JPH05146024A - 電力ケーブルの接続方法 - Google Patents

電力ケーブルの接続方法

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JPH05146024A
JPH05146024A JP3216029A JP21602991A JPH05146024A JP H05146024 A JPH05146024 A JP H05146024A JP 3216029 A JP3216029 A JP 3216029A JP 21602991 A JP21602991 A JP 21602991A JP H05146024 A JPH05146024 A JP H05146024A
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学 吉田
Masao Shiseki
誠男 志関
Seiichi Okuyama
清一 奥山
Shinji Umeda
晋司 梅田
Sukefumi Seo
右文 瀬尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴム・プラスチック電力ケーブルのモールド
式接続方法における作業性向上と現場施工の時間短縮を
図り、同時に製品の一層の特性向上を図る。 【構成】 円筒形の遮蔽電極部34の内面の中央に、め
すコンタクト32を固定した導体接続管30を予め製作
形成しておく。おすコンタクト38をケーブル導体14
の先端に取り付けたケーブル10を、導体接続管30内
に挿入して、プラグイン方式によりケーブル導体14を
接続する。その後、前記導体接続部の上に未架橋の補強
絶縁体46’を形成し、加熱加圧モールドする。なお、
導体接続管30の上にさらに未架橋補強絶縁体46’を
形成したユニットを予め製作しておけば、製品の特性と
現場作業性がさらに向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴム・プラスチック
電力ケーブルの接続方法に関するもので、特にモールド
式の接続方法の作業性向上と現場施工の時間短縮を図っ
たものである。
【0002】
【従来の技術】第4図は従来のモールド接続方式によっ
て作成した接続部である。10はケーブル本体で、12
はケーブル絶縁体、14はケーブル導体、16はケーブ
ル本体の内部半導電層、18はケーブル本体の外部半導
電層、20は導体接続管、22は接続部の内部半導電
層、24は補強絶縁体、26は外部半導電層である。
【0003】ケーブル導体14同志を接続するために、
予め口出しをしておいた導体を導体接続管20にそれぞ
れ挿入し、その導体接続管20は圧縮機を用いてダイス
により圧縮する。その後、導体接続管20の表面をハン
マー等を用いて突起や段差等が無くなるように仕上げ
る。
【0004】補強絶縁体24は、架橋剤の入ったポリエ
チレン等のテープ巻きや押出しなどによって形成し、そ
の後、金型内にて加熱することによりポリエチレンを架
橋させる。これらの組立施工はすべてケーブルの布設さ
れている現場にて行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題1】請求項1の発明が解
決しようとする課題について述べる。 導体サイズが大きくなるにつれて、導体接続管20の
圧縮回数が増え、圧縮に要する時間が長くなり、さらに
導体接続管の表面仕上げに要する時間も長くかかる。 導体接続管の仕上げを行うことにより、導体接続管の
削りかす等の異物が発生し、作業環境を汚す。 導体接続管の圧縮回数が増えると場合によっては、導
体接続管が曲がってしまい、接続部の偏芯が大きくなっ
てしまう。 ケーブル絶縁体との界面を充分に融着させるために
は、それを満足するための十分な加熱を必要とするた
め、その加熱および冷却に長時間が必要とする。
【0006】
【課題1を解決するための手段】図1のように、(1)
めすコンタクト32とおすコンタクト38とからなる導
体接続手段のうちの、めすコンタクト32を、円筒形の
遮蔽電極部34の内面の中央に固定した導体接続管30
を予め形成しておき、(2)前記おすコンタクト38を
ケーブル導体14の先端に取り付けたケーブル10を、
前記導体接続管30内に挿入して、前記めすコンタクト
32とおすコンタクト38とにより、ケーブル導体14
を接続し、(3)その後、前記導体接続部の上に、架橋
剤入り未架橋の補強絶縁体46’を形成し、かつ外部半
導電層48を設け、(4)その後、前記未架橋補強絶縁
体46’の外側から加熱加圧モールドする、という方法
をとる。
【0007】
【作用】上記「課題1を解決するための手段」の作用を
述べる。 (1)いわゆるプラグイン方式により、ケーブル導体の
接続ができる。従来のように導体接続管を圧縮する必要
がない。 (2)未架橋補強絶縁体46’を加熱加圧モールドする
際に、導体接続管30に遮蔽電極34を設けたため、そ
の内側にあるケーブル絶縁体と補強絶縁体との界面は十
分に加熱溶融させる必要がない。そのため架橋時間を短
縮することが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題2】補強絶縁体を現場
で成形するため、テープ巻きによる方法ではテープ巻き
機の組立やテープ巻きに多くの時間がかかる。また、押
出による方法では押出金型の組立や金型の予熱、冷却に
多くの時間がかかる。 補強絶縁体の中に異物が混入しないように異物の管理
を行なう必要があり、作業者の注意力を極度に要する。
【0009】
【課題2を解決するための手段】主として図2のよう
に、(1)架橋剤入りプラスチックにより形成したほぼ
円筒形の未架橋の補強絶縁体46’の内面の中央に、円
筒形の遮蔽電極部34を埋設し、当該遮蔽電極部34の
内面の中央に、めすコンタクト32を固定した、プレフ
ォームユニット56を、予め構成しておき、(2)おす
コンタクト38をケーブル導体14の先端に取り付けた
ケーブル10を、前記プレフォームユニット56内に挿
入して、前記めすコンタクト32とおすコンタクト38
とにより、ケーブル導体を接続し、(3)その後、前記
未架橋補強絶縁体46’の上に外部半導電層48を設
け、それらの外側から加熱加圧モールドする、という方
法をとる。
【0010】
【作用】上記「課題2を解決するための手段」の作用を
述べる。予め上記のプレフォームユニット56を構成し
ておくので、現場で補強絶縁体を作る作業が不要にな
る。
【0011】
【実施例1】これは請求項1の発明に関するものであ
る。 [導体接続管について]図1(a)の30が導体接続管
で、めすコンタクト32と遮蔽電極部34により構成さ
れている。
【0012】めすコンタクト32(たとえばチューリッ
プ型)と遮蔽電極部34は、両方とも金属(たとえば
銅)製で、これらは一体化(もしくは、ネジ止めや溶接
により取り付けられる)されている。遮蔽電極部34に
プラスチックでできた半導電層35が装着されている。
めすコンタクト32は、後記のおすコンタクト38と組
になって導体接続を行うもので、いわゆるプラグイン式
の接続を可能にする。
【0013】遮蔽電極部34は、ケーブル導体の接続部
の電界を遮蔽する目的でつけられており、この遮蔽電極
部34があることにより、プラグイン方式の導体接続を
用いることができる。
【0014】半導電層35は、たとえばケーブル材料と
同じ架橋ポリエチレン等のポリオレフィン系の材料から
なる。
【0015】遮蔽電極部34内に空気孔36を設ける
(樹脂が入らないように直径は1mm以下である。この
役目は後記)。以上の導体接続管30は、予め工場で製
作しておく。
【0016】[ケーブルの接続について]図1(b)
(c)のように、ケーブル導体14の先端に、おすコン
タクト38(上記のめすコンタクト32と対をなす)を
圧縮等により接続する。架橋の時の加熱によりケーブル
絶縁体12が変形するのを防ぐためのパッキンとして、
おすコンタクト38とケーブル絶縁体12の間に、半割
れとなっているOリング台座40を取付け、Oリング4
2をセットし、絶縁体12との谷間を架橋剤入りのポリ
エチレンテープまたはプラスチックからなるスペーサ4
4で埋める。
【0017】このように処理されたケーブル10を、導
体接続管30内へ、両側から挿入し、おすコンタクト3
8とめすコンタクト32とを嵌合させる(図1
(d))。これにより、ケーブル導体14同士の接続が
完了する。
【0018】このように接続されたケーブル10間の谷
間を、架橋剤の入ったポリエチレン等のテープ巻きや押
出しなどによって、未架橋の補強絶縁体46’を形成す
る(図1(e))。押出の場合、遮蔽電極34の端部3
40の内側にも樹脂が十分充填されるように、上記の空
気穴孔36が開いている。この未架橋補強絶縁体46’
の外側に、外部半導電層48を、収縮チューブまたはテ
ープ巻きによって装着する(図1(f))。
【0019】接続部全体を金型50で覆い、加熱加圧
し、未架橋補強絶縁体46’の架橋を行って補強絶縁体
46を完成する。同時に補強絶縁体46とケーブル絶縁
体12の界面を融着させる。52はヒータ、54は加圧
媒体を示す。
【0020】なお、この時、導体接続管30に遮蔽電極
34を設けたため、その内側においては、ケーブル絶縁
体12と補強絶縁体46との界面を十分に加熱溶融させ
る必要がない。そのため架橋時間を短縮することが出来
る。
【0021】また、めすコンタクト32とケーブル絶縁
体12の間をOリング42でシールすることにより、加
熱により柔らかくなったケーブル樹脂部が導体接続管3
0側に流れ出すことがなく、安定した品質の絶縁体が形
成される。以上で、接続を完了する。金型50を取り外
した状態を図2に示す。
【0022】
【実施例2】これは請求項2に関するものである。 [プレフォームユニットについて]上記実施例1の場合
は、導体接続管30までを予め工場製作していたが、こ
の場合は、その上にさらに図3(a)のように、未架橋
補強絶縁体46’を設けたプレフォームユニット56
を、予め工場製作しておく。未架橋補強絶縁体46’
は、架橋剤入りのポリエチレン等を押出成形することに
よって作られる。未架橋補強絶縁体46’の内径D2
は、ケーブル絶縁体12の外径D1(図1(b))よ
り、若干(例えば、0.5mm程度)大きくしておく。また
この場合も、遮蔽電極部34に空気孔36を設けて、補
強絶縁体を形成(通常、押出し成形)する際に未充填部
ができないようにする。プレフォームユニット56の製
作は、予め環境の整えられた工場内で行われるため、現
場施工よりも補強絶縁体中の異物の管理がしやすい。
【0023】[ケーブルの接続について]実施例1の場
合と同様に、ケーブル導体14の端部に、おすコンタク
ト38,Oリング42,スペーサ44を取り付けて、図
1(c)の状態にする。
【0024】このようにしたケーブル10を、プレフォ
ームユニット56内に両側から挿入し、めすコンタクト
32とおすコンタクト38を嵌合させ、ケーブル導体1
4を接続する(図3(b))。この状態は、実施例1の
図1(e)と同じである。
【0025】その後は、実施例1の場合と同じ作業工程
であり、金型50をかぶせ、加熱加圧する。
【0026】
【発明の効果】[1]請求項1の発明においては、 (1)導体接続管の圧縮の必要がなく、おすコンタクト
38の圧縮だけでよく、導体の接続は導体接続管への挿
入だけでよいので、施工時間が短縮できる。 (2)圧縮時の導体接続管の曲りが心配いらないので、
導体の偏心少ない接続部が得られる。 (3)導体接続管に遮蔽電極を設けたため、ケーブル絶
縁体とスペーサーの界面は十分に加熱溶融させる必要が
なく、架橋時間を短縮することができる。
【0027】[2]請求項2の発明においては、 (1)補強絶縁体部を現場にて施工する必要が無く、現
場施工の時間短縮が図られる。 (2)現場施工において補強絶縁体部への異物混入の確
率が極度に少ない。 (3)補強絶縁体部の異物の管理が、現場施工によるも
のより容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1にかかる本発明の実施例の説明図で、
(a)は導体接続管30、(b)はケーブル端部に取り
付ける部品、(c)は同じく取り付けた状態、(d)は
導体接続管30にケーブル端部を挿入した状態、(e)
は未架橋補強絶縁体46’を形成した状態、(f)は加
熱加圧モールドする状態、をそれぞれ示す。
【図2】請求項1にかかる本発明により完成した接続部
の説明図。
【図3】請求項2にかかる本発明の実施例の説明図で、
(a)はプレフォームユニット56、(b)プレフォー
ムユニット56にケーブル端部を挿入した状態、をそれ
ぞれ示す。
【図4】従来のモールドジョイントの一般説明図。
【符号の説明】
10 ケーブル本体 12 ケーブル絶縁体 14 ケーブル導体 16 ケーブル内部半導電層 18 ケーブル外部半導電層 20,30 導体接続管 22 接続部内部半導電層 24,46 補強絶縁体 26,48 外部半導電層 32 めすコンタクト 34 遮蔽電極部 35 半導電層 36 空気孔 38 おすコンタクト 40 Oリング座 42 Oリング 44 スペーサー 46’未架橋補強絶縁体 50 金型 52 ヒータ 54 加圧媒体 56 プレフォームユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 晋司 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)発明者 瀬尾 右文 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おすコンタクトとめすコンタクトとから
    なる導体接続手段のうちの、めすコンタクトを、円筒形
    の遮蔽電極部の内面の中央に固定した導体接続管を予め
    形成しておき、 前記おすコンタクトをケーブル導体の先端に取り付けた
    ケーブルを、前記導体接続管内に挿入して、前記おすコ
    ンタクトとめすコンタクトとによりケーブル導体を接続
    し、 その後、前記導体接続部の上に、架橋剤入り未架橋の補
    強絶縁体を形成し、 その後、前記未架橋補強絶縁体の外側から加熱加圧す
    る、電力ケーブルの接続方法。
  2. 【請求項2】 架橋剤入りプラスチックにより形成し
    た、ほぼ円筒形の未架橋補強絶縁体の内面の中央に、円
    筒形の遮蔽電極部を埋設し、当該遮蔽電極部の内面の中
    央に、おすコンタクトとめすコンタクトとからなる導体
    接続手段のうちの、めすコンタクトを固定した、プレフ
    ォームユニットを予め構成しておき、 前記おすコンタクトをケーブル導体の先端に取り付けた
    ケーブルを、前記プレフォームユニット内に挿入して、
    前記おすコンタクトとめすコンタクトとによりケーブル
    導体を接続し、 その後、前記未架橋補強絶縁体の外側から加熱加圧す
    る、電力ケーブルの接続方法。
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