JPH051377A - スパツタリング装置のタ−ゲツト真空封止装置 - Google Patents
スパツタリング装置のタ−ゲツト真空封止装置Info
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- JPH051377A JPH051377A JP4023891A JP4023891A JPH051377A JP H051377 A JPH051377 A JP H051377A JP 4023891 A JP4023891 A JP 4023891A JP 4023891 A JP4023891 A JP 4023891A JP H051377 A JPH051377 A JP H051377A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】真空槽1の大気開放時、タ―ゲット10を機密
状態に保持し得る手段を講ずることにより、基板5の品
質及び生産性の向上を図ることにある。 【構成】ガス粒子を加速してタ―ゲット物質のスパッタ
リングによる被膜を基板5の表面に形成するようにした
スパッタリング装置Aにおいて、真空槽1にタ―ゲット
支持部材50の通過を許容する開口3を介して保守槽2
を連設し、真空槽1と保守槽2との間を出入手段51に
より出入可能なタ―ゲット10を保守槽1内において保
守した際、上記開口3を下方ゲ―ト弁34で閉塞して保
守槽2内を真空状態に保つようにする。
状態に保持し得る手段を講ずることにより、基板5の品
質及び生産性の向上を図ることにある。 【構成】ガス粒子を加速してタ―ゲット物質のスパッタ
リングによる被膜を基板5の表面に形成するようにした
スパッタリング装置Aにおいて、真空槽1にタ―ゲット
支持部材50の通過を許容する開口3を介して保守槽2
を連設し、真空槽1と保守槽2との間を出入手段51に
より出入可能なタ―ゲット10を保守槽1内において保
守した際、上記開口3を下方ゲ―ト弁34で閉塞して保
守槽2内を真空状態に保つようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパッタリングにより
タ―ゲット物質からなる被膜を基板に形成するようにし
たスパッタリング装置に係り、特にタ―ゲットの保守を
行うためのタ―ゲット真空封止装置に関する。
タ―ゲット物質からなる被膜を基板に形成するようにし
たスパッタリング装置に係り、特にタ―ゲットの保守を
行うためのタ―ゲット真空封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、真空槽内に、被膜形成用タ―
ゲットを配置するとともに、ワ―クとなる基板を上記タ
―ゲットに対向するよう配置し、ガス粒子を加速して上
記タ―ゲット物質のスパッタリングによる被膜を上記基
板の表面に形成するようにしたスパッタリング装置にお
いて、真空槽の清掃等の作業を行う際には、真空槽を大
気に開放してその真空状態を一旦破り、清掃作業の完了
後再び真空槽内を真空状態に戻して、スパッタリングを
継続するようにしていた。
ゲットを配置するとともに、ワ―クとなる基板を上記タ
―ゲットに対向するよう配置し、ガス粒子を加速して上
記タ―ゲット物質のスパッタリングによる被膜を上記基
板の表面に形成するようにしたスパッタリング装置にお
いて、真空槽の清掃等の作業を行う際には、真空槽を大
気に開放してその真空状態を一旦破り、清掃作業の完了
後再び真空槽内を真空状態に戻して、スパッタリングを
継続するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば液晶
画面などに用いられる透明導電膜をスパッタリングによ
り形成するタ―ゲットとしては、酸化スズ(SnO2 )
5〜10重量%を酸化インジウム(In2 O3 )に含有
した酸化物からなるIn2 O3 焼結体が広く用いられて
いる。その場合、タ―ゲットは酸化物からなるために密
度の限界が60〜90%の範囲に止どめられ、タ―ゲッ
ト内部には多数の空隙を有していることになる。このた
め、真空槽の清掃等の作業を行う真空槽の大気開放時、
真空槽内に侵入する大気中の水分や不純ガスなどがタ―
ゲット内部の空隙に入り込んで吸着するため、特にガス
の排気が確実に行われるよう,長時間に亘る予備排気を
行う必要がある。この場合、予備排気が不十分であれば
基板の成膜条件が不安定なものとなって膜質への欠陥の
生じる確率が高くなる一方、長時間に亘る予備排気によ
り生産性が著しく悪化することになる。
画面などに用いられる透明導電膜をスパッタリングによ
り形成するタ―ゲットとしては、酸化スズ(SnO2 )
5〜10重量%を酸化インジウム(In2 O3 )に含有
した酸化物からなるIn2 O3 焼結体が広く用いられて
いる。その場合、タ―ゲットは酸化物からなるために密
度の限界が60〜90%の範囲に止どめられ、タ―ゲッ
ト内部には多数の空隙を有していることになる。このた
め、真空槽の清掃等の作業を行う真空槽の大気開放時、
真空槽内に侵入する大気中の水分や不純ガスなどがタ―
ゲット内部の空隙に入り込んで吸着するため、特にガス
の排気が確実に行われるよう,長時間に亘る予備排気を
行う必要がある。この場合、予備排気が不十分であれば
基板の成膜条件が不安定なものとなって膜質への欠陥の
生じる確率が高くなる一方、長時間に亘る予備排気によ
り生産性が著しく悪化することになる。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、真空槽の大気開放時、タ
―ゲットを機密状態に保持し得る手段を講ずることによ
り、基板の品質及び生産性の向上を図ることにある。
で、その目的とするところは、真空槽の大気開放時、タ
―ゲットを機密状態に保持し得る手段を講ずることによ
り、基板の品質及び生産性の向上を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の解決手段は、真空槽とは隔離される保守槽を設
け、保守槽にタ―ゲットを収納する構成をとることにあ
る。
本発明の解決手段は、真空槽とは隔離される保守槽を設
け、保守槽にタ―ゲットを収納する構成をとることにあ
る。
【0006】具体的には、真空槽内に、被膜形成用タ―
ゲットを配置するとともに基板を上記タ―ゲットに対向
するよう配置し、ガス粒子を加速して上記タ―ゲット物
質のスパッタリングによる被膜を上記基板の表面に形成
するようにしたスパッタリング装置を前提とする。そし
て、上記タ―ゲットを支持するタ―ゲット支持部材と、
上記真空槽に上記タ―ゲット支持部材の通過を許容する
開口を介して連設され、タ―ゲットの保守を行うための
保守槽と、上記タ―ゲット支持部材を真空槽と保守槽と
の間で出し入れする出入手段と、上記保守槽内における
タ―ゲットの保守時、上記開口を閉塞して保守槽内を機
密状態に保つ閉塞弁とを備える構成としたものである。
ゲットを配置するとともに基板を上記タ―ゲットに対向
するよう配置し、ガス粒子を加速して上記タ―ゲット物
質のスパッタリングによる被膜を上記基板の表面に形成
するようにしたスパッタリング装置を前提とする。そし
て、上記タ―ゲットを支持するタ―ゲット支持部材と、
上記真空槽に上記タ―ゲット支持部材の通過を許容する
開口を介して連設され、タ―ゲットの保守を行うための
保守槽と、上記タ―ゲット支持部材を真空槽と保守槽と
の間で出し入れする出入手段と、上記保守槽内における
タ―ゲットの保守時、上記開口を閉塞して保守槽内を機
密状態に保つ閉塞弁とを備える構成としたものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、本発明では、スパッタリン
グ作業を行っている間、真空槽の清掃などの作業を行う
必要が生じたときには、出入手段により、タ―ゲット支
持部材全体を保守槽側に移動させて閉塞弁により開口を
閉じることにより、保守槽が真空槽と隔離される。そし
て、この状態で真空槽の真空を破ることで、真空槽内が
外気に通じた状態になり、その清掃等の作業が可能とな
る。
グ作業を行っている間、真空槽の清掃などの作業を行う
必要が生じたときには、出入手段により、タ―ゲット支
持部材全体を保守槽側に移動させて閉塞弁により開口を
閉じることにより、保守槽が真空槽と隔離される。そし
て、この状態で真空槽の真空を破ることで、真空槽内が
外気に通じた状態になり、その清掃等の作業が可能とな
る。
【0008】その場合、閉塞弁により真空槽と保守槽が
機密状態に隔離され、保守槽の真空状態を維持したまま
で、真空槽の清掃作業を行うことが可能となる。したが
って、常に保守槽の雰囲気を良好に保持することができ
るので、タ―ゲットへの水分や不純ガス等の吸着に起因
する基板の成膜条件の悪化を招くことがなく、基板の成
膜条件が安定し、品質が向上することになる。
機密状態に隔離され、保守槽の真空状態を維持したまま
で、真空槽の清掃作業を行うことが可能となる。したが
って、常に保守槽の雰囲気を良好に保持することができ
るので、タ―ゲットへの水分や不純ガス等の吸着に起因
する基板の成膜条件の悪化を招くことがなく、基板の成
膜条件が安定し、品質が向上することになる。
【0009】また、上記の如く閉塞弁により真空槽と保
守槽が機密状態に隔離されて保守槽の真空状態を維持し
たままで真空槽の清掃作業を行うことが可能となること
から、大気中の不純ガスがタ―ゲット内部の空隙に入り
込んで吸着することが確実に防止され、長時間に亘って
予備排気を行う必要はない。
守槽が機密状態に隔離されて保守槽の真空状態を維持し
たままで真空槽の清掃作業を行うことが可能となること
から、大気中の不純ガスがタ―ゲット内部の空隙に入り
込んで吸着することが確実に防止され、長時間に亘って
予備排気を行う必要はない。
【0010】
【発明の効果】以上の如く、本発明におけるスパッタリ
ング装置のタ―ゲット真空封止装置によれば、真空槽内
に、ガス粒子を加速してタ―ゲット物質のスパッタリン
グによる被膜を基板の表面に形成するようにしたスパッ
タリング装置において、真空槽にタ―ゲット支持部材の
通過を許容する開口を介して保守槽を連設し、保守槽内
におけるタ―ゲットの保守時に開口を閉塞弁で閉塞して
保守槽内を真空状態に保つので、保守槽の真空状態を維
持したまま真空槽の清掃等の作業を行うことにより、基
板の成膜条件を安定させることができ、よって品質の向
上を図ることができる。しかも、タ―ゲットへの不純ガ
スの吸着を確実に防止して長時間に亘る予備排気を不要
とし、よって生産性の大幅な向上を図ることができる。
ング装置のタ―ゲット真空封止装置によれば、真空槽内
に、ガス粒子を加速してタ―ゲット物質のスパッタリン
グによる被膜を基板の表面に形成するようにしたスパッ
タリング装置において、真空槽にタ―ゲット支持部材の
通過を許容する開口を介して保守槽を連設し、保守槽内
におけるタ―ゲットの保守時に開口を閉塞弁で閉塞して
保守槽内を真空状態に保つので、保守槽の真空状態を維
持したまま真空槽の清掃等の作業を行うことにより、基
板の成膜条件を安定させることができ、よって品質の向
上を図ることができる。しかも、タ―ゲットへの不純ガ
スの吸着を確実に防止して長時間に亘る予備排気を不要
とし、よって生産性の大幅な向上を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】図1および図2は本発明の一実施例に係る
インライン式スパッタリング装置Aの構成を示し、該ス
パッタリング装置A内には、真空ポンプVpにより真空
状態に維持される真空槽1と、該真空槽1のケ―シング
1a下側に開口3を介して連設される保守槽2とが設け
られている。
インライン式スパッタリング装置Aの構成を示し、該ス
パッタリング装置A内には、真空ポンプVpにより真空
状態に維持される真空槽1と、該真空槽1のケ―シング
1a下側に開口3を介して連設される保守槽2とが設け
られている。
【0013】上記真空槽1内において、磁気ディスク用
基板5,…を取付けた基板ホルダ4,…が、前処理槽
8,スパッタ槽7,後処理槽9,…と連続的に流れ、該
基板5,…の両面に連続的に磁性膜を形成するようにな
されている。上記各基板ホルダ4は、所定の数の基板
5,…を取付けたブロックに分割されており、送り機構
(図示せず)により図中左方から右方に連続的に送り込
まれるようになされている。尚、図中6は真空槽1内の
各室の境界に設けられた側方ゲ―ト弁である。また、上
記真空槽1には、図示しないアルゴンガス導入装置が設
けられていて、真空槽1内を所定のスパッタリング雰囲
気に維持するようになされている。
基板5,…を取付けた基板ホルダ4,…が、前処理槽
8,スパッタ槽7,後処理槽9,…と連続的に流れ、該
基板5,…の両面に連続的に磁性膜を形成するようにな
されている。上記各基板ホルダ4は、所定の数の基板
5,…を取付けたブロックに分割されており、送り機構
(図示せず)により図中左方から右方に連続的に送り込
まれるようになされている。尚、図中6は真空槽1内の
各室の境界に設けられた側方ゲ―ト弁である。また、上
記真空槽1には、図示しないアルゴンガス導入装置が設
けられていて、真空槽1内を所定のスパッタリング雰囲
気に維持するようになされている。
【0014】一方、上記基板ホルダ4,…の下方には、
酸化スズ(SnO2)5〜10重量%を酸化インジウム
(In2 O3 )に含有したIn2 O3 焼結体からなる酸
化物の被膜形成用タ―ゲット10が各基板5,…に対向
するよう配置されている。そして、50は該タ―ゲット
10を支持するタ―ゲット支持部材であって、該タ―ゲ
ット支持部材50は、タ―ゲット10を載置する銅製の
バッキングプレ―ト12と、該バッキングプレ―ト12
を外周縁で支持するボックス13と、該ボックス13及
び上記バッキングプレ―ト12により形成される直方体
状空間内に配置され、イオン化されたアルゴン粒子を加
速するための電極であるマグネット14と、該マグネッ
ト14を支持するヨ―ク15と、上記ボックス13を支
持し、下方の保守槽2まで延びる1対の支持管16a,
16bと、該各支持管16a,16bの内方にそれぞれ
絶縁体17a,17bを介して設けられた1対の配管部
材18a,18bと、上記1対の支持管16a,16b
の下端部を接続する接続板19と、該接続板19の下面
中央に取付けられ、後述のシャフト24を挿通自在に支
持するナット部材20と、上記タ―ゲット10を囲むよ
うに設けられ、上記マグネット14によって加速したア
ルゴン粒子の当接によりタ―ゲット10から叩き出され
るタ―ゲット物質の周囲への飛散を防止する防着板21
とで構成されている。ここで、上記接続板19及び各支
持管16a,16bはア―ス側とされており、さらに上
記防着板21の下方は各支持管16a,16bに取付け
られていて、防着板21はア―ス側となっている。ま
た、上記配管部材18a,18bのうち一方18bは、
冷却水Wの供給側に、他方18aは冷却水の排出側に接
続されており、上記マグネット14周囲の空間に冷却水
Wを循環させるようになされている。
酸化スズ(SnO2)5〜10重量%を酸化インジウム
(In2 O3 )に含有したIn2 O3 焼結体からなる酸
化物の被膜形成用タ―ゲット10が各基板5,…に対向
するよう配置されている。そして、50は該タ―ゲット
10を支持するタ―ゲット支持部材であって、該タ―ゲ
ット支持部材50は、タ―ゲット10を載置する銅製の
バッキングプレ―ト12と、該バッキングプレ―ト12
を外周縁で支持するボックス13と、該ボックス13及
び上記バッキングプレ―ト12により形成される直方体
状空間内に配置され、イオン化されたアルゴン粒子を加
速するための電極であるマグネット14と、該マグネッ
ト14を支持するヨ―ク15と、上記ボックス13を支
持し、下方の保守槽2まで延びる1対の支持管16a,
16bと、該各支持管16a,16bの内方にそれぞれ
絶縁体17a,17bを介して設けられた1対の配管部
材18a,18bと、上記1対の支持管16a,16b
の下端部を接続する接続板19と、該接続板19の下面
中央に取付けられ、後述のシャフト24を挿通自在に支
持するナット部材20と、上記タ―ゲット10を囲むよ
うに設けられ、上記マグネット14によって加速したア
ルゴン粒子の当接によりタ―ゲット10から叩き出され
るタ―ゲット物質の周囲への飛散を防止する防着板21
とで構成されている。ここで、上記接続板19及び各支
持管16a,16bはア―ス側とされており、さらに上
記防着板21の下方は各支持管16a,16bに取付け
られていて、防着板21はア―ス側となっている。ま
た、上記配管部材18a,18bのうち一方18bは、
冷却水Wの供給側に、他方18aは冷却水の排出側に接
続されており、上記マグネット14周囲の空間に冷却水
Wを循環させるようになされている。
【0015】そして、上記保守槽2のケ―シング2aの
下面には断面略コの字状のフレ―ム22がル―プ状に取
付けられている。また、該フレ―ム22の下壁中央と保
守槽2のケ―シング2aの下面中央との間にはシャフト
24が挿通可能に立設されていて、該シャフト24は上
記タ―ゲット支持部材50のナット部材20に対して挿
通自在に支持されるようになされている。さらに、フレ
―ム22の下面側には、上記シャフト24を上下移動可
能に昇降させるための昇降シリンダ23が取付けられて
いて、該昇降シリンダ23によるシャフト24の昇降を
制御することにより、ナット部材20を介して、タ―ゲ
ット支持部材50全体を上下方向に往復移動させるよう
になされている。そして、上記フレ―ム22,昇降シリ
ンダ23及びシャフト24により、タ―ゲット支持部材
50を真空槽1と保守槽2との間で出入させる出入手段
51が構成されている。
下面には断面略コの字状のフレ―ム22がル―プ状に取
付けられている。また、該フレ―ム22の下壁中央と保
守槽2のケ―シング2aの下面中央との間にはシャフト
24が挿通可能に立設されていて、該シャフト24は上
記タ―ゲット支持部材50のナット部材20に対して挿
通自在に支持されるようになされている。さらに、フレ
―ム22の下面側には、上記シャフト24を上下移動可
能に昇降させるための昇降シリンダ23が取付けられて
いて、該昇降シリンダ23によるシャフト24の昇降を
制御することにより、ナット部材20を介して、タ―ゲ
ット支持部材50全体を上下方向に往復移動させるよう
になされている。そして、上記フレ―ム22,昇降シリ
ンダ23及びシャフト24により、タ―ゲット支持部材
50を真空槽1と保守槽2との間で出入させる出入手段
51が構成されている。
【0016】また、上記保守槽2において、そのケ―シ
ング2aの壁面には、上記タ―ゲット支持部材50の各
支持管16a,16bの摺動可能に保守槽2をシ―ルす
るシ―ル部品26a,26bと、該シ―ル部品26a,
26bを保持する保持枠27a,27b及び保持板28
a,28bとが設けられている。
ング2aの壁面には、上記タ―ゲット支持部材50の各
支持管16a,16bの摺動可能に保守槽2をシ―ルす
るシ―ル部品26a,26bと、該シ―ル部品26a,
26bを保持する保持枠27a,27b及び保持板28
a,28bとが設けられている。
【0017】そして、上記真空槽1と保守槽2との境界
に位置する開口3には、略直方体状のシリンダ31と、
該シリンダ31内に配置され、空圧により水平方向に往
復移動する弁板32と、該弁板32による開口3の閉塞
時に弁板32を開口3側に押し付けるリンク33とを備
えた下方ゲ―ト弁34が設けられている。該下方ゲ―ト
弁3(弁板32)は、上記タ―ゲット支持部材50が上
方に位置するとき、つまり真空槽1内に上部を臨ませて
いるときにはフレ―ム31の奥方に収納されてタ―ゲッ
ト部材50の通過を許容する一方、真空槽1の清掃等の
メンテナンスを行うべく、タ―ゲット支持部材50が下
方に移動したとき(図中一点鎖線で示す位置)には、図
中左方に突出してシリンダ31の先端部まで延び、ロ―
ラ(図示せず)と弁板32の先端下面の斜面部との当接
により上方に付勢されて、シリンダ31上壁の下面との
密着により、真空槽1と保守槽2との間を気体の流通不
能にシ―ルして保守槽2を機密状態に閉塞する閉塞弁と
しての機能を有している。
に位置する開口3には、略直方体状のシリンダ31と、
該シリンダ31内に配置され、空圧により水平方向に往
復移動する弁板32と、該弁板32による開口3の閉塞
時に弁板32を開口3側に押し付けるリンク33とを備
えた下方ゲ―ト弁34が設けられている。該下方ゲ―ト
弁3(弁板32)は、上記タ―ゲット支持部材50が上
方に位置するとき、つまり真空槽1内に上部を臨ませて
いるときにはフレ―ム31の奥方に収納されてタ―ゲッ
ト部材50の通過を許容する一方、真空槽1の清掃等の
メンテナンスを行うべく、タ―ゲット支持部材50が下
方に移動したとき(図中一点鎖線で示す位置)には、図
中左方に突出してシリンダ31の先端部まで延び、ロ―
ラ(図示せず)と弁板32の先端下面の斜面部との当接
により上方に付勢されて、シリンダ31上壁の下面との
密着により、真空槽1と保守槽2との間を気体の流通不
能にシ―ルして保守槽2を機密状態に閉塞する閉塞弁と
しての機能を有している。
【0018】また、上記真空槽1のケ―シング1aに
は、図示しない真空槽用真空ポンプの配管が取付けられ
ているとともに大気に対して開閉可能に支持された扉
(図示せず)が設けられていて、真空槽1の清掃等のメ
インテナンスを行うべく、タ―ゲット支持部材50が下
方に移動して保守槽2を機密状態に閉塞したときには、
上記真空槽用真空ポンプによる真空槽1の真空引きを遮
断させ、上記扉を開放して真空槽1内を大気に連通させ
て真空槽1の清掃等のメインテナンスを行うようにして
いる。また、上記下方ゲ―ト弁34のシリンダ31の先
端部の側壁には、保守槽2を真空ポンプVpに接続する
ためのコネクタ35が取付けられていて、該コネクタ3
5に上記真空ポンプVpの配管36が取付けられてい
る。そして、上記下方ゲ―ト弁34の弁板32が開いて
いるときには、真空槽用真空ポンプにより真空室1及び
保守槽2の真空引きを行って、両者を真空状態に維持す
ることができるとともに、上記タ―ゲット支持部材50
全体が下方に移動して、下方ゲ―ト弁34の弁板32が
閉じているときには、真空ポンプVpにより保守槽2を
単独で真空引きしうるようになされている。
は、図示しない真空槽用真空ポンプの配管が取付けられ
ているとともに大気に対して開閉可能に支持された扉
(図示せず)が設けられていて、真空槽1の清掃等のメ
インテナンスを行うべく、タ―ゲット支持部材50が下
方に移動して保守槽2を機密状態に閉塞したときには、
上記真空槽用真空ポンプによる真空槽1の真空引きを遮
断させ、上記扉を開放して真空槽1内を大気に連通させ
て真空槽1の清掃等のメインテナンスを行うようにして
いる。また、上記下方ゲ―ト弁34のシリンダ31の先
端部の側壁には、保守槽2を真空ポンプVpに接続する
ためのコネクタ35が取付けられていて、該コネクタ3
5に上記真空ポンプVpの配管36が取付けられてい
る。そして、上記下方ゲ―ト弁34の弁板32が開いて
いるときには、真空槽用真空ポンプにより真空室1及び
保守槽2の真空引きを行って、両者を真空状態に維持す
ることができるとともに、上記タ―ゲット支持部材50
全体が下方に移動して、下方ゲ―ト弁34の弁板32が
閉じているときには、真空ポンプVpにより保守槽2を
単独で真空引きしうるようになされている。
【0019】この場合、保守槽2のケ―シング2aは、
その一端で下方ゲ―ト弁34のフレ―ム31下面に取付
けられたヒンジ部材40により回動可能に支持されてい
て、保守槽2のケ―シング2aの下方(図中、二点鎖線
で示す位置)への回動に伴なう保守槽2の真空状態の破
壊時には、タ―ゲット支持部材50を大気に露出させて
タ―ゲットの交換などのメインテナンス作業を可能にす
る一方、ケ―シング2aが上方に回動したときにはケ―
シング2aの外縁部に設けられたシ―ルリングを介して
保守槽2を外気からシ―ルするようになされている。
その一端で下方ゲ―ト弁34のフレ―ム31下面に取付
けられたヒンジ部材40により回動可能に支持されてい
て、保守槽2のケ―シング2aの下方(図中、二点鎖線
で示す位置)への回動に伴なう保守槽2の真空状態の破
壊時には、タ―ゲット支持部材50を大気に露出させて
タ―ゲットの交換などのメインテナンス作業を可能にす
る一方、ケ―シング2aが上方に回動したときにはケ―
シング2aの外縁部に設けられたシ―ルリングを介して
保守槽2を外気からシ―ルするようになされている。
【0020】ここで、上記スパッタリング装置Aの作動
について説明するが、スパッタリング作業時、各基板ホ
ルダ4,4,…が順次タ―ゲット10の直上に来るよう
連続的に送られる一方、タ―ゲット10に、マグネット
14により加速されるイオン化したガス粒子が高速で衝
突し、タ―ゲット10を構成する物質が外方に叩き出さ
れ、各基板5,…上に付着して所定の膜が形成される。
そして、このスパッタリング作業が進行し、真空槽1の
清掃時期が来たときには、上記出入手段51により、タ
―ゲット支持部材50全体を下方(図中、一点鎖線で示
す位置)に移動させ、下方ゲ―ト弁34の弁板31を閉
じる。この状態で真空槽用真空ポンプによる真空槽1の
真空引きを中止する一方、真空ポンプVpによる保守槽
2の真空引きを開始して保守槽2を真空状態に保つ。し
かる後、真空槽1の扉を開放して該真空槽1の真空を破
り、真空槽1の清掃作業を行う。そして、このメインテ
ナンス作業が終了すると、真空槽1の扉を閉塞して、真
空槽1を真空槽用真空ポンブで真空引きした後、下方ゲ
―ト弁34を開き、タ―ゲット支持部材50全体を上方
に移動させてから、通常のスパッタリング作業に戻るよ
うになされている。
について説明するが、スパッタリング作業時、各基板ホ
ルダ4,4,…が順次タ―ゲット10の直上に来るよう
連続的に送られる一方、タ―ゲット10に、マグネット
14により加速されるイオン化したガス粒子が高速で衝
突し、タ―ゲット10を構成する物質が外方に叩き出さ
れ、各基板5,…上に付着して所定の膜が形成される。
そして、このスパッタリング作業が進行し、真空槽1の
清掃時期が来たときには、上記出入手段51により、タ
―ゲット支持部材50全体を下方(図中、一点鎖線で示
す位置)に移動させ、下方ゲ―ト弁34の弁板31を閉
じる。この状態で真空槽用真空ポンプによる真空槽1の
真空引きを中止する一方、真空ポンプVpによる保守槽
2の真空引きを開始して保守槽2を真空状態に保つ。し
かる後、真空槽1の扉を開放して該真空槽1の真空を破
り、真空槽1の清掃作業を行う。そして、このメインテ
ナンス作業が終了すると、真空槽1の扉を閉塞して、真
空槽1を真空槽用真空ポンブで真空引きした後、下方ゲ
―ト弁34を開き、タ―ゲット支持部材50全体を上方
に移動させてから、通常のスパッタリング作業に戻るよ
うになされている。
【0021】したがって、上記実施例では、スパッタリ
ング作業を行っている間、真空槽1の清掃等のメインテ
ナンス作業を行う必要が生じたときには、出入手段51
により、タ―ゲット支持部材50全体を下方に移動さ
せ、下方ゲ―ト弁34により開口3を閉じることによ
り、保守槽2が真空槽1と隔離される。そして、この状
態で真空槽1の扉を開放することで、真空槽1の真空を
破って保守槽2が大気に通じた状態になり、その清掃等
のメインテナンス作業が可能となる。
ング作業を行っている間、真空槽1の清掃等のメインテ
ナンス作業を行う必要が生じたときには、出入手段51
により、タ―ゲット支持部材50全体を下方に移動さ
せ、下方ゲ―ト弁34により開口3を閉じることによ
り、保守槽2が真空槽1と隔離される。そして、この状
態で真空槽1の扉を開放することで、真空槽1の真空を
破って保守槽2が大気に通じた状態になり、その清掃等
のメインテナンス作業が可能となる。
【0022】その場合、下方ゲ―ト弁34により真空槽
1と保守槽3が隔離され、保守槽2の真空状態を維持し
たままで、真空槽1のメインテナンス作業を行うことが
できるので、保守槽2の雰囲気を真空ポンプVpによる
真空引き作用と相俟って良好に維持することができる。
すなわち、従来のように、真空槽の清掃作業時に真空槽
内にタ―ゲットを露呈した状態のままで真空槽の真空状
態をいったん破るものでは、真空槽内に浸入した大気中
の水分やガス等がタ―ゲットに付着し、その結果、基板
の成膜条件が悪化することになるが、本発明では、常に
保守槽2内においてタ―ゲット1周辺の真空状態を維持
することができるので、タ―ゲットの如何に拘らず基板
5の成膜条件が安定し、よって、品質の向上を図ること
ができる。
1と保守槽3が隔離され、保守槽2の真空状態を維持し
たままで、真空槽1のメインテナンス作業を行うことが
できるので、保守槽2の雰囲気を真空ポンプVpによる
真空引き作用と相俟って良好に維持することができる。
すなわち、従来のように、真空槽の清掃作業時に真空槽
内にタ―ゲットを露呈した状態のままで真空槽の真空状
態をいったん破るものでは、真空槽内に浸入した大気中
の水分やガス等がタ―ゲットに付着し、その結果、基板
の成膜条件が悪化することになるが、本発明では、常に
保守槽2内においてタ―ゲット1周辺の真空状態を維持
することができるので、タ―ゲットの如何に拘らず基板
5の成膜条件が安定し、よって、品質の向上を図ること
ができる。
【0023】また、上記の如く下方ゲ―ト弁34により
真空槽1と保守槽2が機密状態に隔離されて保守槽2の
真空状態を維持したままで真空槽1の清掃作業を行うこ
とが可能となることから、酸化物を焼結したタ―ゲット
においても、基板5の成膜時に大気中の不純ガスなどの
吸着が確実に防止され、長時間に亘って予備排気を行う
必要がなく、よって生産性の大幅な向上を図ることがで
きる。
真空槽1と保守槽2が機密状態に隔離されて保守槽2の
真空状態を維持したままで真空槽1の清掃作業を行うこ
とが可能となることから、酸化物を焼結したタ―ゲット
においても、基板5の成膜時に大気中の不純ガスなどの
吸着が確実に防止され、長時間に亘って予備排気を行う
必要がなく、よって生産性の大幅な向上を図ることがで
きる。
【0024】尚、上記実施例では、スパッタリング装置
としてインライン式のものに本発明を適用したが、本発
明は係る実施例に限定されるものではなく、バッチ式の
もの(カル―セル型)などの各種タイプについても適用
しうる。
としてインライン式のものに本発明を適用したが、本発
明は係る実施例に限定されるものではなく、バッチ式の
もの(カル―セル型)などの各種タイプについても適用
しうる。
【図1】スパッタリング装置の一部を縦断面で示す正面
図である。
図である。
【図2】保守槽の一部を破断して示す側面図である。
1 真空槽 2 保守槽 3 開口 5 基板 10 タ―ゲット 34 下方ゲ―ト弁(閉塞弁) 50 タ―ゲット支持部材 51 出入手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 真空槽内に、被膜形成用タ―ゲットを配
置するとともに基板を上記タ―ゲットに対向するよう配
置し、ガス粒子を加速して上記タ―ゲット物質のスパッ
タリングによる被膜を上記基板の表面に形成するように
したスパッタリング装置において、上記タ―ゲットを支
持するタ―ゲット支持部材と、上記真空槽に上記タ―ゲ
ット支持部材の通過を許容する開口を介して連設され、
タ―ゲットの保守を行うための保守槽と、上記タ―ゲッ
ト支持部材を真空槽と保守槽との間で出し入れする出入
手段と、上記保守槽内におけるタ―ゲットの保守時、上
記開口を閉塞して保守槽内を機密状態に保つ閉塞弁とを
備えたことを特徴とするスパッタリング装置のタ―ゲッ
ト真空封止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023891A JPH051377A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | スパツタリング装置のタ−ゲツト真空封止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023891A JPH051377A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | スパツタリング装置のタ−ゲツト真空封止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051377A true JPH051377A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12575142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4023891A Pending JPH051377A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | スパツタリング装置のタ−ゲツト真空封止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051377A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110295351A (zh) * | 2019-05-27 | 2019-10-01 | 东莞市汇成真空科技有限公司 | 一种通过翻转式靶门隔离靶体的镀膜机 |
-
1991
- 1991-03-06 JP JP4023891A patent/JPH051377A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110295351A (zh) * | 2019-05-27 | 2019-10-01 | 东莞市汇成真空科技有限公司 | 一种通过翻转式靶门隔离靶体的镀膜机 |
| CN110295351B (zh) * | 2019-05-27 | 2024-02-27 | 东莞市汇成真空科技有限公司 | 一种通过翻转式靶门隔离靶体的镀膜机 |
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