JPH05144930A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05144930A
JPH05144930A JP3303599A JP30359991A JPH05144930A JP H05144930 A JPH05144930 A JP H05144930A JP 3303599 A JP3303599 A JP 3303599A JP 30359991 A JP30359991 A JP 30359991A JP H05144930 A JPH05144930 A JP H05144930A
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眞喜男 飯田
Shoji Miura
昭二 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】構造の複雑化を回避しつつ隣接半導体能動領域
間の静電容量を低減し得る半導体装置を提供する。 【構成】例えばシリコン基板張り合わせ技術により形成
される酸化シリコン膜(埋込絶縁層)2が半導体能動領
域3の下面を半導体基板1から絶縁分離する。埋込絶縁
層2までトレンチした分離溝4の表面に形成された酸化
シリコン膜(側壁絶縁膜)5が各半導体能動領域3の側
面を絶縁分離する。分離溝4内に充填されたポリシリコ
ンからなる溝充填部6は半導体基板1と同一導電型で高
濃度にド−プされており、更に埋込絶縁層2を貫通して
半導体基板1と電気的に接続されているので、溝充填部
6の電位は半導体基板1の電位にほぼ固定され、それに
より隣接する半導体能動領域3間相互の電位変動の影響
が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、絶縁物分離形式の半導体
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−59852号公報は、シリ
コン基板張り合わせ技術により埋込絶縁層及びその表面
の半導体層とを形成し、半導体層の表面から前記埋込絶
縁層までトレンチした分離溝により半導体層を複数の半
導体能動領域に分割し、分離溝の表面にアイソレ−ショ
ン用の絶縁膜を形成した後、分離溝にポリシリコンから
なる溝充填部を充填した絶縁分離形式の半導体装置を開
示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した絶縁分離形式
の半導体装置は、半導体能動領域の下面を埋込絶縁層で
絶縁分離するとともに、半導体能動領域の側面を絶縁膜
により絶縁分離できるので、接合分離形式の半導体装置
に比較して耐圧向上を図ることができる。しかし、各半
導体能動領域は互いに絶縁膜及びポリシリコン(溝充填
部)により分離されるものの、微細化により分離溝幅を
縮小するにつれて各半導体能動領域間の静電容量が増大
し、いわゆるクロスト−クにより各半導体能動領域が隣
接する半導体能動領域の電位変動の影響を大きく受ける
ようになる。
【0004】すなわち微細化による隣接半導体能動領域
間の間隔縮小によって、抵抗体であるポリシリコンは浮
遊電位領域又は空乏化により静電容量領域と見なせるよ
うになるので、隣接する二つの半導体能動領域は、浮遊
電位領域を介して2枚の絶縁膜の直列静電容量で電気的
に接続されたようになるか、又は上記2枚の絶縁膜のと
ポリシリコン空乏化領域の直列静電容量で電気的に接続
されたようになり、その結果、隣接する半導体能動領域
間におけるクロスト−ク、電位変動が問題となる。例え
ば、バイポ−ラICにおいて、信号のSN比が劣化し、
またコンパレ−タの初段トランジスタなどでは、誤動作
の可能性が生じる。
【0005】またこの電位変動問題は、デジタルバイポ
−ラICにおいても振幅マ−ジンを減らし、更に、他の
トランジスタやダイオ−ドなどにおいても同様の問題を
惹起する。上記欠点を改善するために、ポリシリコン
(溝充填部)の表面に低抵抗の電極を形成し、この電極
に一定電位を付与することも考えられるが、構造及び工
程の複雑化であり、かつ、微細化が困難であるという問
題が生じる。
【0006】本発明は上記問題に鑑みなされたものであ
り、構造の複雑化を回避しつつ隣接半導体能動領域間の
静電容量を低減し得る半導体装置を提供することを、そ
の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板と、該半導体基板表面に配設された埋込絶縁
層と、該埋込絶縁層の表面に形成された半導体層と、該
半導体層の表面から前記埋込絶縁層までトレンチされ前
記半導体層を複数の半導体能動領域に分割する分離溝
と、該分離溝の表面に形成され前記半導体能動領域の側
面を絶縁分離する側壁絶縁膜と、前記分離溝に充填され
た半導体からなる溝充填部と、前記各半導体能動領域内
に形成された半導体素子とを備える半導体装置におい
て、前記溝充填部は前記半導体基板と同一導電型でかつ
高導電率を有するとともに、前記埋込絶縁層を貫通して
前記半導体基板に電気的に接続されることを特徴として
いる。
【0008】好適な態様において、溝充填部の素材はポ
リシリコンとされ、溝充填部の不純物濃度は1017原子
/cm3 以上、更に好ましくは1019原子/cm3 以上
とされる。好適な態様において、半導体基板の不純物濃
度は5×1015原子/cm3 以上、更に好ましくは10
16原子/cm3 以上とされる。
【0009】上記半導体素子としては、バイポ−ラトラ
ンジスタを形成するのが効果的であるが、それ以外にP
N接合ダイオ−ド、ショットキダイオ−ド、縦型J−F
ET、縦型SIT、MISトランジスタなどを作製する
こともできる。
【0010】
【作用】例えばシリコン基板張り合わせ技術により形成
される埋込絶縁層が半導体能動領域の下面を半導体基板
から絶縁分離する。埋込絶縁層までトレンチした分離溝
表面に形成された側壁絶縁膜が各半導体能動領域の側面
を絶縁分離する。分離溝内に充填された溝充填部は半導
体基板と同一導電型で低抵抗であるとともに、埋込絶縁
層を貫通して半導体基板に電気的接続されているので、
溝充填部の電位は半導体基板電位にほぼ固定され、それ
により隣接する半導体能動領域間相互の電位変動の影響
が低減される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、下面及び
側面を絶縁分離する半導体装置において、分離溝に充填
した溝充填部を半導体基板と同一導電型でかつ高導電率
の半導体とし、更に溝充填部が埋込絶縁層を貫通して半
導体基板に電気的に接続しているので、溝充填部の電位
変動が抑止されるので、隣接する半導体能動領域間のク
ロスト−クが遮断される。すなわち、隣接半導体能動領
域の電位変動の影響を低減することができるので、動作
信頼性及びSN比の向上を実現することが可能となる。
【0012】また当然、溝充填部は、分離溝を埋めてそ
の上の電極配線を容易化する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。 (第1実施例)本発明の一実施例として絶縁分離形式の
バイポ−ラシリコン集積回路を図1に示す。
【0014】このバイポ−ラ集積回路は、p- 基板(本
発明でいう半導体基板)1上に配設された埋込酸化シリ
コン層(本発明でいう埋込絶縁層)2と、埋込酸化シリ
コン層2上の半導体層の表面からp- 基板1までトレン
チされ半導体層を各半導体能動領域3に区画分離する分
離溝4と、分離溝4の側面(底面を除く)に形成された
酸化シリコン膜(本発明でいう側壁絶縁膜)5と、分離
溝4に充填されたp+ ポリシリコンからなる溝充填部6
とを有し、各半導体能動領域3には後述するようにそれ
ぞれバイポ−ラトランジスタが形成され、各半導体能動
領域3上に酸化シリコン膜7を介して電極配線8が形成
されている。
【0015】この装置の重要な点は、溝充填部6が、基
板1と同一導電型でかつ高導電率を有し、更に埋込絶縁
層2を貫通してp- 基板1に接触している点にある。こ
の実施例では、溝充填部6の不純物濃度は1020原子/
cm3 以上とされ、p- 基板1の不純物濃度は約1016
原子/cm3 とされている。また、溝充填部6の横幅は
大体2μm、深さは大体15μm、側壁絶縁膜5の膜厚
は約1μmとされている。
【0016】図1の回路構造の詳細及びその作製工程を
図2乃至図10を参照して以下に説明する。まず、鏡面
研磨されたn- シリコン基板9の表面に気相拡散法を用
いてアンチモンを3μm拡散してn+ 領域31を形成し
(図2参照)、またp- シリコン基板1の一方の主面に
鏡面研磨を施した後、熱酸化を施して厚さ0.9μmの
酸化シリコン膜2を形成する(図3参照)。
【0017】次に、両基板1、9を清浄雰囲気下ではり
合せ、1100℃に加熱することにより両基板1、9を
接合させる(図4参照)。次に、研磨によりn- 基板9
の厚さを約15μmとし、更にその表面を鏡面研磨し
て、表面に約12μmのn- コレクタ層32、その下に
約3μmのn+ 領域(以下、n+ 埋込コレクタ領域とも
いう)31、その下に酸化シリコン膜2が形成される
(図5参照)。この時点におけるn- コレクタ層32及
びn+ 埋込コレクタ領域31は本発明でいう半導体層を
構成している。
【0018】次に、ベ−スマスクを用いるホトリソ工程
及びボロン拡散工程により、p+ ベ−ス領域33を形成
し、更にn- コレクタ層32の表面に熱酸化により厚さ
約0.5μmの酸化シリコン膜7をフィ−ルド酸化膜と
して形成する(図6参照)。次に、エミッタマスクを用
いるホトリソ工程及びリン拡散工程により、n+ エミッ
タ領域34及びn+表面コレクタ領域35を形成する
(図7参照)。
【0019】次に、LPCVD法を用いて、窒化シリコ
ン膜7Aを0.1μm形成する。次に、酸化シリコン膜
7上にコ−ティングしたレジスト14をホトリソ工程に
より正方格子状に選択開口し、CF4 系エッチングガス
を用いたプラズマエッチングにより窒化シリコン膜7A
を選択除去し、次にHF系エッチング液を用いて酸化シ
リコン膜7を選択除去し、更にSF6 系エッチングガス
を用いた反応性イオンエッチングによりn- コレクタ層
32及びn+ 埋込コレクタ領域31を垂直ドライエッチ
して酸化シリコン膜2に達する分離溝4を穿設し、分離
溝4により側面全周を区画分離される各半導体能動領域
3を形成する。その後、斜めイオン注入法を用いて分離
溝4の側面にリンを注入し、その後、SF6 系エッチン
グガスを用いた反応性イオンエッチングにより分離溝4
の底部の酸化シリコン膜2をエッチングしてp- 基板1
の表面を露出させる(図8参照)。
【0020】次に、分離溝4の表面を酸化して、側面ア
イソレ−ション用の酸化シリコン膜5を形成すると同時
に、分離溝4の側壁部にイオン注入されたリンの活性化
を行なってn+ 接続領域36を形成する。なお、n+
続領域36は、n+ 埋込コレクタ領域31とn+ 表面コ
レクタ領域35とを接続している。この時、分離溝4の
底部にはリンがイオン注入されていないので、薄い(通
常、0.5μm程度)酸化シリコン膜しか成長しない。
その後、CF4 ーH2 系エッチングガスを用いた反応性
イオンエッチングにより分離溝4の底部のこの薄い酸化
シリコン膜を除去して、p- 基板1の表面を露出させる
(図9参照)。
【0021】次に、LPCVD法を用いてボロンドープ
のp+ ポリシリコンを堆積して、分離溝4を充分に穴埋
めするとともに多少、酸化シリコン膜7上に堆積し、そ
の上にレジスト(図示せず)をコ−ティングして表面を
平坦化し、このレジストとポリシリコンとのエッチング
速度がほぼ等しい組成のエッチングガス(例えばCF 4
ーH2 系エッチングガス)により酸化シリコン膜7の表
面までポリシリコンをドライエッチングして、分離溝4
内のポリシリコンの表面と酸化シリコン膜7の表面とを
ほぼ同じレベルとし、その後、ポリシリコンの表面を酸
化して酸化シリコン膜12を形成する。これによりp+
ポリシリコンからなる溝充填部6が形成される。次に、
前記窒化シリコン膜7Aをドライエッチングにより除去
する。(図10参照)。
【0022】次に、酸化シリコン膜7を選択開口してコ
ンタクトホールを形成した後、電極配線8を形成し、図
1のバイポーラ集積回路が得られる。図1に示すこのバ
イポ−ラ集積回路では、互いに隣接する半導体能動領域
3、特にそのコレクタ接続領域36が酸化シリコン膜5
を介してp+ ポリシリコンからなる溝充填部6に隣接
し、そしてこの溝充填部6が分離溝4の底部を貫通して
- 基板1に電気的に接続されているので、各コレクタ
接続領域36の電位変動の影響は静電的に溝充填部6に
よりシ−ルドされ、隣接するコレクタ接続領域36に影
響を与えないという優れた効果を奏することができる。
【0023】なお当然のことながら、p- 基板1には図
示しないコンタクト電極により一定の基板電位が付与さ
れている。 (第2実施例)本発明の他の実施例を図11から図15
に示す。但し、第1実施例と機能的に同一の要素には同
一符号を付す。
【0024】図15に示すこのバイポ−ラ集積回路は、
上記第1実施例のもの(図1参照)において、基板1を
n型、溝充填部6をn+ 型とし、更に溝充填部6に接す
る基板1の表面にn+ 領域19を形成したものである。
更にこの実施例の他の特徴は、これらn+ 領域19、n
+ 表面コレクタ領域35、n+ 接続領域36及びn+
ミッタ領域34を同一のド−プ工程で形成する点にあ
る。
【0025】以下、詳細構造及び製造工程を説明する。
まず、基板1の導電型をn型に代えて図6のベ−ス領域
33形成まで実施した後、酸化シリコン膜7上にLPC
VD法を用いて窒化シリコン膜17を約0.1μmの厚
さに形成し、n+ エミッタ予定領域、n+ 表面コレクタ
予定領域及び分離溝予定領域上の窒化シリコン膜17を
選択除去する(図11参照)。
【0026】次に、レジスト14を塗布した後、分離溝
予定領域上のレジスト14だけを選択開口し(図12参
照)、分離溝4を反応性イオンエッチングにより分離溝
4を穿設し、続いてレジストを除去した後、窒化シリコ
ン膜17をマスクとして酸化シリコン膜7を除去する
(図13参照)。次に、ド−パントとしてPOCl3
用いて気相拡散によりエミッタ拡散及びトレンチの側壁
拡散を行ない、n+ エミッタ領域34、n+ 表面コレク
タ領域35及びn+ 接続領域36、n+ 領域19を形成
するとともに、酸化して酸化シリコン膜10を分離溝4
の側面、底部、及びn+ 表面コレクタ35領域上に形成
する(図14参照)。
【0027】次に、第1実施例と同様に分離溝4の底部
の酸化シリコンを反応性イオンエッチングにより除去し
た後、n+ ポリシリコンの堆積、穴埋め、平坦化により
溝充填部6を形成した後、溝充填部6の表面を酸化して
酸化シリコン膜12を形成し、その後、コンタクトホ−
ルの開口、アルミを素材とする電極配線8を実行する
(図15参照)。
【0028】この実施例によれば、低抵抗化が容易なn
+ 溝充填部6を採用することができ、更にn+ 表面コレ
クタ領域35及びn+ エミッタ領域34のコンタクトホ
−ル周辺の酸化シリコン膜7を薄肉化できるので、アル
ミ配線8の段差切れを防止することもでき、更にn+
純物ド−ピング工程を減らすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半導体装置を示す工程図である。
【図2】第1実施例の半導体装置を示す工程図である。
【図3】第1実施例の半導体装置を示す工程図である。
【図4】第1実施例の半導体装置を示す工程図である。
【図5】第1実施例の半導体装置を示す工程図である。
【図6】第1実施例の半導体装置を示す工程図である。
【図7】第1実施例の半導体装置を示す工程図である。
【図8】第1実施例の半導体装置を示す工程図である。
【図9】第1実施例の半導体装置を示す工程図である。
【図10】第1実施例の半導体装置を示す工程図であ
る。
【図11】第1実施例の半導体装置を示す工程図であ
る。
【図12】第2実施例の半導体装置を示す工程図であ
る。
【図13】第2実施例の半導体装置を示す工程図であ
る。
【図14】第2実施例の半導体装置を示す工程図であ
る。
【図15】第2実施例の半導体装置を示す工程図であ
る。
【符号の説明】
1はp- シリコン基板、2は埋込酸化シリコン層(埋込
絶縁層)、3は半導体能動領域、4は分離溝、5は酸化
シリコン膜(側壁絶縁膜)、6は溝充填部、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板と、該半導体基板表面に配設さ
    れた埋込絶縁層と、該埋込絶縁層の表面に形成された半
    導体層と、該半導体層の表面から前記埋込絶縁層までト
    レンチされ前記半導体層を複数の半導体能動領域に分割
    する分離溝と、該分離溝の表面に形成され前記半導体能
    動領域の側面を絶縁分離する側壁絶縁膜と、前記分離溝
    に充填された半導体からなる溝充填部と、前記各半導体
    能動領域内に形成された半導体素子とを備える半導体装
    置において、 前記溝充填部は前記半導体基板と同一導電型でかつ高導
    電率を有するとともに、前記埋込絶縁層を貫通して前記
    半導体基板に電気的に接続されることを特徴とする半導
    体装置。
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