JPH05146309A - ヘアカーラの製造方法 - Google Patents
ヘアカーラの製造方法Info
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- JPH05146309A JPH05146309A JP30414491A JP30414491A JPH05146309A JP H05146309 A JPH05146309 A JP H05146309A JP 30414491 A JP30414491 A JP 30414491A JP 30414491 A JP30414491 A JP 30414491A JP H05146309 A JPH05146309 A JP H05146309A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 湿式のヘアカーラの繊維部材と被加熱本体を
一体に連続的に製造することによって、繊維部材が剥が
れ難く、且つ成形部材が繊維部材の織目を通して表面に
出ない製品を効率的に製造する。 【構成】 繊維部材1を接着したPETフィルム3には
キャリアとしての長穴が設けられている。この繊維部材
1を接着したPETフィルム3は金型内でサイドコアー
22a−PETフィルム3−繊維部材1−鉄パイプ24
の順の配置となる。維部材1と鉄パイプ24間に成形部
材2を充填し、繊維部材1と成形部材2を一体に成形す
る。この時サイドコアー22aに設けられた凹部25に
より成形品の円筒本体に凸部が形成される。この成形品
はキャリア機能を持つPETフィルムで金型外に取り出
され、剥離される。
一体に連続的に製造することによって、繊維部材が剥が
れ難く、且つ成形部材が繊維部材の織目を通して表面に
出ない製品を効率的に製造する。 【構成】 繊維部材1を接着したPETフィルム3には
キャリアとしての長穴が設けられている。この繊維部材
1を接着したPETフィルム3は金型内でサイドコアー
22a−PETフィルム3−繊維部材1−鉄パイプ24
の順の配置となる。維部材1と鉄パイプ24間に成形部
材2を充填し、繊維部材1と成形部材2を一体に成形す
る。この時サイドコアー22aに設けられた凹部25に
より成形品の円筒本体に凸部が形成される。この成形品
はキャリア機能を持つPETフィルムで金型外に取り出
され、剥離される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪のカールづけのため
の湿式のヘアカーラの製造方法に関し、特に吸水性を持
った繊維部材を有するヘアカーラの製造方法に関する。
の湿式のヘアカーラの製造方法に関し、特に吸水性を持
った繊維部材を有するヘアカーラの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の製品は、繊維部材を成形さ
れた成形品に後工程で接着することにより製造されてい
た。
れた成形品に後工程で接着することにより製造されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の湿式のヘ
アカーラには、繊維部材が剥がれやすい、被加熱本体の
成形と繊維部材の接着が別工程となりコストアップとな
る等の課題がある。
アカーラには、繊維部材が剥がれやすい、被加熱本体の
成形と繊維部材の接着が別工程となりコストアップとな
る等の課題がある。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、繊維部材と被加熱本体を一体に製造すること
によって、前記課題を解消したヘアカーラの製造方法を
提供することを目的とする。更に、平面状の繊維部材を
成形部材の表面に成形する工程において、成形時の成形
部材が繊維部材の織目を通して表面に出るのを防止する
ヘアカーラの製造方法を提供することを目的とする。
のであり、繊維部材と被加熱本体を一体に製造すること
によって、前記課題を解消したヘアカーラの製造方法を
提供することを目的とする。更に、平面状の繊維部材を
成形部材の表面に成形する工程において、成形時の成形
部材が繊維部材の織目を通して表面に出るのを防止する
ヘアカーラの製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるヘアカーラの製造方法は、繊維部材を被
加熱本体の表面に分布させてなる湿式のヘアカーラの製
造方法において、平面状の繊維部材を第1のフィルムに
仮接着する仮接着工程と、繊維部材と第1のフィルムに
長穴を形成してキャリアを作る長穴形成工程と、キャリ
アの長穴が金型の凹部と合致し且つ第1のフィルム側が
金型に密着するよう所定位置に送る位置決め工程と、金
型内に成形部材を供給して成形する成形工程と、一体に
成形された繊維部材と被加熱本体を第1のフィルムによ
って連続フープ状で金型外へ取り出す取出工程と、第1
のフィルムを被加熱本体から剥離する剥離工程とを含む
製造工程からなり、繊維部材が被加熱本体表面に成形さ
れることに特徴を有している。
に本発明によるヘアカーラの製造方法は、繊維部材を被
加熱本体の表面に分布させてなる湿式のヘアカーラの製
造方法において、平面状の繊維部材を第1のフィルムに
仮接着する仮接着工程と、繊維部材と第1のフィルムに
長穴を形成してキャリアを作る長穴形成工程と、キャリ
アの長穴が金型の凹部と合致し且つ第1のフィルム側が
金型に密着するよう所定位置に送る位置決め工程と、金
型内に成形部材を供給して成形する成形工程と、一体に
成形された繊維部材と被加熱本体を第1のフィルムによ
って連続フープ状で金型外へ取り出す取出工程と、第1
のフィルムを被加熱本体から剥離する剥離工程とを含む
製造工程からなり、繊維部材が被加熱本体表面に成形さ
れることに特徴を有している。
【0006】更に、本発明による他のヘアカーラの製造
方法は、仮接着工程は平面状の繊維部材を弾力性を持っ
た第2のフィルムに接着する工程と、この第2のフィル
ムを第1のフィルムに接着する工程とからなり、成形工
程では第2のフィルムによって繊維部材の変形及び成形
部材が繊維部材の織目を通して繊維部材表面に出るのを
防止することに特徴を有している。
方法は、仮接着工程は平面状の繊維部材を弾力性を持っ
た第2のフィルムに接着する工程と、この第2のフィル
ムを第1のフィルムに接着する工程とからなり、成形工
程では第2のフィルムによって繊維部材の変形及び成形
部材が繊維部材の織目を通して繊維部材表面に出るのを
防止することに特徴を有している。
【0007】
【作用】本発明では、平面状の繊維部材を第1のフィル
ムに仮接着することにより、第1のフィルムを繊維部材
の位置決め及び連続成形のキャリアとして使用し、成形
後にこの第1のフィルムを剥がすことで被加熱本体表面
に繊維部材が形成される。繊維部材と成形部材とが同時
成形されることにより、被加熱本体表面から繊維部材が
剥がれることを防止することが出来る。また、第1のフ
ィルムに繊維部材が仮接着されているので連続成形が可
能であり、コストダウンを図ることができる。このよう
に、上記課題を解決し、吸水性のある繊維部材が少なく
とも一つ以上の開口部として被発熱本体と一体となった
ヘアカーラを製造することができる。
ムに仮接着することにより、第1のフィルムを繊維部材
の位置決め及び連続成形のキャリアとして使用し、成形
後にこの第1のフィルムを剥がすことで被加熱本体表面
に繊維部材が形成される。繊維部材と成形部材とが同時
成形されることにより、被加熱本体表面から繊維部材が
剥がれることを防止することが出来る。また、第1のフ
ィルムに繊維部材が仮接着されているので連続成形が可
能であり、コストダウンを図ることができる。このよう
に、上記課題を解決し、吸水性のある繊維部材が少なく
とも一つ以上の開口部として被発熱本体と一体となった
ヘアカーラを製造することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。先ず第1実施例について説明する。図1(a)
〜(k)はヘアカーラの製造工程を示す。(a)は筒状
に巻かれた繊維部材1を示しており、繊維状の構造をも
ち水分を吸収発散することのできるポリエステル製布材
である。(b)は繊維部材1をテープ状にヒートカット
する裁断工程を示している。(c)は繊維部材1を成形
後簡単に剥離できる程度に第1のフィルムであるPET
フィルム3に熱圧ロール21で仮接着する仮接着工程を
示している。(d)は穴加工機26でPETフィルム3
にパイロット用の穴をあける穴加工工程を示している。
(e)は長穴加工図であり、キャリアとしての長穴8を
レーザ加工機27のCO2 レーザにより重られた繊維部
材1とPETフィルム3に形成する。これは、キャリア
としての機能をもたせ、繊維部材1の端面にほつれが出
ないようにすると共に、髪を巻きやすくして製品機能を
高めるために被加熱本体の凸部を表面に確保するための
ものである。
明する。先ず第1実施例について説明する。図1(a)
〜(k)はヘアカーラの製造工程を示す。(a)は筒状
に巻かれた繊維部材1を示しており、繊維状の構造をも
ち水分を吸収発散することのできるポリエステル製布材
である。(b)は繊維部材1をテープ状にヒートカット
する裁断工程を示している。(c)は繊維部材1を成形
後簡単に剥離できる程度に第1のフィルムであるPET
フィルム3に熱圧ロール21で仮接着する仮接着工程を
示している。(d)は穴加工機26でPETフィルム3
にパイロット用の穴をあける穴加工工程を示している。
(e)は長穴加工図であり、キャリアとしての長穴8を
レーザ加工機27のCO2 レーザにより重られた繊維部
材1とPETフィルム3に形成する。これは、キャリア
としての機能をもたせ、繊維部材1の端面にほつれが出
ないようにすると共に、髪を巻きやすくして製品機能を
高めるために被加熱本体の凸部を表面に確保するための
ものである。
【0009】(f)は繊維部材1を接着したPETフィ
ルム3がサイドコアー22a,22bからなる金型に位
置決めされる状態を示している。このPETフィルム3
は連続成形する際のキャリアとして使用され、長穴8を
金型の所定の位置にパイロット穴7及びサイドコアー外
周により位置決めすることにより繊維部材1の位置が決
まる。(g)は型締め状態を示しており、金型に被加熱
本体となる成形部材2(ポリエステル系エラストマー)
を供給し、繊維部材1と成形部材2を一体成形する。
(h)は取出工程を示しており、成形された被加熱本体
9をPETフィルム3のキャリア機能によって連続フー
プ状で取り出す。(i)はPETフィルム3を繊維部材
1と一体に成形された被加熱本体9から剥離する状態を
示している。(j)は剥離された繊維部材1と一体に成
形された被加熱本体9、すなわち、ヘアカーラ11の径
方向の断面図を示している。(k)は剥離されたヘアカ
ーラ11の軸方向の断面図を示している。ヘアカーラ1
1の被加熱本体9の周囲には複数の繊維部材1と樹脂凸
部が配設されると共に、繊維部材1と被加熱本体9が一
体となり繊維部材1が強固に被加熱本体9に取り付けら
れる。
ルム3がサイドコアー22a,22bからなる金型に位
置決めされる状態を示している。このPETフィルム3
は連続成形する際のキャリアとして使用され、長穴8を
金型の所定の位置にパイロット穴7及びサイドコアー外
周により位置決めすることにより繊維部材1の位置が決
まる。(g)は型締め状態を示しており、金型に被加熱
本体となる成形部材2(ポリエステル系エラストマー)
を供給し、繊維部材1と成形部材2を一体成形する。
(h)は取出工程を示しており、成形された被加熱本体
9をPETフィルム3のキャリア機能によって連続フー
プ状で取り出す。(i)はPETフィルム3を繊維部材
1と一体に成形された被加熱本体9から剥離する状態を
示している。(j)は剥離された繊維部材1と一体に成
形された被加熱本体9、すなわち、ヘアカーラ11の径
方向の断面図を示している。(k)は剥離されたヘアカ
ーラ11の軸方向の断面図を示している。ヘアカーラ1
1の被加熱本体9の周囲には複数の繊維部材1と樹脂凸
部が配設されると共に、繊維部材1と被加熱本体9が一
体となり繊維部材1が強固に被加熱本体9に取り付けら
れる。
【0010】次に第2実施例を図2、図3及び図4に基
づいて説明する。図2(a)〜(d)はヘアカーラの製
造工程を示す。第2実施例では短冊形の繊維部材1を多
数使用しており、基本的には第1実施例と同じであるの
で簡潔に説明する。(a)は筒状に巻かれたPETフィ
ルム3を示している。(b)は複数の平面状の繊維部材
1を第1のフィルムであるPETフィルム3に接着する
接着工程を示している。(c)繊維部材1とPETフィ
ルム3に長穴8を形成する長穴加工工程を示している。
(d)は製造工程の流れを示している。繊維部材1を接
着したPETフィルム3に設けられた長穴8のキャリア
機能によりPETフィルム3は金型22に送られる。長
穴8は金型22の凹部に合致し且つPETフィルム3が
金型22に密着するよう所定位置に位置決めされ、成形
される。成形された被加熱本体9はPETフィルム3の
キャリア機能によって連続フープ状で金型22から取り
出す。PETフィルム3は繊維部材1と一体に成形され
た被加熱本体9から剥離される。これが繊維部材1を筒
状の被加熱本体9の表面に成形した湿式のヘアカーラ1
1である。
づいて説明する。図2(a)〜(d)はヘアカーラの製
造工程を示す。第2実施例では短冊形の繊維部材1を多
数使用しており、基本的には第1実施例と同じであるの
で簡潔に説明する。(a)は筒状に巻かれたPETフィ
ルム3を示している。(b)は複数の平面状の繊維部材
1を第1のフィルムであるPETフィルム3に接着する
接着工程を示している。(c)繊維部材1とPETフィ
ルム3に長穴8を形成する長穴加工工程を示している。
(d)は製造工程の流れを示している。繊維部材1を接
着したPETフィルム3に設けられた長穴8のキャリア
機能によりPETフィルム3は金型22に送られる。長
穴8は金型22の凹部に合致し且つPETフィルム3が
金型22に密着するよう所定位置に位置決めされ、成形
される。成形された被加熱本体9はPETフィルム3の
キャリア機能によって連続フープ状で金型22から取り
出す。PETフィルム3は繊維部材1と一体に成形され
た被加熱本体9から剥離される。これが繊維部材1を筒
状の被加熱本体9の表面に成形した湿式のヘアカーラ1
1である。
【0011】図3は成形時の金型内部の断面図である。
図が示すように、繊維部材1を接着したPETフィルム
3は金型内で位置決めされる。サイドコアー22a−P
ETフィルム3−繊維部材1−鉄パイプ24の順の配置
となり、この繊維部材1−鉄パイプ24の間に成形部材
2が充填され、成形されて被加熱本体となる。この時サ
イドコアー22aに設けられた凹部25により製品のヘ
アカーラ11の円筒本体に凸部が形成される。
図が示すように、繊維部材1を接着したPETフィルム
3は金型内で位置決めされる。サイドコアー22a−P
ETフィルム3−繊維部材1−鉄パイプ24の順の配置
となり、この繊維部材1−鉄パイプ24の間に成形部材
2が充填され、成形されて被加熱本体となる。この時サ
イドコアー22aに設けられた凹部25により製品のヘ
アカーラ11の円筒本体に凸部が形成される。
【0012】図4は製造されたヘアカーラである。
(a)はヘアカーラ11の斜視図あり、被加熱本体9と
繊維部材1が示されている。(b)はヘアカーラ11の
径方向の断面図である。
(a)はヘアカーラ11の斜視図あり、被加熱本体9と
繊維部材1が示されている。(b)はヘアカーラ11の
径方向の断面図である。
【0013】更に第3実施例について図5〜図8に基づ
いて説明する。第3実施例は成形時に、成形部材が織目
を通して繊維部材表面に出ることを防止するために弾力
性を持った第2のフィルムを追加したものである。図5
はPELフィルムの機能を説明する説明図である。
(a)は金型22と繊維部材1が接触しており、この金
型22と繊維部材1に間隙Aが生じることを示してい
る。このような配置では、成形する加熱時に、成形部材
2が繊維部材1の織目から間隙Aに洩れ出す恐れがあ
る。(b)は金型22と繊維部材1との間に弾力性を持
った第2のフィルムであるPEL(ペルプレン)フィル
ム4を介在させたものである。このPELフィルム4で
バックアップすることにより、繊維部材1の変形及び繊
維部材1の織目からの成形部材2の表面露出は防止され
る。
いて説明する。第3実施例は成形時に、成形部材が織目
を通して繊維部材表面に出ることを防止するために弾力
性を持った第2のフィルムを追加したものである。図5
はPELフィルムの機能を説明する説明図である。
(a)は金型22と繊維部材1が接触しており、この金
型22と繊維部材1に間隙Aが生じることを示してい
る。このような配置では、成形する加熱時に、成形部材
2が繊維部材1の織目から間隙Aに洩れ出す恐れがあ
る。(b)は金型22と繊維部材1との間に弾力性を持
った第2のフィルムであるPEL(ペルプレン)フィル
ム4を介在させたものである。このPELフィルム4で
バックアップすることにより、繊維部材1の変形及び繊
維部材1の織目からの成形部材2の表面露出は防止され
る。
【0014】図6は成形部材及びフィルムの積層を示す
断面図である。(a)は成形時の場合であり、上から順
に成形部材2、繊維部材1、PELフィルム4、接着剤
10及びPETフィルム3からなっている。(b)はフ
ィルムを剥離する場合であり、成形後に繊維部材1と一
体と成った成形部材2をPELフィルム4と剥離する状
態を示している。図におけるBが剥離個所であり、繊維
部材1の表面は剥離時に起毛される。
断面図である。(a)は成形時の場合であり、上から順
に成形部材2、繊維部材1、PELフィルム4、接着剤
10及びPETフィルム3からなっている。(b)はフ
ィルムを剥離する場合であり、成形後に繊維部材1と一
体と成った成形部材2をPELフィルム4と剥離する状
態を示している。図におけるBが剥離個所であり、繊維
部材1の表面は剥離時に起毛される。
【0015】図7はフィルムの構造を示す上面図であ
る。PETフィルム3上に接着剤10を塗布し、PEL
フィルム4を接着し、このPELフィルム4に繊維部材
1が接着されている。PETフィルム3にはパイロット
穴7、積層全体には長穴8が設けられている。
る。PETフィルム3上に接着剤10を塗布し、PEL
フィルム4を接着し、このPELフィルム4に繊維部材
1が接着されている。PETフィルム3にはパイロット
穴7、積層全体には長穴8が設けられている。
【0016】図8は図7の断面図である。繊維部材1と
成形部材2との密着強度は500gであり、繊維部材1
とPELフィルム4間の剥離強度は100〜300g
であり、PETフィルム3と接着剤10間の剥離強度
は2000gである。従って、剥離強度の一番弱い繊維
部材1とPELフィルム4間で剥離される。
成形部材2との密着強度は500gであり、繊維部材1
とPELフィルム4間の剥離強度は100〜300g
であり、PETフィルム3と接着剤10間の剥離強度
は2000gである。従って、剥離強度の一番弱い繊維
部材1とPELフィルム4間で剥離される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるヘア
カーラの製造方法は、平面状の繊維部材を第1のフィル
ムに仮接着する仮接着工程と、繊維部材と第1のフィル
ムに長穴を形成してキャリアを作る長穴形成工程と、キ
ャリアの長穴が金型の凹部と合致し且つ第1のフィルム
側が金型に密着するよう所定位置に送る位置決め工程
と、金型内に成形部材を供給して成形する成形工程と、
一体に成形された繊維部材と被加熱本体を第1のフィル
ムによって連続フープ状で金型外へ取り出す取出工程
と、第1のフィルムを被加熱本体から剥離する剥離工程
とを含む製造工程からなり、繊維部材が被加熱本体表面
に成形されるので、平面状の繊維部材を被加熱本体の表
面に少なくとも一つ以上の開口部をもつように一体成形
してなる耐久性のあるエアカーラを効率的に製造するこ
とを可能にした。また、本発明の成形品は、水分を吸収
し発散する繊維部材がカーラ本体と一体となっているこ
とにより毛髪を傷めることなく持ちのよいカールを長期
間与えることが出来る。
カーラの製造方法は、平面状の繊維部材を第1のフィル
ムに仮接着する仮接着工程と、繊維部材と第1のフィル
ムに長穴を形成してキャリアを作る長穴形成工程と、キ
ャリアの長穴が金型の凹部と合致し且つ第1のフィルム
側が金型に密着するよう所定位置に送る位置決め工程
と、金型内に成形部材を供給して成形する成形工程と、
一体に成形された繊維部材と被加熱本体を第1のフィル
ムによって連続フープ状で金型外へ取り出す取出工程
と、第1のフィルムを被加熱本体から剥離する剥離工程
とを含む製造工程からなり、繊維部材が被加熱本体表面
に成形されるので、平面状の繊維部材を被加熱本体の表
面に少なくとも一つ以上の開口部をもつように一体成形
してなる耐久性のあるエアカーラを効率的に製造するこ
とを可能にした。また、本発明の成形品は、水分を吸収
し発散する繊維部材がカーラ本体と一体となっているこ
とにより毛髪を傷めることなく持ちのよいカールを長期
間与えることが出来る。
【0018】また、仮接着工程は平面状の繊維部材を弾
力性を持った第2のフィルムに接着する工程と、この第
2のフィルムを第1のフィルムに接着する工程とからな
り、成形工程では第2のフィルムによって繊維部材の変
形及び成形部材が繊維部材の織目を通して繊維部材表面
に出るのを防止するので、平面状の繊維部材を被加熱本
体の表面に一体成形してなる成形部材漏れ、繊目の変形
等のないヘアカーラを効率的に製造することを可能にし
た。
力性を持った第2のフィルムに接着する工程と、この第
2のフィルムを第1のフィルムに接着する工程とからな
り、成形工程では第2のフィルムによって繊維部材の変
形及び成形部材が繊維部材の織目を通して繊維部材表面
に出るのを防止するので、平面状の繊維部材を被加熱本
体の表面に一体成形してなる成形部材漏れ、繊目の変形
等のないヘアカーラを効率的に製造することを可能にし
た。
【図1】本発明の第1実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図2】本発明の第2実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図3】本発明の第2実施例における成形工程を示す金
型内部の断面図である。
型内部の断面図である。
【図4】本発明の一実施例により製造されたヘアカーラ
の図である。
の図である。
【図5】本発明の第3実施例におけるPELフィルムの
機能を説明する説明図である。
機能を説明する説明図である。
【図6】本発明の第3実施例におけるフィルムの積層を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施例におけるフィルムの構造を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図8】図7の断面図である。
1 繊維部材 2 成形部材 3 PETフィルム 4 PELフィルム 7 パイロット穴 8 長穴 9 被加熱本体 10 接着剤 11 ヘアカーラ 21 熱圧ロール 22 金型 22a サイドコアー 22b サイドコアー 23a 固定側本体 23b 可動側本体 24 鉄パイプ 25 凹部 26 穴加工機 27 レーザ加工機 A 間隙 B 剥離個所
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ヘアカーラの製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪のカールづけのため
の湿式のヘアカーラの製造方法に関し、特に吸水性を持
った繊維部材を有するヘアカーラの製造方法に関する。
の湿式のヘアカーラの製造方法に関し、特に吸水性を持
った繊維部材を有するヘアカーラの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の製品は、繊維部材を成形さ
れた成形品に後工程で接着することにより製造されてい
た。
れた成形品に後工程で接着することにより製造されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の湿式のヘ
アカーラには、繊維部材が剥がれやすい、被加熱本体の
成形と繊維部材の接着が別工程となりコストアップとな
る等の課題がある。
アカーラには、繊維部材が剥がれやすい、被加熱本体の
成形と繊維部材の接着が別工程となりコストアップとな
る等の課題がある。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、繊維部材と被加熱本体を一体に製造すること
によって、前記課題を解消したヘアカーラの製造方法を
提供することを目的とする。更に、平面状の繊維部材を
成形部材の表面に成形する工程において、成形時の成形
部材が繊維部材の織目を通して表面に出るのを防止する
ヘアカーラの製造方法を提供することを目的とする。
のであり、繊維部材と被加熱本体を一体に製造すること
によって、前記課題を解消したヘアカーラの製造方法を
提供することを目的とする。更に、平面状の繊維部材を
成形部材の表面に成形する工程において、成形時の成形
部材が繊維部材の織目を通して表面に出るのを防止する
ヘアカーラの製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるヘアカーラの製造方法は、繊維部材を被
加熱本体の表面に分布させてなる湿式のヘアカーラの製
造方法において、平面状の繊維部材を第1のフィルムに
仮接着する仮接着工程と、繊維部材と第1のフィルムに
長穴を形成してキャリアを作る長穴形成工程と、キャリ
アの長穴が金型の凹部と合致し且つ第1のフィルム側が
金型に密着するよう所定位置に送る位置決め工程と、金
型内に成形部材を供給して成形する成形工程と、一体に
成形された繊維部材と被加熱本体を第1のフィルムによ
って連続フープ状で金型外へ取り出す取出工程と、第1
のフィルムを被加熱本体から剥離する剥離工程とを含む
製造工程からなり、繊維部材が被加熱本体表面に成形さ
れることに特徴を有している。
に本発明によるヘアカーラの製造方法は、繊維部材を被
加熱本体の表面に分布させてなる湿式のヘアカーラの製
造方法において、平面状の繊維部材を第1のフィルムに
仮接着する仮接着工程と、繊維部材と第1のフィルムに
長穴を形成してキャリアを作る長穴形成工程と、キャリ
アの長穴が金型の凹部と合致し且つ第1のフィルム側が
金型に密着するよう所定位置に送る位置決め工程と、金
型内に成形部材を供給して成形する成形工程と、一体に
成形された繊維部材と被加熱本体を第1のフィルムによ
って連続フープ状で金型外へ取り出す取出工程と、第1
のフィルムを被加熱本体から剥離する剥離工程とを含む
製造工程からなり、繊維部材が被加熱本体表面に成形さ
れることに特徴を有している。
【0006】更に、本発明による他のヘアカーラの製造
方法は、仮接着工程は平面状の繊維部材を弾力性を持っ
た第2のフィルムに接着する工程と、この第2のフィル
ムを第1のフィルムに接着する工程とからなり、成形工
程では第2のフィルムによって繊維部材の変形及び成形
部材が繊維部材の織目を通して繊維部材表面に出るのを
防止することに特徴を有している。
方法は、仮接着工程は平面状の繊維部材を弾力性を持っ
た第2のフィルムに接着する工程と、この第2のフィル
ムを第1のフィルムに接着する工程とからなり、成形工
程では第2のフィルムによって繊維部材の変形及び成形
部材が繊維部材の織目を通して繊維部材表面に出るのを
防止することに特徴を有している。
【0007】
【作用】本発明では、平面状の繊維部材を第1のフィル
ムに仮接着することにより、第1のフィルムを繊維部材
の位置決め及び連続成形のキャリアとして使用し、成形
後にこの第1のフィルムを剥がすことで被加熱本体表面
に繊維部材が形成される。繊維部材と成形部材とが同時
成形されることにより、被加熱本体表面から繊維部材が
剥がれることを防止することが出来る。また、第1のフ
ィルムに繊維部材が仮接着されているので連続成形が可
能であり、コストダウンを図ることができる。このよう
に、上記課題を解決し、吸水性のある繊維部材が少なく
とも一つ以上の開口部として被発熱本体と一体となった
ヘアカーラを製造することができる。
ムに仮接着することにより、第1のフィルムを繊維部材
の位置決め及び連続成形のキャリアとして使用し、成形
後にこの第1のフィルムを剥がすことで被加熱本体表面
に繊維部材が形成される。繊維部材と成形部材とが同時
成形されることにより、被加熱本体表面から繊維部材が
剥がれることを防止することが出来る。また、第1のフ
ィルムに繊維部材が仮接着されているので連続成形が可
能であり、コストダウンを図ることができる。このよう
に、上記課題を解決し、吸水性のある繊維部材が少なく
とも一つ以上の開口部として被発熱本体と一体となった
ヘアカーラを製造することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。先ず第1実施例について説明する。図1及び図
2はヘアカーラの製造工程を示す。図1(a)は筒状に
巻かれた繊維部材1を示しており、繊維状の構造をもち
水分を吸収発散することのできるポリエステル製布材で
ある。(b)は繊維部材1をテープ状にヒートカットす
る裁断工程を示している。(c)は繊維部材1を成形後
簡単に剥離できる程度に第1のフィルムであるPETフ
ィルム3に熱圧ロール21で仮接着する仮接着工程を示
している。(d)は穴加工機26でPETフィルム3に
パイロット用の穴をあける穴加工工程を示している。
(e)は長穴加工図であり、キャリアとしての長穴8を
レーザ加工機27のCO2 レーザにより重られた繊維部
材1とPETフィルム3に形成する。これは、キャリア
としての機能をもたせ、繊維部材1の端面にほつれが出
ないようにすると共に、髪を巻きやすくして製品機能を
高めるために被加熱本体の凸部を表面に確保するための
ものである。(f)は繊維部材1を接着したPETフィ
ルム3がサイドコアー22a,22bからなる金型に位
置決めされる状態を示している。このPETフィルム3
は連続成形する際のキャリアとして使用され、長穴8を
金型の所定の位置にパイロット穴7及びサイドコアー外
周により位置決めすることにより繊維部材1の位置が決
まる。
明する。先ず第1実施例について説明する。図1及び図
2はヘアカーラの製造工程を示す。図1(a)は筒状に
巻かれた繊維部材1を示しており、繊維状の構造をもち
水分を吸収発散することのできるポリエステル製布材で
ある。(b)は繊維部材1をテープ状にヒートカットす
る裁断工程を示している。(c)は繊維部材1を成形後
簡単に剥離できる程度に第1のフィルムであるPETフ
ィルム3に熱圧ロール21で仮接着する仮接着工程を示
している。(d)は穴加工機26でPETフィルム3に
パイロット用の穴をあける穴加工工程を示している。
(e)は長穴加工図であり、キャリアとしての長穴8を
レーザ加工機27のCO2 レーザにより重られた繊維部
材1とPETフィルム3に形成する。これは、キャリア
としての機能をもたせ、繊維部材1の端面にほつれが出
ないようにすると共に、髪を巻きやすくして製品機能を
高めるために被加熱本体の凸部を表面に確保するための
ものである。(f)は繊維部材1を接着したPETフィ
ルム3がサイドコアー22a,22bからなる金型に位
置決めされる状態を示している。このPETフィルム3
は連続成形する際のキャリアとして使用され、長穴8を
金型の所定の位置にパイロット穴7及びサイドコアー外
周により位置決めすることにより繊維部材1の位置が決
まる。
【0009】図2(a)は型締め状態を示しており、金
型に被加熱本体となる成形部材2(ポリエステル系エラ
ストマー)を供給し、繊維部材1と成形部材2を一体成
形する。(b)は取出工程を示しており、成形された被
加熱本体9をPETフィルム3のキャリア機能によって
連続フープ状で取り出す。(c)はPETフィルム3を
繊維部材1と一体に成形された被加熱本体9から剥離す
る状態を示している。(d)は剥離された繊維部材1と
一体に成形された被加熱本体9、すなわち、ヘアカーラ
11の径方向の断面図を示している。(e)は剥離され
たヘアカーラ11の軸方向の断面図を示している。ヘア
カーラ11の被加熱本体9の周囲には複数の繊維部材1
と樹脂凸部が配設されると共に、繊維部材1と被加熱本
体9が一体となり繊維部材1が強固に被加熱本体9に取
り付けられる。
型に被加熱本体となる成形部材2(ポリエステル系エラ
ストマー)を供給し、繊維部材1と成形部材2を一体成
形する。(b)は取出工程を示しており、成形された被
加熱本体9をPETフィルム3のキャリア機能によって
連続フープ状で取り出す。(c)はPETフィルム3を
繊維部材1と一体に成形された被加熱本体9から剥離す
る状態を示している。(d)は剥離された繊維部材1と
一体に成形された被加熱本体9、すなわち、ヘアカーラ
11の径方向の断面図を示している。(e)は剥離され
たヘアカーラ11の軸方向の断面図を示している。ヘア
カーラ11の被加熱本体9の周囲には複数の繊維部材1
と樹脂凸部が配設されると共に、繊維部材1と被加熱本
体9が一体となり繊維部材1が強固に被加熱本体9に取
り付けられる。
【0010】次に第2実施例を図3〜図5に基づいて説
明する。図3(a)〜(c)及び図4はヘアカーラの製
造工程を示す。第2実施例では短冊形の繊維部材1を多
数使用しており、基本的には第1実施例と同じであるの
で簡潔に説明する。図3(a)は筒状に巻かれたPET
フィルム3を示している。(b)は複数の平面状の繊維
部材1を第1のフィルムであるPETフィルム3に接着
する接着工程を示している。(c)繊維部材1とPET
フィルム3に長穴8を形成する長穴加工工程を示してい
る。図4は製造工程の流れを示している。繊維部材1を
接着したPETフィルム3に設けられた長穴8のキャリ
ア機能によりPETフィルム3は金型22に送られる。
長穴8は金型22の凹部に合致し且つPETフィルム3
が金型22に密着するよう所定位置に位置決めされ、成
形される。成形された被加熱本体9はPETフィルム3
のキャリア機能によって連続フープ状で金型22から取
り出す。PETフィルム3は繊維部材1と一体に成形さ
れた被加熱本体9から剥離される。これが繊維部材1を
筒状の被加熱本体9の表面に成形した湿式のヘアカーラ
11である。
明する。図3(a)〜(c)及び図4はヘアカーラの製
造工程を示す。第2実施例では短冊形の繊維部材1を多
数使用しており、基本的には第1実施例と同じであるの
で簡潔に説明する。図3(a)は筒状に巻かれたPET
フィルム3を示している。(b)は複数の平面状の繊維
部材1を第1のフィルムであるPETフィルム3に接着
する接着工程を示している。(c)繊維部材1とPET
フィルム3に長穴8を形成する長穴加工工程を示してい
る。図4は製造工程の流れを示している。繊維部材1を
接着したPETフィルム3に設けられた長穴8のキャリ
ア機能によりPETフィルム3は金型22に送られる。
長穴8は金型22の凹部に合致し且つPETフィルム3
が金型22に密着するよう所定位置に位置決めされ、成
形される。成形された被加熱本体9はPETフィルム3
のキャリア機能によって連続フープ状で金型22から取
り出す。PETフィルム3は繊維部材1と一体に成形さ
れた被加熱本体9から剥離される。これが繊維部材1を
筒状の被加熱本体9の表面に成形した湿式のヘアカーラ
11である。
【0011】図5は成形時の金型内部の断面図である。
図が示すように、繊維部材1を接着したPETフィルム
3は金型内で位置決めされる。サイドコアー22a−P
ETフィルム3−繊維部材1−鉄パイプ24の順の配置
となり、この繊維部材1−鉄パイプ24の間に成形部材
2が充填され、成形されて被加熱本体となる。この時サ
イドコアー22aに設けられた凹部25により製品のヘ
アカーラ11の円筒本体に凸部が形成される。
図が示すように、繊維部材1を接着したPETフィルム
3は金型内で位置決めされる。サイドコアー22a−P
ETフィルム3−繊維部材1−鉄パイプ24の順の配置
となり、この繊維部材1−鉄パイプ24の間に成形部材
2が充填され、成形されて被加熱本体となる。この時サ
イドコアー22aに設けられた凹部25により製品のヘ
アカーラ11の円筒本体に凸部が形成される。
【0012】図6は製造されたヘアカーラである。
(a)はヘアカーラ11の斜視図あり、被加熱本体9と
繊維部材1が示されている。(b)はヘアカーラ11の
径方向の断面図である。
(a)はヘアカーラ11の斜視図あり、被加熱本体9と
繊維部材1が示されている。(b)はヘアカーラ11の
径方向の断面図である。
【0013】更に第3実施例について図7〜図10に基
づいて説明する。第3実施例は成形時に、成形部材が織
目を通して繊維部材表面に出ることを防止するために弾
力性を持った第2のフィルムを追加したものである。図
7はPELフィルムの機能を説明する説明図である。図
7(a)は金型22と繊維部材1が接触しており、この
金型22と繊維部材1に間隙Aが生じることを示してい
る。このような配置では、成形する加熱時に、成形部材
2が繊維部材1の織目から間隙Aに洩れ出す恐れがあ
る。(b)は金型22と繊維部材1との間に弾力性を持
った第2のフィルムであるPEL(ペルプレン)フィル
ム4を介在させたものである。このPELフィルム4で
バックアップすることにより、繊維部材1の変形及び繊
維部材1の織目からの成形部材2の表面露出は防止され
る。
づいて説明する。第3実施例は成形時に、成形部材が織
目を通して繊維部材表面に出ることを防止するために弾
力性を持った第2のフィルムを追加したものである。図
7はPELフィルムの機能を説明する説明図である。図
7(a)は金型22と繊維部材1が接触しており、この
金型22と繊維部材1に間隙Aが生じることを示してい
る。このような配置では、成形する加熱時に、成形部材
2が繊維部材1の織目から間隙Aに洩れ出す恐れがあ
る。(b)は金型22と繊維部材1との間に弾力性を持
った第2のフィルムであるPEL(ペルプレン)フィル
ム4を介在させたものである。このPELフィルム4で
バックアップすることにより、繊維部材1の変形及び繊
維部材1の織目からの成形部材2の表面露出は防止され
る。
【0014】図8は成形部材及びフィルムの積層を示す
断面図である。(a)は成形時の場合であり、上から順
に成形部材2、繊維部材1、PELフィルム4、接着剤
10及びPETフィルム3からなっている。(b)はフ
ィルムを剥離する場合であり、成形後に繊維部材1と一
体と成った成形部材2をPELフィルム4と剥離する状
態を示している。図におけるBが剥離個所であり、繊維
部材1の表面は剥離時に起毛される。
断面図である。(a)は成形時の場合であり、上から順
に成形部材2、繊維部材1、PELフィルム4、接着剤
10及びPETフィルム3からなっている。(b)はフ
ィルムを剥離する場合であり、成形後に繊維部材1と一
体と成った成形部材2をPELフィルム4と剥離する状
態を示している。図におけるBが剥離個所であり、繊維
部材1の表面は剥離時に起毛される。
【0015】図9はフィルムの構造を示す上面図であ
る。PETフィルム3上に接着剤10を塗布し、PEL
フィルム4を接着し、このPELフィルム4に繊維部材
1が接着されている。PETフィルム3にはパイロット
穴7、積層全体には長穴8が設けられている。
る。PETフィルム3上に接着剤10を塗布し、PEL
フィルム4を接着し、このPELフィルム4に繊維部材
1が接着されている。PETフィルム3にはパイロット
穴7、積層全体には長穴8が設けられている。
【0016】図10は図9の断面図である。繊維部材1
と成形部材2との密着強度は500gであり、繊維部材
1とPELフィルム4間の剥離強度は100〜300
gであり、PETフィルム3と接着剤10間の剥離強度
は2000gである。従って、剥離強度の一番弱い繊
維部材1とPELフィルム4間で剥離される。
と成形部材2との密着強度は500gであり、繊維部材
1とPELフィルム4間の剥離強度は100〜300
gであり、PETフィルム3と接着剤10間の剥離強度
は2000gである。従って、剥離強度の一番弱い繊
維部材1とPELフィルム4間で剥離される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるヘア
カーラの製造方法は、平面状の繊維部材を第1のフィル
ムに仮接着する仮接着工程と、繊維部材と第1のフィル
ムに長穴を形成してキャリアを作る長穴形成工程と、キ
ャリアの長穴が金型の凹部と合致し且つ第1のフィルム
側が金型に密着するよう所定位置に送る位置決め工程
と、金型内に成形部材を供給して成形する成形工程と、
一体に成形された繊維部材と被加熱本体を第1のフィル
ムによって連続フープ状で金型外へ取り出す取出工程
と、第1のフィルムを被加熱本体から剥離する剥離工程
とを含む製造工程からなり、繊維部材が被加熱本体表面
に成形されるので、平面状の繊維部材を被加熱本体の表
面に少なくとも一つ以上の開口部をもつように一体成形
してなる耐久性のあるエアカーラを効率的に製造するこ
とを可能にした。また、本発明の成形品は、水分を吸収
し発散する繊維部材がカーラ本体と一体となっているこ
とにより毛髪を傷めることなく持ちのよいカールを長期
間与えることが出来る。
カーラの製造方法は、平面状の繊維部材を第1のフィル
ムに仮接着する仮接着工程と、繊維部材と第1のフィル
ムに長穴を形成してキャリアを作る長穴形成工程と、キ
ャリアの長穴が金型の凹部と合致し且つ第1のフィルム
側が金型に密着するよう所定位置に送る位置決め工程
と、金型内に成形部材を供給して成形する成形工程と、
一体に成形された繊維部材と被加熱本体を第1のフィル
ムによって連続フープ状で金型外へ取り出す取出工程
と、第1のフィルムを被加熱本体から剥離する剥離工程
とを含む製造工程からなり、繊維部材が被加熱本体表面
に成形されるので、平面状の繊維部材を被加熱本体の表
面に少なくとも一つ以上の開口部をもつように一体成形
してなる耐久性のあるエアカーラを効率的に製造するこ
とを可能にした。また、本発明の成形品は、水分を吸収
し発散する繊維部材がカーラ本体と一体となっているこ
とにより毛髪を傷めることなく持ちのよいカールを長期
間与えることが出来る。
【0018】また、仮接着工程は平面状の繊維部材を弾
力性を持った第2のフィルムに接着する工程と、この第
2のフィルムを第1のフィルムに接着する工程とからな
り、成形工程では第2のフィルムによって繊維部材の変
形及び成形部材が繊維部材の織目を通して繊維部材表面
に出るのを防止するので、平面状の繊維部材を被加熱本
体の表面に一体成形してなる成形部材漏れ、繊目の変形
等のないヘアカーラを効率的に製造することを可能にし
た。
力性を持った第2のフィルムに接着する工程と、この第
2のフィルムを第1のフィルムに接着する工程とからな
り、成形工程では第2のフィルムによって繊維部材の変
形及び成形部材が繊維部材の織目を通して繊維部材表面
に出るのを防止するので、平面状の繊維部材を被加熱本
体の表面に一体成形してなる成形部材漏れ、繊目の変形
等のないヘアカーラを効率的に製造することを可能にし
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図3】本発明の第2実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図4】本発明の第2実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図5】本発明の第2実施例における成形工程を示す金
型内部の断面図である。
型内部の断面図である。
【図6】本発明の一実施例により製造されたヘアカーラ
の図である。
の図である。
【図7】本発明の第3実施例におけるPELフィルムの
機能を説明する説明図である。
機能を説明する説明図である。
【図8】本発明の第3実施例におけるフィルムの積層を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施例におけるフィルムの構造を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図10】図9の断面図である。
【符号の説明】 1 繊維部材 2 成形部材 3 PETフィルム 4 PELフィルム 7 パイロット穴 8 長穴 9 被加熱本体 10 接着剤 11 ヘアカーラ 21 熱圧ロール 22 金型 22a サイドコアー 22b サイドコアー 23a 固定側本体 23b 可動側本体 24 鉄パイプ 25 凹部 26 穴加工機 27 レーザ加工機 A 間隙 B 剥離個所 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図3】本発明の第2実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図4】本発明の第2実施例におけるヘアカーラ製造工
程を示す工程図である。
程を示す工程図である。
【図5】本発明の第2実施例における成形工程を示す金
型内部の断面図である。
型内部の断面図である。
【図6】本発明の一実施例により製造されたヘアカーラ
の図である。
の図である。
【図7】本発明の第3実施例におけるPELフィルムの
機能を説明する説明図である。
機能を説明する説明図である。
【図8】本発明の第3実施例におけるフィルムの積層を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施例におけるフィルムの構造を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図10】図9の断面図である。
【符号の説明】 1 繊維部材 2 成形部材 3 PETフィルム 4 PELフィルム 7 パイロット穴 8 長穴 9 被加熱本体 10 接着剤 11 ヘアカーラ 21 熱圧ロール 22 金型 22a サイドコアー 22b サイドコアー 23a 固定側本体 23b 可動側本体 24 鉄パイプ 25 凹部 26 穴加工機 27 レーザ加工機 A 間隙 B 剥離個所
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 啓二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 松山 克彦 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維部材を被加熱本体の表面に分布させ
てなる湿式のヘアカーラの製造方法において、 平面状の繊維部材を第1のフィルムに仮接着する仮接着
工程と、 繊維部材と第1のフィルムに長穴を形成してキャリアを
作る長穴形成工程と、 キャリアの長穴が金型の凹部と合致し且つ第1のフィル
ム側が金型に密着するよう所定位置に送る位置決め工程
と、 金型内に成形部材を供給して成形する成形工程と、 一体に成形された繊維部材と被加熱本体を第1のフィル
ムによって連続フープ状で金型外へ取り出す取出工程
と、 第1のフィルムを被加熱本体から剥離する剥離工程とを
含む製造工程からなり、繊維部材が被加熱本体表面に成
形されることを特徴とするヘアカーラの製造方法。 - 【請求項2】 前記仮接着工程は平面状の繊維部材を弾
力性を持った第2のフィルムに接着する工程と、この第
2のフィルムを第1のフィルムに接着する工程とからな
り、 前記成形工程では第2のフィルムによって繊維部材の変
形及び成形部材が繊維部材の織目を通して繊維部材表面
に出るのを防止することを特徴とする請求項1記載のヘ
アカーラの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30414491A JP2617387B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | ヘアカーラの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30414491A JP2617387B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | ヘアカーラの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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