JPH0514876Y2 - - Google Patents
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- JPH0514876Y2 JPH0514876Y2 JP1788887U JP1788887U JPH0514876Y2 JP H0514876 Y2 JPH0514876 Y2 JP H0514876Y2 JP 1788887 U JP1788887 U JP 1788887U JP 1788887 U JP1788887 U JP 1788887U JP H0514876 Y2 JPH0514876 Y2 JP H0514876Y2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、紙面等からのスライダーの筆記解
除によつて自動的に芯送りが行われるシヤープペ
ンシルに関する。
除によつて自動的に芯送りが行われるシヤープペ
ンシルに関する。
最近、先具内で摺動自在なスライダーと複数の
スプリング等の組み合わせ構造をなし、スライダ
ーを紙面からの筆圧を解除することによつて、自
動的な芯送りが行える所謂、自動式シヤープペン
シルが種々提案されている。
スプリング等の組み合わせ構造をなし、スライダ
ーを紙面からの筆圧を解除することによつて、自
動的な芯送りが行える所謂、自動式シヤープペン
シルが種々提案されている。
しかし、一本のシヤープペンシルにおいて種々
の芯送りを行うものでは、いずれもその芯送出機
構等の内部構造は非常に複雑であり、組立作業の
効率も悪く、しかも部品点数も多く高価にならざ
るを得ないという問題点があつた。
の芯送りを行うものでは、いずれもその芯送出機
構等の内部構造は非常に複雑であり、組立作業の
効率も悪く、しかも部品点数も多く高価にならざ
るを得ないという問題点があつた。
そこで、本出願人は上記問題点を解消する自動
シヤープペンシルとして特願昭60−298641号のシ
ヤープペンシルを提供した。
シヤープペンシルとして特願昭60−298641号のシ
ヤープペンシルを提供した。
このシヤープペンシルによれば、一本のシヤー
プペンシルで種々の芯送りを行うための内部構造
が簡略化して芯送出動作が3通りで行え、先端ノ
ツクによる芯送出動作では、芯が突出していない
場合はもちろん、逆に所定量以上、過大突出して
いても常に一定の突出量にできるという効果が得
られた。
プペンシルで種々の芯送りを行うための内部構造
が簡略化して芯送出動作が3通りで行え、先端ノ
ツクによる芯送出動作では、芯が突出していない
場合はもちろん、逆に所定量以上、過大突出して
いても常に一定の突出量にできるという効果が得
られた。
しかし、上記先願のシヤープペンシルにあつて
は、芯パイプの先端に連結された先端受部と、ノ
ツク時に芯送出機構を関連動作させるスリーブと
が軸方向へ移動可能に係合連結され、その係合手
段として、上記先端受部の先端側外周面に一体突
設した係合突起を、上記スリーブの後端側軸方向
に設けた摺動溝に嵌込み係合させているが、この
摺動溝は後端が開放されているため、上記係合突
起が抜け出す虞れがあるという問題点があつた。
は、芯パイプの先端に連結された先端受部と、ノ
ツク時に芯送出機構を関連動作させるスリーブと
が軸方向へ移動可能に係合連結され、その係合手
段として、上記先端受部の先端側外周面に一体突
設した係合突起を、上記スリーブの後端側軸方向
に設けた摺動溝に嵌込み係合させているが、この
摺動溝は後端が開放されているため、上記係合突
起が抜け出す虞れがあるという問題点があつた。
この考案は上記先願の問題点を解消するために
なされたもので、芯パイプの先端に連結された先
端受部が、ノツク時に芯送出機構を関連動作させ
るスリーブから抜け出すことのないように、先端
受部の係合突起をスリーブに形成され、かつ後端
が閉塞された摺動溝に係合し、芯パイプとスリー
ブとを軸方向へ移動可能に、かつ充分な強度で確
実に係合連結でき、しかもそれら両者の係合を簡
単に行うことができるシヤープペンシルを得るこ
とを目的とする。
なされたもので、芯パイプの先端に連結された先
端受部が、ノツク時に芯送出機構を関連動作させ
るスリーブから抜け出すことのないように、先端
受部の係合突起をスリーブに形成され、かつ後端
が閉塞された摺動溝に係合し、芯パイプとスリー
ブとを軸方向へ移動可能に、かつ充分な強度で確
実に係合連結でき、しかもそれら両者の係合を簡
単に行うことができるシヤープペンシルを得るこ
とを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図に示すように、外筒1には、その先端に
先具2が、また、内部には前方軸方向に摺動可能
に芯パイプ3が配置されている。
先具2が、また、内部には前方軸方向に摺動可能
に芯パイプ3が配置されている。
この芯パイプ3の先端には、円筒状の先端受部
4が嵌合連結され、この先端受部4の先端には接
触間距離aの間隔をもつて芯送出機構5が配置さ
れている。
4が嵌合連結され、この先端受部4の先端には接
触間距離aの間隔をもつて芯送出機構5が配置さ
れている。
上記先端受部4は、後述するリードチヤツク6
の後端を押圧係合する先端孔4aを有している。
の後端を押圧係合する先端孔4aを有している。
そして、上記先端受部4はスリーブ7と軸方向
へ移動可能に係合連結されている。
へ移動可能に係合連結されている。
即ち、上記スリーブ7の後端側には、第3図お
よび第5図示のように、その対称位置で軸方向に
沿う摺動溝7aと、該摺動溝7aの後端に傾斜係
合溝7bを介して段違い平行状に接続する後端係
合溝7cが設けられている。
よび第5図示のように、その対称位置で軸方向に
沿う摺動溝7aと、該摺動溝7aの後端に傾斜係
合溝7bを介して段違い平行状に接続する後端係
合溝7cが設けられている。
そして、上記先端受部4の先端側外周面に一体
突設された係合突起4bを、上記後端係合溝7c
に嵌込み係合させている。
突設された係合突起4bを、上記後端係合溝7c
に嵌込み係合させている。
ここで、上記係合突起4bは、上記後端係合溝
7cから上記傾斜係合溝7bを通つて摺動溝7a
に前進移動可能である。しかし、上記スリーブ7
の先端が後述の先筒8に当接するまでは上記係合
突起4bが上記傾斜係合溝7bに摩擦係合して先
端受部4とスリーブ7の両者が一体的に移動し、
その後は上記係合突起4bの前進でスリーブ7が
軸廻り方向に回動し、係合突起4bが傾斜係合溝
7bに当接押圧し、傾斜回転しながら摺動溝7a
に移動することにより、上記先端受部4のみが前
進移動し、リードチヤツク6を押圧し、前進開放
させるようになつている。
7cから上記傾斜係合溝7bを通つて摺動溝7a
に前進移動可能である。しかし、上記スリーブ7
の先端が後述の先筒8に当接するまでは上記係合
突起4bが上記傾斜係合溝7bに摩擦係合して先
端受部4とスリーブ7の両者が一体的に移動し、
その後は上記係合突起4bの前進でスリーブ7が
軸廻り方向に回動し、係合突起4bが傾斜係合溝
7bに当接押圧し、傾斜回転しながら摺動溝7a
に移動することにより、上記先端受部4のみが前
進移動し、リードチヤツク6を押圧し、前進開放
させるようになつている。
また、上記係合突起4bが上記後端係合溝7c
に確実に係合して後方に抜け出さないようにする
ため、該後端係合溝7cの後端は隔壁7dによつ
て閉塞されている。
に確実に係合して後方に抜け出さないようにする
ため、該後端係合溝7cの後端は隔壁7dによつ
て閉塞されている。
しかも、上記係合突起4bを上記後端係合溝7
cに嵌込み易くするため、該後端係合溝7cの後
端延長線上で上記隔壁7dの裏面には、第5図お
よび第6図示のように、薄肉溝部7eが設けら
れ、かつ、該薄肉溝部7eの後端延長部には誘導
溝7fが設けられている。
cに嵌込み易くするため、該後端係合溝7cの後
端延長線上で上記隔壁7dの裏面には、第5図お
よび第6図示のように、薄肉溝部7eが設けら
れ、かつ、該薄肉溝部7eの後端延長部には誘導
溝7fが設けられている。
ここで、摺動溝7aは、第3図、第4図、第5
図示のように、係合突起4bが傾斜係合溝7bに
当接押圧し、該溝7に沿つて傾斜回転可能に、対
称位置に形成されている。
図示のように、係合突起4bが傾斜係合溝7bに
当接押圧し、該溝7に沿つて傾斜回転可能に、対
称位置に形成されている。
また、上記スリーブ7の後端側には、第1図、
第2図、第4図〜第6図示のように、上記摺動溝
7aとの離間位置で軸方向に沿うスリツト7gが
設けられている。
第2図、第4図〜第6図示のように、上記摺動溝
7aとの離間位置で軸方向に沿うスリツト7gが
設けられている。
このスリツト7gは、上記対称位置の摺動溝7
aと傾斜係合溝7bおよび後端係合溝7cの一連
に溝を二分する位置で上記スリーブ7に設けられ
て後端が開放している。
aと傾斜係合溝7bおよび後端係合溝7cの一連
に溝を二分する位置で上記スリーブ7に設けられ
て後端が開放している。
かかるスリツト7gによつて、上記スリーブ7
の後端側は径方向に弾性変形し易くなつている。
の後端側は径方向に弾性変形し易くなつている。
従つて、上記スリーブ7後端の誘導溝7fに上
記先端受部4の係合突起4bを嵌めて押し込む
と、該係合突起4bが上記隔壁7dの薄肉溝部7
e内壁面に乗り上げるが、この時、上記スリーブ
7の後端側がそのスリツト7gによつて拡径方向
に容易に撓むため、上記係合突起4bは上記隔壁
7dを容易に乗り越える。
記先端受部4の係合突起4bを嵌めて押し込む
と、該係合突起4bが上記隔壁7dの薄肉溝部7
e内壁面に乗り上げるが、この時、上記スリーブ
7の後端側がそのスリツト7gによつて拡径方向
に容易に撓むため、上記係合突起4bは上記隔壁
7dを容易に乗り越える。
そして、上記係合突起4bが上記隔壁7dを乗
り越え通過すると、その時点で上記スリーブ7の
後端側が縮径方向に弾性復元することにより、上
記係合突起4bが上記摺動溝7aの後端係合溝7
cに嵌込み係合される。
り越え通過すると、その時点で上記スリーブ7の
後端側が縮径方向に弾性復元することにより、上
記係合突起4bが上記摺動溝7aの後端係合溝7
cに嵌込み係合される。
その嵌込み係合状態では、上記係合突起4bの
後退移動が上記隔壁7dによつて確実に規制され
る。
後退移動が上記隔壁7dによつて確実に規制され
る。
このため、上記係合突起4bが上記後端係合溝
7cから濫りに抜け出すようなことはない。
7cから濫りに抜け出すようなことはない。
このように係合連結された先端受部4とスリー
ブ7の両者は、上記スリーブ7が後述の先筒8に
当接するまでは、一体的に移動し、その後は先端
受部4のみが前進できるようになつている。
ブ7の両者は、上記スリーブ7が後述の先筒8に
当接するまでは、一体的に移動し、その後は先端
受部4のみが前進できるようになつている。
尚、上記実施例では、スリーブ7にスリツト7
gを形成したが先端受部4側にスリツトを設け
て、先端受部4を直径方向に伸縮可能とし、摺動
溝7aに係合突起4bを係合させてもよい。
gを形成したが先端受部4側にスリツトを設け
て、先端受部4を直径方向に伸縮可能とし、摺動
溝7aに係合突起4bを係合させてもよい。
さらに、上記スリツトをスリーブ7および先端
受部4に全く設けなくても、先端受部4を円形状
から小判形にして、他方、スリーブ7を隋円形に
しながら摺動溝7aに係合突起4bを係合させて
もよい。もちろん、その他の構成であつても、先
端受部4とスリーブ7との間で、スリーブ7が先
筒8に当接するまでは一体的に移動し、その後は
先端受部4のみが前進すれば如何なる構造であつ
てもよい。
受部4に全く設けなくても、先端受部4を円形状
から小判形にして、他方、スリーブ7を隋円形に
しながら摺動溝7aに係合突起4bを係合させて
もよい。もちろん、その他の構成であつても、先
端受部4とスリーブ7との間で、スリーブ7が先
筒8に当接するまでは一体的に移動し、その後は
先端受部4のみが前進すれば如何なる構造であつ
てもよい。
このような先端受部4とスリーブ7の関連構造
は、その両者を有するシヤープペンシルであれ
ば、例えば本出願人の先願である特願昭60−
298641号、特願昭61−57491号などの全てのシヤ
ープペンシルに適用し得る。
は、その両者を有するシヤープペンシルであれ
ば、例えば本出願人の先願である特願昭60−
298641号、特願昭61−57491号などの全てのシヤ
ープペンシルに適用し得る。
そして、第1図示のように、スリーブ7の後端
と先端受部4の後側鍔部4cとの間には距離bが
設けられている。
と先端受部4の後側鍔部4cとの間には距離bが
設けられている。
一方、上記芯送出機構5は、2つに分割形成さ
れたリードチヤツク6の頭部のボール保持部9に
保持されたボール10と、リードチヤツク6が内
部に装着されて後端部が上述の先端受部4に係合
されたスリーブ7と、このスリーブ7とリードチ
ヤツク6の係止段部6aとの間に弾着されたチヤ
ツク締付用の第1の弾性体11とを有する。
れたリードチヤツク6の頭部のボール保持部9に
保持されたボール10と、リードチヤツク6が内
部に装着されて後端部が上述の先端受部4に係合
されたスリーブ7と、このスリーブ7とリードチ
ヤツク6の係止段部6aとの間に弾着されたチヤ
ツク締付用の第1の弾性体11とを有する。
上記リードチヤツク6は、緞造またプレス、焼
結合金、ダイキヤスト成形等により形成された金
属成形品、あるいは射出成形、圧縮成形により形
成された合成樹脂等で形成されている。
結合金、ダイキヤスト成形等により形成された金
属成形品、あるいは射出成形、圧縮成形により形
成された合成樹脂等で形成されている。
そして、上記リードチヤツク6は、この実施例
において、第1図および第7図〜第11図示のよ
うに、芯挿通孔60の軸線に沿つて2分割形成さ
れ、それぞれが断面半球状に形成された一対のチ
ヤツク部材61,62からなり、上記ボール保持
部9と、後部の係止段部6aと、この係止段部6
aの後端から後方に延びて後端側が漸次小径とな
る後部テーパ筒部6bと、軸心部の上記芯挿通孔
60と、係合凹部63,64および係合凸部6
5,66と、開閉支点凸部67,68とを有す
る。
において、第1図および第7図〜第11図示のよ
うに、芯挿通孔60の軸線に沿つて2分割形成さ
れ、それぞれが断面半球状に形成された一対のチ
ヤツク部材61,62からなり、上記ボール保持
部9と、後部の係止段部6aと、この係止段部6
aの後端から後方に延びて後端側が漸次小径とな
る後部テーパ筒部6bと、軸心部の上記芯挿通孔
60と、係合凹部63,64および係合凸部6
5,66と、開閉支点凸部67,68とを有す
る。
ここで、上記係合凹凸部63〜66は、一方の
チヤツク部材61の係合凸部65が他方のチヤツ
ク部材62の係合凹部64に、かつ、他方のチヤ
ツク部材62の係合凸部66が一方のチヤツク部
材61の係合凹部63にそれぞれ係合され、チヤ
ツク部材61,62の相互の軸方向のズレを防止
している。
チヤツク部材61の係合凸部65が他方のチヤツ
ク部材62の係合凹部64に、かつ、他方のチヤ
ツク部材62の係合凸部66が一方のチヤツク部
材61の係合凹部63にそれぞれ係合され、チヤ
ツク部材61,62の相互の軸方向のズレを防止
している。
また、チヤツク部材61,62の開閉支点凸部
67,68を相互に当接させ、チヤツク部材6
1,62を開閉方向にテコ運動させる支点として
機能し、かつ、スムーズなテコ運動を行わせるた
めに充分な隙間K(第1図参照)を形成するスペ
ーサ機能を有している。
67,68を相互に当接させ、チヤツク部材6
1,62を開閉方向にテコ運動させる支点として
機能し、かつ、スムーズなテコ運動を行わせるた
めに充分な隙間K(第1図参照)を形成するスペ
ーサ機能を有している。
尚、上記芯挿通孔60の径方向における上記係
合凸部65,66の長さを、開閉支点凸部67,
68の長さ分だけ長くすることにより、これらの
開閉支点凸部67,68を省くことができ、それ
でいて、上記隙間Kを形成するためのスペーサ機
能が得られる。
合凸部65,66の長さを、開閉支点凸部67,
68の長さ分だけ長くすることにより、これらの
開閉支点凸部67,68を省くことができ、それ
でいて、上記隙間Kを形成するためのスペーサ機
能が得られる。
そして、上記リードチヤツク6の頭部内壁にお
ける芯挿通孔60の先端側には、小径段差状の芯
保持孔部69が設けられている。
ける芯挿通孔60の先端側には、小径段差状の芯
保持孔部69が設けられている。
この芯保持孔部69は、各チヤツク部材61,
62における半割芯挿通孔60の内周面中心線方
向に沿つて形成された半割孔からなり、それらの
断面形状は、例えば第11図〜第14図示のよう
に形成されている。
62における半割芯挿通孔60の内周面中心線方
向に沿つて形成された半割孔からなり、それらの
断面形状は、例えば第11図〜第14図示のよう
に形成されている。
即ち、上記芯保持孔部69は、芯13のチヤツ
ク側が漸次幅広く拡開する断面略U字状に形成さ
れている。
ク側が漸次幅広く拡開する断面略U字状に形成さ
れている。
かかる芯保持孔部69の両側内面には、その軸
方向に沿つて所定の間隔で複数の歯部69a,6
9bが一体形成されている。
方向に沿つて所定の間隔で複数の歯部69a,6
9bが一体形成されている。
これらの歯部69a,69bは、第9図〜第1
1図示のように、先端側が漸次尖鋭となるテーパ
状に形成され、それぞれの先端面69c,69d
は幅狭の平坦面になつている。
1図示のように、先端側が漸次尖鋭となるテーパ
状に形成され、それぞれの先端面69c,69d
は幅狭の平坦面になつている。
また、上記歯部69a,69bの各歯溝底部6
9e,69fも平面状に形成されている。
9e,69fも平面状に形成されている。
そして、上記歯部69a,69bは、各チヤツ
ク部材61,62の組合せ合体状態で芯13の外
周を四点支持する芯支持部69g〜69jを形成
している。
ク部材61,62の組合せ合体状態で芯13の外
周を四点支持する芯支持部69g〜69jを形成
している。
これらの芯支持部69g〜69jが芯13を線
接触状態に四点支持するようになつている。
接触状態に四点支持するようになつている。
このように上記歯部69a,69bで形成され
た芯支持部69g〜69jによつて、充分な芯喰
着力が得られて適切な芯保持が行え、しかも、芯
カス等のゴミが逃げる構成となつているため、芯
カス等が全体に溜まることもなく、たとえ、溜ま
りかかつたとしても、芯の送出し等の芯移動によ
り自然とその除去が行われる。
た芯支持部69g〜69jによつて、充分な芯喰
着力が得られて適切な芯保持が行え、しかも、芯
カス等のゴミが逃げる構成となつているため、芯
カス等が全体に溜まることもなく、たとえ、溜ま
りかかつたとしても、芯の送出し等の芯移動によ
り自然とその除去が行われる。
従つて、長期間に亘る頻繁な筆記によつても、
その筆記時に芯滑りが生じないという優れた効果
が得られる。
その筆記時に芯滑りが生じないという優れた効果
が得られる。
第15図〜第17図には上記チヤツク部材6
1,62の他の実施例を示す。
1,62の他の実施例を示す。
第15図の実施例では、歯部69a,69bを
芯支持部69g〜69j近傍にのみ突設形成し、
芯喰着面積を拡大したものである。
芯支持部69g〜69j近傍にのみ突設形成し、
芯喰着面積を拡大したものである。
第16図の実施例では、前実施例における芯保
持孔部69の歯部69a,69bの取り除き、そ
の芯保持孔部69の開放端部両側を芯支持部69
g〜69jとしている。
持孔部69の歯部69a,69bの取り除き、そ
の芯保持孔部69の開放端部両側を芯支持部69
g〜69jとしている。
第17図の実施例では、第15図の芯保持孔部
69を断面V字状に形成している。
69を断面V字状に形成している。
従つて、第15図〜第17図の芯保持孔部69
の場合にあつても、上記第11図〜第14図示の
場合とほぼ同様の効果が得られる。
の場合にあつても、上記第11図〜第14図示の
場合とほぼ同様の効果が得られる。
尚、上記各実施例の芯保持孔部69は、芯13
を上述のように四点支持し得るものであれば、そ
の他の断面形状であつてもよい。
を上述のように四点支持し得るものであれば、そ
の他の断面形状であつてもよい。
また、上記第11図〜第14図示のチヤツク部
材61,62は、本出願人の先願である特願昭60
−298641号のシヤープペンシルに適用することが
できる。尚、この先願のシヤープペンシルは、先
端ノツクと後端ノツクおよび筆圧による芯送りと
いう3通りの芯送出動作が行える構成になつてい
る。
材61,62は、本出願人の先願である特願昭60
−298641号のシヤープペンシルに適用することが
できる。尚、この先願のシヤープペンシルは、先
端ノツクと後端ノツクおよび筆圧による芯送りと
いう3通りの芯送出動作が行える構成になつてい
る。
一方、上記リードチヤツク6の頭部に保持され
たボール10は、第1図示のように、スリーブ7
の先端部に設けられた内面テーパ壁71との間に
嵌合保持され、この内面テーパ壁71は、上記ス
リーブ7の先端内部に必要に応じて嵌着されたス
テンレス等の金属筒70の内周面に形成されてい
る。
たボール10は、第1図示のように、スリーブ7
の先端部に設けられた内面テーパ壁71との間に
嵌合保持され、この内面テーパ壁71は、上記ス
リーブ7の先端内部に必要に応じて嵌着されたス
テンレス等の金属筒70の内周面に形成されてい
る。
この金属筒70によつて、確実かつ耐久性ある
安定した転がり接触が行え、しかも、リードチヤ
ツク6の芯保持が確実に行え且つ耐久性が増す。
安定した転がり接触が行え、しかも、リードチヤ
ツク6の芯保持が確実に行え且つ耐久性が増す。
ここで、上記金属筒70は必ずしも必要でな
く、通常の使用においては、内面テーパ壁71を
ボール10に転がり接触する形で形成し、金属筒
70を省略してもよい。また、スリーブ7の内面
テーパ壁71の先端または金属筒70の先端内壁
には、第1図示のように、必要に応じて環状蓋部
72に設けるとよい。これによつて、ボール10
の脱落が効果的に防止できる。
く、通常の使用においては、内面テーパ壁71を
ボール10に転がり接触する形で形成し、金属筒
70を省略してもよい。また、スリーブ7の内面
テーパ壁71の先端または金属筒70の先端内壁
には、第1図示のように、必要に応じて環状蓋部
72に設けるとよい。これによつて、ボール10
の脱落が効果的に防止できる。
尚、リードチヤツク6の後端部には第17図示
のように、先端受部4の係合凹部4fと係合する
係止凸部6cを突設してもよい。これらの凹凸部
を逆にしてもよい。これらの凹凸部4f,6cに
よつてノツク解除時にリードチヤツク6と先端受
部4とが瞬間的に離脱し、芯送り動作が不充分と
なるのを防止するものである。
のように、先端受部4の係合凹部4fと係合する
係止凸部6cを突設してもよい。これらの凹凸部
を逆にしてもよい。これらの凹凸部4f,6cに
よつてノツク解除時にリードチヤツク6と先端受
部4とが瞬間的に離脱し、芯送り動作が不充分と
なるのを防止するものである。
即ち、ノツク動作時、リードチヤツク6は先端
受部4に押圧されて前進し、スライダー15の後
端を前方に押動して前進させることにより、該ス
ライダー15と一体にスライドパイプ17が前進
して先具2から突出する。
受部4に押圧されて前進し、スライダー15の後
端を前方に押動して前進させることにより、該ス
ライダー15と一体にスライドパイプ17が前進
して先具2から突出する。
その後、先端受部4の先端孔4aとリードチヤ
ツク6の後端との係合によつてリードチヤツク6
が開放されながら前進し、芯送りする。
ツク6の後端との係合によつてリードチヤツク6
が開放されながら前進し、芯送りする。
ここで、ノツク解除直後においても、第17図
示の凹部4fと凸部6cとは、スリーブ7の外方
段部73が後退し、中枠14の内方段部14aに
当接するまで係合し、この間リードチヤツク6が
開放され、芯送りがスムーズに行われる。
示の凹部4fと凸部6cとは、スリーブ7の外方
段部73が後退し、中枠14の内方段部14aに
当接するまで係合し、この間リードチヤツク6が
開放され、芯送りがスムーズに行われる。
尚、この実施例では、リードチヤツク6を2つ
に分割形成したものを用いたものを示したが、3
つ以上に分割形成してもよく、また、逆に単体形
成であつてもよい。さらに、このリードチヤツク
6の軸方向のズレ等を防止するために、相互の接
触部に凹凸係合部やズレ止めのギザギザ等を形成
するとよい。また、リードチヤツク6の径の一部
は中枠14の内径に非常に近似し、かつ、第1の
弾性体11の後端は、リードチヤツク6の係止段
部6aによつて確実に係着されているので、リー
ドチヤツク6の上下、左右のガタ付、ズレは確実
に防止される。また、リードチヤツク6のボール
保持部9は、単にボール10を保持する孔であつ
てもよいが、ボール10が脱落しないように収納
保持してもよい。尚、ボール10は、ボール保持
部9内で回転自在となつている。
に分割形成したものを用いたものを示したが、3
つ以上に分割形成してもよく、また、逆に単体形
成であつてもよい。さらに、このリードチヤツク
6の軸方向のズレ等を防止するために、相互の接
触部に凹凸係合部やズレ止めのギザギザ等を形成
するとよい。また、リードチヤツク6の径の一部
は中枠14の内径に非常に近似し、かつ、第1の
弾性体11の後端は、リードチヤツク6の係止段
部6aによつて確実に係着されているので、リー
ドチヤツク6の上下、左右のガタ付、ズレは確実
に防止される。また、リードチヤツク6のボール
保持部9は、単にボール10を保持する孔であつ
てもよいが、ボール10が脱落しないように収納
保持してもよい。尚、ボール10は、ボール保持
部9内で回転自在となつている。
また、上記第1の弾性体11は後述する第2の
弾性体12よりも弱い弾発力を有する。
弾性体12よりも弱い弾発力を有する。
そして、上述の芯送出機構5は、中枠14にそ
の略全体が収納されている。
の略全体が収納されている。
この中枠14は、外筒1内に軸方向に摺動可能
に配置され、第3の弾性体16によつて前方に付
勢されている。そして、この中枠14の先端に
は、先筒8が、また、内壁には上記内方段部14
aが、さらに外周には外方段部15bがそれぞれ
設けられている。
に配置され、第3の弾性体16によつて前方に付
勢されている。そして、この中枠14の先端に
は、先筒8が、また、内壁には上記内方段部14
aが、さらに外周には外方段部15bがそれぞれ
設けられている。
上記先筒8とスリーブ7先端との間には第1図
示のように距離cが設けられている。この距離c
は、後述するように後端ノツクによる芯送出動作
の際の芯送り量に相当することとなる。
示のように距離cが設けられている。この距離c
は、後述するように後端ノツクによる芯送出動作
の際の芯送り量に相当することとなる。
ここで、先筒8は中枠14の先端に嵌合係着さ
れ、後述のように、前進してきたスリーブ7の先
端に当接し、スリーブ7を停止させる機能および
スライダー15を所定の嵌合圧で保持し、スライ
ドパイプ17を先具2内に完全収納された後退位
置で上記スライダー15を完全ロツクする機能を
有し、これらの機能を果たす材料であれば、どの
ようなものでもよい。
れ、後述のように、前進してきたスリーブ7の先
端に当接し、スリーブ7を停止させる機能および
スライダー15を所定の嵌合圧で保持し、スライ
ドパイプ17を先具2内に完全収納された後退位
置で上記スライダー15を完全ロツクする機能を
有し、これらの機能を果たす材料であれば、どの
ようなものでもよい。
上記スライダー15のロツク手段として、第1
図示のように、先筒8内には内壁環状突部8aが
設けられ、かつ、上記スライダー15の後端側外
周面には外向突起18bが設けられている。
図示のように、先筒8内には内壁環状突部8aが
設けられ、かつ、上記スライダー15の後端側外
周面には外向突起18bが設けられている。
この外向突起18bが上記内壁環状突部8aの
後端に係合することにより、スライダー15が後
退位置でロツクされ、スライドパイプ17が先具
2内に完全収納されるようになつている。
後端に係合することにより、スライダー15が後
退位置でロツクされ、スライドパイプ17が先具
2内に完全収納されるようになつている。
この場合における上記外向突起18bと上記内
壁環状突部8aの係合圧は、第2の弾性体12の
弾発力より強く、かつ、後端ノツク圧より弱く設
定されている。
壁環状突部8aの係合圧は、第2の弾性体12の
弾発力より強く、かつ、後端ノツク圧より弱く設
定されている。
従つて、上記外向突起18bと上記内壁環状突
起8aの係合によつてロツクされたスライダー1
5は、後端ノツク圧によるリードチヤツク6の押
圧で解除される。
起8aの係合によつてロツクされたスライダー1
5は、後端ノツク圧によるリードチヤツク6の押
圧で解除される。
尚、上記中枠14の内方段部14aは、筆記時
にスリーブ7の外方段部73と係合している。
にスリーブ7の外方段部73と係合している。
従つて、スリーブ7は筆記圧に対抗する第3の
弾性体16により前方に付勢された中枠14によ
つて前方に付勢されている。
弾性体16により前方に付勢された中枠14によ
つて前方に付勢されている。
そして、上記第3の弾性体16は次の4つの機
能を果たす。芯パイプ3のガタ付防止機能。
この第3の弾性体16の付勢力は、通常の筆記圧
より強いが、万一、筆記中に芯13に過大筆圧が
作用した場合に中枠14を後退させるクツシヨン
機能。芯パイプ3の後端に消しゴム(図示せ
ず)を設けたときに、消しゴム使用時の消しゴム
支持機能。通常の後端ノツク機能である。
能を果たす。芯パイプ3のガタ付防止機能。
この第3の弾性体16の付勢力は、通常の筆記圧
より強いが、万一、筆記中に芯13に過大筆圧が
作用した場合に中枠14を後退させるクツシヨン
機能。芯パイプ3の後端に消しゴム(図示せ
ず)を設けたときに、消しゴム使用時の消しゴム
支持機能。通常の後端ノツク機能である。
また、上記中枠14の外方段部14bと外筒1
のストツパ段部1aとの間には距離dが設けられ
ている。
のストツパ段部1aとの間には距離dが設けられ
ている。
従つて、中枠14の最大後退距離は、ストツパ
段部1aまでに規制される。
段部1aまでに規制される。
上記先具2の内部には、軸方向に移動可能なス
ライダー15が配置されている。
ライダー15が配置されている。
このスライダー15は、第1図示のように、ス
ライドパイプ17を中心に装着したスライダー本
体18と、このスライダー本体18の内部に嵌合
され、芯13に所定の摩擦力を付与する摩擦付与
部材19と、この摩擦付与部材19による芯13
への後退摩擦力(後述)は10〜15gで、上記
第1の弾性体11の弾発力より大きく、かつ第2
の弾性体12の弾発力と同等か大きくし、かつ第
3の弾性体16の弾発力より小さくなつている。
ライドパイプ17を中心に装着したスライダー本
体18と、このスライダー本体18の内部に嵌合
され、芯13に所定の摩擦力を付与する摩擦付与
部材19と、この摩擦付与部材19による芯13
への後退摩擦力(後述)は10〜15gで、上記
第1の弾性体11の弾発力より大きく、かつ第2
の弾性体12の弾発力と同等か大きくし、かつ第
3の弾性体16の弾発力より小さくなつている。
そして、スライダー15は、後端が先具2に固
定されている受部20に係止された上記第2の弾
性体12により前方に付勢されている。
定されている受部20に係止された上記第2の弾
性体12により前方に付勢されている。
ここで、上記摩擦付与部材19は、第19図示
のように、芯13に対して所定の摩擦力を付与
し、後述する自動芯送出動作を行う際の摩擦力
は、上述のように第1の弾性体11の弾発力より
大きく、かつ、第2の弾性体12の弾発力とほぼ
同等か若干大きくなつている。しかも、摩擦付与
部材19は、芯13に対して所定の摩擦力を付与
するための摩擦付与部19aを有している。
のように、芯13に対して所定の摩擦力を付与
し、後述する自動芯送出動作を行う際の摩擦力
は、上述のように第1の弾性体11の弾発力より
大きく、かつ、第2の弾性体12の弾発力とほぼ
同等か若干大きくなつている。しかも、摩擦付与
部材19は、芯13に対して所定の摩擦力を付与
するための摩擦付与部19aを有している。
この摩擦付与部19aは、摩擦付与部材19の
先端に縮径方向に向けて彎曲形成され、一次摩擦
付与孔19bと、この一次摩擦付与孔19bの先
端部に形成されて該先端側が漸次拡径方向に傾斜
するテーパ状の二次摩擦付与孔19cとを有して
いる。そして、上記摩擦付与部19aは、芯13
が前進(矢印イ方向)する場合には、大きな変形
はなく、一次摩擦付与孔19bのみで芯13に摩
擦力(以下、前進摩擦力という)を付与する。
先端に縮径方向に向けて彎曲形成され、一次摩擦
付与孔19bと、この一次摩擦付与孔19bの先
端部に形成されて該先端側が漸次拡径方向に傾斜
するテーパ状の二次摩擦付与孔19cとを有して
いる。そして、上記摩擦付与部19aは、芯13
が前進(矢印イ方向)する場合には、大きな変形
はなく、一次摩擦付与孔19bのみで芯13に摩
擦力(以下、前進摩擦力という)を付与する。
他方、芯13が後退(矢印ロ方向)する場合に
は、摩擦付与部19aは変形し、二次摩擦付与孔
19cが一次摩擦付与孔19bと略同一面となつ
て、芯13との接触面積が両孔19b,19cの
合計面積となる。
は、摩擦付与部19aは変形し、二次摩擦付与孔
19cが一次摩擦付与孔19bと略同一面となつ
て、芯13との接触面積が両孔19b,19cの
合計面積となる。
従つて、上記摩擦付与部19aは、後述のよう
に、前進する芯13をスムーズに送り出し移動で
きるが、後退する芯13には容易には後退できな
い大きな摩擦力(以下、後退摩擦力という)を付
与するように形成されているので、リードチヤツ
ク6からの芯13の引き出しを的確に行うことが
できる。
に、前進する芯13をスムーズに送り出し移動で
きるが、後退する芯13には容易には後退できな
い大きな摩擦力(以下、後退摩擦力という)を付
与するように形成されているので、リードチヤツ
ク6からの芯13の引き出しを的確に行うことが
できる。
第20図および第21図には摩擦付与部19の
他の実施例を示す。
他の実施例を示す。
第20図の摩擦付与部19は、スライダー15
と別体の弾性筒体からなつて、上記スライダー1
5内に嵌着され、スライダー15へのセツト時に
方向性がないのが特徴である。尚、図中、19d
はバラツキ吸収凹部であつて、摩擦付与部19と
スライダー15および摩擦付与部19と芯13と
の関係における寸法誤差により、芯13に与える
摩擦抵抗力のバラツキを極力防止し、品質の安定
を図ろうとするものである。
と別体の弾性筒体からなつて、上記スライダー1
5内に嵌着され、スライダー15へのセツト時に
方向性がないのが特徴である。尚、図中、19d
はバラツキ吸収凹部であつて、摩擦付与部19と
スライダー15および摩擦付与部19と芯13と
の関係における寸法誤差により、芯13に与える
摩擦抵抗力のバラツキを極力防止し、品質の安定
を図ろうとするものである。
第21図の摩擦付与部芯19は、その先端に設
けられた大径摩擦付与孔19eと、該大径摩擦付
与孔19eの後方位置で上記摩擦付与部19の内
部に設けられた小径摩擦付与孔19fとを有し、
この小径摩擦付与孔19fの後端側にはテーパ孔
部19gが形成されている。この実施例の摩擦付
与部19によれば、芯13の前進時に上記小径摩
擦付与孔19fが前広がり状に弾性変形すること
により、上記芯19の前進移動抵抗を少なくし、
かつ、該芯19の後退時には上記小径摩擦付与孔
19fと上記大径摩擦付与孔19eの両方が芯1
9を喰着する方向に弾性変形することにより、前
進時以上に摩擦付与部19の芯13に及ぼす抵抗
を増加させようとするものである。尚、第21図
では、摩擦付与孔19eと19fの孔内周壁面が
水平となつているが、先端部に向け、順次、大径
に形成してもよい。
けられた大径摩擦付与孔19eと、該大径摩擦付
与孔19eの後方位置で上記摩擦付与部19の内
部に設けられた小径摩擦付与孔19fとを有し、
この小径摩擦付与孔19fの後端側にはテーパ孔
部19gが形成されている。この実施例の摩擦付
与部19によれば、芯13の前進時に上記小径摩
擦付与孔19fが前広がり状に弾性変形すること
により、上記芯19の前進移動抵抗を少なくし、
かつ、該芯19の後退時には上記小径摩擦付与孔
19fと上記大径摩擦付与孔19eの両方が芯1
9を喰着する方向に弾性変形することにより、前
進時以上に摩擦付与部19の芯13に及ぼす抵抗
を増加させようとするものである。尚、第21図
では、摩擦付与孔19eと19fの孔内周壁面が
水平となつているが、先端部に向け、順次、大径
に形成してもよい。
次に、この考案の芯送り動作について説明す
る。この芯送り動作は次の2通りである。
る。この芯送り動作は次の2通りである。
(1) まず、第1の手段は、芯パイプ3の後端ノツ
ク操作により行う通常の手段である。
ク操作により行う通常の手段である。
即ち、先端受部4の係合突起4bがスリーブ
7の後端係合溝7cに係合した状態で上記後端
ノツク操作が行われることにより、芯パイプ3
と一体に先端受部4が前進する。このとき、上
記係合突起4bがスリーブ7の傾斜係合溝7b
に摩擦係合することにより、上記スリーブ7も
上記先端受部4を介して上記芯パイプ3と一体
に前進移動する。
7の後端係合溝7cに係合した状態で上記後端
ノツク操作が行われることにより、芯パイプ3
と一体に先端受部4が前進する。このとき、上
記係合突起4bがスリーブ7の傾斜係合溝7b
に摩擦係合することにより、上記スリーブ7も
上記先端受部4を介して上記芯パイプ3と一体
に前進移動する。
この前進移動は上記スリーブ7の先端が先筒
8の後端に当接するまで行われ、その前進移動
によつて芯送りが行われる。
8の後端に当接するまで行われ、その前進移動
によつて芯送りが行われる。
そして、上記スリーブ7はその先端が上記先
筒8の後端に当接すると、停止する。
筒8の後端に当接すると、停止する。
該停止後においても、上記後端ノツクの継続
で先端受部4が芯パイプ3と一体に前進移動を
続け、上記係合突起4bが上記傾斜係合溝7b
を前進することによりスリーブ7が回動する。
で先端受部4が芯パイプ3と一体に前進移動を
続け、上記係合突起4bが上記傾斜係合溝7b
を前進することによりスリーブ7が回動する。
これにより、上記係合突起4bは、上記傾斜
係合溝7bとの係合が解除され、該傾斜係合溝
7bを通過して摺動溝7aを前進移動する。
係合溝7bとの係合が解除され、該傾斜係合溝
7bを通過して摺動溝7aを前進移動する。
この前進移動により、先端受部4の先端孔4
aがリードチヤツク6の後端に嵌合し、該リー
ドチヤツク6を前進させ、該リードチヤツク6
でスライダー15が前方に押圧され、該スライ
ダー15と先筒8のロツクが解除され、スライ
ドパイプ17が先具2から突出し、芯送りが行
われる。
aがリードチヤツク6の後端に嵌合し、該リー
ドチヤツク6を前進させ、該リードチヤツク6
でスライダー15が前方に押圧され、該スライ
ダー15と先筒8のロツクが解除され、スライ
ドパイプ17が先具2から突出し、芯送りが行
われる。
即ち、(イ)スライダー15が、先筒8にロツク
されていない場合(第22図参照)には、後端
ノツクによつて、通常通りの芯送りが行われ
る。
されていない場合(第22図参照)には、後端
ノツクによつて、通常通りの芯送りが行われ
る。
(ロ)他方、スライダー15が、内壁環状突部8
aと外向突起18bとの係合により、先筒8に
ロツクされている場合(第1図参照)には、上
述の後端ノツクにより、上述のように、スリー
ブ7の先端が先筒8の後端と当接するまでの間
(距離cの間)、(イ)同様に芯送りが行われ、しか
る後、リードチヤツク6の前進によつてスライ
ダー15が前方に押圧される。これによつて、
スライダー15の外向突起18bが先筒8の内
壁環状突起8aを乗り越え、ロツク解除され
る。その後、第2の弾性体12により前方へ付
勢移動され、スライドパイプ17が先具2から
突出する。この過程で、摩擦付与部材19の後
退摩擦力で支持された芯13はリードチヤツク
6から前方に引き出され、スライダー15と共
に前進する。
aと外向突起18bとの係合により、先筒8に
ロツクされている場合(第1図参照)には、上
述の後端ノツクにより、上述のように、スリー
ブ7の先端が先筒8の後端と当接するまでの間
(距離cの間)、(イ)同様に芯送りが行われ、しか
る後、リードチヤツク6の前進によつてスライ
ダー15が前方に押圧される。これによつて、
スライダー15の外向突起18bが先筒8の内
壁環状突起8aを乗り越え、ロツク解除され
る。その後、第2の弾性体12により前方へ付
勢移動され、スライドパイプ17が先具2から
突出する。この過程で、摩擦付与部材19の後
退摩擦力で支持された芯13はリードチヤツク
6から前方に引き出され、スライダー15と共
に前進する。
従つて、第23図示のように芯13は、スラ
イドパイプ17の先端から常に筆記に適した距
離cだけ突出していることとなる。
イドパイプ17の先端から常に筆記に適した距
離cだけ突出していることとなる。
以上のように、スライダー15の後端ノツク
で、ロツク解除操作と芯送り動作が同時に行
え、スライドパイプ17から筆記に適した距離
cだけ芯13が突出した状態を確保できる。
で、ロツク解除操作と芯送り動作が同時に行
え、スライドパイプ17から筆記に適した距離
cだけ芯13が突出した状態を確保できる。
従つて、目で芯13を確認しながら筆記が可
能となる。
能となる。
(2) 第2の手段としては、筆記中断によつて自動
的に芯送出動作が行える。
的に芯送出動作が行える。
即ち、筆記は通常、第24図示のように芯1
3がスライドパイプ17から所定量Xを突出し
ている状態で行われる。
3がスライドパイプ17から所定量Xを突出し
ている状態で行われる。
そして、筆記に伴い芯13が順次摩耗してい
き、第22図示のように、スライドパイプ17
の先端と面一状態となる。
き、第22図示のように、スライドパイプ17
の先端と面一状態となる。
この状態においても、スライダー15は、内
壁環状突部8aと外向突起18bが係合するま
での距離fまで、後方に対し第2の弾性体12
の付勢力に抗して最大限後退可能である。
壁環状突部8aと外向突起18bが係合するま
での距離fまで、後方に対し第2の弾性体12
の付勢力に抗して最大限後退可能である。
ところで、筆記による芯13の摩耗量が後退
距離fとなるには、非常に長時間の筆記を要す
る。
距離fとなるには、非常に長時間の筆記を要す
る。
ちなみに、通常の成人の筆圧で、濃さHB、
芯径0.5mmのシヤープペンシルでは、上質紙に
漢字1字を筆記する場合の芯の摩耗量は0.01mm
程度にすぎない。
芯径0.5mmのシヤープペンシルでは、上質紙に
漢字1字を筆記する場合の芯の摩耗量は0.01mm
程度にすぎない。
従つて、スライダー15が後退距離f後退す
るまで連続的な筆記を行うことは通常あり得
ず、必ず筆休みなど筆記を中断すると考えられ
る。
るまで連続的な筆記を行うことは通常あり得
ず、必ず筆休みなど筆記を中断すると考えられ
る。
そこで、例えば、第20図示の状態で筆記を
中断し、スライドパイプ17の先端を紙面から
離脱させたとする。
中断し、スライドパイプ17の先端を紙面から
離脱させたとする。
これによつて、スライダー15は、第2の弾
性体12の弾発力によつて前進すると共に、芯
13も摩擦付与部材19から所定の摩擦力によ
つてスライダー15と一緒に前進方向に引つ張
れる。
性体12の弾発力によつて前進すると共に、芯
13も摩擦付与部材19から所定の摩擦力によ
つてスライダー15と一緒に前進方向に引つ張
れる。
一方、芯13を喰着しているリードチヤツク
6のチヤツク締付力は、第2の弾性体12より
弱い第1の弾性体11によつて付与されている
ので、上述の芯13の前進方向の引張力によつ
て、圧縮され、リードチヤツク6全体の前進を
許容する。
6のチヤツク締付力は、第2の弾性体12より
弱い第1の弾性体11によつて付与されている
ので、上述の芯13の前進方向の引張力によつ
て、圧縮され、リードチヤツク6全体の前進を
許容する。
この前進に際して、リードチヤツク6の頭部
は、ボール10がスリーブ7の内面テーパ壁7
1を転がり接触し、前進するに従つて、リード
チヤツク6の喰着力は弱まつていき、芯13の
送り出しが行われる。
は、ボール10がスリーブ7の内面テーパ壁7
1を転がり接触し、前進するに従つて、リード
チヤツク6の喰着力は弱まつていき、芯13の
送り出しが行われる。
この一連の動作によつて、第22図示の状態に
再び復帰し、自動的に芯送出動作が行われ、筆記
が可能となり、最大限、後退距離fまでの連続筆
記が行える。
再び復帰し、自動的に芯送出動作が行われ、筆記
が可能となり、最大限、後退距離fまでの連続筆
記が行える。
次に、筆記具の不使用時について説明する。ス
ライダー15が先筒8にロツクされていない状態
から芯パイプ3の後端をノツクし、かつ、スライ
ドパイプ17を紙面等に押圧することにより、該
スライドパイプ17が先具2内に完全収納されて
ロツクされる。
ライダー15が先筒8にロツクされていない状態
から芯パイプ3の後端をノツクし、かつ、スライ
ドパイプ17を紙面等に押圧することにより、該
スライドパイプ17が先具2内に完全収納されて
ロツクされる。
即ち、芯パイプ3の後端ノツク状態でスライド
パイプ17を紙面等に押圧すると、該スライドパ
イプ17と一体にスライダー15が後退移動す
る。
パイプ17を紙面等に押圧すると、該スライドパ
イプ17と一体にスライダー15が後退移動す
る。
これにより、上記スライドパイプ17が先具2
内に完全収納されると、その時点で、上記スライ
ダー15の外向突起18bが先筒8の内壁環状突
起8aを後退方向に乗り越え、該内壁環状突起8
aに上記外向突起18bが係合することにより、
上記スライドパイプ17は先具2内に完全収納さ
れた状態でロツクされる。
内に完全収納されると、その時点で、上記スライ
ダー15の外向突起18bが先筒8の内壁環状突
起8aを後退方向に乗り越え、該内壁環状突起8
aに上記外向突起18bが係合することにより、
上記スライドパイプ17は先具2内に完全収納さ
れた状態でロツクされる。
このロツク状態は、芯パイプ3の後端ノツクを
行わない限り、多少の外力が作用しても解除され
るようなことはない。
行わない限り、多少の外力が作用しても解除され
るようなことはない。
一方、先端受部4は芯パイプ3と共に弾性体1
6で後退付勢され、その後退位置では、上記先端
受部4の係合突起4bがスリーブ7の後端係合溝
7cの後端の隔壁7bに当接することにより、そ
れ以上の後退移動が規制される。この規制によつ
て、上記係合突起4bは上記後退係合溝7cから
の抜け出しが確実に防止される。
6で後退付勢され、その後退位置では、上記先端
受部4の係合突起4bがスリーブ7の後端係合溝
7cの後端の隔壁7bに当接することにより、そ
れ以上の後退移動が規制される。この規制によつ
て、上記係合突起4bは上記後退係合溝7cから
の抜け出しが確実に防止される。
以上のように、この考案によれば、リードチヤ
ツクを関連動作させるスリーブの後端側に設けら
れた摺動溝の後端が閉塞されているので、芯パイ
プの先端に連結された先端受部に設けられて上記
摺動溝に軸方向へ移動可能に嵌込み係合された係
合突起が上記摺動溝から抜け出すのを確実に防止
できる。
ツクを関連動作させるスリーブの後端側に設けら
れた摺動溝の後端が閉塞されているので、芯パイ
プの先端に連結された先端受部に設けられて上記
摺動溝に軸方向へ移動可能に嵌込み係合された係
合突起が上記摺動溝から抜け出すのを確実に防止
できる。
しかも、上記スリーブの後端側には上記摺動溝
との離間位置で軸方向に沿うスリツトが設けられ
ているので、上記摺動溝に対する上記係合突起の
嵌込み時にはスリーブの後端側がそのスリツトに
より拡径方向に弾性変形することによつて、上記
係合突起の嵌込みを簡単に行うことができる。
との離間位置で軸方向に沿うスリツトが設けられ
ているので、上記摺動溝に対する上記係合突起の
嵌込み時にはスリーブの後端側がそのスリツトに
より拡径方向に弾性変形することによつて、上記
係合突起の嵌込みを簡単に行うことができる。
また、その嵌込後には、上記スリーブの後端側
が縮径方向に弾性復元することにより、該スリー
ブと上記先端受部との充分な連結強度を得ること
ができる。
が縮径方向に弾性復元することにより、該スリー
ブと上記先端受部との充分な連結強度を得ること
ができる。
第1図のこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図はスリー
ブの平面図、第4図は第3図の−線断面図、
第5図は第3図の−線断面図、第6図は第5
図の−線断面図、第7図は一方のチヤツク部
材を示す断面図、第8図は同裏面図、第9図は第
8図の−線断面図、第10図は第8図の−
線断面図、第11図はリードチヤツクの拡大断
面図、第12図は一方のチヤツク部材を部分的に
拡大して示す平面図、第13図は第12図の芯保
持孔部の部分的拡大展開図、第14図は第13図
の歯部の拡大図、第15図〜第17図はリードチ
ヤツクのそれぞれ異なつた他の実施例を示す断面
図、第18図はリードチヤツクと先端受部の他の
実施例を示す縦断面図、第19図〜第21図は摩
擦付与部材の断面図、第22図〜第25図は芯送
出動作説明図である。 図において、1は外筒、3は芯パイプ、4は先
端受部、4bは係合突起、6はリードチヤツク、
7はスリーブ、7aは摺動溝、7gはスリツトで
ある。
2図は第1図の−線断面図、第3図はスリー
ブの平面図、第4図は第3図の−線断面図、
第5図は第3図の−線断面図、第6図は第5
図の−線断面図、第7図は一方のチヤツク部
材を示す断面図、第8図は同裏面図、第9図は第
8図の−線断面図、第10図は第8図の−
線断面図、第11図はリードチヤツクの拡大断
面図、第12図は一方のチヤツク部材を部分的に
拡大して示す平面図、第13図は第12図の芯保
持孔部の部分的拡大展開図、第14図は第13図
の歯部の拡大図、第15図〜第17図はリードチ
ヤツクのそれぞれ異なつた他の実施例を示す断面
図、第18図はリードチヤツクと先端受部の他の
実施例を示す縦断面図、第19図〜第21図は摩
擦付与部材の断面図、第22図〜第25図は芯送
出動作説明図である。 図において、1は外筒、3は芯パイプ、4は先
端受部、4bは係合突起、6はリードチヤツク、
7はスリーブ、7aは摺動溝、7gはスリツトで
ある。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外筒1内に軸方向へ摺動可能に収納された芯
パイプ3と、この芯パイプ3の先端に連結さ
れ、係合突起4bを有する先端受部4と、この
先端受部4の先端側に配置されたリードチヤツ
ク6と、このリードチヤツク6の頭部に外嵌し
たスリーブ7と、このスリーブ7の後端に設け
られ、かつ、後端が閉塞され、上記係合突起4
bが係合した摺動溝7aと、この摺動溝7aと
の離間位置で上記スリーブ7を径方向に弾性変
形可能とする弾性変形手段とを備えたシヤープ
ペンシル。 (2) 上記弾性変形手段は、スリーブ7の軸方向に
形成されたスリツト7gであることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のシヤー
プペンシル。 (3) 上記摺動溝7aの後端は、係合突起4bに摩
擦抵抗を付与して先端受部4と上記スリーブ7
とを一体的に移動させるための傾斜係合溝7b
を介して段違い平行状の後端係合溝7cに接続
されていることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載のシヤープペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1788887U JPH0514876Y2 (ja) | 1987-02-12 | 1987-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1788887U JPH0514876Y2 (ja) | 1987-02-12 | 1987-02-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63125582U JPS63125582U (ja) | 1988-08-16 |
| JPH0514876Y2 true JPH0514876Y2 (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=30811060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1788887U Expired - Lifetime JPH0514876Y2 (ja) | 1987-02-12 | 1987-02-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514876Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-12 JP JP1788887U patent/JPH0514876Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63125582U (ja) | 1988-08-16 |
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