JPH05148400A - フツ素ゴム組成物およびその製造方法 - Google Patents
フツ素ゴム組成物およびその製造方法Info
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- JPH05148400A JPH05148400A JP33758891A JP33758891A JPH05148400A JP H05148400 A JPH05148400 A JP H05148400A JP 33758891 A JP33758891 A JP 33758891A JP 33758891 A JP33758891 A JP 33758891A JP H05148400 A JPH05148400 A JP H05148400A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L27/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L27/02—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L27/12—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
- C08L27/16—Homopolymers or copolymers or vinylidene fluoride
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
- C08L83/08—Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】フッ化ビニリデン単位を有するフッ素ゴム、ア
ミノ基を有するオルガノポリシロキサンおよび有機過酸
化物とを有機過酸化物の分解温度以上でせん断変形を加
えながら反応させることにより得られるフッ素ゴム組成
物。 【効果】フッ素ゴムの優れた特性とシリコーンの優れた
低温特性を合わせ持ち、しかも加工性に優れ、製造も容
易であることから工業的にも経済的にも極めて有用であ
る。
ミノ基を有するオルガノポリシロキサンおよび有機過酸
化物とを有機過酸化物の分解温度以上でせん断変形を加
えながら反応させることにより得られるフッ素ゴム組成
物。 【効果】フッ素ゴムの優れた特性とシリコーンの優れた
低温特性を合わせ持ち、しかも加工性に優れ、製造も容
易であることから工業的にも経済的にも極めて有用であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフッ素ゴム組成物および
その製造方法に関するものである。
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フッ素ゴムは耐熱性、耐油性、耐
候性を最も優位に兼備したゴム材料であり、オイルシー
ル、O−リング、燃料ホース等の自動車用ゴム部品とし
て好適に用いられているが、一方では低温可撓性に劣る
という欠点を有している。
候性を最も優位に兼備したゴム材料であり、オイルシー
ル、O−リング、燃料ホース等の自動車用ゴム部品とし
て好適に用いられているが、一方では低温可撓性に劣る
という欠点を有している。
【0003】この問題点を解決する手段として低温特性
に優れたシリコーンゴムを混合した組成物について様々
な検討がなされている。本来、フッ素ゴムとシリコーン
ゴムとは親和性に乏しく、両者を混練して均一で加工性
の良好な混合物を得ることは困難であったが、特開平1
−103636、特開平1−198646には、フッ素
ゴムとシリコーンゴムとを混練時にシリコーンゴムのみ
を加硫させながら微粒子状に分散させることにより加工
性が改善されることが提案されている。
に優れたシリコーンゴムを混合した組成物について様々
な検討がなされている。本来、フッ素ゴムとシリコーン
ゴムとは親和性に乏しく、両者を混練して均一で加工性
の良好な混合物を得ることは困難であったが、特開平1
−103636、特開平1−198646には、フッ素
ゴムとシリコーンゴムとを混練時にシリコーンゴムのみ
を加硫させながら微粒子状に分散させることにより加工
性が改善されることが提案されている。
【0004】しかしながら、本来、共加硫性に乏しいブ
レンド物では、各々のゴム特性が優れているにもかかわ
らず加硫により得られる物性ははなはだ不十分であり、
両者の特徴を引き出すまでには至ってないのが現状であ
る。
レンド物では、各々のゴム特性が優れているにもかかわ
らず加硫により得られる物性ははなはだ不十分であり、
両者の特徴を引き出すまでには至ってないのが現状であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
技術の技術的課題を背景になされたものであり、フッ素
ゴムとシリコーンとを化学的に結合させながらシリコー
ンをフッ素ゴム中に加硫分散させることにより、両者の
ミクロ的な分散性を著しく改善し、相分離を起こさず加
工性に優れた未加硫ゴム組成物、および機械的強度、耐
熱性、耐寒性、耐油性、耐候性に優れた加硫性ゴム組成
物を提供することを目的とする。
技術の技術的課題を背景になされたものであり、フッ素
ゴムとシリコーンとを化学的に結合させながらシリコー
ンをフッ素ゴム中に加硫分散させることにより、両者の
ミクロ的な分散性を著しく改善し、相分離を起こさず加
工性に優れた未加硫ゴム組成物、および機械的強度、耐
熱性、耐寒性、耐油性、耐候性に優れた加硫性ゴム組成
物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題を
解決するためになされたものであり、(A)フッ化ビニ
リデンに基づく単位を有するフッ素ゴムと(B)アミノ
基を有するオルガノポリシロキサンが、相互侵入網目構
造を形成しており、(A)のフッ素ゴムの少なくとも一
部と(B)のオルガノポリシロキサンが化学的に結合さ
れており、(B)のオルガノポリシロキサンが架橋構造
を形成しており、かつ、(A)のフッ素ゴムと(B)の
オルガノポリシロキサンの合計100重量部に対し、
(A)のフッ素ゴムが99.5〜50重量部、(B)の
オルガノポリシロキサンが0.5〜50重量部であるフ
ッ素ゴム組成物、
解決するためになされたものであり、(A)フッ化ビニ
リデンに基づく単位を有するフッ素ゴムと(B)アミノ
基を有するオルガノポリシロキサンが、相互侵入網目構
造を形成しており、(A)のフッ素ゴムの少なくとも一
部と(B)のオルガノポリシロキサンが化学的に結合さ
れており、(B)のオルガノポリシロキサンが架橋構造
を形成しており、かつ、(A)のフッ素ゴムと(B)の
オルガノポリシロキサンの合計100重量部に対し、
(A)のフッ素ゴムが99.5〜50重量部、(B)の
オルガノポリシロキサンが0.5〜50重量部であるフ
ッ素ゴム組成物、
【0007】および、(A)フッ化ビニリデンに基づく
単位を有し、実質的にパーオキサイド加硫が不可能であ
るフッ素ゴム、(B)アミノ基を有するオルガノポリシ
ロキサンおよび、(C)有機過酸化物を、(C)の有機
過酸化物の分解温度以上の温度においてせん断応力を加
えながら反応せしめることを特徴とするフッ素ゴム組成
物の製造方法を提供するものである。
単位を有し、実質的にパーオキサイド加硫が不可能であ
るフッ素ゴム、(B)アミノ基を有するオルガノポリシ
ロキサンおよび、(C)有機過酸化物を、(C)の有機
過酸化物の分解温度以上の温度においてせん断応力を加
えながら反応せしめることを特徴とするフッ素ゴム組成
物の製造方法を提供するものである。
【0008】本発明において使用される(A)成分のフ
ッ素ゴムは、フッ化ビニリデンに基づく単位を有してい
る必要がある。該単位は、(B)成分のアミノ基と反応
し、(A)成分のフッ素ゴムと(B)成分のオルガノポ
リシロキサンを化学的に結合させるように作用する。ま
た、該単位は(A)成分のフッ素ゴムの全構成単位のう
ち、10モル%以上含まれていることが好ましい。
ッ素ゴムは、フッ化ビニリデンに基づく単位を有してい
る必要がある。該単位は、(B)成分のアミノ基と反応
し、(A)成分のフッ素ゴムと(B)成分のオルガノポ
リシロキサンを化学的に結合させるように作用する。ま
た、該単位は(A)成分のフッ素ゴムの全構成単位のう
ち、10モル%以上含まれていることが好ましい。
【0009】具体的には、フッ化ビニリデンと少なくと
も1種の含フッ素単量体の共重合した共重合体、フッ化
ビニリデンと少なくとも1種の含フッ素単量体およびフ
ッ素を含有しない単量体の共重合した共重合体などがあ
る。
も1種の含フッ素単量体の共重合した共重合体、フッ化
ビニリデンと少なくとも1種の含フッ素単量体およびフ
ッ素を含有しない単量体の共重合した共重合体などがあ
る。
【0010】この少なくとも1種のフッ素含有単量体と
しては、例えばヘキサフルオロプロペン、1,1,1,
2,3−ペンタフルオロプロペン、3,3,3−トリフ
ルオロプロペン、テトラフルオロエチレン、トリフルオ
ロエチレン、1,2−ジフルオロエチレン、ジクロロジ
フルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ヘキ
サフルオロブテン、フッ素化ビニルエーテル類、フッ素
化アルキルビニルエーテル類、パーフルオロアクリル酸
エステル類などが挙げられ、特にヘキサフルオロプロペ
ンおよびテトラフルオロエチレンが好適である。また、
フッ素を含有しない単量体としては、エチレン、プロピ
レン、ブテン、アルキルビニルエーテル類などが挙げら
れ、特にプロピレンが好適である。
しては、例えばヘキサフルオロプロペン、1,1,1,
2,3−ペンタフルオロプロペン、3,3,3−トリフ
ルオロプロペン、テトラフルオロエチレン、トリフルオ
ロエチレン、1,2−ジフルオロエチレン、ジクロロジ
フルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ヘキ
サフルオロブテン、フッ素化ビニルエーテル類、フッ素
化アルキルビニルエーテル類、パーフルオロアクリル酸
エステル類などが挙げられ、特にヘキサフルオロプロペ
ンおよびテトラフルオロエチレンが好適である。また、
フッ素を含有しない単量体としては、エチレン、プロピ
レン、ブテン、アルキルビニルエーテル類などが挙げら
れ、特にプロピレンが好適である。
【0011】(A)成分のフッ素ゴムの具体例として
は、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペン共重合
体、フッ化ビニリデン−1,1,1,2,3−ペンタフ
ルオロプロペン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフ
ルオロプロペン−テトラフルオロエチレン共重合体、フ
ッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン−プロピレン
共重合体などが挙げられる。
は、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペン共重合
体、フッ化ビニリデン−1,1,1,2,3−ペンタフ
ルオロプロペン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフ
ルオロプロペン−テトラフルオロエチレン共重合体、フ
ッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン−プロピレン
共重合体などが挙げられる。
【0012】さらにこれらのフッ素ゴムのなかで、ポリ
オール加硫またはアミン加硫が可能であり、実質的にパ
ーオキサイド加硫が不可能なものが好適に用いられる。
パーオキサイド加硫が可能なフッ素ゴムでは、(B)の
オルガノポリシロキシサンを架橋せしめる際に同時にフ
ッ素ゴムも加硫してしまうため相互侵入網目構造が得ら
れなくなることがあるため好ましくない。また、後加工
性も悪くなるため好ましくない。
オール加硫またはアミン加硫が可能であり、実質的にパ
ーオキサイド加硫が不可能なものが好適に用いられる。
パーオキサイド加硫が可能なフッ素ゴムでは、(B)の
オルガノポリシロキシサンを架橋せしめる際に同時にフ
ッ素ゴムも加硫してしまうため相互侵入網目構造が得ら
れなくなることがあるため好ましくない。また、後加工
性も悪くなるため好ましくない。
【0013】実質的にパーオキサイド加硫が不可能なフ
ッ素ゴムとは、炭素−炭素二重結合、ヨウ素、臭素など
のパーオキサイド加硫可能な部位の導入されていないフ
ッ素ゴムである。
ッ素ゴムとは、炭素−炭素二重結合、ヨウ素、臭素など
のパーオキサイド加硫可能な部位の導入されていないフ
ッ素ゴムである。
【0014】本発明に用いられる(B)成分のアミノ基
を有するオルガノポリシロキサンは(A)成分の耐寒性
を改善するための必須の成分であり、一般式化1で示さ
れるオルガノポリシロキサン、または化2で示されるオ
ルガノシランまたはその部分加水分解物が採用される。
を有するオルガノポリシロキサンは(A)成分の耐寒性
を改善するための必須の成分であり、一般式化1で示さ
れるオルガノポリシロキサン、または化2で示されるオ
ルガノシランまたはその部分加水分解物が採用される。
【0015】
【化1】
【0016】
【化2】
【0017】ここで、(B)成分中のH2 N(CH2 C
H2 NH)n −R1 −基はシリコーンの側鎖に結合した
ものでも、末端に結合したものでも良く、(B)成分中
のアミノ基と(A)成分中のフッ化ビニリデンに基づく
単位との反応により(A)成分と(B)成分とが化学的
に結合される。これにより、単なるオルガノポリシロキ
サンをブレンドするよりも少量で(A)成分のフッ素ゴ
ムの低温特性を改善できる。
H2 NH)n −R1 −基はシリコーンの側鎖に結合した
ものでも、末端に結合したものでも良く、(B)成分中
のアミノ基と(A)成分中のフッ化ビニリデンに基づく
単位との反応により(A)成分と(B)成分とが化学的
に結合される。これにより、単なるオルガノポリシロキ
サンをブレンドするよりも少量で(A)成分のフッ素ゴ
ムの低温特性を改善できる。
【0018】また、(A)成分、(B)成分および
(C)成分の有機過酸化物とを(C)成分の分解温度以
上で混合する際に(B)成分だけが(C)成分により加
硫しながら(A)成分中に微粒子状に均一に分散される
(すなわち、相互侵入網目構造(IPN)を形成する)
ことにより、加工性の良好なゴム組成物が得られる。
(B)成分をより効果的に加硫分散させるためには、
(B)成分として分子内に少なくとも1個のアルケニル
基を有するものを使用することが好ましい。
(C)成分の有機過酸化物とを(C)成分の分解温度以
上で混合する際に(B)成分だけが(C)成分により加
硫しながら(A)成分中に微粒子状に均一に分散される
(すなわち、相互侵入網目構造(IPN)を形成する)
ことにより、加工性の良好なゴム組成物が得られる。
(B)成分をより効果的に加硫分散させるためには、
(B)成分として分子内に少なくとも1個のアルケニル
基を有するものを使用することが好ましい。
【0019】(B)成分の具体例としては、化3、化
4、化5、化6、化7、化8、化9、化10またはこれ
らアルコキシシランの部分加水分解物などが挙げられ
る。これらは単独で用いても2種以上の混合物として用
いてもかまわない。
4、化5、化6、化7、化8、化9、化10またはこれ
らアルコキシシランの部分加水分解物などが挙げられ
る。これらは単独で用いても2種以上の混合物として用
いてもかまわない。
【0020】
【化3】
【0021】
【化4】
【0022】
【化5】
【0023】
【化6】
【0024】
【化7】
【0025】
【化8】
【0026】
【化9】
【0027】
【化10】
【0028】(B)成分のオルガノポリシロキサン中の
アミノ基としては1級および2級のものが用いられる
が、(A)成分のフッ素ゴムとの反応面から1級のもの
が好適である。また、(B)成分のオルガノポリシロキ
サンとしては、分子量1000程度の液状のものから分
子量100万程度のガム状のものまで任意の分子量のも
のが採用可能である。
アミノ基としては1級および2級のものが用いられる
が、(A)成分のフッ素ゴムとの反応面から1級のもの
が好適である。また、(B)成分のオルガノポリシロキ
サンとしては、分子量1000程度の液状のものから分
子量100万程度のガム状のものまで任意の分子量のも
のが採用可能である。
【0029】また、(B)成分のオルガノポリシロキサ
ンは、アミン当量500から10万のものが好適であ
る。それ以下では、アミノ基の含量が多すぎるために
(A)成分と反応した際に(A)成分が架橋してしま
い、(A)成分と(B)成分との混練時にゲル化を起こ
すなど加工性が低下し、また、加硫したゴムの特性も低
下してしまうことがあり好ましくない。アミン当量が1
0万以上ではフッ素ゴムとの反応点が少なすぎて単なる
オルガノポリシロキサンを混合した状態に近く、混練後
にブリードアウト現象が起こるなど相溶性の悪いブレン
ド物になってしまうことがあるからである。また、
(B)成分中のアミノ基はシッフ塩基やカルバミン酸塩
などの誘導体として用いてもよい。
ンは、アミン当量500から10万のものが好適であ
る。それ以下では、アミノ基の含量が多すぎるために
(A)成分と反応した際に(A)成分が架橋してしま
い、(A)成分と(B)成分との混練時にゲル化を起こ
すなど加工性が低下し、また、加硫したゴムの特性も低
下してしまうことがあり好ましくない。アミン当量が1
0万以上ではフッ素ゴムとの反応点が少なすぎて単なる
オルガノポリシロキサンを混合した状態に近く、混練後
にブリードアウト現象が起こるなど相溶性の悪いブレン
ド物になってしまうことがあるからである。また、
(B)成分中のアミノ基はシッフ塩基やカルバミン酸塩
などの誘導体として用いてもよい。
【0030】(A)成分と(B)成分との比率は、
(A)/(B)=99.5/0.5〜50/50の範囲
であり、(B)成分の比率がそれ以下では(B)成分と
しての効果が小さく、それ以上では(A)成分の特性が
低下してしまうからである。
(A)/(B)=99.5/0.5〜50/50の範囲
であり、(B)成分の比率がそれ以下では(B)成分と
しての効果が小さく、それ以上では(A)成分の特性が
低下してしまうからである。
【0031】本発明に用いられる(C)成分の有機過酸
化物は、前述のように(B)成分のオルガノポリシロキ
サンを加硫分散させるためのものであり、加硫条件下で
パーオキシラジカルを発生するものであればよく、例え
ば、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,5,
5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチルヘキ
サン−2,5−ジヒドロキシパーオキサイド、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイ
ド、ジクミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベンゼン、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキシン−3、ベンゾイルパーオキサイド、
2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、t−ブチ
ルパーオキシベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオ
キシマレイン酸、t−ブチルパーオキシイソプロピルカ
ーボネートなどが挙げられる。
化物は、前述のように(B)成分のオルガノポリシロキ
サンを加硫分散させるためのものであり、加硫条件下で
パーオキシラジカルを発生するものであればよく、例え
ば、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,5,
5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチルヘキ
サン−2,5−ジヒドロキシパーオキサイド、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイ
ド、ジクミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベンゼン、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキシン−3、ベンゾイルパーオキサイド、
2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、t−ブチ
ルパーオキシベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオ
キシマレイン酸、t−ブチルパーオキシイソプロピルカ
ーボネートなどが挙げられる。
【0032】(C)成分は、通常、活性−O−O−の
量、分解温度などから種類ならびに使用量が選ばれる
が、一般に使用量は、(A)成分と(B)成分との合計
100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましく
は、0.5〜5重量部の割合で用いられる。
量、分解温度などから種類ならびに使用量が選ばれる
が、一般に使用量は、(A)成分と(B)成分との合計
100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましく
は、0.5〜5重量部の割合で用いられる。
【0033】本発明の組成物は上記成分の他に(D)成
分として加硫剤を配合して加硫用ゴム組成物とすること
ができる。(D)成分の加硫剤は、(A)成分を加硫し
て加硫ゴムを得るためのものであり、例えば、ポリヒド
ロキシ化合物やポリアミン化合物が挙げられる。それぞ
れポリオール加硫やアミン加硫に用いられる化合物が採
用され、有機オニウム化合物などの加硫促進剤を併用し
ても良い。
分として加硫剤を配合して加硫用ゴム組成物とすること
ができる。(D)成分の加硫剤は、(A)成分を加硫し
て加硫ゴムを得るためのものであり、例えば、ポリヒド
ロキシ化合物やポリアミン化合物が挙げられる。それぞ
れポリオール加硫やアミン加硫に用いられる化合物が採
用され、有機オニウム化合物などの加硫促進剤を併用し
ても良い。
【0034】ポリヒドロキシ化合物としては、ポリヒド
ロキシ芳香族化合物または含フッ素ポリヒドロキシ脂肪
族化合物の中から選ばれる少なくとも1種の化合物が好
ましく挙げられる。ポリヒドロキシ芳香族化合物として
は、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールAF、
レゾルシン、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、
1,7−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキ
シナフタレン、1,6−ジヒドロキシナフタレン、4,
4’−ジヒドロキシジフェニル、4,4’−ジヒドロキ
シスチルベン、2,6−ジヒドロキシアントラセン、ハ
イドロキノン、カテコール、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ブタン、4,4−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)吉草酸、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルケトン、
トリ(4−ヒドロキシフェニル)メタン、3,3,5,
5−テトラクロロビスフェノールA、3,3,5,5−
テトラブロモビスフェノールA、4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルスルフィドなどが挙げられる。また、含フ
ッ素ポリヒドロキシ脂肪族化合物としては、例えば、次
に示す化合物などが挙げられる。
ロキシ芳香族化合物または含フッ素ポリヒドロキシ脂肪
族化合物の中から選ばれる少なくとも1種の化合物が好
ましく挙げられる。ポリヒドロキシ芳香族化合物として
は、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールAF、
レゾルシン、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、
1,7−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキ
シナフタレン、1,6−ジヒドロキシナフタレン、4,
4’−ジヒドロキシジフェニル、4,4’−ジヒドロキ
シスチルベン、2,6−ジヒドロキシアントラセン、ハ
イドロキノン、カテコール、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ブタン、4,4−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)吉草酸、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルケトン、
トリ(4−ヒドロキシフェニル)メタン、3,3,5,
5−テトラクロロビスフェノールA、3,3,5,5−
テトラブロモビスフェノールA、4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルスルフィドなどが挙げられる。また、含フ
ッ素ポリヒドロキシ脂肪族化合物としては、例えば、次
に示す化合物などが挙げられる。
【0035】CF2 (CF2 CH2 OH)2 HOCH2 (CF2 )4 OCF(CF3)CH2 OH HOCH2 (CF2 )2 OCF(CF3)CH2 OH CF2 (CFHCF2 CH2 OH)2 (CF2 )3 (CFHCF2 CH2 OH)2 (CF2 )5 (CF2 CH2 OH)2 (CF2 )5 (CFHCF2 CH2 OH)2
【0036】これらの中で特に好ましいポリヒドロキシ
化合物はビスフェノールAFおよびハイドロキノンであ
り、またこれらはアルカリ金属塩またはアルカリ土類金
属塩であってもよい。これらの化合物はそれぞれ単独で
用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
これらのポリヒドロキシ化合物は一般的には(A)成分
と(B)成分との合計100重量部に対して0.1〜1
0重量部、好ましくは0.5〜5重量部の範囲で用いら
れる。
化合物はビスフェノールAFおよびハイドロキノンであ
り、またこれらはアルカリ金属塩またはアルカリ土類金
属塩であってもよい。これらの化合物はそれぞれ単独で
用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
これらのポリヒドロキシ化合物は一般的には(A)成分
と(B)成分との合計100重量部に対して0.1〜1
0重量部、好ましくは0.5〜5重量部の範囲で用いら
れる。
【0037】ポリヒドロキシ化合物と組み合わせて用い
られる有機オニウム化合物は加硫促進剤として働くもの
であり、入手の容易さから第4級アンモニウム塩や第4
級ホスホニウム塩が好適に用いられる。具体例として、
テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラエチルア
ンモニウムクロライド、テトラプロピルアンモニウムク
ロライド、テトラブチルアンモニウムクロライド、テト
ラブチルアンモニウムブロマイド、テトラブチルホスホ
ニウムクロライド、ベンジルトリフェニルホスホニウム
クロライド、ベンジルトリオクチルホスホニウムクロラ
イド、ビス(ベンジルフェニルホスフィン)イミニウム
クロライドなどが挙げられる。これらの有機オニウム化
合物はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上組み合
わせて用いてもよい。これらの化合物は、一般的には
(A)成分と(B)成分との合計100重量部に対して
0.05〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部の
範囲で用いられる。
られる有機オニウム化合物は加硫促進剤として働くもの
であり、入手の容易さから第4級アンモニウム塩や第4
級ホスホニウム塩が好適に用いられる。具体例として、
テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラエチルア
ンモニウムクロライド、テトラプロピルアンモニウムク
ロライド、テトラブチルアンモニウムクロライド、テト
ラブチルアンモニウムブロマイド、テトラブチルホスホ
ニウムクロライド、ベンジルトリフェニルホスホニウム
クロライド、ベンジルトリオクチルホスホニウムクロラ
イド、ビス(ベンジルフェニルホスフィン)イミニウム
クロライドなどが挙げられる。これらの有機オニウム化
合物はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上組み合
わせて用いてもよい。これらの化合物は、一般的には
(A)成分と(B)成分との合計100重量部に対して
0.05〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部の
範囲で用いられる。
【0038】また、ポリオール加硫においては金属酸化
物または金属水酸化物もしくはそれらの混合物が受酸剤
として用いられる。具体例としては、酸化マグネシウ
ム、酸化鉛、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化鉄、水酸
化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化リチウムも
しくはそれらの2種以上の混合物が挙げられる。中でも
酸化マグネシウムと水酸化カルシウムの組み合わせが好
適に用いられる。これらの化合物は、一般的には(A)
成分と(B)成分との合計100重量部に対して0.5
〜30重量部、好ましくは1〜20重量部の範囲で用い
られる。
物または金属水酸化物もしくはそれらの混合物が受酸剤
として用いられる。具体例としては、酸化マグネシウ
ム、酸化鉛、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化鉄、水酸
化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化リチウムも
しくはそれらの2種以上の混合物が挙げられる。中でも
酸化マグネシウムと水酸化カルシウムの組み合わせが好
適に用いられる。これらの化合物は、一般的には(A)
成分と(B)成分との合計100重量部に対して0.5
〜30重量部、好ましくは1〜20重量部の範囲で用い
られる。
【0039】また、ポリアミン化合物としては、ヘキサ
メチレンジアミン、N,N’−ジシンナミリデンヘキメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカルバメイト
などが例示され、(A)成分と(B)成分との合計10
0重量部に対して0.3〜10重量部、好ましくは0.
5〜5重量部の範囲で用いられる。
メチレンジアミン、N,N’−ジシンナミリデンヘキメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカルバメイト
などが例示され、(A)成分と(B)成分との合計10
0重量部に対して0.3〜10重量部、好ましくは0.
5〜5重量部の範囲で用いられる。
【0040】アミン加硫においてもポリオール加硫と同
様に、ポリオール加硫に用いられる金属酸化物が受酸剤
として用いられる。中でも酸化マグネシウムが好適に用
いられ、一般的には(A)成分と(B)成分との合計1
00重量部に対して0.5〜40重量部、好ましくは1
〜30重量部の範囲で用いられる。
様に、ポリオール加硫に用いられる金属酸化物が受酸剤
として用いられる。中でも酸化マグネシウムが好適に用
いられ、一般的には(A)成分と(B)成分との合計1
00重量部に対して0.5〜40重量部、好ましくは1
〜30重量部の範囲で用いられる。
【0041】さらに本発明のフッ素ゴム組成物には必要
に応じて他の成分、例えばカーボンブラック、シリカ、
クレー、珪藻土、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどの
充填剤や補強剤、加工助剤、可塑剤、内部離型剤、着色
剤などを配合することができる。
に応じて他の成分、例えばカーボンブラック、シリカ、
クレー、珪藻土、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどの
充填剤や補強剤、加工助剤、可塑剤、内部離型剤、着色
剤などを配合することができる。
【0042】本発明のフッ素ゴム組成物は、(A)成
分、(B)成分及び(C)成分を(C)成分の分解温度
以上でせん断変形を加えながら反応させた後、冷却し
(A)成分の加硫温度以下で(D)成分を加えることに
より得られる。これらの操作はバンバリーミキサー、ニ
ーダー、加圧ニーダー、2本ロールなどを用いて行うこ
とができる。
分、(B)成分及び(C)成分を(C)成分の分解温度
以上でせん断変形を加えながら反応させた後、冷却し
(A)成分の加硫温度以下で(D)成分を加えることに
より得られる。これらの操作はバンバリーミキサー、ニ
ーダー、加圧ニーダー、2本ロールなどを用いて行うこ
とができる。
【0043】こうして得られたフッ素ゴム組成物は、圧
縮成形、射出成形、押し出し成形、カレンダー成形など
常法により加硫成形される。
縮成形、射出成形、押し出し成形、カレンダー成形など
常法により加硫成形される。
【0044】
【作用】本発明のフッ素ゴム組成物は、アミノ基を有す
るオルガノポリシロキサン中のアミノ基の部分がフッ素
ゴム中のフッ化ビニリデン単位の部分と反応して化学的
に結合し、さらには、オルガノポリシロキサンが有機過
酸化物によりフッ素ゴム中に加硫しながら分散されてい
くために、加工性、低温可撓性および加硫物性に優れた
ものとなると考えられる。
るオルガノポリシロキサン中のアミノ基の部分がフッ素
ゴム中のフッ化ビニリデン単位の部分と反応して化学的
に結合し、さらには、オルガノポリシロキサンが有機過
酸化物によりフッ素ゴム中に加硫しながら分散されてい
くために、加工性、低温可撓性および加硫物性に優れた
ものとなると考えられる。
【0045】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳しく説明
する。なお、実施例中、部とあるものは重量部を示す。
加硫ゴムの特性はJIS K 6301に従って測定し
た。
する。なお、実施例中、部とあるものは重量部を示す。
加硫ゴムの特性はJIS K 6301に従って測定し
た。
【0046】実施例1〜5 表1に示す組成に従い、フッ素ゴム、アミノ基を有する
オルガノポリシロキサン、カーボン、有機過酸化物をニ
ーダーで170℃で15分混練しながら反応させた後取
り出し、冷却後、2ロールに巻き付け酸化マグネシウ
ム、水酸化カルシウム、ビスフェノールAFおよび有機
オニウム化合物を加えて、フッ素ゴム組成物を得た。こ
のときのロール作業性を調べた。その後、このフッ素ゴ
ム組成物を170℃で10分間のプレス加硫および23
0℃で24時間の2次加硫を行い、加硫物性を調べた。
結果を表1に示した。
オルガノポリシロキサン、カーボン、有機過酸化物をニ
ーダーで170℃で15分混練しながら反応させた後取
り出し、冷却後、2ロールに巻き付け酸化マグネシウ
ム、水酸化カルシウム、ビスフェノールAFおよび有機
オニウム化合物を加えて、フッ素ゴム組成物を得た。こ
のときのロール作業性を調べた。その後、このフッ素ゴ
ム組成物を170℃で10分間のプレス加硫および23
0℃で24時間の2次加硫を行い、加硫物性を調べた。
結果を表1に示した。
【0047】比較例1〜3 実施例で用いたそれぞれのフッ素ゴムを、オルガノポリ
シロキサンおよび有機過酸化物を用いず、加熱せずに2
ロールによりゴム組成物とし、通常のポリオール加硫に
より加硫した結果を表1に示した。加硫条件は実施例と
同じとした。
シロキサンおよび有機過酸化物を用いず、加熱せずに2
ロールによりゴム組成物とし、通常のポリオール加硫に
より加硫した結果を表1に示した。加硫条件は実施例と
同じとした。
【0048】比較例4 表1に示す組成に従い、実施例と同様の方法でゴム組成
物を製造し、加硫した。ただし、比較のためオルガノポ
リシロキサンとしてアミノ基を含有しないものを用い
た。ロール作業性および加硫物性を調べた結果を表1に
示した。
物を製造し、加硫した。ただし、比較のためオルガノポ
リシロキサンとしてアミノ基を含有しないものを用い
た。ロール作業性および加硫物性を調べた結果を表1に
示した。
【0049】比較例5 表1に示す組成に従い、実施例と同様の方法でゴム組成
物を製造し、加硫した。ただし、比較のため有機過酸化
物は用いなかった。ロール作業性および加硫物性を調べ
た結果を表1に示した。
物を製造し、加硫した。ただし、比較のため有機過酸化
物は用いなかった。ロール作業性および加硫物性を調べ
た結果を表1に示した。
【0050】比較例6 比較例4で有機過酸化物を用いない他はまったく同様に
してゴム組成物を製造し、加硫した。ロール作業性およ
び加硫物性を調べた結果を表1に示した。
してゴム組成物を製造し、加硫した。ロール作業性およ
び加硫物性を調べた結果を表1に示した。
【0051】
【表1】
【0052】表1中のロール作業性の評価は次の通りで
ある。 ○:30秒内にロールに巻きつき、ロール間のギャップ
を広げバンクのない状態にしてもゴム組成物が巻きつい
ている。 △:30秒内にロールに巻きつくが、ロール間のギャッ
プを広げバンクのない状態にするとゴム組成物がロール
から離れる。 ×:ロールに巻きつけるのが困難であり、巻きついた後
もその状態でロール間のギャップを広げるとすぐにロー
ルから離れる。
ある。 ○:30秒内にロールに巻きつき、ロール間のギャップ
を広げバンクのない状態にしてもゴム組成物が巻きつい
ている。 △:30秒内にロールに巻きつくが、ロール間のギャッ
プを広げバンクのない状態にするとゴム組成物がロール
から離れる。 ×:ロールに巻きつけるのが困難であり、巻きついた後
もその状態でロール間のギャップを広げるとすぐにロー
ルから離れる。
【0053】なお、実施例、比較例で使用したフッ素ゴ
ム−1,2,3はそれぞれ、フッ化ビニリデン/ヘキサ
フルオロプロピレン=78/22の共重合体、フッ化ビ
ニリデン/ヘキサフルオロプロピレン/テトラフルオロ
エチレン=78/16/6の共重合体、フッ化ビニリデ
ン/テトラフルオロエチレン/プロピレン=35/40
/25の共重合体である。また、オルガノポリシロキサ
ン−1,2,3,4,5はそれぞれ化11,化12、化
13、化14、化15で示される化合物である。
ム−1,2,3はそれぞれ、フッ化ビニリデン/ヘキサ
フルオロプロピレン=78/22の共重合体、フッ化ビ
ニリデン/ヘキサフルオロプロピレン/テトラフルオロ
エチレン=78/16/6の共重合体、フッ化ビニリデ
ン/テトラフルオロエチレン/プロピレン=35/40
/25の共重合体である。また、オルガノポリシロキサ
ン−1,2,3,4,5はそれぞれ化11,化12、化
13、化14、化15で示される化合物である。
【0054】
【化11】
【0055】
【化12】
【0056】
【化13】
【0057】
【化14】
【0058】
【化15】
【0059】また、有機過酸化物−1はジクミルパーオ
キサイド、有機過酸化物−2はα,α´−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)−P−ジイソプロピルベンゼン、TP
BPClはトリフェニルベンジルホスホニウムクロライ
ド、TBPClはテトラブチルホスホニウムクロリドで
ある。
キサイド、有機過酸化物−2はα,α´−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)−P−ジイソプロピルベンゼン、TP
BPClはトリフェニルベンジルホスホニウムクロライ
ド、TBPClはテトラブチルホスホニウムクロリドで
ある。
【0060】比較例7 比較例1と同組成でフッ素ゴム、有機ケイ素化合物、カ
ーボン、有機過酸化物とをニーダーで冷却しながら70
℃以下で15分混練した後、静止した状態で170℃で
15分加熱した。冷却後、取り出し2ロールに巻きつけ
て酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、ビスフェノー
ルAにおよび有機オニウム化合物を加えようとしたが、
ゲル化のためこれらを均一に添加することができず、加
硫できなかった。
ーボン、有機過酸化物とをニーダーで冷却しながら70
℃以下で15分混練した後、静止した状態で170℃で
15分加熱した。冷却後、取り出し2ロールに巻きつけ
て酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、ビスフェノー
ルAにおよび有機オニウム化合物を加えようとしたが、
ゲル化のためこれらを均一に添加することができず、加
硫できなかった。
【0061】
【発明の効果】本発明のフッ素ゴム組成物は、フッ素ゴ
ムの優れた特性とシリコーンの優れた低温特性をもつこ
とにより、用途範囲が大きく広がり、しかも、容易に製
造可能であることから工業的にも、経済的にも極めて有
用である。
ムの優れた特性とシリコーンの優れた低温特性をもつこ
とにより、用途範囲が大きく広がり、しかも、容易に製
造可能であることから工業的にも、経済的にも極めて有
用である。
Claims (7)
- 【請求項1】(A)フッ化ビニリデンに基づく単位を有
するフッ素ゴムと(B)アミノ基を有するオルガノポリ
シロキサンが、相互侵入網目構造を形成しており、
(A)のフッ素ゴムの少なくとも一部と(B)のオルガ
ノポリシロキサンが化学的に結合されており、(B)の
オルガノポリシロキサンが架橋構造を形成しており、か
つ、(A)のフッ素ゴムと(B)のオルガノポリシロキ
サンの合計100重量部に対し、(A)のフッ素ゴムが
99.5〜50重量部、(B)のオルガノポリシロキサ
ンが0.5〜50重量部であるフッ素ゴム組成物。 - 【請求項2】化学的結合が、(A)のフッ素ゴムのフッ
化ビニリデンに基づく単位と(B)のオルガノポリシロ
キサンのアミノ基に基づく化学的結合である請求項1の
フッ素ゴム組成物。 - 【請求項3】(B)のオルガノポリシロキサンが、有機
過酸化物による架橋構造が形成されている請求項1のフ
ッ素ゴム組成物。 - 【請求項4】さらに加硫剤が配合されてなる請求項1の
フッ素ゴム組成物。 - 【請求項5】加硫剤がポリヒドロキシ化合物およびポリ
アミン化合物から選ばれる加硫剤である請求項4のフッ
素ゴム組成物。 - 【請求項6】(A)フッ化ビニリデンに基づく単位を有
し、実質的にパーオキサイド加硫が不可能であるフッ素
ゴム、(B)アミノ基を有するオルガノポリシロキサン
および、(C)有機過酸化物を、(C)の有機過酸化物
の分解温度以上の温度においてせん断応力を加えながら
反応せしめることを特徴とするフッ素ゴム組成物の製造
方法。 - 【請求項7】(A)のフッ素ゴムと(B)のオルガノポ
リシロキサンを混合反応せしめた後、(C)の有機過酸
化物を添加し、せん断応力を加えながら、(C)の有機
過酸化物の分解温度以上の温度に昇温せしめる請求項6
の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33758891A JPH05148400A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | フツ素ゴム組成物およびその製造方法 |
| EP19920120112 EP0544265B1 (en) | 1991-11-27 | 1992-11-25 | Vulcanizable fluororubber composition and process for its production |
| DE1992605804 DE69205804T2 (de) | 1991-11-27 | 1992-11-25 | Vulkanisierbare Fluorkautschukzusammensetzung und Verfahren zu ihrer Herstellung. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33758891A JPH05148400A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | フツ素ゴム組成物およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05148400A true JPH05148400A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18310063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33758891A Withdrawn JPH05148400A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | フツ素ゴム組成物およびその製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0544265B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05148400A (ja) |
| DE (1) | DE69205804T2 (ja) |
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
| WO2004111109A1 (ja) * | 2003-06-11 | 2004-12-23 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素グラフトまたはブロックポリマー |
| JP2006083274A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Daikin Ind Ltd | 硬化性組成物 |
| KR101007578B1 (ko) * | 2002-07-29 | 2011-01-14 | 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 | 경화 가능한 플루오르탄성체 조성물 |
| CN101485960B (zh) | 2009-01-09 | 2011-08-17 | 清华大学 | 聚偏氟乙烯多孔膜表面互穿聚合物网络的改性方法 |
| CN111471186A (zh) * | 2020-05-29 | 2020-07-31 | 中国工程物理研究院化工材料研究所 | 一种高性能共聚液态氟橡胶、制备方法及应用 |
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| US6444741B1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-09-03 | Nexpress Solutions Llc | Method of preparing thermoplastic random copolymer composition containing zinc oxide and aminosiloxane |
| JP2003120864A (ja) * | 2001-10-16 | 2003-04-23 | Tokai Rubber Ind Ltd | シリコーンゴムホース用組成物およびそれを用いたホースの製法ならびにそれにより得られたゴムホース |
| JP4343834B2 (ja) | 2002-06-06 | 2009-10-14 | ダウ・コーニング・コーポレイション | フルオロカーボンエラストマーシリコーン硬化物 |
| US7345118B2 (en) | 2002-06-06 | 2008-03-18 | Dow Corning Corporation | Fluorocarbon elastomer silicone vulcanizates |
| US10023776B2 (en) | 2007-12-21 | 2018-07-17 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Preparation of a self-bonding thermoplastic elastomer using an in situ adhesion promoter |
| US7989547B2 (en) | 2008-07-16 | 2011-08-02 | DuPont Performances Elastomers LLC. | Fluoroelastomer composition containing process aid |
| CN105061770B (zh) * | 2015-08-10 | 2017-08-04 | 广东博兴新材料科技有限公司 | 一种有机氟硅光固化树脂及其制备方法和应用 |
| CN109851958B (zh) * | 2019-03-20 | 2020-12-29 | 成都菁尚科技有限公司 | 一种高硬度氟橡胶及其制备方法 |
| CN117050443B (zh) * | 2023-08-15 | 2025-12-12 | 广东天诚密封件股份有限公司 | 一种具有高伸长率的氟橡胶及其制备方法 |
| CN119775783B (zh) * | 2025-03-13 | 2025-05-27 | 合肥工业大学 | 一种可浸渍成型耐热冲击液体硅橡胶、制备方法及应用 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2519964C3 (de) * | 1974-05-15 | 1978-12-07 | Daikin Kogyo Co., Ltd. | Wärmehärtbare Kautschukmasse |
| EP0338393B1 (en) * | 1988-04-14 | 1998-10-21 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Surface-segregatable, melt-extrudable thermoplastic composition |
| CA2055103A1 (en) * | 1990-11-16 | 1992-05-17 | Isamu Kaneko | Vulcanizable rubber composition |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP33758891A patent/JPH05148400A/ja not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-11-25 DE DE1992605804 patent/DE69205804T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-25 EP EP19920120112 patent/EP0544265B1/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101007578B1 (ko) * | 2002-07-29 | 2011-01-14 | 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 | 경화 가능한 플루오르탄성체 조성물 |
| WO2004111109A1 (ja) * | 2003-06-11 | 2004-12-23 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素グラフトまたはブロックポリマー |
| US7674858B2 (en) | 2003-06-11 | 2010-03-09 | Daikin Industries, Ltd. | Fluorine-containing graft or block polymer |
| JP2006083274A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Daikin Ind Ltd | 硬化性組成物 |
| CN101485960B (zh) | 2009-01-09 | 2011-08-17 | 清华大学 | 聚偏氟乙烯多孔膜表面互穿聚合物网络的改性方法 |
| CN111471186A (zh) * | 2020-05-29 | 2020-07-31 | 中国工程物理研究院化工材料研究所 | 一种高性能共聚液态氟橡胶、制备方法及应用 |
| CN111471186B (zh) * | 2020-05-29 | 2023-01-24 | 中国工程物理研究院化工材料研究所 | 一种高性能共聚液态氟橡胶、制备方法及应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69205804D1 (de) | 1995-12-07 |
| EP0544265A1 (en) | 1993-06-02 |
| EP0544265B1 (en) | 1995-11-02 |
| DE69205804T2 (de) | 1996-06-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |