JPH0514607U - 油圧シリンダのクツシヨン装置 - Google Patents

油圧シリンダのクツシヨン装置

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JPH0514607U
JPH0514607U JP6919591U JP6919591U JPH0514607U JP H0514607 U JPH0514607 U JP H0514607U JP 6919591 U JP6919591 U JP 6919591U JP 6919591 U JP6919591 U JP 6919591U JP H0514607 U JPH0514607 U JP H0514607U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来例を示した図3のように、クッションリ
ング4の内側に流通路7を形成し、この流通路7にチェ
ック弁12を設けた装置において、クッションストロー
クを長くするために、クッションリング4を軸方向に長
くすると、クッションリング4の外側と内側とで圧力バ
ランスがくずれ、当該クッションリング4が変形してし
まう。この考案の目的は、クッションストロークを長く
しても、クッションリングの外側と内側との圧力バラン
スがくずれない装置を提供することである。 【構成】 第1クッションリング28と第2クッション
リング29とを直列に配置し、従来と同様の第1クッシ
ョンリング28をそれほど長くしなくてもよいようにし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、シリンダのストロークエンド部分における衝撃を緩和するクッシ ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置として、例えば、実願昭61−118161号にかかわる考案が 従来から知られているが、図3はその要部を示した図である。そして、この従来 の装置は、油圧シリンダCが伸び側のストロークエンドに達したときにクッショ ン効果が発揮される構成にしているが、図3はそのストロークエンド部分の断面 図である。
【0003】 油圧シリンダCのピストンロッド1にはピストン2を固定している。このピス トン2を固定することによって、ピストンロッド2との間で凹部3が形成される が、この凹部3にクッションリング4を固定している。 さらに、このクッションリング4はその両端に切欠溝5、6を形成するととも に、このクッションリング4の内側には流通路7が形成されるようにしている。 そして、このクッションリング4が図示のようにクッションポート8に侵入し たとき、その外側にチョーク通路9が形成されるとともに、流出入ポート10と 油圧シリンダCのロッド側室11とがこのチョーク通路9を介して連通するよう にしている。
【0004】 なお、上記流通路7の中ほどにはチェック弁12を設けているが、このチェッ ク弁12は、図示の状態で流出入ポート10からロッド側室11への流通のみを 許容する構成にしている。そして、チェック弁12を設けたのは、次の理由から である。すなわち、クッション機能を発揮するときは流通路7をふさいでチョー ク通路9だけに油が流れるようにして、そのクッション効果が十分に発揮される ようにする。反対に流出入ポート10から圧油を供給して油圧シリンダCを収縮 させるときは、上記チョーク通路9と流通路7との両方の通路から圧油が供給さ れるようにして、その始動時の動きがスムーズになるようにしている。
【0005】 また、チェック弁12を、流通路7の中ほどに設けたのは次の理由からである 。すなわち、クッション効果を発揮しているときに、クッションリング4に作用 する圧力分布は、図示の矢印に示すとおりである。つまり、その外側では流出入 ポート10に近づくにしたがって、その圧力作用が徐々に小さくなる。 また、クッションリング4の内側では、チェック弁12の位置までロッド側室 11の最高圧が作用する。したがって、チェック弁12を図面左端に位置させる と、このクッションリング4の内側ほぼ全面に上記最高圧が作用してしまい、ク ッションリング4の外側との圧力バランスがくずれてしまう。
【0006】 もし、上記のようにクッションリング4の外側と内側とで圧力バランスがくず れてしまうと、クッションリング4が変形したりする不具合が生じる。 そこで、従来からチェック弁12を上記のように流通路7の中ほどに設けて、 クッションリング4の外側と内側との圧力バランスをよくするようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようにした従来の装置では、クッションストロークを長く保つために、 クッションリングの軸方向長さを長くすると、その外側と内側との圧力バランス がくずれてしまう。例えば、クッションリングを十分に長くしながら、チェック 弁12を流通路7の中ほどに位置させると、そのチェック弁12から先の長さが 長くなり過ぎるので、その長くなり過ぎた部分で圧力バランスがくずれてしまい 、クッションリング4が縮径する方向に変形してしまう。 また、チェック弁12を、流通路7の中ほどよりも流出入ポート10側に近づ けてしまうと、今度は、流通路7側の圧力作用が打ち勝って、その部分のクッシ ョンリングの外側を盛り上げるように変形して閉まる。 したがって、この従来の装置では、クッションストロークを長く取りたい場合 のものとして使えないという問題があった。 この考案の目的は、クッションストロークを十分長く取る場合にも、クッショ ンリングが変形しないクッション装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ピストンロッドにクッションリングを取り付け、シリンダのスト ロークエンド部分でクッションリングがクッションポートに侵入することによっ て、ストロークエンド側の圧力を高圧にして所期のクッション効果を発揮する油 圧シリンダのクッション装置を前提にするものである。 上記の装置を前提にしつつ、この考案は、クッションポートの侵入方向に対し て第1クッションリングと第2クッションリングとを直列に取りつけ、第1クッ ションリングはその内側に、流通路を形成するとともにその流通路にはクッショ ンポート側からシリンダ内への流通のみを許容するチェック弁を設け、さらに、 第1、2クッションリングのそれぞれの外側は、クッションポートに侵入したと きそのポート内周と相まってチョーク通路を形成する構成にした点に特徴を有す る。
【0009】
【作用】
この考案は、上記のように構成したので、ストロークエンド部分では、第1、 2クッションリングが順次クッションポートに侵入し、所期のクッション効果を 発揮する。
【0010】
【考案の効果】
この考案の装置によれば、第1、2クッションリングを直列に設けたので、ク ッションストロークを十分に長く取れる。しかも、第1クッションリングをそれ ほど長くしなくてもよいので、流通路の中ほどにチェック弁を設けたとしても、 クッションリングの外側と内側の圧力バランスがくずれたりしない。
【0011】
【実施例】
図1、2に示した実施例の油圧シリンダCは、ピストンロッド21の先端に設 けたピストン22で、シリンダチューブ23内をボトム側室24とロッド側室2 5とに区画している。そして、ボトム側室24は流出入ポート26から作動油が 流出入し、ロッド側室25は別の流出入ポート27から作動油が流出入するよう にしている。
【0012】 上記ピストンロッド21の先端部分は、他の部分より小径にした小径部21a とするとともに、この小径部21aには、第1クッションリング28、第2クッ ションリング29及びピストン22を順次挿入してそれらを直列に配置してから 、最後にナット30でしっかりと締めつけて固定している。
【0013】 上記シリンダチューブ23の先端には軸受部材31を嵌合している。この軸受 部材31には、上記流出入ポート27に連通するクッションポート32を形成し ている。そして、このクッションポート32の軸方向長さは、上記第1、2クッ ションリング28、29の軸方向長さの合計と等しいか、あるいはそれよりも長 くなるようにしている。
【0014】 上記第1クッション部材28は、その外側に溝33を形成しているが、この溝 33の深さは、クッションポート32に対する侵入方向前方から後方に向かって 徐々に浅くなるようにしている。そして、この第1クッションリング28がクッ ションポート32に侵入したとき、そのクッションポート32と溝33とが相ま ってチョーク通路を形成するようにしている。 さらに、この第1クッションリング28はその両端に切欠溝34、35を形成 するとともに、この第1クッションリング28の内側には流通路36が形成され るようにしている。そして、この流通路36の中ほどにはチェック弁37を設け ている。 このようにした第1クッションリング28は、前記した従来のクッションリン グ4とその構成を同じくしている。
【0015】 第1クッションリング28とピストン22との間に介在させた第2クッション リング29は、その外側に溝38を形成している。この溝38の深さは、第1ク ッションリング28の溝33と同様に、クッションポート32に対する侵入方向 前方から後方に向かって徐々に浅くなるようにしている。
【0016】 次に、この実施例の作用を説明する。 いま、流出入ポート26から圧油を供給し、流出入ポート27を図示していな いタンクに連通すると、ピストン22が図面左方向に移動する。そして、ピスト ン22がストロークエンド付近に達すると、まず最初に第1クッションリング2 8がクッションポート32に侵入する。このように第1クッションリング28が クッションポート32に侵入すれば、流出入ポート27への流出通路が溝33か らなるチョーク通路だけとなるなるので、その時点からチョーク効果が発揮され ることになる。これによって油圧シリンダCのロッド側室25内の圧力が上昇す るので、まず、この第1クッションリング28によって第1次のクッション効果 が発揮される。 なお、このときのチェック弁37はその閉位置を保持し、流通路36の流通を 阻止するものである。
【0017】 上記の状態からピストン22がさらに移動すると、第2クッションリング29 もクッションポート32に侵入するので、その溝38とクッションポート32と が相まって形成されるチョーク通路でチョーク効果を発揮する。
【0018】 次に、流出入ポート27から圧油を供給するとともに、流出入ポート26をタ ンクに連通すると、その圧油は、第1クッションリング28の溝33を通過する とともに、チェック弁37を押し開いて流通路36も通過する。したがって、こ のときには十分に大きな流路面積が確保されるので、流出入ポート27からの圧 油はロッド側室25内にスムーズに供給されることになる。
【0019】 上記のようにしたこの実施例のクッション装置によれば、第1クッションリン グ28と第2クッションリング29とを直列に配置したので、クッションストロ ークを十分に長く保たなければならない用途に対しても対応できる。 しかも、第1クッションリング28をそれほど長くしなくてもよいので、その 流通路36の中ほどにチェック弁37を設けておけば、第1クッションリング2 8の外側と内側のと圧力バランスを良好に保つことができる。したがって、その 圧力バランスがくずれてクッションリングが変形したりしなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧シリンダの断面図である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【図3】従来の要部の拡大断面図である。 C 油圧シリンダ 21 ピストンロッド 22 ピストン 28 第1クッションリング 29 第2クッションリング 32 クッションポート 33 チョーク通路を構成にする溝 36 流通路 37 チェック弁 38 チョーク通路を構成する溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンロッドにクッションリングを取
    り付け、シリンダのストロークエンド部分でクッション
    リングがクッションポートに侵入することによって、ス
    トロークエンド側の圧力を高圧にして所期のクッション
    効果を発揮する油圧シリンダのクッション装置におい
    て、クッションポートの侵入方向に対して第1クッショ
    ンリングと第2クッションリングとを直列に取りつけ、
    第1クッションリングはその内側に、流通路を形成する
    とともにその流通路にはクッションポート側からシリン
    ダ内への流通のみを許容するチェック弁を設け、さら
    に、 第1、2クッションリングのそれぞれの外側は、クッシ
    ョンポートに侵入したときそのポート内周と相まってチ
    ョーク通路を形成する構成にした油圧シリンダのクッシ
    ョン装置。
JP1991069195U 1991-08-05 1991-08-05 油圧シリンダのクッション装置 Expired - Lifetime JP2552767Y2 (ja)

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JPH0514607U true JPH0514607U (ja) 1993-02-26
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