JPH0514048Y2 - - Google Patents

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JPH0514048Y2
JPH0514048Y2 JP15782786U JP15782786U JPH0514048Y2 JP H0514048 Y2 JPH0514048 Y2 JP H0514048Y2 JP 15782786 U JP15782786 U JP 15782786U JP 15782786 U JP15782786 U JP 15782786U JP H0514048 Y2 JPH0514048 Y2 JP H0514048Y2
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JP
Japan
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laminated gasket
bead
metal
metal laminated
surface pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属で出来た積層ガスケツトに関す
るものである。
〔従来の技術〕
例えば、エンジンのシリンダヘツドとシリンダ
ブロツクとの間には金属製の積層ガスケツトが介
在されていることがある。
金属製積層ガスケツトを開示した従来技術文献
としては、例えば本出願人が昭和61年5月9日付
けで出願した実願昭61−70465がある。
第3図は、従来の金属製積層ガスケツトの一部
分の縦断面図である。第3図は、実願昭61−
70465の中の図面を転載したものである。
第3図において、1は金属製積層ガスケツト全
1を指している。金属製積層ガスケツト1は、真
ん中に配置されている副板2と、副板2の上下に
配置されている基板3,4とから構成されてい
る。第3図において、符号5が付されている部分
はシリンダボア孔である。
副板2には溝部6,7が設けられており、基板
3,4には溝部6,7に向かつて延びるビード1
1,12が設けられている。副板2の溝部6,7
の深さは、シリンダボア孔5の周方向についてい
たるところ同じである。
金属製積層ガスケツト1全体が図示しないシリ
ンダヘツドとシリンダブロツクとで矢印A,Bの
ように押圧されたとき、ビード11,12の符号
13,14,15が付されている部分で面圧が発
生して、シールが行われる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第3図に示されている従来の金属製積層ガスケ
ツト1では、面圧が過度に高くなる部分が出来た
り、面圧が低過ぎる部分が出来たりする、という
問題があつた。
面圧が高くなる部分では、ビード11,12が
割れたり(ビードクラツクと言う)、シリンダボ
アが歪んだりするという問題があり、面圧が低く
なる部分では、シール性が低下するという問題が
ある。
第3図に示されている従来の金属製積層ガスケ
ツト1では面圧が過度に高くなる部分が出来た
り、面圧が低過ぎる部分が出来たりするのは、シ
リンダヘツドとシリンダブロツクとで金属製積層
ガスケツト1を押圧した場合に、シリンダヘツド
の面とシリンダブロツクとの面とが必ずしも平行
にならず、ところによつては金属製積層ガスケツ
ト1を大きく圧縮したり、圧縮量が少なかつたり
する部分があるからである。
本考案は、上記のような従来の技術の問題点を
解決するものである。
本考案の技術的課題は、ビードを有する金属製
積層ガスケツトについて、ビードのいたるところ
面圧が最適値になるようにして、ビードクラツク
が発生するのを防止し、且つシリンダボア歪みの
発生を防止し、またシール性の低下を防止するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この技術的課題を達成するために、本考案にあ
つては次のような手段が講じられている。
即ち、本考案に係る金属製積層ガスケツトとい
うのは、金属製の副板と、該副板をサンドイツチ
状に挟んでいるビードを設けた金属製の基板に、
前記ビードを収納する凹部を設けた金属製の副板
を積層して成る金属製積層ガスケツトにおいて、
前記凹部は、シリンダヘツドを金属製積層ガスケ
ツトを介してシリンダブロツクに組み付けた際、
前記ビードに発生する面圧が全ての部位にて一定
値となるような深さを有する凹部とすることを特
徴とする。
〔作用〕
本考案では、上記したように、ビードを収納す
る凹部の深さは、シリンダヘツドを金属製積層ガ
スケツトを介してシリンダブロツクに組み付けた
際、ビードに発生する面圧が全ての部位にて一定
値となるような深さである。従つて、本考案で
は、ビードに発生する面圧が全ての部位にて一定
になる。
斯くて、本考案によれば、ビードクラツクが発
生するのを防止し、且つシリンダボア歪みの発生
を防止し、またシール性の低下を防止することが
可能になる。
〔実施例〕
第1図のaとbとは、本考案の一実施例に係る
金属製積層ガスケツトの縦断面図である。ここ
で、第1図のaは、第2図のA−A断面の拡大図
であり、第1図のbは、第2図のB−B断面の拡
大図であると考えることが出来る。
第1図のaとbにおいて、符号1は金属製積層
ガスケツト全体を指している。金属製積層ガスケ
ツト1は、真ん中に配置されている副板2と、副
板2の上下に配置されて副板2をサンドイツチ状
に挟んでいるいる基板3,4とから構成されてい
る。符号5が付されている部分はシリンダボア孔
である。
副板2には溝部6,7が設けられており、基板
3,4には溝部6,7に向かつて延びる三角形状
のビード11,12が設けられている。溝部6,
7は凹状に窪んでシリンダボア孔5の周囲を円環
状に取り巻いている。
金属製積層ガスケツト1全体が図示しないシリ
ンダヘツドとシリンダブロツクとで矢印A,Bの
ように押圧されたとき、ビード11,12の符号
13,14,15が付されている部分で面圧が発
生し、シールが行われる。
第2図は、本考案の一実施例に係る金属製積層
ガスケツトの一部分の正面図である。
第2図において、1は金属製積層ガスケツト全
体を指している。符号5が付されている部分はシ
リンダボア孔ある。第2図において、31はシリ
ンダヘツド(図示しない)とシリンダブロツク
(図示しない)とを連結するボルト(図示しない)
を通すボルト孔であり、32は冷却水が通る冷却
水孔、33はオイルを戻すオイル戻し孔、34は
オイルをシリンダヘツドに供給するオイル供給孔
である。
先に述べたように、第1図のaは、第2図のA
−A断面の拡大図であり、第1図のbは、第2図
のB−B断面の拡大図であるが、第2図において
符号41,42が付されている部分では、第1図
のbから分かるように、溝部6,7の深さは深く
されており、第2図において符号43,44が付
されている部分では、第1図のaから分かるよう
に、溝部6,7の深さは浅くされている。これ
は、このボルト孔31にボルトを通してシリンダ
ヘツド(図示しない)とシリンダブロツク(図示
しない)とを連結したとき、符号41,42が付
されている部分では強く圧縮され、符号43,4
4が付されている部分では圧縮力が小さいからで
ある。即ち、ボルト(図示しない)が締結された
ときシリンダヘツドは第2図のP−P線方向につ
いて破線Zで表されているように、真ん中が浮き
両端が締まる。
本実施例では、強く圧縮される部分41,42
では第1図のbから分かるように、溝部6,7の
深さは深くされており、圧縮力が小さい部分では
第1図のaから分かるように、溝部6,7の深さ
は浅くされている。
従つて、本実施例では、ビード11,12はシ
リンダボア孔5の周囲いたるところ面圧が均一に
なる。本実施例では、面圧が適度な大きさになる
ように溝部6,7の深さが定められている。
換言すれば、本実施例によれば、ビード11,
12を有する金属製積層ガスケツト1について、
ビード11,12のいたるところ面圧が最適値で
略一定になるので、ビードクラツクが発生するの
を防止し、且つシリンダボア歪みの発生を防止
し、またシール性の低下を防止することが可能に
なる。
以上、本考案の特定の実施例について説明した
が、本考案はこの実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲内において種々の実
施態様が包含されるものである。例えば、本実施
例では、溝部6,7の深さを第2図において、符
号43,44が付されている部分では深く、符号
43,44が付されている部分では浅くしたが必
ずしもこれにこだわるものではない。要は、溝部
6,7の深さは、シリンダヘツドとシリンダブロ
ツクとによつて金属製積層ガスケツトが押圧され
たときにビード部に発生する面圧がいたるところ
最適値になるように、シリンダボア孔の周方向に
変化させてあればよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ビードに発生する面圧が全て
の部位にて一定となるのでビードクラツクが発生
せずまたシリンダボア歪みも発生せず、更にはシ
ール性も低下しない。
【図面の簡単な説明】
第1図のaは、本考案の一実施例に係る金属製
積層ガスケツトの縦断面図(第2図のA−A断面
の拡大図)、第1図のbは、本考案の一実施例に
係る金属製積層ガスケツトの縦断面図(第2図の
B−B断面の拡大図)、第2図は、本考案の一実
施例に係る金属製積層ガスケツトの一部分の正面
図、第3図は、従来の金属製積層ガスケツトの一
部分の縦断面図である。 1……金属製積層ガスケツト、2……副板、
3,4……基板、5……シリンダボア孔、6,7
……溝部、11,12……ビード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビードを設けた金属製の基板に、前記ビードを
    収納する凹部を設けた金属製の副板を積層して成
    る金属製積層ガスケツトにおいて、前記凹部は、
    シリンダヘツドを金属製積層ガスケツトを介して
    シリンダブロツクに組み付けた際、前記ビードに
    発生する面圧が全ての部位にて一定値となるよう
    な深さを有する凹部とすることを特徴とする金属
    製積層ガスケツト。
JP15782786U 1986-10-15 1986-10-15 Expired - Lifetime JPH0514048Y2 (ja)

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JP15782786U JPH0514048Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JP15782786U JPH0514048Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JPS6362668U JPS6362668U (ja) 1988-04-25
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JP3489755B2 (ja) 1994-08-05 2004-01-26 日本ガスケット株式会社 金属製ガスケット
JP2009097529A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Ishikawa Gasket Co Ltd 金属積層形ガスケット

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JPS6362668U (ja) 1988-04-25

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