JPH0515095A - 高電圧回転機コイルおよびその製造方法 - Google Patents
高電圧回転機コイルおよびその製造方法Info
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- JPH0515095A JPH0515095A JP3157223A JP15722391A JPH0515095A JP H0515095 A JPH0515095 A JP H0515095A JP 3157223 A JP3157223 A JP 3157223A JP 15722391 A JP15722391 A JP 15722391A JP H0515095 A JPH0515095 A JP H0515095A
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- tape
- tape layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エンドコロナおよび沿面放電の防止性能に優れ
たエンドコロナ防止層を有する高電圧回転機コイルと、
その合理化された製造方法とを得る。 【構成】主絶縁テ−プ層の外周に巻装した半導電性の低
抵抗テ−プ層の両端にそれぞれ重なりを有する所定の幅
で半導電性の高抵抗テ−プ層を形成し、この高抵抗テ−
プ層に熱硬化性樹脂を絶縁テ−プ層および低抵抗テ−プ
層と共に一体含浸,加熱硬化したエンドコロナ防止層を
備えた高電圧回転機コイル。 また、半導電性の高抵抗
テ−プは、その基材となる薄い繊維テ−プに液状の高抵
抗塗料を染み込ませたものとする。さらに、エンドコロ
ナ防止層が、高抵抗テ−プ層の外側に巻装された熱収縮
性ポリエステルテ−プに熱硬化性樹脂を一体含浸,加熱
硬化してなる保護被覆を有するものとする。一方、その
製造方法は、各テ−プ層を連続した工程で形成した後、
熱硬化性樹脂を一体含浸し、加熱硬化する。
たエンドコロナ防止層を有する高電圧回転機コイルと、
その合理化された製造方法とを得る。 【構成】主絶縁テ−プ層の外周に巻装した半導電性の低
抵抗テ−プ層の両端にそれぞれ重なりを有する所定の幅
で半導電性の高抵抗テ−プ層を形成し、この高抵抗テ−
プ層に熱硬化性樹脂を絶縁テ−プ層および低抵抗テ−プ
層と共に一体含浸,加熱硬化したエンドコロナ防止層を
備えた高電圧回転機コイル。 また、半導電性の高抵抗
テ−プは、その基材となる薄い繊維テ−プに液状の高抵
抗塗料を染み込ませたものとする。さらに、エンドコロ
ナ防止層が、高抵抗テ−プ層の外側に巻装された熱収縮
性ポリエステルテ−プに熱硬化性樹脂を一体含浸,加熱
硬化してなる保護被覆を有するものとする。一方、その
製造方法は、各テ−プ層を連続した工程で形成した後、
熱硬化性樹脂を一体含浸し、加熱硬化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高電圧のタービン発
電機や水車発電機の固定子巻線を構成する高電圧回転機
コイルとその製造方法、ことに、外部コロナ防止層の両
端にエンドコロナ防止層を有する高電圧回転機コイルお
よびその製造方法に関する。
電機や水車発電機の固定子巻線を構成する高電圧回転機
コイルとその製造方法、ことに、外部コロナ防止層の両
端にエンドコロナ防止層を有する高電圧回転機コイルお
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高電圧のタービン発電機や水車発電機の
固定子巻線を構成する高電圧回転機コイルは、固定子鉄
心のスロットに収納した状態で使用されるので、そのコ
イル導体は高圧回転機の運転中、接地された固定子鉄心
に対して数KVから十数KVにおよぶ電位差を持つので、両
者間に空隙が存在すると空隙内で放電(部分放電または
コロナ放電と呼ぶ)が発生し、主絶縁層に損傷を与え、
さらにはコイル導体や鉄心を腐食させるなどの悪影響を
及ぼす。そこで、主絶縁層はその製造方法として、耐コ
ロナ性に優れたマイカを主体とする絶縁テープを整列コ
イル導体の外周に所定の厚みで巻装してよく乾燥した
後、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を気泡を残さないよ
う真空加圧含浸し、さらに金型に収納して形状,寸法を
整えた状態で、含浸した樹脂を加熱硬化することによ
り、ボイド等のコロナ発生源を含まず,かつ耐コロナ性
に優れた主絶縁層が形成される。なお、金型に収納した
後、樹脂を真空加圧含浸,加熱硬化する方法も行われて
いる。
固定子巻線を構成する高電圧回転機コイルは、固定子鉄
心のスロットに収納した状態で使用されるので、そのコ
イル導体は高圧回転機の運転中、接地された固定子鉄心
に対して数KVから十数KVにおよぶ電位差を持つので、両
者間に空隙が存在すると空隙内で放電(部分放電または
コロナ放電と呼ぶ)が発生し、主絶縁層に損傷を与え、
さらにはコイル導体や鉄心を腐食させるなどの悪影響を
及ぼす。そこで、主絶縁層はその製造方法として、耐コ
ロナ性に優れたマイカを主体とする絶縁テープを整列コ
イル導体の外周に所定の厚みで巻装してよく乾燥した
後、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を気泡を残さないよ
う真空加圧含浸し、さらに金型に収納して形状,寸法を
整えた状態で、含浸した樹脂を加熱硬化することによ
り、ボイド等のコロナ発生源を含まず,かつ耐コロナ性
に優れた主絶縁層が形成される。なお、金型に収納した
後、樹脂を真空加圧含浸,加熱硬化する方法も行われて
いる。
【0003】また、主絶縁層とスロットとの間に存在す
る空隙もコロナ放電(外部コロナとも呼ぶ)の発生源に
なるので、主絶縁層の表面に半導電性の低抵抗塗料を塗
布して厚みが0.1mm程度の外部コロナ防止層を形成
し、これを固定子鉄心に導電接触させるよう構成され、
外部コロナ防止層の表面抵抗率を5〜10 KΩ程度の範
囲とすることにより、外部コロナ防止層の電位を大地電
位に近づけて外部コロナの発生を阻止するとともに、外
部コロナ防止層に循環電流が流れることによる発熱およ
び電位上昇を阻止する。
る空隙もコロナ放電(外部コロナとも呼ぶ)の発生源に
なるので、主絶縁層の表面に半導電性の低抵抗塗料を塗
布して厚みが0.1mm程度の外部コロナ防止層を形成
し、これを固定子鉄心に導電接触させるよう構成され、
外部コロナ防止層の表面抵抗率を5〜10 KΩ程度の範
囲とすることにより、外部コロナ防止層の電位を大地電
位に近づけて外部コロナの発生を阻止するとともに、外
部コロナ防止層に循環電流が流れることによる発熱およ
び電位上昇を阻止する。
【0004】さらに、外部コロナ防止層のナイフエッジ
状の両端には運転中電界が集中してコロナ放電(エンド
コロナと呼ぶ)が発生して主絶縁層を損傷する。また、
固定子巻線の耐電圧試験時には沿面放電が発生して耐電
圧性能が低下する。そこで、半導電性の高抵抗塗料を外
部コロナ防止層の端部に重なりを有する所定の幅で塗
布,乾燥したエンドコロナ防止層を設け、その抵抗の電
圧垂下特性を利用して外部コロナ防止層端部の電界集中
を緩和する対策が採られている。
状の両端には運転中電界が集中してコロナ放電(エンド
コロナと呼ぶ)が発生して主絶縁層を損傷する。また、
固定子巻線の耐電圧試験時には沿面放電が発生して耐電
圧性能が低下する。そこで、半導電性の高抵抗塗料を外
部コロナ防止層の端部に重なりを有する所定の幅で塗
布,乾燥したエンドコロナ防止層を設け、その抵抗の電
圧垂下特性を利用して外部コロナ防止層端部の電界集中
を緩和する対策が採られている。
【0005】一方、上記絶縁処理に多くの加工工数を要
する高電圧回転機コイルでは、その製造方法の合理化
と、耐電圧性能および耐熱性能の向上とが求められてい
る。そこで、その一環として主絶縁テ−プ層のテ−ピン
グ作業に引き続き、その外側に半導電性の低抵抗テ−プ
を所定の厚みで巻装して高抵抗テ−プ層を形成し、熱硬
化性樹脂を主絶縁テ−プ層および高抵抗テ−プ層に同時
に含浸,加熱硬化し、主絶縁層および外部コロナ防止層
を同時に形成する方法が、本願出願人等により既に提案
されている。
する高電圧回転機コイルでは、その製造方法の合理化
と、耐電圧性能および耐熱性能の向上とが求められてい
る。そこで、その一環として主絶縁テ−プ層のテ−ピン
グ作業に引き続き、その外側に半導電性の低抵抗テ−プ
を所定の厚みで巻装して高抵抗テ−プ層を形成し、熱硬
化性樹脂を主絶縁テ−プ層および高抵抗テ−プ層に同時
に含浸,加熱硬化し、主絶縁層および外部コロナ防止層
を同時に形成する方法が、本願出願人等により既に提案
されている。
【0006】〔発明が解決しようとする課題〕半導電性
の塗料を主絶縁層の表面に均一に塗布して厚み0.1mm
程度の外部コロナ防止層を形成する従来の方法では、均
一な塗膜を形成するために高度な技能を必要とし、その
塗布時間や硬化時間も長くなるため、高圧回転機コイル
の製造コストの上昇を招く欠点があり、かつ塗膜の厚み
の不均一が原因で局部的に外部コロナが発生し易いとい
う問題がある。これに対して、半導電性の低抵抗テ−プ
を用いる方法では、低抵抗テ−プの繊維基材で補強され
た一様な厚みの外部コロナ防止層が、一体含浸により主
絶縁層に強固に固着し、外部コロナの防止機能および熱
安定性を高度に発揮するとともに、低抵抗塗料の塗布作
業および乾燥工程が排除されることにより、高電圧回転
機コイルの製造工程を合理化できる利点が得られる。
の塗料を主絶縁層の表面に均一に塗布して厚み0.1mm
程度の外部コロナ防止層を形成する従来の方法では、均
一な塗膜を形成するために高度な技能を必要とし、その
塗布時間や硬化時間も長くなるため、高圧回転機コイル
の製造コストの上昇を招く欠点があり、かつ塗膜の厚み
の不均一が原因で局部的に外部コロナが発生し易いとい
う問題がある。これに対して、半導電性の低抵抗テ−プ
を用いる方法では、低抵抗テ−プの繊維基材で補強され
た一様な厚みの外部コロナ防止層が、一体含浸により主
絶縁層に強固に固着し、外部コロナの防止機能および熱
安定性を高度に発揮するとともに、低抵抗塗料の塗布作
業および乾燥工程が排除されることにより、高電圧回転
機コイルの製造工程を合理化できる利点が得られる。
【0007】しかしながら、エンドコロナ防止層は、上
記主絶縁層および外部コロナ防止層の加工が終了した
後、半導電性の高抵抗塗料を外部コロナ防止層の端部に
重なりを有する所定の幅に塗布し、さらに加熱乾燥処理
して例えば0.4mm程度の均一な厚みのエンドコロナ
防止層を形成する方法が採られており、その塗布作業に
高度の技術を必要とするばかりか、その乾燥時間を必要
とするため、エンドコロナ防止層の製造工程の合理化が
求められている。また、塗膜方式のエンドコロナ防止層
はその機械強度が十分で無く、高電圧回転機コイルをス
ロットに挿入する作業でエンドコロナ防止層が部分的に
剥離してエンドコロナの防止機能が低下したり、あるい
は塗膜の吸湿によりエンドコロナの防止機能が低下する
という問題があり、このような問題を回避するためにエ
ンドコロナ防止層の外側に保護被覆を施す必要があり、
この保護被覆の製造にも多くの加工工数を要し、益々高
電圧回転機コイルの製造工程が複雑化するという問題が
生ずる。さらに、炭化珪素の微粉末と合成樹脂および溶
剤とを含む高抵抗塗料は、その塗布作業や硬化作業に際
して換気を必要とするなど環境衛生上の制約がある。
記主絶縁層および外部コロナ防止層の加工が終了した
後、半導電性の高抵抗塗料を外部コロナ防止層の端部に
重なりを有する所定の幅に塗布し、さらに加熱乾燥処理
して例えば0.4mm程度の均一な厚みのエンドコロナ
防止層を形成する方法が採られており、その塗布作業に
高度の技術を必要とするばかりか、その乾燥時間を必要
とするため、エンドコロナ防止層の製造工程の合理化が
求められている。また、塗膜方式のエンドコロナ防止層
はその機械強度が十分で無く、高電圧回転機コイルをス
ロットに挿入する作業でエンドコロナ防止層が部分的に
剥離してエンドコロナの防止機能が低下したり、あるい
は塗膜の吸湿によりエンドコロナの防止機能が低下する
という問題があり、このような問題を回避するためにエ
ンドコロナ防止層の外側に保護被覆を施す必要があり、
この保護被覆の製造にも多くの加工工数を要し、益々高
電圧回転機コイルの製造工程が複雑化するという問題が
生ずる。さらに、炭化珪素の微粉末と合成樹脂および溶
剤とを含む高抵抗塗料は、その塗布作業や硬化作業に際
して換気を必要とするなど環境衛生上の制約がある。
【0008】この発明の目的は、厚みが均一かつ強固で
スロット挿入時の損傷がなく、従って優れたエンドコロ
ナの防止性能が安定して得られるエンドコロナ防止層
と、その合理化された製造方法とを得ることにある。
スロット挿入時の損傷がなく、従って優れたエンドコロ
ナの防止性能が安定して得られるエンドコロナ防止層
と、その合理化された製造方法とを得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によれば、コイル導体と、その外側に巻装
した絶縁テ−プ層およびこの絶縁テ−プ層の外周に巻装
した半導電性の低抵抗テ−プ層とに熱硬化性樹脂を含
浸,加熱硬化してなる主絶縁層および外部コロナ防止層
を有する高電圧回転機の成形コイルにおいて、前記低抵
抗テ−プ層の両端にそれぞれ重なりを有する所定の幅で
巻装した半導電性の高抵抗テ−プ層に、前記熱硬化性樹
脂を前記絶縁テ−プ層および低抵抗テ−プ層と共に一体
含浸,加熱硬化してなるエンドコロナ防止層を備えてな
るものとする。
に、この発明によれば、コイル導体と、その外側に巻装
した絶縁テ−プ層およびこの絶縁テ−プ層の外周に巻装
した半導電性の低抵抗テ−プ層とに熱硬化性樹脂を含
浸,加熱硬化してなる主絶縁層および外部コロナ防止層
を有する高電圧回転機の成形コイルにおいて、前記低抵
抗テ−プ層の両端にそれぞれ重なりを有する所定の幅で
巻装した半導電性の高抵抗テ−プ層に、前記熱硬化性樹
脂を前記絶縁テ−プ層および低抵抗テ−プ層と共に一体
含浸,加熱硬化してなるエンドコロナ防止層を備えてな
るものとする。
【0010】また、半導電性の高抵抗テ−プが、その基
材となる薄い繊維テ−プに、液状の高抵抗塗料を染み込
ませたものとする。
材となる薄い繊維テ−プに、液状の高抵抗塗料を染み込
ませたものとする。
【0011】さらに、エンドコロナ防止層が、高抵抗テ
−プ層の外側に巻装された熱収縮性ポリエステルテ−プ
に熱硬化性樹脂を一体含浸,加熱硬化してなる保護被覆
を有するものとする。
−プ層の外側に巻装された熱収縮性ポリエステルテ−プ
に熱硬化性樹脂を一体含浸,加熱硬化してなる保護被覆
を有するものとする。
【0012】一方、高電圧回転機コイルを製造する一連
の工程が、コイル導体にマイカを含む絶縁テープを所定
の厚みに巻装して絶縁テ−プ層を形成する工程と、その
外周に半導電性の低抵抗テ−プを所定の厚みに巻装して
低抵抗テ−プ層を形成する工程と、その両端に重なりを
保持して半導電性の高抵抗テ−プを所定の幅で巻装して
高抵抗テ−プ層を形成する工程と、前記各テ−プ層に熱
硬化性樹脂を同時に真空,加圧含浸する工程とを含むこ
ととする。
の工程が、コイル導体にマイカを含む絶縁テープを所定
の厚みに巻装して絶縁テ−プ層を形成する工程と、その
外周に半導電性の低抵抗テ−プを所定の厚みに巻装して
低抵抗テ−プ層を形成する工程と、その両端に重なりを
保持して半導電性の高抵抗テ−プを所定の幅で巻装して
高抵抗テ−プ層を形成する工程と、前記各テ−プ層に熱
硬化性樹脂を同時に真空,加圧含浸する工程とを含むこ
ととする。
【0013】
【作用】主絶縁テ−プ層の外周に巻装した半導電性の低
抵抗テ−プ層の両端にそれぞれ重なりを有する所定の幅
で半導電性の高抵抗テ−プ層を形成し、この高抵抗テ−
プ層に熱硬化性樹脂を絶縁テ−プ層および低抵抗テ−プ
層と共に一体含浸,加熱硬化したエンドコロナ防止層を
備えるよう構成したことにより、得られたエンドコロナ
防止層はテ−プ層であるが故に均一な厚みを保持し、基
材の補強作用と含浸樹脂の接着作用により主絶縁層およ
び外部コロナ防止層に強固に固着したエンドコロナ防止
層を形成するので、高抵抗塗料の塗りむらや作業中の剥
離が阻止され、エンドコロナおよび沿面尖絡の防止性能
に優れたエンドコロナ防止層が得られる。
抵抗テ−プ層の両端にそれぞれ重なりを有する所定の幅
で半導電性の高抵抗テ−プ層を形成し、この高抵抗テ−
プ層に熱硬化性樹脂を絶縁テ−プ層および低抵抗テ−プ
層と共に一体含浸,加熱硬化したエンドコロナ防止層を
備えるよう構成したことにより、得られたエンドコロナ
防止層はテ−プ層であるが故に均一な厚みを保持し、基
材の補強作用と含浸樹脂の接着作用により主絶縁層およ
び外部コロナ防止層に強固に固着したエンドコロナ防止
層を形成するので、高抵抗塗料の塗りむらや作業中の剥
離が阻止され、エンドコロナおよび沿面尖絡の防止性能
に優れたエンドコロナ防止層が得られる。
【0014】また、半導電性の高抵抗テ−プを、その基
材となる薄い繊維テ−プに、液状の高抵抗塗料を染み込
ませたものとすれば、簡単なテ−ピング作業により均一
な厚みのエンドコロナ防止層を容易に形成できるととも
に、高抵抗塗料からなるエンドコロナ防止層と同様な抵
抗の垂下特性を有するエンドコロナ防止層を得ることが
できる。
材となる薄い繊維テ−プに、液状の高抵抗塗料を染み込
ませたものとすれば、簡単なテ−ピング作業により均一
な厚みのエンドコロナ防止層を容易に形成できるととも
に、高抵抗塗料からなるエンドコロナ防止層と同様な抵
抗の垂下特性を有するエンドコロナ防止層を得ることが
できる。
【0015】さらに、エンドコロナ防止層が、高抵抗テ
−プ層の外側に巻装された熱収縮性ポリエステルテ−プ
層に熱硬化性樹脂を一体含浸,加熱硬化してなる保護被
覆を有するよう構成すれば、強固で耐湿性能に優れた保
護被覆を工数の増加を殆ど伴わずに形成することができ
る。
−プ層の外側に巻装された熱収縮性ポリエステルテ−プ
層に熱硬化性樹脂を一体含浸,加熱硬化してなる保護被
覆を有するよう構成すれば、強固で耐湿性能に優れた保
護被覆を工数の増加を殆ど伴わずに形成することができ
る。
【0016】一方、高電圧回転機コイルを製造する一連
の工程において、一連のテ−ピング作業と、一回の熱硬
化性樹脂の含浸,加熱硬化工程で一様な厚みの主絶縁
層,外部コロナ防止層,エンドコロナ防止層が強固に固
着して一体化し、かつ保護被覆をも一体化できるととも
に、高抵抗塗料の塗布作業やその乾燥工程が不要になる
ので、高電圧回転機コイルの製造工程を大幅に簡素化す
る機能が得られる。
の工程において、一連のテ−ピング作業と、一回の熱硬
化性樹脂の含浸,加熱硬化工程で一様な厚みの主絶縁
層,外部コロナ防止層,エンドコロナ防止層が強固に固
着して一体化し、かつ保護被覆をも一体化できるととも
に、高抵抗塗料の塗布作業やその乾燥工程が不要になる
ので、高電圧回転機コイルの製造工程を大幅に簡素化す
る機能が得られる。
【0017】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例になる高電圧回転機コイル
を示す断面図であり、絶縁被覆された複数条の素線導体
の整列体からなり、ほぼ長方形断面を有するコイル導体
3には、剥しマイカまたは集成マイカを主体とする絶縁
テ−プを所定の厚みに巻回した絶縁テ−プ層と、その外
側に半導電性の低抵抗テ−プを巻回した低抵抗テ−プ層
と、この低抵抗テ−プ層の両端に重なりを有する所定の
幅で半導電性の高抵抗テ−プを巻回した高抵抗テ−プ層
とがテ−ピングされ、各テ−プ層に同時に熱硬化性樹脂
6を真空,加圧含浸し、金型内に収容して加熱硬化処理
することにより、主絶縁層3,外部コロナ防止層4,お
よびエンドコロナ防止層5が含浸樹脂の硬化物により相
互に固着して一体化した高電圧回転機コイル1が形成さ
れる。
る。図1はこの発明の実施例になる高電圧回転機コイル
を示す断面図であり、絶縁被覆された複数条の素線導体
の整列体からなり、ほぼ長方形断面を有するコイル導体
3には、剥しマイカまたは集成マイカを主体とする絶縁
テ−プを所定の厚みに巻回した絶縁テ−プ層と、その外
側に半導電性の低抵抗テ−プを巻回した低抵抗テ−プ層
と、この低抵抗テ−プ層の両端に重なりを有する所定の
幅で半導電性の高抵抗テ−プを巻回した高抵抗テ−プ層
とがテ−ピングされ、各テ−プ層に同時に熱硬化性樹脂
6を真空,加圧含浸し、金型内に収容して加熱硬化処理
することにより、主絶縁層3,外部コロナ防止層4,お
よびエンドコロナ防止層5が含浸樹脂の硬化物により相
互に固着して一体化した高電圧回転機コイル1が形成さ
れる。
【0018】半導電性の高抵抗テ−プとしては、その基
材に薄いガラス(繊維)テ−プまたはポリエステル(繊
維)テ−プを用い、この基材に炭化珪素微粉末を主剤と
する液状の高抵抗塗料を染み込ませ、乾燥処理したテ−
プが用いられる。例えば市販されているテ−プとして、
スイス,ISOLA 社製のSEMI CONDUCTIVE CORONA PROTECT
ION TAPE No.217.01,No217.02,No217.03や、日本マイカ
製作所製のSGT-X2テ−プなどを使用することができる。
材に薄いガラス(繊維)テ−プまたはポリエステル(繊
維)テ−プを用い、この基材に炭化珪素微粉末を主剤と
する液状の高抵抗塗料を染み込ませ、乾燥処理したテ−
プが用いられる。例えば市販されているテ−プとして、
スイス,ISOLA 社製のSEMI CONDUCTIVE CORONA PROTECT
ION TAPE No.217.01,No217.02,No217.03や、日本マイカ
製作所製のSGT-X2テ−プなどを使用することができる。
【0019】図2は実施例になるエンドコロナ防止層の
体積抵抗率の電圧依存性を示す特性線図であり、実施例
で得られた特性を曲線11に、高抵抗塗膜からなる従来
のエンドコロナ防止層の特性を曲線12に比較例として
示してある。図において、印加電圧の上昇に対する体積
抵抗率の低下(電圧垂下特性)が両曲線相互に近接して
おり、この図から、エンドコロナ防止層に高抵抗テ−プ
を用いても、高抵抗塗料を用いた従来のエンドコロナ防
止層と同等のエンドコロナ防止性能が得られることが判
明した。
体積抵抗率の電圧依存性を示す特性線図であり、実施例
で得られた特性を曲線11に、高抵抗塗膜からなる従来
のエンドコロナ防止層の特性を曲線12に比較例として
示してある。図において、印加電圧の上昇に対する体積
抵抗率の低下(電圧垂下特性)が両曲線相互に近接して
おり、この図から、エンドコロナ防止層に高抵抗テ−プ
を用いても、高抵抗塗料を用いた従来のエンドコロナ防
止層と同等のエンドコロナ防止性能が得られることが判
明した。
【0020】表1は実施例になるエンドコロナ防止層の
エンドコロナ開始電圧および沿面尖絡電圧を従来のそれ
と比較して示す特性表であり、実施例になるエンドコロ
ナ防止層を有する高電圧回転機コイルのエンドコロナ開
始電圧および沿面尖絡電圧は、比較例のそれと同等以上
の値を示している。
エンドコロナ開始電圧および沿面尖絡電圧を従来のそれ
と比較して示す特性表であり、実施例になるエンドコロ
ナ防止層を有する高電圧回転機コイルのエンドコロナ開
始電圧および沿面尖絡電圧は、比較例のそれと同等以上
の値を示している。
【0021】
【表1】
【0022】上述のように構成されたエンドコロナ防止
層は、熱硬化性樹脂の一回の含浸,加熱硬化工程で、主
絶縁層,外部コロナ防止層と一体化した強固で均一な厚
みのエンドコロナ防止層を形成できるので、高抵抗塗料
の塗りむらや外力による損傷等による性能の低下が無
く、安定性に優れたエンドコロナ防止層を有する高電圧
回転機コイルを得ることができる。また、高度の技能を
要求される高抵抗塗料の塗布作業やその加熱硬化工程な
どの後加工が不要になので、高電圧回転機コイルの製造
工程を大幅に簡単化することができる。
層は、熱硬化性樹脂の一回の含浸,加熱硬化工程で、主
絶縁層,外部コロナ防止層と一体化した強固で均一な厚
みのエンドコロナ防止層を形成できるので、高抵抗塗料
の塗りむらや外力による損傷等による性能の低下が無
く、安定性に優れたエンドコロナ防止層を有する高電圧
回転機コイルを得ることができる。また、高度の技能を
要求される高抵抗塗料の塗布作業やその加熱硬化工程な
どの後加工が不要になので、高電圧回転機コイルの製造
工程を大幅に簡単化することができる。
【0023】図3はこの発明の異なる実施例を示す高電
圧回転機コイルの断面図であり、エンドコロナ防止層5
の外側に保護被覆7を設けた点が前述の実施例と異なっ
ている。保護被覆7は、高抵抗テ−プ層の外側に熱収縮
性のポリエステル繊維テ−プを1ないし2層巻回し、主
絶縁層と共に熱硬化性樹脂を含浸,加熱硬化処理するこ
とにより形成される。従って、絶縁テ−プ層および高抵
抗テ−プ層がポリエステルテ−プにより緊縛された状態
で樹脂含浸の硬化物により保護被覆と一体化するので、
エンドコロナ防止層が機械的に補強され、かつ耐湿性能
が向上する。
圧回転機コイルの断面図であり、エンドコロナ防止層5
の外側に保護被覆7を設けた点が前述の実施例と異なっ
ている。保護被覆7は、高抵抗テ−プ層の外側に熱収縮
性のポリエステル繊維テ−プを1ないし2層巻回し、主
絶縁層と共に熱硬化性樹脂を含浸,加熱硬化処理するこ
とにより形成される。従って、絶縁テ−プ層および高抵
抗テ−プ層がポリエステルテ−プにより緊縛された状態
で樹脂含浸の硬化物により保護被覆と一体化するので、
エンドコロナ防止層が機械的に補強され、かつ耐湿性能
が向上する。
【0024】図4は高電圧回転機コイルの一連の製作工
程を示す流れ図であり、主絶縁層のテ−ピング工程,外
部コロナ防止層のテ−ピング工程,エンドコロナ防止層
のテ−ピング工程,さらには保護被覆のテ−ピング工程
が、使用するテ−プを変えるだけの一連の工程で連続的
に形成され、かつ熱硬化性樹脂の一回の含浸,加熱硬化
工程で各テ−プ層が強固に一体化されるとともに、エン
ドコロナ防止層や保護被覆を形成する後加工が殆ど不要
になるので、高電圧回転機コイルの製作工程が大幅に簡
素化され、例えば、高抵抗塗料を用いてエンドコロナ防
止層を後加工する従来の製造方法に比べて、巻線製作工
数の約10%,製作コストの約8%を低減できることが
判明した。
程を示す流れ図であり、主絶縁層のテ−ピング工程,外
部コロナ防止層のテ−ピング工程,エンドコロナ防止層
のテ−ピング工程,さらには保護被覆のテ−ピング工程
が、使用するテ−プを変えるだけの一連の工程で連続的
に形成され、かつ熱硬化性樹脂の一回の含浸,加熱硬化
工程で各テ−プ層が強固に一体化されるとともに、エン
ドコロナ防止層や保護被覆を形成する後加工が殆ど不要
になるので、高電圧回転機コイルの製作工程が大幅に簡
素化され、例えば、高抵抗塗料を用いてエンドコロナ防
止層を後加工する従来の製造方法に比べて、巻線製作工
数の約10%,製作コストの約8%を低減できることが
判明した。
【0025】
【発明の効果】この発明は前述のように、主絶縁テ−プ
層の外周に巻装した半導電性の低抵抗テ−プ層の両端に
それぞれ重なりを有する所定の幅で半導電性の高抵抗テ
−プ層を形成し、この高抵抗テ−プ層に熱硬化性樹脂を
絶縁テ−プ層および低抵抗テ−プ層と共に一体含浸,加
熱硬化したエンドコロナ防止層を備えるよう構成した。
その結果、高抵抗テ−プの基材の補強作用と含浸樹脂の
接着作用により、主絶縁層および外部コロナ防止層に強
固に固着した均一な厚みのエンドコロナ防止層を容易に
形成できるので、高抵抗塗料を用いた従来のエンドコロ
ナ防止層で問題となった、均一な厚みを得るための高度
の塗布技術や、高抵抗塗料の塗りむら,機械的損傷に起
因する性能の低下などが排除され、エンドコロナおよび
沿面尖絡の防止性能に優れたエンドコロナ防止層を備え
た高電圧回転機コイルを提供することができる。
層の外周に巻装した半導電性の低抵抗テ−プ層の両端に
それぞれ重なりを有する所定の幅で半導電性の高抵抗テ
−プ層を形成し、この高抵抗テ−プ層に熱硬化性樹脂を
絶縁テ−プ層および低抵抗テ−プ層と共に一体含浸,加
熱硬化したエンドコロナ防止層を備えるよう構成した。
その結果、高抵抗テ−プの基材の補強作用と含浸樹脂の
接着作用により、主絶縁層および外部コロナ防止層に強
固に固着した均一な厚みのエンドコロナ防止層を容易に
形成できるので、高抵抗塗料を用いた従来のエンドコロ
ナ防止層で問題となった、均一な厚みを得るための高度
の塗布技術や、高抵抗塗料の塗りむら,機械的損傷に起
因する性能の低下などが排除され、エンドコロナおよび
沿面尖絡の防止性能に優れたエンドコロナ防止層を備え
た高電圧回転機コイルを提供することができる。
【0026】また、半導電性の高抵抗テ−プを、その基
材となる薄い繊維テ−プに、半導電性,液状の高抵抗塗
料を染み込ませたものとすれば、容易化したテ−ピング
作業により均一な厚みのエンドコロナ防止層を容易に形
成できるとともに、高抵抗塗料からなるエンドコロナ防
止層と同様な抵抗の垂下特性を有するエンドコロナ防止
層が得られ、したがって、エンドコロナおよび沿面尖絡
の防止性能に優れたエンドコロナ防止層を備えた高電圧
回転機コイルを提供することができる。
材となる薄い繊維テ−プに、半導電性,液状の高抵抗塗
料を染み込ませたものとすれば、容易化したテ−ピング
作業により均一な厚みのエンドコロナ防止層を容易に形
成できるとともに、高抵抗塗料からなるエンドコロナ防
止層と同様な抵抗の垂下特性を有するエンドコロナ防止
層が得られ、したがって、エンドコロナおよび沿面尖絡
の防止性能に優れたエンドコロナ防止層を備えた高電圧
回転機コイルを提供することができる。
【0027】さらに、エンドコロナ防止層が、高抵抗テ
−プ層の外側に巻装された熱収縮性ポリエステルテ−プ
層に熱硬化性樹脂を一体含浸,加熱硬化してなる保護被
覆を有するよう構成すれば、強固で耐湿性能に優れた保
護被覆を工数の増加を殆ど伴わずに形成することができ
るので、より信頼性の高いエンドコロナ防止層を備えた
高電圧回転機コイルを提供することができる。
−プ層の外側に巻装された熱収縮性ポリエステルテ−プ
層に熱硬化性樹脂を一体含浸,加熱硬化してなる保護被
覆を有するよう構成すれば、強固で耐湿性能に優れた保
護被覆を工数の増加を殆ど伴わずに形成することができ
るので、より信頼性の高いエンドコロナ防止層を備えた
高電圧回転機コイルを提供することができる。
【0028】一方、この発明の高電圧回転機コイルの製
造方法においては、絶縁テ−プ層,低抵抗テ−プ層,お
よび高抵抗テ−プ層が異なるテ−プを用いた一連のテ−
ピング工程により連続的に形成され、一回の熱硬化性樹
脂の含浸,加熱硬化工程で主絶縁層,外部コロナ防止
層,エンドコロナ防止層が強固に固着して一体化した高
電圧回転機コイルを製作できるとともに、高抵抗塗料の
塗布作業やその乾燥工程、さらには保護被覆の製作工程
など、従来後加工として行われていた工程が殆ど不要に
なるので、高電圧回転機コイルの製造工程が大幅に合理
化され、例えば、高抵抗塗料を用いてエンドコロナ防止
層を後加工する従来の製造方法に比べて、巻線製作工数
の約10%,製作コストの約8%を低減することが可能
になり、高電圧回転機のコスト低減に貢献できる利点が
得られる。
造方法においては、絶縁テ−プ層,低抵抗テ−プ層,お
よび高抵抗テ−プ層が異なるテ−プを用いた一連のテ−
ピング工程により連続的に形成され、一回の熱硬化性樹
脂の含浸,加熱硬化工程で主絶縁層,外部コロナ防止
層,エンドコロナ防止層が強固に固着して一体化した高
電圧回転機コイルを製作できるとともに、高抵抗塗料の
塗布作業やその乾燥工程、さらには保護被覆の製作工程
など、従来後加工として行われていた工程が殆ど不要に
なるので、高電圧回転機コイルの製造工程が大幅に合理
化され、例えば、高抵抗塗料を用いてエンドコロナ防止
層を後加工する従来の製造方法に比べて、巻線製作工数
の約10%,製作コストの約8%を低減することが可能
になり、高電圧回転機のコスト低減に貢献できる利点が
得られる。
【図1】この発明の実施例になる高電圧回転機コイルを
示す断面図
示す断面図
【図2】実施例になるエンドコロナ防止層の体積抵抗率
の電圧依存性を示す特性線図
の電圧依存性を示す特性線図
【図3】この発明の異なる実施例を示す高電圧回転機コ
イルの断面図
イルの断面図
【図4】この発明の実施例になる高電圧回転機コイルの
一連の製作工程を示す流れ図
一連の製作工程を示す流れ図
1 高電圧回転機コイル
2 コイル導体(整列導体)
3 主絶縁層(絶縁テ−プ層を含む)
4 外部コロナ防止層(低抵抗テ−プ層を含む)
5 エンドコロナ防止層(高抵抗テ−プ層を含む)
6 熱硬化性樹脂(含浸樹脂)
7 保護被覆(熱収縮性ポリエステルテ−プを含む)
Claims (4)
- 【請求項1】コイル導体と、その外側に巻装した絶縁テ
−プ層およびこの絶縁テ−プ層の外周に巻装した半導電
性の低抵抗テ−プ層とに熱硬化性樹脂を含浸,加熱硬化
してなる主絶縁層および外部コロナ防止層を有する高圧
回転機の整形コイルにおいて、前記低抵抗テ−プ層の両
端にそれぞれ重なりを有する所定の幅で巻装した半導電
性の高抵抗テ−プ層に、前記熱硬化性樹脂を前記絶縁テ
−プ層および低抵抗テ−プ層と共に一体含浸,加熱硬化
してなるエンドコロナ防止層を備えてなることを特徴と
する高電圧回転機コイル。 - 【請求項2】半導電性の高抵抗テ−プが、その基材とな
る薄い繊維テ−プに液状の高抵抗塗料を染み込ませたも
のであることを特徴とする請求項1記載の高電圧回転機
コイル。 - 【請求項3】エンドコロナ防止層が、高抵抗テ−プ層の
外側に巻装された熱収縮性ポリエステルテ−プに熱硬化
性樹脂を一体含浸,加熱硬化してなる保護被覆を有する
ことを特徴とする請求項1記載の高電圧回転機コイル。 - 【請求項4】高電圧回転機コイルを製造する一連の工程
が、コイル導体にマイカを含む絶縁テープを所定の厚み
に巻装して絶縁テ−プ層を形成する工程と、その外周に
半導電性の低抵抗テ−プを所定の厚みに巻装して低抵抗
テ−プ層を形成する工程と、その両端に重なりを保持し
て半導電性の高抵抗テ−プを所定の幅で巻装して高抵抗
テ−プ層を形成する工程と、前記各テ−プ層に熱硬化性
樹脂を同時に真空,加圧含浸する工程とを含むことを特
徴とする請求項1記載の高電圧回転機コイルの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157223A JPH0515095A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 高電圧回転機コイルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157223A JPH0515095A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 高電圧回転機コイルおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515095A true JPH0515095A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15644917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3157223A Pending JPH0515095A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 高電圧回転機コイルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515095A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996017428A1 (de) * | 1994-12-01 | 1996-06-06 | Elin Energieversorgung Gmbh | Verfahren zum herstellen eines mit potentialsteuerungen versehenen wicklungsstabes von hochspannungswicklungen für eine rotierende elektrische maschine |
| US6493115B1 (en) * | 1994-11-18 | 2002-12-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus for processing a document image in accordance with an area specified by a marker marked on the document |
| CN116633061A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-08-22 | 东方电气(德阳)电动机技术有限责任公司 | 一种定子线棒防晕结构及其成型方法 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3157223A patent/JPH0515095A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6493115B1 (en) * | 1994-11-18 | 2002-12-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus for processing a document image in accordance with an area specified by a marker marked on the document |
| WO1996017428A1 (de) * | 1994-12-01 | 1996-06-06 | Elin Energieversorgung Gmbh | Verfahren zum herstellen eines mit potentialsteuerungen versehenen wicklungsstabes von hochspannungswicklungen für eine rotierende elektrische maschine |
| CN116633061A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-08-22 | 东方电气(德阳)电动机技术有限责任公司 | 一种定子线棒防晕结构及其成型方法 |
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