性を向上できる。
縁膜8等)の第1領域上に下層突起物(ゲート電極7、
13、絶縁膜8、15等)が配置され、この下層突起物
上及び前記下地絶縁体の第1領域と隣接しかつ異なる第
2領域上に渡って、負荷用MISFETQpのn型チャ
ネル形成領域26Nとして使用される半導体層(多結晶
珪素膜)が配置されるメモリセルを備えたSRAMにお
いて、前記メモリセルの負荷用MISFETQpのn型
チャネル形成領域26Nとして使用される半導体層の第
1領域での高さと第2領域での高さとの差が、前記下層
突起物の高さに比べて小さく構成される。この構成によ
り、前記メモリセルのフリップフロップ回路の電源電圧
Vccから情報蓄積ノード領域へ供給される電流量のばら
つきを低減できるので、SRAMにおいて、電流の過剰
供給を低減し、スタンバイ電流量を低減できる、又は電
流の供給不足を低減し、データリテンション特性の不良
を低減できる。前記スタンバイ電流量の低減化はSRA
Mの消費電力化を図れ、又前記データリテンション不良
の低減化はSRAMの動作信頼性を向上できる。
【0113】(2)前記構成(1)の負荷用MISFE
TQpは、そのゲート電極23のドレイン領域26P側
の端面からドレイン領域26Pのゲート電極23側の端
部を離隔したオフセット構造で構成される。この構成に
より、前記負荷用MISFETQpのソース領域26P
とドレイン領域26Pとの間のパンチスルー耐圧を向上
でき、この負荷用MISFETQpの平面サイズを縮小
できるので、メモリセルの占有面積を縮小し、SRAM
の集積度を向上できる。
TQpは、そのゲート電極23のドレイン領域26P側
の端面からドレイン領域26Pのゲート電極23側の端
部を離隔したオフセット構造で構成される。この構成に
より、前記負荷用MISFETQpのソース領域26P
とドレイン領域26Pとの間のパンチスルー耐圧を向上
でき、この負荷用MISFETQpの平面サイズを縮小
できるので、メモリセルの占有面積を縮小し、SRAM
の集積度を向上できる。
【0114】(3)前記構成(1)又は構成(2)の負
荷用MISFETQpのn型チャネル形成領域26Nと
して使用される半導体層は、前記下層突起物の高さに比
べて薄い膜厚で構成される。この構成により、前記負荷
用MISFETQpのソース領域26Pとドレイン領域
26Pとの間のリーク電流を低減できるので、スタンバ
イ電流量を低減し、SRAMの低消費電力化を図れる。
荷用MISFETQpのn型チャネル形成領域26Nと
して使用される半導体層は、前記下層突起物の高さに比
べて薄い膜厚で構成される。この構成により、前記負荷
用MISFETQpのソース領域26Pとドレイン領域
26Pとの間のリーク電流を低減できるので、スタンバ
イ電流量を低減し、SRAMの低消費電力化を図れる。
【0115】(4)前記構成(3)の負荷用MISFE
TQpのn型チャネル形成領域26Nとして使用される
半導体層は、30〜50[nm]の範囲内に膜厚が設定
される。この構成により、前記構成(3)の作用効果と
同様の作用効果が得られる。
TQpのn型チャネル形成領域26Nとして使用される
半導体層は、30〜50[nm]の範囲内に膜厚が設定
される。この構成により、前記構成(3)の作用効果と
同様の作用効果が得られる。
【0116】(5)前記構成(1)乃至構成(4)のい
ずれかの下地絶縁体の第2領域と負荷用MISFETQ
pのn型チャネル形成領域26Nとして使用される半導
体層との間には、前記下層突起物の高さとほぼ同等若し
くはそれに比べて若干低くなる膜厚の絶縁体21が構成
される。この構成により、前記下地絶縁体の第2領域に
おいて、前記第1領域の下層突起物の高さに相当する
分、負荷用MISFETQpのn型チャネル形成領域2
6Nとして使用される半導体層の高さを高くできる(第
1領域での半導体層の高さと同等若しくはそれに近づけ
られる、つまり下地を平担化できる)ので、前記構成
(1)乃至構成(4)のいずれかの作用効果が得られ
る。
ずれかの下地絶縁体の第2領域と負荷用MISFETQ
pのn型チャネル形成領域26Nとして使用される半導
体層との間には、前記下層突起物の高さとほぼ同等若し
くはそれに比べて若干低くなる膜厚の絶縁体21が構成
される。この構成により、前記下地絶縁体の第2領域に
おいて、前記第1領域の下層突起物の高さに相当する
分、負荷用MISFETQpのn型チャネル形成領域2
6Nとして使用される半導体層の高さを高くできる(第
1領域での半導体層の高さと同等若しくはそれに近づけ
られる、つまり下地を平担化できる)ので、前記構成
(1)乃至構成(4)のいずれかの作用効果が得られ
る。
【0117】(6)下地絶縁体の第1領域上に下層突起
物が配置され、この下層突起物上及び下地絶縁体の第1
領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、負荷用M
ISFETQpのゲート絶縁膜24を介在し、この負荷
用MISFETQpのn型チャネル形成領域26Nとし
て使用される半導体層が配置されるメモリセルを備えた
SRAMの形成方法において、下記の工程(A)乃至工
程(E)を備える。(A)前記下地絶縁体の第1領域上
に下層突起物を形成する工程、(B)前記下地絶縁体の
第2領域上に前記下層突起物の高さとほぼ同等若しくは
それに比べて若干低くなる膜厚の絶縁体21を形成する
工程、(C)前記絶縁体21の前記第1領域及び第2領
域を含む全面に前記負荷用MISFETQpのゲート絶
縁膜24を形成する工程、(D)前記ゲート絶縁膜24
上の全面に前記負荷用MISFETQpのn型チャネル
形成領域26Nとして使用される半導体層を形成する工
程、(E)少なくとも前記半導体層に第1領域及び第2
領域に渡って残存するパターンニングを施し、負荷用M
ISFETQpのn型チャネル形成領域26Nを形成す
る工程。この構成により、前記工程(B)で形成される
絶縁体21で下層突起物に基づく段差が低減され、前記
工程(C)で形成されるゲート絶縁膜24の表面が平担
化され、前記工程(D)で形成される半導体層の前記下
層突起物に基づく段差に沿った見かけ上膜厚の厚い部分
がなくなるので、半導体層の第1領域、第2領域のいず
れかの平担な領域の膜厚に応じたエッチング条件で前記
工程(E)の半導体層のパターンニングが行え、前記半
導体層のオーバエッチング量を低減できる。この半導体
層のオーバエッチング量の低減化は、半導体層の下層の
ゲート絶縁膜24のエッチング、導体層(例えば、下層
突起物のゲート電極13若しくは7)に達するエッチン
グのいずれも防止できるので、この下層の導体層と半導
体層との短絡不良を防止できる。
物が配置され、この下層突起物上及び下地絶縁体の第1
領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、負荷用M
ISFETQpのゲート絶縁膜24を介在し、この負荷
用MISFETQpのn型チャネル形成領域26Nとし
て使用される半導体層が配置されるメモリセルを備えた
SRAMの形成方法において、下記の工程(A)乃至工
程(E)を備える。(A)前記下地絶縁体の第1領域上
に下層突起物を形成する工程、(B)前記下地絶縁体の
第2領域上に前記下層突起物の高さとほぼ同等若しくは
それに比べて若干低くなる膜厚の絶縁体21を形成する
工程、(C)前記絶縁体21の前記第1領域及び第2領
域を含む全面に前記負荷用MISFETQpのゲート絶
縁膜24を形成する工程、(D)前記ゲート絶縁膜24
上の全面に前記負荷用MISFETQpのn型チャネル
形成領域26Nとして使用される半導体層を形成する工
程、(E)少なくとも前記半導体層に第1領域及び第2
領域に渡って残存するパターンニングを施し、負荷用M
ISFETQpのn型チャネル形成領域26Nを形成す
る工程。この構成により、前記工程(B)で形成される
絶縁体21で下層突起物に基づく段差が低減され、前記
工程(C)で形成されるゲート絶縁膜24の表面が平担
化され、前記工程(D)で形成される半導体層の前記下
層突起物に基づく段差に沿った見かけ上膜厚の厚い部分
がなくなるので、半導体層の第1領域、第2領域のいず
れかの平担な領域の膜厚に応じたエッチング条件で前記
工程(E)の半導体層のパターンニングが行え、前記半
導体層のオーバエッチング量を低減できる。この半導体
層のオーバエッチング量の低減化は、半導体層の下層の
ゲート絶縁膜24のエッチング、導体層(例えば、下層
突起物のゲート電極13若しくは7)に達するエッチン
グのいずれも防止できるので、この下層の導体層と半導
体層との短絡不良を防止できる。
【0118】(7)下地絶縁体の第1領域上に下層突起
物が配置され、この下層突起物上及び下地絶縁体の第1
領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、負荷用M
ISFETQpのn型チャネル形成領域26N、ソース
領域26P、ドレイン領域26Pのいずれかとして使用
される半導体層が配置されるメモリセルを備えたSRA
Mの形成方法において、下記の工程(A)乃至工程
(D)を備える。(A)前記下地絶縁体の第1領域上に
下層突起物を形成する工程、(B)前記下地絶縁体の第
2領域上に前記下層突起物の高さとほぼ同等若しくはそ
れに比べて若干低くなる膜厚の絶縁体21を形成する工
程、(C)前記絶縁体21上であって、前記第1領域及
び第2領域を含む全面に前記負荷用MISFETQpの
n型チャネル形成領域26N、ソース領域26P、ドレ
イン領域26Pのいずれかとして使用される半導体層を
形成する工程、(D)前記半導体層のn型チャネル形成
領域26N、ソース領域26P、ドレイン領域26Pの
いずれかの領域にこのいずれかを形成する不純物をイオ
ン打込みで導入する工程。この構成により、前記工程
(B)で形成される絶縁体21で下層突起物に基づく段
差が低減され、前記工程(C)で形成される半導体層の
下地が平担化され、この半導体層の前記下層突起物に基
づく段差に沿った見かけ上膜厚の厚い部分がなくなるの
で、前記半導体層の第1領域、第2領域、第1領域と第
2領域との間の領域のいずれの領域の膜厚もほぼ均一に
形成でき、前記工程(D)で半導体層のいずれかの領域
に不純物を均一に導入できる。この半導体層に不純物を
均一に導入できることは、n型チャネル形成領域26N
に不純物を導入する場合、半導体層の下層突起物に基づ
く膜厚の厚い領域がなくなり、不純物が導入されない領
域がなくなるので、しきい値電圧の制御を安定にできる
等、負荷用MISFETQpの電気的信頼性を向上でき
る。また、半導体層に不純物を均一に導入できること
は、ソース領域26P、ドレイン領域26Pのいずれか
の領域に不純物を導入する場合、半導体層の下層突起物
に基づく膜厚の厚い領域がなくなり、不純物が導入され
ない領域がなくなるので、断線不良を防止でき、負荷用
MISFETQpの電気的信頼性を向上できる。
物が配置され、この下層突起物上及び下地絶縁体の第1
領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、負荷用M
ISFETQpのn型チャネル形成領域26N、ソース
領域26P、ドレイン領域26Pのいずれかとして使用
される半導体層が配置されるメモリセルを備えたSRA
Mの形成方法において、下記の工程(A)乃至工程
(D)を備える。(A)前記下地絶縁体の第1領域上に
下層突起物を形成する工程、(B)前記下地絶縁体の第
2領域上に前記下層突起物の高さとほぼ同等若しくはそ
れに比べて若干低くなる膜厚の絶縁体21を形成する工
程、(C)前記絶縁体21上であって、前記第1領域及
び第2領域を含む全面に前記負荷用MISFETQpの
n型チャネル形成領域26N、ソース領域26P、ドレ
イン領域26Pのいずれかとして使用される半導体層を
形成する工程、(D)前記半導体層のn型チャネル形成
領域26N、ソース領域26P、ドレイン領域26Pの
いずれかの領域にこのいずれかを形成する不純物をイオ
ン打込みで導入する工程。この構成により、前記工程
(B)で形成される絶縁体21で下層突起物に基づく段
差が低減され、前記工程(C)で形成される半導体層の
下地が平担化され、この半導体層の前記下層突起物に基
づく段差に沿った見かけ上膜厚の厚い部分がなくなるの
で、前記半導体層の第1領域、第2領域、第1領域と第
2領域との間の領域のいずれの領域の膜厚もほぼ均一に
形成でき、前記工程(D)で半導体層のいずれかの領域
に不純物を均一に導入できる。この半導体層に不純物を
均一に導入できることは、n型チャネル形成領域26N
に不純物を導入する場合、半導体層の下層突起物に基づ
く膜厚の厚い領域がなくなり、不純物が導入されない領
域がなくなるので、しきい値電圧の制御を安定にできる
等、負荷用MISFETQpの電気的信頼性を向上でき
る。また、半導体層に不純物を均一に導入できること
は、ソース領域26P、ドレイン領域26Pのいずれか
の領域に不純物を導入する場合、半導体層の下層突起物
に基づく膜厚の厚い領域がなくなり、不純物が導入され
ない領域がなくなるので、断線不良を防止でき、負荷用
MISFETQpの電気的信頼性を向上できる。
【0119】(実 施 例 2)本実施例2は、前述の実
施例1のSRAMのメモリセルにおいて、負荷用MIS
FETQpの下地の平担化を図る別の方法について説明
する、本発明の第2実施例である。
施例1のSRAMのメモリセルにおいて、負荷用MIS
FETQpの下地の平担化を図る別の方法について説明
する、本発明の第2実施例である。
【0120】本発明の実施例2であるSRAMのメモリ
セルの要部を図12(モデル化した拡大断面図)で示
す。
セルの要部を図12(モデル化した拡大断面図)で示
す。
【0121】図12(A)に示すSRAMのメモリセル
は、下層突起物(ゲート電極13、絶縁膜15)の領域
の膜厚が薄く、下層突起物が存在しない領域の膜厚が厚
い絶縁膜21Cにより、負荷用MISFETQpの下地
の段差形状が緩和される。絶縁膜21Cは、CVD法で
堆積した後、その堆積した膜厚に相当する分、異方性エ
ッチングを施して形成した酸化珪素膜(若しくは窒化珪
素膜)21A、及びCVD法で堆積した酸化珪素膜21
Bで構成される。
は、下層突起物(ゲート電極13、絶縁膜15)の領域
の膜厚が薄く、下層突起物が存在しない領域の膜厚が厚
い絶縁膜21Cにより、負荷用MISFETQpの下地
の段差形状が緩和される。絶縁膜21Cは、CVD法で
堆積した後、その堆積した膜厚に相当する分、異方性エ
ッチングを施して形成した酸化珪素膜(若しくは窒化珪
素膜)21A、及びCVD法で堆積した酸化珪素膜21
Bで構成される。
【0122】下層の酸化珪素膜21Aは、所謂サイドウ
ォールスペーサとして、下層突起物の側壁に形成され
る。この下層の酸化珪素膜21Aは、隣接する下層突起
物間の離隔寸法を縮小するとともに、下地の段差形状を
一部緩和する。
ォールスペーサとして、下層突起物の側壁に形成され
る。この下層の酸化珪素膜21Aは、隣接する下層突起
物間の離隔寸法を縮小するとともに、下地の段差形状を
一部緩和する。
【0123】上層の酸化珪素膜21Bは、ほぼ均一な膜
厚で形成されるが、下層の酸化珪素膜21Aで下地の段
差形状が一部緩和され、かつ隣接する下層突起物間の離
隔寸法が縮小されているので、表面が平担化される。上
層の酸化珪素膜21Bは、隣接する下層突起物間の離隔
寸法の約2分の1程度の膜厚で形成することが好まし
い。
厚で形成されるが、下層の酸化珪素膜21Aで下地の段
差形状が一部緩和され、かつ隣接する下層突起物間の離
隔寸法が縮小されているので、表面が平担化される。上
層の酸化珪素膜21Bは、隣接する下層突起物間の離隔
寸法の約2分の1程度の膜厚で形成することが好まし
い。
【0124】また、図12(B)に示すSRAMのメモ
リセルは、前記図12(A)に示す絶縁膜21Cと同様
に、下地の段差形状に応じて膜厚差が異なり、表面が平
担化される絶縁膜21Dにより、負荷用MISFETQ
pの下地の段差形状が緩和される。絶縁膜21DはCV
D法で堆積されるBPSG膜若しくはPSG膜で形成さ
れ、このBPSG膜若しくはPSG膜は、リフローが施
され、表面が平担化される。
リセルは、前記図12(A)に示す絶縁膜21Cと同様
に、下地の段差形状に応じて膜厚差が異なり、表面が平
担化される絶縁膜21Dにより、負荷用MISFETQ
pの下地の段差形状が緩和される。絶縁膜21DはCV
D法で堆積されるBPSG膜若しくはPSG膜で形成さ
れ、このBPSG膜若しくはPSG膜は、リフローが施
され、表面が平担化される。
【0125】なお、絶縁膜21Dは、前述の実施例1の
SRAMの層間絶縁膜27の構成と同様に、BPSG膜
のB、Pのいずれか若しくはPSG膜のPの漏れを防止
するために、緻密な膜質を有する酸化珪素膜を下地層と
した2層構造で構成してもよい。
SRAMの層間絶縁膜27の構成と同様に、BPSG膜
のB、Pのいずれか若しくはPSG膜のPの漏れを防止
するために、緻密な膜質を有する酸化珪素膜を下地層と
した2層構造で構成してもよい。
【0126】また、図12(C)に示すSRAMのメモ
リセルは、下層突起物間に、平担化を主目的としたダミ
ー下層突起物(13D及び15D)を配置し、これらを
絶縁膜21Eで被覆することにより、負荷用MISFE
TQpの下地の段差形状が緩和される。絶縁膜21Eは
例えばCVD法、スパッタ法のいずれかで堆積される酸
化珪素膜を使用する。
リセルは、下層突起物間に、平担化を主目的としたダミ
ー下層突起物(13D及び15D)を配置し、これらを
絶縁膜21Eで被覆することにより、負荷用MISFE
TQpの下地の段差形状が緩和される。絶縁膜21Eは
例えばCVD法、スパッタ法のいずれかで堆積される酸
化珪素膜を使用する。
【0127】また、図示しないが、前述の実施例1のS
RAMの層間絶縁膜30の構造と同様に、堆積型の酸化
珪素膜、塗布型の酸化珪素膜、堆積型の酸化珪素膜を順
次積層した3層構造の絶縁膜により、負荷用MISFE
TQpの下地の段差形状を緩和してもよい。この場合、
中間層の塗布型の酸化珪素膜は、エッチバック処理を施
しても施さなくてもよい。下層、上層の夫々の堆積型の
酸化珪素膜は、テトラエソキシシランガスに限らず、無
機シランガスをソースガスとするCVD法で堆積しても
よい。
RAMの層間絶縁膜30の構造と同様に、堆積型の酸化
珪素膜、塗布型の酸化珪素膜、堆積型の酸化珪素膜を順
次積層した3層構造の絶縁膜により、負荷用MISFE
TQpの下地の段差形状を緩和してもよい。この場合、
中間層の塗布型の酸化珪素膜は、エッチバック処理を施
しても施さなくてもよい。下層、上層の夫々の堆積型の
酸化珪素膜は、テトラエソキシシランガスに限らず、無
機シランガスをソースガスとするCVD法で堆積しても
よい。
【0128】本実施例2のSRAMは、前述の実施例1
のSRAMと実質的に同様の作用効果が得られる。
のSRAMと実質的に同様の作用効果が得られる。
【0129】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0130】例えば、本発明は、前述のSRAMに限ら
ず、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、
ROM(Read Only Memory)等、所謂SOI(Sili
conOn Insulator)技術を採用する半導体記憶装置、論
理LSI、マイクロプロセッサ、MOSIC、CMOS
・バイポーラトランジスタ混在型半導体集積回路装置
(Bi−CMOS)等に適用できる。
ず、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、
ROM(Read Only Memory)等、所謂SOI(Sili
conOn Insulator)技術を採用する半導体記憶装置、論
理LSI、マイクロプロセッサ、MOSIC、CMOS
・バイポーラトランジスタ混在型半導体集積回路装置
(Bi−CMOS)等に適用できる。
【0131】また、本発明は、pチャネルMISFET
に限らず、nチャネルMISFETにも、若しくはpチ
ャネルMISFET、nチャネルMISFETのいずれ
にも同時に適用できる。
に限らず、nチャネルMISFETにも、若しくはpチ
ャネルMISFET、nチャネルMISFETのいずれ
にも同時に適用できる。
【0132】また、本発明は、ゲート電極、ゲート絶縁
膜、チャネル形成領域の夫々を順次積層したMISFE
Tに限らず、チャネル形成領域上にゲート絶縁膜、ゲ−
ト電極の夫々を順次積層したMISFETに適用しても
よい。
膜、チャネル形成領域の夫々を順次積層したMISFE
Tに限らず、チャネル形成領域上にゲート絶縁膜、ゲ−
ト電極の夫々を順次積層したMISFETに適用しても
よい。
【0133】また、本発明は、MISFETに限らず、
例えば高抵抗負荷型メモリセルで構成されるSRAMに
おいて、前記高抵抗負荷素子にも適用できる。高抵抗負
荷素子は、例えば、多結晶珪素膜、非晶質珪素膜、単結
晶珪素膜のいずれかの半導体層で形成され、駆動用MI
SFETの上部等、下層突起物上に形成される。この場
合、前述の実施例と同様に、下地の段差形状が緩和され
た領域上に配置される高抵抗負荷素子は、スタンバイ電
流量を低減でき、或はデータリテンション特性の不良を
防止できる。
例えば高抵抗負荷型メモリセルで構成されるSRAMに
おいて、前記高抵抗負荷素子にも適用できる。高抵抗負
荷素子は、例えば、多結晶珪素膜、非晶質珪素膜、単結
晶珪素膜のいずれかの半導体層で形成され、駆動用MI
SFETの上部等、下層突起物上に形成される。この場
合、前述の実施例と同様に、下地の段差形状が緩和され
た領域上に配置される高抵抗負荷素子は、スタンバイ電
流量を低減でき、或はデータリテンション特性の不良を
防止できる。
【0134】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0135】(1)下地の段差上部にMISFETを配
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
の電気的信頼性を向上できる。
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
の電気的信頼性を向上できる。
【0136】(2)下地の段差上部にメモリセルの負荷
素子としてのMISFETを配置するSRAMを備えた
半導体集積回路装置において、前記SRAMの低消費電
力化、動作信頼性の向上の少なくともいずれかを図れ
る。
素子としてのMISFETを配置するSRAMを備えた
半導体集積回路装置において、前記SRAMの低消費電
力化、動作信頼性の向上の少なくともいずれかを図れ
る。
【0137】(3)前記効果(2)に加え、前記SRA
Mの集積度を向上できる。
Mの集積度を向上できる。
【0138】(4)下地の段差上部に半導体層を抵抗素
子とする半導体集積回路装置において、電気的信頼性を
向上できる。
子とする半導体集積回路装置において、電気的信頼性を
向上できる。
【0139】(5)下地の段差上部にMISFETを配
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
のチャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域のいず
れかのパターンニングの際に最適化を図れる。
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
のチャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域のいず
れかのパターンニングの際に最適化を図れる。
【0140】(6)下地の段差上部にMISFETを配
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
のチャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域のいず
れかに不純物を導入する際に最適化を図れる。
置した半導体集積回路装置において、前記MISFET
のチャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域のいず
れかに不純物を導入する際に最適化を図れる。
【図1】本発明の実施例1であるSRAMのメモリセル
の断面図。
の断面図。
【図2】前記メモリセルの平面図。
【図3】前記メモリセルの所定製造工程における平面
図。
図。
【図4】前記メモリセルの所定製造工程における平面
図。
図。
【図5】前記メモリセルの等価回路図。
【図6】前記メモリセルの要部をモデル化した拡大断面
図。
図。
【図7】前記メモリセルの要部をモデル化した拡大断面
図。
図。
【図8】本発明の実施例1の効果を説明する特性図。
【図9】前記SRAMの形成方法を説明する第1工程で
の断面図。
の断面図。
【図10】第2工程での断面図。
【図11】第3工程での断面図。
【図12】本発明の実施例2であるSRAMのメモリセ
ルの要部をモデル化した拡大断面図。
ルの要部をモデル化した拡大断面図。
1…半導体基板、2…ウエル領域、4…素子分離絶縁
膜、6,12,24…ゲート絶縁膜、7,13,23…
ゲート電極、8,15,21,21A〜21E…絶縁
膜、9,16…サイドウォールスペーサ、10,11,
17,18…半導体領域、26N…チャネル形成領域、
26P…ソース領域又はドレイン領域、13D,15D
…ダミー突起物、Q…MISFET。
膜、6,12,24…ゲート絶縁膜、7,13,23…
ゲート電極、8,15,21,21A〜21E…絶縁
膜、9,16…サイドウォールスペーサ、10,11,
17,18…半導体領域、26N…チャネル形成領域、
26P…ソース領域又はドレイン領域、13D,15D
…ダミー突起物、Q…MISFET。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 藤田 絵里
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日
立超エル・エス・アイ・エンジニアリング
株式会社内
(72)発明者 星野 裕
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
(72)発明者 佐藤 和重
茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日
立製作所日立研究所内
(72)発明者 高橋 正人
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
(72)発明者 井澤 龍一
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
(72)発明者 吉住 圭一
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
(72)発明者 鈴木 範夫
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
(72)発明者 神田 隆行
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
(72)発明者 倉本 勇
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
(72)発明者 吉田 安子
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
(72)発明者 橋場 総一郎
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
(72)発明者 森 ちえみ
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日
立超エル・エス・アイ・エンジニアリング
株式会社内
(72)発明者 松木 弘
茨城県日立市弁天町3丁目10番2号 日立
原町電子工業株式会社内
(72)発明者 有賀 成一
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日
立超エル・エス・アイ・エンジニアリング
株式会社内
(72)発明者 池田 修二
東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株
式会社日立製作所武蔵工場内
Claims (10)
- 【請求項1】 下地絶縁体の第1領域上に下層突起物が
配置され、この下層突起物上及び前記下地絶縁体の第1
領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、MISF
ETのチャネル形成領域として使用される半導体層が配
置される半導体集積回路装置において、前記MISFE
Tのチャネル形成領域として使用される半導体層の第1
領域での高さと第2領域での高さとの差が、前記下層突
起物の高さに比べて小さく構成されたことを特徴とする
半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載のMISFETは、
SRAMのメモリセルのフリップフロップ回路の負荷素
子であることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 前記請求項2に記載のMISFETは、
そのゲート電極のドレイン領域側の端面からドレイン領
域のゲート電極側の端部を離隔したオフセット構造で構
成されることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 前記請求項2又は請求項3に記載のMI
SFETのチャネル形成領域として使用される半導体層
は、前記下層突起物の高さに比べて薄い膜厚で構成され
ることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項5】 前記請求項4に記載のMISFETのチ
ャネル形成領域として使用される半導体層は、5〜50
[nm]の範囲内に膜厚が設定されることを特徴とする
半導体集積回路装置。 - 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5に記載のいず
れかの下地絶縁体の第2領域とMISFETのチャネル
形成領域として使用される半導体層との間には、前記下
層突起物の高さとほぼ同等若しくはそれに比べて若干低
くなる膜厚の絶縁体が構成されることを特徴とする半導
体集積回路装置。 - 【請求項7】 前記請求項1乃至請求項5に記載のいず
れかの下地絶縁体とMISFETのチャネル形成領域と
して使用される半導体層との間には、前記第1領域の下
層突起物と前記半導体層との間の膜厚が薄く、かつ第2
領域の下地絶縁体と前記半導体層との間の膜厚が厚い絶
縁体が構成されることを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項8】 下地絶縁体の第1領域上に下層突起物が
配置され、この下層突起物上及び前記下地絶縁体の第1
領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、抵抗層と
して使用される半導体層が配置される半導体集積回路装
置において、前記抵抗層として使用される半導体層の第
1領域での高さと第2領域での高さとの差が、前記下層
突起物の高さに比べて小さく構成されたことを特徴とす
る半導体集積回路装置。 - 【請求項9】 下地絶縁体の第1領域上に下層突起物が
配置され、この下層突起物上及び前記下地絶縁体の第1
領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、MISF
ETのゲート絶縁膜を介在し、このMISFETのチャ
ネル形成領域として使用される半導体層が配置される半
導体集積回路装置の形成方法において、下記工程(A)
乃至工程(E)を備えたことを特徴とする。 (A)前記下地絶縁体の第1領域上に下層突起物を形成
する工程、 (B)前記下地絶縁体の第2領域上に前記下層突起物の
高さとほぼ同等若しくはそれに比べて若干低くなる膜厚
の絶縁体、又は前記下地絶縁体の第2領域とMISFE
Tのチャネル形成領域として使用される半導体層との間
にその膜厚が前記第1領域の下層突起物と前記半導体層
との間の膜厚に比べて厚い絶縁体を形成する工程、 (C)前記絶縁体の前記第1領域及び第2領域を含む全
面に前記MISFETのゲート絶縁膜を形成する工程、 (D)前記ゲート絶縁膜上の全面に前記MISFETの
チャネル形成領域として使用される半導体層を形成する
工程、 (E)少なくとも前記半導体層に第1領域及び第2領域
に渡って残存するパターンニングを施し、MISFET
のチャネル形成領域を形成する工程。 - 【請求項10】 下地絶縁体の第1領域上に下層突起物
が配置され、この下層突起物上及び前記下地絶縁体の第
1領域と隣接しかつ異なる第2領域上に渡って、MIS
FETのチャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域
のいずれかとして使用される半導体層が配置される半導
体集積回路装置の形成方法において、下記工程(A)乃
至工程(D)を備えたことを特徴とする。 (A)前記下地絶縁体の第1領域上に下層突起物を形成
する工程、 (B)前記下地絶縁体の第2領域上に前記下層突起物の
高さとほぼ同等若しくはそれに比べて若干低くなる膜厚
の絶縁体、又は前記下地絶縁体の第2領域とMISFE
Tのチャネル形成領域として使用される半導体層との間
にその膜厚が前記第1領域の下層突起物と前記半導体層
との間の膜厚に比べて厚い絶縁体を形成する工程、 (C)前記絶縁体上であって、前記第1領域及び第2領
域を含む全面に前記MISFETのチャネル形成領域、
ソース領域、ドレイン領域のいずれかとして使用される
半導体層を形成する工程、 (D)前記半導体層のチャネル形成領域、ソース領域、
ドレイン領域のいずれかの領域にこのいずれかを形成す
る不純物をイオン打込みで導入する工程。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162914A JPH0513700A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 半導体集積回路装置及びその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162914A JPH0513700A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 半導体集積回路装置及びその形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513700A true JPH0513700A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15763631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3162914A Withdrawn JPH0513700A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 半導体集積回路装置及びその形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513700A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6451961B2 (en) | 2000-02-03 | 2002-09-17 | Nippon Shokubai Co Ltd | Ethylenimine polymer, aqueous solution of ethylenimine polymer, production process for the same and purifying process therefor |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP3162914A patent/JPH0513700A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6451961B2 (en) | 2000-02-03 | 2002-09-17 | Nippon Shokubai Co Ltd | Ethylenimine polymer, aqueous solution of ethylenimine polymer, production process for the same and purifying process therefor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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