JPH0515078U - 装飾用粘着シート - Google Patents
装飾用粘着シートInfo
- Publication number
- JPH0515078U JPH0515078U JP6229291U JP6229291U JPH0515078U JP H0515078 U JPH0515078 U JP H0515078U JP 6229291 U JP6229291 U JP 6229291U JP 6229291 U JP6229291 U JP 6229291U JP H0515078 U JPH0515078 U JP H0515078U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面側及び裏面側のいずれにおいても独自の
装飾効果が発揮される装飾用粘着シートを得る。 【構成】 不透明樹脂シートよりなる装飾基材2の一面
に粘着剤層3を形成し、粘着剤層3の装飾基材2が形成
されている側とは反対側の面に部分的に着色剤よりなる
装飾デザイン層4を形成してなる装飾用粘着シート1。
装飾効果が発揮される装飾用粘着シートを得る。 【構成】 不透明樹脂シートよりなる装飾基材2の一面
に粘着剤層3を形成し、粘着剤層3の装飾基材2が形成
されている側とは反対側の面に部分的に着色剤よりなる
装飾デザイン層4を形成してなる装飾用粘着シート1。
Description
【0001】
本考案は、例えばガラスよりなる窓等に貼り付けて装飾を施すための装飾用粘 着シートに関し、特に、単一の装飾用粘着シートにおいて、表面側及び裏面側で 異なる装飾作用を発揮し得る装飾用粘着シートに関する。
【0002】
従来より、種々の装飾用粘着シートが知られている。この種の装飾用粘着シー トは、不透明、透明または半透明の樹脂シートよりなる装飾基材の一方面に粘着 剤層を設けることにより構成されている。 そして、装飾を施したい部分に粘着剤層の粘着力を利用した貼り付け、上記装 飾基材の表面側の色や表面側に付与されている模様等により装飾効果を発揮させ ている。
【0003】
上記のような従来の装飾用粘着シートは、装飾基材の表面側の色や表面側に形 成された模様等により装飾作用を発揮するに留まり、裏面側は、単に粘着剤層に よって被着体に貼り付けるように構成されているに過ぎなかった。そのため、窓 のガラス等のように、透明性を有する被着体に従来の装飾用粘着シートを貼り付 けた場合、表面側では装飾基材により装飾作用を発揮させることこそ可能であっ たが、ガラスの裏面側すなわちガラスの装飾シートが貼り付けられている面とは 反対側の面から観察した場合には、粘着剤層の色や装飾基材の裏面が剥き出しと なり、何らの装飾効果をも発揮されなかった。のみならず、装飾作用を施すため の装飾用粘着シートを貼り付けたがために、逆に、ガラスの反対面側においては 装飾効果が発揮されないだけでなく、煩雑かつ汚い印象を与えることさえあった 。
【0004】 本考案の目的は、単一の装飾用粘着シートにおいて、表面側だけでなく、裏面 側においても装飾作用を発揮させることを可能とする装飾用粘着シートを提供す ることにある。
【0005】
本考案の装飾用粘着シートは、不透明樹脂シートよりなる装飾基材の一面に粘 着剤層が形成されており、該粘着剤層の表面に、着色剤よりなる装飾デザイン層 が設けられていることを特徴とする。
【0006】
本考案の装飾用粘着シートでは、装飾基材の一面に形成された粘着剤層により 、装飾を施したい部分に貼り付けられ、その場合、表面側から観察した場合には 、不透明樹脂シートよりなる装飾基材により装飾効果が発揮される。また、裏面 側では、粘着剤層に上記のように着色剤よりなる装飾デザイン層が設けられてい るため、窓ガラスのような透明性を有する被着体に貼り付けられると、該装飾デ ザイン層による装飾デザイン効果が発揮される。
【0007】 すなわち、本考案の装飾用粘着シートでは、表面側及び裏面側のいずれもが装 飾作用を発揮する。
【0008】
以下、本考案の実施例を、図面を参照して説明することにより、本考案を明ら かにする。 図1は、本考案の一実施例にかかる装飾用粘着シートを示す部分切欠断面図で ある。装飾用粘着シート1では、不透明の樹脂シートよりなる装飾基材2の一面 に粘着剤層3が設けられている。粘着剤層3の装飾基材2が積層されている側と 反対側の面には、着色剤よりなる装飾デザイン層4が部分的に形成されている。
【0009】 装飾基材2は、装飾用粘着シート1を、粘着剤層3を利用して装飾を施したい 面に貼り付けた場合に表面側からの装飾作用を発揮する部分である。従って、装 飾基材2は、所望の装飾効果を発揮するように構成された不透明の樹脂シートに より構成されている。使用し得る樹脂シートとしては、塩化ビニル、ポリオレフ ィン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂シートの任意のものを用い ることができるが、流延成形性のよい塩化ビニルからなるシートを用いることが 好ましい。
【0010】 また、装飾基材2を着色して装飾効果を発揮させるためには、上記樹脂に、ペ リデン、イソインドリノン、ポリアゾキナクリドンまたはシアニン等の耐候性に 優れた樹脂顔料や、不透明性を高めるための酸化チタン等が配合される。配合量 は、上記樹脂分100重量部に対し、有機顔料及び酸化チタンを合成で10〜1 00重量部、好ましくは10〜50重量部程度とすればよい。 さらに、装飾基材は、装飾模様を有するように構成されていてもよい。また、 装飾基材2の表面側に、印刷等により文字や図柄等が表されていてもよい。
【0011】 他方、粘着剤層3は、装飾基材2を装飾を施したい部分に貼り付けるために設 けられているものであるため、アクリル系またはゴム系等の一般的な粘着剤の任 意のものを用いて構成することができる。もっとも、耐候性の観点からは、アク リル系粘着剤を用いることが好ましい。 粘着剤層3は透明性を有するものであってもよく、あるいは不透明なものであ ってもよい。もっとも、裏面側から観察される場合、後述の装飾デザイン層4の 周囲に粘着剤層3が露出して観察されることになるため、装飾基材2の裏面を装 飾デザイン層4の背景として利用する場合には、透明性を有する粘着剤層3を用 いることが好ましく、装飾基材2の裏面側を隠したい場合には不透明な粘着剤層 3を構成すればよい。
【0012】 装飾デザイン層4は、粘着剤層3を利用して装飾用粘着シート1をガラス等の 透明性を有する被着面に貼り付けた場合に、裏面側から観察した場合の装飾作用 を発揮させるために設けられているものである。従って、装飾デザイン層4の色 及び平面形状は、所望とする装飾に応じて適宜変更され得る。 装飾デザイン層4の色は、該装飾デザイン層4を着色剤により構成することに より達成されている。使用し得る着色剤としては、特に限定はされないが、粘着 剤層3に支持されるものであるため、粘着剤層3によって侵されないような材料 からなるもの用いることが必要である。例えば、ペリレン、シアニン、ニソイン ドリン、カーボンブラック、ポリアゾキナクリドン等の着色剤が好適に用いられ る。
【0013】 上記装飾基材2は、通常、20〜100μm程度、好ましくは50μm程度の 厚みとされ、粘着剤層3は10〜50μm程度、好ましく30μm程度とされ、 また装飾デザイン層4については、1〜3μm程度とされる。 上記装飾デザイン層は、例えば、フレキソ印刷、オフセット印刷、スクリーン 印刷、凸版印刷等により形成することができる。
【0014】 本実施例の装飾用粘着シート1の作用効果につき、ガラスに貼り付けた場合を 想定し、図2を参照して説明する。図2において、ガラス5の一面5a上に、本 実施例の装飾用粘着シート1が貼り付けられている。なお、図2では、装飾デザ イン層4の厚みのために、粘着剤層3の一部がガラスの一方面5aから部分的に 浮いた状態に図示されているが、実際には、装飾デザイン層4の厚みが1〜3μ m程度と非常に薄いため、貼り付けられた装飾用粘着シート1の表面に図示のよ うな凹凸はほとんど発生しない。
【0015】 ガラス5に貼り付けられた本実施例の装飾用粘着シート1では、矢印Aで示す ように表面側から観察した場合には、図3(a)に示すように不透明な樹脂シー トよりなる装飾基材2が観察され、該装飾基材2の装飾作用が発揮される。他方 、矢印Bで示すように裏面側から観察した場合には、図3(b)に示すように装 飾デザイン層4がガラス5を通して観察され、従って該装飾デザイン層4の装飾 作用が発揮される。
【0016】 このように、本実施例の装飾用粘着シート1では、表面側及び裏面側のいずれ もが装飾効果を発揮する。 次に、上記実施例の装飾用粘着シート1の製造方法の一例を説明することによ り、装飾デザイン層4を形成する工程を明らかにする。
【0017】 まず、図4に模式的に示すように、紙または合成樹脂よりなり、表面が粘着剤 層に対して剥離性を有するようにシリコン等により処理された離型紙6をロール 7を介して供給する。この場合、離型紙6としては、予め一面に装飾デザイン層 4(図3(b)参照)を着色剤を印刷することにより形成しておく。そして、ロ ール8,9を通過するに際し、該装飾デザイン層が形成された面上に粘着剤10 を塗布する。そして、粘着剤が塗布された離型紙6をロール11,12間に送り 出す。他方、ロール11,12には、別途用意された装飾基材2を供給し、該ロ ール11,12間において装飾基材2と粘着剤層が形成された離型紙6とを積層 し、積層体13を得る。このようにして形成された積層体13の部分切欠断面図 を図5に示す。
【0018】 図5から明らかなように、離型紙6上に、上記実施例の装飾用粘着シート1が 積層された積層体13が構成されている。使用に際しては、この離型紙6を剥離 することにより、図1に示した装飾用粘着シート1を得ることができる。 なお、上記実施例では、表面がシリコン等により処理された離型紙6の一面に 着色剤を印刷することにより装飾デザイン層を形成し、粘着剤層3側に転写して いたが、このような転写を可能とする限り、装飾デザイン層4はインクや顔料そ のものから構成したものであってもよく、あるいはインクや顔料に、さらに粘着 剤を混合したものであってもよい。
【0019】 装飾デザイン層4を、粘着剤が混合された着色剤により構成すれば、装飾デザ イン層4自体が粘着性を有するため、装飾用粘着シート1の被着体への貼付性を 高めることができる。また、貼付性が高められるため、装飾デザイン層4を、か なり大きな面積を占めるように形成することも可能である。すなわち、粘着剤層 3の露出面積に対し、装飾デザイン層4の面積の方が大きい場合であっても、装 飾用粘着シート1を被着体に確実に貼り付けることが可能となる。
【0020】 なお、上記のように着色剤に混合される粘着剤についても、上述したような一 般的なアクリル系またはゴム系の粘着剤を適宜用いることができる。
【0021】
以上のように、本考案によれば、表面側から観察した場合には表面側の装飾基 材による装飾効果が発揮され、裏面側から観察した場合には装飾デザイン層によ り装飾効果が発揮される、装飾用粘着シートが提供される。よって、本考案の装 飾用粘着シートをガラスのような透明性を有する被着面に貼り付けた場合には、 ガラスの両方の面で装飾効果が発揮されるため、効果的に装飾を施すことができ ると共に、裏面側が煩雑かつ汚い印象を呈するようになることも防止される。
【図1】本考案の一実施例にかかる装飾用粘着シートを
示す部分切欠断面図。
示す部分切欠断面図。
【図2】実施例の装飾用粘着シートをガラスに貼り付け
た状態を示す部分切欠断面図。
た状態を示す部分切欠断面図。
【図3】(a)は実施例の装飾用粘着シートを表面側か
ら観察した状態を示す模式的正面図、(b)はガラス等
に貼り付けられた実施例の装飾用粘着シートを裏面側か
ら観察した状態を示す背面図。
ら観察した状態を示す模式的正面図、(b)はガラス等
に貼り付けられた実施例の装飾用粘着シートを裏面側か
ら観察した状態を示す背面図。
【図4】実施例の装飾用粘着シートを製造する工程を説
明するための模式図。
明するための模式図。
【図5】離型紙上に積層された実施例の装飾用粘着シー
トを示す部分切欠断面図。
トを示す部分切欠断面図。
1…装飾用粘着シート 2…装飾基材 3…粘着剤層 4…装飾デザイン層
Claims (1)
- 【請求項1】 不透明樹脂シートよりなる装飾基材の一
面に粘着剤層が形成されており、該粘着剤層の表面に、
着色剤よりなる装飾デザイン層が設けられてなる装飾用
粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229291U JPH0515078U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 装飾用粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229291U JPH0515078U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 装飾用粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515078U true JPH0515078U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13195899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6229291U Pending JPH0515078U (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 装飾用粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515078U (ja) |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP6229291U patent/JPH0515078U/ja active Pending
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