JPH06305331A - 自動車用ドアの車室内侵入防止構造 - Google Patents
自動車用ドアの車室内侵入防止構造Info
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- JPH06305331A JPH06305331A JP10130293A JP10130293A JPH06305331A JP H06305331 A JPH06305331 A JP H06305331A JP 10130293 A JP10130293 A JP 10130293A JP 10130293 A JP10130293 A JP 10130293A JP H06305331 A JPH06305331 A JP H06305331A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドア重量を大幅に増加するとなしにドア下部
のサイドシルから離間する方向への湾曲を阻止して、ド
アの車室内への侵入を防止する。 【構成】 フロントサイドドア10の閉止状態で、フロ
ントサイドドアインナパネル12の凹部16の側壁部1
6Aには、サイドシルインナパネル24側へ向けて係合
手段としてのストライカ26が固定されている。サイド
シルアウタパネル22の側壁部22Aには、ストライカ
26と対向する部位に、ストライカ26の係合部30が
進入可能な貫通孔32が穿設されており、側壁部22A
の内側面には、貫通孔32の下側縁部近傍の部位に抜け
出し防止手段としてのロッカ34が固定されている。
のサイドシルから離間する方向への湾曲を阻止して、ド
アの車室内への侵入を防止する。 【構成】 フロントサイドドア10の閉止状態で、フロ
ントサイドドアインナパネル12の凹部16の側壁部1
6Aには、サイドシルインナパネル24側へ向けて係合
手段としてのストライカ26が固定されている。サイド
シルアウタパネル22の側壁部22Aには、ストライカ
26と対向する部位に、ストライカ26の係合部30が
進入可能な貫通孔32が穿設されており、側壁部22A
の内側面には、貫通孔32の下側縁部近傍の部位に抜け
出し防止手段としてのロッカ34が固定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ドアの車室内侵
入防止構造に係り、特にドアに側方から力が作用した場
合に、当該ドアが車室内へ侵入するのを極力阻止するた
めの自動車用ドアの車室内侵入防止構造に関する。
入防止構造に係り、特にドアに側方から力が作用した場
合に、当該ドアが車室内へ侵入するのを極力阻止するた
めの自動車用ドアの車室内侵入防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ドアの車室内侵入防止構
造の一例としては、実開昭54−170520号が知ら
れている。
造の一例としては、実開昭54−170520号が知ら
れている。
【0003】図13に示される如く、この自動車用ドア
の車室内侵入防止構造では、車体70のフロントサイド
ドア72用の開口縁部70Aの一部を形成するセンター
ピラー74の下方部分をシートバック76の厚さ方向前
側へ拡大し、さらに、センターピラー74の下端にて、
車体70の前後方向に延在するサイドシル78をシート
クッション80の厚さ方向上側へ拡大し、これら拡大部
により、フロントサイドドア72のインナパネル82の
下部82Aと衝合する衝合部84を形成しており、この
衝合部84でフロントサイドドア72のインナパネル8
2の下部82Aを受け止めることで、フロントサイドド
ア72の車室内への侵入を防止するようになっている。
の車室内侵入防止構造では、車体70のフロントサイド
ドア72用の開口縁部70Aの一部を形成するセンター
ピラー74の下方部分をシートバック76の厚さ方向前
側へ拡大し、さらに、センターピラー74の下端にて、
車体70の前後方向に延在するサイドシル78をシート
クッション80の厚さ方向上側へ拡大し、これら拡大部
により、フロントサイドドア72のインナパネル82の
下部82Aと衝合する衝合部84を形成しており、この
衝合部84でフロントサイドドア72のインナパネル8
2の下部82Aを受け止めることで、フロントサイドド
ア72の車室内への侵入を防止するようになっている。
【0004】また、この自動車用ドアの車室内侵入防止
構造では、フロントサイドドア72のインナパネル82
の下部82Aに立設された補強ピン86が、センターピ
ラー74の下部に穿設された係合穴88に係合し、フロ
ントサイドドア72の引張り抗力を高めることによって
も、フロントサイドドア72の車室内への侵入を防止す
るようになっている。
構造では、フロントサイドドア72のインナパネル82
の下部82Aに立設された補強ピン86が、センターピ
ラー74の下部に穿設された係合穴88に係合し、フロ
ントサイドドア72の引張り抗力を高めることによって
も、フロントサイドドア72の車室内への侵入を防止す
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この自
動車用ドアの車室内侵入防止構造では、図14に示され
る如く、他車のバンパ等によって、フロントサイドドア
72に側方から力(図14の矢印W)が作用し、フロン
トサイドドア72の下部72Aが、サイドシル78から
離間する方向(図14の矢印Y方向)へ湾曲した場合に
は、補強ピン86が係合穴88から外れる。従って、フ
ロントサイドドア72の車室内への侵入防止能力が低下
する恐れがあるため、フロントサイドドア72の下部7
2Aを図14の矢印Y方向へ湾曲しないように補強する
必要があり、この補強によってドア重量が大幅に増加す
るという不具合があった。
動車用ドアの車室内侵入防止構造では、図14に示され
る如く、他車のバンパ等によって、フロントサイドドア
72に側方から力(図14の矢印W)が作用し、フロン
トサイドドア72の下部72Aが、サイドシル78から
離間する方向(図14の矢印Y方向)へ湾曲した場合に
は、補強ピン86が係合穴88から外れる。従って、フ
ロントサイドドア72の車室内への侵入防止能力が低下
する恐れがあるため、フロントサイドドア72の下部7
2Aを図14の矢印Y方向へ湾曲しないように補強する
必要があり、この補強によってドア重量が大幅に増加す
るという不具合があった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、ドア重量を大
幅に増加するとなしにドア下部のサイドシルから離間す
る方向への湾曲を阻止して、ドアの車室内への侵入を防
止することができる自動車用ドアの車室内侵入防止構造
を得ることが目的である。
幅に増加するとなしにドア下部のサイドシルから離間す
る方向への湾曲を阻止して、ドアの車室内への侵入を防
止することができる自動車用ドアの車室内侵入防止構造
を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動車用ドアの車室内侵入防止構造は、サイドシルに設
けられ略車幅方向内側へ延びる抜け出し防止手段と、ド
ア下部に設けられ略車幅方向内側へ向けて突出しドア下
部が車幅方向外側へ曲げ変形した場合に前記ドア下部と
一体的に移動して前記抜け出し防止手段に係合する係合
手段と、を有することを特徴としている。
自動車用ドアの車室内侵入防止構造は、サイドシルに設
けられ略車幅方向内側へ延びる抜け出し防止手段と、ド
ア下部に設けられ略車幅方向内側へ向けて突出しドア下
部が車幅方向外側へ曲げ変形した場合に前記ドア下部と
一体的に移動して前記抜け出し防止手段に係合する係合
手段と、を有することを特徴としている。
【0008】また、本発明の請求項2記載の自動車用ド
アの車室内侵入防止構造は、ドア下部にリインフォース
が設けられ、このリインフォースがサイドシル上面と対
向する第1の面と、サイドシル外側面と対向する第2の
面と、前記第1の面に連結され車幅方向外側下方から車
幅方向内側上方へ延びる傾斜面と、を有することを特徴
としている。
アの車室内侵入防止構造は、ドア下部にリインフォース
が設けられ、このリインフォースがサイドシル上面と対
向する第1の面と、サイドシル外側面と対向する第2の
面と、前記第1の面に連結され車幅方向外側下方から車
幅方向内側上方へ延びる傾斜面と、を有することを特徴
としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の自動車用ドアの車室内
侵入防止構造では、ドアに側方から力が作用し、ドア下
部が車幅方向外側へ曲げ変形すると、ドア下部に設けら
れた係合手段がドア下部と一体的に移動し、サイドシル
に設けられた抜け出し防止手段に係合する。従って、ド
ア下部の係合手段とサイドシルの抜け出し防止手段との
係合によって、ドア下部のサイドシルから離間する方向
への湾曲を阻止できる。このため、ドア重量を大幅に増
加するとなしに、ドアの車室内への侵入を防止すること
ができる。
侵入防止構造では、ドアに側方から力が作用し、ドア下
部が車幅方向外側へ曲げ変形すると、ドア下部に設けら
れた係合手段がドア下部と一体的に移動し、サイドシル
に設けられた抜け出し防止手段に係合する。従って、ド
ア下部の係合手段とサイドシルの抜け出し防止手段との
係合によって、ドア下部のサイドシルから離間する方向
への湾曲を阻止できる。このため、ドア重量を大幅に増
加するとなしに、ドアの車室内への侵入を防止すること
ができる。
【0010】また、本発明の請求項2記載の自動車用ド
アの車室内侵入防止構造では、ドアに側方から力が作用
すると、第2の面がサイドシル外側面と当接し、ドアの
車室内への侵入を防止する。これと同時に、側方からの
力がリインフォースの傾斜面に車幅方向外側から車幅方
向内側へ向けて作用するため、この力が、傾斜面に沿っ
て車幅方向内側上方へ向かう力と、傾斜面と直交する車
幅方向内側下方へ向かう力とに分散される。これらの力
のうち車幅方向内側下方へ向かう力は、リインフォース
の傾斜面から第1の面へ伝達され第1の面を介してサイ
ドシルに作用して、ドアとサイドシルとの結合力を高め
る働きをする。従って、ドア重量を大幅に増加するとな
しにドア下部のサイドシルから離間する方向の湾曲を阻
止して、ドアの車室内への侵入を防止することができ
る。
アの車室内侵入防止構造では、ドアに側方から力が作用
すると、第2の面がサイドシル外側面と当接し、ドアの
車室内への侵入を防止する。これと同時に、側方からの
力がリインフォースの傾斜面に車幅方向外側から車幅方
向内側へ向けて作用するため、この力が、傾斜面に沿っ
て車幅方向内側上方へ向かう力と、傾斜面と直交する車
幅方向内側下方へ向かう力とに分散される。これらの力
のうち車幅方向内側下方へ向かう力は、リインフォース
の傾斜面から第1の面へ伝達され第1の面を介してサイ
ドシルに作用して、ドアとサイドシルとの結合力を高め
る働きをする。従って、ドア重量を大幅に増加するとな
しにドア下部のサイドシルから離間する方向の湾曲を阻
止して、ドアの車室内への侵入を防止することができ
る。
【0011】
【実施例】本発明の自動車用ドアの車室内侵入防止構造
の第1実施例について図1〜図7に従って説明する。な
お、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印UPは車体上
方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
の第1実施例について図1〜図7に従って説明する。な
お、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印UPは車体上
方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
【0012】図1に示される如く、フロントサイドドア
10の内側部を構成するフロントサイドドアインナパネ
ル12の下部には、フロントサイドドア10の外側部を
構成するフロントサイドドアアウタパネル14側へ向け
て断面L字状の凹部16が形成されている。
10の内側部を構成するフロントサイドドアインナパネ
ル12の下部には、フロントサイドドア10の外側部を
構成するフロントサイドドアアウタパネル14側へ向け
て断面L字状の凹部16が形成されている。
【0013】フロントサイドドア10の閉止状態で、凹
部16の側壁部16Aは、サイドシル20の外側部を構
成するサイドシルアウタパネル22の側壁部22Aと対
向しており、凹部16の上壁部16Bは、サイドシルア
ウタパネル22の上壁部22Bと対向している。なお、
サイドシル20の内側部はサイドシルインナパネル24
で構成されており、サイドシル20はサイドシルアウタ
パネル22とサイドシルインナパネル24とで車体前後
方向に延びる閉断面構造とされている。
部16の側壁部16Aは、サイドシル20の外側部を構
成するサイドシルアウタパネル22の側壁部22Aと対
向しており、凹部16の上壁部16Bは、サイドシルア
ウタパネル22の上壁部22Bと対向している。なお、
サイドシル20の内側部はサイドシルインナパネル24
で構成されており、サイドシル20はサイドシルアウタ
パネル22とサイドシルインナパネル24とで車体前後
方向に延びる閉断面構造とされている。
【0014】フロントサイドドア10の閉止状態で、凹
部16の側壁部16Aにはサイドシルインナパネル24
側へ向けて係合手段としてのストライカ26が固定され
ている。
部16の側壁部16Aにはサイドシルインナパネル24
側へ向けて係合手段としてのストライカ26が固定され
ている。
【0015】図2に示される如く、ストライカ26は矩
形板状の基部28と、この基部28に固定されたU字状
の係合部30とで構成されており、基部28がフロント
サイドドアインナパネル12に溶着されている。
形板状の基部28と、この基部28に固定されたU字状
の係合部30とで構成されており、基部28がフロント
サイドドアインナパネル12に溶着されている。
【0016】図1に示される如く、サイドシルアウタパ
ネル22の側壁部22Aには、ストライカ26と対向す
る部位に、ストライカ26の係合部30が進入可能な貫
通孔32が穿設されており、側壁部22Aの内側面に
は、貫通孔32の下側縁部近傍の部位に、抜け出し防止
手段としてのロッカ34が固定されている。
ネル22の側壁部22Aには、ストライカ26と対向す
る部位に、ストライカ26の係合部30が進入可能な貫
通孔32が穿設されており、側壁部22Aの内側面に
は、貫通孔32の下側縁部近傍の部位に、抜け出し防止
手段としてのロッカ34が固定されている。
【0017】図2に示される如く、ロッカ34は車体前
後方向から見た断面形状がL字状とされており、図4に
示される如く、縦壁部36がサイドシルアウタパネル2
2の側壁部22Aに溶着されている。縦壁部36の上端
部は略車幅方向内側へ折曲され横壁部38となってい
る。この横壁部38の車体前後方向中央部38Aは、車
幅方向内側へ延設されている。
後方向から見た断面形状がL字状とされており、図4に
示される如く、縦壁部36がサイドシルアウタパネル2
2の側壁部22Aに溶着されている。縦壁部36の上端
部は略車幅方向内側へ折曲され横壁部38となってい
る。この横壁部38の車体前後方向中央部38Aは、車
幅方向内側へ延設されている。
【0018】なお、図3及び図4に示される如く、ロッ
カ34の横壁部38の車体前後方向中央部38Aの先端
部と、これと対向するストライカ26の係合部30の内
周部30Aとの間には、距離Lの隙間が形成されてい
る。
カ34の横壁部38の車体前後方向中央部38Aの先端
部と、これと対向するストライカ26の係合部30の内
周部30Aとの間には、距離Lの隙間が形成されてい
る。
【0019】また、図5に示される如く、ストライカ2
6の係合部30と貫通孔32の上側内周部との距離S1
は、ストライカ26の係合部30とロッカ34の横壁部
38の車体前後方向中央部38Aの上面との距離S2と
略同じに設定されている。
6の係合部30と貫通孔32の上側内周部との距離S1
は、ストライカ26の係合部30とロッカ34の横壁部
38の車体前後方向中央部38Aの上面との距離S2と
略同じに設定されている。
【0020】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
の自動車用ドアの車室内侵入防止構造では、図6に示さ
れる如く、他車のバンパ等によってフロントサイドドア
10に側方から力(図6の矢印F)が作用し、フロント
サイドドア10の下部10Aが車幅方向外側上方(図6
の矢印A方向)へ曲げ変形すると、図7に示される如
く、フロントサイドドア10の下部10Aに固定された
ストライカ26の係合部30の内周部30Aが、反時計
回転方向(図7の矢印B方向)へ回転する。これによ
り、ストライカ26の係合部30が、ロッカ34の横壁
部38の車体前後方向中央部38Aの下方にもぐり込み
係合する。
の自動車用ドアの車室内侵入防止構造では、図6に示さ
れる如く、他車のバンパ等によってフロントサイドドア
10に側方から力(図6の矢印F)が作用し、フロント
サイドドア10の下部10Aが車幅方向外側上方(図6
の矢印A方向)へ曲げ変形すると、図7に示される如
く、フロントサイドドア10の下部10Aに固定された
ストライカ26の係合部30の内周部30Aが、反時計
回転方向(図7の矢印B方向)へ回転する。これによ
り、ストライカ26の係合部30が、ロッカ34の横壁
部38の車体前後方向中央部38Aの下方にもぐり込み
係合する。
【0021】従って、ストライカ26とロッカ34との
係合によって、フロントサイドドア10の下部10A
が、図7の矢印A方向へさらに曲げ変形するのを阻止で
きる。このため、フロントサイドドア10の下部10A
が、サイドシル20を乗り越えることがないので、ドア
重量を大幅に増加するとなしに、フロントサイドドア1
0の車室内への侵入を防止することができる。
係合によって、フロントサイドドア10の下部10A
が、図7の矢印A方向へさらに曲げ変形するのを阻止で
きる。このため、フロントサイドドア10の下部10A
が、サイドシル20を乗り越えることがないので、ドア
重量を大幅に増加するとなしに、フロントサイドドア1
0の車室内への侵入を防止することができる。
【0022】また、本実施例では、ストライカ26とロ
ッカ34との位置が上下方向にずれているため、フロン
トサイドドア10の下部10Aとサイドシル20との相
対位置が、車体前後方向等に移動した場合には、ストラ
イカ26とロッカ34と係合することが無く、ドア開放
の障害にならない。
ッカ34との位置が上下方向にずれているため、フロン
トサイドドア10の下部10Aとサイドシル20との相
対位置が、車体前後方向等に移動した場合には、ストラ
イカ26とロッカ34と係合することが無く、ドア開放
の障害にならない。
【0023】次に、本発明の自動車用ドアの車室内侵入
防止構造の第2実施例について図8〜図12に従って説
明する。なお、第1実施例と同一部材については同一符
号を付してその説明を省略する。
防止構造の第2実施例について図8〜図12に従って説
明する。なお、第1実施例と同一部材については同一符
号を付してその説明を省略する。
【0024】図9に示される如く、本実施例のフロント
サイドドア10の内側下部には、前後方向両端部近傍に
一対のリインフォース40が固定されている。
サイドドア10の内側下部には、前後方向両端部近傍に
一対のリインフォース40が固定されている。
【0025】図10に示される如く、これらのリインフ
ォース40は一枚の板材を屈曲して形成している。
ォース40は一枚の板材を屈曲して形成している。
【0026】図8に示される如く、リインフォース40
は、サイドシルアウタパネル22の上壁部22Bと対向
する第1の面42Aと、サイドシルアウタパネル22の
側壁部22Aと対向する第2の面42Bとから成る屈曲
部42と、この屈曲部42に縦壁部44で連結され、車
幅方向外側下方から車幅方向内側上方へ延びる傾斜面4
6と、を有している。また、傾斜面46の下端部は下方
へ向けて延設されフランジ48とされており、このフラ
ンジ48は、屈曲部42の第2の面42Bに溶着されて
いる。なお、傾斜面46の傾斜角度はαとされている。
は、サイドシルアウタパネル22の上壁部22Bと対向
する第1の面42Aと、サイドシルアウタパネル22の
側壁部22Aと対向する第2の面42Bとから成る屈曲
部42と、この屈曲部42に縦壁部44で連結され、車
幅方向外側下方から車幅方向内側上方へ延びる傾斜面4
6と、を有している。また、傾斜面46の下端部は下方
へ向けて延設されフランジ48とされており、このフラ
ンジ48は、屈曲部42の第2の面42Bに溶着されて
いる。なお、傾斜面46の傾斜角度はαとされている。
【0027】図10に示される如く、サイドシルアウタ
パネル22の内側面には、リインフォース40の屈曲部
42と対向する部位に補強ブラケット50が固定されて
いる。補強ブラケット50は一枚の板材をL字状に屈曲
して形成しており、サイドシルアウタパネル22の上壁
部22Bに溶着された上壁部50Aと、サイドシルアウ
タパネル22の側壁部22Aに溶着された側壁部50B
と、を有している。
パネル22の内側面には、リインフォース40の屈曲部
42と対向する部位に補強ブラケット50が固定されて
いる。補強ブラケット50は一枚の板材をL字状に屈曲
して形成しており、サイドシルアウタパネル22の上壁
部22Bに溶着された上壁部50Aと、サイドシルアウ
タパネル22の側壁部22Aに溶着された側壁部50B
と、を有している。
【0028】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
の自動車用ドアの車室内侵入防止構造では、図11に示
される如く、他車のバンパ等によってフロントサイドド
ア10に側方から力(図11の矢印F)が作用し、フロ
ントサイドドアアウタパネル14の下部が凹んで、リイ
ンフォース40の傾斜面46に当接すと、第2の面42
Bがサイドシルアウタパネル22の側壁部22Aと当接
し、フロントサイドドア10の車室内への侵入を防止す
る。これと同時に、フロントサイドドアアウタパネル1
4の下部がリインフォース40の傾斜面46に当接す
と、図12に示される如く、リインフォース40の傾斜
面46に車幅内側方向の力Fが作用する。力Fは傾斜面
46に沿って車幅方向内側上方へ向かう力F1=Fsi
nαと、傾斜面46と直交し車幅方向内側下方へ向かう
力F2=Fcosαと、に分散される。
の自動車用ドアの車室内侵入防止構造では、図11に示
される如く、他車のバンパ等によってフロントサイドド
ア10に側方から力(図11の矢印F)が作用し、フロ
ントサイドドアアウタパネル14の下部が凹んで、リイ
ンフォース40の傾斜面46に当接すと、第2の面42
Bがサイドシルアウタパネル22の側壁部22Aと当接
し、フロントサイドドア10の車室内への侵入を防止す
る。これと同時に、フロントサイドドアアウタパネル1
4の下部がリインフォース40の傾斜面46に当接す
と、図12に示される如く、リインフォース40の傾斜
面46に車幅内側方向の力Fが作用する。力Fは傾斜面
46に沿って車幅方向内側上方へ向かう力F1=Fsi
nαと、傾斜面46と直交し車幅方向内側下方へ向かう
力F2=Fcosαと、に分散される。
【0029】図11に示される如く、この力F2はリイ
ンフォース40の第1の面42Aを介して、サイドシル
20に車幅方向内側下方へ向かう力として作用し、フロ
ントサイドドア10とサイドシル20との結合力を高め
る働きをする。
ンフォース40の第1の面42Aを介して、サイドシル
20に車幅方向内側下方へ向かう力として作用し、フロ
ントサイドドア10とサイドシル20との結合力を高め
る働きをする。
【0030】また、本実施例では、リインフォース40
の屈曲部42が当接するサイドシル20の内側部に補強
ブラケット50を設けたので、サイドシル20の変形を
防止でき、フロントサイドドア10の下部を確実に受け
止めることができる。
の屈曲部42が当接するサイドシル20の内側部に補強
ブラケット50を設けたので、サイドシル20の変形を
防止でき、フロントサイドドア10の下部を確実に受け
止めることができる。
【0031】従って、ドア重量を大幅に増加するとなし
にフロントサイドドア10の下部10Aのサイドシル2
0から離間する方向(図11の矢印D方向)の湾曲を阻
止して、フロントサイドドア10の車室内への侵入を防
止することができる。
にフロントサイドドア10の下部10Aのサイドシル2
0から離間する方向(図11の矢印D方向)の湾曲を阻
止して、フロントサイドドア10の車室内への侵入を防
止することができる。
【0032】なお、本実施例では、リインフォース40
に、サイドシルアウタパネル22の上壁部22Bと対向
する第1の面42Aと、サイドシルアウタパネル22の
側壁部22Aと対向する第2の面42Bとから成る屈曲
部42を形成したが、これに代えて第2の面42Bは他
の位置に設けても良い。即ち、第2の面42Bを第1の
面42Aと連続して設ける必要はない。
に、サイドシルアウタパネル22の上壁部22Bと対向
する第1の面42Aと、サイドシルアウタパネル22の
側壁部22Aと対向する第2の面42Bとから成る屈曲
部42を形成したが、これに代えて第2の面42Bは他
の位置に設けても良い。即ち、第2の面42Bを第1の
面42Aと連続して設ける必要はない。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上記構成としたので、ドア重
量を大幅に増加するとなしにドア下部のサイドシルから
離間する方向への湾曲を阻止して、ドアの車室内への侵
入を防止することができるという優れた効果を有する。
量を大幅に増加するとなしにドア下部のサイドシルから
離間する方向への湾曲を阻止して、ドアの車室内への侵
入を防止することができるという優れた効果を有する。
【図1】本発明の第1実施例の自動車用ドアの車室内侵
入防止構造を示す車体前後方向から見た断面図である。
入防止構造を示す車体前後方向から見た断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の自動車用ドアの車室内侵
入防止構造を示す車体前方外側から見た斜視図である。
入防止構造を示す車体前方外側から見た斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例の自動車用ドアの車室内侵
入防止構造を示す平面図である。
入防止構造を示す平面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】本発明の第1実施例の自動車用ドアの車室内侵
入防止構造の作用説明図である。
入防止構造の作用説明図である。
【図7】図6の一部拡大図である。
【図8】図9の8−8線断面図である。
【図9】本発明の第2実施例の自動車用ドアの車室内侵
入防止構造が適用されたフロントサイドドアを示す車体
後方外側から見た斜視図である。
入防止構造が適用されたフロントサイドドアを示す車体
後方外側から見た斜視図である。
【図10】本発明の第2実施例の自動車用ドアの車室内
侵入防止構造を示す車体後方外側から見た斜視図であ
る。
侵入防止構造を示す車体後方外側から見た斜視図であ
る。
【図11】本発明の第2実施例の自動車用ドアの車室内
侵入防止構造の作用説明図である。
侵入防止構造の作用説明図である。
【図12】図11の一部拡大図である。
【図13】従来例の自動車用ドアの車室内侵入防止構造
が適用されたフロントサイドドアを示す車体後方外側か
ら見た斜視図である。
が適用されたフロントサイドドアを示す車体後方外側か
ら見た斜視図である。
【図14】従来例の自動車用ドアの車室内侵入防止構造
を示す車体前後方向から見た断面図である。
を示す車体前後方向から見た断面図である。
10 フロントサイドドア 12 フロントサイドドアインナパネル 16 凹部 16A 側壁部 16B 上壁部 20 サイドシル 22 サイドシルアウタパネル 22A 側壁部 22B 上壁部 26 ストライカ(係合手段) 34 ロッカ(抜け出し防止手段) 40 リインフォース 42A 第1の面 42B 第2の面 46 傾斜面
Claims (2)
- 【請求項1】 サイドシルに設けられ略車幅方向内側へ
延びる抜け出し防止手段と、ドア下部に設けられ略車幅
方向内側へ向けて突出しドア下部が車幅方向外側へ曲げ
変形した場合に前記ドア下部と一体的に移動して前記抜
け出し防止手段に係合する係合手段と、を有することを
特徴とする自動車用ドアの車室内侵入防止構造。 - 【請求項2】 ドア下部にリインフォースが設けられ、
このリインフォースがサイドシル上面と対向する第1の
面と、サイドシル外側面と対向する第2の面と、前記第
1の面に連結され車幅方向外側下方から車幅方向内側上
方へ延びる傾斜面と、を有することを特徴とする自動車
用ドアの車室内侵入防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10130293A JPH06305331A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 自動車用ドアの車室内侵入防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10130293A JPH06305331A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 自動車用ドアの車室内侵入防止構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06305331A true JPH06305331A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14297024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10130293A Pending JPH06305331A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 自動車用ドアの車室内侵入防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06305331A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103140410A (zh) * | 2010-09-28 | 2013-06-05 | 丰田自动车株式会社 | 车身结构 |
| CN103332202A (zh) * | 2013-06-29 | 2013-10-02 | 南车南京浦镇车辆有限公司 | 一种轨道车辆侧门坎安装结构及安装方法 |
| CN105644323A (zh) * | 2013-09-18 | 2016-06-08 | 蒋超 | 汽车车门内护板组件 |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP10130293A patent/JPH06305331A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103140410A (zh) * | 2010-09-28 | 2013-06-05 | 丰田自动车株式会社 | 车身结构 |
| JP5488704B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2014-05-14 | トヨタ自動車株式会社 | 車体構造 |
| CN103332202A (zh) * | 2013-06-29 | 2013-10-02 | 南车南京浦镇车辆有限公司 | 一种轨道车辆侧门坎安装结构及安装方法 |
| CN105644323A (zh) * | 2013-09-18 | 2016-06-08 | 蒋超 | 汽车车门内护板组件 |
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