JPH0514050Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514050Y2 JPH0514050Y2 JP1986176749U JP17674986U JPH0514050Y2 JP H0514050 Y2 JPH0514050 Y2 JP H0514050Y2 JP 1986176749 U JP1986176749 U JP 1986176749U JP 17674986 U JP17674986 U JP 17674986U JP H0514050 Y2 JPH0514050 Y2 JP H0514050Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- rod
- lip
- seal
- tip
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、流体圧力シリンダ等におけるロツド
部のシールを行う軸封装置、特に、苗植付け機の
苗植機構に先端が接続されたロツドを収容するハ
ウジング内への泥水の侵入防止と該ハウジング内
の潤滑剤の外部流出を防止するための軸封装置に
関する。
部のシールを行う軸封装置、特に、苗植付け機の
苗植機構に先端が接続されたロツドを収容するハ
ウジング内への泥水の侵入防止と該ハウジング内
の潤滑剤の外部流出を防止するための軸封装置に
関する。
(従来の技術)
例えば、苗植付け機にあつては泥水中で高速、
高頻度の動作を行う苗植機構に先端が接続され往
復運動を繰り返すロツドと、これを収容するハウ
ジングとは、適宜軸封装置によつて外部に対しシ
ールされている。しかしながら、苗植付け機の軸
封装置は、高速、高頻度でかつ振動の多い状態で
運動するロツドの表面に付着する粘着生成物を含
む泥水をシールする必要があり、しかもハウジン
グ自体も泥水中に浸かるため、泥水が軸封装置に
衝撃的に当たることになり、非常にシールし難い
状態で使用されることになる。
高頻度の動作を行う苗植機構に先端が接続され往
復運動を繰り返すロツドと、これを収容するハウ
ジングとは、適宜軸封装置によつて外部に対しシ
ールされている。しかしながら、苗植付け機の軸
封装置は、高速、高頻度でかつ振動の多い状態で
運動するロツドの表面に付着する粘着生成物を含
む泥水をシールする必要があり、しかもハウジン
グ自体も泥水中に浸かるため、泥水が軸封装置に
衝撃的に当たることになり、非常にシールし難い
状態で使用されることになる。
従来より、かかる苗植付け機の軸封装置には多
くの提案がされており、例えば、一体のダストシ
ールに複数のダストスリツプを設けたもの(実公
昭57−35937号、実開昭60−19863号)、さらに1
個ないし複数個のオイルリツプを設けたダストシ
ール(実開昭60−154668号)や、このようなダス
トシールとさらにオイルシールを組み合わせた装
置がある。
くの提案がされており、例えば、一体のダストシ
ールに複数のダストスリツプを設けたもの(実公
昭57−35937号、実開昭60−19863号)、さらに1
個ないし複数個のオイルリツプを設けたダストシ
ール(実開昭60−154668号)や、このようなダス
トシールとさらにオイルシールを組み合わせた装
置がある。
また、別の形態としては、比較的長く構成され
た外部側ダストリツプをもつたダストシールとオ
イルシールとを組み合わせた装置等がある。
た外部側ダストリツプをもつたダストシールとオ
イルシールとを組み合わせた装置等がある。
(考案が解決しようとする問題点)
これらの従来の軸封装置は、多数のダストリツ
プおよびオイルリツプを組み合わせて構成するシ
ール構造を有しており、多数のリツプがロツドに
摺接するため初期的にはシール性は向上するが、
しかしそれ以上に摩擦力の増大が顕著となる。し
たがつて、軸封装置の各リツプの摩耗が促進さ
れ、耐久性が十分でなく、一方、ロツドのリター
ン用スプリングを強くする必要がありエネルギロ
スが大きいなどの不具合があつた。
プおよびオイルリツプを組み合わせて構成するシ
ール構造を有しており、多数のリツプがロツドに
摺接するため初期的にはシール性は向上するが、
しかしそれ以上に摩擦力の増大が顕著となる。し
たがつて、軸封装置の各リツプの摩耗が促進さ
れ、耐久性が十分でなく、一方、ロツドのリター
ン用スプリングを強くする必要がありエネルギロ
スが大きいなどの不具合があつた。
また、ダストリツプをロツド先端方向に比較的
長く構成することは、ロツドの偏心運動には良く
追随し、シール性を維持するのには有効である
が、ロツドに付着する泥土あるいは泥水中の藁屑
等をシールする機能は低く、主ダストリツプを通
過した泥土等が第2のダストリツプとの間に溜ま
つてしまい、主ダストリツプのロツド面への接触
を妨げ、シール性を損なうことになり易い。
長く構成することは、ロツドの偏心運動には良く
追随し、シール性を維持するのには有効である
が、ロツドに付着する泥土あるいは泥水中の藁屑
等をシールする機能は低く、主ダストリツプを通
過した泥土等が第2のダストリツプとの間に溜ま
つてしまい、主ダストリツプのロツド面への接触
を妨げ、シール性を損なうことになり易い。
なお、苗植付け機に特有の問題として、短スト
ロークを高速高頻度で運動するロツドは、長い間
には軸封装置の主ダストリツプとロツドとの間に
挟まれた極僅かな泥などの異物により表面に傷が
入り、この傷により他のダストリツプやオイルリ
ツプが早期に摩耗してしまうことがある。
ロークを高速高頻度で運動するロツドは、長い間
には軸封装置の主ダストリツプとロツドとの間に
挟まれた極僅かな泥などの異物により表面に傷が
入り、この傷により他のダストリツプやオイルリ
ツプが早期に摩耗してしまうことがある。
かくして、本考案の目的は、流体圧力シリンダ
等におけるロツドの耐久性あるシール性を発揮で
きる往復運動用軸封装置を提供することである。
等におけるロツドの耐久性あるシール性を発揮で
きる往復運動用軸封装置を提供することである。
また、本考案の別の目的は、例えば苗植付け機
の苗植機構に接続されたロツドとそのハウジング
とをシールするために使用する場合、特に耐久性
あるシール性を発揮できる往復運動用軸封装置を
提供することである。
の苗植機構に接続されたロツドとそのハウジング
とをシールするために使用する場合、特に耐久性
あるシール性を発揮できる往復運動用軸封装置を
提供することである。
本考案のさらに別な目的は、流体圧力シリンダ
等におけるロツド表面の傷発生およびそれに伴う
リツプの早期摩耗を防止する耐久性ある往復運動
用軸封装置を提供することである。
等におけるロツド表面の傷発生およびそれに伴う
リツプの早期摩耗を防止する耐久性ある往復運動
用軸封装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
本考案者らは、従来からの軸封装置におけるか
かる問題点を解決するため、比較的薄肉に構成し
た第1ダストシールのリツプ先端近傍に径方向に
伸びた環状の突出部を周設することによりリツプ
先端部のマスを大きくし、ロツドに対する接触力
(緊迫力ともいう)を高く維持し、シール性の向
上を計ることができ、かつリツプ基部から該環状
突出部までのリツプ本体が比較的薄肉であるた
め、摩擦力増加も回避できさらに偏心追随性にも
有効であることに着目し、本考案を完成した。
かる問題点を解決するため、比較的薄肉に構成し
た第1ダストシールのリツプ先端近傍に径方向に
伸びた環状の突出部を周設することによりリツプ
先端部のマスを大きくし、ロツドに対する接触力
(緊迫力ともいう)を高く維持し、シール性の向
上を計ることができ、かつリツプ基部から該環状
突出部までのリツプ本体が比較的薄肉であるた
め、摩擦力増加も回避できさらに偏心追随性にも
有効であることに着目し、本考案を完成した。
また、ロツドの傷発生に伴うリツプの早期摩耗
については、例えば第1ダストリツプによるロツ
ド表面の傷に対して、第1ダストリツプと第2ダ
ストリツプの軸方向の間隔をロツドのストローク
以上に設定することにより、他のダストリツプお
よびオイルリツプは、傷の影響を受けずに安定し
たシール性を維持できることを知り、さらに本考
案を完成した。
については、例えば第1ダストリツプによるロツ
ド表面の傷に対して、第1ダストリツプと第2ダ
ストリツプの軸方向の間隔をロツドのストローク
以上に設定することにより、他のダストリツプお
よびオイルリツプは、傷の影響を受けずに安定し
たシール性を維持できることを知り、さらに本考
案を完成した。
ここに、本考案の要旨とするところは、例え
ば、苗植付け機の苗押出しロツドの場合、ロツド
のハウジングに取り付けられて該ロツドのシール
に用いる往復運動用軸封装置であつて、ロツド先
端方向に伸びロツド表面に当接する第1ダストリ
ツプを有する第1ダストシールと、該第1ダスト
リツプのダストシール側においてロツド先端方向
に伸び出した第2ダストリツプおよび前記ダスト
シール側と反対の内部側に伸び出したオイルリツ
プを備えた第2ダストシールとから成り、前記第
1ダストリツプが、リツプ外周テーパ面のリツプ
先端近傍において径方向に伸びた環状突出部を周
設するとともに、外周方向に伸びる取り付け用円
盤部分を備えた、略L字断面の補強用金属環29
に接着されている、苗植付け機の苗押出しロツド
のようなロツドの軸封装置である。
ば、苗植付け機の苗押出しロツドの場合、ロツド
のハウジングに取り付けられて該ロツドのシール
に用いる往復運動用軸封装置であつて、ロツド先
端方向に伸びロツド表面に当接する第1ダストリ
ツプを有する第1ダストシールと、該第1ダスト
リツプのダストシール側においてロツド先端方向
に伸び出した第2ダストリツプおよび前記ダスト
シール側と反対の内部側に伸び出したオイルリツ
プを備えた第2ダストシールとから成り、前記第
1ダストリツプが、リツプ外周テーパ面のリツプ
先端近傍において径方向に伸びた環状突出部を周
設するとともに、外周方向に伸びる取り付け用円
盤部分を備えた、略L字断面の補強用金属環29
に接着されている、苗植付け機の苗押出しロツド
のようなロツドの軸封装置である。
さらに、別の面からは、本考案の要旨とすると
ころは、例えば、苗植付け機の苗押出しロツドの
場合、ロツドのハウジングに取り付けられて該苗
押出しロツドのシールに用いる往復運動用軸封装
置であつて、ロツド先端方向に伸びロツド表面に
当接する第1ダストリツプを有する第1ダストシ
ールと、該第1ダストリツプのダストシール側に
おいてロツド先端方向に伸び出した第2ダストリ
ツプおよび前記ダストシール側と反対の内部側に
伸び出したオイルリツプを備えた第2ダストシー
ルとから成り、ハウジング内に装着した前記第1
ダストシールと第2ダストシールに設けた前記第
1ダストリツプと第2ダストリツプとの間隔を該
ロツドのストロークと同程度あるいはそれ以上と
した、苗植付け機の苗押出しロツドのようなロツ
ドの軸封装置である。
ころは、例えば、苗植付け機の苗押出しロツドの
場合、ロツドのハウジングに取り付けられて該苗
押出しロツドのシールに用いる往復運動用軸封装
置であつて、ロツド先端方向に伸びロツド表面に
当接する第1ダストリツプを有する第1ダストシ
ールと、該第1ダストリツプのダストシール側に
おいてロツド先端方向に伸び出した第2ダストリ
ツプおよび前記ダストシール側と反対の内部側に
伸び出したオイルリツプを備えた第2ダストシー
ルとから成り、ハウジング内に装着した前記第1
ダストシールと第2ダストシールに設けた前記第
1ダストリツプと第2ダストリツプとの間隔を該
ロツドのストロークと同程度あるいはそれ以上と
した、苗植付け機の苗押出しロツドのようなロツ
ドの軸封装置である。
さらに、本考案は、その好適態様にあつては、
例えば苗植付け機の苗押出しロツドのハウジング
に取り付けられて該苗押出しロツドのシールに用
いる往復運動用軸封装置であつて、ロツド先端方
向に伸びロツド表面に当接する第1ダストリツプ
を有する第1ダストシールと、該第1ダストリツ
プのダストシール側においてロツド先端方向に伸
び出した第2ダストリツプおよび前記ダストシー
ル側と反対の内部側に伸び出したオイルリツプを
備えた第2ダストシールとから成り、前記第1ダ
ストリツプがリツプ外周テーパ面のリツプ先端近
傍において径方向に伸びた、好ましくは自由常態
において軸中心線とほぼ平行な面と、リツプ先端
側の径方向面とを備えた環状突出部を周設すると
ともに、外周方向に伸びる取り付け用円盤部分を
備えた、略L字断面の補強用金属環に接着されて
おり、さらに、ハウジング内に装着された前記第
1ダストシールと第2ダストシールとに設けた前
記第1ダストリツプと第2ダストリツプとの間隔
を前記苗押出しロツドのストロークと同程度ある
いはそれ以上とした、苗植付け機の苗押出しロツ
ドのようなロツドの軸封装置である。
例えば苗植付け機の苗押出しロツドのハウジング
に取り付けられて該苗押出しロツドのシールに用
いる往復運動用軸封装置であつて、ロツド先端方
向に伸びロツド表面に当接する第1ダストリツプ
を有する第1ダストシールと、該第1ダストリツ
プのダストシール側においてロツド先端方向に伸
び出した第2ダストリツプおよび前記ダストシー
ル側と反対の内部側に伸び出したオイルリツプを
備えた第2ダストシールとから成り、前記第1ダ
ストリツプがリツプ外周テーパ面のリツプ先端近
傍において径方向に伸びた、好ましくは自由常態
において軸中心線とほぼ平行な面と、リツプ先端
側の径方向面とを備えた環状突出部を周設すると
ともに、外周方向に伸びる取り付け用円盤部分を
備えた、略L字断面の補強用金属環に接着されて
おり、さらに、ハウジング内に装着された前記第
1ダストシールと第2ダストシールとに設けた前
記第1ダストリツプと第2ダストリツプとの間隔
を前記苗押出しロツドのストロークと同程度ある
いはそれ以上とした、苗植付け機の苗押出しロツ
ドのようなロツドの軸封装置である。
このように、本考案によれば、第1ダストシー
ルのリツプ先端近傍には十分なマスが与えられ、
しかもその他の部分においてはリツプが比較的薄
肉であるため十分なシール特性とロツドの偏心に
対する追随性を与えるとともに過度の摩擦力を与
えることなく耐久性のあるシール機能を確保でき
るのである。
ルのリツプ先端近傍には十分なマスが与えられ、
しかもその他の部分においてはリツプが比較的薄
肉であるため十分なシール特性とロツドの偏心に
対する追随性を与えるとともに過度の摩擦力を与
えることなく耐久性のあるシール機能を確保でき
るのである。
また、第1ダストリツプと第2ダストリツプと
の間隔を十分大きくすることにより、第1ダスト
リツプにより表面に傷を付けられた苗押出しロツ
ドはその傷部分が第2ダストリツプにまで到達す
ることがないため、第2ダストリツプの早期摩耗
は防止される。なお、同様のことは軸受によつて
表面に傷がつく場合にも言えるのであつて、その
場合にも第2ダストリツプの早期摩耗が問題にな
る。しかしながら、一般には、軸受と第2ダスト
リツプとの距離は余り大きくとることが出来ない
ため、また圧力流体の夾雑物の管理を十分にすれ
ばそのような箇所でのロツド表面の傷発生は十分
に防止できるため、実際問題としては第1ダスト
リツプと第2ダストリツプとの間の距離の管理を
行えば十分であろう。
の間隔を十分大きくすることにより、第1ダスト
リツプにより表面に傷を付けられた苗押出しロツ
ドはその傷部分が第2ダストリツプにまで到達す
ることがないため、第2ダストリツプの早期摩耗
は防止される。なお、同様のことは軸受によつて
表面に傷がつく場合にも言えるのであつて、その
場合にも第2ダストリツプの早期摩耗が問題にな
る。しかしながら、一般には、軸受と第2ダスト
リツプとの距離は余り大きくとることが出来ない
ため、また圧力流体の夾雑物の管理を十分にすれ
ばそのような箇所でのロツド表面の傷発生は十分
に防止できるため、実際問題としては第1ダスト
リツプと第2ダストリツプとの間の距離の管理を
行えば十分であろう。
さらに、このように第1ダストリツプと第2ダ
ストリツプとの間隔を十分大きくすることによ
り、これらの2つのリツプの間の空間を大きくで
き、さらに十分な量の潤滑剤としてのグリースを
プールすることができ、かつ第1ダストリツプの
シール性が低下することにより侵入する水膜を一
時的に溜めるポケツトの機能をも併せて有するた
め、耐久性の向上にさらに寄与するのである。
ストリツプとの間隔を十分大きくすることによ
り、これらの2つのリツプの間の空間を大きくで
き、さらに十分な量の潤滑剤としてのグリースを
プールすることができ、かつ第1ダストリツプの
シール性が低下することにより侵入する水膜を一
時的に溜めるポケツトの機能をも併せて有するた
め、耐久性の向上にさらに寄与するのである。
(作用)
次に、本考案を添付図面を参照しながらさらに
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は、本考案の軸封装置の構成を説明する
略式説明図である。なお、以下にあつて苗植付け
機の苗押出しロツドの軸封を例にとつて本考案を
説明する。
略式説明図である。なお、以下にあつて苗植付け
機の苗押出しロツドの軸封を例にとつて本考案を
説明する。
本考案にかかる軸封装置10は、図面に向かつ
て左手側のロツド先端に苗植機構(図示せず)が
接続された苗押出しロツド12とそのハウジング
14とをシールし、ロツド先端方向に伸びロツド
表面に符号16で示す個所において当接する第1
ダストリツプ18aを備えた第1ダストシール2
0と、前記第1ダストリツプ18aのダストシー
ル側、つまり図面向つて右手側においてロツド先
端方向に伸び出した第2ダストリツプ18bおよ
び該第2ダストリツプ18bの伸び出た方向と反
対の内部側に伸び出したオイルリツプ18cを備
えた第2ダストシール22とから構成されてい
る。さらに該ロツドは軸受24を介してハウジン
グ14に支持されている。
て左手側のロツド先端に苗植機構(図示せず)が
接続された苗押出しロツド12とそのハウジング
14とをシールし、ロツド先端方向に伸びロツド
表面に符号16で示す個所において当接する第1
ダストリツプ18aを備えた第1ダストシール2
0と、前記第1ダストリツプ18aのダストシー
ル側、つまり図面向つて右手側においてロツド先
端方向に伸び出した第2ダストリツプ18bおよ
び該第2ダストリツプ18bの伸び出た方向と反
対の内部側に伸び出したオイルリツプ18cを備
えた第2ダストシール22とから構成されてい
る。さらに該ロツドは軸受24を介してハウジン
グ14に支持されている。
第2図は、本考案にかかる軸封装置を構成する
第1ダストシールと第2ダストシールとの組み合
わせを示す半断面図である。
第1ダストシールと第2ダストシールとの組み合
わせを示す半断面図である。
第1図および第2図からも明らかなように、図
示例にあつては、前記第1ダストリツプ18aは
リツプ外周テーパ面のリツプ先端近傍において、
径方向に伸びた環状突出部、好ましくは、自由常
態において軸中心線とほぼ平行な面25と、リツ
プ先端側の径方向面26とを備えた環状突出部2
8を円周に沿つて備えるとともに、外周方向に伸
びる取り付け用円盤部分29aを持つた、略L字
断面の補強用金属環29に接着されている。
示例にあつては、前記第1ダストリツプ18aは
リツプ外周テーパ面のリツプ先端近傍において、
径方向に伸びた環状突出部、好ましくは、自由常
態において軸中心線とほぼ平行な面25と、リツ
プ先端側の径方向面26とを備えた環状突出部2
8を円周に沿つて備えるとともに、外周方向に伸
びる取り付け用円盤部分29aを持つた、略L字
断面の補強用金属環29に接着されている。
このように、本考案によれば、第1ダストリツ
プ18aの先端部に環状の突出部28が周設され
ており、これによりリツプ先端の緊迫力の低下を
防止して、所定のシール性の確保を図つている。
しかも、その他のダストシール本体は薄肉に構成
されているため、不用な摩擦力の増大は防止され
る。
プ18aの先端部に環状の突出部28が周設され
ており、これによりリツプ先端の緊迫力の低下を
防止して、所定のシール性の確保を図つている。
しかも、その他のダストシール本体は薄肉に構成
されているため、不用な摩擦力の増大は防止され
る。
また、第1ダストシールの外周側のシール性を
強化するため、外周33には1または2以上の環
境突起を設けてもよい。
強化するため、外周33には1または2以上の環
境突起を設けてもよい。
ダストリツプ18a,18bは大気方向からの
耐水、耐泥用のリツプである。第1ダストリツプ
18aだけでは完全に水、泥の侵入を長期間防止
することは難しく、特に高速運転になればなる
程、水の衝撃圧力が加わり、水膜として侵入して
しまう。侵入してきた水は衝撃圧力の影響の極め
て少ない第2ダストリツプ18bによりシールさ
れ、一時的にポケツト部30に溜められる。
耐水、耐泥用のリツプである。第1ダストリツプ
18aだけでは完全に水、泥の侵入を長期間防止
することは難しく、特に高速運転になればなる
程、水の衝撃圧力が加わり、水膜として侵入して
しまう。侵入してきた水は衝撃圧力の影響の極め
て少ない第2ダストリツプ18bによりシールさ
れ、一時的にポケツト部30に溜められる。
このポケツト部30は大きな容積を持つことに
より、水を一時的に溜めるポケツトとしての役割
の他に、潤滑用グリースを溜めておくスペースと
しての役割をもち、パツキンの摩擦低減、異常摩
耗防止などに役立つ。
より、水を一時的に溜めるポケツトとしての役割
の他に、潤滑用グリースを溜めておくスペースと
しての役割をもち、パツキンの摩擦低減、異常摩
耗防止などに役立つ。
ポケツト部30に一時的に溜められた水は、再
び水膜としてロツド伸長時に大気側に排除する。
この様にポケツト部30はなるべく大きな容積の
ほうが有効である。そのためには、第1および第
2ダストリツプ18a,18bの間隔を大きくし
たほうが容積を大きくとれるが、ハウジングのス
ペースの関係上、ハウジング方向へは限界があ
り、また大気方向に出すにつれて第1ダストリツ
プ18aの緊迫力が低下してしまう。また、その
先端が軸受から離れるにつれてロツド偏心量が大
きくなるので、限界がある。
び水膜としてロツド伸長時に大気側に排除する。
この様にポケツト部30はなるべく大きな容積の
ほうが有効である。そのためには、第1および第
2ダストリツプ18a,18bの間隔を大きくし
たほうが容積を大きくとれるが、ハウジングのス
ペースの関係上、ハウジング方向へは限界があ
り、また大気方向に出すにつれて第1ダストリツ
プ18aの緊迫力が低下してしまう。また、その
先端が軸受から離れるにつれてロツド偏心量が大
きくなるので、限界がある。
一方、第1ダストリツプ18aとロツド12と
の間に侵入した泥土によつてロツド摺動部に傷が
付いたり、軸受によつてロツドに傷が付いた際に
も、第2ダストリツプ18bがなるべくそれらの
傷に影響の少ない距離(間隔)を保つことが必要
である。
の間に侵入した泥土によつてロツド摺動部に傷が
付いたり、軸受によつてロツドに傷が付いた際に
も、第2ダストリツプ18bがなるべくそれらの
傷に影響の少ない距離(間隔)を保つことが必要
である。
実際には、これらの事情を総合的に考慮して各
ダストリツプ間の距離を定めるのである。本考案
にあつてはこの距離は少なくともロツド12のス
トロークと同程度あるいはそれ以上とする。
ダストリツプ間の距離を定めるのである。本考案
にあつてはこの距離は少なくともロツド12のス
トロークと同程度あるいはそれ以上とする。
図中、接触箇所16と32との間の距離l1が第
1および第2ダストリツプ18a,18bの間隔
に相当する。l2は第2ダストリツプ18bの接触
箇所32と軸受24の先端部との距離であり、ロ
ツド表面の傷による第2ダストリツプの早期摩耗
を完全に防止しようとする場合、この距離l2もロ
ツドストローク以上の長さに設定するのが好まし
い。本考案において、l1とl2との関係は特に規定
されないが、好ましくは、l1≧l2である。
1および第2ダストリツプ18a,18bの間隔
に相当する。l2は第2ダストリツプ18bの接触
箇所32と軸受24の先端部との距離であり、ロ
ツド表面の傷による第2ダストリツプの早期摩耗
を完全に防止しようとする場合、この距離l2もロ
ツドストローク以上の長さに設定するのが好まし
い。本考案において、l1とl2との関係は特に規定
されないが、好ましくは、l1≧l2である。
なお、各ダストリツプの先端は最もシール性を
要求されるため切削仕上げとなつている。また、
オイルリツプ18cはハウジング本体内の潤滑用
グリースを適度にダストシール部に充填するとい
う意味で型押しにて成形加工を行う。
要求されるため切削仕上げとなつている。また、
オイルリツプ18cはハウジング本体内の潤滑用
グリースを適度にダストシール部に充填するとい
う意味で型押しにて成形加工を行う。
第2ダストシールは、前述のように全く異なる
機能を持つた2つのリツプ(第2ダストリツプ及
びオイルリツプ)により構成されるが、第2ダス
トリツプ側、オイルリツプ側共外、周側がそれぞ
れの側面に突き出したUパツキン形状であるた
め、装着時に粉らわしさがある。
機能を持つた2つのリツプ(第2ダストリツプ及
びオイルリツプ)により構成されるが、第2ダス
トリツプ側、オイルリツプ側共外、周側がそれぞ
れの側面に突き出したUパツキン形状であるた
め、装着時に粉らわしさがある。
また、第2ダストシールは装着時に溝の奥に挿
入されているので、オイルリツプ側の外径をダス
トリツプ側に比べやや小さめに構成し装着を容易
にしてある。
入されているので、オイルリツプ側の外径をダス
トリツプ側に比べやや小さめに構成し装着を容易
にしてある。
さらに第2ダストシールのオイルリツプ側の外
周頂部34には複数の突起35を周配してある。
周頂部34には複数の突起35を周配してある。
第2ダストシールが装着溝の底面37と第1ダ
ストシールの底面36とにより挟まれ、ロツドの
運動によつても軸方向に動かないように装着され
る必要がある。
ストシールの底面36とにより挟まれ、ロツドの
運動によつても軸方向に動かないように装着され
る必要がある。
この複数の突起35は、装着溝の深さと第1、
第2ダストシールの高さのばらつきによつて起こ
る第2ダストリツプの遊びをなくし、さらに第2
ダストシールの装着方向の紛らわしさを解消する
という効果をもつている。
第2ダストシールの高さのばらつきによつて起こ
る第2ダストリツプの遊びをなくし、さらに第2
ダストシールの装着方向の紛らわしさを解消する
という効果をもつている。
これまで述べた第1ダストシール及び第2ダス
トシールの構造、機能は、苗植付け機のロツド部
のシールに限定されず、流体圧シリンダのロツド
部、あるいは相対的に往復運動するロツド部のシ
ールとしても充分効果のあるものである。
トシールの構造、機能は、苗植付け機のロツド部
のシールに限定されず、流体圧シリンダのロツド
部、あるいは相対的に往復運動するロツド部のシ
ールとしても充分効果のあるものである。
第1図は、本考案の軸封装置の構成を説明する
略式説明図;および第2図は、本考案にかかる軸
封装置を構成する第1ダストシールと第2ダスト
シールとの半断面図である。 10……軸封装置、12……苗押出しロツド、
14……ハウジング、18a……第1ダストリツ
プ、18b……第2ダストリツプ、18c……オ
イルリツプ、20……第1ダストシール、22…
…第2ダストシール、24……軸受、28……環
状突出部、29……補強用金属環、29a……円
盤部分、30……ポケツト部。
略式説明図;および第2図は、本考案にかかる軸
封装置を構成する第1ダストシールと第2ダスト
シールとの半断面図である。 10……軸封装置、12……苗押出しロツド、
14……ハウジング、18a……第1ダストリツ
プ、18b……第2ダストリツプ、18c……オ
イルリツプ、20……第1ダストシール、22…
…第2ダストシール、24……軸受、28……環
状突出部、29……補強用金属環、29a……円
盤部分、30……ポケツト部。
Claims (1)
- ロツド12のハウジング14に取り付けられて
該ロツド12のシールに用いる往復運動軸封装置
であつて、ロツド先端方向に伸びロツド表面に当
接する第1ダストリツプ18aを有する第1ダス
トシール20と、該第1ダストリツプ20のダス
トシール側においてロツド先端方向に伸び出した
第2ダストリツプ18bおよび前記ダストシール
側と反対の内部側に伸び出したオイルリツプ18
cを備えた第2ダストシール22とから成り、前
記第1ダストリツプ18aと第2ダストリツプ1
8bとの間隔を前記ロツド12のストロークと同
程度あるいはそれ以上とし、前記第1ダストリツ
プ18aがリツプ外周テーパ面のリツプ先端近傍
において径方向に伸びた環状突出部28を周設す
るとともに、外周方向に伸びる取り付け用円盤部
分29aを備えた、略L字断面の補強用金属環2
9に接着されている軸封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986176749U JPH0514050Y2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986176749U JPH0514050Y2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6382864U JPS6382864U (ja) | 1988-05-31 |
| JPH0514050Y2 true JPH0514050Y2 (ja) | 1993-04-14 |
Family
ID=31117297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986176749U Expired - Lifetime JPH0514050Y2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514050Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4809702B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2011-11-09 | Ntn株式会社 | 油圧式オートテンショナ |
| JP5194898B2 (ja) * | 2008-03-10 | 2013-05-08 | Nok株式会社 | 密封装置及び密封装置の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4713773U (ja) * | 1971-03-16 | 1972-10-18 | ||
| JPS61137166U (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-26 |
-
1986
- 1986-11-19 JP JP1986176749U patent/JPH0514050Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6382864U (ja) | 1988-05-31 |
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