JPH0514200Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514200Y2 JPH0514200Y2 JP1986176113U JP17611386U JPH0514200Y2 JP H0514200 Y2 JPH0514200 Y2 JP H0514200Y2 JP 1986176113 U JP1986176113 U JP 1986176113U JP 17611386 U JP17611386 U JP 17611386U JP H0514200 Y2 JPH0514200 Y2 JP H0514200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid sample
- liquid
- heat
- tube
- specific heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、光照射型ACカロリメトリーによる
液体の比熱の絶対値測定装置、特にその微量液体
用試料セルに関する。
液体の比熱の絶対値測定装置、特にその微量液体
用試料セルに関する。
(従来の技術)
従来、比熱測定法の1つにACカロリメトリー
がある。ACカロリメトリーは、熱浴中に、熱浴
に対して所定の熱抵抗で接続された状態で配置さ
れた被測定試料にチヨツパなどで一定周波数例え
ば0.1〜10Hzで且つ照射範囲に亘つて熱エネルギ
が同じのくりかえし断続熱を与えて該試料を交流
的に加熱したとき、該試料の温度の交流成分が該
試料の比熱に逆比例するという原理により該試料
の比熱を求める方法であり、被測定試料の厚さ
は、温度波の波長に対して著しく薄く選定され
る。
がある。ACカロリメトリーは、熱浴中に、熱浴
に対して所定の熱抵抗で接続された状態で配置さ
れた被測定試料にチヨツパなどで一定周波数例え
ば0.1〜10Hzで且つ照射範囲に亘つて熱エネルギ
が同じのくりかえし断続熱を与えて該試料を交流
的に加熱したとき、該試料の温度の交流成分が該
試料の比熱に逆比例するという原理により該試料
の比熱を求める方法であり、被測定試料の厚さ
は、温度波の波長に対して著しく薄く選定され
る。
該ACカロリメトリーにより液体試料の比熱を
測定する場合、該液体試料を熱伝導率の良い2枚
の肉厚の薄い平板間に介在させて測定に供してい
た。
測定する場合、該液体試料を熱伝導率の良い2枚
の肉厚の薄い平板間に介在させて測定に供してい
た。
(考案が解決しようとする問題点)
上述のように、測定の感度を高くするために、
熱伝導率の良い2枚の肉厚の薄い平板間の狭い間
隙に液体試料を介在させて測定すると、該平板は
曲り易いため、2枚の平板間の短い距離を平板全
面に亘つて均一に保つことが困難であり、また光
の照射により液体試料が熱膨張した時も2枚の平
板間の距離は変動し易く、また液体試料と平板間
に気泡がつき易いから、確度の高い測定ができな
かつた。
熱伝導率の良い2枚の肉厚の薄い平板間の狭い間
隙に液体試料を介在させて測定すると、該平板は
曲り易いため、2枚の平板間の短い距離を平板全
面に亘つて均一に保つことが困難であり、また光
の照射により液体試料が熱膨張した時も2枚の平
板間の距離は変動し易く、また液体試料と平板間
に気泡がつき易いから、確度の高い測定ができな
かつた。
本考案は、従来のこのような不都合を解消する
液体試料セルを使用した液体の比熱の絶対値測定
装置を提供しさらに微量液体の比熱測定を行うこ
とをその目的とするものである。
液体試料セルを使用した液体の比熱の絶対値測定
装置を提供しさらに微量液体の比熱測定を行うこ
とをその目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上述の目的を達成するために、光照
射型ACカロリメトリーによる液体の比熱の絶対
値測定装置において、液体試料セルは、肉厚の薄
い硬質の極細パイプから成り、その両側が一部を
熱浴に固定された熱伝導性の悪いチユーブに接続
されて該チユーブにより熱浴で囲まれた空間内に
支えられ、該チユーブの端部より液体試料が注入
可能であることを特徴とする。
射型ACカロリメトリーによる液体の比熱の絶対
値測定装置において、液体試料セルは、肉厚の薄
い硬質の極細パイプから成り、その両側が一部を
熱浴に固定された熱伝導性の悪いチユーブに接続
されて該チユーブにより熱浴で囲まれた空間内に
支えられ、該チユーブの端部より液体試料が注入
可能であることを特徴とする。
作 用
本考案の構成において、液体試料セルは、肉厚
の薄い硬質の極細パイプから成るので、測定の感
度を高くするために液体試料セルの肉厚が薄くて
も液体試料の厚さを容易に均一に薄くすることが
できる。そして光の照射により液体試料が熱膨張
した時でも液体試料の厚さが変動しにくい。
の薄い硬質の極細パイプから成るので、測定の感
度を高くするために液体試料セルの肉厚が薄くて
も液体試料の厚さを容易に均一に薄くすることが
できる。そして光の照射により液体試料が熱膨張
した時でも液体試料の厚さが変動しにくい。
また、前記極細パイプは、その両端が熱浴に固
定された熱伝導性の悪いチユーブに接続され、熱
浴に対して所定の熱抵抗で該チユーブにより熱浴
で囲まれた空間内に支えられ、該チユーブの端部
より液体試料が注入可能であるので、測定系を余
り乱さず、簡単に液体試料の入れ替えを行なうこ
とができ、その結果、雰囲気の再現性が良く、ま
た測定の邪魔になる気泡を容易に追い出すことが
できる。
定された熱伝導性の悪いチユーブに接続され、熱
浴に対して所定の熱抵抗で該チユーブにより熱浴
で囲まれた空間内に支えられ、該チユーブの端部
より液体試料が注入可能であるので、測定系を余
り乱さず、簡単に液体試料の入れ替えを行なうこ
とができ、その結果、雰囲気の再現性が良く、ま
た測定の邪魔になる気泡を容易に追い出すことが
できる。
(実施例)
本考案の実施例を添付図面につき説明する。
第1図において、1は液体の比熱の絶対値測定
装置としてのACカロリメータを示し、該ACカロ
リメータ1は、液体試料配置部2と、光照射装置
3と、試料温度の交流分の信号を増幅するロツク
インアンプ4と、試料温度の交流分及び直流分を
記録するレコーダ5とから主として構成されてい
る。
装置としてのACカロリメータを示し、該ACカロ
リメータ1は、液体試料配置部2と、光照射装置
3と、試料温度の交流分の信号を増幅するロツク
インアンプ4と、試料温度の交流分及び直流分を
記録するレコーダ5とから主として構成されてい
る。
光照射装置3は、周知のように、直流電源6か
ら電圧が印加されるハロゲン・タングステンラン
プ7と、ヒステリシスモータ8によつて回転する
光チヨツパ9とから成る。
ら電圧が印加されるハロゲン・タングステンラン
プ7と、ヒステリシスモータ8によつて回転する
光チヨツパ9とから成る。
上記液体試料配置部2は、液体試料セル10
と、熱浴11と、上部に光入射用窓12が形成さ
れた光遮蔽箱13とから成る。液体試料セル10
は、第2図及び第3図示のように、例えば200μm
〜300μmのような極細のステンレス鋼パイプから
成り、その両端には接着剤により熱伝導性の悪い
例えばポリエチレンチユーブ14が接続されてい
る。該チユーブ14は該セル10の端部から1〜
2cm離れた部分で接着剤20により板状熱浴11
1に接着され、光遮蔽箱13の外部に引き出され
ている(第1図)。
と、熱浴11と、上部に光入射用窓12が形成さ
れた光遮蔽箱13とから成る。液体試料セル10
は、第2図及び第3図示のように、例えば200μm
〜300μmのような極細のステンレス鋼パイプから
成り、その両端には接着剤により熱伝導性の悪い
例えばポリエチレンチユーブ14が接続されてい
る。該チユーブ14は該セル10の端部から1〜
2cm離れた部分で接着剤20により板状熱浴11
1に接着され、光遮蔽箱13の外部に引き出され
ている(第1図)。
該液体試料セル10のパイプは、上述の如く、
例えばステンレス鋼のように試料と比較的反応し
にくく且つ硬質の材料で作製し、測定の感度を高
くするためにパイプの肉厚を薄くしても変形する
心配が少ないようにする。
例えばステンレス鋼のように試料と比較的反応し
にくく且つ硬質の材料で作製し、測定の感度を高
くするためにパイプの肉厚を薄くしても変形する
心配が少ないようにする。
該液体試料セルにいれる液体の試料量は1μ
以下でよい。
以下でよい。
該液体試料セル10の中ほどには、例えば
25μmφの極細のアルメル線及びクロメル線から
成る2個の熱電対151,152が抵抗溶接により
接着されており、その他端は支柱16により支持
されて外部に引出されている。熱電対の1個15
1は液体試料温度の直流分を検出するもので、そ
の出力はデユア瓶17を経て直流増幅器18で増
幅されレコーダ5に記録される。他の1個152
は液体試料温度の交流分を検出するもので、その
出力は変圧器19を経てロツクインアンプ4で増
幅され、レコーダ5に記録される。
25μmφの極細のアルメル線及びクロメル線から
成る2個の熱電対151,152が抵抗溶接により
接着されており、その他端は支柱16により支持
されて外部に引出されている。熱電対の1個15
1は液体試料温度の直流分を検出するもので、そ
の出力はデユア瓶17を経て直流増幅器18で増
幅されレコーダ5に記録される。他の1個152
は液体試料温度の交流分を検出するもので、その
出力は変圧器19を経てロツクインアンプ4で増
幅され、レコーダ5に記録される。
液体試料セル10には、一方のポリエチレンチ
ユーブ14の端部から例えば注射器を用いて他方
のポリエチレンチユーブ14の端部から流出する
まで液体試料を注入する。このようにすれば測定
系を余り乱さず簡単に液体試料の入れ替えを行な
うことができるから、雰囲気の再現性が良く、ま
た測定の邪魔になる気泡を容易に追い出すことが
できる。
ユーブ14の端部から例えば注射器を用いて他方
のポリエチレンチユーブ14の端部から流出する
まで液体試料を注入する。このようにすれば測定
系を余り乱さず簡単に液体試料の入れ替えを行な
うことができるから、雰囲気の再現性が良く、ま
た測定の邪魔になる気泡を容易に追い出すことが
できる。
尚、第1図において、112は板状熱浴111に
熱的に接続された函状熱浴である。
熱的に接続された函状熱浴である。
本案測定装置により液体試料の比熱を測定する
には、先ず液体試料セル10を空にし、これに光
線を照射して液体試料セル10の温度の交流分
(Teac)を測定し、次いで液体試料セル10に液
体試料を入れ、これに光線を照射して液体試料セ
ル10の温度の交流分(Tsac)を測定する。AC
カロリメトリーの原理に従つて、Teac及びTsac
は次式で表わされる。
には、先ず液体試料セル10を空にし、これに光
線を照射して液体試料セル10の温度の交流分
(Teac)を測定し、次いで液体試料セル10に液
体試料を入れ、これに光線を照射して液体試料セ
ル10の温度の交流分(Tsac)を測定する。AC
カロリメトリーの原理に従つて、Teac及びTsac
は次式で表わされる。
Teac=Q/2WCc
Cc:単位長当りのステンレス鋼パイプの熱容
量 Q:光照射エネルギ W:光チヨツパのチヨツピング角周数 Tsac=Q/2W(Cc+Cs)=Q/2W(Cc+VρScs
) Cs:単位長当りの試料の熱容量 V:単位長当りのセルの容積 ρs:試料の密度 cs:試料の比熱 また、液体試料セル10に標準物質を満たし、こ
れに光線を照射して液体試料セル10の温度の交
流分(Trac)を測定する。
量 Q:光照射エネルギ W:光チヨツパのチヨツピング角周数 Tsac=Q/2W(Cc+Cs)=Q/2W(Cc+VρScs
) Cs:単位長当りの試料の熱容量 V:単位長当りのセルの容積 ρs:試料の密度 cs:試料の比熱 また、液体試料セル10に標準物質を満たし、こ
れに光線を照射して液体試料セル10の温度の交
流分(Trac)を測定する。
Trac=Q/2W(Cc+Cr)=Q/2W(Cc+Vρrcr
) Cr:単位長当りの標準物質の熱容量 ρr:標準物質の密度 cr:標準物質の比熱 よつて、求めたい液体試料の比熱csは、 cs=Teac/Tsac−1/Teac/Trac−1cr から求められる。
) Cr:単位長当りの標準物質の熱容量 ρr:標準物質の密度 cr:標準物質の比熱 よつて、求めたい液体試料の比熱csは、 cs=Teac/Tsac−1/Teac/Trac−1cr から求められる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、液体試
料セルは肉厚の薄い硬質の極細パイプから成るの
で、該液体試料セルの肉厚を薄くしても液体試料
の厚さを均一に薄くすることが容易であり、また
光の照射により液体試料が熱膨張した時でも液体
試料の厚さが変動しにくく、その結果液体の試料
量1μ以下で測定の感度及び確度を向上するこ
とができる効果を有する。また、前記極細パイプ
は、その両端が熱浴に固定された熱伝導性の悪い
チユーブに接続され熱浴に対して所定の熱抵抗で
該チユーブにより熱浴で囲まれた空間内に支えら
れ、該チユーブの端部より液体試料の注入可能で
あるから、測定系を余り乱さず簡単に液体試料の
入り替えを行なうことができ、その結果雰囲気の
再現性が良く、また測定の邪魔になる気泡を容易
に追い出すことができるという結果を有する。
料セルは肉厚の薄い硬質の極細パイプから成るの
で、該液体試料セルの肉厚を薄くしても液体試料
の厚さを均一に薄くすることが容易であり、また
光の照射により液体試料が熱膨張した時でも液体
試料の厚さが変動しにくく、その結果液体の試料
量1μ以下で測定の感度及び確度を向上するこ
とができる効果を有する。また、前記極細パイプ
は、その両端が熱浴に固定された熱伝導性の悪い
チユーブに接続され熱浴に対して所定の熱抵抗で
該チユーブにより熱浴で囲まれた空間内に支えら
れ、該チユーブの端部より液体試料の注入可能で
あるから、測定系を余り乱さず簡単に液体試料の
入り替えを行なうことができ、その結果雰囲気の
再現性が良く、また測定の邪魔になる気泡を容易
に追い出すことができるという結果を有する。
第1図は、本考案の1実施例のブロツク図、第
2図はその液体試料セル支持部の側面図、第3図
はその平面図である。 2……液体試料配置部、3……光照射装置、4
……ロツクインアンプ、5……レコーダ、10…
…液体試料セル、14……ポリエチレンチユー
ブ。
2図はその液体試料セル支持部の側面図、第3図
はその平面図である。 2……液体試料配置部、3……光照射装置、4
……ロツクインアンプ、5……レコーダ、10…
…液体試料セル、14……ポリエチレンチユー
ブ。
Claims (1)
- 光照射型ACカロリメトリーによる液体の比熱
の絶対値測定装置において、液体試料セルは、肉
厚の薄い硬質の極細パイプから成り、その両端が
一部を熱浴に固定された熱伝導性の悪いチユーブ
に接続されて該チユーブにより熱浴で囲まれた空
間内に支えられ、該チユーブの端部より液体試料
が注入可能であることを特徴とする液体の比熱の
絶対値測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986176113U JPH0514200Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986176113U JPH0514200Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6381248U JPS6381248U (ja) | 1988-05-28 |
| JPH0514200Y2 true JPH0514200Y2 (ja) | 1993-04-15 |
Family
ID=31116051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986176113U Expired - Lifetime JPH0514200Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514200Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5831543A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-24 | Nec Home Electronics Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| JPS6110751A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-18 | Ichiro Hatta | 交流カロリメトリによる熱拡散率測定方法 |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP1986176113U patent/JPH0514200Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6381248U (ja) | 1988-05-28 |
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