JPH0514892Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514892Y2 JPH0514892Y2 JP1986162040U JP16204086U JPH0514892Y2 JP H0514892 Y2 JPH0514892 Y2 JP H0514892Y2 JP 1986162040 U JP1986162040 U JP 1986162040U JP 16204086 U JP16204086 U JP 16204086U JP H0514892 Y2 JPH0514892 Y2 JP H0514892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- ribs
- tips
- fuel
- fuel tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は車両用の樹脂製燃料タンクに関する。
[従来の技術]
車両などの燃料タンクとしては近時軽量化など
の観点から樹脂製のものも使用されるようになつ
てきている。
の観点から樹脂製のものも使用されるようになつ
てきている。
燃料タンクを樹脂化するにあたつては、従来の
鋼板タンクと異なり剛性が小さいので、内部が負
圧になると大きく変形するという問題がある。た
とえば平均肉厚が4.5mm程度の超高分子量ポリエ
チレン製タンクのばあい内外圧力差が0.1Kg/cm2
の負圧試験で変形量が40〜80mmにも達する。
鋼板タンクと異なり剛性が小さいので、内部が負
圧になると大きく変形するという問題がある。た
とえば平均肉厚が4.5mm程度の超高分子量ポリエ
チレン製タンクのばあい内外圧力差が0.1Kg/cm2
の負圧試験で変形量が40〜80mmにも達する。
変形量がこのように大きいと鋼板タンクにおけ
るごときサクシヨン構造を採用しがたくなる。す
なわち鋼板タンクにおいては、底に溜つた水を吸
込まないようにサクシヨンパイプ吸込口とタンク
底面の間に、たとえば5〜7mm程度の隙間を確保
したうえでサクシヨンパイプをタンク上壁に固定
する構造が採用されているが、前記のごとく変形
量が大きいとサクシヨンパイプの吸込口がタンク
底面につかえ、燃料の吸込みに支障を来すなどの
問題が生じる。
るごときサクシヨン構造を採用しがたくなる。す
なわち鋼板タンクにおいては、底に溜つた水を吸
込まないようにサクシヨンパイプ吸込口とタンク
底面の間に、たとえば5〜7mm程度の隙間を確保
したうえでサクシヨンパイプをタンク上壁に固定
する構造が採用されているが、前記のごとく変形
量が大きいとサクシヨンパイプの吸込口がタンク
底面につかえ、燃料の吸込みに支障を来すなどの
問題が生じる。
一方、燃料タンクにおいては燃料の揺動による
干渉音(いわゆるチヤプチヤプ音)の発生を防止
するためバツフルプレートが設けられている。
干渉音(いわゆるチヤプチヤプ音)の発生を防止
するためバツフルプレートが設けられている。
鋼板タンクにおいては別途作製したバツフルプ
レートをタンク内に設置しているが、樹脂製タン
クは一般にブロー成形によつて成形されるため、
バツフルプレートを内部にインサートして成形す
るのが困難である。
レートをタンク内に設置しているが、樹脂製タン
クは一般にブロー成形によつて成形されるため、
バツフルプレートを内部にインサートして成形す
るのが困難である。
そのため、樹脂製燃料タンクではタンクをブロ
ー成形する際にバツフルプレートを一体成形して
いる。たとえば実開昭56−171337号公報では、第
4図および第5図(第4図のZ−Z線断面図)に
示されるごとく、タンク本体20の対向壁21,
22からそれぞれバツフルプレート23a,23
bを形成し、それらの先端部を相互に融着させて
連続したバツフルプレート23とすることが提案
されている。24は融着部を示す。
ー成形する際にバツフルプレートを一体成形して
いる。たとえば実開昭56−171337号公報では、第
4図および第5図(第4図のZ−Z線断面図)に
示されるごとく、タンク本体20の対向壁21,
22からそれぞれバツフルプレート23a,23
bを形成し、それらの先端部を相互に融着させて
連続したバツフルプレート23とすることが提案
されている。24は融着部を示す。
[考案が解決しようとする問題点]
前記従来例の樹脂製タンクにおいては、対向壁
から延びるバツフルプレート23a,23bの先
端が相互に融着しているから、補強壁としての機
能も有する。そのため前述の鋼板タンクにおける
サクシヨン構造を採用しうる。
から延びるバツフルプレート23a,23bの先
端が相互に融着しているから、補強壁としての機
能も有する。そのため前述の鋼板タンクにおける
サクシヨン構造を採用しうる。
しかし、バツフルプレートが中空平板状の大き
なバツフルプレート23であるため、タンク容量
がそれだけ犠牲になるという問題がある。さらに
対向壁から延びるバツフルプレート23a,23
bをその先端部で融着すると、衝突時にタンクが
変形し、それにより融着部に割裂方向に応力がか
かり亀裂が発生しやすいという問題がある。
なバツフルプレート23であるため、タンク容量
がそれだけ犠牲になるという問題がある。さらに
対向壁から延びるバツフルプレート23a,23
bをその先端部で融着すると、衝突時にタンクが
変形し、それにより融着部に割裂方向に応力がか
かり亀裂が発生しやすいという問題がある。
本考案は前記の点に鑑みて、剛性を確保しなが
らブロー成形の容易な燃料タンクの構造を提供す
ることを目的とする。
らブロー成形の容易な燃料タンクの構造を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、ブロー成形によつて成形される車両
用樹脂製燃料タンクであつて、タンク本体と該本
体の対向する壁から相対向するように延びる略円
錐台形のリブとからなり、かつ該相対向するリブ
の先端の間に所定の間隔を有するように一体成形
されてなる車両用樹脂製燃料タンクに関する。
用樹脂製燃料タンクであつて、タンク本体と該本
体の対向する壁から相対向するように延びる略円
錐台形のリブとからなり、かつ該相対向するリブ
の先端の間に所定の間隔を有するように一体成形
されてなる車両用樹脂製燃料タンクに関する。
[作用]
タンク本体の相対向する壁から延びる略円錐台
形リブは常態においてそれらの先端が相互に離れ
ているが、負圧時にタンク本体の相対向する壁が
内側方向に変形するとリブ同士の先端が当接し、
それ以上の変形がさけられる。
形リブは常態においてそれらの先端が相互に離れ
ているが、負圧時にタンク本体の相対向する壁が
内側方向に変形するとリブ同士の先端が当接し、
それ以上の変形がさけられる。
[実施例]
つぎに図面に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案の燃料タンクの一実施例を示す
斜視図、第2図はそのX−X線拡大断面図、第3
図はそのY−Y線拡大断面図である。
斜視図、第2図はそのX−X線拡大断面図、第3
図はそのY−Y線拡大断面図である。
図面において、1はタンク本体であり、該本体
の対向する壁2,3からそれぞれ略円錐台形のリ
ブ4,5が相対向するように延びている。そして
リブ4,5の先端相互の間には所定の間隔hが設
けられている。リブ4,5はタンク本体1のブロ
ー成形時に一体成形される。
の対向する壁2,3からそれぞれ略円錐台形のリ
ブ4,5が相対向するように延びている。そして
リブ4,5の先端相互の間には所定の間隔hが設
けられている。リブ4,5はタンク本体1のブロ
ー成形時に一体成形される。
10は燃料注入パイプであり、このものは通常
本体1のブロー成形時に一体成形される。11は
サクシヨンパイプであり、このものはブロー成形
後に開口される挿入孔から挿入されたのちその上
端でタンク壁2に固定される。
本体1のブロー成形時に一体成形される。11は
サクシヨンパイプであり、このものはブロー成形
後に開口される挿入孔から挿入されたのちその上
端でタンク壁2に固定される。
本考案の燃料タンクにおいては、前記リブ4と
リブ5の先端は常態では相互に間隔hだけ離れて
いるが、負圧時に対向する壁2と壁3が相対向す
る方向に押されてへこむと、リブ4とリブ5の先
端同士が当接し、それ以上はタンク本体1が変形
しなくなる。したがつてリブ先端の間隔hをサク
シヨンパイプ11の吸込口とタンク底面3との間
隔Hより小さくすると負圧時にサクシヨンパイプ
11の吸込口が底面3に当る惧れがなくなり、鋼
板タンクにおけるサクシヨン構造を採用できる。
リブ5の先端は常態では相互に間隔hだけ離れて
いるが、負圧時に対向する壁2と壁3が相対向す
る方向に押されてへこむと、リブ4とリブ5の先
端同士が当接し、それ以上はタンク本体1が変形
しなくなる。したがつてリブ先端の間隔hをサク
シヨンパイプ11の吸込口とタンク底面3との間
隔Hより小さくすると負圧時にサクシヨンパイプ
11の吸込口が底面3に当る惧れがなくなり、鋼
板タンクにおけるサクシヨン構造を採用できる。
またリブ4,5は略円錐台形状のものであり、
従来例におけるバツフルプレートにくらべて面積
および体積がはるかに小さい。そのためリブ4,
5を設けることによるタンク容量の減少量が小さ
い。さらに燃料が揺動する際に受ける力がバツフ
ルプレートにくらべて小さいため、リブ4,5の
先端同士を融着していないにもかかわらず、リブ
4,5の基部が疲労破壊するなどの問題は生じな
い。しかもリブ4,5の先端同士を融着一体化し
ていないなら、従来例におけるごとき衝突により
融着部に亀裂が発生するなどの不具合が回避され
る。
従来例におけるバツフルプレートにくらべて面積
および体積がはるかに小さい。そのためリブ4,
5を設けることによるタンク容量の減少量が小さ
い。さらに燃料が揺動する際に受ける力がバツフ
ルプレートにくらべて小さいため、リブ4,5の
先端同士を融着していないにもかかわらず、リブ
4,5の基部が疲労破壊するなどの問題は生じな
い。しかもリブ4,5の先端同士を融着一体化し
ていないなら、従来例におけるごとき衝突により
融着部に亀裂が発生するなどの不具合が回避され
る。
また燃料の揺動により発生する干渉音について
も低減効果がある。
も低減効果がある。
リブ4,5をブロー成形時に一体成形するに
は、リブ4,5に対応する突起を設けた成形型を
用いてブロー成形すればよい。このような形成法
によるため、リブ4,5は内部が中空状となる。
は、リブ4,5に対応する突起を設けた成形型を
用いてブロー成形すればよい。このような形成法
によるため、リブ4,5は内部が中空状となる。
リブ4,5は基部が大きく先細の略円錐台形状
のものであるが、その程度は少なくとも成形型か
らの離型が容易なような抜き勾配を有すものであ
ればよい。タンク容量が40〜50程度のばあい、
通常基部の外径が15〜30mm程度、先端部の外径が
5〜20mm程度の寸法が採用される。
のものであるが、その程度は少なくとも成形型か
らの離型が容易なような抜き勾配を有すものであ
ればよい。タンク容量が40〜50程度のばあい、
通常基部の外径が15〜30mm程度、先端部の外径が
5〜20mm程度の寸法が採用される。
リブ4,5の横断面形状は略円形とされ、略円
形には楕円、五角形以上、なかんづく六角形以上
の多角形なども含まれる。リブ4,5の横断面形
状を略円形とするのはブロー成形上有利であると
共に、燃料が揺動する際にリブが受ける抵抗を小
さくするためである。
形には楕円、五角形以上、なかんづく六角形以上
の多角形なども含まれる。リブ4,5の横断面形
状を略円形とするのはブロー成形上有利であると
共に、燃料が揺動する際にリブが受ける抵抗を小
さくするためである。
リブ4,5の先端同士の間の間隔hは通常2〜
10mm程度とされる。間隔hが前記範囲より小さい
と、工程能力などによりリブの先端同士が溶着さ
れてしまい、本目的を達せられない。一方間隔h
が前記範囲より大きいと負圧時に本体1の変形が
大きくなりすぎるので好ましくない。また前述の
鋼板タンクにおけるごときサクシヨン構造を採用
しがたくなる。
10mm程度とされる。間隔hが前記範囲より小さい
と、工程能力などによりリブの先端同士が溶着さ
れてしまい、本目的を達せられない。一方間隔h
が前記範囲より大きいと負圧時に本体1の変形が
大きくなりすぎるので好ましくない。また前述の
鋼板タンクにおけるごときサクシヨン構造を採用
しがたくなる。
リブ4,5の個数はタンク容量、タンク本体1
の肉厚などによつてかわるが、タンク容量が30〜
60程度のばあい、2〜6対程度設けられる。
の肉厚などによつてかわるが、タンク容量が30〜
60程度のばあい、2〜6対程度設けられる。
本考案の燃料タンクの成形樹脂としては従来の
ものがいずれも用いられ、たとえばポリプロピレ
ン、ポリアミド、超高分子量ポリエチレンなどが
適宜用いられる。
ものがいずれも用いられ、たとえばポリプロピレ
ン、ポリアミド、超高分子量ポリエチレンなどが
適宜用いられる。
[考案の効果]
タンク本体の相対向する壁から延びるリブの先
端が負圧時に当接し、それ以上の変形が防止され
る。そのため鋼板タンクにおけるサクシヨン構造
を採用しうる。
端が負圧時に当接し、それ以上の変形が防止され
る。そのため鋼板タンクにおけるサクシヨン構造
を採用しうる。
リブは略円錐台形であり、燃料が揺動する際に
受ける力が小さいため、リブの先端が相互に結合
されていないにもかかわらず耐久性がすぐれてい
る。
受ける力が小さいため、リブの先端が相互に結合
されていないにもかかわらず耐久性がすぐれてい
る。
リブの先端は相互に離れているので、従来例に
おけるごとき衝突により融着部に亀裂が発生する
などの不具合が回避される。
おけるごとき衝突により融着部に亀裂が発生する
などの不具合が回避される。
第1図は本考案の樹脂製燃料タンクの一実施例
を示す斜視図、第2図はそのX−X線拡大断面
図、第3図はそのY−Y線拡大断面図、第4図は
従来の樹脂製燃料タンクを示す断面図、第5図は
そのZ−Z線断面図である。 図面の主要符号、1……タンク本体、2,3…
…壁、4,5……リブ、h……間隔。
を示す斜視図、第2図はそのX−X線拡大断面
図、第3図はそのY−Y線拡大断面図、第4図は
従来の樹脂製燃料タンクを示す断面図、第5図は
そのZ−Z線断面図である。 図面の主要符号、1……タンク本体、2,3…
…壁、4,5……リブ、h……間隔。
Claims (1)
- ブロー成形によつて成形される車両用樹脂製燃
料タンクであつて、タンク本体と該本体の対向す
る壁から相対向するように延びる略円錐台形のリ
ブとからなり、かつ該相対向するリブの先端の間
に所定の間隔を有するように一体成形されてなる
車両用樹脂製燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986162040U JPH0514892Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986162040U JPH0514892Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6367328U JPS6367328U (ja) | 1988-05-06 |
| JPH0514892Y2 true JPH0514892Y2 (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=31088921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986162040U Expired - Lifetime JPH0514892Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514892Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4645247B2 (ja) * | 2005-03-16 | 2011-03-09 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料タンク構造 |
| JP4527791B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2010-08-18 | 本田技研工業株式会社 | 樹脂製燃料タンク構造 |
| JP5609705B2 (ja) * | 2011-02-18 | 2014-10-22 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料タンク構造 |
| JP5807661B2 (ja) * | 2013-06-14 | 2015-11-10 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料タンク |
| JP6123663B2 (ja) * | 2013-12-10 | 2017-05-10 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料タンク |
| JP2017210014A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 株式会社Fts | 自動車用燃料タンク |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5254717U (ja) * | 1975-10-18 | 1977-04-20 |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP1986162040U patent/JPH0514892Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6367328U (ja) | 1988-05-06 |
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