JPH05141432A - スプライン結合部の結合構造 - Google Patents
スプライン結合部の結合構造Info
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- JPH05141432A JPH05141432A JP3300405A JP30040591A JPH05141432A JP H05141432 A JPH05141432 A JP H05141432A JP 3300405 A JP3300405 A JP 3300405A JP 30040591 A JP30040591 A JP 30040591A JP H05141432 A JPH05141432 A JP H05141432A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】内外スプラインのスプライン結合部の結合構造
において、安定した締め付け状態となる3箇所での締め
付け状態を達成してガタの発生を防止し、ガタに起因す
る結合部位での摩耗および異音の発生を防止する。 【構成】内スプライン部のスプライン歯厚を外スプライ
ン部のスプラインスプライン歯厚に対して下記の関係、
(1)周方向の両側へ所定長さ延びる円弧部におけるス
プラインの歯厚を大歯厚21d、中歯厚21eを小歯厚
21fに形成する。(2)スプライン結合前におけるス
プラインの噛合部の両歯面隙間を、小歯厚21f、中歯
厚21eにおいては存在させるとともに大歯厚21dで
は略零とし、小歯厚21fでは中歯厚21eより大とす
る。(3)小歯厚21f、中歯厚21eの各1スプライ
ンの歯厚の前後の歯面隙間を略同一とする。
において、安定した締め付け状態となる3箇所での締め
付け状態を達成してガタの発生を防止し、ガタに起因す
る結合部位での摩耗および異音の発生を防止する。 【構成】内スプライン部のスプライン歯厚を外スプライ
ン部のスプラインスプライン歯厚に対して下記の関係、
(1)周方向の両側へ所定長さ延びる円弧部におけるス
プラインの歯厚を大歯厚21d、中歯厚21eを小歯厚
21fに形成する。(2)スプライン結合前におけるス
プラインの噛合部の両歯面隙間を、小歯厚21f、中歯
厚21eにおいては存在させるとともに大歯厚21dで
は略零とし、小歯厚21fでは中歯厚21eより大とす
る。(3)小歯厚21f、中歯厚21eの各1スプライ
ンの歯厚の前後の歯面隙間を略同一とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2つ結合部材のスプライ
ン結合部の結合構造に関する。
ン結合部の結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの結合部材のスプライン結合部の結
合構造の一形式として、外周側に外スプラインを有する
シャフト状の第1の結合部材と、筒状を呈し内周側に内
スプラインを有するとともに周方向の1点を基点として
縮径可能で前記第1の結合部材上に外嵌される第2の結
合部材とを、同第2の結合部材を縮径して前記第1の結
合部材上に締め付けることによりスプライン結合させる
スプライン結合部の結合構造がある。当該形式の一例で
ある結合構造は実開昭61−17373号公報に示され
ており、また図4および図5には当該形式の結合構造を
示す断面が示されている。
合構造の一形式として、外周側に外スプラインを有する
シャフト状の第1の結合部材と、筒状を呈し内周側に内
スプラインを有するとともに周方向の1点を基点として
縮径可能で前記第1の結合部材上に外嵌される第2の結
合部材とを、同第2の結合部材を縮径して前記第1の結
合部材上に締め付けることによりスプライン結合させる
スプライン結合部の結合構造がある。当該形式の一例で
ある結合構造は実開昭61−17373号公報に示され
ており、また図4および図5には当該形式の結合構造を
示す断面が示されている。
【0003】当該形式のスプライン結合部の結合構造に
おいては、これら両図に示されているように両結合部材
1,2の各スプライン1a,2aの歯厚が等歯厚に形成
されていて、第2の結合部材2を第1の結合部材1上に
締め付けると互いに対向するスプライン1a,2aがほ
ぼ完全に噛合して結合するように構成されているととも
に、組付け上各スプライン1a,2a間には歯面隙間が
存在している。
おいては、これら両図に示されているように両結合部材
1,2の各スプライン1a,2aの歯厚が等歯厚に形成
されていて、第2の結合部材2を第1の結合部材1上に
締め付けると互いに対向するスプライン1a,2aがほ
ぼ完全に噛合して結合するように構成されているととも
に、組付け上各スプライン1a,2a間には歯面隙間が
存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該形式の
結合構造においては、上記したように各スプライン1
a,2aが等歯厚に形成されているとともに歯面隙間が
存在しているため、第2の結合部材2の第1の結合部材
1に対する締め付け前の嵌合状態は図4に示す状態とな
る。すなわち、図4に示す嵌合状態においては、第1の
結合部材1は自重により縮径の基点側の各スプライン1
a,2aが小さな隙間を存在させた状態で噛合してお
り、同基点から離れるに従い漸次隙間が大きくなる状態
に噛合している。また、このような各スプライン1a,
2aの噛合状態においては、各スプライン1a,2aの
両歯面隙間δ1,δ2は基点側の歯面隙間δ1が極めて小
さく、かつその反対側の歯面隙間δ2が大きくなってい
る。
結合構造においては、上記したように各スプライン1
a,2aが等歯厚に形成されているとともに歯面隙間が
存在しているため、第2の結合部材2の第1の結合部材
1に対する締め付け前の嵌合状態は図4に示す状態とな
る。すなわち、図4に示す嵌合状態においては、第1の
結合部材1は自重により縮径の基点側の各スプライン1
a,2aが小さな隙間を存在させた状態で噛合してお
り、同基点から離れるに従い漸次隙間が大きくなる状態
に噛合している。また、このような各スプライン1a,
2aの噛合状態においては、各スプライン1a,2aの
両歯面隙間δ1,δ2は基点側の歯面隙間δ1が極めて小
さく、かつその反対側の歯面隙間δ2が大きくなってい
る。
【0005】従って、この状態で第2の結合部材2の両
フランジ部2b,2cを図5に示すようにボルト3aお
よびナット3bで締め付けると、第2の結合部材2が第
1の結合部材1上に締め付けられて各スプライン1a,
2aが互いにほぼ完全に噛合してスプライン結合する
が、この締め付けにより第2の結合部材2の基点側に対
して最も離れている部位A,B部位において大きく変形
して締め付けられる。これにより、第2の結合部材2の
スプライン2aが第1の結合部材1のスプライン1aに
食い込んで、第2の結合部材2がδ2分だけ基点側に長
く変形することになる。
フランジ部2b,2cを図5に示すようにボルト3aお
よびナット3bで締め付けると、第2の結合部材2が第
1の結合部材1上に締め付けられて各スプライン1a,
2aが互いにほぼ完全に噛合してスプライン結合する
が、この締め付けにより第2の結合部材2の基点側に対
して最も離れている部位A,B部位において大きく変形
して締め付けられる。これにより、第2の結合部材2の
スプライン2aが第1の結合部材1のスプライン1aに
食い込んで、第2の結合部材2がδ2分だけ基点側に長
く変形することになる。
【0006】このため、同図に示すように第2の結合部
材2の基点側の各スプラインの歯間に大きな歯面隙間が
発生して、第1の結合部材1に対する締め付けはA,B
部位の2箇所となり、安定した締め付け状態となる3箇
所での締め付けが達成し得ず、ガタの発生を招く。この
結果、両結合部材1,2をスプライン結合した状態で使
用中に振動等を受けると、ガタに起因して結合部位での
摩耗を発生させるとともに、異音を発生させることにな
る。従って、本発明の目的はこの種の形式のスプライン
結合部の結合構造において、これらの問題を解消するこ
とにある。
材2の基点側の各スプラインの歯間に大きな歯面隙間が
発生して、第1の結合部材1に対する締め付けはA,B
部位の2箇所となり、安定した締め付け状態となる3箇
所での締め付けが達成し得ず、ガタの発生を招く。この
結果、両結合部材1,2をスプライン結合した状態で使
用中に振動等を受けると、ガタに起因して結合部位での
摩耗を発生させるとともに、異音を発生させることにな
る。従って、本発明の目的はこの種の形式のスプライン
結合部の結合構造において、これらの問題を解消するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周側に外ス
プラインを有するシャフト状の第1の結合部材と、筒状
を呈し内周側に内スプラインを有するとともに周方向の
1点を基点として縮径可能で前記第1の結合部材上に外
嵌される第2の結合部材とを、同第2の結合部材を縮径
して前記第1の結合部材上に締め付けることによりスプ
ライン結合させるスプライン結合部の結合構造であり、
前記第1の結合部材のスプラインに対する前記第2の結
合部材のスプラインの各歯厚の相対的関係を下記
(1),(2)、(3)に示す関係に設定したことを特
徴とするスプライン結合部の結合構造にある。
プラインを有するシャフト状の第1の結合部材と、筒状
を呈し内周側に内スプラインを有するとともに周方向の
1点を基点として縮径可能で前記第1の結合部材上に外
嵌される第2の結合部材とを、同第2の結合部材を縮径
して前記第1の結合部材上に締め付けることによりスプ
ライン結合させるスプライン結合部の結合構造であり、
前記第1の結合部材のスプラインに対する前記第2の結
合部材のスプラインの各歯厚の相対的関係を下記
(1),(2)、(3)に示す関係に設定したことを特
徴とするスプライン結合部の結合構造にある。
【0008】(1)第1の結合部材の前記基点から周方
向の両側へ所定長さ延びる円弧部におけるスプラインの
歯厚を大歯厚に、同歯厚のスプライン部から所定長さ延
びる円弧部におけるスプラインの歯厚を中歯厚に、同歯
厚のスプライン部から所定長さ延びる円弧部におけるス
プラインの歯厚を小歯厚に形成する。
向の両側へ所定長さ延びる円弧部におけるスプラインの
歯厚を大歯厚に、同歯厚のスプライン部から所定長さ延
びる円弧部におけるスプラインの歯厚を中歯厚に、同歯
厚のスプライン部から所定長さ延びる円弧部におけるス
プラインの歯厚を小歯厚に形成する。
【0009】(2)スプライン結合前における前記第1
および第2の結合部材のスプラインの噛合部の両歯面隙
間を、小歯厚のスプライン部と中歯厚のスプライン部に
おいては存在させるとともに大歯厚のスプライン部では
略零とし、かつ小歯厚のスプライン部においては中歯厚
のスプライン部より大とする。
および第2の結合部材のスプラインの噛合部の両歯面隙
間を、小歯厚のスプライン部と中歯厚のスプライン部に
おいては存在させるとともに大歯厚のスプライン部では
略零とし、かつ小歯厚のスプライン部においては中歯厚
のスプライン部より大とする。
【0010】(3)前記小歯厚のスプライン部、および
中歯厚のスプライン部における各1スプラインの歯厚の
前後の歯面隙間を略同一とする。
中歯厚のスプライン部における各1スプラインの歯厚の
前後の歯面隙間を略同一とする。
【0011】
【発明の作用・効果】このように構成したスプライン結
合部の結合構造においては、第2の結合部材の第1の結
合部材への締め付け前におけるスプラインの噛合状態は
図1に示すように、大歯厚のスプライン部においては歯
面隙間が零になっているとともに、中歯厚のスプライン
部においては歯面隙間が小さく、かつ小歯厚のスプライ
ン部においては歯面隙間が大きくなっている。また、中
歯厚のスプライン部内および小歯厚のスプライン部内に
おける各スプラインの両歯面隙間δ1,δ2は略同一であ
ることから、第2の結合部材を第1の結合部材に締め付
けた状態においては、上記歯面隙間δ2が従来の歯面隙
間δ2の略半分であるため、第2の結合部材の締め付け
時の変形量は図4および図5に示す従来の結合構造に比
較して半分程度となる。
合部の結合構造においては、第2の結合部材の第1の結
合部材への締め付け前におけるスプラインの噛合状態は
図1に示すように、大歯厚のスプライン部においては歯
面隙間が零になっているとともに、中歯厚のスプライン
部においては歯面隙間が小さく、かつ小歯厚のスプライ
ン部においては歯面隙間が大きくなっている。また、中
歯厚のスプライン部内および小歯厚のスプライン部内に
おける各スプラインの両歯面隙間δ1,δ2は略同一であ
ることから、第2の結合部材を第1の結合部材に締め付
けた状態においては、上記歯面隙間δ2が従来の歯面隙
間δ2の略半分であるため、第2の結合部材の締め付け
時の変形量は図4および図5に示す従来の結合構造に比
較して半分程度となる。
【0012】従って、以上の理由により第2の結合部材
を第1の結合部材に締め付けた状態においては、少なく
とも大歯厚のスプライン部および両小歯厚のスプライン
部の3箇所において締め付けが可能となってより強固な
締め付け効果が得られるとともに、ガタが解消されて使
用時の摩耗の発生、異音の発生を大きく抑制することが
できる。
を第1の結合部材に締め付けた状態においては、少なく
とも大歯厚のスプライン部および両小歯厚のスプライン
部の3箇所において締め付けが可能となってより強固な
締め付け効果が得られるとともに、ガタが解消されて使
用時の摩耗の発生、異音の発生を大きく抑制することが
できる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、図1および図2には本発明に係る結合構造を構
成する第1の結合部材である図3に示すステアリングシ
ャフト10のインタミディエイトシャフト11と第2の
結合部材である自在継手20のヨーク21とが示されて
いる。当該自在継手20はメインシャフト12をインタ
ミディエイトシャフト11に連結するものであり、ヨー
ク21はメインシャフト12に連結した他方のヨーク2
2と回動自在に連結されている。インタミディエイトシ
ャフト11は第2の自在継手30を介して図示しないギ
ヤボックスに連結されている。
すると、図1および図2には本発明に係る結合構造を構
成する第1の結合部材である図3に示すステアリングシ
ャフト10のインタミディエイトシャフト11と第2の
結合部材である自在継手20のヨーク21とが示されて
いる。当該自在継手20はメインシャフト12をインタ
ミディエイトシャフト11に連結するものであり、ヨー
ク21はメインシャフト12に連結した他方のヨーク2
2と回動自在に連結されている。インタミディエイトシ
ャフト11は第2の自在継手30を介して図示しないギ
ヤボックスに連結されている。
【0014】インタミディエイトシャフト11はシャフ
ト部11aの外周に外スプライン部を備えており、また
ヨーク21は断面C形の筒状を呈していて、筒部21a
の一端部に締め付け用の一対のフランジ部21b,21
cを備えているとともに、筒部21aの内周に内スプラ
イン部を備えている。ヨーク21はインタミディエイト
シャフト11の外周に嵌合され、両フランジ部21b,
21cに挿通したボルト23a,23bによりインタミ
ディエイトシャフト11に締め付けられて、スプライン
を互いに噛合してスプライン結合している。
ト部11aの外周に外スプライン部を備えており、また
ヨーク21は断面C形の筒状を呈していて、筒部21a
の一端部に締め付け用の一対のフランジ部21b,21
cを備えているとともに、筒部21aの内周に内スプラ
イン部を備えている。ヨーク21はインタミディエイト
シャフト11の外周に嵌合され、両フランジ部21b,
21cに挿通したボルト23a,23bによりインタミ
ディエイトシャフト11に締め付けられて、スプライン
を互いに噛合してスプライン結合している。
【0015】インタミディエイトシャフト11の各スプ
ライン11bの歯厚は全て等しい歯厚に形成されてお
り、一方ヨーク21のスプラインにおいては、その歯厚
が大歯厚、中歯厚および小歯厚の3つの異なる歯厚の群
に形成されている。図1にはインタミディエイトシャフ
ト11とヨーク21の嵌合状態における締め付け前の状
態が示されており、この締め付け前の状態においてヨー
ク21は各フランジ部21b,21c間の中央に対向す
る部位が縮径する基点Cとなっている。
ライン11bの歯厚は全て等しい歯厚に形成されてお
り、一方ヨーク21のスプラインにおいては、その歯厚
が大歯厚、中歯厚および小歯厚の3つの異なる歯厚の群
に形成されている。図1にはインタミディエイトシャフ
ト11とヨーク21の嵌合状態における締め付け前の状
態が示されており、この締め付け前の状態においてヨー
ク21は各フランジ部21b,21c間の中央に対向す
る部位が縮径する基点Cとなっている。
【0016】ヨーク21のスプライン部においては、そ
の基点Cを中心としてその両側が互いに対称の歯厚に形
成されいている。すなわち、ヨーク21の基点Cの両側
のスプラインは大歯厚のスプライン(大歯厚スプライン
21d)に、同スプライン21dの両側のスプラインは
中歯厚のスプライン(中歯厚スプライン21e)に、か
つ同スプライン21eの両側のスプラインは小歯厚のス
プライン(小歯厚スプライン21f)にそれぞれ形成さ
れている。
の基点Cを中心としてその両側が互いに対称の歯厚に形
成されいている。すなわち、ヨーク21の基点Cの両側
のスプラインは大歯厚のスプライン(大歯厚スプライン
21d)に、同スプライン21dの両側のスプラインは
中歯厚のスプライン(中歯厚スプライン21e)に、か
つ同スプライン21eの両側のスプラインは小歯厚のス
プライン(小歯厚スプライン21f)にそれぞれ形成さ
れている。
【0017】これらの各スプライン21d,21e,2
1fの歯厚の関係は以下の通りに設定されている。すな
わち、 (1)締め付け前におけるインタミディエイトシャフト
11とヨーク21のスプラインの噛合部の両歯面隙間
を、小歯厚スプライン21fと中歯厚スプライン21e
においては存在させるとともに大歯厚スプライン21d
は略零とし、かつ小歯厚スプライン21fにおいては中
歯厚スプライン21eより大としている (2)小歯厚スプライン21f、および中歯厚スプライ
ン21eにおける各1スプラインの歯厚の前後の歯面隙
間を略同一とする という関係に設定されている。
1fの歯厚の関係は以下の通りに設定されている。すな
わち、 (1)締め付け前におけるインタミディエイトシャフト
11とヨーク21のスプラインの噛合部の両歯面隙間
を、小歯厚スプライン21fと中歯厚スプライン21e
においては存在させるとともに大歯厚スプライン21d
は略零とし、かつ小歯厚スプライン21fにおいては中
歯厚スプライン21eより大としている (2)小歯厚スプライン21f、および中歯厚スプライ
ン21eにおける各1スプラインの歯厚の前後の歯面隙
間を略同一とする という関係に設定されている。
【0018】このように構成したスプライン結合部の結
合構造においては、ヨーク21のインタミディエイトシ
ャフト11への締め付け前におけるスプラインの噛合状
態は図1に示すように、大歯厚スプライン21dにおい
ては歯面隙間が零になっているとともに、中歯厚スプラ
イン21eにおいては歯面隙間が小さく、かつ小歯厚ス
プライン21fにおいては歯面隙間が大きくなってい
る。また、中歯厚スプライン21e内および小歯厚スプ
ライン21f内における各スプライン21e,21fの
両歯面間隔δ1,δ2は略同一であることから、ヨーク2
1をインタミディエイトシャフト11に締め付けた状態
においては、上記歯面隙間δ2が従来の歯面隙間δ2の略
半分であるため、ヨーク21の締め付け時の変形量は図
4および図5に示す従来の結合構造に比較して半分程度
となる。
合構造においては、ヨーク21のインタミディエイトシ
ャフト11への締め付け前におけるスプラインの噛合状
態は図1に示すように、大歯厚スプライン21dにおい
ては歯面隙間が零になっているとともに、中歯厚スプラ
イン21eにおいては歯面隙間が小さく、かつ小歯厚ス
プライン21fにおいては歯面隙間が大きくなってい
る。また、中歯厚スプライン21e内および小歯厚スプ
ライン21f内における各スプライン21e,21fの
両歯面間隔δ1,δ2は略同一であることから、ヨーク2
1をインタミディエイトシャフト11に締め付けた状態
においては、上記歯面隙間δ2が従来の歯面隙間δ2の略
半分であるため、ヨーク21の締め付け時の変形量は図
4および図5に示す従来の結合構造に比較して半分程度
となる。
【0019】従って、かかる理由によりヨーク21をイ
ンタミディエイトシャフト11に締め付けた状態におい
ては図2に示すように、少なくとも大歯厚スプライン2
1dおよび両小歯厚スプライン21fの3箇所において
締め付けが可能となってより強固な締め付け効果が得ら
れるとともに、ガタが解消されて使用時の摩耗の発生、
異音の発生を大きく抑制することができる。
ンタミディエイトシャフト11に締め付けた状態におい
ては図2に示すように、少なくとも大歯厚スプライン2
1dおよび両小歯厚スプライン21fの3箇所において
締め付けが可能となってより強固な締め付け効果が得ら
れるとともに、ガタが解消されて使用時の摩耗の発生、
異音の発生を大きく抑制することができる。
【図1】本発明に一実施例に係るスプライン結合構造を
構成する2結合部材の嵌合状態を示す図3のボルト締め
付け部における断面図である。
構成する2結合部材の嵌合状態を示す図3のボルト締め
付け部における断面図である。
【図2】同結合構造を示す図1に対応する断面図であ
る。
る。
【図3】同結合構造を採用したステアリングシャフトの
概略構成を示す側面図である。
概略構成を示す側面図である。
【図4】従来のスプライン結合構造を示す図1に対応す
る断面図である。
る断面図である。
【図5】同スプライン結合構造を示す図2に対応する断
面図である。
面図である。
10…ステアリングシャフト、11…インタミディエイ
トシャフト(第1の結合部材)、11b…スプライン、
20…自在継手、21…ヨーク(第2の結合部材)、2
1d…大歯厚スプライン、21e…中歯厚スプライン、
21f…小歯厚スプライン。
トシャフト(第1の結合部材)、11b…スプライン、
20…自在継手、21…ヨーク(第2の結合部材)、2
1d…大歯厚スプライン、21e…中歯厚スプライン、
21f…小歯厚スプライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B62D 1/16 9142−3D
Claims (1)
- 【請求項1】外周側に外スプラインを有するシャフト状
の第1の結合部材と、筒状を呈し内周側に内スプライン
を有するとともに周方向の1点を基点として縮径可能で
前記第1の結合部材上に外嵌される第2の結合部材と
を、同第2の結合部材を縮径して前記第1の結合部材上
に締め付けることによりスプライン結合させるスプライ
ン結合部の結合構造であり、前記第1の結合部材のスプ
ラインに対する前記第2の結合部材のスプラインの各歯
厚の相対的関係を下記(1)、(2)、(3)に示す関
係に設定したことを特徴とするスプライン結合部の結合
構造。 (1)第1の結合部材の前記基点から周方向の両側へ所
定長さ延びる円弧部におけるスプラインの歯厚を大歯厚
に、同歯厚のスプライン部から所定長さ延びる円弧部に
おけるスプラインの歯厚を中歯厚に、同歯厚のスプライ
ン部から所定長さ延びる円弧部におけるスプラインの歯
厚を小歯厚に形成する。 (2)スプライン結合前における前記第1および第2の
結合部材のスプラインの噛合部の両歯面隙間を、小歯厚
のスプライン部と中歯厚のスプライン部においては存在
させるとともに大歯厚のスプライン部では略零とし、か
つ小歯厚のスプライン部においては中歯厚のスプライン
部より大とする。 (3)前記小歯厚のスプライン部、および中歯厚のスプ
ライン部における各1スプラインの歯厚の前後の歯面隙
間を略同一とする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3300405A JPH05141432A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | スプライン結合部の結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3300405A JPH05141432A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | スプライン結合部の結合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141432A true JPH05141432A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17884399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3300405A Pending JPH05141432A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | スプライン結合部の結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05141432A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002081416A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-03-22 | Iwata Seisakusho:Kk | 取付け固定具 |
| JP2017003085A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 日本精工株式会社 | 自在継手および該自在継手を備えたステアリング装置 |
| JP2020112205A (ja) * | 2019-01-11 | 2020-07-27 | 日本精工株式会社 | 自在継手用ヨーク |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP3300405A patent/JPH05141432A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002081416A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-03-22 | Iwata Seisakusho:Kk | 取付け固定具 |
| JP2017003085A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 日本精工株式会社 | 自在継手および該自在継手を備えたステアリング装置 |
| JP2020112205A (ja) * | 2019-01-11 | 2020-07-27 | 日本精工株式会社 | 自在継手用ヨーク |
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