JPH0514041A - 平板パツチアンテナ - Google Patents
平板パツチアンテナInfo
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- JPH0514041A JPH0514041A JP18940091A JP18940091A JPH0514041A JP H0514041 A JPH0514041 A JP H0514041A JP 18940091 A JP18940091 A JP 18940091A JP 18940091 A JP18940091 A JP 18940091A JP H0514041 A JPH0514041 A JP H0514041A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- patch
- flat
- ground plate
- feeding shaft
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンテナの使用帯域幅を拡大し、狭い場所へ
のアンテナの設置を容易にする。 【構成】 地板11,パッチ12,給電軸13およびシ
ョートピン14を備えた平板パッチアンテナであって、
給電軸13をパッチ12側が太く地板11側へ行くにし
たがい細くなる逆円錐形状にし、パッチ12を,給電軸
13の大径部から左右方向へ大径部径より小さい幅で水
平に延びる長方形状に形成する。
のアンテナの設置を容易にする。 【構成】 地板11,パッチ12,給電軸13およびシ
ョートピン14を備えた平板パッチアンテナであって、
給電軸13をパッチ12側が太く地板11側へ行くにし
たがい細くなる逆円錐形状にし、パッチ12を,給電軸
13の大径部から左右方向へ大径部径より小さい幅で水
平に延びる長方形状に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板パッチアンテナ、
特にアンテナエレメントであるパッチ,地板,給電軸お
よびショートピンからなる平板パッチアンテナに関す
る。
特にアンテナエレメントであるパッチ,地板,給電軸お
よびショートピンからなる平板パッチアンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の平板パッチアンテナとしては、例
えば「電子情報通信学会技術研究報告 1987年Vo
l.53号 第21〜24頁 金田,後藤,他、“軸対
象モード円環パッチアンテナとその給電法”」に示すも
のが知られている。
えば「電子情報通信学会技術研究報告 1987年Vo
l.53号 第21〜24頁 金田,後藤,他、“軸対
象モード円環パッチアンテナとその給電法”」に示すも
のが知られている。
【0003】この種従来の平板パッチアンテナは、アー
ス板をなす地板と、この地板に所定間隔離して平行に配
置した円板状のパッチと、このパッチに給電する給電軸
と、パッチと地板間を導通するショートピンとから構成
される。
ス板をなす地板と、この地板に所定間隔離して平行に配
置した円板状のパッチと、このパッチに給電する給電軸
と、パッチと地板間を導通するショートピンとから構成
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の平板パッチアンテナは、給電線路とのインピ
−ダンスの整合性が悪いため、リターンロスが大きく、
使用帯域幅が狭いという問題がある。因に、リターンロ
スが−11.7dB(日本電信電話規定VSWR1.
7)のときの比帯域幅は7〜10%である。しかし、こ
の程度の比帯域幅では、アンテナケースの構造や車体へ
の取付方法等によってアンテナ特性が変化すると、チュ
ーニング周波数が自動車電話などの使用帯域からずれて
使用不能になってしまう。この場合、アンテナ特性の変
化諸要因を厳密に考慮したチューニングを行えばよい
が、チューニングが煩雑になり、アンテナケース構造や
取付位置などが制限されて自由度が小さいほか、取付工
数や調節工数等が増大するという問題があった。
うな従来の平板パッチアンテナは、給電線路とのインピ
−ダンスの整合性が悪いため、リターンロスが大きく、
使用帯域幅が狭いという問題がある。因に、リターンロ
スが−11.7dB(日本電信電話規定VSWR1.
7)のときの比帯域幅は7〜10%である。しかし、こ
の程度の比帯域幅では、アンテナケースの構造や車体へ
の取付方法等によってアンテナ特性が変化すると、チュ
ーニング周波数が自動車電話などの使用帯域からずれて
使用不能になってしまう。この場合、アンテナ特性の変
化諸要因を厳密に考慮したチューニングを行えばよい
が、チューニングが煩雑になり、アンテナケース構造や
取付位置などが制限されて自由度が小さいほか、取付工
数や調節工数等が増大するという問題があった。
【0005】また、将来の自動車は、車重の低減等の目
的で、車体外板の樹脂化が進むと思われるが、車体外板
が樹脂化されると、基本的に電波を透過させることが出
来るので、アンテナを埋め込むことが可能となる。ここ
で樹脂化される車体外板としてフロントフェンダーが考
えられるが、従来の平板パッチアンテナをそこに埋め込
もうとすると、パッチの形状が円形で、ある程度の径を
有するため、フロントフェンダーに埋め込むことが出来
ないという問題がある。また、その他のアンテナ設置場
所として、リアスポイラー内に埋め込むことが考えられ
るが、スポイラーの幅は広いものから狭いものと様々で
あるため、幅の狭いスポイラーにはアンテナを埋め込む
ことが出来ない。さらにまた、アンテナの設置場所とし
て、リアパーセル上も考えられるが、最近の自動車は、
空気清浄器やスピーカー等が置かれているので、幅の広
い平板パッチアンテナは設置できないという問題があ
る。
的で、車体外板の樹脂化が進むと思われるが、車体外板
が樹脂化されると、基本的に電波を透過させることが出
来るので、アンテナを埋め込むことが可能となる。ここ
で樹脂化される車体外板としてフロントフェンダーが考
えられるが、従来の平板パッチアンテナをそこに埋め込
もうとすると、パッチの形状が円形で、ある程度の径を
有するため、フロントフェンダーに埋め込むことが出来
ないという問題がある。また、その他のアンテナ設置場
所として、リアスポイラー内に埋め込むことが考えられ
るが、スポイラーの幅は広いものから狭いものと様々で
あるため、幅の狭いスポイラーにはアンテナを埋め込む
ことが出来ない。さらにまた、アンテナの設置場所とし
て、リアパーセル上も考えられるが、最近の自動車は、
空気清浄器やスピーカー等が置かれているので、幅の広
い平板パッチアンテナは設置できないという問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、使用帯域幅を拡大し、狭
い場所へのアンテナの設置を容易にした平板パッチアン
テナを提供することにある
い場所へのアンテナの設置を容易にした平板パッチアン
テナを提供することにある
【0007】
【課題を解決するための手段】実施例である図1に対応
付けて本発明を説明すると、本発明はアース板である地
板11と、地板11と所定間隔離して平行に配置したア
ンテナエレメントであるパッチ12と、パッチ12に給
電する給電軸13と、地板11とパッチ12とを導通す
る複数のショートピン14とを有する平板パッチアンテ
ナに適用される。そして、上記目的は、給電軸13を、
パッチ12側が太く地板11側へ行くにしたがい細くし
た円錐形状に形成し、パッチ12を、給電軸13の大径
部から左右方向へ大径部より小さい幅で伸びる長方形状
に形成することにより、達成できる。
付けて本発明を説明すると、本発明はアース板である地
板11と、地板11と所定間隔離して平行に配置したア
ンテナエレメントであるパッチ12と、パッチ12に給
電する給電軸13と、地板11とパッチ12とを導通す
る複数のショートピン14とを有する平板パッチアンテ
ナに適用される。そして、上記目的は、給電軸13を、
パッチ12側が太く地板11側へ行くにしたがい細くし
た円錐形状に形成し、パッチ12を、給電軸13の大径
部から左右方向へ大径部より小さい幅で伸びる長方形状
に形成することにより、達成できる。
【0008】
【作用】給電軸13が地板11側へ行くにしたがい細く
なる円錐形状であり、アンテナと給電線路とのインピ−
ダンスの整合性が良くなり、リターンロスが減少してア
ンテナの使用帯域幅が拡大する。また、パッチ12が給
電軸13の大径部径より狭い幅の長方形状であり、狭い
場所へのアンテナの設置が容易となる。
なる円錐形状であり、アンテナと給電線路とのインピ−
ダンスの整合性が良くなり、リターンロスが減少してア
ンテナの使用帯域幅が拡大する。また、パッチ12が給
電軸13の大径部径より狭い幅の長方形状であり、狭い
場所へのアンテナの設置が容易となる。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0010】
【実施例】図1および図2は、本発明の平板パッチアン
テナの一実施例を示すものであり、図1は全体の平面
図、図2はその縦断面図である。図1,図2において、
平板パッチアンテナ10は、アース板である長方形状の
地板11、地板11に所定間隔離して平行に配置した長
方形のパッチ12、パッチ12の中間部に一体に形成し
た給電軸13、および給電軸13を中心とする対称位置
で地板11とパッチ12間を導通させる複数のショート
ピン14を備える。
テナの一実施例を示すものであり、図1は全体の平面
図、図2はその縦断面図である。図1,図2において、
平板パッチアンテナ10は、アース板である長方形状の
地板11、地板11に所定間隔離して平行に配置した長
方形のパッチ12、パッチ12の中間部に一体に形成し
た給電軸13、および給電軸13を中心とする対称位置
で地板11とパッチ12間を導通させる複数のショート
ピン14を備える。
【0011】パッチ12の給電軸13は、パッチ接合側
が太く地板11側へ行くにしたがい細くなる逆円錐状に
形成され、その頂部には給電ケーブル(図示せず)の中
心導体15が接続されている。また、パッチ12は、逆
円錐状給電軸13の大径部周縁に水平に形成した円形鍔
部12aと、この円形鍔部12aから左右方向へ水平に
かつ対称に伸びる長方形の長片部12b,12cを有
し、円形鍔部12aの径Dは給電軸13の大径部直径F
より大きい寸法に形成され、長片部12b,12cの短
辺寸法Bは給電軸13の大径部直径Fより小さい寸法に
形成されている。
が太く地板11側へ行くにしたがい細くなる逆円錐状に
形成され、その頂部には給電ケーブル(図示せず)の中
心導体15が接続されている。また、パッチ12は、逆
円錐状給電軸13の大径部周縁に水平に形成した円形鍔
部12aと、この円形鍔部12aから左右方向へ水平に
かつ対称に伸びる長方形の長片部12b,12cを有
し、円形鍔部12aの径Dは給電軸13の大径部直径F
より大きい寸法に形成され、長片部12b,12cの短
辺寸法Bは給電軸13の大径部直径Fより小さい寸法に
形成されている。
【0012】このような平板パッチアンテナにおいて
は、パッチ12の給電軸13が地板11側へ突出する逆
円錐状に形成されることにより、給電線とアンテナとの
インピ−ダンス整合が良好になり、これによってリター
ンロスを減少させ、比帯域幅を増加させてアンテナの使
用帯域を拡大できる。そして、円形鍔部12aの一部あ
るいは長片部12b,12cの終端縁をカットすること
により、アンテナの共振周波数foを変化させ、比帯域
幅を増加方向に調整できる。
は、パッチ12の給電軸13が地板11側へ突出する逆
円錐状に形成されることにより、給電線とアンテナとの
インピ−ダンス整合が良好になり、これによってリター
ンロスを減少させ、比帯域幅を増加させてアンテナの使
用帯域を拡大できる。そして、円形鍔部12aの一部あ
るいは長片部12b,12cの終端縁をカットすること
により、アンテナの共振周波数foを変化させ、比帯域
幅を増加方向に調整できる。
【0013】次に、上記作用効果を得るための具体例に
ついて説明する。図3は、図1に示す平板パッチアンテ
ナ10を基本型として、円形鍔部12aの斜線部分を切
除した場合のアンテナであり、図4は、長片部12b,
12cの終端部において斜線部分を切除した場合のアン
テナである。このようなカット処理を施すことによって
比帯域幅、すなわちアンテナの使用帯域を拡大できる。
また、図5は、図1〜図4に対応する平板パッチの各部
の寸法を示す図表である。
ついて説明する。図3は、図1に示す平板パッチアンテ
ナ10を基本型として、円形鍔部12aの斜線部分を切
除した場合のアンテナであり、図4は、長片部12b,
12cの終端部において斜線部分を切除した場合のアン
テナである。このようなカット処理を施すことによって
比帯域幅、すなわちアンテナの使用帯域を拡大できる。
また、図5は、図1〜図4に対応する平板パッチの各部
の寸法を示す図表である。
【0014】図6および図7は、図1に示す基本型のア
ンテナ(円形鍔部12aの径D=70mm)と、図3に示
すアンテナ(円形鍔部12aの径D=55mm)の各部寸
法を図5に示す値に設定したときのリターンロス特性図
およびスミスチャートである。図6において、曲線Iは
基本型アンテナのリターンロス特性を,曲線IIは図3に
示すアンテナのリターンロス特性をそれぞれ示し、リタ
ーンロスが−11.7dBにおける比帯域幅を求める
と、基本型アンテナの場合は19%となり、円形鍔部1
2aを切除したアンテナの場合は19.1%となり、い
ずれの場合も従来の比帯域幅7〜10%より大幅に拡大
されていることが認められた。また、図7において、周
波数を0.5GHzから1.5GHzに変化させたときの基
本型アンテナのインピ−ダンス特性は曲線IIIのように
なり、円形鍔部をカットしたアンテナのインピ−ダンス
特性は曲線IVのようになる。
ンテナ(円形鍔部12aの径D=70mm)と、図3に示
すアンテナ(円形鍔部12aの径D=55mm)の各部寸
法を図5に示す値に設定したときのリターンロス特性図
およびスミスチャートである。図6において、曲線Iは
基本型アンテナのリターンロス特性を,曲線IIは図3に
示すアンテナのリターンロス特性をそれぞれ示し、リタ
ーンロスが−11.7dBにおける比帯域幅を求める
と、基本型アンテナの場合は19%となり、円形鍔部1
2aを切除したアンテナの場合は19.1%となり、い
ずれの場合も従来の比帯域幅7〜10%より大幅に拡大
されていることが認められた。また、図7において、周
波数を0.5GHzから1.5GHzに変化させたときの基
本型アンテナのインピ−ダンス特性は曲線IIIのように
なり、円形鍔部をカットしたアンテナのインピ−ダンス
特性は曲線IVのようになる。
【0015】図8および図9は、図1に示す基本型のア
ンテナと、図4に示すようにパッチ12の長さAを18
0mm,170mmに設定したときのアンテナのリターンロ
ス特性図およびスミスチャートである。図8において、
曲線Iは基本型アンテナのリターンロス特性を,曲線V
がパッチ長Aが180mmのリターンロス特性を,曲線VI
がパッチ長Aが170mmのリターンロス特性を示し、リ
ターンロスが−11.7dBにおける比帯域幅を求める
と、パッチ長が180mmのアンテナの場合は20.5
%、パッチ長が170mmのアンテナの場合は21.5%
となり、従来のアンテナの倍以上に拡大できることが認
められた。また、図9において、周波数を0.5GHzか
ら1.5GHzに変化させたときの基本型アンテナのイン
ピ−ダンス特性は曲線IIIに,パッチ長を180mmにし
たアンテナのインピ−ダンス特性は曲線VIIに,パッチ
長170mmにしたアンテナのインピ−ダンス特性は曲線
VIIIにそれぞれ示す。なお、図6〜図9において、P1
〜P3は測定点を示す。
ンテナと、図4に示すようにパッチ12の長さAを18
0mm,170mmに設定したときのアンテナのリターンロ
ス特性図およびスミスチャートである。図8において、
曲線Iは基本型アンテナのリターンロス特性を,曲線V
がパッチ長Aが180mmのリターンロス特性を,曲線VI
がパッチ長Aが170mmのリターンロス特性を示し、リ
ターンロスが−11.7dBにおける比帯域幅を求める
と、パッチ長が180mmのアンテナの場合は20.5
%、パッチ長が170mmのアンテナの場合は21.5%
となり、従来のアンテナの倍以上に拡大できることが認
められた。また、図9において、周波数を0.5GHzか
ら1.5GHzに変化させたときの基本型アンテナのイン
ピ−ダンス特性は曲線IIIに,パッチ長を180mmにし
たアンテナのインピ−ダンス特性は曲線VIIに,パッチ
長170mmにしたアンテナのインピ−ダンス特性は曲線
VIIIにそれぞれ示す。なお、図6〜図9において、P1
〜P3は測定点を示す。
【0016】図10は、上述する基本型アンテナ、円形
鍔部カットのアンテナおよびパッチ長を180mm,17
0mmに設定したアンテナの共振周波数fo,波長λ,帯
域幅Δf,比帯域幅Δf/foの結果を表わした図表で
ある。
鍔部カットのアンテナおよびパッチ長を180mm,17
0mmに設定したアンテナの共振周波数fo,波長λ,帯
域幅Δf,比帯域幅Δf/foの結果を表わした図表で
ある。
【0017】このような本実施例によれば、アンテナの
使用帯域幅を大幅に拡大し得るから、アンテナ周囲の状
況を考慮したチューニングが容易になり、アンテナの取
付工数を減少できるほか、アンテナ設置後の降雨等によ
る環境の変化や量産時の性能のばらつきにも影響されに
くい平板パッチアンテナを実現することができる。
使用帯域幅を大幅に拡大し得るから、アンテナ周囲の状
況を考慮したチューニングが容易になり、アンテナの取
付工数を減少できるほか、アンテナ設置後の降雨等によ
る環境の変化や量産時の性能のばらつきにも影響されに
くい平板パッチアンテナを実現することができる。
【0018】図11の(a),(b)は、本実施例の平
板パッチアンテナを自動車の樹脂製フロントフェンダ内
に装着した場合の概略平面図およびその正面図である。
図11の(a)において、フロントフェンダ20の寸法
Wは、通常100mm以下であるが、本実施例の平板パッ
チアンテナ10の円形鍔部12aの寸法Dは、自動車電
話用の周波数帯に換算すると82mmとなる。その結果、
平板パッチアンテナをフロントフェンダ20内に装着す
ることが可能になる。また、この時の地板の幅も当然1
00mm以下となるが、その分、地板の長辺側を延ばして
全体の面積を同等にすれば、アンテナ特性を満足でき
る。なお、従来の円形平板パッチアンテナでは、パッチ
の直径が156mmであるため、フロントフェンダ内に装
着することができない。
板パッチアンテナを自動車の樹脂製フロントフェンダ内
に装着した場合の概略平面図およびその正面図である。
図11の(a)において、フロントフェンダ20の寸法
Wは、通常100mm以下であるが、本実施例の平板パッ
チアンテナ10の円形鍔部12aの寸法Dは、自動車電
話用の周波数帯に換算すると82mmとなる。その結果、
平板パッチアンテナをフロントフェンダ20内に装着す
ることが可能になる。また、この時の地板の幅も当然1
00mm以下となるが、その分、地板の長辺側を延ばして
全体の面積を同等にすれば、アンテナ特性を満足でき
る。なお、従来の円形平板パッチアンテナでは、パッチ
の直径が156mmであるため、フロントフェンダ内に装
着することができない。
【0019】図12の(a),(b)は、本実施例の平
板パッチアンテナ10を車両の樹脂製リアスポイラー3
0に埋め込んだ場合の概略平面図およびその正面図であ
る。スポイラー30には、その幅の広いものから狭いも
のまで種々あるが、アンテナ10の幅を狭くできるか
ら、種々のスポイラーに対応できる。
板パッチアンテナ10を車両の樹脂製リアスポイラー3
0に埋め込んだ場合の概略平面図およびその正面図であ
る。スポイラー30には、その幅の広いものから狭いも
のまで種々あるが、アンテナ10の幅を狭くできるか
ら、種々のスポイラーに対応できる。
【0020】図13は、本実施例の平板パッチアンテナ
10を車両のリアパーセル40上に設置した場合の概略
平面図である。図において、リアパーセル40上には、
空気清浄器41やスピーカー42等が設置されている
が、アンテナ10の幅を狭くできるから、リアパーセル
40の空き部分に図13に示す如くアンテナ10を設置
でき、アンテナの設置可能範囲を拡大することができ
る。
10を車両のリアパーセル40上に設置した場合の概略
平面図である。図において、リアパーセル40上には、
空気清浄器41やスピーカー42等が設置されている
が、アンテナ10の幅を狭くできるから、リアパーセル
40の空き部分に図13に示す如くアンテナ10を設置
でき、アンテナの設置可能範囲を拡大することができ
る。
【0021】なお、本発明は、上記実施例に示す構成の
アンテナに限定されず、請求項に記載した範囲を逸脱し
ない限り種々に変形し得る。たとえば、パッチを構成す
る平板を円錐形状に凹ませて給電軸を形成したが、中実
の逆円錐体の給電軸をパッチと一体に形成してもよい。
アンテナに限定されず、請求項に記載した範囲を逸脱し
ない限り種々に変形し得る。たとえば、パッチを構成す
る平板を円錐形状に凹ませて給電軸を形成したが、中実
の逆円錐体の給電軸をパッチと一体に形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ッチの給電軸を、パッチ側が太く地板側へ行くにしたが
い細くなる円錐形状にし、さらにパッチを給電軸を中心
にして左右方向へ水平に延びる長方形状にしたので、ア
ンテナと給電線路とのインピ−ダンス整合が良好にな
り、かつリターンロスが小さくなってアンテナの使用帯
域幅を大幅に拡大することができる。また、パッチを長
方形状にすることができ、車両などの狭い場所にアンテ
ナを容易に設置できる。
ッチの給電軸を、パッチ側が太く地板側へ行くにしたが
い細くなる円錐形状にし、さらにパッチを給電軸を中心
にして左右方向へ水平に延びる長方形状にしたので、ア
ンテナと給電線路とのインピ−ダンス整合が良好にな
り、かつリターンロスが小さくなってアンテナの使用帯
域幅を大幅に拡大することができる。また、パッチを長
方形状にすることができ、車両などの狭い場所にアンテ
ナを容易に設置できる。
【図1】本発明の一実施例を示す平板パッチアンテナの
平面図である。
平面図である。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】本実施例におけるアンテナの円形鍔部の一部を
切除したパッチ部分の平面図である。
切除したパッチ部分の平面図である。
【図4】本実施例におけるアンテナのパッチの一部を切
除したパッチ部分の平面図である。
除したパッチ部分の平面図である。
【図5】本実施例における平板パッチアンテナの各部の
寸法を表わした図表である。
寸法を表わした図表である。
【図6】本実施例における基本型アンテナと円形鍔部を
切除したアンテナのリターンロス特性図である。
切除したアンテナのリターンロス特性図である。
【図7】本実施例における基本型アンテナと円形鍔部を
切除したアンテナのインピ−ダンス特性を表わすスミス
チャートである。
切除したアンテナのインピ−ダンス特性を表わすスミス
チャートである。
【図8】本実施例における基本型アンテナとパッチの一
部をカットしたアンテナのリターンロス特性図である。
部をカットしたアンテナのリターンロス特性図である。
【図9】本実施例における基本型アンテナとパッチの一
部をカットしたアンテナのインピ−ダンス特性を表わす
スミスチャートである。
部をカットしたアンテナのインピ−ダンス特性を表わす
スミスチャートである。
【図10】本実施例における基本型アンテナ、円形鍔部
をカットしたアンテナおよびパッチの一部をカットした
アンテナの共振周波数,帯域幅,および比帯域幅の関係
を示す図である。
をカットしたアンテナおよびパッチの一部をカットした
アンテナの共振周波数,帯域幅,および比帯域幅の関係
を示す図である。
【図11】本実施例のアンテナをフェンダ内に装着した
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図12】本実施例のアンテナをスポイラー内に埋め込
んだ状態を示す図である。
んだ状態を示す図である。
【図13】本実施例のアンテナを車両のリアパーセル上
に設置した状態を示す概略平面図である。
に設置した状態を示す概略平面図である。
10 平板パッチアンテナ 11 地板 12 パッチ 12a 円形鍔部 12b,12c 長片部 13 給電軸 14 ショートピン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 アース板である地板と、前記地板と所定
間隔離して平行に配置したアンテナエレメントであるパ
ッチと、前記パッチに給電する給電軸と、前記地板とパ
ッチとを導通する複数のショートピンとを有する平板パ
ッチアンテナにおいて、 前記給電軸を、パッチ側が太く地板側へ行くにしたがい
細くした円錐形状に形成し、 前記パッチを、前記給電軸の大径部から左右方向へ大径
部より小さい幅で伸びる長方形状に形成したことを特徴
とする平板パッチアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18940091A JPH0514041A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 平板パツチアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18940091A JPH0514041A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 平板パツチアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514041A true JPH0514041A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=16240659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18940091A Pending JPH0514041A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 平板パツチアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514041A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011515982A (ja) * | 2008-04-08 | 2011-05-19 | イーエムダブリュ カンパニー リミテッド | 誘電体及び磁性体の格子状周期構造を有する複合構造体を用いたアンテナ |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP18940091A patent/JPH0514041A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011515982A (ja) * | 2008-04-08 | 2011-05-19 | イーエムダブリュ カンパニー リミテッド | 誘電体及び磁性体の格子状周期構造を有する複合構造体を用いたアンテナ |
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