JPH0513817U - 自動車のバツクドア補強構造 - Google Patents

自動車のバツクドア補強構造

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JPH0513817U
JPH0513817U JP7006491U JP7006491U JPH0513817U JP H0513817 U JPH0513817 U JP H0513817U JP 7006491 U JP7006491 U JP 7006491U JP 7006491 U JP7006491 U JP 7006491U JP H0513817 U JPH0513817 U JP H0513817U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アウタパネルに形成された凹所の各コーナー
部の疲労破損を確実に防止すると共に、バックドア本体
が衝撃を受けて変形する場合に、このバックドアの下部
が上方に向って変形することを効果的に防止して、バッ
クドアの下部開口縁に対する同上バックドア本体の下端
のロック状態が良好に保たれるようにする。 【構成】 凹所15の下方で、インナパネル9の下縁に
形成した折り曲げ片9aをバックドア開口3の下部開口
縁3bにロックさせるロック手段18を設けてある。そ
して、上記凹所15の左右各側部15a,15aに対応
して補強プレート24,24を設け、これら各補強プレ
ート24の上端24aを上記インナパネル9に接合し、
下端24bを上記折り曲げ片9aに接合し、かつ、上下
中途部24cを上記アウタパネル10に接合してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のバックドア補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記バックドア補強構造には、従来、例えば、実公平1‐22727号公報で 示されるものがある。 これによれば、上記バックドアのバックドア本体は前後に対面するインナパネ ルとアウタパネルとで構成され、上記アウタパネルの外面にはライセンスプレー ト嵌入用の凹所が形成されている。 ところで、上記凹所の周縁部における各コーナー部はバックドアの開閉動作等 によって、疲労破損し易い部分であるため、上記凹所の左右各側部に対応して上 記両パネル間に補強プレートが設けられ、この補強プレートは上記両パネルを互 いに連結させている。 また、上記構成において、従来、一般に上記バックドア本体の下端をバックド ア開口の下部開口縁にロックさせるロック手段が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、例えば、後続の自動車の追突により、バックドア本体の下部が衝撃 を受けてこれが変形しようとする場合、上記補強プレートはこの変形を防止する ようにも働くが、この補強プレートはほぼ前後方向に延びているものであるため 、バックドア本体の下部は上記補強プレートの存在にかかわらず上方に向っては 比較的容易に変形するおそれがある。 そして、このような変形が生じた場合には、バックドア本体の下端がバックド ア開口の下部開口縁から離れて、上記バックドア本体の下端のロックが解除され るなど、ロック状態が保たれなくなるおそれがある。
【0004】
【考案の目的】 この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、ライセンスプレー ト嵌入用としてアウタパネルに形成された凹所の各コーナー部の疲労破損を確実 に防止すると共に、バックドア本体が衝撃を受けて変形する場合に、このバック ドアの下部が上方に向って変形することを効果的に防止して、バックドアの下部 開口縁に対する同上バックドア本体の下端のロック状態が保たれるようにするこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、バックドア本体を 構成するインナパネルの下縁を後方に向って折り曲げ、この折り曲げ片の後縁を アウタパネルの下縁に結合し、上記アウタパネルの外面にライセンスプレート嵌 入用の凹所を形成し、この凹所の下方における上記折り曲げ片をバックドア開口 の下部開口縁にロックさせるロック手段を設け、上記凹所の左右各側部に対応し て上記両パネル間に補強プレートを設けた場合において、上記各補強プレートの 上端を上記インナパネルに接合し、下端を上記折り曲げ片に接合し、かつ、上下 中途部を上記アウタパネルに接合した点にある。
【0006】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。 アウタパネル10に形成された凹所15の左右各側部15a,15aに対応し てインナパネル9とアウタパネル10との間に補強プレート24,24を設け、 各補強プレート24の上端24aを上記インナパネル9に接合し、上記インナパ ネル9の下縁に形成した折り曲げ片9aに同上各補強プレート24の下端24b を接合し、かつ、同上各補強プレート24の上下中途部24cを上記アウタパネ ル10に接合してある。 このため、上記凹所15の各側部15a,15aは上記補強プレート24によ ってインナパネル9側に少なくとも上下二点で支持されることとなる。
【0007】 また、上記凹所15の下方における上記折り曲げ片9aをバックドア開口3の 下部開口縁3bにロックさせるロック手段18を設けた場合において、上記した ように上記凹所15の各側部15a,15aに対応して上記インナパネル9とア ウタパネル10の間に設けた各補強プレート24の各部24a,24b,24c が上記したようにインナパネル9やアウタパネル10に接合されているため、バ ックドア4に与えられる衝撃力が、ロック手段18に対応するインナパネル9の 下端の折り曲げ片9aを上方に向って変形させようとするとき、上記衝撃力は上 記各補強プレート24により、折り曲げ片9a、およびこの折り曲げ片9aより も上方のインナパネル9、およびアウタパネル10によって支持され、上記変形 が効果的に防止される。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図2と図3とにおいて、符号1はバンタイプの自動車で、その車体2の後面に はバックドア開口3が形成されている。このバックドア開口3の上部開口縁3a にはバックドア4が枢支軸5により上下回動自在に枢支され、このバックドア4 の回動で、上記バックドア開口3が開閉自在とされる。
【0009】 全図において、上記バックドア4はバックドア本体7と、このバックドア本体 7の上部に連設されるウィンド8とで構成されている。上記バックドア本体7は 前後に少し離れて対面する板金製のインナパネル9とアウタパネル10とを備え 、これら両パネル9,10間には空間11が形成されている。 上記インナパネル9とアウタパネル10の上縁同士は互いにスポット溶接13 により結合されている。また、上記インナパネル9の下縁は後方に向ってほぼ水 平に折り曲げられており、この折り曲げ片9aの後縁と上記アウタパネル10の 下縁とがスポット溶接14により結合されている。更に、図示しないが、上記イ ンナパネル9とアウタパネル10の各側縁同士も互いにスポット溶接されている 。 上記アウタパネル10の外面には、その左右中途部に浅い凹所15が形成され 、この凹所15内にはライセンスプレート16が嵌入されて取り付けられる。
【0010】 18はロック手段であり、このロック手段18は上記凹所15の下方における 折り曲げ片9aに枢支されたロック爪19と、バックドア開口3の下部開口縁3 bに突設されたストライカ20と、凹所15の上部位置でアウタパネル10に枢 支されたハンドル21と、このハンドル21に上記ロック爪19を連動させる連 動バー22とで構成されている。 そして、上記バックドア4を下方回動させてバックドア開口3を閉じたときに は、ロック爪19がストライカ20に自動的に係合してバックドア4がバックド ア開口3の下部開口縁3bにロックされるようになっている。また、この状態か ら上記ハンドル21を操作すれば、これに連動バー22を介してロック爪19が 連動し、このロック爪19がストライカ20から離脱してバックドア4の開動作 ができるようになっている。
【0011】 上記凹所15の左右各側部15a,15aに対応して上記空間11に縦長で断 面ほぼコの字状の板金製補強プレート24,24が設けられている。この各補強 プレート24の上端24aは前方に折り曲げられて、上記凹所15の上部近傍で インナパネル9にスポット溶接25により接合している。また、同上各補強プレ ート24の下端24bも前方に折り曲げられて前記折り曲げ片9aにスポット溶 接26により接合している。更に、同上各補強プレート24の上下中途部24c は上記アウタパネル10に沿って延び、マスチック27を介して同上アウタパネ ル10に圧接状に接合している。上記マスチック27は弾性体で制振機能を有し ており、このため、アウタパネル10の張り剛性が向上することとなっている。
【0012】 上記の場合、凹所15の各側部15a,15aは上記補強プレート24によっ てインナパネル9側に少なくとも上下二点で支持されており、よって、上記バッ クドア4が開閉動作を繰り返したときの凹所15の各側部15aの疲労破損が確 実に防止されるようになっている。
【0013】 また、上記したように上記凹所15の各側部15a,15aに対応して上記イ ンナパネル9とアウタパネル10の間に設けた各補強プレート24の各部24a ,24b,24cが上記したようにインナパネル9やアウタパネル10に接合さ れているため、例えば、後方からの衝突によりバックドア4が衝撃を受けて、そ の衝撃力が、ロック手段18に対応するインナパネル9の下端の折り曲げ片9a を上方に向って変形させようとするときには、上記衝撃力は上記各補強プレート 24により、折り曲げ片9a、およびこの折り曲げ片9aよりも上方のインナパ ネル9、およびアウタパネル10によって支持され、上記変形が効果的に防止さ れるようになっている。 よって、ロック手段18に対応する折り曲げ片9aがバックドア開口3の下部 開口縁3bから離れようとすることが効果的に防止され、上記バックドア開口3 の下部開口縁3bに対する同上折り曲げ片9aのロック状態が良好に保たれるこ ととなっている。
【0014】 なお、図1中一点鎖線で示すように、各補強プレート24の上端24a′はイ ンナパネル9とアウタパネル10の各上縁間に挟み付けてもよい。また、同上補 強プレート24の上下中途部24cの一部24c′をインナパネル9側に向って 折り曲げ、この一部24c′をインナパネル9にスポット溶接させてもよい。
【0015】
【考案の効果】
この考案によれば、アウタパネルに形成された凹所の左右各側部に対応してイ ンナパネルとアウタパネルとの間に補強プレートを設け、各補強プレートの上端 を上記インナパネルに接合し、上記インナパネルの下縁に形成した折り曲げ片に 同上各補強プレートの下端を接合し、かつ、同上各補強プレートの上下中途部を 上記アウタパネルに接合したため、上記凹所の各側部は上記補強プレートによっ てインナパネル側に少なくとも上下二点で支持されることとなる。よって、上記 バックドアが開閉動作を繰り返したときの凹所の各側部の疲労破損は確実に防止 される。
【0016】 また、上記凹所の下方における上記折り曲げ片をバックドア開口の下部開口縁 にロックさせるロック手段を設けた場合において、上記したように上記凹所の各 側部に対応して上記インナパネルとアウタパネルの間に設けた各補強プレートの 各部が上記したようにインナパネルやアウタパネルに接合されているため、バッ クドアに与えられる衝撃力がロック手段に対応するインナパネルの下端の折り曲 げ片を上方に向って変形させようとするとき、上記衝撃力は上記各補強プレート により、折り曲げ片、およびこの折り曲げ片よりも上方のインナパネル、および アウタパネルによって支持され、上記変形が効果的に防止される。よって、ロッ ク手段に対応する折り曲げ片がバックドア開口の下部開口縁から離れようとする ことが効果的に防止され、上記バックドア開口の下部開口縁に対する同上折り曲 げ片のロック状態が良好に保たれることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1‐1線矢視断面図である。
【図2】自動車の背面図である。
【図3】自動車後部の側面図である。
【図4】図1の4‐4線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 車体 3 バックドア開口 3b 下部開口縁 4 バックドア 5 枢支軸 7 バックドア本体 9 インナパネル 9a 折り曲げ片 10 アウタパネル 15 凹所 15a 側部 16 ライセンスプレート 18 ロック手段 24 補強プレート 24a 上端 24b 下端 24c 上下中途部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に対面するインナパネルとアウタパ
    ネルとでバックドア本体を構成し、上記インナパネルの
    下縁を後方に向って折り曲げ、この折り曲げ片の後縁を
    上記アウタパネルの下縁に結合し、上記アウタパネルの
    外面にライセンスプレート嵌入用の凹所を形成し、この
    凹所の下方における上記折り曲げ片をバックドア開口の
    下部開口縁にロックさせるロック手段を設け、上記凹所
    の左右各側部に対応して上記両パネル間に補強プレート
    を設けた自動車のバックドア補強構造において、 上記各補強プレートの上端を上記インナパネルに接合
    し、下端を上記折り曲げ片に接合し、かつ、上下中途部
    を上記アウタパネルに接合した自動車のバックドア補強
    構造。
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