JPH05145573A - Atm交換ノードシステム - Google Patents

Atm交換ノードシステム

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JPH05145573A
JPH05145573A JP30299991A JP30299991A JPH05145573A JP H05145573 A JPH05145573 A JP H05145573A JP 30299991 A JP30299991 A JP 30299991A JP 30299991 A JP30299991 A JP 30299991A JP H05145573 A JPH05145573 A JP H05145573A
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atm
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JP30299991A
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Yasuro Shohata
康郎 正畑
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】種々のビットレートの入力通信路および出力通
信路を任意の組み合わせで収容することを可能としたA
TM交換ノードシステムを提供すること。 【構成】2.4Gbps 入力通信路13からのセル流をス
イッチング可能であり、該入力通信路13からのセル流
は第1の入力ポートより入力し、2.4Gbps 出力通信
路16へのセル流は第1の出力ポートから出力するAT
Mスイッチ101と、ATMスイッチ101の第2の入
力ポートに接続され、2.4Gbps のセル流を集線可能
なATMマルチプレクサ102と、150Mbps /60
0Mbps 入力通信路11,12からのセル流を2.4G
bps に変換する第1の速度変換器112と、ATMスイ
ッチ101の第2の出力ポートに接続され、2.4Gbp
s のセル流を分流可能なATMデマルチプレクサ10
3、および分流されるセル流を150Mbps/600Mb
ps に変換する第2の速度変換器113を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATMを用いたB−I
SDN(広帯域統合サービスディジタル網)を構成する
ためのATM交換ノードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パケット伝送による情報の転送方
式として、既存の通信網で使用されているSTM(Sync
hronous Transfer Mode ;同期転送モード)に代って、
ATM(Asynchronous Transfer Mode;非同期転送モー
ド)が注目され、実用化に向けて研究・開発が進められ
ている。
【0003】ATMは、全ての情報をセルと呼ばれる固
定長のブロックに分解し、各々のセルに識別ヘッダを付
加して統一的な情報伝送を行い、各通信端末では必要に
応じて通信網にセルを渡すこと、すなわち通信端末が必
要な時に通信網の情報伝達能力を使用することを特徴と
する転送モードである。従って、ATMは通信に必要な
情報伝達能力を呼設定時に確保しておくSTMと比較し
て、通信端末が必要とする任意の情報転送速度を通信端
末に提供できるという利点がある。この様な特徴から、
ATMは音声、データ、動画等の情報を一元化して扱う
ことのできる通信網であるB−ISDNを構成するため
の基本技術として脚光を浴びている。
【0004】ATMによりB−ISDNを構築するため
には、複数の入力通信路から配送されるセルを該セルの
持つ方路情報に従って所望の出力通信路へ転送する操作
(これをセルスイッチングという)を行うシステム、す
なわちATM交換ノードシステムを実現する必要があ
る。B−ISDNでは、150Mbps ,600Mbps ,
2.4Gbps といった多種のビットレートの通信路が用
いられる。しかし、従来の技術ではATM交換ノードシ
ステムをこれらビットレートの異なる通信路毎にそれぞ
れ設けるという考えであるため、非常に回路規模が大き
くなり、コスト高になるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のATM交換ノードシステムは異なる種々のビットレー
トの通信路にそれぞれ対応して設けられているため、回
路規模が増大しコストも高くなるという問題があった。
【0006】従って、本発明は種々のビットレートの入
力通信路および出力通信路を任意の組み合わせで収容す
ることを可能としたATM交換ノードシステムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明はビットレートの異なる複数の入力通信路お
よび出力通信路を収容し、各入力通信路から入力された
セルを該セルに付加された方路情報に従って所望の出力
通信路に出力するATM交換ノードシステムにおいて、
最も高いビットレートの入力通信路からのセル流をスイ
ッチング可能であり、該最も高いビットレートの入力通
信路からのセル流は第1の入力ポートより入力し、最も
高いビットレートの出力通信路へのセル流は第1の出力
ポートから出力するスイッチング手段(ATMスイッ
チ)と、このスイッチング手段の第2の入力ポートに接
続され、最も高いビットレートの入力通信路からのセル
流を集線可能な集線手段(ATMマルチプレクサ)と、
この集線手段の入力部に設けられ、最も高いビットレー
トの入力通信路を除く入力通信路に入力されたセル流の
ビットレートを最も高いビットレートの出力通信路のビ
ットレートに変換する第1の速度変換手段と、前記スイ
ッチング手段の第2の出力ポートに接続され、最も高い
ビットレートの出力通信路のビットレートのセル流を分
流可能な分流手段(ATMデマルチプレクサ)と、この
分流手段の出力部に設けられ、該分流手段から分流され
るセル流のビットレートを最も高いビットレートの出力
通信路を除く所望の出力通信路のビットレートに変換す
る第2の速度変換手段とを具備することを特徴とする。
【0008】本発明においては、スイッチング手段およ
び分流手段の少なくとも一方が、共通の入力通信路から
のセル流を複数の出力通信路へ出力するためのコピー機
能を有していてもよい。
【0009】また、本発明においては入力通信路と第1
の速度変換手段との間に、対応する第1の速度変換手段
へセル流およびビット転送用クロックを与える回線終端
装置をそれぞれ有してもよい。
【0010】さらに、本発明においては出力通信路と第
2の速度変換手段との間に、対応する第2の速度変換手
段からのセル流を受け取ると共に対応する第2の速度変
換手段へビット転送用クロックを与える回線終端装置を
それぞれ有してもよい。
【0011】
【作用】このように本発明では、ビットレートの種々異
なる複数の入力通信路からのセル流を適宜速度変換を行
うことで、予め定められた共通のビットレート(ビット
レートの最も高い入力通信路のビットレート)のセル流
として共通のATMスイッチに与え、ここで統一的にス
イッチングを行った後、適宜速度必要に応じて速度変換
を行うことで、ビットレートの種々異なる複数の出力通
信路のうちの任意のビットレートの出力通信路へ出力す
る。
【0012】また、ATMスイッチならびにATMデマ
ルチプレクサがコピー機能を含んでいるため、任意の入
力通信路からのセル流を任意の複数の出力通信路へコピ
ーして出力することができる。
【0013】さらに、第1の速度変換手段にセルを与え
る回線終端装置から該第1の速度変換手段にビット転送
用クロックを与えたり、第2の速度変換手段からセルを
受け取る回線終端装置から該第2の速度変換手段へビッ
ト転送用クロックを与えることによって、ATMマルチ
プレクサの入力部の動作速度やATMデマルチプレクサ
の出力部の動作速度を回線終端装置から指定することが
可能となる。これにより、ATMマルチプレクサの入力
やATMデマルチプレクサの出力部に任意の速度の回線
終端装置を接続する機能、いわゆるポートフリー機能を
実現することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るATM交換ノ
ードシステムの構成を示すブロック図であり、ビットレ
ートの異なる複数の入力通信路として150Mbps 回線
11i(i=1〜m)、600Mbps 回線12j(j=
1〜n)および2.4Gbps 回線13k(k=1〜r)
を収容し、またビットレートの異なる出力通信路として
150Mbps 回線14i、600Mbps 回線15jおよ
び2.4Gbps 回線16kを収容する例を示している。
【0015】このATM交換ノードシステムは、ビット
レート2.4Gbpsのセル流をスイッチング可能なスイ
ッチング手段であるATMスイッチ101と、ビットレ
ート2.4Gbps のセル流の集線が可能な集線手段であ
るATMマルチプレクサ(ATM−MUX)102およ
びビットレート2.4Gbps のセル流の分流が可能な分
流手段であるATMデマルチプレクサ(ATM−DEM
UX)103を主体として構成されている。
【0016】入力通信路の各回線11i,12jおよび
13kには、150Mbps 回線終端装置104i、60
0Mbps 回線終端装置105jおよび2.4Gbps 回線
終端装置106kがそれぞれ接続され、また出力通信路
の各回線14i,15jおよび16kにも、同様に15
0Mbps 回線終端装置104i、600Mbps 回線終端
装置105jおよび2.4Gbps 回線終端装置106k
がそれぞれ接続されている。なお、同図においては各ビ
ットレートの回線終端装置104i,105jおよび1
06kが分離して示されているが、これは入力通信路側
と出力通信路側の回線終端装置を分離して示したため
で、ここでは入力通信路側と出力通信路側をまとめて回
線終端装置と呼ぶことにする。
【0017】ここで、入力通信路側の150Mbps 回線
終端装置104i及び600Mbps回線終端装置105
jの出力は、2.4Gbps ATM−MUX102の入力
に接続され、2.4Gbps 回線終端装置106kの出力
は、2.4Gbps ATMスイッチ101の第1の入力ポ
ートに接続されている。2.4Gbps ATM−MUX1
02の出力は、2.4Gbps ATMスイッチ101の第
2の入力ポートに接続されている。
【0018】一方、出力通信路側の150Mbps 回線終
端装置104i及び600Mbps 回線終端装置105j
の入力は、2.4Gbps ATM−DEMUX103の出
力に接続され、2.4Gbps 回線終端装置106kの入
力は、2.4Gbps ATMスイッチ101の第1の出力
ポートに接続されている。2.4Gbps ATM−DEM
UX103の入力は、2.4Gbps ATMスイッチ10
1の第2の出力ポートに接続されている。
【0019】また、後述するように2.4Mbps ATM
−MUX102の入力部には、入力通信路側の150M
bps 回線終端装置104iおよび600Mbps 回線終端
装置105jから出力されるセル流のビットレートを
2.4Gbps に変換するための第1の速度変換器112
が設けられている。また、同様に2.4Mbps ATM−
DEMUX103の出力部には、2.4Gbps であるセ
ル流のビットレートを出力通信路側の150Mbps 回線
終端装置104iおよび600Mbps 回線終端装置10
5jのビットレートである150Mbps および600M
bps に変換するための第2の速度変換器113が設けら
れている。
【0020】次に、本実施例のATM交換ノードシステ
ムの動作を説明する。本実施例では収容する最大のビッ
トレートは2.4Gbps としており、このためATMス
イッチ101は2.4Gbps 動作となる。
【0021】まず、2.4Gbps 回線13kから配送さ
れてくるセルのスイッチング法について説明する。入力
通信路の2.4Gbps 回線13kからSTM−16cフ
レーム構造に乗せて配送されてきたビット流は、2.4
Gbps 回線終端装置106kにてフレーム同期、セル同
期がとられた後、2.4Gbps セル流として2.4Gbp
s ATMスイッチ101に入力される。
【0022】2.4Gbps ATMスイッチ101では、
まずトラフィック監視が行われ、次いでATMスイッチ
101内部での経路を指定するルーティングタグが付け
られる。その後、ルーティングタグに従って所望の出力
側にセルが転送され、VPI(Virtual Path Identifie
r ;バーチャルパス識別子)/VCI(Virtual Channe
l Identifier;バーチャルチャネル識別子)が出力通信
路上のものに書き換えられた後、ルーティングタグの除
去が行なわれ、再び2.4Gbps 回線終端装置106k
に入力される。
【0023】2.4Gbps 回線終端装置106kは、A
TMスイッチ101からセルを受け取ると、セルの情報
部のスクランブルおよびHEC(Header Error Contro
l)部の書き換えを行い、STM−16cのフレーム構
造にセルを乗せて出力通信路に出力する。
【0024】次に2.4Gbps 回線上のセルのスイッチ
ングに関わるブロックである2.4Gbps 回線終端装置
および2.4Gbps ATMスイッチについて、より詳細
に説明する。図2に、2.4Gbps 回線終端装置の構成
を図2に示す。図2において、光受信モジュール(OU
R)201は光−電気変換を行う機能要素である。
【0025】フレームデアセンブラ(FDA)202は
CCITTで定められた方式に従ってSTM−16cフ
レームのフレーム同期をとり、フレームのペイロードを
ビット流として出力する機能要素である。
【0026】セル同期確立部(CSD)203はFDA
から与えられるビット流から、CCITTで定められた
方法に従って、セルのヘッダ部分にあるHECを使用し
て、該ヘッダ部分のビットエラーの検出/訂正を行いつ
つ各セルの先頭を見つける機能要素である。CSD20
3は、それと同時にセルの情報部をCCITTに定めら
れた方法に従ってデスクランブルする。
【0027】網管理セル分岐/挿入部(OMDI)20
4は、OAM(Operation and Maintenance ;網管理)
セルの分岐、挿入、ループバックを行う機能要素であ
る。従来のSTM交換システムと異なり、固定的なタイ
ムスロットが存在しないATM交換システムにおいて
は、セル通信路の試験はOAMセルと呼ばれる試験用セ
ルを挿入し、該OAMセルが正常に扱われることを該O
AMセルを分岐もしくはループバックして確認すること
が一般的である。本実施例においても、このような方式
によりセル通信路の試験が行われる。OMDI204
は、この試験のために設けられる機能要素である。OM
DI204は、回線終端装置の最もATMスイッチ10
1に近い位置に設けられる。これによって、隣接ノード
間でのOAMセルのループバックによる隣接ノード間リ
ンクの試験およびシステム内のATMスイッチの試験が
それぞれOAMセルの挿入、分岐、ループバックにより
実現可能となる。
【0028】セル情報部スクランブラ(CIS)205
は、ATMスイッチ101から出力されOMDI204
を通過したセルの情報部をCCITTに定められた方式
に従ってスクランブルする機能要素である。また、この
スクランブルと同時にCIS205ではCCITTに定
められた方式に従ってセルのヘッダ部のHECフィール
ドに値を設定する。
【0029】光送信モジュール(OUS)207は、C
IS205から出力されるセルをCCITTで定められ
たSTM−16cフレームフォーマットのペイロード部
分にマッピングし、出力する。
【0030】図3に2.4Gbps ATMスイッチ101
の構成を示す。ここで説明するATMスイッチ101
は、B−ISDN内部でセルが転送される論理的な通路
であるバーチャルパスまたはバーチャルチャネルの設定
が容易なように、ATM交換ノードシステムの含むAT
Mスイッチは単純な構成をとることが望ましいという事
実を考慮した構成となっている。
【0031】8×8クロスバスイッチ301は図4に示
すように、8×8のクロスポイントと、該クロスポイン
トのON/OFFを各入力ポートから予め入力する情報
により設定できる回路とにより構成される。各クロスポ
イントのON/OFFを予め設定しておき、入力ポート
からセルを入力すると、クロスポイントの状態に従って
セルが出力ポートから出力される。ここで、一つの入力
ポートに接続された複数のクロスポイントを同時にON
とすると、同じセルが複数の出力ポートから同時に出力
される。これにより、コピーコネクションも容易に実現
することができる。
【0032】8×8クロスバスイッチ301の入力ポー
トの前と、出力ポートの後にはSWインターフェース3
031〜3038として、以下の1)〜6)に述べる様
なセル処理機能が付加される。
【0033】1)トラフィック計測/ポリシング機能 この機能は、トラフィック監視/バイオレーション検出
部(TOVA)305およびTOVA RAM304に
より実現される。ここで計測されるパラメータとして
は、例えば、バーチャルパスVPもしくはバーチャルチ
ャネルVCが設定されている間に、TOVA305を通
過したVP/VCに属するセル数や、予め定められた周
期期間の間にTOVA305を通過したVPもしくはV
C毎のセル数、といったものが考えられる。これらのセ
ル数のカウント値は、TOVA RAM304に保持さ
れている。TOVA305はセルが一つ通過する毎に該
セルのVPIもしくはVPI+VCIを抽出し、それに
従ってTOVA RAM304のワードを読み出し、イ
ンクリメントして同じアドレスに書き込む、といった動
作を行う。インクリメントした結果が予め定められた値
より大きくなった場合、通過中のセルは協定違反である
として廃棄されるか、もしくは該セルにバイオレーショ
ンタグを付けるといったポリシング動作を行う。ここ
で、予め定められた周期期間内の各VP/VC毎のセル
通過数をカウントする場合、該周期期間の始まりでTO
VA RAM304をリセットする必要が生じ、TOV
A RAM304のスループット不足により実現できな
くなる可能性があるが、リセット付きRAMを使用する
ことにより、この問題点は解決可能である。
【0034】2)ルーティングタグ(ATMスイッチ内
経路指定情報)付加機能 この機能はルーティングタグ付加部(RTA)307及
びルーフィングタグテーブル(RTT)306で実現さ
れる。RTA307は、通過するセルからVPIもしく
はVPI+VCIを抽出し、該VPIもしくはVPI+
VCIによりRTT306を表引きし、そのセルが出力
されるべき出力ポートを指定する情報、すなわちルーテ
ィングタグを得る。コピーコネクションをサポートする
ため、ルーティングタグは各出力ポート毎にそのセルを
出力するか否かを指定する、いわゆるビットマップ方式
をとる。
【0035】さらに、コピーコネクションをサポートす
るため、出力通信路側でのVPIもしくはVPI+VC
I値への書換えは、ATMスイッチ101の出力側で行
わざるを得ない。このために、RTA307ではルーテ
ィングタグの他に、そのSWインターフェースに付けら
れた識別子をセルに付加することとする。
【0036】3)スイッチ入力部バッファリング機能 この機能は、ATMスイッチ101の入力ポートに設け
られている入力バッファ(IBUF)308で実現され
る。ATMスイッチ101のスループット確保のため、
8×8クロスバスイッチでのセル転送速度は入出力通信
路上でのセル転送速度の2倍程度であることが望まし
い。本実施例のATMスイッチ101内では、4.8G
bps というセル転送速度であることが望ましい。この速
度変換のため、スイッチの入力部でセルをバッファリン
グする。また、複数個のIBUFの先頭セルが同じ出力
ポートに向かう状態、いわゆるHOLブロッキング、が
発生した場合に、どのIBUFからセルを出力するか
は、後述の様に競合制御回路により決定されるが、IB
UFは競合制御回路がHOLブロッキング検出と出力セ
ルの決定を行うために必要な情報、すなわちルーティン
グタグを競合制御回路に通知し、また競合制御回路での
決定に従ってセルの出力を一旦抑制する機能も併せ持
つ。
【0037】4)スイッチ出力部バッファリング機能 この機能は、ATMスイッチ101の出力ポートに設け
られている出力バッファ(OBUF)309により実現
される。前述の様に、ATMスイッチ101の内部では
4.8Gbps でセルが転送される。これを出力通信路上
でのセル転送速度、すなわち2.4Gbps に速度変換を
行うために、このOBUF309が設けられる。 5)ヘッダ(VPI/VCI)変換機能 この機能は、ヘッダ書き替え部(HRW)310および
ヘッダ変換テーブル(HTT)311により実現され
る。HRW310では、セルの持つVPIもしくはVP
I+VCIを入力通信路上での値から出力通信路上での
値に変更する操作が行われる。通過するセルから、VP
IもしくはVPI+VCI、それに入力側で付けられ
た、SWインターフェースの識別子を加えたものをキー
としてHTT311を参照し、出力通信路上での新VP
IもしくはVPI+VCIの値を得、これらを該通過中
のセルに上書きする。
【0038】6)ルーティングタグ削除機能 この機能は、(ルーティングタグ削除部)RTD311
により実現される。RTD311では、RTA307で
付加されたルーティングタグ、およびSWインターフェ
ースの識別子を削除し、CCITTで標準化されている
セル長へとセルのフォーマットを変形する。
【0039】一方、競合制御回路302は前述したよう
に各SWインターフェース3031〜3038のIBU
Fの先頭セルが衝突している状態を検出し、どのバッフ
ァからセルを出力するかを決定する役割を持つ。
【0040】図5に、各入力バッファから競合制御回路
302にルーティングタグを与える様子を示す。同図に
示すように、各入力ポートから出力ポート1にそのセル
を出力するか否かを示すビットから出力ポート8につい
てのビットまで順に、ルーティングタグが競合制御回路
302に与えられる。
【0041】図6に、競合制御回路302の構成例を示
す。この構成はいわゆるシストリックアレイであり、図
5に示したデータを図で左から右に順次流すことによっ
て競合制御動作が実現できるように設計されている。
【0042】図6において、優先制御用8×8クロスバ
スイッチ601は、優先制御カウンタ602の値により
入力バッファ1〜8から与えられるルーティングタグを
以下の様に置き換える。置き換えの順序の変更は、AT
Mスイッチ101が一つのセルを転送するサイクルであ
る、セルサイクルの先頭毎に行われる。
【0043】1)図6で上から順に、入力バッファ1,
2,…8からのルーティングタグをそれぞれ出力する。 2)図6で上から順に、入力バッファ2,3,…8,1
からのルーティングタグをそれぞれ出力する。 3)図6で上から順に、入力バッファ3,4,…8,
1,2からのルーティングタグをそれぞれ出力する。 4)図6で上から順に、入力バッファ4,5,…8,
1,2,3からのルーティングタグをそれぞれ出力す
る。 5)図6で上から順に、入力バッファ5,6,…8,
1,2,…4からのルーティングタグをそれぞれ出力す
る。 6)図6で上から順に、入力バッファ6,7,8,1,
2,…5からのルーティングタグをそれぞれ出力する。 7)図6で上から順に、入力バッファ7,8,1,2,
…6からのルーティングタグをそれぞれ出力する。 8)図6で上から順に、入力バッファ8,1,2,…7
からのルーティングタグをそれぞれ出力する。その後、
1)に戻る。
【0044】後で述べる競合制御アルゴリズムによる
と、優先制御用8×8クロスバスイッチ601の出力側
で、図6の上から下に向けて送出許可を得にくくなるの
で、この様にルーティングタグの並びを変化させること
により、各入力バッファからのセル送出機会の均一化を
図ることができる。
【0045】なお、優先制御用8×8クロスバスイッチ
601の出力部では、ルーティングタグの各ビットの後
ろに1ビットの空き領域が挿入される。この空き領域
は、優先制御用8×8クロスバスイッチ601の後ろに
続くセルアレイで、出力バッファの予約のために使用さ
れる。この空き領域に保持される情報を出力バッファ割
当情報と呼ぶ。出力バッファ割当情報は、初期値として
例えば論理値で0が入れられているものとして以降の説
明を進める。
【0046】競合制御回路の中心は、アレイセル603
iと604jkである。アレイセル603iと604j
kは図6に示すように、アレイセル603iが対角に、
アレイセル604jkがその他の部分にそれぞれ配置さ
れ、正方行列をなしている。正方行列内には、同図で左
から右に向けてデータを渡せる通信路が各行の隣接アレ
イセル間に、また同図で左上から右下に向けてデータを
渡せる通信路が対角上の隣接アレイセル間に、それぞれ
設けられている。これらの通信路を用いて、優先制御用
8×8クロスバスイッチから正方行列にデータをパイプ
ライン的に流すことにより、正方行列からデータが出て
きた時には競合制御が終了している、すなわち、どのセ
ルを入力バッファから出力バッファに転送するかの判定
が終了している。
【0047】次に、この正方行列で行われるデータ処理
についてより詳細に説明する。この正方行列は、図3に
示したクロスバスイッチ301上をセルが転送されるセ
ルサイクルを該クロスバスイッチの入力ポート数の2
倍、すなわち16の小片に分割したサイクル毎に動作す
る。このサイクルを予約サイクルと呼ぶ。
【0048】正方行列の各行の隣接アレイセル間に設け
られた通信路上では、各予約サイクル毎に2ビットの情
報が図6で左から右に転送される。また、正方行列の対
角上の隣接アレイセル間に設けられた通信路上では、各
予約サイクル毎に1ビットの情報が左上から右下に転送
される。
【0049】アレイセル604jkは単なる2ビット長
のシフトレジスタであり、ある予約サイクルの開始時に
左の隣接セルから受け取った2ビットの情報を次の予約
サイクルの開始時に右の隣接セルに出力する動作を行
う。アレイセル603iは、出力ポートへ転送するセル
を決定する動作のうちの以下に示す主要部分を行う機能
要素であり、ここではバッファ予約セルと呼ぶ。
【0050】すなわち、予約サイクルの開始時に、左上
の隣接セルから受け取ったビットが1であり、かつ左の
隣接セルから受け取った2ビットの内、ルーティングタ
グの内の1ビットが1であったなら、次の予約サイクル
の開始時に右下、右の隣接セルにそれぞれ次のデータを
渡す。 1)右の隣接セル:ルーテイングタグの中の1ビットは
1、出力バッファ予約情報も1。
【0051】2)右下の隣接セル:0 それ以外の時には右の隣接セルには前の予約サイクルの
開始時に左の隣接セルから受け取った情報をそのまま、
右下の隣接セルには前の予約サイクルの開始時に左上の
隣接セルから受け取った情報をそのまま、それぞれ出力
する。
【0052】この動作の意味は次の通りである。バッフ
ァ予約セルが予約サイクルの開始時に受け取る情報に
は、次の意味がある。 (a)左上のアレイセルから受け取る1ビット:これま
でに、注目する出力バッファに出力されるセルがあると
判断されていれば0、まだ注目する出力バッファに出力
されるセルがあると判断されていなければ1。この情報
を出力バッファ割当情報と呼ぶ。
【0053】(b)左のアレイセルから受け取る2ビッ
ト:最初に受け取る1ビットはルーティングタグの1ビ
ット。次に受け取る1ビットはそのルーティングタグを
持つセルを出力するべく出力バッファが予約されている
か否かを示す出力バッファ予約情報である。
【0054】よって、各予約サイクルでのバッファ予約
セルの動作を述べると、以下のようになる。もし、受け
取った出力バッファ割当情報により出力バッファに対し
て転送を行うセルがまだ割り当てられていないことが示
され、かつルーティングタグの1ビットによりそのまだ
転送されるセルが割り当てられていない出力バッファに
対して、そのセルが出力されるよう示されていたなら
ば、そのセルのその出力バッファに向けての転送を予約
する。さらに、出力バッファ予約情報を1とすることで
出力バッファがそのセルを転送するべく予約されている
ことを正方行列の右側の各アレイセルに通知し、また出
力バッファ割当情報を0として正方行列の左下の各アレ
イセルにその出力バッファには既に転送されるべきセル
が予約されていることを通知する。
【0055】この様に動作するアレイセルで図6に示す
ように正方行列を作り、その正方行列の左側から図5に
示すような情報を流すと、図7〜図22に示すように動
作する。なお、ここでは正方行列の左上のアレイセル
に、行列の対角に向けて流す出力バッファ割当情報とし
て常に1を入力し続けることを仮定している。
【0056】ここで、正方行列の各行を流れる情報は、
ある入力ポートの先頭セルのルーティングタグ、すなわ
ち各出力ポート毎に出力するか否かを示す情報と、ルー
ティングタグの各ビットの後ろに挿入された情報であ
る。よって、上述の様にバッファ予約セル603iが動
作すれば、正方行列に入力された情報が正方行列を通過
した後では、各行を流れるルーティングタグで、1がセ
ットされたビットに続く出力バッファ予約情報が全て1
である時のみ、その行を流れるルーティングタグを持つ
セルのみが出力バッファに転送されることにすると、図
3に示したクロスバスイッチ上で複数の入力ポートが単
一の出力ポートに接続されない、すなわち衝突が発生し
ない、ことを保証できる事が分かる。
【0057】また、各予約サイクルの開始時に正方行列
の左上のアレイセルの左上から、出力バッファ割当情報
として、それぞれの出力バッファがフルでなければ1、
フルであれば0を順次以下に述べるタイミングで与える
と、出力バッファがフルであればそのバッファに向けて
セルを転送しない制御、すなわちフロー制御が実現でき
る。
【0058】第1予約サイクルの開始時:出力バッファ
1がフルである/ないを入力 第2予約サイクルの開始時:出力バッファ2がフルであ
る/ないを入力 第3予約サイクルの開始時:出力バッファ3がフルであ
る/ないを入力 第4予約サイクルの開始時:出力バッファ4がフルであ
る/ないを入力 第5予約サイクルの開始時:出力バッファ5がフルであ
る/ないを入力 第6予約サイクルの開始時:出力バッファ6がフルであ
る/ないを入力 第7予約サイクルの開始時:出力バッファ7がフルであ
る/ないを入力 第8予約サイクルの開始時:出力バッファ8がフルであ
る/ないを入力
【0059】アレイセル603iと604jkにより構
成される正方行列を通過した出力バッファ予約情報を含
むルーティングタグは、正方行列の各列の出力部にある
アレイセル605iに入力される。このアレイセルで
は、入力されるルーティングタグおよび出力バッファ予
約情報を観察し、1であるルーティングタグのビットの
後ろの出力バッファ予約情報が全て1であれば、後ろに
続く優先制御用8×8クロスバスイッチ606に1、そ
うでなければ0をそれぞれ出力する。すなわち、正方行
列での競合制御の結果を各入力バッファへ返す情報を作
成する。このアレイセルを判定回路と呼ぶ。
【0060】優先制御用8×8クロスバスイッチ606
は、優先制御カウンタ602の値を参照し、判定回路か
ら出力された情報を所望の入力バッファへと導く。入力
バッファは、この情報を受け取って次のセルサイクルで
自分が先頭セルを出力して良いか否かを知る事ができ
る。
【0061】次に、本実施例における2.4Gbps 回線
以外の回線の収容方法について詳細に説明する。本実施
例では、前述のように2.4Gbps回線以外の回線とし
て、600Mbps 回線および150Mbps 回線を収容す
るよう考えられている。
【0062】図23に150Mbps 回線終端装置104
i、図24に600Mbps 回線終端装置105jの構成
をそれぞれ示す。図23、図24に示すように150M
bps回線終端装置104iと600Mbps 回線終端装置
105jの構成は、ほとんど同じである。実際上、光電
気変換器であるOUR、電気光変換器であるOUS、
(STM−1/STM−4c)フレームデアセンブラで
あるFDA、(STM−1/STM4c)フレームアセ
ンブラであるFASを除けば、600Mbps 回線終端装
置105j用に開発したLSIは全て150Mbps 回線
終端装置104i用に流用が可能である。よって、これ
らの回線端末装置104i,105jをまとめて説明す
る。
【0063】150Mbps /600Mbps 入力通信路1
1i/12jから入力される光信号は、光受信モジュー
ルOURにより光電気変換されて電気信号となり、フレ
ームデアセンブラFDAに出力される。この信号は、1
50Mbps ならばSTM−1フレーム構造の、600M
bps ならばSTM−4cフレーム構造の、それぞれベイ
ロード部分にセルがマッピングされた構造をとることを
仮定する。
【0064】フレームデアセンブラFDAでは、光受信
モジュールOURから受け取った電気信号に対してフレ
ーム同期を取り、ぺイロード部分を切り出してセル同期
確立部CSDに入力する。
【0065】セル同期確立部CSDでは、フレームデア
センブラFDAより受け取るビット列から、CCITT
で標準化される方法に従ってセルの先頭を知り、そのセ
ルの先頭に印を付けてセル分岐/挿入部OMDIに入力
すると共に、CCITTで標準化される方法に従って、
セルの情報部にデスクランブルをかけ、OMDIに向け
て出力する。セル分岐/挿入部OMDIでは、セル通信
路の試験のためのOAMセルの分岐/挿入が行われる。
【0066】図1に示した様に、150Mbps /600
Mbps 回線11i,12jはATM−MUX102およ
びATM−DEMUX103を通じてATMスイッチ1
01に収容される。このため、複数の入力通信路上のセ
ルがATMスイッチ101の一つの入力ポート(第2の
入力ポート)に集線される。別の入力通信路上のバーチ
ャルパスおよびバーチャルチャネルVP/VCを上記第
2の入力ポート上で区別するために、150Mbps /6
00Mbps 回線終端装置104i,105jのATM−
MUX102への出口部で、ヘッダ書き替え部HRWお
よびHRW RAMにより、一旦VPI/VCIの各識
別子の書き替えを行う。
【0067】また、後述するように、ATM−DEMU
X103でもセルのコピーが行われるので、ATM−D
EMUX103の150Mbps /600Mbps 回線終端
装置104i,105jの入口部で再びHRW,HRW
RAMにより一旦VPI/VCIの書き替えを行う。A
TM−DEMUX103には入力ポートが一つしかない
ので、コピーされたセルのVPI/VCIは同じATM
−DEMUX103に接続された各回線終端装置104
i,105jのセル送出側で、必ず一意である。このた
め、図3に示したATMスイッチのSWインターフェー
ス内で使われたHRW,HRW RAMに比べて、15
0Mbps /600Mbps 回線終端装置104i,105
jで使用されるHRW,HRW RAMは単純である。
即ち、図3のSWインタフェース3031〜3028内
で使われたHRW及びHRWRAMでは、VPI/VC
I書き替えのために旧VPI/VCIに加えて、そのセ
ルが入力されたスイッチの入力ポートをVPI/VCI
表を参照する際のキーとしなければならないが、150
Mbps /600Mbps 回線終端装置104i,105j
で使うHRW,HRW RAMではVPI/VCI書き
替えのために旧VPI/VCIのみをVPI/VCI表
を参照する際のキーとすればよい。
【0068】ATM−DEMUX103より入力された
セル流は、HRWによりVPI/VCI変換を受け、セ
ル分岐/挿入部OMDIによりOAMセルの分岐/挿入
を受けた後、セル情報部スクランブラCISによってC
CITTで標準化された方式に従ってHECが計算さ
れ、ヘッダ部のHECフィールドが書き替えられると同
時に、セルの情報部にスクランブルが施され、その後フ
レームアセンブラFASに出力される。
【0069】フレームアセンブラFASは、セル情報部
スクランブラCISからセル流を受け取ると、そのセル
流をCCITTで定められたSTM−1/STM−4c
のフレーム構造のペイロード部分にマッピングし、光送
信モジュールOUSに出力する。光送信モジュールOU
Sは、フレームアセンブラFASから入力される電気信
号を光信号に変換し、出力通信路に出力する。
【0070】次に、図25、図26および図27を参照
しながら、ATM−MUX102の動作について詳細に
説明する。図25はATM−MUX102の全体構成、
図26はATM−MUX102の構成要素であるマルチ
プレクサMX2の構成をそれぞれ示す図である。
【0071】図25に示すように、ATM−MUX10
2は2入力1出力のATMマルチプレクサ(MX2)2
51〜254をツリー状に接続した構成を持つ。点線で
示すように、ルートのマルチプレクサ254の入力部か
ら、リーフのマルチプレクサ251の出力部までフロー
制御をかけることにより、ATM−MUX102内での
セル廃棄を防いでいる。リーフのマルチプレクサ251
の入力部へのセル流のビットレートは、150Mbps 回
線終端装置104iからのそれは150Mbpsとなり、
600Mbps 回線終端装置105jからのそれは600
Mbps となる。一方、リーフのマルチプレクサ251の
出力部からルートのマルチプレクサ254の出力部まで
は、ビットレート2.4Gbps のセル流を扱う。このた
め、リーフのマルチプレクサ251はその入力部に15
0Mbps /600Mbps →2.4Gbps の速度変換を行
うための図1に示した第1の速度変換器112を持って
いる。
【0072】図26に、図25における2入力1出力A
TMマルチプレクサ(MX2)の構成を示す。二つの入
力ポートA,Bにはそれぞれ独立にバッファ261,2
62が設けられている。セレクタ263は、これらの各
バッファ261,262からセルを交互に引き出して出
力する。バッファ261,262が第1の速度変換器1
12として動作するように、バッファへ261,263
のセル入力は各入力ポートA,Bから与えられるデータ
CKに、一方バッファ261,262からのセル出力は
出力ポートから出力されるデータCKに、それぞれ同期
して行われる。バッファ261,262では、クロック
乗せ変えが行われる。このように、セル入力を入力ポー
トから与えられるクロックに同期して行う事にすれば、
150Mbps 回線終端装置104iおよび600Mbps
回線終端装置105jのいずれも任意のATM−MUX
103の入力ポートに接続することができる、すなわ
ち、ATM−MUX103についてポートフリー構造を
実現する事ができる、という利点も生じる。
【0073】さらに、マルチプレクサ251〜254
は、ATM−MUX103内でのフロー制御(送出先の
バッファがフルであればセルの送出を行わない制御)を
実現するため、出力ポートからフロー制御情報を受け取
る機能および入力ポートからフロー制御情報を送り出す
機能をそれぞれ持つ。
【0074】図25に示したマルチプレクサ(MX2)
251〜254の動作状態例を図27に示す。同図は6
00Mbps 回線終端装置104iをm=3個、150M
bps回線終端装置105jをn=4個接続した場合の動
作であり、
【0075】1)いずれか一方のバッファのみセルを保
持していたら、そのバッファからセルを出力し、2)両
方のバッファがセルを保持していたなら、それらのバッ
ファから交互にセルを出力し、3)送出先のバッファが
フルであれば、セルの送出を停止する、ことを仮定して
いる。同図27により、150Mbps回線104iおよ
び600Mbps 回線105j上のセルが1本の2.4G
bps 回線に集線されてゆく様子が分かる。また、同図よ
り150Mbps 回線終端装置104iと600Mbps 回
線終端装置105jを接続する場合は、マルチプレクサ
251〜254の各入力ポートのバッファは最低3セル
分必要となることが分かる。さらに、3セル分以上のバ
ッファがあり、かつフロー制御を行えば、回線終端装置
側にはバッファが必要でないことが分かる。
【0076】次に、図28、図29および図30を参照
して、ATM−DEMUX103の動作を説明する。図
28はATM−DEMUX103の全体構成、図29は
ATM−DEMUX103の構成要素であるデマルチプ
レクサDX2の構成をそれぞれ示す図である。
【0077】図28に示すように、ATM−DEMUX
103は2入力1出力のATMデマルチプレクサ(DX
2)281〜284をツリー状に接続し、ルートのデマ
ルチプレクサ281の入力側にATM−DEMUX10
3内でのセルの通過経路を指定するルーティングタグを
付加するルーティングタグ付加部(RTA)285を配
置すると共に、RTA285にルーティングタグテーブ
ル(RTT)286を接続し、またリーフのデマルチプ
レクサ284の出力側にRTA286で付加されたルー
ティングタグを削除し、かつ2.4Gbps のセル流を1
50Mbps または600Mbps のセル流へと速度変換す
る図1の第2の速度変換器113としての出力バッファ
(OBUF)289を配置している。
【0078】図1のATMスイッチ101から出力され
たセル流は、まずRTA285によって図30に示すよ
うな、ATM−DEMUX103内でのルーティングタ
グが付加されたセルフォーマットに変換される。RTA
285では、入力されたセルのVPIもしくはVPI+
VPIをキーとしてヘッダ変換テーブル(HTT)を参
照し、それにより得られるルーティングタグをセルに付
加して出力する。
【0079】RTA285から出力されたセル流は、デ
マルチプレクサ(DX2)281〜284によるツリー
を通過して所望の出力通信路に向けて転送もしくはコピ
ーされる。
【0080】図29に、デマルチプレクサ(DX2)2
81〜284の構成を示す。入力ポートから入力された
セル流は、セレクタ291により出力ポートA,Bのい
ずれか一方または両方へ出力される。出力される出力ポ
ートは、セルの持つルーティングタグを受け取るルーテ
ィングタグ解析部292により解析される。ルーティン
グタグ解析部292は、解析結果を基にセレクタ291
を制御する。
【0081】図30に示すように、ルーティングタグは
出力ポートAへセルを出力するか否かを指定するビット
と、出力ポートBへセルを出力するか否かを指定するビ
ットとが、ツリーの各深さのノード毎に指定されるよう
な構成をとる。ある深さでそのセルをコピーしたい場合
は、これらのビット双方をONにする。
【0082】ATM−DEMUX103の出力部に設け
られた出力バッファ(OBUF)289では、デマルチ
プレクサ(DX2)281〜284のツリーを通過して
きたセル流が一旦保持され、RTA285で付けられた
ルーティングタグが除去され、150Mbps または60
0Mbps へと速度変換が行われて出力される。ここで、
OBUF289からのセル出力を各回線終端装置104
i,105jおよび106kから与えられるビットCK
に同期して行う事とすれば、ATM−MUX102の回
線終端装置側のポートと同様、任意のポートに150M
bps 回線端末装置104iおよび600Mbps 回線端末
装置105jのいずれも接続できる、いわゆるポートフ
リー機能を実現することが可能となる。
【0083】デマルチプレクサ(DX2)のハード規模
を削減する事を考えると、DX2内にはバッファを置か
ないほうが望ましい。しかしながら、DX2内にバッフ
ァを置かないことにすると、ATM−DEMUX203
内でフロー制御がかけられないので、出力バッファ(O
BUF)289の出力部でもセル廃棄が発生する可能性
がある。このため、OBUF289は比較的多くのセル
(256セル程度)を保持できる規模が必要になる。
【0084】ところで、図31に示すような内部にバッ
ファ293を配置する構成のデマルチプレクサDX2を
使用する事にすると、OBUF289からATM−DE
MUX104までの経路にフロー制御をかけることがで
きる。ATM交換ノードシステム内で、ATM−DEM
UX103の出力部から、ATMスイッチ101のOB
UFまでフロー制御をかけることにすると、システム内
部のバッファがフロー制御により協調して動作する事に
なるので、同じバッファ量でより良い廃棄特性を得る事
ができる。
【0085】ここで、図32に示すような2入力2出力
の単位スイッチ321をバンヤン網等のように組み合わ
せて作成する8×8のATMスイッチを8×8クロスバ
スイッチの代わりに使用する事にすると、ATM−MU
X102を構成するマルチプレクサ(MX2)およびA
TM−DEMUX103を構成するデマルチプレクサ
(DX2)もこの単位スイッチにより実現することがで
き、システムを構成するLSIの品種が減少する。な
お、図32において322,323はバッファ、324
は転送制御部である。この2入力2出力の単位スイッチ
321として、本発明者らが先に特願平1−13581
9号で開示したセルスイッチのデマルチプレクサ(DX
2)の持つセルコピー機能を付加したものを採用する
と、この単位スイッチ321で構成されるスイッチ網の
スループットが向上するので、より望ましい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればビ
ットレートの種々異なる複数の入力通信路からのセル流
を適宜速度変換して、予め定められた最も高い入力通信
路のビットレートと同じビットレートのセル流としてか
らATMスイッチに与え、ここで統一的にスイッチング
を行った後、適宜ビットレートの速度変換を行うことに
よりビットレートの種々異なる複数の出力通信路のうち
の任意のビットレートの出力通信路へ出力することがで
きる。すなわち、本発明のATM交換ノードシステム
は、簡単なハードウェア構成により、種々のビットレー
トの入力通信路および出力通信路を任意の組み合わせで
収容することが可能となる。
【0087】また、ATMスイッチおよびATMデマル
チプレクサにコピー機能を含ませることにより、任意の
ビットレートの入力通信路からのセル流を任意のビット
レートの複数の出力通信路へコピーして出力することが
できる。
【0088】さらに、第1の速度変換器にセルを与える
回線終端装置から第1の速度変換器にビット転送用クロ
ックを与えたり、第2の速度変換器からセルを受け取る
回線終端装置から第2の速度変換器へビット転送用クロ
ックを与えることによって、ATMマルチプレクサの入
力部の動作速度やATMデマルチプレクサの出力部の動
作速度を回線終端装置から指定することが可能となり、
ATMマルチプレクサの入力部やATMデマルチプレク
サの出力部に任意の速度の回線終端装置を接続できる、
ポートフリー機能を実現することができる。
【0089】このように本発明によるATM交換ノード
システムは、種々のビットレートの回線を収容する事が
できるために、同時に設定できるバーチャルパスVPま
たはバーチャルチャネルVCの個数をそれぞれの速度の
回線毎に異なるように設定するか、同じに設定するかと
いった選択について考慮することができる。例えば、
2.4Gbps 回線上で4096本のVPまたはVCを同
時に設定できると考えると、150Mbps /600Mbp
s 回線上でも同様に4096本設定できると考えるか、
もしくは150Mbps 回線上では2.4Gbps 回線上で
の1/16、即ち256本のVPもしくはVCが同時に
設定できるものとし、さらに600Mbps回線上では
2.4Gbps 回線上での1/4、即ち1024本のVP
もしくはVCが同時に設定できると考えてもよい。
【0090】2.4Gbps 回線と同じ本数のVCまたは
VPが2.4Gbps 回線より低ビットレートの回線上に
設定できると考えると、VCもしくはVP設定個数が制
限されるのは2.4Gbps 回線のみとなり、柔軟にVP
もしくはVCを設定できることになる。一方、2.4G
bps 回線より少ない数のVPもしくはVCのみ設定でき
る事にすると、VPもしくはVC設定時にATMスイッ
チの入力ポートと各回線終端装置上との2カ所でVPも
しくはVCの設定本数を管理しなければならないので、
VPもしくはVCを設定する際の柔軟性には欠けるが、
回線終端装置の各種テーブルの容量を削減できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るATM交換ノードシス
テムの構成を示す図
【図2】図1における2.4Gbps 回線終端装置の全体
構成を示す図
【図3】図1におけるATMスイッチの構成を示す図
【図4】図3における8×8クロスバスイッチの構成を
示す図
【図5】図3における競合制御回路への入力情報のフォ
ーマットを示す図
【図6】競合制御回路の構成を示す図
【図7】競合制御回路の動作を説明するための図
【図8】競合制御回路の動作を説明するための図
【図9】競合制御回路の動作を説明するための図
【図10】競合制御回路の動作を説明するための図
【図11】競合制御回路の動作を説明するための図
【図12】競合制御回路の動作を説明するための図
【図13】競合制御回路の動作を説明するための図
【図14】競合制御回路の動作を説明するための図
【図15】競合制御回路の動作を説明するための図
【図16】競合制御回路の動作を説明するための図
【図17】競合制御回路の動作を説明するための図
【図18】競合制御回路の動作を説明するための図
【図19】競合制御回路の動作を説明するための図
【図20】競合制御回路の動作を説明するための図
【図21】競合制御回路の動作を説明するための図
【図22】競合制御回路の動作を説明するための図
【図23】図1における150Mbps 回線終端装置の構
成を示す図
【図24】図1における600Mbps 回線終端装置の構
成を示す図
【図25】図1におけるATM−MUXの構成を示す図
【図26】図25におけるマルチプレクサMX2の構成
を示す図
【図27】図25のATM−MUXの動作を説明するた
めの図
【図28】図1におけるATM−DEMUXの構成を示
す図
【図29】図28におけるデマルチプレクサDX2の構
成を示す図
【図30】図28におけるルーティングタグ付加部RT
Aでのセルフォーマット変換を説明するための図
【図31】デマルチプレクサDX2の別の構成を示す図
【図32】マルチプレクサMX2,デマルチプレクサD
X2およびATMスイッチを構成する単位スイッチとし
て使用可能な2×2ATMスイッチの構成を示す図。
【符号の説明】
11i…150Mbps 回線(入力通信路) 12j…600Mbps 回線(入力通信路) 13k…2/4Gbps 回線(入力通信路) 14i…150Mbps 回線(出力通信路) 15j…600Mbps 回線(出力通信路) 16k…2/4Gbps 回線(出力通信路) 101…2.4Gbps ATMスイッチ(スイッチング手
段) 102…2.4Gbps ATMマルチプレクサ(集線手
段) 103…2.4Gbps ATMデマルチプレクサ(分流手
段) 104i…150Mbps 回線終端装置 105j…600Mbps 回線終端装置 106k…2.4Gbps 回線終端装置 112…第1の速度変換器 113…第2の速度変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9076−5K H04Q 11/04 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビットレートの異なる複数の入力通信路お
    よび出力通信路を収容し、各入力通信路から入力された
    セルを該セルに付加された方路情報に従って所望の出力
    通信路に出力するATM交換ノードシステムにおいて、 最も高いビットレートの入力通信路からのセル流をスイ
    ッチング可能であり、該最も高いビットレートの入力通
    信路からのセル流は第1の入力ポートより入力し、最も
    高いビットレートの出力通信路へのセル流は第1の出力
    ポートから出力するスイッチング手段と、 このスイッチング手段の第2の入力ポートに接続され、
    最も高いビットレートの入力通信路からのセル流を集線
    可能な集線手段と、 この集線手段の入力部に設けられ、最も高いビットレー
    トの入力通信路を除く入力通信路に入力されたセル流の
    ビットレートを最も高いビットレートの出力通信路のビ
    ットレートに変換する第1の速度変換手段と、 前記スイッチング手段の第2の出力ポートに接続され、
    最も高いビットレートの出力通信路のビットレートのセ
    ル流を分流可能な分流手段と、 この分流手段の出力部に設けられ、該分流手段から分流
    されるセル流のビットレートを最も高いビットレートの
    出力通信路を除く所望の出力通信路のビットレートに変
    換する第2の速度変換手段とを具備することを特徴とす
    るATM交換ノードシステム。
  2. 【請求項2】前記出力通信路と前記第2の速度変換手段
    との間に、対応する第2の速度変換手段からのセル流を
    受け取ると共に対応する第2の速度変換手段へビット転
    送用クロックを与える回線終端装置をそれぞれ有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のATM交換ノードシス
    テム。
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Cited By (4)

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