JPH0514610U - 段差をもつ部材の結合構造 - Google Patents
段差をもつ部材の結合構造Info
- Publication number
- JPH0514610U JPH0514610U JP6239691U JP6239691U JPH0514610U JP H0514610 U JPH0514610 U JP H0514610U JP 6239691 U JP6239691 U JP 6239691U JP 6239691 U JP6239691 U JP 6239691U JP H0514610 U JPH0514610 U JP H0514610U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付け面に段差のある二つの部材を、簡単な
手段で確実に固定する。 【構成】 二つの部材1、3の接触部Aを締付けボルト
8で固定し、離間部には、部材3のねじ穴10に中空ね
じ11を端面11aが部材1に当接するまでねじ込み、
締付けボルト12で固定する。
手段で確実に固定する。 【構成】 二つの部材1、3の接触部Aを締付けボルト
8で固定し、離間部には、部材3のねじ穴10に中空ね
じ11を端面11aが部材1に当接するまでねじ込み、
締付けボルト12で固定する。
Description
【0001】
本考案は、二つの部材の結合面の少なくとも一方に段差を有し、該段差により 結合面の一部に離間部が生じる場合の結合構造に関する。
【0002】
エンジンの前端部のように限られた面積をもつ取付け面に、タイミングベルト 機構や補機類が配置されている場合に、これらと干渉しないように新たな部材を 設置するための平面状の取付け面を設けることは、許容面積の点から、又は取付 け面の機械加工の困難性から不可能の場合が多い。このため、例えば既存の取付 け面と同一高さをもつ取付け面と、これと高さの異なり段差をもつ取付け面とを 使用して取付けなければならない場合がある。このような場合は、該段差に応じ た段差を取付ける側の部材に設けるのが一般である(例えば実開昭63−181 530号第10図)が、段差のある面の一方が鋳肌のままである場合は、段差量 が製品ごとに多少ずつ異なるため適用がむずかしい。
【0003】 また、段差によって形成される離間部にシム又はスペーサを介在させる手段も 常用されているが、離間量が不定の場合は、一定寸法のシム又はスペーサが用い られないため、取付けに長時間を要する。
【0004】 また、図4に示すように部材a,bの結合面に接触部cと離間部dをもつ結合 構造においては、接触部cは締付けねじeで結合し、離間部d部分では、植込み ボルトfに螺合したナットg,hで部材bを挾圧することにより結合している。 しかし、この手段を用いると、内側のナットgが部材bの陰になると共に微調整 をしなければならないため、自動締付け機の使用ができず、その上、3個の部品 f,g,hを夫々螺合しなければならないので、作業時間が長くかかる不都合が ある。
【0005】
本考案は、結合面の一部に段部による離間部があっても迅速、確実にねじ結合 できる手段を得ることを課題とする。
【0006】
本考案における前記課題の解決手段は、二つの部材の結合面に段差による接触 部と離間部とを有し、かつ両部材を複数個の締付けボルトで締結した、段差をも つ部材の結合構造において、前記接触部を締付けボルトで圧着して結合し、前記 離間部の一方の部材に中空ねじを螺合してその端面を他方の部材に当接し、該中 空ねじをその中空部を通る締付けボルトで該他方の部材に圧着して結合したこと を特徴とする。
【0007】
以上の構成を備えるから、結合する部材の外側から中空ねじと締付けボルトを ねじ込むことにより離間部の固定ができる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。図1において1はエンジンの シリンダブロック、2はシリンダボアで、シリンダブロック1の前面にエンジン を車体に連結するためのマウントブラケット3が取付けられる。該マウントブラ ケット3は、側面視L形をなし、シリンダブロック1に固定する基部3aと車体 に固定する連結部3bを有する。
【0009】 シリンダブロック1の取付け面は、突出部4aの先端の高い取付け面4と段差 sをもつ低い取付け面5とを備え、該低い取付け面5は、シリンダブロック1と 一体の水ポンプ6のケース6aとカバー6bとの接合面6cと同一平面とされて いる。該カバー6bの外形は、図2に曲線7a,7b,7c,……に示す如き外 形をもち、接合面6cの外形も略同一形状をなす。
【0010】 したがって、曲線7bに近接して設けられる低い取付け面5を、接合面6cよ り高くすると、曲線7bに沿う部分の接合面6cを機械加工することが困難とな るから、前記のとおり、低い取付け面5を接合面6cと同一平面とした。なお、 該低い取付け面5は、接合面6cより低い鋳肌面であってもよい。
【0011】 そして、前記高い取付け面4とマウントブラケット3の基部3aの一半部とで 接触部Aを形成して2本の締付けボルト8,9で固定され、また、低い取付け面 5と基部3aの他半部で離間部Bを形成し、該他半部にはねじ穴10が穿設され 、これに中空ねじ11が螺合されている。該中空ねじ11は、端面11aが低い 取付け面5に当接するまで把持部11bにトルクを加えて前進させたのち中空部 11cを通る締付けボルト12をシリンダブロック1のねじ穴に螺合することに よりシリンダブロック1に固定され、同時に基部3aの前記他半部を中空ねじ1 1を介してシリンダブロック1に固定する。
【0012】 なお、図1において14は水ポンプの駆動用のプーリ、図2,3において15 はクランク軸、16,17は左右のバランサ軸でこれらの軸15,16,17に 設けたプーリ15a,16a,17aにタイミングベルト18が巻き掛けられて いる。またクランク軸15上の奥側のプーリ15b、カム軸20のタイミングプ ーリ20a、前記水ポンププーリ14には別のタイミングベルト21が巻掛けら れ、両ベルト18,21は、ばね22,23で加圧されるテンションプーリ24 ,25によって緊張される。
【0013】 シリンダブロック1の前面には前記のように多数の部材が配設されるため、マ ウントブラケット3の配置スペースが限定され、シリンダの直径方向と同方向に 締付けボルト8,9を配置しなければならないが、シリンダブロック1に突出部 4aを設けることにより、シリンダボア2と一定の距離をあけて、締付けボルト 8,9のねじ込み用の長いねじ孔を形成することができ、突出部4aと中空ねじ 11による段差解消手段とで配置位置選択の自由度が大となり、タイミングベル ト21で囲まれていながら該タイミングベルト21と干渉しない位置にマウント ブラケットを取付けることができる。
【0014】
以上のように本考案は取付け面に、段差による離間部があっても中空ねじによ って該段差を解消でき、該中空ねじとこれを通る締付けねじ及び接触部を通る締 付けねじを外方からねじ込むだけでよいから、構成が簡単であると共に作業が容 易で、自動締付け機を使用できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例の横断面図
【図2】 本考案を実施したエンジンの正面図
【図3】 同じく縦断側面図
【図4】 従来手段の一例を示す断面図
1 シリンダブロック 3 マウントブラ
ケット 4 高い取付け面 5 低い取付け面 8,9,12 締付けボルト 11 中空ねじ A 接触部 B 離間部 S 段差
ケット 4 高い取付け面 5 低い取付け面 8,9,12 締付けボルト 11 中空ねじ A 接触部 B 離間部 S 段差
Claims (1)
- 【請求項1】 二つの部材の結合面に段差による接触部
と離間部とを有し、 かつ両部材を複数個の締付けボルトで締結した、段差を
もつ部材の結合構造において、前記接触部を締付けボル
トで圧着して結合し、前記離間部の一方の部材に中空ね
じを螺合してその端面を他方の部材に当接し、該中空ね
じをその中空部を通る締付けボルトで該他方の部材に圧
着して結合したことを特徴とする、段差をもつ部材の結
合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239691U JPH0514610U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 段差をもつ部材の結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239691U JPH0514610U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 段差をもつ部材の結合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514610U true JPH0514610U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13198936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6239691U Pending JPH0514610U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 段差をもつ部材の結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514610U (ja) |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP6239691U patent/JPH0514610U/ja active Pending
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