JPH05144009A - 光学的記録媒体円盤 - Google Patents

光学的記録媒体円盤

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JPH05144009A
JPH05144009A JP33149391A JP33149391A JPH05144009A JP H05144009 A JPH05144009 A JP H05144009A JP 33149391 A JP33149391 A JP 33149391A JP 33149391 A JP33149391 A JP 33149391A JP H05144009 A JPH05144009 A JP H05144009A
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JP33149391A
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English (en)
Inventor
Makoto Itonaga
誠 糸長
Shiyuuichi Shiyukunami
拾一 宿波
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラッキング情報が良好に得られる高密度記
録の光ディスクを得る。 【構成】 円盤の周方向に順次交互に配列される多数の
情報記録再生領域とサンプルサーボ方式によるトラッキ
ング制御のためのトラッキング情報の記録再生領域とが
放射状に形成されている光ディスクの半径方向に並ぶ順
次の記録跡における1つ置きの記録跡について情報記録
再生領域における記録跡の延長線上に位置し、かつ円盤
の特定な半径上に整列するようにトラッキング情報の記
録再生領域にトラッキング情報によるピットを設ける。
前記のトラッキング情報によるトラッキング情報を発生
させることにより、解像限界の1/2の記録跡間隔(ト
ラックピッチ)の光ディスクからも良好なトラッキング
情報が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的記録媒体円盤に関
する。
【0002】
【従来の技術】光学的記録媒体円盤(以下、光ディスク
と記載されることもある)の信号面に記録されている記
録情報の再生は、集光レンズによって集光(集束)された
再生光のビームウエストの部分が光学的記録媒体円盤の
信号面に位置する状態、すなわち、光学的記録媒体円盤
の信号面が集光レンズの合焦面に位置している状態にし
て、光学的記録媒体円盤の信号面に形成されている記録
情報列(例えばピットの配列)のピットの巾に対して所
定の関係の直径を有する再生光のスポットを投射して、
前記した再生光のスポットで生じた読取り光を光電変換
することにより行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
の記録密度を高くするために記録跡間隔(トラックピッ
チ)を小さくして行くと、光学系の解像限界によってト
ラッキング誤差信号が得られなくなるということが起こ
るから、記録跡間隔を小さくすることによる光ディスク
の高記録密度化には限界がある。周知のように光学系の
解像度は再生光の波長λと、集光レンズ(対物レンズ)の
開口数NAとによって、解像限界になる寸法dは次の
(1)式 d=λ/NA/2 …(1) によって定められ
る。ここで、コンパクトディスクとして知られている光
ディスクの再生系で使用される光学系を例にして説明す
ると次のとおりである。コンパクトディスクの再生系で
は、再生光の波長λが780nm、対物レンズの開口数
NAが0.45であるから、(1)式によって求められ
る解像限界による寸法dは0.87ミクロンとなる。し
たがってコンパクトディスクの再生系では、解像限界の
0.87ミクロン以下の記録跡間隔(トラックピッチ)
で記録されている光ディスクを再生してもトラッキング
情報の検出を行なうことができない。それでコンパクト
ディスクでは、前記した解像限界の倍近くの1.6ミク
ロンのトラックピッチを採用して安定にトラッキング情
報が検出できるようにしていることは周知のとおりであ
る。
【0004】ところで、高密度記録された光ディスクか
らの記録情報の読出しを行なう場合に、トラックピッチ
よりも大きな直径を有する光スポットを用いても記録情
報の読出しが行なえるようにする手段として、記録情報
の読出しが行なわれる記録跡の両隣りの記録跡からも記
録情報を読出し、3つの記録跡から読出された記録情報
を演算することにより、大きな直径を有する光のスポッ
トを用いてもクロストークの無い状態の記録情報を得る
ようにできるという提案も特開昭57ー58248号公
報に開示されているが、前記した公報に記載の技術手段
はトラッキング制御が正しく行なわれている状態にだけ
有効なのであり、トラッキング情報が正しく得られない
状態の場合には適用することができないことは明らかで
ある。すなわち、既述のようにトラックピッチを狭くし
て光ディスクの高密度化を図かろうとした場合には、再
生光の波長と使用される集光レンズの性能との制限を受
けるためにトラッキング情報の不足が生じてトラッキン
グ制御動作が不安定になるからである。それで、トラッ
クピッチを狭くして光ディスクの高密度化を図かった場
合にも、良好なトラッキング情報が得られるような光デ
ィスクの出現が望まれた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は記録媒体と記録
再生光との相対線速度を一定の状態として記録再生動作
が行なわれる光学的記録媒体円盤において、円盤の周方
向に順次交互に配列される多数の情報記録再生領域とサ
ンプルサーボ方式によるトラッキング制御のためのトラ
ッキング情報の記録再生領域とにおけるトラッキング情
報の記録再生領域を円盤の半径方向に整列させた状態に
設定し、また前記したトラッキング情報の記録再生領域
に設けられるべきトラッキング情報によるピットが、円
盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ置きの記
録跡について情報記録再生領域における記録跡の延長線
上に位置し、かつ円盤の特定な半径上に整列するように
設けられている光学的記録媒体円盤、及び記録媒体と記
録再生光との相対角速度を一定の状態として記録再生動
作が行なわれる光学的記録媒体円盤において、円盤の周
方向に順次交互に配列される多数の情報記録再生領域と
サンプルサーボ方式によるトラッキング制御のためのト
ラッキング情報の記録再生領域とにおけるトラッキング
情報の記録再生領域を円盤の半径方向に整列させた状態
に設定し、また前記したトラッキング情報の記録再生領
域に設けられるべきトラッキング情報によるピットが、
円盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ置きの
記録跡について情報記録再生領域における記録跡の延長
線上に位置し、かつ円盤の特定な半径上に整列するよう
に設けられている光学的記録媒体円盤、ならびに円盤の
半径方向について設定した複数の領域について、記録媒
体と記録再生光との相対角速度が、前記した複数の領域
毎にそれぞれ異なる一定の相対角速度となるようにして
記録再生動作が行なわれる光学的記録媒体円盤におい
て、円盤の周方向に順次交互に配列される多数の情報記
録再生領域とサンプルサーボ方式によるトラッキング制
御のためのトラッキング情報の記録再生領域とにおける
トラッキング情報の記録再生領域を円盤の半径方向に整
列させた状態に設定し、また前記したトラッキング情報
の記録再生領域に設けられるべきトラッキング情報によ
るピットが、円盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡におけ
る1つ置きの記録跡について情報記録再生領域における
記録跡の延長線上に位置し、かつ円盤の特定な半径上に
整列するように設けられている光学的記録媒体円盤、及
び、前記した各種の光学的記録媒体円盤においてサンプ
ルサーボ方式によるトラッキング制御のためのトラッキ
ング情報の記録再生領域に設けられるべきトラッキング
情報によるピットの長さを、情報記録再生領域における
情報によるピットの最大の長さよりも長くした光学的記
録媒体円盤、ならびに前記した各種の光学的記録媒体円
盤においてサンプルサーボ方式によるトラッキング制御
のためのトラッキング情報の記録再生領域に設けられる
べきトラッキング情報によるピットの長さを、情報記録
再生領域における情報によるピットの最大の長さよりも
長くした光学的記録媒体円盤、及び前記した各種の光学
的記録媒体円盤において円盤の半径方向に整列する状態
に設定されたトラッキング情報の記録再生領域に、円盤
の半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ置きの記録
跡について情報記録再生領域における記録跡の延長線上
に位置し、かつ円盤の特定な半径上に整列するように設
けられるトラッキング情報によるピットで形成される第
1のピット配列に属するピットと、前記したトラッキン
グ情報によるピットが設けられている記録跡の隣りの記
録跡に関して円盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡におけ
る1つ置きの記録跡について情報記録再生領域における
記録跡の延長線上に位置し、かつ円盤の特定な半径上に
整列するように設けられるトラッキング情報によるピッ
トで形成される第2のピット配列に属するピットとが、
円盤の半径方向で重なり合わないように記録跡の延長方
向にずらして設けた光学的記録媒体円盤、及び円盤の半
径方向に整列する状態に設定されたトラッキング情報の
記録再生領域に、円盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡に
おける1つ置きの記録跡について情報記録再生領域にお
ける記録跡の延長線上に位置し、かつ円盤の特定な半径
上に整列するように設けられるトラッキング情報による
ピットと情報記録領域におけるピットの間に長いランド
部分を設けた光学的記録媒体円盤を提供する。
【0006】
【作用】光学的記録媒体円盤の周方向に順次交互に配列
される多数の情報記録再生領域とサンプルサーボ方式に
よるトラッキング制御のためのトラッキング情報の記録
再生領域とが放射状に形成されている円盤の半径方向に
並ぶ順次の記録跡における1つ置きの記録跡について情
報記録再生領域における記録跡の延長線上に位置し、か
つ円盤の特定な半径上に整列するようにトラッキング情
報の記録再生領域に設けられているトラッキング情報に
よるピットによってトラッキング情報を発生させること
により、解像限界の1/2の記録跡間隔(トラックピッ
チ)の光学的記録媒体円盤からも良好なトラッキング情
報が得られる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の光学的記
録媒体円盤の具体的な内容を詳細に説明する。図1及び
図6は本発明の光学的記録媒体円盤の概略構成の平面
図、図2は本発明の光学的記録媒体円盤の一部の拡大平
面図、図3はトラッキング誤差信号の波形図、図4は再
生信号の波形図、図5は再生装置の一部のブロック図で
ある。本発明の光学的記録媒体円盤(光ディスク)の概略
構成を示す図1において、Dは光ディスクの全体符号、
Zt,Zt…はトラッキング情報の記録再生領域、Z
i,Zi…は情報記録再生領域であり、図1は本発明の
光ディスクDが、記録媒体と記録再生光との相対線速度
を一定の状態として記録再生動作が行なわれる光ディス
ク(CLVの光ディスク)として実施される場合と、記
録媒体と記録再生光との相対角速度を一定の状態として
記録再生動作が行なわれる光ディスク(CAVの光ディ
スク)として実施される場合と、円盤の半径方向につい
て設定した複数の領域について、記録媒体と記録再生光
との相対角速度が、前記した複数の領域毎にそれぞれ異
なる一定の相対角速度となるようにして記録再生動作が
行なわれる光ディスク(MCAVの光ディスク)として
実施される場合との何れの場合をも示しているものとし
て使用されている。
【0008】図1及び図6において情報記録再生領域Z
i,Zi…と、トラッキング情報の記録再生領域Zt,
Zt…とは、円盤の周方向に順次交互に配列される多数
の情報記録再生領域Zi,Zi…とサンプルサーボ方式
によるトラッキング制御のためのトラッキング情報の記
録再生領域Zt,Zt…を示しており、前記した情報記
録再生領域Zi,Zi…と、トラッキング情報の記録再
生領域Zt,Zt…とは円盤の半径方向に整列された状
態、すなわち円盤の半径方向に放射状にそれぞれの領域
が設定されている。図2は図1及び図6中に符号Aで示
されている部分を拡大して示した図であり、この図2に
おいてPi,Pi…は情報記録再生領域Zi,Zi…に
おける各記録跡を形成している記録情報のピットであ
り、Tpは前記した情報記録再生領域Zi,Zi…にお
ける前記の記録情報Pi,Pi…によって形成されてい
る記録跡の記録跡間隔(トラックピッチ)を示してい
る。
【0009】トラッキング情報の記録再生領域Zt,Z
t…には、トラッキング情報によるピットPt,Pt…
が、円盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ置
きの記録跡について情報記録再生領域Ziにおける記録
跡の延長線上に位置し、かつ円盤の特定な半径上に整列
するような態様で設けられている。図2に例示されてい
るトラッキング情報の記録再生領域Ztは、トラッキン
グ情報の記録再生領域Ztが3つの領域Zta,Zt
b,Ztcに分割されている状態のものとして構成され
ている場合を示している。図2に例示されているトラッ
キング情報の記録再生領域Ztにおいて領域Ztaは、情
報記録再生領域Ziからトラッキング情報の記録再生領
域Ztに入った部分に構成したランド部分であり、前記
したランド部分によって形成されている領域Ztaの記
録跡の延長方向の長さは適当に定められる。なお、前記
した領域Ztaの記録跡の延長方向の長さを、情報記録
再生領域Ziで各記録跡を形成している記録情報のピッ
トPi,Pi…の内の最長のピットの長さよりも長くす
ると、トラッキング情報の記録再生領域Ztの検出が容
易となる。
【0010】また、図2に例示されているトラッキング
情報の記録再生領域Ztにおける領域Ztbは、円盤の
半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ置きの記録跡
(図2においては奇数番目の記録跡Tr1,Tr3…)につ
いて情報記録再生領域における記録跡の延長線上に位置
し、かつ円盤の特定な半径上に整列するように設けられ
るトラッキング情報によるピットPt,Pt…で形成さ
れる第1のピット配列を有する領域であり、さらにトラ
ッキング情報の記録再生領域Ztにおける領域Ztc
は、前記した領域Ztbにおいてトラッキング情報によ
るピットPt,Pt…が設けられている記録跡(図2に
おいては奇数番目の記録跡Tr1,Tr3…)の隣りの記録
跡(図2においては偶数番目の記録跡Tr2,Tr4…)に
関して円盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ
置きの記録跡(図2においては偶数番目の記録跡Tr2,
Tr4…)について情報記録再生領域における記録跡の延
長線上に位置し、かつ、円盤の特定な半径上に整列する
ように設けられるトラッキング情報によるピットPt,
Pt…で形成される第2のピット配列を有する領域であ
る。したがって、前記した第1のピット配列を有する領
域Ztbにおけるトラッキング情報によるピットPt,
Pt…と、第2のピット配列を有する領域Ztcにおけ
るトラッキング情報によるピットPt,Pt…とは、図
2に示されているように円盤の半径方向で重なり合わな
いように記録跡の延長方向にずらされた配置態様で円盤
上に配置されていることになる。
【0011】本発明の光ディスクにおけるトラッキング
情報の記録再生領域Ztが、図2に例示されているよう
に、円盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ置
きの記録跡(図2においては奇数番目の記録跡Tr1,T
r3…)について情報記録再生領域における記録跡の延長
線上に位置し、かつ円盤の特定な半径上に整列するよう
に設けられるトラッキング情報によるピットPt,Pt
…で形成される第1のピット配列を有する領域Ztb
と、前記した領域Ztbにおいてトラッキング情報によ
るピットPt,Pt…が設けられている記録跡(図2に
おいては奇数番目の記録跡Tr1,Tr3…)の隣りの記録
跡(図2においては偶数番目の記録跡Tr2,Tr4…)に
関して円盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ
置きの記録跡(図2においては偶数番目の記録跡Tr2,
Tr4…)について情報記録再生領域における記録跡の延
長線上に位置し、かつ、円盤の特定な半径上に整列する
ように設けられるトラッキング情報によるピットPt,
Pt…で形成される第2のピット配列を有する領域Zt
cとを備えているものとして構成されている場合におけ
る前記した2つの領域Ztb,Ztcのトラッキング情
報によるピットPt,Pt…からの標本値抽出のための
タイミングの切換えは、円盤の特定な半径位置において
行なわれることになる。
【0012】また、本発明の光ディスクにおけるトラッ
キング情報の記録再生領域Ztが、円盤の半径方向に並
ぶ順次の記録跡における1つ置きの記録跡(図2におい
ては奇数番目の記録跡Tr1,Tr3…)について情報記録
再生領域における記録跡の延長線上に位置し、かつ円盤
の特定な半径上に整列するように設けられるトラッキン
グ情報によるピットPt,Pt…で形成される第1のピ
ット配列を有する領域Ztbと、前記した領域Ztbに
おいてトラッキング情報によるピットPt,Pt…が設
けられている記録跡(図2においては奇数番目の記録跡
Tr1,Tr3…)の隣りの記録跡(図2においては偶数番
目の記録跡Tr2,Tr4…)に関して円盤の半径方向に並
ぶ順次の記録跡における1つ置きの記録跡(図2におい
ては偶数番目の記録跡Tr2,Tr4…)について情報記録
再生領域における記録跡の延長線上に位置し、かつ、円
盤の特定な半径上に整列するように設けられるトラッキ
ング情報によるピットPt,Pt…で形成される第2の
ピット配列を有する領域Ztcとの内の一方の領域しか
備えていないものとして構成されている場合における前
記した円盤の特定な半径上に整列するように設けられる
トラッキング情報によるピットPt,Pt…を有する領
域からの標本値の抽出のタイミングは、順次の記録跡に
ついて切換えられることがない。
【0013】既述のように、円盤の周方向に順次交互に
配列される多数の情報記録再生領域Zi,Zi…とサン
プルサーボ方式によるトラッキング制御のためのトラッ
キング情報の記録再生領域Zt,Zt…とが円盤の半径
方向に整列された状態、すなわち、円盤の半径方向に放
射状に設けられている本発明の光ディスクDは、記録媒
体と記録再生光との相対線速度を一定の状態として記録
再生動作が行なわれるようにした光ディスク(CLV型
の光ディスク)として実施されたり、あるいは記録媒体
と記録再生光との相対角速度を一定の状態として記録再
生動作が行なわれるようにした光ディスク(CAV型の
光ディスク)として実施されたり、もしくは円盤の半径
方向について設定した複数の領域について、記録媒体と
記録再生光との相対角速度が、前記した複数の領域毎に
それぞれ異なる一定の相対角速度となるようにして記録
再生動作が行なわれる光ディスク(MCAV型の光ディ
スク)として実施されたりする。
【0014】図5は再生装置の一部の概略構成を示すブ
ロック図であって、この図5においてDは光ディスクで
あり、この光ディスクDはディスク駆動モータ1の回転
軸2に固着されているターンテーブル4上に載置された
後にクランパ3によってターンテーブル4と一体的に固
着されている。ディスク駆動モータ1は線11を介して
接続されている図示されていない回転制御回路の制御動
作の下に所定の回転態様で回転して、ターンテーブル4
上の光ディスクDを回転させる。すなわち、光ディスク
Dが例えばCLV型の光ディスクの場合には、ディスク
駆動モータ1は図示されていない回転制御回路の制御動
作の下に、記録媒体と記録再生光との相対線速度が常に
一定の状態となるようにCLV型の光ディスクDを駆動
回転し、また、光ディスクDが例えばCAV型の光ディ
スクの場合には、ディスク駆動モータ1は図示されてい
ない回転制御回路の制御動作の下に、記録媒体と記録再
生光との相対角速度が常に一定の状態となるようにCA
V型の光ディスクDを駆動回転し、さらに光ディスクD
が例えばMCAV型の光ディスクの場合には、ディスク
駆動モータ1は図示されていない回転制御回路の制御動
作の下に、円盤の半径方向について設定した複数の領域
について、記録媒体と記録再生光との相対角速度が、前
記した複数の領域毎にそれぞれ異なる一定の相対角速度
となるようにしてMCAV型の光ディスクDを駆動回転
する。
【0015】再生装置が再生動作を行なっている状態に
おいて、所定の回転態様で回転している光ディスクD
は、光学ヘッドの対物レンズ9によって集光された光の
スポットによって照射される。すなわち、再生光の光源
(例えば半導体レーザ)5から放射された再生光が、コ
リメートレンズ6により平行光にされた後に、偏光ビー
ムスプリッタ7とλ/4板8とを介して対物レンズ9に
入射し、対物レンズ9によって集光された光のスポット
により照射される。前記した対物レンズ9は図示されて
いない自動焦点制御系及びトラッキング制御系等のアク
チュエータによって駆動変位されていること、及び前記
した対物レンズ9を含んで構成されている光学ヘッドと
光ディスクDとが光ディスクの径方向に相対的に移動で
きるようにされていること等は従来の光ディスクの再生
装置の場合と同様である。
【0016】光ディスクDからの反射光は、対物レンズ
9とλ/4板8と偏光ビームスプリッタ7とを介して検
出用光学系及び光検出器等を備えているブロック10に
与えられる。検出用光学系及び光検出器等を備えている
ブロック10としては、例えば集光レンズ、シリンドリ
カル凸レンズ、4分割光検出器等を備えて構成されてい
る周知構成のものが使用できる。そして、光ディスクD
からの反射光が与えられた検出用光学系及び光検出器等
を備えているブロック10は、光ディスクDの情報記録
再生領域Zi,Zi…における各記録跡を形成している
記録情報のピットPi,Pi…の配列態様と対応した記
録情報と、サンプルサーボ方式によるトラッキング制御
のためのトラッキング情報の記録再生領域Zt,Zt…
におけるトラッキング情報によるピットPtの配列態様
と対応したトラッキング誤差信号と、フォーカス誤差信
号等を出力する。
【0017】光ディスクDに設けられているトラッキン
グ情報の記録再生領域Ztが、図2に例示されているよ
うに、3つの領域Zta,Ztb,Ztcに分割されて
いる状態のものとして構成されている場合に、光ディス
クDからの反射光が与えられた検出用光学系及び光検出
器等を備えているブロック10における光検出器の出力
信号は図4に波形が例示されているものになる。図4の
(a)は光ディスクDのトラッキング情報の記録再生領
域Ztにおける領域ZtbにトラッキングピットPtが
存在しているような記録跡を再生光のスポットが追跡し
ている状態の場合に光検出器から出力される出力信号の
波形であり、また、図4の(b)は光ディスクDのトラ
ッキング情報の記録再生領域Ztにおける領域Ztcに
トラッキングピットPtが存在しているような記録跡を
再生光のスポットが追跡している状態の場合に光検出器
から出力される出力信号の波形である。また、光ディス
クDに設けられているトラッキング情報の記録再生領域
Ztが、図2に例示されているように、3つの領域Zt
a,Ztb,Ztcに分割されている状態のものとして
構成されている場合に、光ディスクDからの反射光が与
えられた検出用光学系及び光検出器等を備えているブロ
ック10において所謂プッシュプル法で得たトラッキン
グ誤差信号は図3に波形が例示されているものになる。
【0018】図3中で実線図示の曲線Szbは、光ディ
スクDのトラッキング情報の記録再生領域Ztにおける
領域Ztb中で、光ディスクの半径方向(記録跡の延在
する方向と直交する方向)に2記録跡間隔(2Tp)ず
つ離隔した状態で整列して設けられているトラッキング
ピットPt,Pt…によって発生されるトラッキング誤
差信号を示しており、また、図3中で点線図示の曲線S
zcは、光ディスクDのトラッキング情報の記録再生領
域Ztにおける領域Ztc中で、光ディスクの半径方向
に2記録跡間隔(2Tp)ずつ離隔した状態で整列して
設けられているトラッキングピットPt,Pt…によっ
て発生されるトラッキング誤差信号を示しているもので
ある。前記した領域Ztb中でディスクの半径方向に整
列しているトラッキングピットPt,Pt…の配列態様
と、前記の領域Ztbに対して光ディスクの周方向でず
れた位置に設定されている領域Ztc中でディスクの径
方向(記録跡の延在する方向と直交する方向)に整列して
いるトラッキングピットPt,Pt…の配列態様とは、
図2中に示されているように光ディスクDの径方向につ
いて1記録跡間隔(1トラックピッチ)Tpだけずれて
いる状態にされているから、前記した実線図示の曲線S
zbで示されるトラッキング誤差信号と点線図示の曲線
Szcで示されるトラッキング誤差信号とは、図3中に
示されているように互に180度の位相差を有している
ものになっている。
【0019】本発明の光ディスクDにおいては図2に明
示されているように、トラッキング情報の記録再生領域
Ztにおける領域Ztb中に、光ディスクの半径方向に
2記録跡間隔(2Tp)ずつ離隔した状態で整列させて
あるトラッキングピットPt,Pt…の配列と、トラッ
キング情報の記録再生領域Ztにおける領域Ztc中
に、光ディスクの半径方向に2記録跡間隔(2Tp)ず
つ離隔した状態で整列させてあるとともに、前記した領
域領域Ztb中に設けられているトラッキングピットP
t,Pt…の配列に対して光ディスクの半径方向で1記
録跡間隔(1Tp)だけずれた状態に配列されているト
ラッキングピットPt,Pt…の配列との何れか一方の
トラッキングピットの配列または双方のトラッキングピ
ットの配列を用いてトラッキング誤差信号を発生させる
ことができる。
【0020】前記したところから明らかなように、本発
明の光ディスクDにおいてはトラッキング情報の記録再
生領域Ztに設けられる光ディスクの半径方向における
トラッキンピットPtの間隔が、情報記録再生領域Zi
における記録跡間隔(トラックピッチ)Tpの2倍にな
っているから、例えば情報記録再生領域Ziにおける現
在の記録跡間隔(トラックピッチ)Tpまでトラッキン
グ情報が良好に得られるものであったと仮定した場合に
は、トラッキング情報の記録再生領域Ztに設けられる
光ディスクの半径方向におけるトラッキンピットPtの
間隔が、情報記録再生領域Ziにおける現在の記録跡間
隔Tpとなる状態まで、すなわち、情報記録再生領域Z
iにおける記録跡間隔Tpが現在の記録跡間隔の1/2
となるまで光ディスクの記録密度を向上させたとして
も、トラッキング情報の記録再生領域Ztに設けられて
いるトラッキンピットPtによってトラッキング誤差信
号を良好に得ることができるのである。
【0021】本発明の光ディスクDにおけるトラッキン
グ領域Ztが図2に例示されているように、領域Zt
a,Ztb,Ztcからなり、領域Ztb中でディスク
の半径方向に整列しているトラッキングピットPt,P
t…の配列態様と、前記の領域Ztbに対して光ディス
クの周方向でずれた位置に設定されている領域Ztc中
で光ディスクの径方向に整列しているトラッキングピッ
トPt,Pt…の配列態様とが、光ディスクDの径方向
について1記録跡間隔Tpだけずれている状態にされて
いる場合には、領域ZtbのトラッキングピットPt,
Pt…によって発生する図3中の実線図示の曲線Szb
で示されるトラッキング誤差信号と、領域Ztcのトラ
ッキングピットPt,Pt…によって発生する図3中の
点線図示の曲線Szcで示されるトラッキング誤差信号
とは、既述のように図3中に示されているように互に1
80度の位相差を有しているものになっており、奇数番
目の記録跡におけるトラッキング誤差信号のゼロクロス
の極性と、偶数番目の記録跡におけるトラッキング誤差
信号のゼロクロスの極性とは逆になっている。
【0022】それで、偶数番目の記録跡を再生する場合
には、光ディスクDにおけるトラッキング領域Ztの領
域Ztb中でディスクの半径方向に整列しているトラッ
キングピットPt,Pt…によって発生した図3中の曲
線Szbで示されるトラッキング誤差信号をサンプリン
グし、また奇数番目の記録跡を再生する場合には、光デ
ィスクDにおけるトラッキング領域Ztの領域Ztc中
でディスクの半径方向に整列しているトラッキングピッ
トPt,Pt…によって発生した図3中の曲線Szcで
示されるトラッキング誤差信号をサンプリングすると、
光ディスクDの全周にわたって同一の極性でトラッキン
グ制御動作を行なうことができる。この場合には奇数番
目の記録跡と偶数番目の記録跡との全部の記録跡につい
てトラッキング制御を行ないたい記録跡に存在するトラ
ッキングピットPtによってトラッキング誤差信号が検
出できるので、良好なトラッキング制御動作を行なうこ
とができる。
【0023】次に、本発明の光ディスクDが、それのト
ラッキング領域Ztにおける領域Ztbだけにディスク
の半径方向に整列しているトラッキングピットPt,P
t…の配列態様を有している場合には、領域Ztbのト
ラッキングピットPt,Pt…によって発生する図3中
の実線図示の曲線Szbで示されるトラッキング誤差信
号を用いてトラッキング制御が行なわれるようにするの
であるが、この場合には光ディスクDにおける特定な半
径位置(光ディスクに設定されている基準の回転位相の
位置)においてトラッキング制御の極性を反転させるこ
とにより、すべての記録跡についてトラッキング制御動
作が行なわれるようにする。本発明の光ディスクDが、
それのトラッキング領域Ztにおける領域Ztcだけに
ディスクの半径方向に整列しているトラッキングピット
Pt,Pt…の配列態様を有している場合には、領域Z
tcのトラッキングピットPt,Pt…によって発生す
る図3中の実線図示の曲線Szcで示されるトラッキン
グ誤差信号を用いてトラッキング制御が行なわれるよう
にするのであるが、この場合にも光ディスクDにおける
特定な半径位置(光ディスクに設定されている基準の回
転位相の位置)においてトラッキング制御の極性を反転
させることにより、すべての記録跡についてトラッキン
グ制御動作が行なわれるようにする。
【0024】前記のように、光ディスクDが、それのト
ラッキング領域Ztにおける領域Ztbと領域Ztcと
の一方のものだけにしか、ディスクの半径方向に整列し
ているトラッキングピットPt,Pt…の配列態様を有
していない場合には、光ディスクの成形時に生じるトラ
ッキングピットPt,Pt…の形状の非対称性、あるい
は光学ヘッドの状態によって発生する光学系の収差等に
よって起因するトラッキング誤差の記録跡間隔に対する
非対称性の影響等を、既述のようにトラッキング領域Z
tにおける領域Ztbと領域Ztcとの双方のものにデ
ィスクの半径方向に整列しているトラッキングピットP
t,Pt…の配列態様を有している光ディスクの場合に
比べて大きく受ける。
【0025】さて、本発明の光ディスクDにおいて、情
報記録再生領域Zi,Zi…とサンプルサーボ方式によ
るトラッキング制御のためのトラッキング情報の記録再
生領域Zt,Zt…とは、図1中に示されているように
周方向に順次交互に配列されていることは既述のとおり
であるが、光ディスクの1周中に設けられるべき前記し
たトラッキング情報の記録再生領域Zt,Zt…の個数
は、当然のことながら光ディスクDの回転数とトラッキ
ング制御系によって改善したい周波数帯域の上限の周波
数値とがどのように定められるかによって変化する。と
ころで、サンプルサーボ方式によってトラッキング制御
が行なわれる場合に使用されるサンプルホールド回路の
位相特性は、トラッキング制御系によって改善したい周
波数帯域の上限の周波数値をfとし、サンプリング周波
数をfsとすると、次の(2)式 −2πf/2fs
=−πf/fs …(2) によって示されるように
周波数fに対して線型な位相遅れを生じる。前記の
(2)式はトラッキング制御系によって改善したい周波
数帯域の上限の周波数値fがサンプリング周波数fsに
等しい場合にはπの位相遅れを生じることを示してい
る。
【0026】それで、安定なトラッキング制御系を構成
するためには、トラッキング制御系によって改善したい
周波数帯域の上限の周波数値fの例えば10倍〜20倍
以上のサンプリング周波数fsが得られるように、サン
プルサーボ方式によるトラッキング制御のためのトラッ
キング情報の記録再生領域Zt,Zt…を光ディスクD
の周方向に設けることが必要とされる。光ディスクDの
周方向に設定するサンプルサーボ方式によるトラッキン
グ制御のためのトラッキング情報の記録再生領域Ztの
個数が多い程、サンプリング周波数は高くなるが、それ
に伴って情報記録再生領域Ziの記録容量は減少してし
まうことになる。今、トラッキング制御系によって改善
したい周波数帯域の上限の周波数値fを1KHzとし、
また、本発明をCLD型の光ディスクについて実施する
場合を例にとって光ディスクの1周中に設けられるべき
前記したトラッキング情報の記録再生領域Zt,Zt…
の個数を求めると、この場合に必要とされるサンプリン
グ周波数fs(トラッキング制御系によって改善したい
周波数帯域の上限の周波数値fの10倍から20倍)は
10KHz〜20KHzと光ディスクの回転数と対応す
る周波数10Hzとから、光ディスクの1周中に設けら
れるべき前記したトラッキング情報の記録再生領域Z
t,Zt…の個数は1000個〜2000個となる。そ
して、光ディスクの1周中に前記のように1000個〜
2000個のトラッキング情報の記録再生領域Zt,Z
t…を設けても、各トラッキング情報の記録再生領域Z
tを通過するのに必要とされる時間は極めて少ないの
で、前述の例のように1000個〜2000個のトラッ
キング情報の記録再生領域Zt,Zt…を1周中に設け
てもそれによる情報記録再生領域Ziにおける記録容量
の減少は例えば1%〜2%程度というように僅かであ
る。
【0027】CLV型の光ディスクにおいては、それの
内周側と外周側とに同一の情報信号を記録した場合に
は、当然のことながら内周側と外周側とにおいては異な
った中心角を示す状態のものとして記録される。それ
で、半径方向に離隔している部分に存在しているトラッ
キング情報の記録再生領域についてみると、それぞれの
トラッキング情報の記録再生領域が周方向で隣接するト
ラッキング情報の記録再生領域との間の時間値が大きく
異なったものになる。それで本発明の光ディスクをCL
V型の光ディスクとして実施する場合には、サンプルサ
ーボ方式によるトラッキング制御のためのトラッキング
情報の記録再生領域に設けられるべきトラッキング情報
によるピットPtの長さを、情報記録再生領域における
情報によるピットPiの最大の長さよりも長くしておけ
ば、再生された信号の時間長を見ることにより、トラッ
キング情報の記録再生領域Ztからトラッキング誤差信
号を容易に検出することができる。また、光ディスクD
の半径方向に整列する状態に設定されたトラッキング情
報の記録再生領域Ztにおける領域Ztaのランド部分
の長さを情報記録再生領域における情報によるピットP
iの最大の長さよりも長くしておけば、図4からも明ら
かなように再生信号からトラッキング情報の記録再生領
域Ztにおける領域Ztbの位置の検出が容易に行なえ
ることになる。
【0028】CLV型の光ディスクまたはMCAV型の
光ディスクが、図1に示されている光ディスクのよう
に、順次の各トラッキング情報の記録再生領域Zt,Z
t…が光デイスクにおけるそれぞれ特定な半径上に存在
しているような状態で光ディスクDの周方向に配列され
ていた場合には、半径方向に離隔している部分に存在し
ているトラッキング情報の記録再生領域についてみる
と、それぞれのトラッキング情報の記録再生領域が周方
向で隣接するトラッキング情報の記録再生領域との間の
時間値が大きく異なったものになり、サンプリング周期
が光ディスクの内周側と外周側とにおいて大きく異なる
ことが起こる。図6に示す本発明の光ディスクDは、前
記のような問題が軽減できるようにしたCLV型の光デ
ィスクまたはMCAV型の光ディスクであって、情報記
録再生領域Zi,Zi…とサンプルサーボ方式によるト
ラッキング制御のためのトラッキング情報の記録再生領
域Zt,Zt…とを周方向に順次交互に配列されている
状態に配置するのに、光ディスクの半径方向に複数個の
領域を設定し、前記の複数個の領域毎に情報記録再生領
域Zi,Zi…とサンプルサーボ方式によるトラッキン
グ制御のためのトラッキング情報の記録再生領域Zt,
Zt…との周方向での配列態様を変えて構成したもので
あり、このCLV型の光ディスクまたはMCAV型の光
ディスクでは、光ディスクにおける内周側から外周側の
全体にわたってサンプリンン周波数が大巾に変化しない
ようにできる。
【0029】本発明の光ディスクにおけるトラッキング
情報の記録再生領域Ztが、既述のように光ディスクの
半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ置きの記録跡
(図2においては奇数番目の記録跡Tr1,Tr3…)につ
いて情報記録再生領域における記録跡の延長線上に位置
し、かつ光ディスクの特定な半径上に整列するように設
けられるトラッキング情報によるピットPt,Pt…で
形成される第1のピット配列を有する領域Ztbと、前
記した領域Ztbにおいてトラッキング情報によるピッ
トPt,Pt…が設けられている記録跡(図2において
は奇数番目の記録跡Tr1,Tr3…)の隣りの記録跡(図
2においては偶数番目の記録跡Tr2,Tr4…)に関して
光ディスクの半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ
置きの記録跡(図2においては偶数番目の記録跡Tr2,
Tr4…)について情報記録再生領域における記録跡の延
長線上に位置し、かつ、光ディスクの特定な半径上に整
列するように設けられるトラッキング情報によるピット
Pt,Pt…で形成される第2のピット配列を有する領
域Ztcとを備えているものとして構成されている場合
には、光ディスクの特定な半径位置において前記した2
つの領域Ztb,Ztcのトラッキング情報によるピッ
トPt,Pt…からの標本値抽出のためのタイミングの
切換えが行なわれることになるが、前記した標本値抽出
のためのタイミングの切換えは、例えば、光ディスクD
における前記した特定な半径位置に記録しておいた基準
位相を示す特別な信号を再生し、その信号を用いて行な
うようにしたり、あるいはトラッキング情報の記録再生
領域Ztにおける領域Ztaのランド部分によって発生
された信号を検出して、その信号を用いて行なうように
したりすることができる。
【0030】なお、本発明の光ディスクでは、従来の光
ディスクの2倍の高密度記録された状態の光ディスクに
ついても良好にトラッキング制御を行なうことができる
から情報記録領域の情報信号の読出し動作は、特開昭5
7ー58248号公報に記載されているように、隣接す
る3本の記録跡から読出されて3つの情報信号を演算す
ることによって正しい情報信号が再生できる。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明の光ディスクは,光ディスクの周方向に
順次交互に配列される多数の情報記録再生領域とサンプ
ルサーボ方式によるトラッキング制御のためのトラッキ
ング情報の記録再生領域とが放射状に形成されている円
盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ置きの記
録跡について情報記録再生領域における記録跡の延長線
上に位置し、かつ円盤の特定な半径上に整列するように
トラッキング情報の記録再生領域に設けられているトラ
ッキング情報によるピットによってトラッキング情報を
発生させることにより、解像限界の1/2の記録跡間隔
(トラックピッチ)の光ディスクからも良好なトラッキ
ング情報が得られるのであり、従来の光ディスクよりも
高い記録密度の光ディスクを容易に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的記録媒体円盤の概略構成の平面
図である。
【図2】本発明の光学的記録媒体円盤の一部の拡大平面
図である。
【図3】トラッキング誤差信号の波形図である。
【図4】再生信号の波形図である。
【図5】再生装置の一部のブロック図である。
【図6】本発明の光学的記録媒体円盤の概略構成の平面
図である。
【符号の説明】
D…光ディスクの全体符号、Zt…トラッキング情報の
記録再生領域、Zi…情報記録再生領域、Pi…情報記
録再生領域Zi,Zi…における各記録跡を形成してい
る記録情報のピット、Tp…記録跡間隔(トラックピッ
チ)、Pt…トラッキング情報によるピット、Zta,
Ztb,Ztc…トラッキング情報の記録再生領域Zt
中の領域、5…再生光の光源(例えば半導体レーザ)、
6…コリメートレンズ、7…偏光ビームスプリッタ、8
…λ/4板、9…光学ヘッドの対物レンズ、10…検出
用光学系及び光検出器等を備えているブロック、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体と記録再生光との相対線速度を
    一定の状態として記録再生動作が行なわれる光学的記録
    媒体円盤において、円盤の周方向に順次交互に配列され
    る多数の情報記録再生領域とサンプルサーボ方式による
    トラッキング制御のためのトラッキング情報の記録再生
    領域とにおけるトラッキング情報の記録再生領域を円盤
    の半径方向に整列させた状態に設定し、また前記したト
    ラッキング情報の記録再生領域に設けられるべきトラッ
    キング情報によるピットが、円盤の半径方向に並ぶ順次
    の記録跡における1つ置きの記録跡について情報記録再
    生領域における記録跡の延長線上に位置し、かつ円盤の
    特定な半径上に整列するように設けられている光学的記
    録媒体円盤。
  2. 【請求項2】 記録媒体と記録再生光との相対角速度を
    一定の状態として記録再生動作が行なわれる光学的記録
    媒体円盤において、円盤の周方向に順次交互に配列され
    る多数の情報記録再生領域とサンプルサーボ方式による
    トラッキング制御のためのトラッキング情報の記録再生
    領域とにおけるトラッキング情報の記録再生領域を円盤
    の半径方向に整列させた状態に設定し、また前記したト
    ラッキング情報の記録再生領域に設けられるべきトラッ
    キング情報によるピットが、円盤の半径方向に並ぶ順次
    の記録跡における1つ置きの記録跡について情報記録再
    生領域における記録跡の延長線上に位置し、かつ円盤の
    特定な半径上に整列するように設けられている光学的記
    録媒体円盤。
  3. 【請求項3】 円盤の半径方向について設定した複数の
    領域について、記録媒体と記録再生光との相対角速度
    が、前記した複数の領域毎にそれぞれ異なる一定の相対
    角速度となるようにして記録再生動作が行なわれる光学
    的記録媒体円盤において、円盤の周方向に順次交互に配
    列される多数の情報記録再生領域と、サンプルサーボ方
    式によるトラッキング制御のためのトラッキング情報の
    記録再生領域とにおけるトラッキング情報の記録再生領
    域を円盤の半径方向に整列させた状態に設定し、また、
    前記したトラッキング情報の記録再生領域に設けられる
    べきトラッキング情報によるピットが、円盤の半径方向
    に並ぶ順次の記録跡における1つ置きの記録跡について
    情報記録再生領域における記録跡の延長線上に位置し、
    かつ、円盤の特定な半径上に整列するように設けられて
    いる光学的記録媒体円盤。
  4. 【請求項4】 サンプルサーボ方式によるトラッキング
    制御のためのトラッキング情報の記録再生領域に設けら
    れるべきトラッキング情報によるピットの長さを、情報
    記録再生領域における情報によるピットの最大の長さよ
    りも長くした請求項1乃至3の何れかに記載の光学的記
    録媒体円盤。
  5. 【請求項5】 円盤の半径方向に整列する状態に設定さ
    れたトラッキング情報の記録再生領域に、円盤の半径方
    向に並ぶ順次の記録跡における1つ置きの記録跡につい
    て情報記録再生領域における記録跡の延長線上に位置
    し、かつ円盤の特定な半径上に整列するように設けられ
    るトラッキング情報によるピットで形成される第1のピ
    ット配列に属するピットと、前記したトラッキング情報
    によるピットが設けられている記録跡の隣りの記録跡に
    関して円盤の半径方向に並ぶ順次の記録跡における1つ
    置きの記録跡について情報記録再生領域における記録跡
    の延長線上に位置し、かつ円盤の特定な半径上に整列す
    るように設けられるトラッキング情報によるピットで形
    成される第2のピット配列に属するピットとが、円盤の
    半径方向で重なり合わないように記録跡の延長方向にず
    らして設けた請求項1乃至3の何れかに記載の光学的記
    録媒体円盤。
  6. 【請求項6】 円盤の半径方向に整列する状態に設定さ
    れたトラッキング情報の記録再生領域に、円盤の半径方
    向に並ぶ順次の記録跡における1つ置きの記録跡につい
    て情報記録再生領域における記録跡の延長線上に位置
    し、かつ円盤の特定な半径上に整列するように設けられ
    るトラッキング情報によるピットと情報記録領域におけ
    るピットの間に長いランド部分を設けた請求項1乃至3
    と請求項5との何れかに記載の光学的記録媒体円盤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013005378A1 (ja) * 2011-07-07 2013-01-10 パナソニック株式会社 光記録媒体およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02173935A (ja) * 1988-12-26 1990-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生装置
JPH0322225A (ja) * 1989-03-29 1991-01-30 Ricoh Co Ltd 光ディスク駆動装置
JPH03201275A (ja) * 1989-12-27 1991-09-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク装置の位置決め装置

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