JPH0514560Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514560Y2 JPH0514560Y2 JP1986002457U JP245786U JPH0514560Y2 JP H0514560 Y2 JPH0514560 Y2 JP H0514560Y2 JP 1986002457 U JP1986002457 U JP 1986002457U JP 245786 U JP245786 U JP 245786U JP H0514560 Y2 JPH0514560 Y2 JP H0514560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio wave
- absorbing material
- wave absorbing
- receiver
- shield body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
ラジオ受信機とテレビ受像機(以下ラジオ受信
機とテレビ受像機を総称して単に受信機と記述
し、単に受信機と記述した場合は両者を意味す
る。)、またラジオ受信機同士を接近して配置する
とお互いに受信周波数に接近した周波数の妨害電
波が混入することが知られている。これは各受信
機における高周波増幅回路や周波数変換回路等の
同調回路を発生源とする受信周波数に近似した周
波数や、またその整数倍の周波数の電波が相互に
妨害電波として混入するためである。そして、こ
れを防止する手段として、高周波増幅回路や局部
発振回路をアルミニウムなどで形成された金属製
シールド函に密封することが従来より行われてい
る。
機とテレビ受像機を総称して単に受信機と記述
し、単に受信機と記述した場合は両者を意味す
る。)、またラジオ受信機同士を接近して配置する
とお互いに受信周波数に接近した周波数の妨害電
波が混入することが知られている。これは各受信
機における高周波増幅回路や周波数変換回路等の
同調回路を発生源とする受信周波数に近似した周
波数や、またその整数倍の周波数の電波が相互に
妨害電波として混入するためである。そして、こ
れを防止する手段として、高周波増幅回路や局部
発振回路をアルミニウムなどで形成された金属製
シールド函に密封することが従来より行われてい
る。
しかしながら、従来の金属製シールド函だけで
は高周波増幅回路や局部発振回路から受信機外部
へ漏洩する電波を完全に遮断することは困難であ
る。また漏洩電波をより有効に遮断するには入り
組んだ回路のなかで妨害電波の発生源になるべく
近接した位置でシールドするのが効果的である
が、この形状を実現しようとすれば回路基板上の
部品配置に対応して金属製シールド函を複雑に入
り組んだ形状に加工しなければならないが、金属
素材にこのような加工を行うことは経済性のうえ
からも無理がある。
は高周波増幅回路や局部発振回路から受信機外部
へ漏洩する電波を完全に遮断することは困難であ
る。また漏洩電波をより有効に遮断するには入り
組んだ回路のなかで妨害電波の発生源になるべく
近接した位置でシールドするのが効果的である
が、この形状を実現しようとすれば回路基板上の
部品配置に対応して金属製シールド函を複雑に入
り組んだ形状に加工しなければならないが、金属
素材にこのような加工を行うことは経済性のうえ
からも無理がある。
本考案は上記の問題点を解消せんとしてなされ
たものである。上記問題点を解決した本考案の電
波漏洩防止機能を有する受信機は、フエライト粉
を合成樹脂に分散混合した電波吸収材料を用いて
作製されたものであつて、受信機の同調回路を至
近距離で密着せずに外装してなる電波吸収材料製
シールド体と;前記電波吸収材料製シールド体の
周囲を更に外装する金属製シールド函とを設けた
ことを特徴としている。
たものである。上記問題点を解決した本考案の電
波漏洩防止機能を有する受信機は、フエライト粉
を合成樹脂に分散混合した電波吸収材料を用いて
作製されたものであつて、受信機の同調回路を至
近距離で密着せずに外装してなる電波吸収材料製
シールド体と;前記電波吸収材料製シールド体の
周囲を更に外装する金属製シールド函とを設けた
ことを特徴としている。
このような構成の受信機では、妨害電波の発生
源である同調回路を、フエライト混合樹脂を用い
て作製した電波吸収材料製シールド体によつて外
装し、且つこの同調回路を内装した電波吸収材料
製シールド体を更に金属製シールド函によつて外
装しているので、同調回路で発生した電波は先ず
電波発生源に至近距離で配置された電波吸収材料
製シールド体に入射することによつて熱エネルギ
ーに変換されて減衰する。
源である同調回路を、フエライト混合樹脂を用い
て作製した電波吸収材料製シールド体によつて外
装し、且つこの同調回路を内装した電波吸収材料
製シールド体を更に金属製シールド函によつて外
装しているので、同調回路で発生した電波は先ず
電波発生源に至近距離で配置された電波吸収材料
製シールド体に入射することによつて熱エネルギ
ーに変換されて減衰する。
次いで、電波吸収材料製シールド体内で減衰し
切れずに電波吸収材料製シールド体を通過した電
波は、金属製シールド函の内面で反射する。反射
した電波は再び電波吸収材料製シールド体方向に
帰還し、電波吸収材料製シールド体を通過するこ
とによつて、再び熱エネルギーに変換させられて
減衰させられる。そして電波吸収材料製シールド
体内に発生した熱は放熱効果に優れた金属製シー
ルド函を通じて外部空間に放熱するものである。
切れずに電波吸収材料製シールド体を通過した電
波は、金属製シールド函の内面で反射する。反射
した電波は再び電波吸収材料製シールド体方向に
帰還し、電波吸収材料製シールド体を通過するこ
とによつて、再び熱エネルギーに変換させられて
減衰させられる。そして電波吸収材料製シールド
体内に発生した熱は放熱効果に優れた金属製シー
ルド函を通じて外部空間に放熱するものである。
このような同調回路で発生した不要な電波エネ
ルギーは熱エネルギーに変換された後、金属製シ
ールド函を通じて放熱されるので、同調回路から
の電波漏洩を著しく少なくすることができ、近接
する受信機への妨害を少なくできる。そかも本考
案に用いた電波吸収材料はその成形性において合
成樹脂同様に扱えるので回路基板上の部品配置に
対応した複雑な形状も容易に作成できるので、電
波の発生源を至近距離でシールドできる。電波吸
収材料として用いたフエライト混合樹脂は絶縁体
ではないことから、回路基板の配線に直接接触す
ることは避ける必要があるが、フエライト混合樹
脂は成形性に優れるから、回路基板に対し至近距
離に位置づけながら非接触な状態で電波吸収材料
製シールド体を配置しうるような形状に電波吸収
材料製シールド体を形成することは容易である。
また、電波吸収材料製シールド体を同調回路に密
着させないことにより、同調回路と電波吸収材料
製シールド体との間に形成される間隙は同調回路
の発熱による内部加熱を防止する為の放熱空間と
しても機能する。
ルギーは熱エネルギーに変換された後、金属製シ
ールド函を通じて放熱されるので、同調回路から
の電波漏洩を著しく少なくすることができ、近接
する受信機への妨害を少なくできる。そかも本考
案に用いた電波吸収材料はその成形性において合
成樹脂同様に扱えるので回路基板上の部品配置に
対応した複雑な形状も容易に作成できるので、電
波の発生源を至近距離でシールドできる。電波吸
収材料として用いたフエライト混合樹脂は絶縁体
ではないことから、回路基板の配線に直接接触す
ることは避ける必要があるが、フエライト混合樹
脂は成形性に優れるから、回路基板に対し至近距
離に位置づけながら非接触な状態で電波吸収材料
製シールド体を配置しうるような形状に電波吸収
材料製シールド体を形成することは容易である。
また、電波吸収材料製シールド体を同調回路に密
着させないことにより、同調回路と電波吸収材料
製シールド体との間に形成される間隙は同調回路
の発熱による内部加熱を防止する為の放熱空間と
しても機能する。
次に本考案の詳細を図示した実施例にもとづき
説明する。第1図として示したものは一般的な受
信機回路の概要であり、この回路において他受信
機への妨害電波の発生源となるのは高周波増幅回
路1と周波数変換回路2であり、そのなかでも特
に局部発振回路2aが問題である。したがつて本
考案が対象とし妨害電波の漏洩を防止せんとする
のもこれらの回路である。
説明する。第1図として示したものは一般的な受
信機回路の概要であり、この回路において他受信
機への妨害電波の発生源となるのは高周波増幅回
路1と周波数変換回路2であり、そのなかでも特
に局部発振回路2aが問題である。したがつて本
考案が対象とし妨害電波の漏洩を防止せんとする
のもこれらの回路である。
第2図として示したものは本考案の一実施例で
あり、金属製シールド函4の内部空間を該金属製
シールド函4と同材質の金属で作成された金属板
7,7で3つの空間8,9,10に仕切つてい
る。そしてこの3つの空間の真中の空間9には中
間周波数増幅回路3を収容し、且つ該空間9を挟
んだ左右の空間8,10には電波吸収材料製シー
ルド体5,5を収容したうえ、当該電波吸収材料
製シールド体5の内部空間に高周波増幅回路1、
局部発振回路2aを収容している。電波吸収材料
製シールド体5は射出成形によつて形成されてい
る。そして金属製シールド函4の上部開口部11
には該開口部11を空隙をなくして完全に被覆し
得る大きさの板状の電波吸収板12を着脱自在な
状態で載置するとともに、更にその上部外側には
金属製シールド函4と同材質の材料で作成された
蓋部13を該金属製シールド函4に密接状態で嵌
脱自在に外嵌合している。
あり、金属製シールド函4の内部空間を該金属製
シールド函4と同材質の金属で作成された金属板
7,7で3つの空間8,9,10に仕切つてい
る。そしてこの3つの空間の真中の空間9には中
間周波数増幅回路3を収容し、且つ該空間9を挟
んだ左右の空間8,10には電波吸収材料製シー
ルド体5,5を収容したうえ、当該電波吸収材料
製シールド体5の内部空間に高周波増幅回路1、
局部発振回路2aを収容している。電波吸収材料
製シールド体5は射出成形によつて形成されてい
る。そして金属製シールド函4の上部開口部11
には該開口部11を空隙をなくして完全に被覆し
得る大きさの板状の電波吸収板12を着脱自在な
状態で載置するとともに、更にその上部外側には
金属製シールド函4と同材質の材料で作成された
蓋部13を該金属製シールド函4に密接状態で嵌
脱自在に外嵌合している。
蓋部13及び電波吸収板12を嵌脱及び着脱自
在としたのは、組み立て後の各回路の調整の必要
からであり、上部からの多少の電波の漏れを許す
ことができるならばコイル等の調整箇所の上部の
みに調整用の小孔14a,14bを穿つて外部か
らも調整できるようにし、外嵌後の蓋部13を金
属製シールド函4に容着して側部からの電波の漏
洩をより完全に防止することも可能である。そし
てこれら隔離された各回路間の信号の伝達は金属
板7,7に貫通された小孔6,6を介してのみな
されるものであり、高周波増幅回路1及び局部発
振回路2aで発振された電波は外部への漏れを最
小限に抑止されるものである。電波吸収材料製シ
ールド体は射出成形により成形できるので、成形
体の寸法精度は極めて高く、調節用の小孔を電波
漏洩のない大きさの範囲内で高精度に形成するこ
とができる。又、電波吸収材料製シールド体は射
出成形によつて作製されているから成形性に優
れ、前記回路との間に内部加熱防止用の所定寸法
となした空隙を形成することも容易である。尚、
本実施例では電波吸収体5,12としてフエライ
ト粉を合成樹脂に混合したものを用いたが、両者
の混合比率はフエライトが20重量%以下であれば
電波の遮蔽効果がなく、他方合成樹脂の比率が10
重量%以下であれば成形性が不良となることか
ら、その混合比率の範囲はフエライトが20〜90重
量%に対し合成樹脂を80〜10重量%とすることが
好ましい。そして種々実験の結果、フエライトと
してはマンガンジンクフエライト、ニツケルジン
クフエライト、マグネシウムフエライト等のうち
から一種又は二種以上を選び、また合成樹脂とし
てはポリプロピレン、ポリアミド、ポリフエニレ
ンサルフアイド、塩化ビニル等のうちから一種又
は二種以上を選ぶことが考慮され、これらを混合
すれば、電波吸収能力に優れた電波吸収材料を形
成し得ることが知見された。そして特にマンガン
ジンクフエライトを75〜80重量%とし、他方ポリ
アミドを25〜20重量%として混合したときは漏洩
電波の減衰率を10dB〜30dBの高減衰率となすこ
とができた。
在としたのは、組み立て後の各回路の調整の必要
からであり、上部からの多少の電波の漏れを許す
ことができるならばコイル等の調整箇所の上部の
みに調整用の小孔14a,14bを穿つて外部か
らも調整できるようにし、外嵌後の蓋部13を金
属製シールド函4に容着して側部からの電波の漏
洩をより完全に防止することも可能である。そし
てこれら隔離された各回路間の信号の伝達は金属
板7,7に貫通された小孔6,6を介してのみな
されるものであり、高周波増幅回路1及び局部発
振回路2aで発振された電波は外部への漏れを最
小限に抑止されるものである。電波吸収材料製シ
ールド体は射出成形により成形できるので、成形
体の寸法精度は極めて高く、調節用の小孔を電波
漏洩のない大きさの範囲内で高精度に形成するこ
とができる。又、電波吸収材料製シールド体は射
出成形によつて作製されているから成形性に優
れ、前記回路との間に内部加熱防止用の所定寸法
となした空隙を形成することも容易である。尚、
本実施例では電波吸収体5,12としてフエライ
ト粉を合成樹脂に混合したものを用いたが、両者
の混合比率はフエライトが20重量%以下であれば
電波の遮蔽効果がなく、他方合成樹脂の比率が10
重量%以下であれば成形性が不良となることか
ら、その混合比率の範囲はフエライトが20〜90重
量%に対し合成樹脂を80〜10重量%とすることが
好ましい。そして種々実験の結果、フエライトと
してはマンガンジンクフエライト、ニツケルジン
クフエライト、マグネシウムフエライト等のうち
から一種又は二種以上を選び、また合成樹脂とし
てはポリプロピレン、ポリアミド、ポリフエニレ
ンサルフアイド、塩化ビニル等のうちから一種又
は二種以上を選ぶことが考慮され、これらを混合
すれば、電波吸収能力に優れた電波吸収材料を形
成し得ることが知見された。そして特にマンガン
ジンクフエライトを75〜80重量%とし、他方ポリ
アミドを25〜20重量%として混合したときは漏洩
電波の減衰率を10dB〜30dBの高減衰率となすこ
とができた。
ところで電波吸収材料にはフエライトが混入さ
れていることから、電波吸収材料製シールド体は
絶縁体として取り扱うことはできない。特にフエ
ライト粉の含有量が多いときには電波吸収材料製
シールド体が回路基板の配線と接触することは好
ましくない。本考案で用いる電波吸収材料製シー
ルド体は射出成形によつて形成することができる
ことから、同調回路に密着することなく同調回路
を外装する形状を実現することが可能であり、し
たがつて、同調回路の回路基板に接触することな
く妨害電波の発生源に対して至近距離で電波吸収
体を配置することができる。第2図で示す電波吸
収材料製シールド体5は単純形状であるが、回路
基板の部品配置に対応してより入り組んだ複雑な
形状とすることも採用できる。そして電波吸収材
料製シールド体を同調回路に密着させることなく
配置したことで、同調回路の回路基板と電波吸収
材料製シールド体との間に形成される間隙は同調
回路の内部加熱を防止する為の放熱空間としても
機能させることができる。
れていることから、電波吸収材料製シールド体は
絶縁体として取り扱うことはできない。特にフエ
ライト粉の含有量が多いときには電波吸収材料製
シールド体が回路基板の配線と接触することは好
ましくない。本考案で用いる電波吸収材料製シー
ルド体は射出成形によつて形成することができる
ことから、同調回路に密着することなく同調回路
を外装する形状を実現することが可能であり、し
たがつて、同調回路の回路基板に接触することな
く妨害電波の発生源に対して至近距離で電波吸収
体を配置することができる。第2図で示す電波吸
収材料製シールド体5は単純形状であるが、回路
基板の部品配置に対応してより入り組んだ複雑な
形状とすることも採用できる。そして電波吸収材
料製シールド体を同調回路に密着させることなく
配置したことで、同調回路の回路基板と電波吸収
材料製シールド体との間に形成される間隙は同調
回路の内部加熱を防止する為の放熱空間としても
機能させることができる。
更に、電波吸収材料製シールド体には同調回路
を調整する為の調整用小孔を電波漏洩を来さない
範囲内で高精度に開設することも容易である。
を調整する為の調整用小孔を電波漏洩を来さない
範囲内で高精度に開設することも容易である。
第3図として示すものは電波吸収材料製シール
ド体の別の態様を示す実施例であり、金属製シー
ルド函4の空間8,10に、上面が開口した箱状
の電波吸収材料製シールド体15を前記空間8、
10に密接状態で内嵌するもので、該電波吸収材
料製シールド体15の側部には金属製シールド函
4の側壁18と金属板7に係止し得る係止片1
6,16を設け、更に電波吸収材料製シールド体
15の長さ方向の前後側壁には他回路へ連絡する
リード線を引き出すため凹部17,17を設けて
いる。そして、この箱状の電波吸収材料製シール
ド体15に高周波増幅回路1及び局部発振回路2
aを収容して両回路からの受信機外部への電波の
漏洩を防止するものである。
ド体の別の態様を示す実施例であり、金属製シー
ルド函4の空間8,10に、上面が開口した箱状
の電波吸収材料製シールド体15を前記空間8、
10に密接状態で内嵌するもので、該電波吸収材
料製シールド体15の側部には金属製シールド函
4の側壁18と金属板7に係止し得る係止片1
6,16を設け、更に電波吸収材料製シールド体
15の長さ方向の前後側壁には他回路へ連絡する
リード線を引き出すため凹部17,17を設けて
いる。そして、この箱状の電波吸収材料製シール
ド体15に高周波増幅回路1及び局部発振回路2
aを収容して両回路からの受信機外部への電波の
漏洩を防止するものである。
このような構造とすれば高周波増幅回路1及び
局部発振回路2aは、金属製シールド函4に収容
する前に個々独立して遮蔽対策を講じることがで
きるので、電波吸収材料製シールド体15の形状
をより各回路の形状に対応させることができ、各
回路からの漏洩電波をより完全に遮断できる。
局部発振回路2aは、金属製シールド函4に収容
する前に個々独立して遮蔽対策を講じることがで
きるので、電波吸収材料製シールド体15の形状
をより各回路の形状に対応させることができ、各
回路からの漏洩電波をより完全に遮断できる。
このようにしてなる受信機では、高周波増幅回
路1及び局部発振回路2aは箱状の電波吸収材料
製シールド体15で完全に被覆されているので両
回路から漏洩する電波は極微なものとなすことが
できる。本考案で用いた電波吸収体1MHz〜18G
Hzの範囲の電波に対し顕著な吸収効果を有するこ
とが実験的に確かめられているので、通常の受信
機の周波数帯域に対しては充分な効果を有するも
のである。そして電波吸収材料製シールド体15
を透過した極微な電波は更に外部の金属製シール
ド函4によつても遮蔽されるので、受信機外部へ
漏洩する電波は更に極微となすことができるもの
で、近接配置された他受信機への混信は完全に防
止できる。
路1及び局部発振回路2aは箱状の電波吸収材料
製シールド体15で完全に被覆されているので両
回路から漏洩する電波は極微なものとなすことが
できる。本考案で用いた電波吸収体1MHz〜18G
Hzの範囲の電波に対し顕著な吸収効果を有するこ
とが実験的に確かめられているので、通常の受信
機の周波数帯域に対しては充分な効果を有するも
のである。そして電波吸収材料製シールド体15
を透過した極微な電波は更に外部の金属製シール
ド函4によつても遮蔽されるので、受信機外部へ
漏洩する電波は更に極微となすことができるもの
で、近接配置された他受信機への混信は完全に防
止できる。
本考案にかかる電波漏洩防止機能を有する受信
機は、フエライト粉を合成樹脂に分散混合した電
波吸収材料を用いて作成したものであつて、受信
機の同調回路を至近距離で密着せずに外装してな
る電波吸収材料製シールド体と;前記電波吸収材
料製シールド体の周囲を更に外装する金属製シー
ルド函とを設けた構成としたので次の効果を奏す
る。
機は、フエライト粉を合成樹脂に分散混合した電
波吸収材料を用いて作成したものであつて、受信
機の同調回路を至近距離で密着せずに外装してな
る電波吸収材料製シールド体と;前記電波吸収材
料製シールド体の周囲を更に外装する金属製シー
ルド函とを設けた構成としたので次の効果を奏す
る。
同調回路は電波吸収材料製シールド体及び金
属製シールド函によつて二重に外装しているの
で、同調回路で発生した電波は、先ず漏洩電波
源に対して至近距離で配置された電波吸収材料
製シールド体を通過する過程で熱エネルギーに
変換されて減衰し、次いで、前記電波吸収材料
製シールド体によつて減衰しきれなかつた極微
な漏洩電波は、金属製シールド函内面で反射し
て再び電波吸収材料製シールド体に向かつて帰
還し、電波吸収材料製シールド体を再度通過す
ることによつて更に減衰させることができ、受
信機外部に漏洩する電波を極微なものとするこ
とができる。また電波吸収材料製シールド体の
外側に配置された金属製シールド函は金属製で
あることから電波漏洩を遮断するのに適すると
同時に放熱効果にも優れ、効率よく放熱するこ
とができる。
属製シールド函によつて二重に外装しているの
で、同調回路で発生した電波は、先ず漏洩電波
源に対して至近距離で配置された電波吸収材料
製シールド体を通過する過程で熱エネルギーに
変換されて減衰し、次いで、前記電波吸収材料
製シールド体によつて減衰しきれなかつた極微
な漏洩電波は、金属製シールド函内面で反射し
て再び電波吸収材料製シールド体に向かつて帰
還し、電波吸収材料製シールド体を再度通過す
ることによつて更に減衰させることができ、受
信機外部に漏洩する電波を極微なものとするこ
とができる。また電波吸収材料製シールド体の
外側に配置された金属製シールド函は金属製で
あることから電波漏洩を遮断するのに適すると
同時に放熱効果にも優れ、効率よく放熱するこ
とができる。
電波吸収材料製シールド体は、同調回路に密
着することなく配置されていることから、同調
回路の配線をシヨートするおそれがない。また
電波吸収材料製シールド体を同調回路に対して
密着することなく配置した結果、電波吸収材料
製シールド体と同調回路との間に形成された間
隙は放熱空間としても機能させることができ
る。
着することなく配置されていることから、同調
回路の配線をシヨートするおそれがない。また
電波吸収材料製シールド体を同調回路に対して
密着することなく配置した結果、電波吸収材料
製シールド体と同調回路との間に形成された間
隙は放熱空間としても機能させることができ
る。
電波吸収材料としてフエライト混合樹脂を用
いているので電波吸収材料製シールド体を射出
成形によつて成形でき、入り組んだ回路構成に
対応した複雑な形状を高精度に成形することが
可能であり、漏洩電波の発生源である同調回路
を至近距離で密着することなく外装することが
容易である。また成形性に優れることから、同
調回路を調整する為の調整用小孔を電波漏洩を
来さない範囲内で高精度に開設することもでき
る。
いているので電波吸収材料製シールド体を射出
成形によつて成形でき、入り組んだ回路構成に
対応した複雑な形状を高精度に成形することが
可能であり、漏洩電波の発生源である同調回路
を至近距離で密着することなく外装することが
容易である。また成形性に優れることから、同
調回路を調整する為の調整用小孔を電波漏洩を
来さない範囲内で高精度に開設することもでき
る。
このように本考案の電波漏洩防止機能を有す
る受信機は、外部に漏洩する妨害電波を極微な
ものとなし得るので、テレビ受像機とラジオ受
信機、またラジオ受信機同士を近接位置に配置
しても相互に妨害電波を及ぼすことがなくな
り、狭い住居環境においても自由に各受信機を
配置することができる。
る受信機は、外部に漏洩する妨害電波を極微な
ものとなし得るので、テレビ受像機とラジオ受
信機、またラジオ受信機同士を近接位置に配置
しても相互に妨害電波を及ぼすことがなくな
り、狭い住居環境においても自由に各受信機を
配置することができる。
第1図は一般的な受信機の回路構成を示す説明
図、第2図イは本考案の一実施例であり、同調回
路の外装方法及び組み立て方法を示す説明用斜視
図、ロは同実施例の組み立て後の外観を示す斜視
図、第3図は同調回路の外装方法の他の実施例を
示す説明用斜視図である。 1……高周波増幅回路、2……周波数変換回
路、2a……局部発振回路、3……中間周波数増
幅回路、4……金属製シールド函、5……電波吸
収材料製シールド体、6……小孔、7……金属
板、8、9,10……空間、11……開口部、1
2……電波吸収板、13……蓋部、14a,14
b……小孔、15……電波吸収材料製シールド
体、16……係止片、17……凹部、18……側
壁。
図、第2図イは本考案の一実施例であり、同調回
路の外装方法及び組み立て方法を示す説明用斜視
図、ロは同実施例の組み立て後の外観を示す斜視
図、第3図は同調回路の外装方法の他の実施例を
示す説明用斜視図である。 1……高周波増幅回路、2……周波数変換回
路、2a……局部発振回路、3……中間周波数増
幅回路、4……金属製シールド函、5……電波吸
収材料製シールド体、6……小孔、7……金属
板、8、9,10……空間、11……開口部、1
2……電波吸収板、13……蓋部、14a,14
b……小孔、15……電波吸収材料製シールド
体、16……係止片、17……凹部、18……側
壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1) フエライト粉を合成樹脂に分散混合した電
波吸収材料を用いて作製されたものであつて、
受信機の同調回路を至近距離で密着せずに外装
してなる電波吸収材料製シールド体と、 前記電波吸収材料製シールド体の周囲を更に
外装する金属製シールド函と、 を設けたことを特徴とする電波漏洩防止機能を
有する受信機。 2) フエライトとして、マンガンジンクフエラ
イト、ニツケルジンクフエライト、マグネシウ
ムフエライト等のうちから一種又は二種以上を
選び、合成樹脂としてポリプロピレン、ポリア
ミド、ポリフエニレンサルフアイド、塩化ビニ
ル等のうちから一種又は二種以上を選んでなる
前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の電波
漏洩防止機能を有する受信機。 3) フエライトを20〜90重量%、合成樹脂を80
〜10重量%の比率で混合した電波吸収材料を用
いてなる前記実用新案登録請求の範囲第1項ま
たは第2項記載の電波漏洩防止機能を有する受
信機。 4) マンガンジンクフエライト75〜80重量%と
ポリアミド25〜20重量%を混合した電波吸収材
料を用いてなる前記実用新案登録請求の範囲第
1項記載の電波漏洩防止機能を有する受信機。 5) 電波吸収材料製シールド体として、上面が
開口するとともに側部に係止片を有し、且つ適
所に配線用の凹部を設けたものを用い、該箱体
で高周波増幅回路及び局部発振回路を個別に収
納してなる前記実用新案登録請求の範囲第1
項,第2項、第3項または第4項記載の電波漏
洩防止機能を有する受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986002457U JPH0514560Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986002457U JPH0514560Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62114498U JPS62114498U (ja) | 1987-07-21 |
| JPH0514560Y2 true JPH0514560Y2 (ja) | 1993-04-19 |
Family
ID=30781317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986002457U Expired - Lifetime JPH0514560Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514560Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5591195U (ja) * | 1978-12-19 | 1980-06-24 | ||
| JPS58182496U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-05 | 日野自動車株式会社 | 電子装置用電波障害防止装置 |
| JPS60140293U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-17 | ティーディーケイ株式会社 | ビデオデイスク装置のノイズ防止装置 |
| JPH0652835B2 (ja) * | 1984-10-04 | 1994-07-06 | 日本電装株式会社 | 耐電磁波電子機器 |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP1986002457U patent/JPH0514560Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62114498U (ja) | 1987-07-21 |
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