JPH05143991A - 光情報記録方法及びその装置 - Google Patents

光情報記録方法及びその装置

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JPH05143991A
JPH05143991A JP3300791A JP30079191A JPH05143991A JP H05143991 A JPH05143991 A JP H05143991A JP 3300791 A JP3300791 A JP 3300791A JP 30079191 A JP30079191 A JP 30079191A JP H05143991 A JPH05143991 A JP H05143991A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報記録時の環境が変化しても、基準ディジ
タル信号Aの時間幅に対応したピットを形成できる光情
報記録方法及びその装置を提供すること。 【構成】 基準ディジタル信号Aにおける基準時間幅T
を8つの可変区間に区分し、ピット部を形成可能な強度
を有するレ−ザ光の照射期間を表す信号レベル、例えば
ハイレベルの後半部において、4つ毎に可変区間の信号
レベルをハイレベルからロ−レベルに変更し、さらに3
T及び4T時間幅を持つロ−レベルに続くハイレベルの
先端部をロ−レベルに変えたものを記録信号Hとし、こ
の記録信号Hによって光情報記録媒体にレ−ザ光を照射
してピットを形成する。 【効果】 光情報記録媒体の熱伝導率、記録層の変質温
度等が変化しても所望のピットを形成できる。さらに、
ジッタを小さくすることができると共に、記録再生特性
を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてEFM(Eight
to Fourteen Modulation)方式を用いた光ディスク等の
光情報記録媒体への情報記録方法及びその装置における
記録再生特性の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光情報記録媒体、例えばWOディ
スク等の光ディスクに大容量の情報を記録する技術が一
般に普及してきた。光ディスクに例えば音響信号を記録
する場合、再生時における歪みや雑音等を排除するため
に、記録時において音響信号をディジタル化して記録す
る方法が一般に行われている。また、ディジタル化され
た音響信号(以下、基準ディジタル信号と称する)に対
してCIRC(Cross Interleaved Reed-Solomon Code)
により誤り訂正のためのパリティが付加されると共に、
さらにこれをEFM方式により変調することによって再
生特性の向上を図っている。
【0003】前述したEFM変調を行うことにより、基
準ディジタル信号のハイレベル及びロ−レベルの時間幅
として、所定の基準時間幅Tの3〜11倍の9通りの時
間幅が与えられる。この基準ディジタル信号に基づいて
光ディスクにレ−ザ光が照射され、記録層にピット部が
形成される。例えば、基準ディジタル信号のハイレベル
の期間にピット部を形成できる強度のレ−ザ光が照射さ
れる。
【0004】また、基準ディジタル信号に基づいて光デ
ィスクにレ−ザ光を照射してピットを形成した場合、光
ディスクにレ−ザ光を照射した際に記録層に熱が吸収さ
れるまでに時間がかかると共に、レ−ザ光の照射を停止
した際に記録層に蓄えられた熱が発散するまでに時間が
かかる。このため、実際に記録層に形成されるピット部
及び非ピット部の長さは、前述した基準ディジタル信号
のハイ又はロ−レベルの時間幅に対応しない場合があ
り、再生特性が低下するという問題点があった。即ち、
図2に示すようにレ−ザ光の照射開始時には、レ−ザ出
力の積分値が増加し、記録層に吸収された熱量がピット
部Paを形成できる熱量に達するまでに時間がかかるた
め、ピット部Paの先端は基準ディジタル信号Aの先端
よりも少し遅れて形成される。
【0005】また、レ−ザ光の照射停止時には記録層に
吸収された熱量、及び熱の伝達により、ピット部Paの
後端が後方に引き伸ばされて形成される。この傾向はレ
−ザ光の照射時間が長い場合、即ち光ディスクの温度が
時間に対応して上昇するため、前記時間幅が大きい場合
に特に顕著に現れ、この場合ピット部Paの形状が涙形
状となってピット部後部の幅が広がってしまうと共に、
反射率の低下及びトラック間のクロスト−クの悪化を招
く。さらに、ピット部Paに続く非ピット部Pbの時間
幅が小さい場合、前記記録層に残った熱の影響により、
次のピット部Paの前端の形成が早められることがあ
る。
【0006】従って、ピット部Pa間の熱干渉によって
生じるピット部Paの長さのずれにより、ジッタが大き
くなると共に、遅い線速度、例えば線速度1.2m/sで情報
を記録した場合、前述した熱干渉の影響によって記録再
生特性が低下するという問題点があった。
【0007】前述した問題点を解決するため、従来、基
準ディジタル信号Aのハイレベル或いはロ−レベルの時
間幅を一様に小さくしたり、又は特定の時間幅のハイレ
ベル或いはロ−レベルの時間幅を変更した記録信号を生
成し、この記録信号によって光ディスクに高い光強度の
レ−ザ光を照射して、基準ディジタル信号の時間幅に対
応した長さのピット部及び非ピット部からなるピットを
形成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ディ
スクの内外径、光ディスクの種類、情報記録時の線速、
或いはレ−ザ光の波長等が変化した場合、熱の伝導状態
が変化してピット部の形状が涙形になったり、ピット部
の先端部の形成位置がずれて再生のタイミングが合わな
くなり、ジッタが悪化するという問題点があった。
【0009】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、情報
記録時の環境が変化しても、基準ディジタル信号の時間
幅に対応した長さのピット部及び非ピット部からなるピ
ットを形成することが可能な光情報記録方法及びその装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、記録対象の情報に対応する
と共に、ピット部を形成できる強度のレ−ザ光を照射す
る期間を表す第1の信号レベルと前記強度よりも低い強
度のレ−ザ光を照射する期間或いはレ−ザ光の照射停止
期間を表す第2の信号レベルとを有し、該第1及び第2
の信号レベルは所定の基準時間幅の整数倍となる等差級
数をなす時間幅をもつ基準ディジタル信号に基づき、光
情報記録媒体に対して所定の強度のレ−ザ光を照射し、
ピットを形成する光情報記録方法において、前記基準デ
ィジタル信号の第1の信号レベルを所定時間幅を有する
複数の可変区間に区分した後、前記第2の信号レベルの
時間幅に応じて、該第2の信号レベルに続く第1の信号
レベルの開始時から所定時間の間における少なくとも一
の前記可変区間の信号レベルを前記第2の信号レベルと
なすと共に、該第1の信号レベルの開始時から所定時間
経過後に所定の間隔をおいて前記可変区間の信号レベル
を前記第2の信号レベルとなした記録信号を生成し、該
記録信号により前記光情報記録媒体にレ−ザ光を照射し
てピットを形成する光情報記録方法を提案する。
【0011】また、請求項2では、記録対象の情報に対
応すると共に、ピット部を形成できる強度のレ−ザ光を
照射する期間を表す第1の信号レベルと前記強度よりも
低い強度のレ−ザ光を照射する期間或いはレ−ザ光の照
射停止期間を表す第2の信号レベルとを有し、該第1及
び第2の信号レベルは所定の基準時間幅の整数倍となる
等差級数をなす時間幅をもつ基準ディジタル信号に基づ
き、光情報記録媒体に対して所定の強度のレ−ザ光を照
射し、ピットを形成する光情報記録装置において、前記
基準時間幅を複数に等分割可能な周期を有するクロック
信号と前記基準ディジタル信号とを入力し、前記基準デ
ィジタル信号が前記第1の信号レベルの間に計数動作
し、前記基準ディジタル信号が前記第2の信号レベルの
ときに計数値を零に初期化する計数手段と、前記基準デ
ィジタル信号が前記第2の信号レベルから前記第1の信
号レベルに遷移した後、前記計数手段による計数値が所
定の第1の基準値に達するまでの間に、前記第2の信号
レベルを有するパルス信号を出力する第1のパルス信号
生成手段と、前記計数手段による計数値が前記第1の基
準値よりも大きい所定の第2の基準値に達したときに、
前記クロック信号の1周期分のパルス幅を有すると共に
前記第2の信号レベルを有するパルス信号を出力する第
2のパルス信号生成手段と、該第2のパルス信号生成手
段からパルス信号が出力されたときに、前記計数手段に
対して、前記第2の基準値よりも所定数だけ小さく且つ
前記第1の基準値よりも大きい第3の基準値を計数値と
して再設定する計数値再設定手段と、前記基準ディジタ
ル信号と前記第1及び第2のパルス信号生成手段のそれ
ぞれから出力されるパルス信号とを論理積した記録信号
を出力する論理積手段と、前記記録信号に基づいてレ−
ザの駆動を制御するレ−ザ駆動制御手段とを備えた光情
報記録装置を提案する。
【0012】
【作用】本発明の請求項1によれば、基準ディジタル信
号の第1の信号レベルは所定時間幅の複数の可変区間に
区分され、該基準ディジタル信号の第2の信号レベルの
時間幅に応じて該第2の信号レベルに続く第1の信号レ
ベルの開始時から所定時間の間の全端部における少なく
とも一の前記可変区間の信号レベルが前記第2の信号レ
ベルとされる。さらに、この第1の信号レベルの開始時
から所定時間経過後の後端部に所定の間隔をおいて前記
可変区間の信号レベルが前記第2の信号レベルとされた
記録信号が生成される。この後、前記記録信号により前
記光情報記録媒体にレ−ザ光が照射されてピット部と非
ピット部が交互に並ぶピットが形成される。
【0013】これにより、前記第2の信号レベルの時間
幅が短いときには、該第2の信号レベルに続く第1の信
号レベルの前端部が第2の信号レベルとされ、該第1の
信号レベルによって形成されるピット部に対する、該第
1の信号レベルの前の第1の信号レベルによるピット部
形成時の熱伝導の影響が緩和される。また、前記第1の
信号レベルの後端部に所定の間隔をおいて第2の信号レ
ベルが形成され、レ−ザ光によって光情報記録媒体に与
えられる熱量が減少され、光情報記録媒体の温度が低下
するので、光情報記録媒体の温度を自由に制御すること
ができ、ピット部の幅の広がり及び後端部の形成位置並
びに前記光情報記録媒体に蓄えられる熱量を調節するこ
とができる。
【0014】また、請求項2によれば、計数手段は基準
ディジタル信号が前記第1の信号レベルの間に計数動作
し、前記基準ディジタル信号が前記第2の信号レベルの
ときに計数値を零に初期化する。前記基準ディジタル信
号が前記第2の信号レベルから前記第1の信号レベルに
遷移した後、前記計数手段の計数値が第1の基準値に達
するまでの間に、第1のパルス信号生成手段によって、
第2の信号レベルを有するパルス信号が出力される。ま
た、前記計数手段の計数値が前記第1の基準値よりも大
きい所定の第2の基準値に達したときに、第2のパルス
信号生成手段によって、前記クロック信号の1周期分の
パルス幅を有すると共に前記第2の信号レベルを有する
パルス信号が出力される。また、計数値再設定手段によ
り、前記第2のパルス信号生成手段からパルス信号が出
力されたときに、前記計数手段に対して、前記第2の基
準値よりも所定数だけ小さく且つ前記第1の基準値より
も大きい第3の基準値が計数値として再設定される。こ
れにより、前記計数手段の計数値が前記第2の基準値に
達した以降は、前記基準ディジタル信号が第1の信号レ
ベルの間に、前記第2のパルス信号生成手段から前記第
2の基準値と第3の基準値との差に等しい数毎にパルス
信号が出力される。さらに、論理積手段によって、前記
基準ディジタル信号と前記第1及び第2のパルス信号生
成手段のそれぞれから出力されるパルス信号とが論理積
されて記録信号とされ、該記録信号に基づいて、レ−ザ
駆動制御手段によりレ−ザの駆動が制御され、光情報記
録媒体にピット部及び非ピット部からなるピットが形成
される。従って、前記第1のパルス信号生成手段から出
力されるパルス信号によって、前記基準ディジタル信号
の第1の信号レベルの前端部が前記第2の信号レベルと
される。これにより、光情報記録媒体への熱量供給が遅
延され、前記光情報記録媒体の熱伝導率或いは変質温度
等の特性に対応してピット部の先端の形成位置が補正さ
れる。また、第2のパルス信号生成手段から出力される
パルス信号によって、前記基準ディジタル信号の第1の
信号レベルの後半部において等間隔で前記第2の信号レ
ベルとされる。これにより、前記基準ディジタル信号の
第1の信号レベルの時間幅が大きいときなどは、前記第
2の信号レベルとされた位置において、レ−ザ光によっ
て光情報記録媒体に与えられる熱量が減少され、光情報
記録媒体の温度が低下するので、光情報記録媒体の温度
を自由に制御することができ、ピット部の幅の広がり及
び後端部の形成位置並びに前記光情報記録媒体に蓄えら
れる熱量を調節することができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例における信号処理回
路の構成図、図3乃至図5は一実施例におけるタイミン
グチャ−トである。図において、1はシフトレジスタ、
2は16進バイナリカウンタ(以下、カウンタと称す
る)、3,4は2入力のNAND回路、5は3入力のO
R回路、6は4入力のOR回路、7は4入力のAND回
路、8〜12はNOT回路、13はドライバ、14は光
情報記録媒体(図示せず、以下、記録媒体と称する)に
ピットを形成するレ−ザである。ここで、記録媒体とし
ては、例えばトラッキング用グル−ブが形成された基板
上にシアニン色素によって記録層が形成され、さらにこ
の記録層の上に金の反射層及び紫外線硬化樹脂による保
護層が形成された光ディスクが用いられる。
【0016】この信号処理回路は、前記記録媒体への記
録対象となる情報に対応した基準ディジタル信号Aとこ
れに同期したクロック信号CK,CPとを入力し、基準
ディジタル信号Aを補正した記録信号Hを生成して、こ
の記録信号Hによりドライバ13を介してレ−ザ14を
駆動し、前記記録媒体に情報を記録する。また、ここで
は基準ディジタル信号AはEFM変調されたものであ
り、そのロ−レベル及びハイレベルの時間幅はクロック
信号CPの周期に等しい基準時間幅T、例えば230ns の
3〜11倍のいずれかになる。また、ここではクロック
信号CKの周期tは基準時間幅Tの1/8に設定されて
いる。
【0017】さらに、基準ディジタル信号Aがハイレベ
ルのときにピット部を形成できる強度のレ−ザ光を照射
して前記記録媒体にピットを形成するように設定されて
いる。即ち、基準ディジタル信号AはNOT回路により
反転された信号Bとしてシフトレジスタ1のシリアルデ
−タ入力端しABに入力され、クロック信号CPはシフ
トレジスタ1のクロック入力端子CLKに、またクロッ
ク信号CKはカウンタ2のクロック入力端子CLKにそ
れぞれ入力されている。
【0018】シフトレジスタ1のデ−タ出力端子QAは
NOT回路9を介してNAND回路3,4のそれぞれの
第1の入力端子とAND回路7の第1の入力端子及びカ
ウンタ2のリセット信号入力端子RSTにそれぞれ接続
されている。シフトレジスタ1のデ−タ出力端子QBは
NAND回路3,4のそれぞれの第2の入力端子に、ま
たデ−タ出力端子QDはNAND回路3の第3の入力端
子にそれぞれ接続されている。シフトレジスタ1のデ−
タ出力端子QEはNAND回路4の第3の入力端子に接
続されると共に、NOT回路10を介してNAND回路
3の第4の入力端子に接続され、デ−タ出力端子QFは
NOT回路11を介してNAND回路4の第4の入力端
子に接続されている。また、シフトレジスタ1のリセッ
ト信号入力端子RSTはプルアップされている。
【0019】カウンタ2のデ−タ入力端子Da,Dbは
接地され、デ−タ入力端子Qc,Dd及びイネ−ブル端
子EP,ETはそれぞれプルアップされている。カウン
タ2のリップルキャリ出力端子RCはNOT回路12を
介して、そのロ−ド端子LD及びAND回路7の第2の
入力端子にそれぞれ接続されている。カウンタ2のデ−
タ出力端子QbはOR回路6の第1の入力端子に接続さ
れ、デ−タ出力端子QcはOR回路5の第1の入力端子
とOR回路6の第2の入力端子に、またデ−タ出力端子
QdはOR回路5の第2の入力端子とOR回路6の第3
の入力端子にそれぞれ接続されている。
【0020】OR回路5の第3の入力端子はNAND回
路3の出力端子に接続され、その出力端子はAND回路
7の第3の入力端子に接続されている。また、OR回路
6の第4の入力端子はNAND回路4の出力端子に接続
され、その出力端子はAND回路7の第4の入力端子に
接続されている。さらに、AND回路7の出力端子から
出力される記録信号Hはドライバ13を介してレ−ザ1
4に入力されている。
【0021】次に、前述の構成よりなる本実施例の動作
を図3乃至図5に示すタイミングチャ−トに基づいて説
明する。シフトレジスタ1に入力された信号Bは、1ク
ロックCPずつ遅延されてそのデ−タ出力端子QA〜Q
Fのそれぞれから出力される。また、NAND回路3に
より、基準ディジタル信号Aにおいて基準時間幅Tの3
倍の時間幅(以下、3T時間幅と称する)をもつロ−レ
ベルが検出され、このロ−レベルに続くハイレベルの先
端部に対応して1クロックCP分の幅をもつ負のパルス
信号Cが出力される。このパルス信号Cはシフトレジス
タ1のデ−タ出力端子QAの出力信号を反転した信号
D、即ち基準ディジタル信号Aを1クロックCP分だけ
遅延した信号Dに対応して出力される。さらに、NAN
D回路4により、基準ディジタル信号Aにおいて基準時
間幅Tの4倍の時間幅(以下、4T時間幅と称する)を
もつロ−レベルが検出され、このロ−レベルに続くハイ
レベルの先端部に対応して1クロックCP分の幅をもつ
負のパルス信号Eが出力される。このパルス信号Eも同
様にシフトレジスタ1のデ−タ出力端子QAの出力信号
を反転した信号Dに対応して出力される。
【0022】一方、カウンタ2は、クロック信号CKに
よってカウント動作し、これにより基準時間幅Tは8等
分され、8つの可変区間に区分される。また、カウンタ
2は信号Dがロ−レベルである間はリセットされた状態
にあり、信号Dがハイレベルの間に動作して0から15
までカウントする。さらに、カウンタ2のリップルキャ
リ端子RCから正のリップルキャリ信号RC1が出力さ
れたとき、カウンタ2のロ−ド端子LDにはリップルキ
ャリ信号RC1をNOT回路12によって反転したロ−
レベルの信号が入力される。これにより、カウンタ2に
はデ−タ入力端子Da〜Ddに入力されているデ−タ、
即ち12が設定されると共に、カウンタ2からは1回目
のリップルキャリ信号RC1が出力された後、信号Dが
ロ−レベルになるまで4クロックCK毎にリップルキャ
リ信号RC1が出力される。
【0023】また、OR回路5の出力信号Fは、NAN
D回路3からパルス信号Cが出力されたときだけ、カウ
ンタ2のデ−タ出力端子Qc,Qdからの出力信号に基
づいてロ−レベルとされる。即ち、信号Fは、信号Dに
おいて3T時間幅をもつロ−レベルに続くハイレベルの
先端から連続した4つの可変区間に対応してロ−レベル
とされる。さらに、OR回路6の出力信号Gは、NAN
D回路4からパルス信号Eが出力されたときだけ、カウ
ンタ2のデ−タ出力端子Qb〜Qdからの出力信号に基
づいてロ−レベルとされる。即ち、信号Gは、信号Dに
おいて4T時間幅をもつロ−レベルに続くハイレベルの
先端から連続した2つの可変区間に対応してロ−レベル
とされる。
【0024】さらに、AND回路7によって、信号D、
OR回路5,6の出力信号F,G、及びカウンタ2のリ
ップルキャリ信号RC1を反転した信号は、論理積され
て信号Hとして出力される。
【0025】従って、信号Hは、そのハイレベルの後半
部において、即ち第16番目の可変区間以降において4
つ毎に1つの可変区間がロ−レベルとされる。さらに、
信号Hの3T時間幅或いは4T時間幅をもつロ−レベル
に続くハイレベルにおいては、前述したようにその先端
部がロ−レベルとされる。この記録信号Hは、ドライバ
13を介してレ−ザ14に入力され、レ−ザ14は記録
信号Hがハイレベルのとき記録媒体にピット部Paを形
成できる強度のレ−ザ光を照射してピット部Paを形成
する。記録信号Eがロ−レベルのときは記録媒体に対し
てピット部Paを形成できる強度のレ−ザ光は照射され
ず、記録媒体には非ピット部Pbが形成される。
【0026】前述したように、本実施例によれば、レ−
ザ14の出力を小さくした場合においても、基準ディジ
タル信号Aのハイレベルの前端部に対応する記録信号H
の信号レベルを連続してハイレベルとすることにより、
ピット部Paの先端を速く形成することができる。さら
に、ロ−レベルの時間幅が3T或いは4T時間幅である
ときには、このロ−レベルに続くハイレベルの前端部が
ロ−レベルにされ、このハイレベルによって形成される
ピット部Paに対する、1つ前のピット部Paの形成時
における熱伝導の影響が緩和される。
【0027】また、信号Hにおけるハイレベルの後半
部、即ち記録媒体の温度が記録媒体上にピット部Paを
形成可能な温度になった後は4クロックCK毎にロ−レ
ベルが形成されるため、レ−ザ光によって記録媒体に与
えられる熱量が減少されてほぼ一定となり、ピット部P
aが涙形状になることが防止されると共に、記録信号H
がロ−レベルになった後まで残る余熱が低減されてピッ
ト部Paの後端が不要に引伸ばされることがなくなる。
さらに、後続するのピット部Paの形成に与える余熱の
影響も低減される。
【0028】これにより、記録媒体の種類或いはレ−ザ
光の波長等によって、記録媒体上にピット部Paが形成
され始める温度が異なる場合においても、必要最小限の
出力を有するレ−ザ14を用いて、基準ディジタル信号
Aに対応した長さのピット部Pa及び非ピット部Pbを
有するピットを形成することができる。従って、光情報
記録装置のコストを低減することができる。さらに、従
来に比べてジッタを小さくすることができると共に、再
生時における変調度を大きくすることができ記録再生特
性を向上させることができる。さらにまた、線速度1.2m
/sで情報を記録した場合においても、熱干渉の影響を低
減することができるため、トラック方向(半径方向)へ
のピット部Paの広がりを防止できるので、記録媒体に
おけるレ−ザ光の反射率を高くすることができると共
に、トラック間のクロスト−クを少なくし、さらにはレ
−ザのパワ−ウィンドを広くすることができる。
【0029】また、前述したように一定の時間毎に記録
信号Hの信号レベルをロ−レベルにして、記録媒体の温
度を調整することにより、記録信号Hを生成する電子回
路の構成を簡単なものにすることができる。
【0030】尚、本実施例では、基準時間幅Tを8等分
した可変区間を設定したが、これに限定されることはな
い。また、本実施例では、前述したように4クロック毎
に記録信号Hの信号レベルをロ−レベルにしたが、これ
に限定されないことは言うまでもないことである。さら
に、本実施例では、3T及び4T時間幅をもつロ−レベ
ルに続くハイレベルの先端部をロ−レベルに変えて記録
信号Hとしたが、これに限定されることはない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、記録媒体の種類或いはレ−ザ光の波長等によっ
て、記録媒体上にピット部が形成され始める温度が異な
る場合においても、必要最小限の出力を有するレ−ザを
用いて、光情報記録媒体に基準ディジタル信号の時間幅
にほぼ対応した長さのピット部及び非ピット部を有する
ピットを形成することができる。これにより、光情報記
録装置のコストを低減することができる。さらに、非下
位情報記録媒体上で、従来最も熱伝導の影響が大きい、
時間幅の短い第2の信号レベルを挟む第1の信号レベル
に対応したピット部間の熱伝導の影響を緩和することが
できると共に、従来よりも幅の広がりを低減したピット
部を形成することができる。これにより、従来に比べて
ジッタを小さくすることができると共に、再生時におけ
る変調度を大きくすることができ記録再生特性を向上さ
せることができるという非常に優れた効果を発揮するも
のである。
【0032】また、請求項2によれば、情報を記録する
光情報記録媒体の熱伝導率或いは変質温度等の特性に応
じて前記光情報記録媒体に与える熱量を補正することが
できる。さらに、必要最小限の出力を有するレ−ザを用
い、かつ簡単な構成で、光情報記録媒体に基準ディジタ
ル信号の時間幅にほぼ対応した長さのピット部及び非ピ
ット部を有するピットを形成することができると共に、
ピット部の幅の広がりを低減することができる。従っ
て、従来よりも光情報記録装置のコストを低減すること
ができる。さらに、従来に比べてジッタを小さくするこ
とができると共に、再生時における変調度を大きくする
ことができ記録再生特性を向上させることができるとい
う非常に優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における信号処理回路の構成
図
【図2】従来例における基準ディジタル信号とピットと
の関係を示すタイミングチャ−ト
【図3】本発明の一実施例におけるタイミングチャ−ト
【図4】本発明の一実施例におけるタイミングチャ−ト
【図5】本発明の一実施例におけるタイミングチャ−ト
【符号の説明】
1…シフトレジスタ、2…カウンタ、3,4…NAND
回路、5,6…OR回路、7…AND回路、8〜12…
NOT回路、13…ドライバ、14…レ−ザ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録対象の情報に対応すると共に、ピッ
    ト部を形成できる強度のレ−ザ光を照射する期間を表す
    第1の信号レベルと前記強度よりも低い強度のレ−ザ光
    を照射する期間或いはレ−ザ光の照射停止期間を表す第
    2の信号レベルとを有し、該第1及び第2の信号レベル
    は所定の基準時間幅の整数倍となる等差級数をなす時間
    幅をもつ基準ディジタル信号に基づき、光情報記録媒体
    に対して所定の強度のレ−ザ光を照射し、ピットを形成
    する光情報記録方法において、 前記基準ディジタル信号の第1の信号レベルを所定時間
    幅を有する複数の可変区間に区分した後、 前記第2の信号レベルの時間幅に応じて、該第2の信号
    レベルに続く第1の信号レベルの開始時から所定時間の
    間における少なくとも一の前記可変区間の信号レベルを
    前記第2の信号レベルとなすと共に、 該第1の信号レベルの開始時から所定時間経過後に所定
    の間隔をおいて前記可変区間の信号レベルを前記第2の
    信号レベルとなした記録信号を生成し、 該記録信号により前記光情報記録媒体にレ−ザ光を照射
    してピットを形成する、 ことを特徴とする光情報記録方法。
  2. 【請求項2】 記録対象の情報に対応すると共に、ピッ
    ト部を形成できる強度のレ−ザ光を照射する期間を表す
    第1の信号レベルと前記強度よりも低い強度のレ−ザ光
    を照射する期間或いはレ−ザ光の照射停止期間を表す第
    2の信号レベルとを有し、該第1及び第2の信号レベル
    は所定の基準時間幅の整数倍となる等差級数をなす時間
    幅をもつ基準ディジタル信号に基づき、光情報記録媒体
    に対して所定の強度のレ−ザ光を照射し、ピットを形成
    する光情報記録装置において、 前記基準時間幅を複数に等分割可能な周期を有するクロ
    ック信号と前記基準ディジタル信号とを入力し、前記基
    準ディジタル信号が前記第1の信号レベルの間に計数動
    作し、前記基準ディジタル信号が前記第2の信号レベル
    のときに計数値を零に初期化する計数手段と、 前記基準ディジタル信号が前記第2の信号レベルから前
    記第1の信号レベルに遷移した後、前記計数手段による
    計数値が所定の第1の基準値に達するまでの間に、前記
    第2の信号レベルを有するパルス信号を出力する第1の
    パルス信号生成手段と、 前記計数手段による計数値が前記第1の基準値よりも大
    きい所定の第2の基準値に達したときに、前記クロック
    信号の1周期分のパルス幅を有すると共に前記第2の信
    号レベルを有するパルス信号を出力する第2のパルス信
    号生成手段と、 該第2のパルス信号生成手段からパルス信号が出力され
    たときに、前記計数手段に対して、前記第2の基準値よ
    りも所定数だけ小さく且つ前記第1の基準値よりも大き
    い第3の基準値を計数値として再設定する計数値再設定
    手段と、 前記基準ディジタル信号と前記第1及び第2のパルス信
    号生成手段のそれぞれから出力されるパルス信号とを論
    理積した記録信号を出力する論理積手段と、 前記記録信号に基づいてレ−ザの駆動を制御するレ−ザ
    駆動制御手段とを備えた、 ことを特徴とする光情報記録装置。
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