JPH05140804A - 手袋及びその製造方法 - Google Patents
手袋及びその製造方法Info
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- JPH05140804A JPH05140804A JP33410791A JP33410791A JPH05140804A JP H05140804 A JPH05140804 A JP H05140804A JP 33410791 A JP33410791 A JP 33410791A JP 33410791 A JP33410791 A JP 33410791A JP H05140804 A JPH05140804 A JP H05140804A
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- Gloves (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 装着時におけるフィット感を向上し、又補強
用皮革を縫合する際の見栄えを向上した手袋及びその製
造方法の提供。 【構成】 四指挿入部分、親指挿入部分、掌部挿入部分
及び手首挿入口部分から構成され、手袋本体の掌部分に
親指挿入部分をその縫合用長穴の長軸を掌部分を正面か
ら見たときに四指挿入部分の指先方向に延びる中心線に
対して15°〜20°の角度をなすように縫合する。ま
た、その製造方法は、四指下面部を有し親指パーツの縫
合用長穴があけられた掌部パーツ、四指上面部を有する
甲部パーツ、四指側面パーツ、及び親指パーツをシート
状皮革から打ち抜く裁断工程と、指側面パーツ側縁を甲
部パーツの四指下面部側縁に縫合し、親指パーツを筒状
に縫合して掌部パーツの取付用長穴周縁に縫合する第1
の縫合工程と、各パーツを縫合した掌部パーツと甲部パ
ーツとを縫合する第2の縫合工程からなる。
用皮革を縫合する際の見栄えを向上した手袋及びその製
造方法の提供。 【構成】 四指挿入部分、親指挿入部分、掌部挿入部分
及び手首挿入口部分から構成され、手袋本体の掌部分に
親指挿入部分をその縫合用長穴の長軸を掌部分を正面か
ら見たときに四指挿入部分の指先方向に延びる中心線に
対して15°〜20°の角度をなすように縫合する。ま
た、その製造方法は、四指下面部を有し親指パーツの縫
合用長穴があけられた掌部パーツ、四指上面部を有する
甲部パーツ、四指側面パーツ、及び親指パーツをシート
状皮革から打ち抜く裁断工程と、指側面パーツ側縁を甲
部パーツの四指下面部側縁に縫合し、親指パーツを筒状
に縫合して掌部パーツの取付用長穴周縁に縫合する第1
の縫合工程と、各パーツを縫合した掌部パーツと甲部パ
ーツとを縫合する第2の縫合工程からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手袋及びその製造方
法に関し、特に手にピッタリとフィットするようにした
皮革製手袋に関する。
法に関し、特に手にピッタリとフィットするようにした
皮革製手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、手袋を使用することにより、
手作業性の向上を図ったり、手を保護したりするのが一
般的である。例えば、自動車を運転する際に、皮革製手
袋を着け、ハンドル操作中に手がステアリングハンドル
に対して滑るのを防止することが行われている。また、
工場や建設現場等で作業をする場合、皮革製手袋や軍手
を着けて手が機械等に直接当たって損傷するのを防止す
ることも行われている。
手作業性の向上を図ったり、手を保護したりするのが一
般的である。例えば、自動車を運転する際に、皮革製手
袋を着け、ハンドル操作中に手がステアリングハンドル
に対して滑るのを防止することが行われている。また、
工場や建設現場等で作業をする場合、皮革製手袋や軍手
を着けて手が機械等に直接当たって損傷するのを防止す
ることも行われている。
【0003】従来、この種の皮革製手袋を製造する場
合、打抜型によってシート状皮革から手袋の甲部や掌部
のパーツを打ち抜き、工業用ミシン等を用い、甲部及び
掌部の両パーツを重ね合わせ、外周縁を縫合して手袋と
している。ところで、手袋の親指部分については、親指
パーツを掌部パーツとは別体に打ち抜き、親指のパーツ
を筒状に縫製した後、その中心線を正面から見たときに
他の四指の指先方向に延びる中心線と同方向にし、かつ
側面から見たときに他の四指に対して大略起立した状態
にして筒状の親指パーツを掌部パーツに重ねて周縁を縫
合していた。
合、打抜型によってシート状皮革から手袋の甲部や掌部
のパーツを打ち抜き、工業用ミシン等を用い、甲部及び
掌部の両パーツを重ね合わせ、外周縁を縫合して手袋と
している。ところで、手袋の親指部分については、親指
パーツを掌部パーツとは別体に打ち抜き、親指のパーツ
を筒状に縫製した後、その中心線を正面から見たときに
他の四指の指先方向に延びる中心線と同方向にし、かつ
側面から見たときに他の四指に対して大略起立した状態
にして筒状の親指パーツを掌部パーツに重ねて周縁を縫
合していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の皮革
製手袋では、掌部分のフィット感が得られず、又掌部分
に補強用皮革を縫付けるようにすると、親指と人差指と
の間に皺ができ、商品性が低下してしまうという問題が
あった。
製手袋では、掌部分のフィット感が得られず、又掌部分
に補強用皮革を縫付けるようにすると、親指と人差指と
の間に皺ができ、商品性が低下してしまうという問題が
あった。
【0005】この発明は、かかる問題点に鑑み、掌部分
のフィット感を確保でき、しかも皺ができることなく、
掌部分に補強用皮を縫付けることのできる手袋を提供す
ることを課題とする。
のフィット感を確保でき、しかも皺ができることなく、
掌部分に補強用皮を縫付けることのできる手袋を提供す
ることを課題とする。
【0006】本件発明者は、上述の課題を解決すべく鋭
意研究した結果、手を軽く開いた状態においては親指は
他の四指に対して平行ではなく、15°〜20°程度の
角度をなしており、手袋を縫製する際に、筒状に縫製し
た親指パーツの中心線を他の四指の中心線に対して15
°〜20°程度の角度を設定すると、親指が手袋の親指
挿入部分とぴったりとフィットし、しかも手袋の掌部分
が突っ張ったり、弛んだりしないことを知見し、本発明
を完成した。
意研究した結果、手を軽く開いた状態においては親指は
他の四指に対して平行ではなく、15°〜20°程度の
角度をなしており、手袋を縫製する際に、筒状に縫製し
た親指パーツの中心線を他の四指の中心線に対して15
°〜20°程度の角度を設定すると、親指が手袋の親指
挿入部分とぴったりとフィットし、しかも手袋の掌部分
が突っ張ったり、弛んだりしないことを知見し、本発明
を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明に係る手袋
は、図4に示すように、親指以外の四指が挿入される四
指挿入部分12、親指挿入部分13、掌部挿入部分及び
手首挿入口部分11が設けられる皮手袋において、手袋
本体10の掌部分10bには上記親指挿入部分13を大
略起立するように縫合し、該親指挿入部分13の縫合用
長穴の長軸を掌部分10bを正面から見たときに四指挿
入部分12の指先方向に延びる中心線に対して15°〜
20°の角度θに設定したことを要旨とする。
は、図4に示すように、親指以外の四指が挿入される四
指挿入部分12、親指挿入部分13、掌部挿入部分及び
手首挿入口部分11が設けられる皮手袋において、手袋
本体10の掌部分10bには上記親指挿入部分13を大
略起立するように縫合し、該親指挿入部分13の縫合用
長穴の長軸を掌部分10bを正面から見たときに四指挿
入部分12の指先方向に延びる中心線に対して15°〜
20°の角度θに設定したことを要旨とする。
【0008】ここで手袋本体の掌部分及び親指挿入部分
には1枚の補強用皮革を当てて縫合するようにすると、
掌部分及び親指挿入部分の耐久性を向上できるので、よ
り一層好ましい。即ち、手袋本体の掌部分及び親指挿入
部分には、掌部分を横切って縫合される帯状部分と親指
挿入部分の内側に沿って指先方向に延びる舌片状部分と
が一体となった略L字形状の補強用皮革を当てて縫合す
るのがよい。
には1枚の補強用皮革を当てて縫合するようにすると、
掌部分及び親指挿入部分の耐久性を向上できるので、よ
り一層好ましい。即ち、手袋本体の掌部分及び親指挿入
部分には、掌部分を横切って縫合される帯状部分と親指
挿入部分の内側に沿って指先方向に延びる舌片状部分と
が一体となった略L字形状の補強用皮革を当てて縫合す
るのがよい。
【0009】さらに、本発明に係る手袋によれば、その
構造上、1枚のシート状皮革から手袋の各パーツを効率
よく打ち抜き、これを縫製して製造することができる。
即ち、本発明によれば、一端側に四指挿入部分の下面を
構成する四指下面部を有するとともに略中央側部にその
長軸線が四指下面部の指先方向に延びる中心線に対して
15〜20°の角度をなす親指パーツ縫合用長穴があけ
られた掌部パーツ、一端側に四指挿入部分の上面を構成
する四指上面部を有する甲部パーツ、四指挿入部分の側
面を構成する四指側面パーツ、及び親指挿入部分を展開
した親指パーツをシート状皮革から打ち抜く裁断工程
と、指側面パーツ側縁を甲部パーツの四指下面部側縁に
重ねて表側から縫合する一方、親指パーツを筒状に合わ
せて裏側から縫合し、該筒状親指パーツの開口部周縁を
掌部パーツの取付用長穴周縁に重ねて裏側から縫合する
第1の縫合工程と、各パーツを縫合した掌部パーツと甲
部パーツとを重ね合わせてその外縁を裏側から縫合する
第2の縫合工程とを備えた手袋の製造方法を提供でき
る。
構造上、1枚のシート状皮革から手袋の各パーツを効率
よく打ち抜き、これを縫製して製造することができる。
即ち、本発明によれば、一端側に四指挿入部分の下面を
構成する四指下面部を有するとともに略中央側部にその
長軸線が四指下面部の指先方向に延びる中心線に対して
15〜20°の角度をなす親指パーツ縫合用長穴があけ
られた掌部パーツ、一端側に四指挿入部分の上面を構成
する四指上面部を有する甲部パーツ、四指挿入部分の側
面を構成する四指側面パーツ、及び親指挿入部分を展開
した親指パーツをシート状皮革から打ち抜く裁断工程
と、指側面パーツ側縁を甲部パーツの四指下面部側縁に
重ねて表側から縫合する一方、親指パーツを筒状に合わ
せて裏側から縫合し、該筒状親指パーツの開口部周縁を
掌部パーツの取付用長穴周縁に重ねて裏側から縫合する
第1の縫合工程と、各パーツを縫合した掌部パーツと甲
部パーツとを重ね合わせてその外縁を裏側から縫合する
第2の縫合工程とを備えた手袋の製造方法を提供でき
る。
【0010】また、この種の手袋においては手首挿入口
部にフラップとフラップ受部とを設け、締着テープによ
ってフラップとフラップ受部とを締結して手首挿入口部
を締め付け、手袋が不意に脱げないようにするのが一般
的であるが、この場合、フラップ及びフラップ受部を裁
断時に手袋本体と一体に形成するようにすると、材料の
皮革を節約でき、皮革の裁断時間を短縮でき、又挿入口
部を強く締め付けることができる。即ち、本発明に係る
手袋の製造方法では、裁断工程において甲部パーツの他
端側に略T字状の溝を打ち抜き、第1の縫合工程におい
て略T字状溝の両側突出部に締着テープを縫合した後、
甲部パーツ裏面の略T字状溝の上方に絞りをいれ、略T
字状溝の両側突出部を重ね合わせ可能なフラップ及びフ
ラップ受部となすのがよい。
部にフラップとフラップ受部とを設け、締着テープによ
ってフラップとフラップ受部とを締結して手首挿入口部
を締め付け、手袋が不意に脱げないようにするのが一般
的であるが、この場合、フラップ及びフラップ受部を裁
断時に手袋本体と一体に形成するようにすると、材料の
皮革を節約でき、皮革の裁断時間を短縮でき、又挿入口
部を強く締め付けることができる。即ち、本発明に係る
手袋の製造方法では、裁断工程において甲部パーツの他
端側に略T字状の溝を打ち抜き、第1の縫合工程におい
て略T字状溝の両側突出部に締着テープを縫合した後、
甲部パーツ裏面の略T字状溝の上方に絞りをいれ、略T
字状溝の両側突出部を重ね合わせ可能なフラップ及びフ
ラップ受部となすのがよい。
【0011】
【作用】本発明においては、親指挿入部分の縫合用長穴
の長軸を四指挿入部分の指先方向に延びる中心線に対し
て15°〜20°の角度をなすように設定し、手袋本体
の掌部分に親指挿入部分を大略起立させて縫合するよう
にしたことから、手袋の親指挿入部分が手の自然な形状
と一致する結果、手袋に手を挿入したときに手袋の掌部
分が突っ張ったり、弛んだりすることはなく、手袋と手
とがぴったりとフィットする。また、本発明において
は、手袋の親指挿入部分が手の自然な形状と一致するこ
とから、手袋の掌部分及び親指挿入部分に1枚の補強用
皮革を縫合する際に、親指挿入部分と人差指挿入部分と
の間に皺ができず、商品性を確保できる。
の長軸を四指挿入部分の指先方向に延びる中心線に対し
て15°〜20°の角度をなすように設定し、手袋本体
の掌部分に親指挿入部分を大略起立させて縫合するよう
にしたことから、手袋の親指挿入部分が手の自然な形状
と一致する結果、手袋に手を挿入したときに手袋の掌部
分が突っ張ったり、弛んだりすることはなく、手袋と手
とがぴったりとフィットする。また、本発明において
は、手袋の親指挿入部分が手の自然な形状と一致するこ
とから、手袋の掌部分及び親指挿入部分に1枚の補強用
皮革を縫合する際に、親指挿入部分と人差指挿入部分と
の間に皺ができず、商品性を確保できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に示す具体例に基
づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明の一実施
例による手袋を示す。図において、手袋本体10は上側
の甲部分10bと下側の掌部分10bとから構成され、
該手袋本体10の一端側には親指以外の四指を挿入する
四指挿入部分12が設けられ、又手袋本体10の他端側
には手首挿入口部11が設けられている。
づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明の一実施
例による手袋を示す。図において、手袋本体10は上側
の甲部分10bと下側の掌部分10bとから構成され、
該手袋本体10の一端側には親指以外の四指を挿入する
四指挿入部分12が設けられ、又手袋本体10の他端側
には手首挿入口部11が設けられている。
【0013】また、手袋本体10の掌部分10bには親
指挿入部分13が縫合されて親指が挿入可能に設けられ
ている。即ち、掌部分10bには親指挿入部分13の縫
合用長穴(図3の1b参照)が打抜かれ、該縫合用長穴
1bの長軸は掌部分10bを正面から見たときに四指挿
入部分12の指先方向に延びる中心線に対して15°〜
20°の角度θとなるように設定され、上記縫合用長穴
1bには親指挿入部分13が大略起立した状態で重ねら
れて縫合されている(図4参照)。
指挿入部分13が縫合されて親指が挿入可能に設けられ
ている。即ち、掌部分10bには親指挿入部分13の縫
合用長穴(図3の1b参照)が打抜かれ、該縫合用長穴
1bの長軸は掌部分10bを正面から見たときに四指挿
入部分12の指先方向に延びる中心線に対して15°〜
20°の角度θとなるように設定され、上記縫合用長穴
1bには親指挿入部分13が大略起立した状態で重ねら
れて縫合されている(図4参照)。
【0014】さらに、手袋本体10の掌部分10b及び
親指挿入部分13には略L字形状の補強用皮14の帯状
部分が掌部分10bを横切るとともに補強用皮14の舌
片状部分が親指挿入部分13の内側に沿って指先方向に
延びるように当てられ、該補強用皮14の周縁が掌部分
10b及び親指挿入部分13に縫合されている。また、
手袋本体10の甲部分10a他端側には相互に対向しか
つ重ね合わせ可能なフラップ部10c及びフラップ受部
10dが甲部分10aと一体に形成され、該フラップ1
0cの裏面とフラップ10dの表面には相互に締着離脱
可能な締着テープ(商品名:マジックテープ)が重ね合
わせて縫合されている。
親指挿入部分13には略L字形状の補強用皮14の帯状
部分が掌部分10bを横切るとともに補強用皮14の舌
片状部分が親指挿入部分13の内側に沿って指先方向に
延びるように当てられ、該補強用皮14の周縁が掌部分
10b及び親指挿入部分13に縫合されている。また、
手袋本体10の甲部分10a他端側には相互に対向しか
つ重ね合わせ可能なフラップ部10c及びフラップ受部
10dが甲部分10aと一体に形成され、該フラップ1
0cの裏面とフラップ10dの表面には相互に締着離脱
可能な締着テープ(商品名:マジックテープ)が重ね合
わせて縫合されている。
【0015】次に図3を用いて製造方法について説明す
る。本実施例の手袋を製造する場合、まず裁断工程にお
いて、打抜型を用いて1枚のシート状皮革から図3に示
す手袋の各パーツを打ち抜く。ここで図3において、1
は掌部パーツ、2は甲部パーツで、掌部パーツ1及び甲
部パーツ2の一端側には四指挿入部分12を構成する四
指下面部1a及び四指上面部2aが一体的に打ち抜か
れ、又掌部パーツ1には親指挿入部分の縫合用長穴1b
がその長軸が四指下面部1aの指先方向に延びる中心線
に対して15°〜20°の角度θをなすように打抜かれ
ている。さらに、甲部パーツ2の他端側には略T字状の
溝が打ち抜かれて該溝の両側突起部2b、2cが後工程
で処理されてフラップ10c及びフラップ受部10dと
なる。また、3は親指挿入部分13を展開した親指パー
ツ、4は略L字形状をなす補強用皮革、5、6(但し、
図3には5−1、5−2、5−3、6−1、6−2、6
−3と表示している)は四指挿入部分12の側面を構成
する指側面パーツである。また、7、8は締着テープ
で、これらは皮革から打ち抜かれるものではないが、便
宜上、他のパーツと同一の図に図示している。
る。本実施例の手袋を製造する場合、まず裁断工程にお
いて、打抜型を用いて1枚のシート状皮革から図3に示
す手袋の各パーツを打ち抜く。ここで図3において、1
は掌部パーツ、2は甲部パーツで、掌部パーツ1及び甲
部パーツ2の一端側には四指挿入部分12を構成する四
指下面部1a及び四指上面部2aが一体的に打ち抜か
れ、又掌部パーツ1には親指挿入部分の縫合用長穴1b
がその長軸が四指下面部1aの指先方向に延びる中心線
に対して15°〜20°の角度θをなすように打抜かれ
ている。さらに、甲部パーツ2の他端側には略T字状の
溝が打ち抜かれて該溝の両側突起部2b、2cが後工程
で処理されてフラップ10c及びフラップ受部10dと
なる。また、3は親指挿入部分13を展開した親指パー
ツ、4は略L字形状をなす補強用皮革、5、6(但し、
図3には5−1、5−2、5−3、6−1、6−2、6
−3と表示している)は四指挿入部分12の側面を構成
する指側面パーツである。また、7、8は締着テープ
で、これらは皮革から打ち抜かれるものではないが、便
宜上、他のパーツと同一の図に図示している。
【0016】こうして手袋の各パーツが裁断されると、
縫合工程において各パーツを下記順序で縫製する。ま
ず、指側面パーツ5−1と6−1、5−2と6−2、5
−3と6−3の基部側を合わせて裏側から相互に縫合す
る。また、甲部パーツ2他端側の突起部2b裏側及び突
起部2c表側に締着テープ7、8を重ねて縫合した後、
甲部パーツ2のT字状溝の外周縁にバイアス10eを巻
いて縫合する。次に甲部パーツ2裏面の所定箇所に所定
幅のゴム紐を弾性力に抗して伸ばした状態で当てこれを
縫合して帯状絞り10fをいれた後、甲部パーツ2の四
指上面部2aに指側面パーツ5−1と6−1、5−2と
6−2、5−3と6−3を重ね合わせて両者の外縁を表
側から縫合する。他方、掌部パーツ1側については、展
開した親指パーツ3を筒状に合わせて縫合し、該筒状親
指パーツ3の周縁を掌部パーツ1の取付用長穴1bの外
縁に重ね合わせ掌部パーツ1に対して略起立した状態に
して縫合し、次に親指パーツ3及び掌部パーツ1にL字
状の補強用皮革4を当てて縫合する。最後に、各パーツ
を縫合した掌部パーツ1と甲部パーツ2とを裏返しにし
て重ね合わせ、その外縁を縫合し、これを型等を用いて
表返すと、製品の手袋が出来上がる。
縫合工程において各パーツを下記順序で縫製する。ま
ず、指側面パーツ5−1と6−1、5−2と6−2、5
−3と6−3の基部側を合わせて裏側から相互に縫合す
る。また、甲部パーツ2他端側の突起部2b裏側及び突
起部2c表側に締着テープ7、8を重ねて縫合した後、
甲部パーツ2のT字状溝の外周縁にバイアス10eを巻
いて縫合する。次に甲部パーツ2裏面の所定箇所に所定
幅のゴム紐を弾性力に抗して伸ばした状態で当てこれを
縫合して帯状絞り10fをいれた後、甲部パーツ2の四
指上面部2aに指側面パーツ5−1と6−1、5−2と
6−2、5−3と6−3を重ね合わせて両者の外縁を表
側から縫合する。他方、掌部パーツ1側については、展
開した親指パーツ3を筒状に合わせて縫合し、該筒状親
指パーツ3の周縁を掌部パーツ1の取付用長穴1bの外
縁に重ね合わせ掌部パーツ1に対して略起立した状態に
して縫合し、次に親指パーツ3及び掌部パーツ1にL字
状の補強用皮革4を当てて縫合する。最後に、各パーツ
を縫合した掌部パーツ1と甲部パーツ2とを裏返しにし
て重ね合わせ、その外縁を縫合し、これを型等を用いて
表返すと、製品の手袋が出来上がる。
【0017】以上のような本実施例の手袋では、親指挿
入部分13をその長軸が他の四指挿入部分12に対して
15°〜20°程度の角度θをなしかつ掌部分10bに
対して略起立した状態となるようにして縫合したので、
手袋の親指挿入部分13を手の自然な形状と一致させる
ことができ、手袋に手を挿入したときに手袋の掌部分1
0bが突っ張ったり、弛んだりすることはなく、手袋の
フィット感を向上できる。また、本実施例の手袋では、
手袋の親指挿入部分13を手の自然な形状と一致させる
ようにしたので、手袋の掌部分1と親指挿入部分13と
に1枚の補強用皮4を当てて縫合する際に、親指挿入部
分13と掌部分1との間に皺ができず、補強用皮4をピ
ッタリと見栄え良く縫合でき、商品性を向上できる。さ
らに、本実施例の手袋では、手首固定用のフラップ10
c及びフラップ受部10dを裁断時に手袋本体10の甲
部分10aに一体的に裁断し、弾性を有するしぼり10
fをいれて重ね合わせ可能として構成したので、皮革を
節約できるとともに、裁断時間を短縮できるばかりでな
く、手首を強く締め付けることが可能となる。また、手
首を強く締め付けことが可能となる結果、手首の腱鞘炎
を防止でき、又埃や塵が手袋内に侵入するのを軽減で
き、さらには手袋のフィット感をアップできるととも
に、作業能率を向上でき、しかも外観上も従来の手袋に
比してシンプルにできる。
入部分13をその長軸が他の四指挿入部分12に対して
15°〜20°程度の角度θをなしかつ掌部分10bに
対して略起立した状態となるようにして縫合したので、
手袋の親指挿入部分13を手の自然な形状と一致させる
ことができ、手袋に手を挿入したときに手袋の掌部分1
0bが突っ張ったり、弛んだりすることはなく、手袋の
フィット感を向上できる。また、本実施例の手袋では、
手袋の親指挿入部分13を手の自然な形状と一致させる
ようにしたので、手袋の掌部分1と親指挿入部分13と
に1枚の補強用皮4を当てて縫合する際に、親指挿入部
分13と掌部分1との間に皺ができず、補強用皮4をピ
ッタリと見栄え良く縫合でき、商品性を向上できる。さ
らに、本実施例の手袋では、手首固定用のフラップ10
c及びフラップ受部10dを裁断時に手袋本体10の甲
部分10aに一体的に裁断し、弾性を有するしぼり10
fをいれて重ね合わせ可能として構成したので、皮革を
節約できるとともに、裁断時間を短縮できるばかりでな
く、手首を強く締め付けることが可能となる。また、手
首を強く締め付けことが可能となる結果、手首の腱鞘炎
を防止でき、又埃や塵が手袋内に侵入するのを軽減で
き、さらには手袋のフィット感をアップできるととも
に、作業能率を向上でき、しかも外観上も従来の手袋に
比してシンプルにできる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る手袋によれ
ば、手袋本体の掌部分には親指挿入部分を大略起立する
ように縫合し、かつ親指挿入部分の縫合用長穴の長軸が
四指挿入部分の指先方向に延びる中心線に対して15°
〜20°の角度をなすように設定したので、装着時にお
けるフィット感を向上でき、又補強用皮革を縫合する際
の見栄えを向上して商品性を確保でき、又1枚のシート
状皮革から手袋の各パーツを効率よく打ち抜いて縫製で
きる製造方法を提供できる効果がある。
ば、手袋本体の掌部分には親指挿入部分を大略起立する
ように縫合し、かつ親指挿入部分の縫合用長穴の長軸が
四指挿入部分の指先方向に延びる中心線に対して15°
〜20°の角度をなすように設定したので、装着時にお
けるフィット感を向上でき、又補強用皮革を縫合する際
の見栄えを向上して商品性を確保でき、又1枚のシート
状皮革から手袋の各パーツを効率よく打ち抜いて縫製で
きる製造方法を提供できる効果がある。
【図1】 本発明の一実施例による手袋の掌側を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】 上記手袋の甲側を示す概略構成図である。
【図3】 上記手袋の各パーツを示す図である。
【図4】 本発明の手袋を説明するための構成図であ
る。
る。
1 掌部パーツ 1a 四指
下面部 2 甲部パーツ 2a 四指
上面部 2b 突起部 2c 突起
部 3 親指パーツ 5 四指
側面パーツ 6 四指側面パーツ 10 手袋
本体 10a 甲部分 10b 掌部
分 10c フラップ 10d フラ
ップ受部 11 手首挿入口部 12 四指
挿入部分 13 親指挿入部分 14 補強
用皮革
下面部 2 甲部パーツ 2a 四指
上面部 2b 突起部 2c 突起
部 3 親指パーツ 5 四指
側面パーツ 6 四指側面パーツ 10 手袋
本体 10a 甲部分 10b 掌部
分 10c フラップ 10d フラ
ップ受部 11 手首挿入口部 12 四指
挿入部分 13 親指挿入部分 14 補強
用皮革
Claims (4)
- 【請求項1】 親指以外の四指が挿入される四指挿入部
分、親指挿入部分、掌部挿入部分及び手首挿入口部分が
設けられる皮手袋において、 手袋本体の掌部分には上記親指挿入部分が大略起立する
ように縫合され、 該親指挿入部分の縫合用長穴の長軸が掌部分を正面から
見たときに四指挿入部分の指先方向に延びる中心線に対
して15°〜20°の角度に設定されていることを特徴
とする手袋。 - 【請求項2】 手袋本体の掌部分及び親指挿入部分には
掌部分を横切って縫合される帯状部分と親指挿入部分の
内側に沿って指先方向に延びる舌片状部分とが一体とな
った略L字形状の補強用皮革が当てられて縫合されてい
ることを特徴とする請求項1記載の手袋。 - 【請求項3】 一端側に四指挿入部分の下面を構成する
四指下面部を有するとともに略中央側部にその長軸線が
四指下面部の指先方向に延びる中心線に対して15〜2
0°の角度をなす親指パーツの縫合用長穴があけられた
掌部パーツ、一端側に四指挿入部分の上面を構成する四
指上面部を有する甲部パーツ、四指挿入部分の側面を構
成する四指側面パーツ、及び親指挿入部分を展開した親
指パーツをシート状皮革から打ち抜く裁断工程と、 指側面パーツ側縁を甲部パーツの四指下面部側縁に重ね
て表側から縫合する一方、親指パーツを筒状に合わせて
裏側から縫合し、該筒状親指パーツの開口部周縁を掌部
パーツの取付用長穴周縁に重ねて裏側から縫合する第1
の縫合工程と、 各パーツを縫合した掌部パーツと甲部パーツとを重ね合
わせてその外縁を裏側から縫合する第2の縫合工程とを
備えたことを特徴とする手袋の製造方法。 - 【請求項4】 裁断工程において甲部パーツの他端側に
略T字状の溝を打ち抜き、 第1の縫合工程において略T字状溝の両側突出部に締着
テープを縫合した後、甲部パーツ裏面の略T字状溝の上
方に弾性を有する絞りをいれ、略T字状溝の両側突出部
を重ね合わせ可能なフラップ及びフラップ受部となした
ことを特徴とする請求項3記載の手袋の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33410791A JPH05140804A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 手袋及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33410791A JPH05140804A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 手袋及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05140804A true JPH05140804A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18273605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33410791A Pending JPH05140804A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 手袋及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05140804A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08232107A (ja) * | 1994-08-29 | 1996-09-10 | Acushnet Co | 補強手袋 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5311896A (en) * | 1976-07-19 | 1978-02-02 | Dozerujinsukii Fuiriaru Vn Isu | Ozonizer |
| JPS6335808A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-16 | 福本 博行 | 手袋 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP33410791A patent/JPH05140804A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5311896A (en) * | 1976-07-19 | 1978-02-02 | Dozerujinsukii Fuiriaru Vn Isu | Ozonizer |
| JPS6335808A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-16 | 福本 博行 | 手袋 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08232107A (ja) * | 1994-08-29 | 1996-09-10 | Acushnet Co | 補強手袋 |
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