JPH05140882A - ゴム物品補強用金属コード - Google Patents
ゴム物品補強用金属コードInfo
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- JPH05140882A JPH05140882A JP4133712A JP13371292A JPH05140882A JP H05140882 A JPH05140882 A JP H05140882A JP 4133712 A JP4133712 A JP 4133712A JP 13371292 A JP13371292 A JP 13371292A JP H05140882 A JPH05140882 A JP H05140882A
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- Japan
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- cord
- twisted
- filament
- filaments
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/0646—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2022—Strands coreless
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Wire Processing (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低荷重域での伸び増加、曲げ疲労性の低下等
を抑えて内部へのゴム浸透性を改善し、被補強ゴム物品
の耐久性を高められるようにしたゴム物品補強用の金属
コードを提供する。 【構成】 表面に金属めっきを施した3〜5本の金属フ
ィラメントを単撚り構造に撚りの締まった状態に撚り合
わせ、この状態において金属フィラメント2が、撚りく
せ以外にコード撚りピッチの0.20〜0.45倍のく
せ付けピッチ、0.02〜0.15mmのくせ付け高さで
撚り合わせ方向と同じ向きの螺旋波状のくせを有し、金
属フィラメント1はそのくせ付けが無い状態にする。1
本のみ又は全部の金属フィラメントが波状のくせを有し
ていてもよい。このコードは撚りが締まっているので低
荷重での伸びが大きくならない。また、小さな螺旋波状
のくせ付けであるので曲げ疲労性の低下も防止でき、ゴ
ムの浸入に必要な隙間がフィラメント間に部分的に生じ
てゴム被覆率が非常に良くなる。
を抑えて内部へのゴム浸透性を改善し、被補強ゴム物品
の耐久性を高められるようにしたゴム物品補強用の金属
コードを提供する。 【構成】 表面に金属めっきを施した3〜5本の金属フ
ィラメントを単撚り構造に撚りの締まった状態に撚り合
わせ、この状態において金属フィラメント2が、撚りく
せ以外にコード撚りピッチの0.20〜0.45倍のく
せ付けピッチ、0.02〜0.15mmのくせ付け高さで
撚り合わせ方向と同じ向きの螺旋波状のくせを有し、金
属フィラメント1はそのくせ付けが無い状態にする。1
本のみ又は全部の金属フィラメントが波状のくせを有し
ていてもよい。このコードは撚りが締まっているので低
荷重での伸びが大きくならない。また、小さな螺旋波状
のくせ付けであるので曲げ疲労性の低下も防止でき、ゴ
ムの浸入に必要な隙間がフィラメント間に部分的に生じ
てゴム被覆率が非常に良くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車タイヤ、コン
ベヤベルト、高圧ホース等のゴム物品の補強に用いられ
る金属コード、中でもゴム物品の耐久性を向上させるの
に有効な構造を持つ金属コードに関するものである。
ベヤベルト、高圧ホース等のゴム物品の補強に用いられ
る金属コード、中でもゴム物品の耐久性を向上させるの
に有効な構造を持つ金属コードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴム物品補強用金属コードは、高炭素鋼
線(JIS G 3502ピアノ線材)を素材として、
ゴムとの接着性を付与するために表面にブラス、銅、亜
鉛などの金属めっきを施し、直径0.1〜0.4mmまで
伸線加工したものを単撚り、複撚り、または層撚りした
ものであり、自動車タイヤ、コンベヤベルト、高圧ホー
スなどの補強材として広く用いられている。
線(JIS G 3502ピアノ線材)を素材として、
ゴムとの接着性を付与するために表面にブラス、銅、亜
鉛などの金属めっきを施し、直径0.1〜0.4mmまで
伸線加工したものを単撚り、複撚り、または層撚りした
ものであり、自動車タイヤ、コンベヤベルト、高圧ホー
スなどの補強材として広く用いられている。
【0003】自動車用ラジアルタイヤの補強に用いられ
る金属コードに対しての要求品質特性は、ゴムとの接着
性及び接着耐久性、耐食性、コードの各種機械的性能
(切断荷重、剛性、疲労性、柔軟性など)等である。こ
のうち、耐食性に関しては、金属めっきの厚さが極めて
薄いため、金属コードにゴム未被覆部があると、タイヤ
が走行中に石や釘などを踏んで傷付き、その傷が金属コ
ードまで達した場合、傷を伝って浸透した水分によりコ
ードが短期間に腐食し、切断荷重や耐疲労性が低下す
る。また、コードとゴムとの接着性が低下して剥離し、
タイヤのいわゆるセパレーションによる品質トラブルを
起こす恐れもある。
る金属コードに対しての要求品質特性は、ゴムとの接着
性及び接着耐久性、耐食性、コードの各種機械的性能
(切断荷重、剛性、疲労性、柔軟性など)等である。こ
のうち、耐食性に関しては、金属めっきの厚さが極めて
薄いため、金属コードにゴム未被覆部があると、タイヤ
が走行中に石や釘などを踏んで傷付き、その傷が金属コ
ードまで達した場合、傷を伝って浸透した水分によりコ
ードが短期間に腐食し、切断荷重や耐疲労性が低下す
る。また、コードとゴムとの接着性が低下して剥離し、
タイヤのいわゆるセパレーションによる品質トラブルを
起こす恐れもある。
【0004】単撚り構造の金属コードとして図5に示す
1×5、1×4、1×3のクローズドコード(C.
C.)がよく用いられるが、これらの金属コードは内部
にゴムが浸入せず、ゴム被覆がなされない中空スペース
が生じるため、水分の浸透で前述のような品質トラブル
を起こす。
1×5、1×4、1×3のクローズドコード(C.
C.)がよく用いられるが、これらの金属コードは内部
にゴムが浸入せず、ゴム被覆がなされない中空スペース
が生じるため、水分の浸透で前述のような品質トラブル
を起こす。
【0005】そこで、ゴムの浸透性を良くして未被覆部
を無くす試みがなされている。例えば、特開昭55−9
0692号では図6に示すように金属フィラメント1相
互間に隙間があるように撚り合わせたオープンコード
(O.C.)が提案され、また、特公昭58−3143
8号では図7に示すようにコード長手方向の各部で横断
面形状が異なるコード(以下平行2+2コードと云う)
が提案されている。このほかにも種々の撚り構造が提案
されているが、これ等については後述する。
を無くす試みがなされている。例えば、特開昭55−9
0692号では図6に示すように金属フィラメント1相
互間に隙間があるように撚り合わせたオープンコード
(O.C.)が提案され、また、特公昭58−3143
8号では図7に示すようにコード長手方向の各部で横断
面形状が異なるコード(以下平行2+2コードと云う)
が提案されている。このほかにも種々の撚り構造が提案
されているが、これ等については後述する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のオープンコード
や平行2+2コードの撚り構造は、コード内部へのゴム
浸透性を良くする目的で提案されているが、前者のオー
プンコードは低張力で伸び易いことから、タイヤ製造時
のコード引き揃えの為のカレンダー工程においてコード
に張力が加わると伸びると同時に金属フィラメントが互
いに引き寄せられ、そのために金属フィラメント相互間
の隙間が減少したり、無くなったりしてゴム浸入が不充
分になり易い。また、タイヤ成型後の加硫工程時の圧力
下でコードのふくらみが押し潰されて金属フィラメント
相互間の隙間が減少し、ゴムが浸入し難くなるといった
欠点がある。さらに、このようなオープンコードの製造
においても、撚りがあまいためコードの長手方向に亘っ
て均一な撚り構造を得るのは極めて難しく、金属フィラ
メント相互間の隙間が変化したり、コードの断面内にお
ける金属フィラメントの分布状態が不均一になったりし
て張力負荷によるコードの伸びが一定せず、カレンダー
工程のコード引き揃え時にコード間隔が不均一になると
いった欠点もある。
や平行2+2コードの撚り構造は、コード内部へのゴム
浸透性を良くする目的で提案されているが、前者のオー
プンコードは低張力で伸び易いことから、タイヤ製造時
のコード引き揃えの為のカレンダー工程においてコード
に張力が加わると伸びると同時に金属フィラメントが互
いに引き寄せられ、そのために金属フィラメント相互間
の隙間が減少したり、無くなったりしてゴム浸入が不充
分になり易い。また、タイヤ成型後の加硫工程時の圧力
下でコードのふくらみが押し潰されて金属フィラメント
相互間の隙間が減少し、ゴムが浸入し難くなるといった
欠点がある。さらに、このようなオープンコードの製造
においても、撚りがあまいためコードの長手方向に亘っ
て均一な撚り構造を得るのは極めて難しく、金属フィラ
メント相互間の隙間が変化したり、コードの断面内にお
ける金属フィラメントの分布状態が不均一になったりし
て張力負荷によるコードの伸びが一定せず、カレンダー
工程のコード引き揃え時にコード間隔が不均一になると
いった欠点もある。
【0007】一方、後者の平行2+2コードは、コード
内部へのゴム浸透性は良いが、コードの横断面をみると
長手方向の各部において凹凸が大きく円形に近くない為
に、カレンダー工程でコードがガイドローラ等を通過す
る際にコード間隔が変動して不均一になり易い。また、
耐疲労性が劣る問題がある。
内部へのゴム浸透性は良いが、コードの横断面をみると
長手方向の各部において凹凸が大きく円形に近くない為
に、カレンダー工程でコードがガイドローラ等を通過す
る際にコード間隔が変動して不均一になり易い。また、
耐疲労性が劣る問題がある。
【0008】この発明は、上述したカレンダー工程上で
の問題や耐疲労性の低下を招かずにコード内部へのゴム
浸透性を改良してゴム被覆率を高め、水分浸透による腐
食を防止してゴム物品の耐久性を向上させるゴム物品補
強用金属コードを提供することを目的とする。
の問題や耐疲労性の低下を招かずにコード内部へのゴム
浸透性を改良してゴム被覆率を高め、水分浸透による腐
食を防止してゴム物品の耐久性を向上させるゴム物品補
強用金属コードを提供することを目的とする。
【0009】ここで、前述の特開昭55−90692号
で提案されているオープンコードの問題点解決策とし
て、実公昭58−48392号は金属フィラメントが相
互に非接触状態の部分と隣接フィラメント同士接触状態
の部分を交互に配置したコードを提案し、また、特開昭
62−125084号や特開昭63−42985号は、
金属フィラメントが相互に非接触状態になっている部分
と、一部の金属フィラメントのみが隣接フィラメントに
接触している部分的な非接触部分とが不規則に分布した
コードを提案しているが、これらのコードには撚りがあ
まく金属フィラメントが相互に非接触状態となった部分
が含まれているので、この部分がカレンダー工程の張力
負荷で伸び易くなり、伸びの変動でコード引き揃えが不
均一になったり、ゴムが浸入し難くなるといった問題点
が残されている。
で提案されているオープンコードの問題点解決策とし
て、実公昭58−48392号は金属フィラメントが相
互に非接触状態の部分と隣接フィラメント同士接触状態
の部分を交互に配置したコードを提案し、また、特開昭
62−125084号や特開昭63−42985号は、
金属フィラメントが相互に非接触状態になっている部分
と、一部の金属フィラメントのみが隣接フィラメントに
接触している部分的な非接触部分とが不規則に分布した
コードを提案しているが、これらのコードには撚りがあ
まく金属フィラメントが相互に非接触状態となった部分
が含まれているので、この部分がカレンダー工程の張力
負荷で伸び易くなり、伸びの変動でコード引き揃えが不
均一になったり、ゴムが浸入し難くなるといった問題点
が残されている。
【0010】一方、撚りがあまいために生じるこれらの
問題点の解決策として、特開平2−307994号は、
3本以上の金属フィラメントの内1本以上のフィラメン
トを、一対のかみ合い状歯車の歯面間に通してジグザグ
状にくせ付けしたのち撚り合わせ、フィラメント間に設
けた隙間によってゴム浸透性を改善することを提案して
いるが、この方法は、金属フィラメントに付与された歯
型部に応力が集中し、曲げ疲労性が低下する。また、実
公昭60−6475号は、スパイラル状にくせ付けした
金属フィラメントをラッピング線で並行に束ねてフィラ
メント間に隙間を生じさせた安価な金属コードを提案し
ているが、これは撚り合わされていないので可撓性が充
分でなく、タイヤ製造時の成型性やタイヤ走行時の乗心
地性が悪くなるという欠点がある。さらに、実公平2−
20239号はくせ付けされていない2本撚りのコアの
周りにスパイラル状にくせ付けされた6本の金属フィラ
メントを撚り合わせた2層撚りの金属コード等を開示し
ているが、2本撚りのコアを作る工程とコアの周りに6
本の金属フィラメントを撚り合わせる工程の2つの工程
が必要であり、製造コストが高くなったり、また乗用車
用タイヤ等の比較的小さいタイヤに使用する場合撚り本
数が多くて金属コードの重量が重くなり過ぎるという問
題がある。
問題点の解決策として、特開平2−307994号は、
3本以上の金属フィラメントの内1本以上のフィラメン
トを、一対のかみ合い状歯車の歯面間に通してジグザグ
状にくせ付けしたのち撚り合わせ、フィラメント間に設
けた隙間によってゴム浸透性を改善することを提案して
いるが、この方法は、金属フィラメントに付与された歯
型部に応力が集中し、曲げ疲労性が低下する。また、実
公昭60−6475号は、スパイラル状にくせ付けした
金属フィラメントをラッピング線で並行に束ねてフィラ
メント間に隙間を生じさせた安価な金属コードを提案し
ているが、これは撚り合わされていないので可撓性が充
分でなく、タイヤ製造時の成型性やタイヤ走行時の乗心
地性が悪くなるという欠点がある。さらに、実公平2−
20239号はくせ付けされていない2本撚りのコアの
周りにスパイラル状にくせ付けされた6本の金属フィラ
メントを撚り合わせた2層撚りの金属コード等を開示し
ているが、2本撚りのコアを作る工程とコアの周りに6
本の金属フィラメントを撚り合わせる工程の2つの工程
が必要であり、製造コストが高くなったり、また乗用車
用タイヤ等の比較的小さいタイヤに使用する場合撚り本
数が多くて金属コードの重量が重くなり過ぎるという問
題がある。
【0011】この発明は、これ等の課題をも併せて解決
しようとするものである。
しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、表面に金属めっきを施した3〜5本
の金属フィラメントを単撚り構造に撚り合わせて成るゴ
ム物品補強用金属コードであって、各金属フィラメント
が撚りの締まった状態に撚り合わされており、その中の
少なくとも1本の金属フィラメントが撚り合せ状態にお
いて撚り合わせくせ以外に、ピッチpが撚りピッチPの
0.20〜0.45倍、フィラメント径方向の高さhが
0.02〜0.15mmで波の巻き方向が撚り合わせ方向
と同じ向きの螺旋波状のくせを有し、さらに、このよう
な小さいくせを有する金属フィラメントと隣接フィラメ
ント間に隙間のある部分が生ずるようにしたものであ
る。このような金属コードは、撚り合わせる前に、少な
くとも1本の金属フィラメントにピッチp1 が撚りピッ
チPの0.25〜0.80倍、フィラメント径方向の高
さh1 が0.15〜0.40mmの螺旋波状のくせを撚り
合わせる方向と同じ向きに施したのち、各金属フィラメ
ントを撚り合わせることによって得られる。
を解決するために、表面に金属めっきを施した3〜5本
の金属フィラメントを単撚り構造に撚り合わせて成るゴ
ム物品補強用金属コードであって、各金属フィラメント
が撚りの締まった状態に撚り合わされており、その中の
少なくとも1本の金属フィラメントが撚り合せ状態にお
いて撚り合わせくせ以外に、ピッチpが撚りピッチPの
0.20〜0.45倍、フィラメント径方向の高さhが
0.02〜0.15mmで波の巻き方向が撚り合わせ方向
と同じ向きの螺旋波状のくせを有し、さらに、このよう
な小さいくせを有する金属フィラメントと隣接フィラメ
ント間に隙間のある部分が生ずるようにしたものであ
る。このような金属コードは、撚り合わせる前に、少な
くとも1本の金属フィラメントにピッチp1 が撚りピッ
チPの0.25〜0.80倍、フィラメント径方向の高
さh1 が0.15〜0.40mmの螺旋波状のくせを撚り
合わせる方向と同じ向きに施したのち、各金属フィラメ
ントを撚り合わせることによって得られる。
【0013】かかる金属コードは、各金属フィラメント
の撚りピッチを5〜20mmの範囲で同一にするのが望ま
しい。5mm未満ではコード製造時の生産性が低下し、逆
に20mmを越えるとコード切断時の端末ばらけや可撓性
の低下が生じる。実用的には8〜16mmの撚りピッチが
推奨される。また、金属フィラメントの線径は0.1〜
0.4mmの範囲が好ましく、異なった線径をもつ2種類
以上の金属フィラメントを撚り合わせても良い。
の撚りピッチを5〜20mmの範囲で同一にするのが望ま
しい。5mm未満ではコード製造時の生産性が低下し、逆
に20mmを越えるとコード切断時の端末ばらけや可撓性
の低下が生じる。実用的には8〜16mmの撚りピッチが
推奨される。また、金属フィラメントの線径は0.1〜
0.4mmの範囲が好ましく、異なった線径をもつ2種類
以上の金属フィラメントを撚り合わせても良い。
【0014】
【作用】この発明の金属コードは、撚りの締まった状態
に撚り合わせてあり、この状態で撚り合わせくせ以外に
小さい波状のくせを有する金属フィラメントが隣接フィ
ラメントに対し局部的にほぼ接触して接触点間において
隣接フィラメントとの間に内部へのゴム浸入に必要な隙
間を生じさせる。従って、オープンコード等の撚りのあ
まいコードと違って低荷重域での伸びが大きくならず、
カレンダー工程で金属フィラメントが引き寄せられてフ
ィラメント間の隙間が閉じられたり、伸びの不安定さに
よって引き揃え時にコード間隔が不均一になることがな
い。また、未撚り合わせコードのように可撓性が不足す
ることもない。さらに、小さな螺旋波状のくせ付けを施
しているので曲げ疲労性の低下や撚りの安定性の悪化も
無い。また、撚り合わせ前の螺旋波状のくせは、複数本
の金属フィラメントに同時に付与する場合仮撚装置を用
いて仮撚り、解撚りで形成したり、あるいは個々の金属
フィラメントに付与する場合くせ付けピンでくせ付けし
ながらそのピンを金属フィラメントの軸方向の周りに回
転させて金属フィラメントにひねりを加えることによっ
て形成でき、容易に得られるので製造面で不利になるこ
ともない。
に撚り合わせてあり、この状態で撚り合わせくせ以外に
小さい波状のくせを有する金属フィラメントが隣接フィ
ラメントに対し局部的にほぼ接触して接触点間において
隣接フィラメントとの間に内部へのゴム浸入に必要な隙
間を生じさせる。従って、オープンコード等の撚りのあ
まいコードと違って低荷重域での伸びが大きくならず、
カレンダー工程で金属フィラメントが引き寄せられてフ
ィラメント間の隙間が閉じられたり、伸びの不安定さに
よって引き揃え時にコード間隔が不均一になることがな
い。また、未撚り合わせコードのように可撓性が不足す
ることもない。さらに、小さな螺旋波状のくせ付けを施
しているので曲げ疲労性の低下や撚りの安定性の悪化も
無い。また、撚り合わせ前の螺旋波状のくせは、複数本
の金属フィラメントに同時に付与する場合仮撚装置を用
いて仮撚り、解撚りで形成したり、あるいは個々の金属
フィラメントに付与する場合くせ付けピンでくせ付けし
ながらそのピンを金属フィラメントの軸方向の周りに回
転させて金属フィラメントにひねりを加えることによっ
て形成でき、容易に得られるので製造面で不利になるこ
ともない。
【0015】このように、この発明によれば、ゴム物品
補強用金属コードに要求される他の諸特性に悪影響を及
ぼさずにゴムの浸透性を改善することができ、ゴム物品
の格段の耐久性向上につながる。
補強用金属コードに要求される他の諸特性に悪影響を及
ぼさずにゴムの浸透性を改善することができ、ゴム物品
の格段の耐久性向上につながる。
【0016】ここで、撚り合わせ状態での波状のくせに
ついて、そのピッチを金属コードの撚りピッチの0.2
0〜0.45倍、フィラメント径方向のくせ付け高さを
0.02〜0.15mmとしたのは以下の理由による。即
ち、くせ付けのピッチが大き過ぎるとコード撚り合わせ
時に各種ガイドとの摩擦抵抗などによりくせが消えてゴ
ム浸入に必要なフィラメント間隙間の保持が難しくな
る。また、そのピッチが小さ過ぎると金属フィラメント
のねじり量が大きくなってコード強力の低下が著しくな
ったり、フィラメント間隙間部分が少なくなってゴムの
浸透性が低下したりする。これらの不具合を回避する上
で好ましい値として、撚りピッチの0.20〜0.45
倍のくせ付けピッチpを選んだ。また、くせ付けの径方
向の大きさ(くせ付け高さ)hは、フィラメント間に
0.02mm以上の隙間があればゴムの浸入は起こるので、
フィラメント間の最大隙間にほぼ相応するくせ付け高さ
の下限を0.02mmとした。くせ付け高さは過大である
とコードの撚り均一性の維持が難しくなったり、低荷重
域での伸びが大きくなったり、さらにコード断面での凹
凸が大きくなってタイヤ製造のカレンダー工程での品質
維持が難しくなるので、上限を0.15mmとした。
ついて、そのピッチを金属コードの撚りピッチの0.2
0〜0.45倍、フィラメント径方向のくせ付け高さを
0.02〜0.15mmとしたのは以下の理由による。即
ち、くせ付けのピッチが大き過ぎるとコード撚り合わせ
時に各種ガイドとの摩擦抵抗などによりくせが消えてゴ
ム浸入に必要なフィラメント間隙間の保持が難しくな
る。また、そのピッチが小さ過ぎると金属フィラメント
のねじり量が大きくなってコード強力の低下が著しくな
ったり、フィラメント間隙間部分が少なくなってゴムの
浸透性が低下したりする。これらの不具合を回避する上
で好ましい値として、撚りピッチの0.20〜0.45
倍のくせ付けピッチpを選んだ。また、くせ付けの径方
向の大きさ(くせ付け高さ)hは、フィラメント間に
0.02mm以上の隙間があればゴムの浸入は起こるので、
フィラメント間の最大隙間にほぼ相応するくせ付け高さ
の下限を0.02mmとした。くせ付け高さは過大である
とコードの撚り均一性の維持が難しくなったり、低荷重
域での伸びが大きくなったり、さらにコード断面での凹
凸が大きくなってタイヤ製造のカレンダー工程での品質
維持が難しくなるので、上限を0.15mmとした。
【0017】一方、このような撚り合わせ状態での小さ
な波状のくせを得るための撚り合わせ前の波状のくせ付
け高さh1 を0.15〜0.40mmとし、螺旋波を撚り
合わせ方向と同じ向きに限定したのは以下の理由によ
る。まず、螺旋波の向きを撚り合わせ方向と同じにする
ことが極めて重要である。反対方向にすると、螺旋波状
のくせが撚り合わせ時に戻されてくせ付けピッチが大き
くなるので撚り合わせ状態のくせ付けピッチよりも更に
細かい波状のくせを付ける必要があり、製造が難しくな
るだけでなく、波状のくせの戻りも不均一になり易く、
特にバンチャー型撚り線機では撚りが安定しにくい。同
じ方向にすると、螺旋波状のくせが撚り合わせ時に付加
されてくせ付けピッチが小さくなるので、撚り合わせ状
態のくせ付けピッチより大きい波状のくせを付ければよ
く、製造が容易になる。また、撚りも安定する。従っ
て、撚り合わせ前の波状のくせ付けピッチp1 は撚り合
わせ時の付加量を考慮して撚り合わせ状態のくせ付けピ
ッチpよりも大きくし、撚りピッチの0.25〜0.8
0倍とした。また、くせ付け高さh1 は、撚り合わせ過
程でくせ付けピッチの減少に伴い小さくなると共に、撚
り合わせローラや撚り合わせ後の伸直ローラ等の接触に
よるしごきでさらに低下するので、これらの低下量を考
慮して撚り合わせ状態のくせ付け高さhよりも大きい
0.15〜0.40mmとした。
な波状のくせを得るための撚り合わせ前の波状のくせ付
け高さh1 を0.15〜0.40mmとし、螺旋波を撚り
合わせ方向と同じ向きに限定したのは以下の理由によ
る。まず、螺旋波の向きを撚り合わせ方向と同じにする
ことが極めて重要である。反対方向にすると、螺旋波状
のくせが撚り合わせ時に戻されてくせ付けピッチが大き
くなるので撚り合わせ状態のくせ付けピッチよりも更に
細かい波状のくせを付ける必要があり、製造が難しくな
るだけでなく、波状のくせの戻りも不均一になり易く、
特にバンチャー型撚り線機では撚りが安定しにくい。同
じ方向にすると、螺旋波状のくせが撚り合わせ時に付加
されてくせ付けピッチが小さくなるので、撚り合わせ状
態のくせ付けピッチより大きい波状のくせを付ければよ
く、製造が容易になる。また、撚りも安定する。従っ
て、撚り合わせ前の波状のくせ付けピッチp1 は撚り合
わせ時の付加量を考慮して撚り合わせ状態のくせ付けピ
ッチpよりも大きくし、撚りピッチの0.25〜0.8
0倍とした。また、くせ付け高さh1 は、撚り合わせ過
程でくせ付けピッチの減少に伴い小さくなると共に、撚
り合わせローラや撚り合わせ後の伸直ローラ等の接触に
よるしごきでさらに低下するので、これらの低下量を考
慮して撚り合わせ状態のくせ付け高さhよりも大きい
0.15〜0.40mmとした。
【0018】なお、螺旋波状くせのくせ付けピッチ及び
くせ付け高さは図4に示すように定義するものである。
撚り合わせ状態でのくせ付け高さhは小さい場合直接的
には測定し難いので、金属コードの数多くの断面観察に
よるくせ付けフィラメントとくせ付けしていないフィラ
メントの中心間における隙間の最大値より求めた。
くせ付け高さは図4に示すように定義するものである。
撚り合わせ状態でのくせ付け高さhは小さい場合直接的
には測定し難いので、金属コードの数多くの断面観察に
よるくせ付けフィラメントとくせ付けしていないフィラ
メントの中心間における隙間の最大値より求めた。
【0019】小さい波状のくせ付けは金属コードを構成
する全ての金属フィラメントに施す必要はなく、少なく
とも1本の金属フィラメントでもゴム浸透性は改善され
る。ゴム浸透性の向上面ではくせ付けを施す金属フィラ
メントは多いほど良いが、くせ付けフィラメント数が多
くなるにつれて低荷重域での伸びが大きくなるので何本
のフィラメントにくせ付けするかはくせ付けの形状やカ
レンダー工程での製造条件等を考慮して決める。
する全ての金属フィラメントに施す必要はなく、少なく
とも1本の金属フィラメントでもゴム浸透性は改善され
る。ゴム浸透性の向上面ではくせ付けを施す金属フィラ
メントは多いほど良いが、くせ付けフィラメント数が多
くなるにつれて低荷重域での伸びが大きくなるので何本
のフィラメントにくせ付けするかはくせ付けの形状やカ
レンダー工程での製造条件等を考慮して決める。
【0020】最近のタイヤ技術では、自動車の低燃費化
に対処して軽量化が重要な開発テーマの1つになってき
ており、そのため金属コードも金属フィラメントの線径
を太くして撚り本数を少なくしたものが必要となってい
る。この中で、3本の金属フィラメントを撚り合わせた
金属コードの場合、単に締まった状態で撚り合わせると
コード内部にゴムが浸入しない中空スペースが生じる。
このために本発明ではフィラメント間に局部的に隙間を
設けており、この構造であれば、3本撚り金属コードに
関しても他の品質性能を損なわずにゴム浸透性を改善す
ることができる。
に対処して軽量化が重要な開発テーマの1つになってき
ており、そのため金属コードも金属フィラメントの線径
を太くして撚り本数を少なくしたものが必要となってい
る。この中で、3本の金属フィラメントを撚り合わせた
金属コードの場合、単に締まった状態で撚り合わせると
コード内部にゴムが浸入しない中空スペースが生じる。
このために本発明ではフィラメント間に局部的に隙間を
設けており、この構造であれば、3本撚り金属コードに
関しても他の品質性能を損なわずにゴム浸透性を改善す
ることができる。
【0021】この3本撚り金属コードについて詳しく説
明すると、本発明では、線径0.27〜0.32mmの3
本の金属フィラメントを用い、撚り合わせる前に1本の
金属フィラメントのみにピッチp1 が撚りピッチPの
0.25〜0.75倍、フィラメント径方向の高さh1
が0.15〜0.40mmの螺旋波状のくせを撚り合わせ
方向と同じ向きに施したのち、3本の金属フィラメント
を撚りピッチP=10〜16mmで締まった状態に撚り合
わせて前記波状のくせを施した金属フィラメントが撚り
合わせ後に撚り合わせくせ以外にピッチpが撚りピッチ
Pの0.20〜0.43倍、フィラメント径方向の高さ
hが0.02〜0.15mmの螺旋波状の小さいくせをも
つようにし、このような小さいくせを有する金属フィラ
メントと隣接フィラメント間に最大部の数値がおよそ
0.02〜0.15mmの隙間と各金属フィラメントが相
互にほぼ接触する部分とが存在するようにしたものであ
る。
明すると、本発明では、線径0.27〜0.32mmの3
本の金属フィラメントを用い、撚り合わせる前に1本の
金属フィラメントのみにピッチp1 が撚りピッチPの
0.25〜0.75倍、フィラメント径方向の高さh1
が0.15〜0.40mmの螺旋波状のくせを撚り合わせ
方向と同じ向きに施したのち、3本の金属フィラメント
を撚りピッチP=10〜16mmで締まった状態に撚り合
わせて前記波状のくせを施した金属フィラメントが撚り
合わせ後に撚り合わせくせ以外にピッチpが撚りピッチ
Pの0.20〜0.43倍、フィラメント径方向の高さ
hが0.02〜0.15mmの螺旋波状の小さいくせをも
つようにし、このような小さいくせを有する金属フィラ
メントと隣接フィラメント間に最大部の数値がおよそ
0.02〜0.15mmの隙間と各金属フィラメントが相
互にほぼ接触する部分とが存在するようにしたものであ
る。
【0022】この3本撚り金属コードの数値限定理由に
ついて述べると、金属フィラメントの直径は、4〜5本
撚りの場合0.22〜0.25mmがよく用いられるが、
撚り本数の少ない3本撚りの場合金属コードの切断荷重
や剛性を維持する為に太くする必要があるので、0.2
7〜0.32mmとした。螺旋波状のくせ付けを1本の金
属フィラメントだけに限定したのは、3本撚りの場合撚
りの締まった状態での中空スペースが小さいのでわずか
なフィラメント間隙間でもゴム浸入が充分可能であるか
らであり、低荷重域での伸びを極力小さくする上からも
1本の金属フィラメントに限定した。また、撚り合わせ
前及び撚り合わせ後の波状のくせ付けピッチやくせ付け
高さをそれぞれ限定したのは、ピッチが大き過ぎるとく
せが消えてゴムの浸入可能なフィラメント間隙間を確保
できず、逆に小さ過ぎると金属フィラメントに加わるね
じれ量が大きくなってコード強力の低下を起こしたり、
フィラメント隙間部分が少なくなってゴムの浸透性が低
下するからである。くせ付け高さは撚り合わせ状態でゴ
ムが浸入する最低のフィラメント間隙間があれば充分で
あり、また大きくなり過ぎると撚りの不均一さや低荷重
域での伸び増加などの問題が生じる。撚り合わせ前のく
せ付けピッチやくせ付け高さは撚り合わせによる減少を
考慮して撚り合わせ後の場合より大きくする必要があ
る。
ついて述べると、金属フィラメントの直径は、4〜5本
撚りの場合0.22〜0.25mmがよく用いられるが、
撚り本数の少ない3本撚りの場合金属コードの切断荷重
や剛性を維持する為に太くする必要があるので、0.2
7〜0.32mmとした。螺旋波状のくせ付けを1本の金
属フィラメントだけに限定したのは、3本撚りの場合撚
りの締まった状態での中空スペースが小さいのでわずか
なフィラメント間隙間でもゴム浸入が充分可能であるか
らであり、低荷重域での伸びを極力小さくする上からも
1本の金属フィラメントに限定した。また、撚り合わせ
前及び撚り合わせ後の波状のくせ付けピッチやくせ付け
高さをそれぞれ限定したのは、ピッチが大き過ぎるとく
せが消えてゴムの浸入可能なフィラメント間隙間を確保
できず、逆に小さ過ぎると金属フィラメントに加わるね
じれ量が大きくなってコード強力の低下を起こしたり、
フィラメント隙間部分が少なくなってゴムの浸透性が低
下するからである。くせ付け高さは撚り合わせ状態でゴ
ムが浸入する最低のフィラメント間隙間があれば充分で
あり、また大きくなり過ぎると撚りの不均一さや低荷重
域での伸び増加などの問題が生じる。撚り合わせ前のく
せ付けピッチやくせ付け高さは撚り合わせによる減少を
考慮して撚り合わせ後の場合より大きくする必要があ
る。
【0023】3本撚り金属コードの場合、内部へのゴム
浸入を充分に確保し、かつ低荷重域伸びをできるだけ小
さくするには、くせ付け高さを撚り合わせ前で0.20
〜0.30mmにすることによって撚り合わせ後で0.0
3〜0.08mmにすることがより好ましく、また、2k
gfの引張荷重付加時のコードの伸びについては0.0
8〜0.10%にすることが好ましい。
浸入を充分に確保し、かつ低荷重域伸びをできるだけ小
さくするには、くせ付け高さを撚り合わせ前で0.20
〜0.30mmにすることによって撚り合わせ後で0.0
3〜0.08mmにすることがより好ましく、また、2k
gfの引張荷重付加時のコードの伸びについては0.0
8〜0.10%にすることが好ましい。
【0024】
【実施例1】図1(a)〜(c)に示すように、特定フ
ィラメントに小さい螺旋波状のくせ付けを施した本発明
による金属コードを製作した。
ィラメントに小さい螺旋波状のくせ付けを施した本発明
による金属コードを製作した。
【0025】図1(a)の金属コード3(発明品1)
は、直径0.28mmのブラスめっき金属フィラメントの
3本を撚りピッチP=15mmで撚り合わせたものであ
る。これは2本の金属フィラメント2、2に撚り合わせ
前に撚りピッチの0.45倍のピッチ、及びくせ付け高
さ0.29mmで撚り合わせ方向に螺旋波状のくせ付けを
施したのち、他1本のくせ付けしていない金属フィラメ
ント1と撚りの締まった状態に撚り合わせて得られた1
×3×0.28セミコンパクトコード(S.C.C.)
である。
は、直径0.28mmのブラスめっき金属フィラメントの
3本を撚りピッチP=15mmで撚り合わせたものであ
る。これは2本の金属フィラメント2、2に撚り合わせ
前に撚りピッチの0.45倍のピッチ、及びくせ付け高
さ0.29mmで撚り合わせ方向に螺旋波状のくせ付けを
施したのち、他1本のくせ付けしていない金属フィラメ
ント1と撚りの締まった状態に撚り合わせて得られた1
×3×0.28セミコンパクトコード(S.C.C.)
である。
【0026】図1(b)の金属コード(発明品2)は、
直径0.25mmのブラスめっき金属フィラメントの4本
を撚りピッチ12mmで撚り合わせたものである。2本の
金属フィラメント2に撚り合わせ前に撚りピッチの0.
53倍のピッチ、及びくせ付け高さ0.29mmで撚り合
わせる方向に螺旋波状のくせ付けを施し、これを他2本
のくせ付けしていない金属フィラメント1と撚りの締ま
った状態に撚り合わせて得られた1×4×0.25S.
C.C.である。
直径0.25mmのブラスめっき金属フィラメントの4本
を撚りピッチ12mmで撚り合わせたものである。2本の
金属フィラメント2に撚り合わせ前に撚りピッチの0.
53倍のピッチ、及びくせ付け高さ0.29mmで撚り合
わせる方向に螺旋波状のくせ付けを施し、これを他2本
のくせ付けしていない金属フィラメント1と撚りの締ま
った状態に撚り合わせて得られた1×4×0.25S.
C.C.である。
【0027】図1(c)の金属コード(発明品3)は、
直径0.25mmのブラスめっき金属フィラメントの5本
を撚りピッチ10mmで撚り合わせたものである。これは
3本の金属フィラメント2に撚り合わせ前に撚りピッチ
の0.58倍のピッチ、及びくせ付け高さ0.29mmで
撚り合わせ方向に螺旋波状のくせ付けを施したのち、他
2本のくせ付けしていない金属フィラメント1と撚りの
締まった状態に撚り合わせて得られた1×5×0.25
S.C.C.である。
直径0.25mmのブラスめっき金属フィラメントの5本
を撚りピッチ10mmで撚り合わせたものである。これは
3本の金属フィラメント2に撚り合わせ前に撚りピッチ
の0.58倍のピッチ、及びくせ付け高さ0.29mmで
撚り合わせ方向に螺旋波状のくせ付けを施したのち、他
2本のくせ付けしていない金属フィラメント1と撚りの
締まった状態に撚り合わせて得られた1×5×0.25
S.C.C.である。
【0028】また、図2(a)〜(c)に示すように全
ての金属フィラメント2に小さい波状のくせ付けを施し
た本発明による金属コードも製作した。図2(a)の金
属コード(発明品4)は、直径0.28mmの3本の金属
フィラメントに撚り合わせ前に撚りピッチPの0.5倍
のピッチ、及びくせ付け高さ0.22mmで撚り合わせ方
向にくせ付けしたのち、これを撚りの締まった状態で撚
りピッチ15mmで撚り合わせたもので、1×3×0.2
8S.C.C.である。図2(b)の金属コード(発明
品5)は、直径0.25mmの4本の金属フィラメントに
撚り合わせ前に撚りピッチの0.55倍のピッチ、及び
くせ付け高さ0.22mmで撚り合わせ方向にくせ付けを
行い、これを撚りの締まった状態で撚りピッチ12mmで
撚り合わせたもので、1×4×0.25S.C.C.で
ある。図2(c)の金属コード(発明品6)は、直径
0.25mmの5本の金属フィラメントに撚り合わせ前に
撚りピッチの0.61倍のピッチ、及びくせ付け高さ
0.22mmで撚り合わせ方向にくせ付けしたのち、撚り
の締まった状態で撚りピッチ10mmで撚り合わせたもの
で、1×5×0.25S.C.C.である。
ての金属フィラメント2に小さい波状のくせ付けを施し
た本発明による金属コードも製作した。図2(a)の金
属コード(発明品4)は、直径0.28mmの3本の金属
フィラメントに撚り合わせ前に撚りピッチPの0.5倍
のピッチ、及びくせ付け高さ0.22mmで撚り合わせ方
向にくせ付けしたのち、これを撚りの締まった状態で撚
りピッチ15mmで撚り合わせたもので、1×3×0.2
8S.C.C.である。図2(b)の金属コード(発明
品5)は、直径0.25mmの4本の金属フィラメントに
撚り合わせ前に撚りピッチの0.55倍のピッチ、及び
くせ付け高さ0.22mmで撚り合わせ方向にくせ付けを
行い、これを撚りの締まった状態で撚りピッチ12mmで
撚り合わせたもので、1×4×0.25S.C.C.で
ある。図2(c)の金属コード(発明品6)は、直径
0.25mmの5本の金属フィラメントに撚り合わせ前に
撚りピッチの0.61倍のピッチ、及びくせ付け高さ
0.22mmで撚り合わせ方向にくせ付けしたのち、撚り
の締まった状態で撚りピッチ10mmで撚り合わせたもの
で、1×5×0.25S.C.C.である。
【0029】本発明の金属コードの特徴について、図1
(c)に示す発明品3を例に挙げて説明すると、くせ付
けした金属フィラメント2は小円aに内接しながらフィ
ラメントの長手方向に小さな螺旋を描き、さらにこの状
態で大円Aに内接しながらコードの長手方向に大きな螺
旋を描いた状態になっている。従って、隣接フィラメン
トとの間に、小円aと金属フィラメント2との径差(こ
れがくせ付け高さの残存量hになる)による隙間が生じ
て、ゴムが金属コードの内部へ浸入する。また、金属フ
ィラメント2に付与されたくせは小さな螺旋波状を呈し
ているので曲げ疲労性が低下することがない。
(c)に示す発明品3を例に挙げて説明すると、くせ付
けした金属フィラメント2は小円aに内接しながらフィ
ラメントの長手方向に小さな螺旋を描き、さらにこの状
態で大円Aに内接しながらコードの長手方向に大きな螺
旋を描いた状態になっている。従って、隣接フィラメン
トとの間に、小円aと金属フィラメント2との径差(こ
れがくせ付け高さの残存量hになる)による隙間が生じ
て、ゴムが金属コードの内部へ浸入する。また、金属フ
ィラメント2に付与されたくせは小さな螺旋波状を呈し
ているので曲げ疲労性が低下することがない。
【0030】上記実施例の各金属コードとの比較のため
に、図5(a)に示すように、直径0.25mmの5本の
金属フィラメント1を撚りの締まった状態に撚り合わせ
た比較例1の1×5×0.25クローズドコード(C.
C.)、並びに図6に示すように撚りの甘い状態で撚り
合わせた比較例2の1×5×0.25オープンコード
(O.C.)を製作した。また、歯形のピッチ及び高さ
がいずれも3mmの一対の噛み合い状歯面間に5本の金属
フィラメントを通してジグザグ状に型付けした後に撚り
合わせた比較例3の1×3波付けコード(W.C.)も
製作した。これらの比較例はいずれも撚りピッチを10
mmとした。
に、図5(a)に示すように、直径0.25mmの5本の
金属フィラメント1を撚りの締まった状態に撚り合わせ
た比較例1の1×5×0.25クローズドコード(C.
C.)、並びに図6に示すように撚りの甘い状態で撚り
合わせた比較例2の1×5×0.25オープンコード
(O.C.)を製作した。また、歯形のピッチ及び高さ
がいずれも3mmの一対の噛み合い状歯面間に5本の金属
フィラメントを通してジグザグ状に型付けした後に撚り
合わせた比較例3の1×3波付けコード(W.C.)も
製作した。これらの比較例はいずれも撚りピッチを10
mmとした。
【0031】以上の各金属コードについて、耐食性の代
用特性であるコード内部のゴム被覆率と、低荷重域伸度
及び曲げ疲労性を調査した。その結果を表1に併せて示
す。
用特性であるコード内部のゴム被覆率と、低荷重域伸度
及び曲げ疲労性を調査した。その結果を表1に併せて示
す。
【0032】
【表1】
【0033】表1から判るように、発明品1〜6はいず
れも比較例に比べてゴム浸透度の良否で決まるゴム被覆
率が大きく、低荷重域伸度は小さい。また、曲げ疲労性
はクローズドコード(C.C.)と比較して同水準の結
果が得られている。
れも比較例に比べてゴム浸透度の良否で決まるゴム被覆
率が大きく、低荷重域伸度は小さい。また、曲げ疲労性
はクローズドコード(C.C.)と比較して同水準の結
果が得られている。
【0034】
【実施例2】図3に示すように、直径0.28mmのブラ
スめっきした金属フィラメント3本を撚りピッチ12.
5mmで撚り合わせた金属コードにおいて、1本の金属フ
ィラメントだけ撚り合わせくせ以外に小さい波状のくせ
を有する金属コード1×3×0.28S.C.C.を製
作した。この際、1本の金属フィラメントに撚り合わせ
前に施す波状のくせ付けのピッチp1 とくせ付け高さh
1 を変えて、撚り合わせ後のくせ付けフィラメントと隣
接フィラメント間の隙間状態を種々変えた金属コードを
製作した。撚り合わせ前に施す螺旋波状のくせは、本発
明では撚り合わせ方向と同じ向きにするが、比較のため
に逆の方向にくせ付けしたのち撚り合わせた金属コード
も製作した。本発明による金属コードは、図3に示すよ
うにくせ付けした金属フィラメント2が小円aに内接し
ながらフィラメント長手方向に小さな螺旋を描いている
ので、隣接フィラメントとの間には、小円aと金属フィ
ラメント2との径差による隙間が生じてゴムが金属コー
ド内部へ浸入する。小円aに内接するくせ付け金属フィ
ラメント2の位置によっては、隣接フィラメントとの間
がほぼ閉ざされてしまう中空スペース部が局部的にでき
るが、この中空スペース部には近傍の隙間存在部分から
加硫圧によってゴムが流れ込んでくるのでこのような構
造でもコードのゴム被覆率は高まる。
スめっきした金属フィラメント3本を撚りピッチ12.
5mmで撚り合わせた金属コードにおいて、1本の金属フ
ィラメントだけ撚り合わせくせ以外に小さい波状のくせ
を有する金属コード1×3×0.28S.C.C.を製
作した。この際、1本の金属フィラメントに撚り合わせ
前に施す波状のくせ付けのピッチp1 とくせ付け高さh
1 を変えて、撚り合わせ後のくせ付けフィラメントと隣
接フィラメント間の隙間状態を種々変えた金属コードを
製作した。撚り合わせ前に施す螺旋波状のくせは、本発
明では撚り合わせ方向と同じ向きにするが、比較のため
に逆の方向にくせ付けしたのち撚り合わせた金属コード
も製作した。本発明による金属コードは、図3に示すよ
うにくせ付けした金属フィラメント2が小円aに内接し
ながらフィラメント長手方向に小さな螺旋を描いている
ので、隣接フィラメントとの間には、小円aと金属フィ
ラメント2との径差による隙間が生じてゴムが金属コー
ド内部へ浸入する。小円aに内接するくせ付け金属フィ
ラメント2の位置によっては、隣接フィラメントとの間
がほぼ閉ざされてしまう中空スペース部が局部的にでき
るが、この中空スペース部には近傍の隙間存在部分から
加硫圧によってゴムが流れ込んでくるのでこのような構
造でもコードのゴム被覆率は高まる。
【0035】さらに、比較のために、直径0.28mmの
3本の金属フィラメントを撚りの締まった状態で撚り合
わせた図5(c)の1×3×0.28C.C.、並びに
撚りの甘い状態で撚り合わせた1×3×0.28O.
C.を製作した。
3本の金属フィラメントを撚りの締まった状態で撚り合
わせた図5(c)の1×3×0.28C.C.、並びに
撚りの甘い状態で撚り合わせた1×3×0.28O.
C.を製作した。
【0036】以上の各種金属コードについて、耐食性の
代用特性であるコード内部のゴム被覆率と低荷重域伸度
を実施例1と同一条件にて調査した。その結果を表2に
併せて示す。
代用特性であるコード内部のゴム被覆率と低荷重域伸度
を実施例1と同一条件にて調査した。その結果を表2に
併せて示す。
【0037】
【表2】
【0038】表2から判るように、本発明品のコードは
いずれもゴム被覆率が60%以上あり、従来の比較例4
のクローズドコードより大きい。また、低荷重域伸度は
従来の比較例5のオープンコードより小さくなってい
る。自動車用タイヤに使用する金属コードの耐食性やタ
イヤ製造のカレンダー工程での品質をより一層高めるに
は、ゴム被覆率を80%以上、コード1本当り2kgf
の引張荷重を負荷したときの低荷重域伸度を0.10%
以下にすることが望まれるので、撚り合わせ前の波状く
せ付けの形状については、ピッチp1 を撚りピッチの
0.25〜0.65倍、くせ付け高さh1 を0.20〜
0.30mmにして、撚り合わせることが好ましい。
いずれもゴム被覆率が60%以上あり、従来の比較例4
のクローズドコードより大きい。また、低荷重域伸度は
従来の比較例5のオープンコードより小さくなってい
る。自動車用タイヤに使用する金属コードの耐食性やタ
イヤ製造のカレンダー工程での品質をより一層高めるに
は、ゴム被覆率を80%以上、コード1本当り2kgf
の引張荷重を負荷したときの低荷重域伸度を0.10%
以下にすることが望まれるので、撚り合わせ前の波状く
せ付けの形状については、ピッチp1 を撚りピッチの
0.25〜0.65倍、くせ付け高さh1 を0.20〜
0.30mmにして、撚り合わせることが好ましい。
【0039】さらに、比較例7及び比較例8での結果か
ら判るように、撚り合わせ前の波状くせ付けの向きが撚
り合わせ方向と異なると、撚り合わせ後のくせ付けピッ
チが大きく、かつくせ付け高さが非常に小さくなるの
で、ゴム被覆率が極めて悪くなる。この場合、くせ付け
ピッチをより小さく、またくせ付け高さをより大きくす
る必要があるが、前者では金属フィラメントのねじり量
が大きくなって強度が低下したり、また後者では撚り均
一性の維持ができないという問題が生じる。従って、波
状くせ付け方向を撚り合わせ方向と同じにすることが極
めて重要である。
ら判るように、撚り合わせ前の波状くせ付けの向きが撚
り合わせ方向と異なると、撚り合わせ後のくせ付けピッ
チが大きく、かつくせ付け高さが非常に小さくなるの
で、ゴム被覆率が極めて悪くなる。この場合、くせ付け
ピッチをより小さく、またくせ付け高さをより大きくす
る必要があるが、前者では金属フィラメントのねじり量
が大きくなって強度が低下したり、また後者では撚り均
一性の維持ができないという問題が生じる。従って、波
状くせ付け方向を撚り合わせ方向と同じにすることが極
めて重要である。
【0040】表2に示す本発明の金属コードは、直径
0.28mmの金属フィラメント3本を撚りピッチ12.
5mmで撚り合わせたものであるが、直径0.27mm、
0.30mm、0.32mm、並びに撚りピッチ10mm、1
5mmでも同様の結果を得ている。
0.28mmの金属フィラメント3本を撚りピッチ12.
5mmで撚り合わせたものであるが、直径0.27mm、
0.30mm、0.32mm、並びに撚りピッチ10mm、1
5mmでも同様の結果を得ている。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の金属コ
ードは、各金属フィラメントを撚りの締まった状態に撚
り合わせ、さらに、その中の少なくとも1本が撚り合わ
せ後も撚り合わせくせ以外に小さな波状のくせを保持す
るようにしてコード内部へのゴム浸入のための隙間を生
じさせたので、ゴム浸透性が良好で耐食性が改善され、
さらに、低荷重域での伸びが小さいためカレンダー工程
での品質問題が解消され、さらに、くせ付けが容易で、
コードの撚り等も安定すると云う効果がある。特に、自
動車用タイヤの軽量化に有効な直径を大きくし、かつ撚
り本数を減らした3本撚り金属コードでは、わずか1本
の金属フィラメントに小さい波状くせ付けを施すだけ
で、ゴム浸透性が良くて低荷重域伸びも小さい金属コー
ドを得ることができる。
ードは、各金属フィラメントを撚りの締まった状態に撚
り合わせ、さらに、その中の少なくとも1本が撚り合わ
せ後も撚り合わせくせ以外に小さな波状のくせを保持す
るようにしてコード内部へのゴム浸入のための隙間を生
じさせたので、ゴム浸透性が良好で耐食性が改善され、
さらに、低荷重域での伸びが小さいためカレンダー工程
での品質問題が解消され、さらに、くせ付けが容易で、
コードの撚り等も安定すると云う効果がある。特に、自
動車用タイヤの軽量化に有効な直径を大きくし、かつ撚
り本数を減らした3本撚り金属コードでは、わずか1本
の金属フィラメントに小さい波状くせ付けを施すだけ
で、ゴム浸透性が良くて低荷重域伸びも小さい金属コー
ドを得ることができる。
【0042】従って、この発明の金属コードで補強した
自動車タイヤ、コンベヤベルト、高圧ホースなどのゴム
物品は耐久性が格段に向上し製造等の面でも有利にな
る。
自動車タイヤ、コンベヤベルト、高圧ホースなどのゴム
物品は耐久性が格段に向上し製造等の面でも有利にな
る。
【図1】実施例のセミコンパクトコードを示す断面図
【図2】実施例のセミコンパクトコードを示す断面図
【図3】実施例のセミコンパクトコードを示す断面図
【図4】螺旋波状くせ付けを施した金属フィラメントの
平面図
平面図
【図5】単撚りクローズドコードの断面図
【図6】1×5のオープンコードの断面図
【図7】平行2+2コードの断面図
1 くせ付けしていない金属フィラメント 2 くせ付けした金属フィラメント 3 金属コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60C 9/00 M 8408−3D D07B 7/14 (72)発明者 河村 和彦 明石市東朝霧丘3番16号
Claims (5)
- 【請求項1】 表面に金属めっきを施した3〜5本の金
属フィラメントを単撚り構造に撚り合わせて成るゴム物
品補強用金属コードであって、各金属フィラメントが撚
りの締まった状態に撚り合わされており、その中の少な
くとも1本の金属フィラメントが撚り合わせ状態におい
て撚り合わせくせ以外にピッチpがコード撚りピッチP
の0.20〜0.45倍、フィラメント径方向の高さh
が0.02〜0.15mmで波の巻き方向が撚り合わせ方
向と同じ向きの螺旋波状のくせを有し、この小さいくせ
をもつ金属フィラメントと隣接フィラメント間に、かな
りの部分で隙間を生じていることを特徴とするゴム物品
補強用金属コード。 - 【請求項2】 前記小さいくせをもつ金属フィラメント
は、ピッチp1 がPの0.25〜0.80倍、フィラメ
ント径方向高さh1 が0.15〜0.4mmで波の巻き方
向が撚り合わせ方向と同じ螺旋波状のくせを事前に施し
てこれを撚り合わせてある請求項1記載のゴム物品補強
用金属コード。 - 【請求項3】 使用する金属フィラメントについて、そ
の直径を0.27〜0.32mm、総数を3本、螺旋波状
の小さなくせをもつものを1本とし、さらに、前記Pを
10〜16mm、pをPの0.20〜0.43倍、hを
0.02〜0.15mmに定め、前記隙間の最大部の値を
およそ0.02〜0.15mmにしてある請求項1記載の
ゴム物品補強用金属コード。 - 【請求項4】 螺旋波状の小さなくせをもつ1本の金属
フィラメントは、ピッチp1 がPの0.25〜0.75
倍、フィラメント径方向高さh1が0.15〜0.40m
mで波の巻き方向が撚り合わせ方向と同じ螺旋波状のく
せを事前に施してこれを撚り合わせてある請求項3記載
のゴム物品補強用金属コード。 - 【請求項5】 使用する金属フィラメントについて、そ
の直径を0.27〜0.32mm、総数を3本とし、その
うち1本の金属フィラメントは、ピッチp1 がPの0.
25〜0.65倍、フィラメント径方向高さh1 が0.
2〜0.3mmの螺旋波状のくせを事前に施したものを前
記pがPの0.2〜0.39倍、hが0.03〜0.0
8mmになるように撚り合わせると共に、1本のコードに
対する2kgfの引張荷重負荷時のコードの伸びを0.
08〜0.10%にしてある請求項1記載のゴム物品補
強用金属コード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4133712A JPH05140882A (ja) | 1991-06-21 | 1992-05-26 | ゴム物品補強用金属コード |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-150499 | 1991-06-21 | ||
| JP15049991 | 1991-06-21 | ||
| JP4133712A JPH05140882A (ja) | 1991-06-21 | 1992-05-26 | ゴム物品補強用金属コード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05140882A true JPH05140882A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=26467988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4133712A Pending JPH05140882A (ja) | 1991-06-21 | 1992-05-26 | ゴム物品補強用金属コード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05140882A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097151A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Tokusen Kogyo Co Ltd | ゴム製品補強用スチールコード |
| US8001758B2 (en) | 2009-03-18 | 2011-08-23 | Tokusen Kogyo Co., Ltd. | Rubber-product-reinforcing steel cord and method for manufacturing the same |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4133712A patent/JPH05140882A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097151A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Tokusen Kogyo Co Ltd | ゴム製品補強用スチールコード |
| US8001758B2 (en) | 2009-03-18 | 2011-08-23 | Tokusen Kogyo Co., Ltd. | Rubber-product-reinforcing steel cord and method for manufacturing the same |
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