JPH05149782A - 回転体の捩り振動監視装置 - Google Patents
回転体の捩り振動監視装置Info
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- JPH05149782A JPH05149782A JP31225391A JP31225391A JPH05149782A JP H05149782 A JPH05149782 A JP H05149782A JP 31225391 A JP31225391 A JP 31225391A JP 31225391 A JP31225391 A JP 31225391A JP H05149782 A JPH05149782 A JP H05149782A
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Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 故障発生時点における情報を得て捩り振動の
実態を確実に把握できると共に、CPUに対する起動、
停止時の擾乱の介入を防止して計測精度を向上する。 【構成】 回転体の捩り振動監視装置において、捩り計
測信号をA/D変換部20に入力すると共にモニタ21
及びアラーム/トリガ回路22に入力する。モニタ21
は、捩り計測信号から故障発生を検出してアラーム信号
及びトリガ信号を発生する。A/D変換部20は、A/
D変換器9及びバッファメモリ23を連設し、捩り角変
位と捩り角速度に係る計測データを一旦バッファメモリ
23に記憶させ、アラーム/トリガ回路22からの指令
によってバッファメモリ23の記憶情報をアラーム時か
ら故障発生時に遡ってCPU10で演算処理し、その振
動波形を表示装置11に表示すると共にハードディスク
12等に記録する。
実態を確実に把握できると共に、CPUに対する起動、
停止時の擾乱の介入を防止して計測精度を向上する。 【構成】 回転体の捩り振動監視装置において、捩り計
測信号をA/D変換部20に入力すると共にモニタ21
及びアラーム/トリガ回路22に入力する。モニタ21
は、捩り計測信号から故障発生を検出してアラーム信号
及びトリガ信号を発生する。A/D変換部20は、A/
D変換器9及びバッファメモリ23を連設し、捩り角変
位と捩り角速度に係る計測データを一旦バッファメモリ
23に記憶させ、アラーム/トリガ回路22からの指令
によってバッファメモリ23の記憶情報をアラーム時か
ら故障発生時に遡ってCPU10で演算処理し、その振
動波形を表示装置11に表示すると共にハードディスク
12等に記録する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気タービンロータ、
ガスタービンロータ等の回転体の捩り振動監視装置に関
する。
ガスタービンロータ等の回転体の捩り振動監視装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現代の電力系統には種々の電気的擾乱が
あり、発電機ロータ胴部に励振電気トルクが加わる。更
に火力、原子力発電用蒸気タービンでは、発電機ロータ
の慣性モーメントに比べて、長翼を装備した低圧タービ
ンロータの慣性モーメントが遥かに大きいため、タービ
ン・発電機軸系は捩り振動を起こし易い現状下にある。
あり、発電機ロータ胴部に励振電気トルクが加わる。更
に火力、原子力発電用蒸気タービンでは、発電機ロータ
の慣性モーメントに比べて、長翼を装備した低圧タービ
ンロータの慣性モーメントが遥かに大きいため、タービ
ン・発電機軸系は捩り振動を起こし易い現状下にある。
【0003】図3は、回転体軸系における捩り振動発生
の原理図を示したものである。同図に示すような回転体
軸系において、慣性モーメントI1 に衝撃制動のような
トルク変動T1 が作動した場合、慣性モーメントI1 が
トルク変化を吸収するに足る程十分大きくなく、慣性モ
ーメントI1 以外の残余の慣性モーメントI2 が十分大
きく、かつ軸剛性K21が小さいと、軸系の捩り振動が励
起される。
の原理図を示したものである。同図に示すような回転体
軸系において、慣性モーメントI1 に衝撃制動のような
トルク変動T1 が作動した場合、慣性モーメントI1 が
トルク変化を吸収するに足る程十分大きくなく、慣性モ
ーメントI1 以外の残余の慣性モーメントI2 が十分大
きく、かつ軸剛性K21が小さいと、軸系の捩り振動が励
起される。
【0004】タービン・発電機軸系では、主として曲げ
振動と捩り振動が問題となる。曲げ振動に対しては、通
常タービン・発電機を運転するため重要指標であるジヤ
ーナル部の軸振動が直接監視されているが、捩り振動に
対しては、これまで通常は軸系のいかなる箇所の振動も
監視されていなかった。しかし、近年では下記のような
要因で、捩り振動が発生する機会が増えてきている。
振動と捩り振動が問題となる。曲げ振動に対しては、通
常タービン・発電機を運転するため重要指標であるジヤ
ーナル部の軸振動が直接監視されているが、捩り振動に
対しては、これまで通常は軸系のいかなる箇所の振動も
監視されていなかった。しかし、近年では下記のような
要因で、捩り振動が発生する機会が増えてきている。
【0005】1.現代の電力系統には、高速再閉路(Hi
gh Speed Reclosing:HSRと言う)を伴う落雷、三相
定常不平衡、線路開閉など多くの電気擾乱があり、それ
らはタービン・発電機軸系の捩り振動を励振する。
gh Speed Reclosing:HSRと言う)を伴う落雷、三相
定常不平衡、線路開閉など多くの電気擾乱があり、それ
らはタービン・発電機軸系の捩り振動を励振する。
【0006】2.送電容量アップを目的として送電線に
直列キャパシタを投入する場合があるが、このとき「電
力系統の電気的固有振動数」と「タービン・発電機軸系
の捩り固有振動数」の和が系統周波数の瞬時値に一致す
ると、サブシンクロナスレゾナンス(Sub-Synchronous
Resonance :SSRと言う)が発生する。これは電力系
統の電気的振動と軸系の捩り振動とが2重共振するため
に起きる自励振動である。
直列キャパシタを投入する場合があるが、このとき「電
力系統の電気的固有振動数」と「タービン・発電機軸系
の捩り固有振動数」の和が系統周波数の瞬時値に一致す
ると、サブシンクロナスレゾナンス(Sub-Synchronous
Resonance :SSRと言う)が発生する。これは電力系
統の電気的振動と軸系の捩り振動とが2重共振するため
に起きる自励振動である。
【0007】近年、このような捩り振動に起因するトラ
ブルが発生するようになり、破損やそれにより惹起され
る事故を防止するため、捩り振動監視装置を設置する発
電プラントが逐次増えつつある。図4は従来の捩り振動
監視装置のブロック図であり、600MW級タンデムコ
ンパウンド3車室4分流排気式火力タービンを例として
示したものである。
ブルが発生するようになり、破損やそれにより惹起され
る事故を防止するため、捩り振動監視装置を設置する発
電プラントが逐次増えつつある。図4は従来の捩り振動
監視装置のブロック図であり、600MW級タンデムコ
ンパウンド3車室4分流排気式火力タービンを例として
示したものである。
【0008】図4において、高圧・中圧タービン1、低
圧第1タービン2及び低圧第2タービン3が軸継手部4
を介して発電機(GEN)5に連結される。各軸継手部
4の軸受台及び軸端部4a,4bには、電磁式ピックア
ップ(図示せず)が設けられ、この電磁式ピックアップ
の検知信号がプリアンプPAを介して捩り角変位計(T
AM)6a〜6c及び捩り角速度計(AVM)7に入力
される。なお、図4では、1系統の予備のプリアンプP
Aが設けられている。上記捩り角変位計6a〜6c及び
捩り角速度計7のクロック端子には、軸端部4aに設け
た電磁式ピックアップからプリアンプ8を介して送られ
てくる信号が入力される。このプリアンプ8の系統は、
タービンが例えば1回転する毎に1パルスの信号を取り
込むためのもので、この信号により捩り角変位計6a〜
6c及び捩り角速度計7への信号取り込みの同期をとる
と共に、キアのピッチムラの補正を行なっている。
圧第1タービン2及び低圧第2タービン3が軸継手部4
を介して発電機(GEN)5に連結される。各軸継手部
4の軸受台及び軸端部4a,4bには、電磁式ピックア
ップ(図示せず)が設けられ、この電磁式ピックアップ
の検知信号がプリアンプPAを介して捩り角変位計(T
AM)6a〜6c及び捩り角速度計(AVM)7に入力
される。なお、図4では、1系統の予備のプリアンプP
Aが設けられている。上記捩り角変位計6a〜6c及び
捩り角速度計7のクロック端子には、軸端部4aに設け
た電磁式ピックアップからプリアンプ8を介して送られ
てくる信号が入力される。このプリアンプ8の系統は、
タービンが例えば1回転する毎に1パルスの信号を取り
込むためのもので、この信号により捩り角変位計6a〜
6c及び捩り角速度計7への信号取り込みの同期をとる
と共に、キアのピッチムラの補正を行なっている。
【0009】上記捩り角変位計6a〜6cから出力され
る捩り角変位信号及び捩り角速度計7から出力される捩
り角速度信号は、プリアンプ8から出力される同期用パ
ルス信号と共にA/D変換器9へ送られる。更に、この
A/D変換器9には、発電機(GEN)5の電圧を計測
する電圧計測器(図示せず)からの電圧計測信号PT、
及び電流を計測する電流計測器(図示せず)からの電流
計測信号CTが入力される。
る捩り角変位信号及び捩り角速度計7から出力される捩
り角速度信号は、プリアンプ8から出力される同期用パ
ルス信号と共にA/D変換器9へ送られる。更に、この
A/D変換器9には、発電機(GEN)5の電圧を計測
する電圧計測器(図示せず)からの電圧計測信号PT、
及び電流を計測する電流計測器(図示せず)からの電流
計測信号CTが入力される。
【0010】A/D変換器9は、上記各計測信号をデジ
タル信号に変換してCPU(Central Processing Unit
:中央演算処理装置)10に出力する。このCPU1
0には、表示装置(CRT)11、ハードディスク1
2、磁気テープ(CMT)13、プリンタ14等が接続
される。
タル信号に変換してCPU(Central Processing Unit
:中央演算処理装置)10に出力する。このCPU1
0には、表示装置(CRT)11、ハードディスク1
2、磁気テープ(CMT)13、プリンタ14等が接続
される。
【0011】図5は上記捩り振動監視装置の原理説明図
である。各軸継手部4の捩れ角は、捩り角変位計6a〜
6c及び捩り角速度計7により計測され(ステップA1
)、A/D変換器9によりデジタルデータに変換され
てCPU10へ送られる。このCPU10は、上記計測
された捩り角の波形信号をモード波形に分解し(ステッ
プA2 )、これに各固有振動形で定まる計数を乗じて、
監視点応力波形を演算する(ステップA3 )。そして、
この応力値を予め設定されている閾値と比較し(ステッ
プA5 )、応力値が閾値以上のレベルに達すると、警報
(アラーム)を発すると共に、一連の波形信号をハード
ディスク12及び磁気テープ13に記憶し、更に、表示
装置11に表示すると共にプリンタ14により印字記録
する(ステップA6 )。また、CPU10は、電圧計測
信号PT、電流計測信号CT等に基づいて、電力系と軸
系の共振による自励振動解析を行なう。更に、CPU1
0は、最後に記憶したデータを基に監視点の寿命消費量
を演算により求めて設定値と比較し(ステップA4 ,A
5 )、設定値を越えると警報等の発生処理を行なう(ス
テップA6 )。
である。各軸継手部4の捩れ角は、捩り角変位計6a〜
6c及び捩り角速度計7により計測され(ステップA1
)、A/D変換器9によりデジタルデータに変換され
てCPU10へ送られる。このCPU10は、上記計測
された捩り角の波形信号をモード波形に分解し(ステッ
プA2 )、これに各固有振動形で定まる計数を乗じて、
監視点応力波形を演算する(ステップA3 )。そして、
この応力値を予め設定されている閾値と比較し(ステッ
プA5 )、応力値が閾値以上のレベルに達すると、警報
(アラーム)を発すると共に、一連の波形信号をハード
ディスク12及び磁気テープ13に記憶し、更に、表示
装置11に表示すると共にプリンタ14により印字記録
する(ステップA6 )。また、CPU10は、電圧計測
信号PT、電流計測信号CT等に基づいて、電力系と軸
系の共振による自励振動解析を行なう。更に、CPU1
0は、最後に記憶したデータを基に監視点の寿命消費量
を演算により求めて設定値と比較し(ステップA4 ,A
5 )、設定値を越えると警報等の発生処理を行なう(ス
テップA6 )。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして回転
体の捩り振動を監視することができるが、監視点振動応
力は図6に示すように故障発生と共に最大となるもので
はなく、若干の時間T秒経過後に最大となる。図6の場
合はt秒経過後に設定応力に達し、この時点で警報が発
せられると共に捩り振動の記録が開始される。このため
故障発生時点での情報が得られず、振動の実体を確実に
把握することができなかった。
体の捩り振動を監視することができるが、監視点振動応
力は図6に示すように故障発生と共に最大となるもので
はなく、若干の時間T秒経過後に最大となる。図6の場
合はt秒経過後に設定応力に達し、この時点で警報が発
せられると共に捩り振動の記録が開始される。このため
故障発生時点での情報が得られず、振動の実体を確実に
把握することができなかった。
【0013】また、従来の捩り振動監視装置は、タービ
ンの起動時から停止に至るまで作動している。一方、タ
ービン・発電機軸系の捩り振動は、上記したように送電
系統に発電機が接続されているときに送電系統への落雷
や系統の切替等によって発生する。従って、起動から電
力系統に接続されるまで、あるいは解列から停止までは
無効な信号で、CPU10を常時稼働させるこの種無効
信号間の微小な偏差は信号系に擾乱を招き、振動計測精
度を低下させている。
ンの起動時から停止に至るまで作動している。一方、タ
ービン・発電機軸系の捩り振動は、上記したように送電
系統に発電機が接続されているときに送電系統への落雷
や系統の切替等によって発生する。従って、起動から電
力系統に接続されるまで、あるいは解列から停止までは
無効な信号で、CPU10を常時稼働させるこの種無効
信号間の微小な偏差は信号系に擾乱を招き、振動計測精
度を低下させている。
【0014】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、故障発生時点における情報を得て捩り振動の実態を
確実に把握でき、また、CPUに対する起動、停止時の
擾乱の介入を防止して計測精度を向上し得る回転体の捩
り振動監視装置を提供することを目的とする。
で、故障発生時点における情報を得て捩り振動の実態を
確実に把握でき、また、CPUに対する起動、停止時の
擾乱の介入を防止して計測精度を向上し得る回転体の捩
り振動監視装置を提供することを目的とする。
【0015】
(1) 本発明は、回転体の捩り振動監視装置におい
て、回転軸の捩り状態を計測する捩り計測手段と、この
手段により計測された信号を監視し、故障の発生を検出
してアラーム信号を出力するモニタ手段と、上記捩り計
測手段により計測された信号を一定期間記憶するバッフ
ァメモリと、上記モニタ手段からアラーム信号が出力さ
れた際、上記バッファメモリの記憶情報をアラーム時か
ら故障発生時に遡って演算処理し、振動波形を表示装置
に表示するCPUとを備えたことを特徴とするものであ
る。
て、回転軸の捩り状態を計測する捩り計測手段と、この
手段により計測された信号を監視し、故障の発生を検出
してアラーム信号を出力するモニタ手段と、上記捩り計
測手段により計測された信号を一定期間記憶するバッフ
ァメモリと、上記モニタ手段からアラーム信号が出力さ
れた際、上記バッファメモリの記憶情報をアラーム時か
ら故障発生時に遡って演算処理し、振動波形を表示装置
に表示するCPUとを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0016】(2) 上記計測信号を監視するモニタ手
段は、発電機が電力系統に接続されたことを示す信号が
入力された時に動作状態となるインターロック機能を備
えたことを特徴とするものである。
段は、発電機が電力系統に接続されたことを示す信号が
入力された時に動作状態となるインターロック機能を備
えたことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】計測手段により計測された信号は、常に一定期
間バッファメモリに貯えられる。一方、モニタ手段は、
計測信号から故障の発生の有無を監視し、故障発生を検
出するとアラーム信号を出力する。このアラーム信号が
出力された際、CPUはバッファメモリに記憶された情
報により、時間を遡って故障発生の時点からの捩り振動
を演算処理により求めて表示装置に表示する。
間バッファメモリに貯えられる。一方、モニタ手段は、
計測信号から故障の発生の有無を監視し、故障発生を検
出するとアラーム信号を出力する。このアラーム信号が
出力された際、CPUはバッファメモリに記憶された情
報により、時間を遡って故障発生の時点からの捩り振動
を演算処理により求めて表示装置に表示する。
【0018】上記のように計測信号は、常に一定期間バ
ッファメモリに貯えることにより、アラーム発生時点か
ら故障発生時点に遡ってモード波形の分解や、監視点応
力波形を求めることができ、捩り振動の実態を把握する
ことができる。
ッファメモリに貯えることにより、アラーム発生時点か
ら故障発生時点に遡ってモード波形の分解や、監視点応
力波形を求めることができ、捩り振動の実態を把握する
ことができる。
【0019】また、モニタ手段にインターロック機能を
備えることにより、CPUは発電機が電力系統に接続さ
れている間のみ稼働する。従って、CPUには、起動、
停止時の擾乱が介入せず、計測精度を向上することがで
きる。
備えることにより、CPUは発電機が電力系統に接続さ
れている間のみ稼働する。従って、CPUには、起動、
停止時の擾乱が介入せず、計測精度を向上することがで
きる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例に係る回転体の捩り振
動監視装置のブロック図、図4に示した従来の捩り振動
監視装置と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。図1に示すように捩り角変位計(TAM)6
a〜6cから出力される捩り角変位信号及び捩り角速度
計(AVM)7から出力される捩り角速度信号は、A/
D変換20に送られると共に、分岐してモニタ21及び
アラームトリガ回路22に送られる。このモニタ21及
びアラーム/トリガ回路22には、発電所内の他の制御
装置から発電機が電力系統に接続されたことを示す並列
信号PSが入力される。上記モニタ21は、捩り角変位
計6a〜6c及び捩り角速度計7からの信号により異常
検知動作を行なっており、異常を検知するとアラーム/
トリガ回路22を動作させてアラームを発生させると共
に、トリガ信号をCPU稼働指令としてA/D変換部2
0に出力する。この場合、モニタ21及びアラーム/ト
リガ回路22には、インターロック機能が設けられてお
り、並列信号PSが与えられることによって動作状態と
なる。
明する。図1は本発明の一実施例に係る回転体の捩り振
動監視装置のブロック図、図4に示した従来の捩り振動
監視装置と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。図1に示すように捩り角変位計(TAM)6
a〜6cから出力される捩り角変位信号及び捩り角速度
計(AVM)7から出力される捩り角速度信号は、A/
D変換20に送られると共に、分岐してモニタ21及び
アラームトリガ回路22に送られる。このモニタ21及
びアラーム/トリガ回路22には、発電所内の他の制御
装置から発電機が電力系統に接続されたことを示す並列
信号PSが入力される。上記モニタ21は、捩り角変位
計6a〜6c及び捩り角速度計7からの信号により異常
検知動作を行なっており、異常を検知するとアラーム/
トリガ回路22を動作させてアラームを発生させると共
に、トリガ信号をCPU稼働指令としてA/D変換部2
0に出力する。この場合、モニタ21及びアラーム/ト
リガ回路22には、インターロック機能が設けられてお
り、並列信号PSが与えられることによって動作状態と
なる。
【0021】また、上記A/D変換部20には、上記捩
り計測信号の他、電圧計測器及び電流計測器(図示せ
ず)で計測された発電機5に対する電気トルク信号(電
圧計測信号PT及び電流計測信号CT)が入力される。
A/D変換部20は、A/D変換器9に対してバッファ
メモリ23が並置される。このバッファメモリ23は、
A/D変換器9によりデジタル信号に変換された捩り計
測信号及び電気トルク信号を記憶するもので、想定され
る故障発生からアラームに至るまでの情報量が十分に収
容できる容量を有している。A/D変換部20は、通常
時は入力される計測データをA/D変換器9によりデジ
タル信号に変換してバッファメモリ23に書込んでいる
が、アラーム/トリガ回路22からトリガ信号が与えら
れると、バッファメモリ23の記憶データを読出してC
PU10に出力するように構成されている。このCPU
10には、表示装置(CRT)11、ハードディスク1
2、磁気テープ(CMT)13、プリンタ14等が接続
される。次に上記実施例の動作を図2の流れ図を参照し
て説明する。
り計測信号の他、電圧計測器及び電流計測器(図示せ
ず)で計測された発電機5に対する電気トルク信号(電
圧計測信号PT及び電流計測信号CT)が入力される。
A/D変換部20は、A/D変換器9に対してバッファ
メモリ23が並置される。このバッファメモリ23は、
A/D変換器9によりデジタル信号に変換された捩り計
測信号及び電気トルク信号を記憶するもので、想定され
る故障発生からアラームに至るまでの情報量が十分に収
容できる容量を有している。A/D変換部20は、通常
時は入力される計測データをA/D変換器9によりデジ
タル信号に変換してバッファメモリ23に書込んでいる
が、アラーム/トリガ回路22からトリガ信号が与えら
れると、バッファメモリ23の記憶データを読出してC
PU10に出力するように構成されている。このCPU
10には、表示装置(CRT)11、ハードディスク1
2、磁気テープ(CMT)13、プリンタ14等が接続
される。次に上記実施例の動作を図2の流れ図を参照し
て説明する。
【0022】各軸継手部4の捩れ角は、捩り角変位計6
a〜6c及び捩り角速度計7により計測され(ステップ
B1 )、A/D変換部20に送られると共に、分岐して
モニタ21、アラーム/トリガ回路22へ送られる。
a〜6c及び捩り角速度計7により計測され(ステップ
B1 )、A/D変換部20に送られると共に、分岐して
モニタ21、アラーム/トリガ回路22へ送られる。
【0023】A/D変換部20は、上記捩り角変位計6
a〜6c及び捩り角速度計7により計測された捩り計測
信号及び電気トルク信号(電圧計測信号PT、電流計測
信号CT)をデジタル信号に変換してバッファメモリ2
3に書込んで保持している(ステップB2 )。この場
合、バッファメモリ23は、想定される故障発生からア
ラーム発生に至るまでの情報量が十分に収容できる容量
を有しており、それ以前の情報は自動的に消去される。
a〜6c及び捩り角速度計7により計測された捩り計測
信号及び電気トルク信号(電圧計測信号PT、電流計測
信号CT)をデジタル信号に変換してバッファメモリ2
3に書込んで保持している(ステップB2 )。この場
合、バッファメモリ23は、想定される故障発生からア
ラーム発生に至るまでの情報量が十分に収容できる容量
を有しており、それ以前の情報は自動的に消去される。
【0024】一方、モニタ21は、発電機が電力系統に
接続されたことを示す並列信号PSが入力されることに
よって動作状態となり、上記計測器から送られてくる捩
り計測信号を捩り角の波形信号をモード波形に分解し
(ステップB3 )、これに各固有振動形で定まる計数を
乗じて監視点応力波形を求める(ステップB4 )。この
モニタ21においては、例えばCPU10に比較して簡
易的な手法を用いて監視点応力波形を求めている。そし
て、モニタ21は、捩り計測信号に基づいて求めた応力
値を予め設定されている閾値と比較し(ステップB6
)、応力値が閾値以上のレベルに達すると、アラーム
/トリガ回路22を動作させ、捩り振動発生の警報(ア
ラーム)を発すると共に、A/D変換部20へCPU稼
働指令としてのトリガ信号を出力する(ステップB7
)。
接続されたことを示す並列信号PSが入力されることに
よって動作状態となり、上記計測器から送られてくる捩
り計測信号を捩り角の波形信号をモード波形に分解し
(ステップB3 )、これに各固有振動形で定まる計数を
乗じて監視点応力波形を求める(ステップB4 )。この
モニタ21においては、例えばCPU10に比較して簡
易的な手法を用いて監視点応力波形を求めている。そし
て、モニタ21は、捩り計測信号に基づいて求めた応力
値を予め設定されている閾値と比較し(ステップB6
)、応力値が閾値以上のレベルに達すると、アラーム
/トリガ回路22を動作させ、捩り振動発生の警報(ア
ラーム)を発すると共に、A/D変換部20へCPU稼
働指令としてのトリガ信号を出力する(ステップB7
)。
【0025】A/D変換部20は、上記アラーム/トリ
ガ回路22からトリガ信号が送られてくると、バッファ
メモリ23に保持されているデータを読出してCPU1
0へ出力する。CPU10は、A/D変換部20から送
られてくるデータに基づいて異常処理を行ない、故障発
生時に遡ってモード波形の分解や、監視点応力波形を演
算により求め、一連の波形信号をハードディスク12及
び磁気テープ13に記憶し、更に、表示装置11に表示
すると共にプリンタ14により印字記録する(ステップ
B8 ,B9 )。このように故障発生を示すアラーム信号
が出力された際に、バッファメモリ23に保持されてい
るデータにより、故障発生時に遡ってモード波形の分解
や、監視点応力波形を行なうことにより、捩り振動の実
態把握が可能となる。
ガ回路22からトリガ信号が送られてくると、バッファ
メモリ23に保持されているデータを読出してCPU1
0へ出力する。CPU10は、A/D変換部20から送
られてくるデータに基づいて異常処理を行ない、故障発
生時に遡ってモード波形の分解や、監視点応力波形を演
算により求め、一連の波形信号をハードディスク12及
び磁気テープ13に記憶し、更に、表示装置11に表示
すると共にプリンタ14により印字記録する(ステップ
B8 ,B9 )。このように故障発生を示すアラーム信号
が出力された際に、バッファメモリ23に保持されてい
るデータにより、故障発生時に遡ってモード波形の分解
や、監視点応力波形を行なうことにより、捩り振動の実
態把握が可能となる。
【0026】また、CPU10は、デジタル信号に変換
された電圧計測信号PT、電流計測信号CT等に基づい
て、電力系と軸系の共振による自励振動解析を行なう。
更に、CPU10は、最後に記憶したデータを基に監視
点の寿命消費量を演算により求めて設定値と比較し(ス
テップB5 ,B6 )、設定値を越えると装置異常警報等
の発生処理を行なう。
された電圧計測信号PT、電流計測信号CT等に基づい
て、電力系と軸系の共振による自励振動解析を行なう。
更に、CPU10は、最後に記憶したデータを基に監視
点の寿命消費量を演算により求めて設定値と比較し(ス
テップB5 ,B6 )、設定値を越えると装置異常警報等
の発生処理を行なう。
【0027】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、バ
ッファメモリを設けて捩り計測信号を常に一定期間保持
するようにしているので、故障発生のアラーム報知が成
された際、アラーム発生時点から故障発生時点に遡って
モード波形の分解や、監視点応力波形を求めることがで
き、捩り振動の実態把握が可能となる。また、CPUは
並列から解列に至る間のみ稼働し、起動、停止時の擾乱
が介入せず、計測精度が向上する。従って、タービンロ
ータの信頼性の向上に顕著な効果を奏する。
ッファメモリを設けて捩り計測信号を常に一定期間保持
するようにしているので、故障発生のアラーム報知が成
された際、アラーム発生時点から故障発生時点に遡って
モード波形の分解や、監視点応力波形を求めることがで
き、捩り振動の実態把握が可能となる。また、CPUは
並列から解列に至る間のみ稼働し、起動、停止時の擾乱
が介入せず、計測精度が向上する。従って、タービンロ
ータの信頼性の向上に顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係る捩り振動監視装置の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】同実施例における動作説明図。
【図3】捩り振動の原理説明図。
【図4】従来の捩り振動監視装置を構成を示すブロック
図。
図。
【図5】従来の捩り振動監視装置の動作説明図。
【図6】振動応力の波形図。
1…高圧・中圧タービン、2…低圧第1タービン,3…
低圧第2タービン、4…軸継手部、4a,4b…軸端
部、5…発電機、6a〜6c…捩り角変位計、7…捩り
角速度計、9…A/D変換器、10…CPU、11…表
示装置、12…ハードディスク、13…磁気テープ、1
4…プリンタ、20…A/D変換部、21…モニタ、2
2…アラーム/トリガ回路、23…バッファメモリ。
低圧第2タービン、4…軸継手部、4a,4b…軸端
部、5…発電機、6a〜6c…捩り角変位計、7…捩り
角速度計、9…A/D変換器、10…CPU、11…表
示装置、12…ハードディスク、13…磁気テープ、1
4…プリンタ、20…A/D変換部、21…モニタ、2
2…アラーム/トリガ回路、23…バッファメモリ。
フロントページの続き (72)発明者 平田 大作 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 回転体の捩り振動監視装置において、回
転軸の捩り状態を計測する捩り計測手段と、この手段に
より計測された信号を監視し、故障の発生を検出してア
ラーム信号を出力するモニタ手段と、上記捩り計測手段
により計測された信号を一定期間記憶するバッファメモ
リと、上記モニタ手段からアラーム信号が出力された
際、上記バッファメモリの記憶情報をアラーム時から故
障発生時に遡って演算処理し、振動波形を表示装置に表
示するCPUとを具備したことを特徴とする回転体の捩
り振動監視装置。 - 【請求項2】 上記計測信号を監視するモニタ手段は、
発電機が電力系統に接続されたことを示す信号が入力さ
れた時に動作状態となるインターロック機能を備えたこ
とを特徴とする請求項1記載の回転体の捩り振動監視装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31225391A JPH05149782A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 回転体の捩り振動監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31225391A JPH05149782A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 回転体の捩り振動監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05149782A true JPH05149782A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18027013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31225391A Withdrawn JPH05149782A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 回転体の捩り振動監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05149782A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106706114A (zh) * | 2017-02-21 | 2017-05-24 | 北京汽车研究总院有限公司 | 一种车辆传动轴扭振特性采集装置 |
| JP2017525973A (ja) * | 2014-09-01 | 2017-09-07 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | シャフト列を具備する機械設備を動作させるための方法 |
| CN114396317A (zh) * | 2021-12-01 | 2022-04-26 | 上海发电设备成套设计研究院有限责任公司 | 核电汽轮机多目标多维度在线联合监控方法及系统 |
| US11725534B2 (en) | 2021-12-01 | 2023-08-15 | Shanghai Power Equipment Research Institute Co., Ltd | Method of multi-objective and multi-dimensional online joint monitoring for nuclear turbine |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP31225391A patent/JPH05149782A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017525973A (ja) * | 2014-09-01 | 2017-09-07 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | シャフト列を具備する機械設備を動作させるための方法 |
| US10598542B2 (en) | 2014-09-01 | 2020-03-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for operating a machine plant having a shaft train |
| CN106706114A (zh) * | 2017-02-21 | 2017-05-24 | 北京汽车研究总院有限公司 | 一种车辆传动轴扭振特性采集装置 |
| CN114396317A (zh) * | 2021-12-01 | 2022-04-26 | 上海发电设备成套设计研究院有限责任公司 | 核电汽轮机多目标多维度在线联合监控方法及系统 |
| US11725534B2 (en) | 2021-12-01 | 2023-08-15 | Shanghai Power Equipment Research Institute Co., Ltd | Method of multi-objective and multi-dimensional online joint monitoring for nuclear turbine |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |