JPH05150815A - 裁断機 - Google Patents

裁断機

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Publication number
JPH05150815A
JPH05150815A JP3314498A JP31449891A JPH05150815A JP H05150815 A JPH05150815 A JP H05150815A JP 3314498 A JP3314498 A JP 3314498A JP 31449891 A JP31449891 A JP 31449891A JP H05150815 A JPH05150815 A JP H05150815A
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JP
Japan
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cutting
data
correction
correction data
workpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP3314498A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Matsumoto
斉 松本
Hideyuki Okubo
秀之 大久保
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工物の伸縮があっても安定した品質の裁
断パーツが得られ、生産効率を向上できるようにする。 【構成】 基準マーク変更手段(15)により、画像表
示手段(11)に表示された被加工物(W)の画像と柄
合わせ基準位置を表わすカーソルとの位置ズレをなくす
ようにカーソル位置を変更する。第2補正データ演算手
段(16)はその変更に応じた補正データを演算し、裁
断データ補正手段(17)に送る。裁断データ補正手段
(17)は、その補正データに基づいて裁断データを補
正する。その補正後の裁断データによって裁断手段(1
8)を制御する。 【効果】 被加工物の伸縮があっても安定した品質の裁
断パーツが得られ、生産効率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば柄のある被加
工物から柄合わせをして所望のパーツを裁断する場合の
ように、裁断位置が指定された被加工物を裁断する裁断
機に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のこの種の裁断機の一例の
構成を示す斜視図、図7はその裁断機の要部構成を示す
斜視図、図8はその裁断機の動作を説明するための説明
図である。このような裁断機は、例えば実願平2−33
297号出願に開示されている。
【0003】図6に示すように、従来の裁断機(50)
は、レーザ発振器(51)からレーザ光(B)を発生さ
せ、そのレーザ光(B)をミラー揺動装置(52)で反
射させて加工エリア(53)内で走査させる。ハニカム
コンベア(54)は、被加工物(W)を載せて搬送す
る。ハニカムコンベア(54)によって加工エリア(5
3)に送られた被加工物(W)は、レーザ光(B)の走
査によって所定形状に裁断される。
【0004】ハニカムコンベア(54)の上方に設けた
2台のITVカメラ(55a)(55b)は、被加工物
(W)の所定範囲の画像を取り込み、その画像をモニタ
(56)に表示する。モニタ(56)には同時に、画像
入力制御装置(58)によって、裁断データに含まれて
いる被加工物(W)の「柄合わせ基準位置」を示すカー
ソルが表示される。したがって、モニタ(56)の画面
には、被加工物(W)の画像とカーソルが重なって表示
される。オペレータは、その画像から被加工物(W)の
「柄合わせ基準位置」を認識し、その「柄合わせ基準位
置」がカーソル位置に一致しているか否かを認識するこ
とができる。そのカーソルは、デジタイザ(57)に接
続されたカーソルスイッチ(61)を操作することによ
って移動することができる。
【0005】画像入力制御装置(58)は、ITVカメ
ラ(55a)(55b)とデジタイザ(57)を制御す
る。画像入力制御装置(58)には、図7に示すよう
に、デジタイザ(57)、ITVカメラ(55a)(5
5b)およびモニタ(56)が接続されている。画像入
力制御装置(58)は、オペレータの操作によって柄合
わせが行なわれると、それに基づいて補正データを作成
し、裁断制御装置(59)に送出する。
【0006】裁断制御装置(59)は、CAD等で作成
された裁断データを上記補正データによって補正した裁
断データに基づいて、レーザ発振器(51)とミラー揺
動装置(52)を制御し、被加工物(W)の裁断を行な
う。
【0007】ハニカムコンベア(54)の下方に取り付
けた照明装置(60)は、ハニカムコンベア(54)上
の被加工物(W)に光を照射し、ITVカメラ(55
a)(55b)で取り込まれる被加工物(W)の画像を
鮮明にする。
【0008】CAD等で作成される上記裁断データは、
「柄合わせデータ」と「裁断経路データ」とを含んでい
る。「柄合わせデータ」は、被加工物(W)から裁断さ
れる各パーツに対して2個の「柄合わせ基準位置」を指
定するデータを有している。「第1柄合わせ基準位置」
は、柄合わせのためにカーソルを搬送方向およびそれに
直交する方向に平行移動する際の基準であり、「第2柄
合わせ基準位置」は、カーソルを平行移動させて「第1
柄合わせ基準位置」に一致させた後に、その「第1柄合
わせ基準位置」を中心としてカーソルを回転移動する際
の基準である。「裁断経路データ」は、裁断経路を表わ
す裁断点列のデータである。
【0009】次に、図8を用いて上記裁断機(50)の
動作を説明する。ハニカムコンベア(54)の上方部分
は、図8に示すように「延反・柄合わせ領域」、「裁断
領域」、「取出領域」に分かれている。「裁断領域」は
加工エリア(53)内に位置している。2台のITVカ
メラ(55a)(55b)は「延反・柄合わせ領域」の
上方に配置してある。被加工物(W)は、ハニカムコン
ベア(54)によって「延反・柄合わせ領域」から図8
の矢印の向きに送られ、「裁断領域」を経て「取出領
域」に送られる。
【0010】まず、被加工物(W)は、「延反・柄合わ
せ領域」でハニカムコンベア(54)上の所定位置に載
せられ、「裁断領域」に向かって移動される。そして、
ITVカメラ(55a)(55b)の下方でハニカムコ
ンベア(54)をいったん停止させ、ITVカメラ(5
5a)(55b)によって被加工物(W)の所定範囲を
撮影し、その範囲の画像を取り込む。取り込まれた画像
は、モニタ(56)に表示される。図8では、ITVカ
メラ(55a)(55b)の視野をそれぞれ(Sa)
(Sb)で示している。
【0011】この時、モニタ(56)には、例えば一方
のITVカメラ(55a)によって撮影された被加工物
(W)の一つのパーツP1について、その「第1柄合わ
せ基準位置」を示すカーソルが表示される。このカーソ
ルは、裁断データに基づいて表示されるもので、通常は
モニタ(56)の画面の中央位置に表示される。
【0012】モニタ(56)の画像上の「第1柄合わせ
基準位置」は、モニタ(56)の画面の中央付近に表示
されるが、通常はカーソル位置に一致しない。そこで、
オペレータは、デジタイザ(57)のカーソルスイッチ
(61)を操作してモニタ(56)の画面上でカーソル
を移動させ、カーソルを「第1柄合わせ基準位置」に一
致させる。すると、画像入力制御装置(58)にその画
像中の「第1柄合わせ基準位置」が教示されるので、そ
れに応じて、画像入力制御装置(58)はパーツP1に
ついての「第1補正データ」を作成し、記憶する。この
「第1補正データ」は、上記画像中に現われた「第1柄
合わせ基準位置」の裁断データに対する位置ズレを補正
するものである。
【0013】次に、モニタ(56)の入力を切り換え、
他方のITVカメラ(55b)によって撮影された被加
工物(W)の他の一つのパーツP2の「第1柄合わせ基
準位置」を示すカーソルを表示させる。そして、上記と
同様にしてカーソルを移動させ、カーソルをその画像中
の「第1柄合わせ基準位置」に一致させると、画像入力
制御装置(58)によってパーツP2についての「第1
補正データ」が作成され、記憶される。
【0014】次に、ハニカムコンベア(54)を作動さ
せ、裁断データに基づく「第2柄合わせ基準位置」すな
わちカーソルがモニタ(56)の所定位置に表示される
ように被加工物(W)を移動する。そして、ITVカメ
ラ(55a)によって上記パーツP1を再び撮影する
と、上記パーツP1の画像とその「第2柄合わせ基準位
置」を表わすカーソルがモニタ(56)に表示される。
そして、「第1柄合わせ基準位置」の場合と同様にし
て、オペレータがカーソルを画面上の「第2柄合わせ基
準位置」に一致させると、画像入力制御装置(58)に
よってパーツP1についての「第2補正データ」が作成
され、記憶される。この「第2補正データ」は、「第1
補正データ」に基づいて裁断データを補正し、その新た
な「第1柄合わせ基準位置」を中心として被加工物
(W)を回転移動する際に、新たな「第2柄合わせ基準
位置」の裁断データに対する角度ズレを補正するもので
ある。
【0015】次に、モニタ(56)の入力を切り換え、
ITVカメラ(55b)によって撮影された上記パーツ
P2の画像と、その「第2柄合わせ基準位置」を示すカ
ーソルを表示させる。そして、上記と同様にしてカーソ
ルをその画像中の「第2柄合わせ基準位置」に一致させ
ると、パーツP2についての「第2補正データ」が作成
され、記憶される。
【0016】以上の工程によって、パーツP1、P2に
ついての柄合わせが終了する。そこで、ハニカムコンベ
ア(54)を作動させ、上記パーツP1、P2が加工エ
リア(53)に入るように被加工物(W)を移動させ
る。他方、裁断制御装置(59)は、上記「第1補正デ
ータ」および「第2補正データ」とに基づいて、CAD
等によって与えられた裁断データを補正する。そして、
その補正された裁断データに基づいて、加工エリア(5
3)内で被加工物(W)の裁断を実行する。こうして所
望のパーツP1、P2が得られる。
【0017】なお、被加工物(W)にパーツP1、P2
以外の他のパーツがある場合は、それらのパーツについ
て上記と同様の操作を繰り返す。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の裁断機(5
0)では、被加工物(W)が伸縮すると、モニタ(5
6)に表示される画像中の「第1柄合わせ基準位置」ま
たは「第2柄合わせ基準位置」とカーソルの位置とのズ
レが大きくなり、その結果、それら「第1柄合わせ基準
位置」または「第2柄合わせ基準位置」がITVカメラ
(55a)(55b)の視野(Sa)(Sb)の外に出
てしまって、裁断作業を続行できなくなるという問題が
ある。
【0019】また、このようにズレ量が大きくなると、
カメラ視野を大きくとることが必要となるが、そうする
と柄合わせ精度が悪くなるという問題が生じる。
【0020】この発明は、上記問題を解決するためにな
されたもので、その目的は、被加工物の伸縮があって
も、安定した品質の裁断パーツが得られ、しかも生産効
率を向上させることができる裁断機を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明の裁断機は、被
加工物を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送
される被加工物の画像を取り込んで表示する画像表示手
段と、裁断データに基づいて、前記画像表示手段の所定
位置に前記被加工物の整合用基準位置を表わす基準マー
クを表示させる基準マーク表示手段と、前記画像表示手
段に表示された画像中の整合用基準位置を指定すること
により、当該画像中の整合用基準位置と前記基準マーク
との位置ズレを教示する位置ズレ教示手段と、前記位置
ズレ教示手段によって教示された内容に基づいて、位置
ズレ補正用の補正データを演算する第1補正データ演算
手段と、前記画像表示手段に表示された前記基準マーク
の位置を変更する基準マーク変更手段と、前記基準マー
ク変更手段によって行なわれた前記基準マークの位置変
更に応じて基準マーク位置補正用の補正データを演算す
る第2補正データ演算手段と、前記第1補正データ演算
手段で得られた補正データおよび前記第2補正データ演
算手段で得られた補正データの少なくとも一つに基づい
て前記裁断データを補正する裁断データ補正手段と、前
記裁断データ補正手段によって補正された裁断データに
基づいて前記被加工物の裁断を行なう裁断手段とを備え
てなることを特徴とする。
【0022】この裁断機では、前記第1補正データ演算
手段で得られた補正データに基づいて、前記裁断データ
に基づく前記搬送手段の移動量を調整する手段を備える
のが好ましい。
【0023】
【作用】この発明の裁断機では、画像表示手段に表示さ
れた基準マークの位置を基準マーク変更手段によって変
更できるので、画像表示手段に表示された画像から認識
される被加工物の整合用基準位置が、その画像中に表示
された基準マークに対してズレている場合、基準マーク
を移動してその整合用基準位置とのズレを小さくした
り、ズレをなくしたりすることができる。このため、被
加工物の伸縮があっても、整合用基準位置と、裁断デー
タに基づく基準位置との位置ズレを小さく抑えることが
できる。
【0024】基準マークの位置を変更すると、第2補正
データ演算手段がその変更に応じた補正データを演算
し、裁断データ補正手段はその補正データを考慮して裁
断データを補正する。このため、その基準マークの位置
の変更によって裁断に誤差が生じることはない。
【0025】第2補正データ演算手段で得られた、基準
マークの位置変更を補正する補正データに基づいて、裁
断データに基づく搬送手段の移動量を調整すると、それ
以降の工程で基準マークと整合用基準位置とのズレ量が
低減される。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。図1は、この発明の裁断機の基本的構成
を示す機能ブロック図である。
【0027】この発明の裁断機(10)は、図1に示す
ように、画像表示手段(11)、基準マーク表示手段
(12)、位置ズレ教示手段(13)、第1補正データ
演算手段(14)、基準マーク変更手段(15)、第2
補正データ演算手段(16)、裁断データ補正手段(1
7)、裁断手段(18)および搬送手段(19)から構
成されている。
【0028】画像表示手段(11)は、搬送手段(1
9)により搬送される被加工物(W)の画像を取り込ん
で表示する。基準マーク表示手段(12)は、裁断デー
タに基づいて、画像表示手段(11)の所定位置に被加
工物(W)の整合用基準位置を表わす基準マーク(例え
ばカーソル)を表示させる。
【0029】位置ズレ教示手段(13)は、画像表示手
段(11)に表示された画像中の整合用基準位置を指定
することにより、当該画像中の整合用基準位置と基準マ
ークとの位置ズレを教示する。第1補正データ演算手段
(14)は、位置ズレ教示手段(13)によって教示さ
れた内容に基づいて、位置ズレ補正用の補正データを演
算する。
【0030】基準マーク変更手段(15)は、画像表示
手段(11)に表示された前記基準マークの位置を変更
する。第2補正データ演算手段(16)は、基準マーク
変更手段(15)によって行なわれた基準マークの位置
変更に応じて基準マーク位置補正用の補正データを演算
する。
【0031】裁断データ補正手段(17)は、第1補正
データ演算手段(14)で得られた補正データおよび第
2補正データ演算手段(16)で得られた補正データの
少なくとも一つに基づいて、前記裁断データを補正す
る。裁断手段(18)は、裁断データ補正手段(17)
によって補正された裁断データに基づいて被加工物
(W)の裁断を行なう。搬送手段(19)は、裁断デー
タに基づいて被加工物(W)を搬送する。
【0032】次に、この発明の裁断機(10)の具体的
構成の一実施例を説明する。以下に述べる実施例の裁断
機は、上述した従来の裁断機(50)と同じハードウェ
ア構成を持つ。
【0033】画像表示手段(11)は、2台のITVカ
メラ(55a)(55b)とモニタ(56)と画像入力
制御装置(58)によって構成される。基準マーク表示
手段(12)は、画像入力制御装置(58)によって構
成され、モニタ(56)に被加工物(W)の柄合わせを
行なうための基準位置を示すカーソルを表示させる。
【0034】位置ズレ教示手段(13)は、画像入力制
御装置(58)とデジタイザ(57)とカーソルスイッ
チ(61)から構成される。オペレータがカーソルスイ
ッチ(61)を操作して、例えばモニタ(56)に表示
された画像中の整合用基準位置に一致するようにカーソ
ルを移動すると、当該画像中の整合用基準位置とカーソ
ルの位置ズレが画像入力制御装置(58)に教示され
る。
【0035】第1補正データ演算手段(14)は、画像
入力制御装置(58)によって構成され、教示された内
容に基づいて位置ズレ補正用の補正データを演算する。
得られた補正データは、裁断データ補正手段(17)に
送出される。
【0036】基準マーク変更手段(15)は、画像入力
制御装置(58)とデジタイザ(57)とカーソルスイ
ッチ(61)から構成される。オペレータがカーソルス
イッチ(61)を操作して、例えばモニタ(56)に表
示された画像中の整合用基準位置に一致するようにカー
ソルを移動すると、カーソル位置がその整合用基準位置
に変更される。
【0037】第2補正データ演算手段(16)は、画像
入力制御装置(58)から構成され、カーソル位置の変
更状況に応じてカーソル位置補正用の補正データを演算
する。得られた補正データは、裁断データ補正手段(1
7)に送出される。
【0038】裁断データ補正手段(17)は、裁断制御
装置(59)から構成され、画像入力制御装置(58)
で得られた位置ズレ補正用の補正データおよびカーソル
位置補正用の補正データの少なくとも一つに基づいて、
前記裁断データを補正する。補正された裁断データは、
裁断手段(18)に送出される。
【0039】裁断手段(18)は、裁断制御装置(5
9)とレーザ発振器(51)とミラー揺動装置(52)
によって構成され、裁断データ補正手段(17)から送
られた補正後の裁断データに基づいて、裁断制御装置
(59)がレーザ発振器(51)とミラー揺動装置(5
2)を制御し、被加工物(W)の裁断を行なう。
【0040】搬送手段(19)は、ハニカムコンベア
(54)によって構成され、裁断データ補正手段(1
7)で補正された裁断データに基づいて被加工物(W)
を搬送する。ハニカムコンベア(54)の上方部分に
は、従来の裁断機(50)と同様に、「延反・柄合わせ
領域」、「裁断領域」、「取出領域」が設けてある。
【0041】次に、以上の構成を持つ裁断機の動作を説
明する。図2は、その裁断機の柄合わせ動作を示すフロ
ーチャート、図3はその動作を説明するための説明図で
ある。
【0042】まず最初に、「延反・柄合わせ領域」にお
いて被加工物(W)をハニカムコンベア(54)上の所
定位置に載せ、「裁断領域」に向って移動させる。そし
て、ITVカメラ(55a)(55b)の下方の所定位
置でハニカムコンベア(54)をいったん停止させる。
【0043】すると、画像入力制御装置(58)は、2
台のITVカメラ(55a)(55b)によって被加工
物(W)の所定範囲の画像を取り込み、モニタ(56)
に表示する。また、同時に、所定の裁断データに基づ
き、モニタ(56)に柄合わせの基準位置を示すカーソ
ルをモニタ(56)の画面の中央に表示する(ステップ
S1)。その結果、オペレータは、モニタ(56)に表
示された画像から、所定の柄合わせ基準位置を認識で
き、またその柄合わせ基準位置とカーソル位置が一致し
ているか否かを認識できるようになる。
【0044】次に、画像入力制御装置(58)は、カー
ソル位置の変更があるか否かを判定する(ステップS
2)。カーソル位置の変更がある場合は、ステップS3
に進み、カーソル位置補正用の補正データを演算する。
カーソル位置の変更がない場合は、ステップS3の処理
を行なわずにステップS4に飛ぶ。
【0045】モニタ(56)に表示された画像中の柄合
わせ基準位置とカーソル位置が一致していない場合、オ
ペレータはカーソルスイッチ(61)を操作し、例えば
モニタ(56)に表示された画像中の柄合わせ基準位置
に一致するようにカーソルを移動する。こうして、カー
ソル位置がモニタ(56)の画面中央からその柄合わせ
基準位置に変更される。
【0046】例えば、ITVカメラ(55a)の視野
(Sa)が図3(a)のように設定されている場合、モ
ニタ(56)の画面(56a)に図3(b)のような画
像が表示されると、柄合わせ基準位置(G)がカーソル
(C)に一致しているので、カーソルの位置の変更を行
なう必要がない。しかし、画面(56a)に図3(c)
のような画像が表示されると、柄合わせ基準位置(G)
がカーソル(C)位置からずれているので、両位置が一
致するようにカーソル位置の変更を行なう。その結果、
画面(56a)は図3(d)のようになる。なお、図3
(c)では、搬送方向の変位量がdx、搬送方向に直交
する方向の変位量がdyとなっている。
【0047】この場合、必ずしもカーソル(C)を柄合
わせ基準位置(G)に一致させる必要はなく、その柄合
わせ基準位置の近傍の適当な位置に配置してもよい。
【0048】ステップS4では、被加工物(W)の柄が
合っているか否かを判定する。柄が合っていないと判定
されると、ステップS5に進み、柄合わせ操作が終了し
たか否かを判定する。柄合わせ操作が終了したと判定す
ると、ステップS6に進み、位置ズレ補正用の補正デー
タを演算して終了する。柄が合っていると判定される
と、ステップS5、S6の処理を行なわずに終了する。
【0049】モニタ(56)に表示された画像の柄合わ
せは、オペレータがカーソルスイッチ(61)を操作
し、モニタ(56)に表示された画像中の柄合わせ基準
位置に一致するようにカーソルを移動すればよい。
【0050】被加工物(W)が伸縮しないものであれ
ば、柄合わせ基準位置(G)はモニタ(56)の画面
(56a)の中央付近に表示されるので、中断なしにス
ムーズに裁断作業が実行される。しかし、被加工物
(W)が伸縮しやすい場合、伸縮により柄合わせ基準位
置(G)が画面(56a)の中央付近に表示されるとは
限らない。上記のようにしてカーソル(C)の位置を変
更すると、次の柄合わせ作業の際の補正量が低減される
ため、裁断位置の微調整が可能となる利点がある。
【0051】図4は、裁断制御装置(59)によるハニ
カムコンベア(54)の制御動作を示すフローチャー
ト、図5はその動作を説明するための説明図である。
【0052】ステップS11では、裁断データからコン
ベア移動量を演算する。ステップS12では、上述した
ような柄合わせ操作が行なわれたか否かを判定する。柄
合わせ操作が行なわれた場合は、ステップS13に進
み、その柄合わせ操作に応じたコンベア移動距離に関す
る補正量を演算する。この補正量は、裁断データに基づ
く前記コンベア移動量を補正するものである。柄合わせ
操作が行なわれなかった場合は、ステップS17に飛
ぶ。
【0053】ステップS14では、ステップS13で算
出した補正量の符号がプラスかどうかを判定する。符号
がプラスの場合は、その補正量を裁断データから得たコ
ンベア移動量に加算し(ステップS15)、符号がプラ
スでない場合は、その補正量を裁断データから得たコン
ベア移動量から減算して(ステップS16)、ステップ
S17に進む。
【0054】ステップS17では、上記補正量を裁断デ
ータから得たコンベア移動量に加算し、またはそのコン
ベア移動量から減算して得たコンベア移動量データに基
づいてハニカムコンベア(54)を移動させる。こうし
て、柄合わせ操作を考慮してハニカムコンベア(54)
の移動量が調整されるため、次回以降の柄合わせ操作に
おいてカーソルと柄合わせ基準位置との位置ズレが低減
され、その結果、柄合わせ操作に伴う補正量を減少でき
る。
【0055】また、ステップS17では、柄合わせ操作
が行なわれなかった場合(ステップS12)は、裁断デ
ータから得たコンベア移動量に基づいてハニカムコンベ
ア(54)を移動させる。
【0056】図5(a)において、A、B、C、D、E
の各点は被加工物(W)上の柄合わせ基準位置を示し、
x1、x2、x3、x4はそれぞれ、A点〜B点、B点
〜C点、C点〜D点、D点〜E点間のコンベア移動量を
示す。これらのコンベア移動量x1、x2、x3、x4
は、未補正の裁断データ(CAD等により作成されたま
まのもの)により決定されるものである。dx1、dx
2、dx3、dx4はそれぞれ、柄合わせ操作による
A、B、C、D各点での搬送方向の補正量を表わす。
【0057】A、B、C、D各点で柄のズレがなけれ
ば、柄合わせ操作が行なわれないため、コンベア移動量
はそれぞれx1,x2,x3,x4である。しかし、柄
のズレがある場合は、柄合わせ操作に応じてコンベア移
動量に補正がかけられ、x1は(x1±dx1)、x2
は(x2±dx2)x3は(x3±dx3)、x4は
(x4±dx4)となる。
【0058】このようにすると、各パーツにおける柄合
わせ補正データをハニカムコンベア(54)の移動量に
反映させることができる。その結果、被加工物(W)の
各柄合わせ基準位置(G)を常にカーソル(C)に近傍
に位置させることができるため、被加工物(W)の伸縮
に影響されない裁断が行なえる利点がある。
【0059】なお、上記±の符号は、図5(b)に示す
ように、A点の柄合わせ基準位置(G)がカーソル
(C)に対してB点側にズレている場合は(+)とな
り、図5(c)に示すように、A点の柄合わせ基準位置
(G)がカーソル(C)に対してB点とは反対側にズレ
ている場合は(−)となる。
【0060】この発明は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、その趣旨に基づいて様々な変形が可能であ
る。例えば、上記実施例ではレーザを使用して裁断する
裁断機について述べたが、他の方法で裁断する裁断機で
あってもよい。また、上記実施例では2台のITVカメ
ラを用いているが、ITVカメラは1台でもよく、被加
工物(W)の画像の取込みができるものであれば、IT
Vカメラ以外の装置を用いてもよい。さらに、基準マー
クは、柄合わせ基準位置を表示できるものであれば、カ
ーソル以外のものも使用できる。
【0061】また、上記実施例では被加工物(W)の柄
合わせを行なって裁断しているが、柄合わせ以外の目的
で何らかの裁断位置の指定がある場合にも、この発明は
適用可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のように、この発明の裁断機によれ
ば、被加工物の伸縮があっても、安定した品質の裁断パ
ーツが得られ、しかも生産効率を向上させることができ
る。また、第1補正データ演算手段で得られた補正デー
タに基づいて、裁断データに基づく搬送手段の移動量を
調整する手段を備えると、被加工物(W)の伸縮に影響
されない裁断が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の裁断機の基本的構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図2】この発明の裁断機の柄合わせ動作を示すフロー
チャートである。
【図3】この発明の裁断機の柄合わせ動作を説明するた
めの説明図である。
【図4】この発明の裁断機のハニカムコンベアの制御動
作を示すフローチャートである。
【図5】この発明の裁断機のハニカムコンベアの制御動
作を説明するための説明図である。
【図6】従来の裁断機の一例の構成を示す斜視図であ
る。
【図7】従来の裁断機の要部構成を示す斜視図である。
【図8】従来の裁断機の動作を説明するための説明図で
ある。
【符号の説明】
10 裁断機 11 画像表示手段 12 基準マーク表示手段 13 位置ズレ教示手段 14 第1補正データ演算手段 15 基準マーク変更手段 16 第2補正データ演算手段 17 裁断データ補正手段 18 裁断手段 19 搬送手段 51 レーザ発振器 52 ミラー揺動装置 53 加工エリア 54 ハニカムコンベア 55a、55b ITVカメラ 56 モニタ 56a モニタの画面 57 デジタイザ 58 画像入力制御装置 59 裁断制御装置 60 照明装置 61 カーソルスイッチ W 被加工物 C カーソル G 柄合わせ基準位置 Sa、Sb ITVカメラの視野
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06H 5/00 Z 7/00 D 7199−3B G05B 19/18 H 9064−3H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送される被加工物の画像を取り込
    んで表示する画像表示手段と、 裁断データに基づいて、前記画像表示手段の所定位置に
    前記被加工物の整合用基準位置を表わす基準マークを表
    示させる基準マーク表示手段と、 前記画像表示手段に表示された画像中の整合用基準位置
    を指定することにより、当該画像中の整合用基準位置と
    前記基準マークとの位置ズレを教示する位置ズレ教示手
    段と、 前記位置ズレ教示手段によって教示された内容に基づい
    て、位置ズレ補正用の補正データを演算する第1補正デ
    ータ演算手段と、 前記画像表示手段に表示された前記基準マークの位置を
    変更する基準マーク変更手段と、 前記基準マーク変更手段によって行なわれた前記基準マ
    ークの位置変更に応じて基準マーク位置補正用の補正デ
    ータを演算する第2補正データ演算手段と、 前記第1補正データ演算手段で得られた補正データおよ
    び前記第2補正データ演算手段で得られた補正データの
    少なくとも一つに基づいて前記裁断データを補正する裁
    断データ補正手段と、 前記裁断データ補正手段によって補正された裁断データ
    に基づいて前記被加工物の裁断を行なう裁断手段とを備
    えてなることを特徴とする裁断機。
  2. 【請求項2】 請求項1の裁断機において、前記第1補
    正データ演算手段で得られた補正データに基づいて、前
    記裁断データに基づく前記搬送手段の移動量を調整する
    手段を備えてなる裁断機。
JP3314498A 1991-11-28 1991-11-28 裁断機 Pending JPH05150815A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012193473A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Seiren Co Ltd 布帛裁断装置及び方法
CN108265507A (zh) * 2018-02-05 2018-07-10 拓卡奔马机电科技有限公司 一种鬃毛床的驱动控制系统

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