JPH0514475A - 拡声電話機 - Google Patents

拡声電話機

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JPH0514475A
JPH0514475A JP16701091A JP16701091A JPH0514475A JP H0514475 A JPH0514475 A JP H0514475A JP 16701091 A JP16701091 A JP 16701091A JP 16701091 A JP16701091 A JP 16701091A JP H0514475 A JPH0514475 A JP H0514475A
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JP
Japan
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noise
signal
microphone
canceller
adder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16701091A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Miyamoto
良一 宮本
Shinsuke Takada
真資 高田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0514475A publication Critical patent/JPH0514475A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で、容易に、ハンズフリー通
話の品質の優れた移動体搭載用の拡声電話機を提供す
る。 【構成】 ノイズキャンセラ60をノイズ信号系列発生
手段61、ADF64、及び加算器65で構成する。そ
して、発生手段61により、移動体の走行速度に応じた
擬似ノイズ信号S61を発生し、ADF64に与える。
ADF64は、近端話者音声信号の非入力時において、
信号S61を参照信号とし、移動体のノイズ源からマイ
クロホン51までの伝達特性を推定してノイズ打消し信
号S64を加算器65へ出力する。加算器65は、マイ
クロホン51からの移動体走行ノイズ信号より信号S6
4を差し引き、マイクロホン51から混入する実際の走
行ノイズMNを消去する。この走行ノイズ消去後の信号
は、エコーキャンセラ70によって音響エコーECが消
去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の移動体に搭
載され、スピーカとマイクロホンを用いてハンドセット
を持つことなく通話が可能なハンズフリー通話機能を持
つ拡声電話機、特に音声信号に音響的に重畳した移動体
の走行に起因する背景ノイズ成分を抑圧するノイズキャ
ンセラを有する拡声電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の拡声電話機としては、例
えば特開昭60−140964号公報に記載されるもの
があった。
【0003】移動体に搭載される拡声電話機として、例
えば自動車電話機においては、運転者が走行時に通話を
する場合もあり、安全性及び操作性の点から、マイクロ
ホンとスピーカを用いて通話するハンズフリー通話機能
が必須の状況になりつつある。この種の拡声電話機の一
例を図2に示す。
【0004】図2は、自動車に搭載される拡声電話機の
一構成例を示すブロック図である。この拡声電話機は、
運転者(近端話者)Aの音声信号を入力するマイクロホ
ン1を有し、その出力側には、アナログ/ディジタル変
換器(以下、A/D変換器という)2、音声信号を検出
して制御信号S3を出力する音声検出器3、ノイズキャ
ンセラ10、エコーキャンセラ20、ディジタル/アナ
ログ変換器(以下、D/A変換器という)30を介し
て、無線機31が接続されている。無線機31には、A
/D変換器32、エコーキャンセラ20、及びD/A変
換器40を介して、遠端話者音声信号を出力するスピー
カ41が接続されている。
【0005】ノイズキャンセラ10は、エンジンノイズ
や走行音ノイズ等を消去する回路であり、ノイズの主た
る発生源であるエンジンルーム等に設置されるマイクロ
ホン11を有している。このマイクロホン11の出力側
には、A/D変換器12、音声検出器3の制御信号S3
によって適応動作がオン,オフ制御される適応ディジタ
ルフィルタ(以下、ADFという)13、及び加算器1
4が接続されている。エコーキャンセラ20は、スピー
カ41からマイクロホン1への音響エコーECを消去す
るもので、音声検出器3の制御信号S3によって適応動
作がオン,オフ制御されるADF21と、加算器22と
で構成されている。
【0006】次に、動作を説明する。ハンズフリー通話
時において、運転者(近端話者)Aは、無線機31を通
して伝送されてきた相手側(遠端話者)の声を受信信号
としてA/D変換器32、エコーキャンセラ20、D/
A変換器40、及びスピーカ41を通して聞くことがで
きる。また、近端話者Aの音声信号は、マイクロホン
1、A/D変換器2、ノイズキャンセラ10、エコーキ
ャンセラ20、及びD/A変換器30を経由して無線機
31へ送られ、遠端話者へ伝えられる。
【0007】このハンズフリー通話の場合、スピーカ4
1からの音声が車内で反響してマイクロホン1に入力
し、音響エコーECとなって再び遠端話者へ戻って通話
がしずらいという問題がある。特に、音響エコーECの
レベルが高いときには、ハウリングを生じて通話品質が
劣化する。そのため、エコーキャンセラ20により、音
響エコーECを消去して通話品質の劣化を抑えている。
このエコーキャンセラ20では、A/D変換器32から
出力される遠端話者からの音声信号を参照信号としてA
DF21に入力し、該ADF21によってエコー経路の
伝達特性を適応的に推定し、エコー打消し信号を加算器
22へ出力する。加算器22では、マイクロホン1から
の信号から、エコー打消し信号を差し引くことにより、
音響エコーECを消去する。
【0008】また、走行中に通話する場合、特に高速走
行時には自動車のエンジンのノイズやタイヤの接地ノイ
ズ、風きりノイズ等が大きいため、ハンズフリー通話時
にこれらのノイズのため、エコーキャンセラ20の消去
能力が低下して音響エコーが生じたり、ハウリングが起
こって通話品質が非常に悪くなる。一方、これらの音響
エコーが生じたり、ハウリングが顕著に起こらない場合
でも、近端話者Aの声がマイクロホン1から入力して遠
端話者へ伝達されるときに、エンジンノイズや走行音ノ
イズも同様に入力されるため、これらのレベルが大きい
場合、遠端話者側にとって信号対雑音比(S/N比)が
悪くなり、通話がしずらくなったり、困難になったりす
る。
【0009】そこで、従来の拡声電話機では、ノイズキ
ャンセラ10を設け、ノイズの主たる発生源であるエン
ジンルーム等にノイズキャンセラ用のマイクロホン11
を設置し、エンジン音を参照信号としてピックアップ
し、A/D変換器12でディジタル信号に変換してAD
F13へ入力する。ADF13では、ノイズ源からマイ
クロホン1までの伝達特性を推定することにより、ノイ
ズ打消し信号を加算器14へ出力する。加算器14で
は、マイクロホン1から入力したノイズ信号からノイズ
打消し信号を差し引くことにより、ノイズを消去する。
【0010】このように、ノイズキャンセラ10によっ
てノイズの影響を除き、エコーキャンセラ20の消去能
力の低下を防ぐと同時に、遠端話者へ不必要なノイズを
伝送することなく、ハンズフリー通話の通話品質を良好
に保つことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
拡声電話機では、ノイズをモンタするためのマイクロホ
ン11及びA/D変換器12が新たに必要になり、回路
構成が複雑になる。しかも、これらの取付け場所の問題
があったり、取付け手数を要するといった問題があり、
実用上支障となっていた。
【0012】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、回路構成が複雑化する点、及び取付け場所や取
付け手数を要する点等について解決した移動体用の拡声
電話機を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するため、近端話者音声信号を入力するマイクロ
ホンと、遠端話者音声信号を出力するスピーカと、前記
マイクロホンからの移動体走行ノイズ信号を打消すノイ
ズキャンセラと、ADFを有し、前記遠端話者音声信号
を参照信号として前記ノイズキャンセラから出力される
前記マイクロホンからの音響エコーを打消すエコーキャ
ンセラとを、備えた拡声電話機において、前記ノイズキ
ャンセラを次のように構成している。
【0014】即ち、この第1の発明のノイズキャンセラ
は、移動体の走行速度に応じた擬似ノイズ信号を発生す
るノイズ信号系列発生手段と、前記近端話者音声信号の
非入力時において前記擬似ノイズ信号を参照信号として
前記移動体のノイズ源から前記マイクロホンまでの伝達
特性を推定してノイズ打消し信号を出力するノイズキャ
ンセラ用ADFと、前記移動体走行ノイズ信号より前記
ノイズ打消し信号を差し引く加算器とを、備えている。
【0015】第2の発明では、第1の発明のノイズ信号
系列発生手段を、前記移動体の走行速度に応じた擬似ノ
イズ信号のデータを記憶するメモリと、前記移動体の走
行速度に応じて前記メモリの出力を切換えて前記ノイズ
キャンセラ用ADFへ与える切換手段とで、構成してい
る。
【0016】
【作用】第1の発明によれば、以上のように拡声電話機
を構成したので、ノイズ信号系列発生手段は、移動体に
おける実際の走行ノイズの特性と極めて似通った擬似ノ
イズ信号を発生してADFに与える。ADFは、近端話
者音声信号の非入力時に、擬似ノイズ信号を参照信号と
してノイズ源からマイクロホンまでの伝達特性を推定し
てノイズ取消し信号を加算器へ出力する。加算器は、移
動体走行ノイズ信号よりノイズ打消し信号を差し引い
て、音響信号に音響的に重畳した移動体の走行に起因す
る背景ノイズ成分を的確に抑圧する。この背景ノイズ成
分が抑圧された信号により、後段のエコーキャンセラに
よってマイクロホンからの音響エコーが打消される。こ
れにより、簡単かつ容易に通話品質の向上が図れる。
【0017】第2の発明によれば、移動体の速度及び道
路状況等でのノイズを測定し、そのサンプル値を予めメ
モリに格納しておき、切換手段により、移動体の走行速
度に応じてメモリの内容を切換えてADFへ与える。す
ると、ADF及び加算器は、切換手段により与えられた
擬似ノイズ信号を参照信号とし、適応制御によって音響
エコーを消去する。これにより、簡単かつ容易に、ハン
ズフリー通話の品質の向上が図れる。従って、前記課題
を解決できるのである。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すもので、例
えば自動車に搭載される拡声電話機の構成ブロック図で
ある。
【0019】この拡声電話機は、近端話者Aの音声信号
を入力するマイクロホン51を有し、その出力側には、
アナログ音声信号をディジタル信号に変換するA/D変
換器52、近端話者音声信号の入力を検出して制御信号
S53を出力する音声検出器53、ノイズキャンセラ6
0、エコーキャンセラ70、及びディジタル信号をアナ
ログ信号に変換するD/A変換器80を介して、無線機
81が接続されている。この無線機81には、遠端話者
からのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D
変換器82、エコーキャンセラ70、及びディジタル信
号をアナログ信号に変換するD/A変換器90を介し
て、遠端話者音声信号を出力するスピーカ91が接続さ
れている。
【0020】ノイズキャンセラ60は、マイクロホン5
1からの走行ノイズMNをADFを用いて消去するもの
であり、自動車の走行速度に応じた擬似ノイズ信号S6
1を発生するノイズ信号系列発生手段61と、例えばト
ランスバーサル型のADF64と、加算器65とで、構
成されている。ノイズ信号系列発生手段61は、自動車
の走行速度に応じた擬似ノイズ信号のデータを記憶する
メモリ62と、自動車の走行速度に応じてメモリ62の
出力を切換えてADF64へ与える切換手段63とで、
構成されている。メモリ62は、例えば複数の読出し専
用メモリ(ROM)62a〜62cで構成されている。
切換手段63は、自動車の速度を検出する車速感応セン
サ63aと、該車速感応センサ63aの出力によってR
OM62a〜62cの出力を切換える切換器63bと
で、構成されている。
【0021】切換器63bの出力側に接続されたADF
64は、音声検出器53から出力される制御信号S53
によって適応動作がオン,オフ制御されるもので、近端
話者音声信号の非入力時において、切換器63bからの
擬似ノイズ信号S61を参照信号とし、自動車のノイズ
源からマイクロホン51までの伝達特性を推定してノイ
ズ打消し信号S64を加算器65へ出力する機能を有し
ている。加算器65は、A/D変換器52からの信号か
ら、ノイズ打消し信号S64を差し引く機能を有してい
る。
【0022】エコーキャンセラ70は、マイク51から
の音響エコーECを消去する機能を有し、例えばトラン
スバーサル型のADF71と、加算器72とで構成され
ている。ADF71は、A/D変換器82からの遠端話
者音声信号を参照信号とし、スピーカ91からマイクロ
ホン51までの音響伝達特性を推定し、エコー打消し信
号S71を加算器72へ出力する機能を有している。加
算器72は、A/D変換器52の出力信号からエコー打
消し信号S71を差し引き、音響エコーECを消去する
回路である。
【0023】次に、動作を説明する。例えば、自動車の
走行音が、車種によってほぼ一定と考えられるため、該
走行音のノイズ発生系列を予め知っておくことが可能で
ある。これらは、実際の走行音ノイズの特性と極めて似
通っている。そこで、代表的な速度、及び道路状況等で
のノイズを測定する。つまり、別のよりノイズ源に近い
場所で走行ノイズを測定しておく。そしてそのサンプル
値をROM62a〜62c内に格納しておく。近端話者
Aが発呼する場合、該近端話者Aの音声信号は、マイク
ロホン51から入力され、該マイクロホン52の出力が
A/D変換器52でディジタル信号に変換され、ノイズ
キャンセラ60及びエコーキャンセラ70を介して、D
/A変換器80で再びアナログ信号に変換され、無線機
81によって遠端話者側へ送られる。一方、無線機81
を介して遠端話者側から電話がかかってきた場合、該遠
端話者側からの音声信号は、A/D変換器82でディジ
タル信号に変換され、エコーキャンセラ70を介して、
D/A変換器90で再びアナログ信号に変換され、スピ
ーカ91から出力されて近端話者Aが聞くことになる。
【0024】A/D変換器52の出力信号は、近端話者
Aの音声が存在しないときには音響エコー信号と見なす
ことができる。そこで、この音声信号がなくなったこと
を音声検出器53で検出し、該音声検出器53から出力
される制御信号S53によってエコーキャンセラ70内
のADF71の適応動作を行わせる。即ち、ADF71
は、A/D変換器82からの遠端話者音声信号を参照信
号とし、スピーカ91からマイクロホン51までの音響
伝達特性を推定し、加算器72から出力される残差信号
S72が最小になるようなエコー打消し信号S71を加
算器72へ出力する。このADF71のタップ数は、車
内のスピーカ91からマイクロホン51までの間のイン
パルス応答長に従って決められる。このADF71の適
応制御は、残差信号S72の二乗平均値が最小になるよ
うに、学習同定法や、LMS(least mean square )法
等によって行われる。加算器72では、A/D変換器5
2の出力からエコー打消し信号S71を差し引き、マイ
クロホン51からの音響エコーECを打消す。
【0025】また、近端話者Aの音声信号がないときに
は、それを音声検出器53で検出し、その制御信号S5
3によってノイズキャンセラ60内のADF64の適応
動作が行われる。このノイズキャンセラ60では、自動
車の走行速度が車速感応センサ63aで検出され、その
検出信号によって切換器63bが切換えられ、ROM6
2a〜62cに格納されたノイズのサンプルデータが、
擬似ノイズ信号S61の形でADF64へ与えられる。
【0026】ADF64は、擬似ノイズ信号S61を参
照信号とし、エコーキャンセラ70内のADF71と同
様に、ノイズ源からマイクロホン51までの伝達特性を
推定し、ノイズ打消し信号S64を加算器65へ出力す
る。加算器65は、マイクロホン51から入力された走
行ノイズ信号より、ノイズ打消し信号S64を差し引
き、マイク51から混入する実際の走行ノイズMNを消
去する。そして、その消去後の信号をエコーキャンセラ
70の加算器72へ送り、該エコーキャンセラ70によ
って音響エコーECの消去を行わせれば、的確なエコー
キャンセル動作が可能となる。
【0027】本実施例では、次のような利点を有してい
る。
【0028】(a)走行及び道路状況での走行ノイズを
測定してそのサンプル値をROM62a〜62cに予め
格納しておき、これらを参照信号として切換器63bを
介してADF64へ入力し、該ADF64及び加算器6
5によってノイズのキャンセルを行わせるので、マイク
ロホン51から混入する実際の走行ノイズMNをかなり
の部分消去することが可能となる。
【0029】ROM62a〜62cに格納するノイズの
サンプルデータは、実際の走行車の中でスピードを変え
た場合について数秒分取れば十分である。サンプル場所
としては、なるべくフロントガラス面の中央で検出する
ことが望ましい。
【0030】(b)ノイズキャンセラ60で走行ノイズ
MNを消去した後に、エコーキャンセラ70の動作を行
わせるので、該エコーキャンセラ70の動作を安定に
し、音響エコー感やハウリングがなく、かつ走行ノイズ
MNも遠端話者側へ伝わらないため、自然で品質の良い
ハンズフリー通話が可能となる。
【0031】(c)本来のマイクロホン51とは別に、
自動車の走行ノイズMNを集音するためのマイクロホン
とA/D変換器を設ける必要がない。そのため、車体に
特別の造作を施すことなく、取付け手数の省略と回路構
成の簡単化によって安価にノイズキャンセラ60を構成
できる。
【0032】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。
【0033】(i)図1のノイズ信号系列発生手段61
において、メモリ62を比較的大きな1個のROMで構
成したり、そのROMに代えて読書き可能な半導体メモ
リ(RAM)等で構成してもよい。また、切換器63b
に代え、車速感応センサ63aの出力に基づきアドレス
によってメモリ62内から所定の擬似ノイズ信号S61
を読出すようにしてもよい。 (ii) 図1のマイクロホン51の出力側、D/A変換器
80,90の出力、及びA/D変換器82の入力側に、
それぞれ増幅器を設けるなど、図1の拡声電話機に通話
機能を向上させるための種々の回路を付加してもよい。 (iii) 上記実施例では自動車に搭載される拡声電話機に
ついて説明したが、自動車以外の船舶や航空機などの種
々の移動体に適用することも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、ノイズキャンセラを、少なくとも、ノイズ信
号系列発生手段、ADF、及び加算器により構成したの
で、本来の送話用マイクロホンとは別に、従来のような
移動体の走行ノイズを集音するためのマイクロホンとA
/D変換器を設ける必要がない。そのため、移動体に特
別の造作を施すことなく、簡単な回路構成で、安価に、
ノイズキャンセラを構成できる。しかも、エコーキャン
セラの動作が安定し、音響エコー感やハウリングがな
く、かつ走行ノイズも遠端話者に伝わらないため、自然
で品質の良いハンズフリー通話が可能となる。
【0035】第2の発明によれば、ノイズ信号系列発生
手段を、メモリ及び切換手段で構成したので、実際の走
行ノイズの特性と極めて似通った擬似ノイズ信号を簡単
な回路構成で、的確にADFに与えることができる。そ
のため、送話用マイクロホンから混入する実際の走行ノ
イズを的確に消去でき、ハンズフリー通話の品質の向上
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す拡声電話機の構成ブロ
ック図である。
【図2】従来の拡声電話機の構成ブロック図である。
【符号の説明】
51 マイクロホン 53 音声検出器 60 ノイズキャンセラ 61 ノイズ信号系列発生手段 62 メモリ 63 切換手段 63a 車速感応センサ 63b 切換器 64 ADF 65 加算器 70 エコーキャンセラ 71 ADF 72 加算器 91 スピーカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近端話者音声信号を入力するマイクロホ
    ンと、遠端話者音声信号を出力するスピーカと、前記マ
    イクロホンからの移動体走行ノイズ信号を打消すノイズ
    キャンセラと、適応ディジタルフィルタを有し、前記遠
    端話者音声信号を参照信号として前記ノイズキャンセラ
    から出力される前記マイクロホンからの音響エコーを打
    消すエコーキャンセラとを、備えた拡声電話機におい
    て、 前記ノイズキャンセラは、移動体の走行速度に応じた擬
    似ノイズ信号を発生するノイズ信号系列発生手段と、前
    記近端話者音声信号の非入力時において前記擬似ノイズ
    信号を参照信号として前記移動体のノイズ源から前記マ
    イクロホンまでの伝達特性を推定してノイズ打消し信号
    を出力するノイズキャンセラ用適応ディジタルフィルタ
    と、前記移動体走行ノイズ信号より前記ノイズ打消し信
    号を差し引く加算器とを、備えたことを特徴とする拡声
    電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の拡声電話機において、 前記ノイズ信号系列発生手段は、前記移動体の走行速度
    に応じた擬似ノイズ信号のデータを記憶するメモリと、
    前記移動体の走行速度に応じて前記メモリの出力を切換
    えて前記ノイズキャンセラ用適応ディジタルフィルタへ
    与える切換手段とで、構成した拡声電話機。
JP16701091A 1991-07-08 1991-07-08 拡声電話機 Withdrawn JPH0514475A (ja)

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