JPH051435U - 小ボトル - Google Patents

小ボトル

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JPH051435U
JPH051435U JP132391U JP132391U JPH051435U JP H051435 U JPH051435 U JP H051435U JP 132391 U JP132391 U JP 132391U JP 132391 U JP132391 U JP 132391U JP H051435 U JPH051435 U JP H051435U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器体1をそのまま保温コップとして使用で
き、又、栓体4を開放するだけで容器体1内の液体を飲
むことができ、蓋なしであっても容器体開口部12がゴ
ミやホコリで汚れないようにし、飲用時に容器体1を持
ち易くする。 【構成】 コップ形状で胴部11を片手で把持できる外
径寸法に形成した金属製真空二重壁構造の容器体1の開
口部12に栓体4を螺合し、該栓体4に、栓体螺合状態
において開口部12の口縁13の外側を被覆する口縁部
カバー44を形成し、容器体1の胴部外面に把持体6を
巻付けて取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、比較的少量の液体を収容するのに適した金属製真空二重壁構造の 小ボトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
弁当等の喫食時に飲むお茶(あるいはコーヒー)は、例えば200ml程度の比較 的少量あれば充分であるが、従来から市販されている携帯用のボトルは、小さい ものでもかなりの容量(例えば最小容量が300ml程度)があり、その分、ボトル の外形が大きくなって持ち運びが不便になる(カバンなどに入れると嵩ばる)とと もに、胴部外径が大きくなって注液時にボトルを把持しにくくなるという問題が あった。
【0003】 又、従来のボトルにおいては、一般に、容器体の開口部を栓体で密栓し、さら に該栓体の外側をコップ兼用の蓋で覆蓋して、容器体開口部の口縁がゴミやホコ リなどで汚れるのを防止するとともに、飲用時にその蓋をコップとして使用でき るようにしているが、このようにコップ兼用の蓋を備えたボトルでは、部品数が 多くなってコスト高になり、しかも注液時に蓋と栓体とを開放させる必要があっ てその注液操作が面倒となるという問題があった。
【0004】 尚、お茶やコーヒーなどの液体を保温する小容器として、従来から金属製真空 二重容器製の、いわゆるマグカップが知られているが、このマグカップは密栓す ることができないために携帯用としては不向きである。
【0005】
【考案の目的】
本願考案は、上記した従来のボトルの問題点に鑑み、携帯可能で且つ保温性を 有する容器体をそのままコップとして使用でき、且つ栓体を開放するだけで容器 体内の液体を飲用でき、しかも蓋を省略したものであっても容器体開口部が汚れ ないようにするとともに、飲用時に容器体を持ち易くし得るようにした小ボトル を提供することを目的とするものである。
【0006】
【目的を達成するための手段】
本願の請求項1の考案の小ボトルは、コップ形状で胴部を片手で把持できる外 径寸法に形成した金属製真空二重壁構造の容器体の開口部の内面に雌ネジを形成 し、該雌ネジに、前記容器体の胴径とほぼ同径の外径をもつ栓体を螺合し、該栓 体に、栓体螺合状態において前記開口部の口縁の外側を被覆する環状の口縁部カ バーを形成したことを特徴としている。
【0007】 又、本願の請求項2の考案の小ボトルは、上記請求項1の小ボトルにおいて、 容器体の胴部の外面に把持体を巻付けて取付けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
本願請求項1の考案の小ボトルによれば、コップ形状の容器体と該容器体の開 口部を閉塞する栓体とで構成されており、該栓体を取外せば容器体内に収容され ている液体をそのまま(容器体をコップとして)飲用できる。そのとき、容器体の 胴部は、片手で把持できる外径寸法となっているので、該容器体を容易に把持で きる。又、栓体には、栓体螺合状態において、開口部の口縁の外側を被覆する環 状の口縁部カバーを形成しているので、該口縁部カバーによって開口部の口縁に ゴミやホコリなどが付着しにくくなる。又、この小ボトルは金属製真空二重壁構 造のものであるから保温作用を有することは勿論である。
【0009】 又、本願請求項2の考案の小ボトルによれば、容器体の胴部外面に把持体を設 けているので、容器体を手で把持したときに滑りにくくなる。
【0010】
【考案の効果】
従って、本願請求項1の考案の小ボトルでは、容器体をそのまま保温コップと して使用でき、又、容器体内の液体を他の容器に移し変える必要がなくなり、飲 用時の使い勝手が良好となる。又栓体を取外すだけで内部の液体を飲用できるの で、飲用時に取扱いが簡単となる。さらに栓体螺合状態において、栓体に設けた 口縁部カバーが開口部の口縁の外側を被覆しているので、例えばこの小ボトルを カバン内に入れた場合でも、該口縁にゴミやホコリなどが付着することがなくな り、蓋を省略したものであっても衛生面で良好となるという効果がある。
【0011】 又、本願請求項2の考案の小ボトルでは、容器体胴部の外面に把持体を巻付け ているので、該把持体部分を把持すれば容器体が滑らなくなって持ち易くなると いう効果がある。
【0012】
【実施例】
図1ないし図7を参照して本願考案のいくつかの実施例を説明すると、図1及 び図2には本願考案の第1実施例、図3には同第2実施例、図4には同第3実施 例、図5及び図6には同第4実施例の小ボトルが示されている。又、図7は従来 の金属製容器の加工方法を示す図で、後述するように本願実施例の金属製容器加 工方法と対比するためのものである。
【0013】 図1及び図2に示す第1実施例の小ボトルは、外壁2と内壁3をもつ金属製真 空二重壁構造の容器体1と、該容器体1の開口部12を閉塞する栓体4とで構成 されている。
【0014】 容器体1は、その胴部11を片手で把持し得る程度の外径寸法とし(例えば胴 部の外径寸法が6cm程度)、且つ全高が15〜16cm程度の比較的小型に形成さ れている。
【0015】 容器体1の外壁2及び内壁3は、それぞれステンレス鋼板で形成されている。
【0016】 容器体1の外壁2は、筒状の胴部21の下端部に底板22を溶接して形成して いる。この外壁2の胴部21はそのまま外装体となる。又、胴部21の下部側は 末広がり状に形成されており、正立させたときに安定性が良好となる。
【0017】 容器体1の内壁3は図2に示すような工程で加工される。
【0018】 即ち、先ず図2(イ)に示すような円筒状の胴部31と円板状の底板32を溶接 して、図2(ロ)に示すような有底直筒体3Aを作成し、次にこの有底直筒体3A を図2(ハ)に示すように、円筒状型形状を有する外型51と円棒状型形状を有す る内型52によってプレス成型して、図2(ニ)に示すような形状の中間加工体3 Bを得る。そして、この中間加工体3Bの口部をスピニング加工することにより 図2(ホ)に示すような容器体内壁3を得るものである。
【0019】 このように、本実施例における容器体内壁3は、その胴部が直筒状であるため に、図2(ハ)に示すような円棒状内型52を使用した成型が可能となるものであ る。
【0020】 尚、この種の金属容器壁の加工方法としては、図7に例示するような水圧プレ ス法(例えば特開昭62−295625号公報参照)が慣用されているが、このよ うな水圧プレス法は設備が大がかりとなり、加工コストが大きくなる。これに対 して、図2(イ)〜(ホ)のようなプレス加工法はコストも低く、且つ大量生産が可 能である。
【0021】 外壁21と内壁31とは、それぞれの上端部同士を溶接することによって一体 化させ、さらに両壁間を真空としている。
【0022】 容器体1の開口部12は、内壁3の胴部内径とほぼ同径の大開口面積を有して いる。そして、この容器体1は、全体としてコップ形状に形成されている。
【0023】 容器体1の開口部12の内面には雌ネジ15が形成されている。又該開口部1 2の内面には、雌ネジ形成部分のやや下方位置に、栓体4のパッキン46を受け る栓座16が形成されている。尚、この栓座16は、内壁3の壁面を全周に亘っ て内方に膨出させて形成している。
【0024】 容器体1の上端部17は、適宜の小高さ範囲(例えば4〜5mm程度の高さ範囲) だけ、内壁3の胴部11の外径よりやや小径としている。例えば容器体1の胴部 外径が約6cmであるのに対して、該容器体1の上端部17の外径が約5cmとなっ ている。
【0025】 又、容器体1の胴部11(外壁の胴部)には、その上半部分の適宜長さ範囲(例 えば45mm程度)に、該胴部11の外径よりやや小径とした環状の凹段部18が 形成されている。
【0026】 この凹段部18の外面には、筒状の把持体6を巻付けて取付けている。この把 持体6は、この第1実施例では摩擦力の大きいゴム等の弾性体が使用されており 、該弾性体を拡げた状態で容器体1の上方からかぶせるようにして凹段部18の 外面に装着されている。この把持体6は、容器体1を手で把持したときに持ち易 くすると同時に、この小ボトルの意匠感を向上させる作用がある。尚、この把持 体6は、凹段部18の長さと同長さとなっており、該把持体6を凹段部18の外 面に装着させた状態では、把持体6が上下に位置ずれすることがなく、しかも弾 性体の収縮作用によって把持体6が容器体1に対して回動することがないように なっている。
【0027】 把持体6の外面には、複数条の環状溝61,61・・が形成されている。この 環状溝61,61・・は、把持体6部分を手で把持したときに、より一層滑り止 め作用をするものである。
【0028】 又、把持体6の上端部及び下端部には、容器体1の胴部外径よりわずかに大径 のフランジ62,62が形成されている。この各フランジ62,62は、容器体1 の胴部11より外方に突出していることにより、該胴部11を保護するとともに 、把持体6部分を把持したときに、容器体1が手から滑り落ちるのを防止する( フランジが手に引っ掛かる)作用がある。
【0029】 容器体1の底部には、底部材5が無理嵌めによって取付けられている。尚、こ の底部材5もゴム等の弾性体で形成すると、落下時などの衝撃力を緩和でき、容 器体1の底部を一層効果的に保護できる。又、この底部材5を樹脂(ポリプロピ レン)で成形すると、その外面に水滴が付着しにくくなり、コースターの役目を 果たす。
【0030】 栓体4は、容器体1側の雌ネジ15と螺合可能な雄ネジ45を形成した栓本体 41と、該栓本体41の上部に無理嵌合させたキャップ42とを有している。又 、該栓体4内には断熱材49が収納されている。
【0031】 栓本体41の下端部外周には、開口部12内面の栓座16に接合する環状のパ ッキン46が取付けられている。
【0032】 キャップ42の外径は、容器体1の胴部外径とほぼ同径となっている(図示例 ではキャップ42の外径が容器体1の胴部外径よりわずかに小径となっている) 。このキャップ42の側壁43は、この栓体4のツマミ部となる。
【0033】 又、このキャップ側壁43の下端部は、栓本体41の側壁外面(雄ネジ45形 成面)から適宜間隔(5mm程度の間隔)を隔てた状態で全周に亘って若干長さだけ 下方に垂下させている。この垂下部44は、栓体4を容器体開口部に対して完全 に螺合させた状態で、該開口部12の口縁13の外側を被覆し得るようになって いる。この垂下部44は、実用新案登録請求の範囲中の口縁部カバーとなるもの である。
【0034】 栓体4における、栓本体41の側壁外面とキャップ42の側壁43内面との間 には、この栓体4を容器体開口部12内の雌ネジ15に完全に螺合させたときに 、開口部12の口縁13上面に接合する口縁パッキン47が設けられている。こ の口縁パッキン47は、閉栓時において栓本体41の側壁外面と開口部12内面 との間に残る残液(飲用時に雌ネジ15部分に残り易い)が外部に洩れるのを防止 する作用をするものである。尚、閉栓時には、栓本体41の下端部外周にあるパ ッキン46と口縁パッキン47とで二重にシールするようになり、もし下部のパ ッキン46のシール性が低下しても口縁パッキン47によって内部の液体が外部 に洩れるのを防止するようになる。
【0035】 次に、図1に示す小ボトルの使用方法並びに作用を説明すると、この小ボトル では、容器体1の胴部11が片手で把持し得る程度の細径となっているので、例 えばこの小ボトルをカバンの中に入れる場合でも、さほどスペースを必要としな い。又、栓体4を容器体1の開口部12に螺合した状態では、栓体4の口縁部カ バー44が容器体開口部12の口縁13の外側を被覆しているので、特別に蓋を 設けなくても該口縁13にゴミやホコリが付着することがなく、衛生面で良好と なる。又、栓体4を取外すだけで開口部12を開放でき、その口縁13に直接、 口をつけて容器体1内部の液体を飲むことができる。そのとき、容器体1を片手 で把持することができるので、該容器体1を容易に持つことができ、しかも容器 体胴部11に把持体6を巻付けているので、該把持体6を持てば容器体1が持ち 易くなり、且つ滑らないので安定した状態で把持できる。
【0036】 図3に示す第2実施例の小ボトルは、把持体6の変形例を示したもので、この 図3に示す把持体6では、縦割りに2分割した半割り部材6a,6aを、容器体胴 部11の凹段部18の外面にその外側からそれぞれ接着剤で接着して巻付けてい る。このように把持体6として2分割したものを使用する場合には、該把持体6 を硬質の合成樹脂材料で成型することができる。
【0037】 尚、把持体6として、他の実施例では、塩化ビニール製の筒状体を使用し、該 筒状体を容器体1の凹段部18外面において熱収縮させることによって巻付ける ようにしてもよい。さらに他の実施例では、ゴム材などを容器体1の凹段部18 の外面に多数の線状あるいは網状に付着させて把持体6としてもよい。
【0038】 図4に示す第3実施例の小ボトルは、栓体4の変形例を示したもので、この図 4に示す栓体4では、栓本体41の下面に、栓座16に接合するパッキン46を 備えた円盤71を該栓本体41に対して回動自在に取付けている。この種のボト ルにおいては、密栓状態において容器体1内の液体(熱湯)が冷えたときに該容器 体1内の空所が負圧になって、栓体4の螺解操作が重くなるが、この実施例のよ うにパッキン46を備えた円盤71が栓本体41に対して回動し得るようにして おけば栓体4の螺解操作が軽くなるという作用が得られる。
【0039】 図5及び図6に示す第4実施例の小ボトルは、栓体4のパッキンの変形例を示 している。この実施例では、開口部12内面に形成される栓座16を、該開口部 12の上部寄り位置に形成し、他方栓本体41の上部寄り外周に、該栓座16を 閉塞する栓座パッキン部46と開口部12の口縁13上面を閉塞する口縁パッキ ン部47とを単一のパッキン72に形成している。又、このパッキン72には、 閉栓時において、容器体1内と外気とを連通する細溝73が形成されている。こ の細溝73は、空気の流通は許容するが、この小ボトルを上下逆転させても内部 の液体は流出しない程度の極細状に形成されている。このようにすると、容器体 1内の液体が冷めても(通常は容器体1内が負圧になる)、該細溝73を通って外 気が容器体1内に流入するようになり、該容器体1内が負圧になることはない。 従って栓体4が容器体1内の負圧によって螺解しにくくなるという問題は生じな い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例にかかる小ボトルの縦断面
図である。
【図2】図1の小ボトルの容器体内壁の加工方法説明図
である。
【図3】本考案の第2実施例にかかる小ボトルの一部分
解斜視図である。
【図4】本考案の第3実施例にかかる小ボトルの一部縦
断面図である。
【図5】本考案の第4実施例にかかる小ボトルの一部縦
断面図である。
【図6】図5の一部拡大図である。
【図7】従来の金属製容器加工方法の説明図である。
【符号の説明】
1は容器体、2は外壁、3は内壁、4は栓体、6は把持
体、11は胴部、12は開口部、13は口縁、15は雌
ネジ、41は栓本体、44は口縁部カバー、46はパッ
キンである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コップ形状で胴部(11)を片手で把持で
    きる外径寸法に形成した金属製真空二重壁構造の容器体
    (1)の開口部(12)の内面に雌ネジ(15)を形成し、該
    雌ネジ(15)に、前記容器体(1)の胴径とほぼ同径の外
    径をもつ栓体(4)を螺合し、該栓体(4)に、栓体螺合状
    態において前記開口部(12)の口縁(13)の外側を被覆
    する環状の口縁部カバー(44)を形成したことを特徴と
    する小ボトル。
  2. 【請求項2】 容器体(1)の胴部(11)の外面に把持体
    (6)を巻付けて取付けたことを特徴とする請求項1の小
    ボトル。
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